JPH0831159B2 - 紙幣取扱装置 - Google Patents

紙幣取扱装置

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JPH0831159B2
JPH0831159B2 JP63032877A JP3287788A JPH0831159B2 JP H0831159 B2 JPH0831159 B2 JP H0831159B2 JP 63032877 A JP63032877 A JP 63032877A JP 3287788 A JP3287788 A JP 3287788A JP H0831159 B2 JPH0831159 B2 JP H0831159B2
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bill
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賢美 鮎貝
伸一 須藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙幣自体の異常の有無や紙幣上に重なり合
った異物の種類等を判別して、紙幣を所定の経路で搬送
し処理する紙幣取扱装置に関する。
(従来の技術) 紙幣自動入出金装置においては、取引口に複数枚の紙
幣が積み重ねられて取り込まれると、その紙幣を1枚ず
つ分離して搬送路に送り込みその金種を判別し、又、紙
幣の真偽を鑑定して入金処理等種々の処理を行なう。そ
して、例えば2枚以上重なったまま搬送された紙幣につ
いては、こを検知して顧客に返却するようにしている。
紙幣自体が損傷していたり著しく汚損しているような場
合にも、同様に顧客に返却するようにしている。
一方、出金処理においては、装置内の金庫から2枚以
上重なって取り出された紙幣については、再度金庫に戻
し顧客への支払いを阻止する機能を持っている。損傷し
ている紙幣が金庫から取り出されたような場合にも同様
の処置を施す。
従来、このような紙幣自体の異常の有無や紙幣の重な
り合いを判別するために、次のような装置が使用されて
いた。
第2図に、光学検知器を使用した紙幣判別装置の動作
説明図を示す。
図において、紙幣1の上下には発光素子2と受光素子
3とが配置されている。発光素子2から紙幣1を通過し
て受光素子3に光が入射すると、受光素子3はそれを光
電変換して所定の出力信号を得る。この出力信号は透過
光量に比例しており、紙幣が無い場合最も明るくてレベ
ルAを示し、正常な紙幣が1枚の場合には一点鎖線のレ
ベルBを示し、紙幣が2枚の場合には実線のレベルCを
示す。これに対して、予め判別装置側で閾値レベルDを
設定しておき、このレベルD以下の透過光量の場合には
2以上の紙幣が重なり合っているものと判別する。又、
著しく汚損した紙幣についても同様の判別が行なわれ
る。
一方、第3図は、物理的に紙幣の厚みを検知する厚み
検知器の動作説明図である。
この場合、紙幣1は一対のローラ4,5に挟まれて搬送
される。このとき、両ローラ4,5の間に生じる隙間に対
応する電圧が、厚み検出出力信号として得られる。紙幣
が無い場合の出力信号が最も低くレベルAを示し、正常
な紙幣が1枚の場合には一点鎖線のレベルBを示し、紙
幣が2枚の場合には実線のレベルCを示す。これに対し
て、閾値Dを設定することにより、この一対のローラ4,
5間を1枚の紙幣が搬送されたか、2枚以上の紙幣が重
なり合って搬送されたかを判別することができる。この
ように物理的に厚みを検知する厚み検知器としては、ロ
ーラ式の他、電圧式、静電容量式等のものが知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一般に紙幣が破損したような場合には、接
着テープ等を用いて補修して使用される場合が多い。紙
幣自動入出金装置では、通常、このような補修紙幣につ
いては入金を拒否し、又、あるいは出金を阻止するよう
にしている。これは、不正使用等を防止するための措置
でもある。
しかし、このような補修紙幣の判別を行なおうとする
場合、従来、次のような問題が生じていた。
先ず、第2図に示したような光学検知器を使用した場
合、透明な接着テープを使用して補修した紙幣について
は、1枚の紙幣が通過した場合と比べて、その透過光量
にほとんど差が生じない。従って、光学検知器ではこの
両者を明瞭に判別することができず、紙幣取扱装置にお
いて補修紙幣をそのまま計数し、あるいは出金してしま
うという可能性もあった。
一方、第3図に示した物理的厚みを検知する厚み検知
器を使用した場合、紙幣に対する接着テープの張り方に
よって問題が生じることがある。
第4図は、紙幣1が接着テープ6によって補修されて
おり、これが矢印7方向に搬送されて厚み検知が行なわ
れる場合を示す。
第4図(a)はその紙幣の斜視図であるが、その矢印
7を含む面の横断面を同図(b)に示した。このような
断面構造の紙幣を、第3図に示したような一対のローラ
4,5が挟み、その厚みを検出すると、同図(c)に示す
ような出力信号が得られる。これは、同図(b)に示し
た横断面形状とよく対応しており、この波形を解析すれ
ば、紙幣上にこの紙幣とは異なる形状の接着テープ等の
異物が重なり合っていることを認識することができる。
一方、第5図は紙幣1の搬送方向、即ち矢印7方向に
平行に接着テープ6が張り付けられて補修されている場
合の実例を示す。
第5図(a)はその紙幣の斜視図で、同図(b)はそ
の矢印7を含む面から見た断面図である。このような断
面形状の紙幣1を、第3図に示した一対のローラ4及び
5によって厚み検知を行なうと、第5図(c)に示した
ような出力信号が得られる。この出力信号は、少なくと
も正常な紙幣1枚が通過した場合の出力信号とそのレベ
ルが相違することから、何らかの異物が重なり合ってい
ることの判別は可能である。
しかし第6図に示すように、2枚の紙幣1及び1′が
重なり合って矢印7方向に搬送された場合には、その矢
印7を含む面から見た横断面は同図(b)に示すよう
に、第5図(b)に示したものとほぼ同形状となり、厚
み検知器の出力信号も第6図(c)に示すように、第5
図(c)の出力信号とほぼ同波形となる。
従って、第5図に示した接着テープ6の厚みが紙幣1
の厚みとほぼ同様である場合、第5図の状態と第6図の
状態を比較して明らかなように、両者を区別することが
できない。故にこの判別装置は、接着テープで補修され
た紙幣と2枚重なり合って搬送される紙幣とを、同等に
扱ってしまうことになる。
又、図示していないが、この物理的な厚みを検知する
厚み検知器では、著しく汚損した紙幣と正常な紙幣との
出力信号にも差異が無く、両者を区別することができな
い。
しかしながら、紙幣取扱装置には、これらの各種の状
態に応じて紙幣を顧客に返還したり、紙幣の出金を防止
したりする、適切な対応が要求される。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、搬送さ
れる紙幣自体の異常の有無や重なり合った異物の種類に
応じて、その状態を正確に判別し、紙幣の搬送経路を選
択できる紙幣取扱装置を提供することを目的とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明は、取引口から受け入れた紙幣の真偽、正損を
鑑別する鑑別手段と、該鑑別手段で真券とされた紙幣を
所定の収納庫に収納する搬送制御手段とを備えて入金取
引を行なうとともに、前記収納された紙幣のうち出金に
利用可能な紙幣を出金に再利用して出金取引を行なう紙
幣取扱装置において、紙幣の透過光量を検知する光学検
知器と、紙幣の厚み量を検知する厚み検知器と、記光学
検知器により検知された紙幣の透過光量が所定量以上で
あって、かつ、厚み検知器により検知された厚み量が所
定量以上である場合に、透明な接着テープで補修された
紙幣であると判別し、光学検知器により検知された紙幣
の透過光量が所定量以上であって、かつ、厚み検知器に
より検知された厚み量が所定量以下である場合に、正常
な一枚の紙幣であると判別する判別手段と、出金取引に
再利用可能な紙幣を収納する出金用紙幣収納庫と、出金
取引に再利用不可能な紙幣を収納するリジェクト券収納
庫とを備え、さらに、搬送制御手段は入金取引の場合
に、判別手段で正常な一枚の紙幣と判別され、かつ、鑑
別手段で真券かつ正券と鑑別された紙幣を出金用紙幣収
納庫に収納し、判別手段で透明な接着テープで補修され
た紙幣と判別され、かつ、鑑別手段で真券と鑑別された
紙幣を、リジェクト券収納庫に収納することを特徴とす
る。
(作用) 以上の装置は、光学検知器および厚み検知器の出力が
所定の場合に、入金時に受入れた紙幣が、透明な接着テ
ープで補修された紙幣であると判定し、出金用紙幣収納
庫と別に設けられたリジェクト紙幣収納庫に収納する。
(実施例) 〈紙幣取扱装置のブロック図〉 第1図は、本発明の紙幣取扱装置のブロック図であ
る。
この装置は、紙幣の取り出しと受け入れを行なう取引
口11と、収納庫12を備えており、両者の間には、紙幣を
搬送するための搬送路13が設けられている。
この搬送路13において、紙幣はここでは図示していな
い種々の搬送経路を搬送される。この搬送経路制御のた
め、搬送制御手段14が設けられている。
この装置は更に、紙幣の真偽を鑑別する紙幣鑑別手段
24が設けられている。この紙幣鑑別手段24は搬送路13中
に設けられる。
更にこの装置には、第2図を用いて説明した光学検知
器16と、第3図を用いて説明した厚み検知器15及び判別
手段30とが設けられている。これら検知器は、判別すべ
き紙幣の搬送路上の適当な箇所に配置されている。
厚み検知器15の出力は増幅器17に入力するよう結線さ
れ、増幅器17の出力と判定レベル設定器18の出力は、比
較器21に入力するよう結線されている。
又、光学検知器16の出力は判別手段30の増幅器19に入
力し、増幅器19の出力と判定レベル設定器20の出力と
が、比較器22に入力するよう結線されている。
そして、増幅器17の出力と比較器21の出力、及び増幅
器19の出力と比較器22の出力は、それぞれ判別制御部23
に入力するよう結線されている。ここで、増幅器17及び
増幅器19は、厚み検知器15あるいは光学検知器16の出力
をそれぞれ所定のレベルまで増幅するための既知の増幅
器である。
又、判定レベル設定器18は、第3図で説明した閾値D
に相当する判定用の信号を出力する回路である。これ
は、安定化電源とそれを適当に分圧する抵抗器等から構
成される既知の回路で、具体的な図示を省略した。判定
レベル設定器20も同様に、第2図で示した閾値Dに相当
する信号を出力する回路である。その具体的な構成は判
定レベル設定器18と同様である。
比較器21及び22は、いずれもその反転入力端子と非反
転入力端子に入力した信号を比較し、その差電圧を増幅
して出力する回路である。判別制御部23は、マイクロプ
ロセッサ等から構成されており、比較器21及び22から出
力されるメカ二重信号21aと光学二重信号22aを受け入れ
て、後述の判別を行なう回路である。
〈窓口装置の外観〉 第7図は、第1図に示した本発明の装置の組込みに適
する窓口装置の構成を示す外観図である。
この装置は、銀行等の金融機関の店舗内にあり、顧客
側とテラー側を区切っているカウンタ31に設けられ、こ
のカウンタ31の顧客側には、IDカード(いわゆるキャッ
シュカード)の挿入によりID情報を読み取り、取引き処
理終了後にIDカードを排出するIDカードリーダライタ32
と、作業の確認取消及び暗証番号その他顧客が必要とす
る情報の入力に用いる顧客用入力手段33と、カウンタ31
に埋め込まれ顧客の操作を誘導する文言や入力データ、
確認データ、取引処理データ等を表示する顧客用表示装
置34とが配置されている。一方、テラー側には、テラー
が顧客と対応しながら取引に必要なデータを入力し、あ
るいは指示を入力するためのテラー用入力手段35と、入
力された取引データやテラーのための操作誘導文言、及
びその他の取引の過程で必要なデータやメッセージを表
示するテラー用表示装置36等が配置されている。
一方、カウンタ31の右下には、通帳伝票などを挿入し
て取引データを印字すると共に通帳に貼付された磁気ス
トライプの読み取り、書き込みを行なう印字部37と、各
種情報を記憶しておくディスク装置38とが配置されてい
る。又、カウンタ31の中央には、顧客又はテラーにより
投入された紙幣の判別及び金額の計数などを行なって、
真判別の現金を受納し、また指定された金種、枚数の現
金を計数して顧客又はテラーに放出する窓口用の紙幣取
扱装置本体40が配置されている。ここには、入金するた
めの受け入れ、あるいは放出された紙幣を集積する取引
口11と、入金時、偽券又は鑑別不能券と判別された紙幣
を集積するリジェクト口42が設けられている。
〈窓口装置のブロック構成〉 第8図は、第7図に示したような窓口装置の接続形態
を示すブロック図である。
既に説明したように、この装置は、IDカードリーダラ
イタ32と、顧客用入力手段33、顧客用表示装置34、テラ
ー用入力手段35、テラー用表示装置36及び印字部37を有
しており、これらは制御部39に接続されてオンライン端
末装置50を形成している。そして、このオンライン端末
装置50は、中央処理装置60とネットワーク70を介して接
続されている。紙幣取扱装置40は、オンライン端末装置
50に有機的に接続される。上記制御部39は、前記各ブロ
ックを制御すると共に、中央処理装置60とオンラインで
接続する機能をも有し、各種取引をいわゆるオンライン
処理するものである。上記オンライン端末装置50は一般
に、テラーズマシン(略称TM)と呼ばれているものであ
る。
このオンライン端末装置50は、制御部39を介して紙幣
取扱装置40をオンラインで接続し、主に貨幣の入金及び
出金動作を行なわせる指令を送信し、その動作結果を受
信する機能を有しており、窓口における現金の受け入れ
及び払い出しをテラーが手許で行なえるようにしてい
る。
紙幣取扱装置40は、現金の入金及び出金動作をオンラ
イン端末装置50からの指令を受けて行なうと共に、その
結果をオンライン端末装置50に返送することを主な機能
としているものである。この紙幣取扱装置40中に、第1
図に示したブロックが組み込まれている。
〈紙幣取扱装置の構成〉 第9図は、このような機能を持った窓口用紙幣取扱装
置の詳細な断面図である。
図において、この装置には、その上部に入金計数を行
なうための紙幣をセットする入金口11aと、出金紙幣又
は、入金計数の結果偽券又は鑑別不能券と判定された紙
幣、あるいは入金計数時、2枚以上重なって搬送された
紙幣を集積返却する出金口11bが設けられている。この
入金口11aと出金口11bとから成る取引口11は、シャッタ
11cにより開閉される。またこの他に、オンライン端末
装置50(第11図)の指令もしくは装置本体の設定によっ
て入金計数時の偽券又は鑑別不能券、あるいは2枚以上
重なって搬送された紙幣を、出金口11bとは別に集積す
ることが可能な、リジェクト口42が配設されている。
又、この装置において、入金分離機構43は、上記入金
口11aに投入された紙幣1を1枚ずつ分離し、搬送路13a
に送り出すものであり、送り出された紙幣1は搬送路13
aを通じて判別鑑定部44へ送り込まれる。
〈判別鑑別部の動作〉 判別鑑別部44は、第9図中央部に示すように、厚み検
知器15と光学検知器16と紙幣鑑別部24とから構成され
る。
第9図において、判別鑑別部44に送り込まれてきた紙
幣は、その物理的厚みを検出する厚み検知器15及び透過
光量を検知する光学検知器16を通過する。通過中に得ら
れた出力信号は、第1図に示したように、それぞれ増幅
器17及び19を介して増幅され、アナログ信号VMA、VMB
なって比較器21の非反転入力端子あるいは比較器22の反
転入力端子に供給される。判定レベル設定器18では、厚
み検知器15が正常な厚みを検出した時の増幅器17の出力
電圧と正常な紙幣2枚の厚みを検出した時の出力電圧と
の間の適切な判定レベル電圧VRAが設定されて、比較器2
1の反転入力端子に供給される。
判定レベル設定器20では、光学検知器16が正常な紙幣
1枚の透過光量を検出したときの増幅器19の出力電圧と
正常な紙幣2枚の厚みを検出したときの出力電圧との間
の適切な判定レベル電圧VRBが設定され、比較器22の非
反転入力端子に供給される。
比較器21では、アナログ信号VMAが判定レベル電圧VRA
を超えると、メカニカルに紙幣2枚以上の重なりが生じ
たと判定するメカ二重信号21aを出力する。一方、比較
器22では、アナログ信号VMBが判定レベル電圧VRBを下回
ると、光学的に紙幣2枚以上の重なりが生じたと判定す
る光学二重信号22aを出力する。比較器21から出力され
る信号は、アナログ信号VMAの立ち上がりのタイミング
を捕らえて判別制御部23内で発生されるサンプリング信
号によりサンプリングされ、検出中の紙幣が1枚か2枚
以上かという判別結果を判別制御部23内部のメモリ等に
保持しておく。同様に比較器22から出力される信号も判
別制御部23でサンプリング、判別、保持される。判別制
御部23は、上記2つの保持された判別結果をもとに、第
10図に示すようなフローで、紙幣の判定を行なう。
即ち、2枚以上重なり合った紙幣、透明な接着テ
ープによって補修された紙幣、極度に汚損した紙幣、
あるいは、紙幣よりも光の透過率の悪い他の紙幣、及
び、正常な1枚の紙幣、の4つのうちのいずれかであ
るかの判別を行なう。
第10図のフローチャートにより、判別制御部23の動作
を説明する。尚、ここで、光学二重信号もメカ二重信号
も正常な1枚の紙幣に対してはロウレベル(L)で、2
枚重なった紙幣についてはハイレベル(H)を示すもの
とする。例えば、光学検知器16によれば、透明テープに
より補修された紙幣については、この光学二重信号がロ
ウレベルとなり、厚み検知器15によれば、メカ二重信号
がハイレベルとなる。
このフローチャートにおいては、ステップS1でメカ二
重信号がハイレベルかロウレベルかを判別し、ステップ
S2及びステップS3で光学二重信号がハイレベルかロウレ
ベルかの判別をしている。その論理は第1表の通りとな
る。
本発明の装置はこの第1表に示すように、光学二重信
号もメカ二重信号もロウレベルの場合正常な1枚の紙幣
と判定し、光学二重信号もメカ二重もハイレベルの場合
2枚以上重なり合った紙幣と判別し、光学二重信号がロ
ウレベルでメカ二重信号がハイレベルの場合透明テープ
補修紙幣と判別し、その逆の場合極度に汚損した紙幣等
と判別する。
このような判別処理の後、第1図の紙幣鑑別手段24
は、紙幣の金種、真偽、及び正損の鑑定を行なう。上記
判別制御部23の判別結果と紙幣鑑別手段24の鑑別結果と
合せて、搬送制御手段14は、各々の取引モードに応じた
搬送制御を行なう。
〈紙幣の搬送動作〉 再び第9図に戻って、今度は搬送路の詳細と収納庫の
構成等を説明する。
搬送路13bは、判別鑑別部44を通過した紙幣を後工程
へ送るものである。入金処理時、鑑別の結果、2枚以上
重なった紙幣、偽券、及び鑑別不能券とされたものは、
切替えゲート46aによって搬送路13c側に搬送される。
又、鑑別の結果真券とされたものは、切替えゲート46a
によって搬送路13dに搬送される。搬送路13cは、搬送さ
れてきた紙幣を切替えゲート46bによって出金口11b又は
リジェクト口42へ送り込む。
又、搬送路13dは、搬送されてきた真券紙幣のうち、
透明な接着テープで補修された紙幣や、損券又は五千券
を、切替えゲート46eによって仕切板48c上の一時保留庫
47cに送り込む。又、真券紙幣のうち万券を切替えゲー
ト46dによって仕切板48b上の一時保留庫47bに送り込
む。更に、真券紙幣のうち千券を切替えゲート46cによ
って仕切板48a上の一時保留庫47aに送り込む。
一時保留庫47a〜47cは、入金時、取引の成立の可否が
判明するまで一時的に紙幣を貯留しておく貯留部であ
る。従って、一時保留庫47a〜47cと収納庫12a〜12cとの
間の仕切板48a〜48cは、入金時、取引が成立するといず
れも矢印A方向へ移動し、その上に集積されていた紙幣
を収納庫12a〜12cへ収納させるもので、出金時は常に矢
印A方向へ移動しているものである。
万券用収納庫12bは、入金処理において取引が成立す
ると、一時保留庫47bに集積されていた万円券を出金用
紙幣として収納する。出金処理においては、出金用の万
円券が収納されており、出金の指示があれば万券分離機
構49bによって1枚ずつ指定枚数に達するまで繰出しを
行ない搬送路13eに送り出す。
千券用収納庫12aは、入金処理において取引が成立す
ると、一時保留庫47aに集積されていた千円券を出金用
紙幣として収納する、出金処理においては、出金用の千
円券が収納されており、出金の指示があれば千券分離機
構49aによって1枚ずつ指定枚数に達するまで繰出しを
行ない搬送路13eに送り出す。
リジェクト券収納庫12cは、入金処理において取引が
成立すると、一時保留庫47cに貯留されていた五千円券
又は透明な接着テープによって補修された紙幣損券を収
納する。出金処理においては、万券用収納庫12bや千券
用収納庫12aから繰出された紙幣が判別鑑別部44を通過
したときの結果によって、異常券、即ち2枚以上重なっ
た紙幣、透明な接着テープによって補修された紙幣、汚
損のひどい紙幣あるいは偽券と判別されたとき、この紙
幣を出金口11bへ放出するとができないため、切替えゲ
ート46aを作動して搬送路を下方に切替えて搬送路13dに
より収納庫12cに向けて搬送し、切替えゲート46eによっ
て出金異常券を収納するものである。
以上説明したような搬送路13a〜13e、着替えゲート46
a〜46e等の動作が、搬送制御手段14(第1図)によって
制御される。
次に、第11図と第12図を用いて各動作モードにおける
作用を説明するが、その前提として取引を行なう際の本
人確認処理は終了しているものとする。
本人確認処理とは、先ず顧客がIDカードを第7図のカ
ウンタ31のIDカードリードライタ32のカード挿入口に差
し込み、顧客用入力手段33に暗証番号を入力する。これ
により、第8図のオンライン端末装置50はIDカードに記
録された暗証番号と上記入力手段から入力された暗証番
号との突合わせチェックを行なうものである。
〈入金処理モード〉 先ず、第11図に示す入金処理モードについて説明す
る。
このモードにおいては、入金口11aから取り入れられ
た紙幣のうち、正常な紙幣は図中の搬送路に太線の矢印
を用いて示したルートAとルートBとルートDあるいは
ルートEを通って、千券は収納庫12aに、万券は収納庫1
2bに収納される。
一方、それ以外の補修紙幣や汚損紙幣あるいは2枚以
上重なりあって搬送された紙幣はルートAとルートFを
通って出金口11bに戻される。
なおもし、補修紙幣であっても明確に真券と認識され
た紙幣については、ルートA、ルートB及びルートCを
通って損券収納庫12cに収納されるようにしてもよい。
以下、具体的な動作を主として第9図を参照して説明
する。
テラーが顧客より入金の申出を受けると、テラーは入
金処理の起動をかけるため、第7図のテラー用入力手段
35を操作する。紙幣取扱装置40は、この起動を受けて、
取引口11内の入金口11aのシャッタ11cを開くと共に、顧
客用表示装置34(第7図)に操作指示を出力する。顧客
は、その操作指示に従い入金紙幣を入金口11aへ投入す
る。投入された紙幣は、入金分離機構43によって1枚ず
つ分離して、順次搬送路13aに送り込む。搬送路13aによ
って該紙幣は、判別鑑別部44に送り込まれる。判別鑑別
部44は、紙幣が通過する毎に重送、テープ補修の有無の
判別及び真偽、金種の鑑別を行ない、各金種毎の枚数を
記憶する。2毎以上重なった紙幣及び偽券又は鑑別不能
券と判別した場合には、金種毎の枚数には加えずに返却
するべき紙幣として処理する。
判別鑑別部44を通過した紙幣は、搬送路13bによって
後工程へ送られる。判別鑑別部44を通過した紙幣のう
ち、2枚以上重なった紙幣及び偽券又は鑑別不能券は、
切替えゲート46aの作動により上側の搬送路13cに送り込
まれ、又、真券と判別された紙幣は該ゲート46aの作動
により下側の搬送路13dに各々送り込まれる。搬送路13c
に送り込まれた紙幣は、切替えゲート46bによって出金
口11bへ集積する。尚、ここで、第8図のオンライン端
末装置50の指示で、これをリジェクト口42へ集積するこ
ともできる。
一方、搬送路13dに送り込まれた紙幣のうち、透明な
接着テープによって補修された紙幣や損券又は五千円券
は、切替えゲート46eの作動によって一時保留庫47cに、
万円券は切替えゲート46dの作動によって一時保留庫47b
に、千円券は切替えゲート46cの作動によって一時保留
庫47aに各々集積される。
以上の動作を繰り返し行なった結果、入金口11aに紙
幣がなくなった時点で出金口11bに紙幣があれば、第7
図の顧客用表示装置34を抜き取りの操作誘導を表示す
る。顧客が該紙幣を抜き取ると、これまでの計数した金
種毎の枚数をデータとしてオンライン端末装置50(第8
図)に送信する。それを受けてオンライン端末装置50
は、顧客用表示装置34に計数結果を表示すると共に再投
入の誘導文言を表示する。
その誘導に従って、顧客は抜き取った該紙幣を入金口
11aに再投入して、前記入金計数動作を行なわせる。こ
の結果、新たに真券で金種が確定すれば各一時保留庫に
該紙幣を再集積し、前記計数データに加算したデータを
再びオンライン端末装置50に送信する。オンライン端末
装置50もまた、顧客用表示装置34に修正計数結果を再度
表示する。
再投入の結果でも、なお偽券又は鑑別不能券として判
別され出金口11bに集積されたとき及び、前記1回目の
出金口11bへの集積で顧客が再投入を拒否したときは、
該紙幣をテラーが受け取り、再投入可能な紙幣と判断し
たら、入金口11aに紙幣を投入し前記顧客による処理と
同一の処理を行なう。再投入不可能と判断した場合は、
オンライン端末装置50のテラー用投入手段35を操作して
手入金分として処理する。
尚、リジェクト口42に偽券又は鑑別不能券を集積した
場合には、テラーが該紙幣を抜き取り、再投入可能と判
断した場合は、前記顧客による処理と同一の処理を行な
う。再投入不可能と判断した場合は、前記オンライン端
末装置50を操作して手入金分として処理する。
最終的に窓口用紙幣取扱装置40からの計数データと手
入金データとを加算し、顧客の申告額と一致していれ
ば、顧客用表示装置34に確認指示の表示を行なう。顧客
が顧客用入力手段33を操作して確認操作を行なうと、入
金取引が成立したことになるため、オンライン端末装置
50は該取引データを中央処理装置60に送信すると共に窓
口用紙幣取扱装置40に対しても確認情報を送信する。
確認情報を受けて窓口用紙幣取扱装置40は、各一時集
積板48a〜48cを矢印A方向に移動して、一時保留庫47a
に集積されていた紙幣を千券用収納庫12aに、一時保留
庫47bに集積されていた紙幣を万券用収納庫12bに、一時
保留庫47cに集積されていた紙幣をリジェクト用収納庫1
2cに各々収納すると共に、該取引による計数データを入
金取扱情報に加算して記憶する。この時点で、窓口用紙
幣取扱装置40は入金計数モードから開放される。
尚、顧客の確認操作の段階で、顧客が取引を取り止め
たいという判断で取消操作を行なうと、窓口用紙幣取扱
装置40は、各分離機構49a〜49cを駆動して、各一時保留
庫47a〜47cに集積されていた紙幣を1枚ずつ分離して搬
送路13eに送り出す。搬送路13eに送り出された紙幣は、
順次判別鑑別部44を通って搬送路13bに送り出され、切
替えゲート46aを上側の搬送路側に作動して搬送路13cに
送り込む。そして、全ての一時保留庫の紙幣がなくなる
まで出金口11bへ集積させる。全て出金口11bに集積され
ると、紙幣抜き取りの表示を顧客用表示装置34に表示す
る。そこで、顧客が紙幣を抜き取ると、窓口用紙幣取扱
装置40は計数データをクリアすると共に、オンライン端
末装置50に取消動作終了の情報を送信する。オンライン
端末装置50は動作終了通知を受けて、該取引による計数
データをクリアする。その時点で、窓口取引装置40は入
金計数モードから開放される。
尚、テラーが顧客より依頼を受けて機械操作を任され
ても、テラーがテラー側入力手段35及び表示装置36を使
用して、前記顧客による処理と同一の処理を行なうこと
により同様な取引が可能となる。
〈出金処理モード〉 次に、第12図で出金処理モードの動作説明を行なう。
このモードにおいては、千券収納庫12aや万券収納庫1
2bから取り出された紙幣がルートGを通り、正常な紙幣
についてはルートHを通って出金口11bに送り出され
る。一方、それ以外の補修紙幣や2重に重なりあって搬
送された紙幣等は、ルートJを通って偽券収納庫12cに
収容される。
以下、その具体的な動作を主として第9図を参照して
説明する。
テラーが顧客より出金の申出を受けると、テラーは出
金処理の起動をかけるため第7図のテラー用入力手段35
を操作する。次に、オンライン端末装置40が顧客用表示
装置34に“支払い金額は”の表示を行ない、顧客が顧客
用入力手段33を用いて支払い金額を入力すると、中央処
理装置60と交信し該当口座における指定金額の支払いが
可能であるかを問い合わせる。
支払いが可能であることが確認されると、オンライン
端末装置40は窓口用紙幣取扱装置40に対して該当金額の
出金動作を指示する。窓口用紙幣取扱装置40は、出金動
作の指示を受けると出金指示された金種別の枚数と、万
券収納庫12a、千券収納庫12bに収納されている枚数(概
略値)とのチェックを行ない、出金指示枚数の多い金種
があれば支払い不可能情報をオンライン端末装置40に返
却し、出金動作の解除指示を受けて該動作から開放され
る。
出金指示枚数と収納枚数とが等しいか出金指示枚数の
方が少ないときに、窓口用紙幣取扱装置40は出金動作に
入る。尚、出金動作の前に出金口11bに紙幣が残ってい
ないかチェックする。これは、誤って出金紙幣でない紙
幣を顧客に支払ってしまうという危険を未然に防止する
ためである。
先ず、出金指示金種の中に万円券があると万券分離機
構49aを駆動して、万券収納庫12aから1枚ずつ指示枚数
だけ繰出して、上方に向かって搬送し搬送路13eを右方
向に送り、搬送路13aの途中に合流して判別鑑別部44に
送り込む。
判別鑑別部44は、紙幣が通過する毎に正常券か異常券
かの、即ち顧客に支払いうる汚損やテープによる補償の
ない真券かどうかの判別を行ない、正常券は切替えゲー
ト46aにより搬送路13bから搬送路13cを通って出金口11b
へ集積される。
異常券の場合は、切替えゲート46aにより搬送路13bか
ら搬送路13dを通って、一時保留庫47cを経由してリジェ
クト収納庫12cに収納されると共に、万券収納庫12aから
追加で繰出しを行ない、指示された枚数の万円券を出金
口11bに集積する。
次に、出金指示金種の中に千円券があると、千券分離
機構49bを駆動して千券収納庫12bから1枚ずつ指定枚数
だけ繰出しを行ない、以下、前記万円券の出金動作と同
様にして出金口11bに指定枚数の千円券を集積する。
以上の動作が終了すると、出金終了通知をオンライン
端末装置50に通知し、金種別の出金枚数を金種別の出金
合計枚数に加算する。
オンライン端末装置50が出金終了通知を受け取ると、
顧客用表示装置34に紙幣抜き取りの表示をする。そこ
で、顧客が出金口11bの紙幣を抜き取ると出金モードか
ら開放される。
尚、前記出金動作において、出金指示枚数が多く出金
口11bの収容枚数(例えば100枚)を超えている場合に
は、出金口11bが満杯になる枚数の出金を行なったとこ
ろで繰出し動作を一時停止し、出金口11bの紙幣の抜き
取りを検知した時点で残りを出金することもできる。
又、テラーが顧客より依頼を受けて機械操作を任され
た場合にも、テラーがテラー側入力手段35及び表示装置
36を使用して、前記顧客による処理と同一の処理を行な
うことにより同様な取引が可能となる。
(発明の効果) 以上説明した本発明の紙幣取扱装置によれば、透明な
接着テープで補修された紙幣(補修紙幣)を確実に判別
し、かつ、鑑別によりそれが真券であるとされた場合に
限って入金紙幣として受入れるようにしたので、補修紙
幣を交換したりする煩雑な作業から顧客を開放し、顧客
の利便性を向上させるとともに、装置の信頼性をも維持
するという効果が得られる。さらに、入金され補修紙幣
は、出金用紙幣収納庫とは別のリジェクト券収納庫に収
納されるので、出金の際に、補修紙幣を顧客に払い出す
ことがなく、出金取引を行なった顧客に不快感を与える
ことのない紙幣取扱装置を実現することができる。
また、出金の際に、出金用紙幣収納庫から繰り出した
紙幣についても、上述の補修紙幣であるか否かの判別を
行ない、補修紙幣である場合には、リジェクト券収納庫
に該紙幣を収納するようにすれば、誤って出金用紙幣収
納庫に補修紙幣が収納されていても、補修紙幣を顧客に
払い出すことがなく、出金取引を行なった顧客に不快感
を与えることのない紙幣取扱装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の紙幣取扱装置の実施例を示すブロック
図、第2図は光学検知器の検知動作説明図、第3図はロ
ーラ式厚み検知器の厚み検知動作説明図、第4図から第
6図は、種々の場合の厚み検知動作説明図、第7図は本
発明の装置の実施に適する窓口装置の外観図、第8図は
その接続形態を示すブロック図、第9図は本発明の装置
の縦断面図、第10図は本発明の装置の判別動作フローチ
ャート、第11図はその入金処理モードの搬送経路説明
図、第12図はその出金処理モードの搬送経路説明図であ
る。 11……取引口、12……収納庫、13……搬送路、14……搬
送制御手段、15……厚み検知器、16……光学検知器、1
7,19……増幅器、18,20……判定レベル設定器、21,22…
…比較器、23……判別制御部、24……紙幣鑑別手段、30
……判別手段。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−282213(JP,A) 特開 昭62−2392(JP,A) 特開 昭62−206435(JP,A) 特開 昭57−169887(JP,A) 実開 昭59−49986(JP,U) 実開 昭59−142864(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取引口から受け入れた紙幣の真偽、正損を
    鑑別する鑑別手段と、該鑑別手段で真券とされた紙幣を
    所定の収納庫に収納する搬送制御手段とを備えて入金取
    引を行なうとともに、前記収納された紙幣のうち出金に
    利用可能な紙幣を出金に再利用して出金取引を行なう紙
    幣取扱装置において、 前記紙幣の透過光量を検知する光学検知器と、 前記紙幣の厚み量を検知する厚み検知器と、 前記光学検知器により検知された紙幣の透過光量が所定
    量以上であって、かつ、前記厚み検知器により検知され
    た厚み量が所定量以上である場合に、透明な接着テープ
    で補修された紙幣であると判別し、 前記光学検知器により検知された紙幣の透過光量が所定
    量以上であって、かつ、前記厚み検知器により検知され
    た厚み量が所定量以下である場合に、正常な一枚の紙幣
    であると判別する判別手段と、 出金取引に再利用可能な紙幣を収納する出金用紙幣収納
    庫と、 出金取引に再利用不可能な紙幣を収納するリジェクト券
    収納庫とを備え、 さらに、前記搬送制御手段は入金取引の場合に、 前記判別手段で正常な一枚の紙幣と判別され、かつ、前
    記鑑別手段で真券かつ正券と鑑別された紙幣を前記出金
    用紙幣収納庫に収納し、 前記判別手段で透明な接着テープで補修された紙幣と判
    別され、かつ、前記鑑別手段で真券と鑑別された紙幣
    を、前記リジェクト券収納庫に収納することを特徴とす
    る紙幣取扱装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記搬送制御手段は、さらに出金取引の場合であって、 前記出金用紙幣収納庫から取り出して搬送した紙幣が、
    前記判別手段で透明な接着テープで補修された紙幣と判
    別された場合には、該紙幣を前記リジェクト券収納庫に
    収納することを特徴とする紙幣取扱装置。
JP63032877A 1988-02-17 1988-02-17 紙幣取扱装置 Expired - Lifetime JPH0831159B2 (ja)

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