JPH08311063A - イミダゾリジンジオン系殺虫剤 - Google Patents

イミダゾリジンジオン系殺虫剤

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Publication number
JPH08311063A
JPH08311063A JP11972695A JP11972695A JPH08311063A JP H08311063 A JPH08311063 A JP H08311063A JP 11972695 A JP11972695 A JP 11972695A JP 11972695 A JP11972695 A JP 11972695A JP H08311063 A JPH08311063 A JP H08311063A
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JP
Japan
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formula
methyl
compound
tetrahydrofuryl
active ingredient
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Application number
JP11972695A
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English (en)
Inventor
Yuusen Matsuno
裕泉 松野
Koichi Ebihara
耕一 海老原
Michihiko Nakaya
道彦 中屋
Shiro Shiraishi
史郎 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規なイミダゾリジンジオン誘導体、該誘導
体を有効成分として含有する殺虫剤を提供することを目
的とする。 【構成】 式(1) (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す)で表さ
れるイミダゾリジンジオン誘導体および該誘導体を有効
成分として含有する殺虫剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なイミダゾリジンジ
オン誘導体、該誘導体を有効成分として含有する殺虫剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりニトロイミノ基を有するイミダ
ゾリジンジオン化合物は知られており(特開平4−35
6481号公報等)、これらの公報には分子中に複素環
を含む化合物群が殺虫活性を示すという記載がある。し
かしながら本発明者らがこれらの化合物を合成し、殺虫
活性について検討した結果、複素環を有するすべてのイ
ミダゾリジンジオン化合物誘導体が殺虫活性を示すわけ
ではないことが判明した。すなわち従来の公報に記載の
化合物の中では複素環としてチアゾール環またはピリジ
ン環を有するイミダゾリジンジオン化合物誘導体にのみ
限られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
複素環として前記のピリジン環あるいはチアゾール環で
はない3−テトラヒドロフラン環およびニトロイミノ基
を分子内に有し、優れた殺虫活性を示すイミダゾリジン
ジオン誘導体を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者らは前
記課題を解決すべく鋭意検討した結果、複素環として3
−テトラヒドロフラン環のみを有するイミダゾリジンジ
オン誘導体が、ピリジン環またはチアゾール環のいずれ
をも分子構造中に持たないにもかかわらず優れた殺虫活
性を有することを見出し、本発明を完成させた。すなわ
ち、本発明は 式(1)(化3)
【0005】
【化3】 (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す)で表さ
れるイミダゾリジンジオン誘導体および該誘導体を有効
成分として含有する殺虫剤である。
【0006】上記のRに関してアルキル基の典型的な例
としてはメチル基、エチル基、n−プロピル基、iso
−プロピル基、tert.−ブチル基等があげられ、好
ましくはメチル基である。式(1)の化合物は、以下に
示す方法により製造できる。式(1)の製造方法を反応
式(1)(化4)に示す。
【0007】
【化4】 (式中、Rは前記の意味を表す)。すなわち、式(2)
で表されるグアニジン類と式(3)で表されるシュウ酸
クロリドを必要により塩基あるいは触媒の存在下、各種
溶媒中で反応させて容易に製造することができる。
【0008】塩基としては過剰のアミンを使用するか、
あるいは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、
燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリ
ウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類等を使用することが
できる。
【0009】触媒としては4−(ジメチルアミノ)ピリ
ジン、DABCO、トリエチルアミン、ジアザビシクロ
ウンデセン等有機塩基類、イオン交換樹脂、シリカゲル
類、ゼオライト等を使用することができる。
【0010】溶媒としては水をはじめ、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化
水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非
プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロ
ピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
【0011】反応温度及び反応時間は広範囲に変化させ
ることもできるが、一般的には、反応温度は−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃、反応時間は0.01
〜50時間、好ましくは0.1〜15時間である。反応
式(1)で式(2)で表される化合物は、反応式(2)
(化5)の方法により製造することができる。
【0012】
【化5】 (式中、R前記の意味を表し、W1 は炭素数1〜4のア
ルキル基を表す)。すなわち式(4)で表される化合物
類と容易に入手可能である式(5)で表されるアルキル
アミン類を必要により塩基あるいは触媒の存在下、各種
溶媒中で反応させて容易に製造することができる。
【0013】塩基としては過剰のアミンを使用するか、
あるいは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、
燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリ
ウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類等を使用することが
できる。
【0014】触媒としては4−(ジメチルアミノ)ピリ
ジン、DABCO、トリエチルアミン、ジアザビシクロ
ウンデセン等有機塩基類、イオン交換樹脂、シリカゲル
類、ゼオライト等を使用することができる。
【0015】溶媒としては水をはじめ、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化
水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非
プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロ
ピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
【0016】反応温度及び反応時間は広範囲に変化させ
ることもできるが、一般的には、反応温度は−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃、反応時間は0.01
〜50時間、好ましくは0.1〜15時間である。反応
式(2)で式(4)で表される化合物は反応式(3)
(化6)の方法により製造することができる。
【0017】
【化6】 (式中、W1 は前記の意味を表し、W2 はイミド基を表
す) すなわち、式(6)で表される[(3−テトラヒドロフ
リル)メチル]アミンと式(7)で表される化合物を必
要により塩基あるいは触媒の存在下、各種溶媒中で反応
させて容易に製造することができる。
【0018】塩基としては過剰のアミンを使用するか、
あるいは炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等の炭酸塩類、
燐酸三カリウム、燐酸三ナトリウム、燐酸一水素二カリ
ウム、燐酸一水素二ナトリウム等の燐酸塩類、酢酸ナト
リウム、酢酸カリウム等の酢酸塩類等を使用することが
できる。
【0019】触媒としては4−(ジメチルアミノ)ピリ
ジン、DABCO、トリエチルアミン、ジアザビシクロ
ウンデセン等有機塩基類、イオン交換樹脂、シリカゲル
類、ゼオライト等を使用することができる。
【0020】溶媒としては水をはじめ、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンジン等の脂肪族炭化
水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、1−メチル−2−ピロリジノン等の非
プロトン性極性溶媒、エチルエーテル、ジイソプロピル
エーテル、1,2−ジメトキシエタン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、ジイソプロ
ピルケトン等のケトン類等を用いることができる。
【0021】反応温度及び反応時間は広範囲に変化させ
ることもできるが、一般的には、反応温度は−20〜2
00℃、好ましくは0〜150℃、反応時間は0.01
〜50時間、好ましくは0.1〜15時間である。反応
式(3)で式(6)で表される[(3−テトラヒドロフ
リル)メチル]アミンは、反応式(4)(化7)の方法
により製造することができる。
【0022】
【化7】 (式中、W3 はハロゲン原子、トルエンスルホニルオキ
シ基、メタンスルホニルオキシ基またはトリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基を表し、Mはナトリウム原子、
カリウム原子を表す)。
【0023】すなわち(3−テトラヒドロフラン)メタ
ノールを塩化チオニル、オキシ塩化リン、三臭化リン、
トリフェニルホスフィン/四臭化炭素、トリフェニルホ
スフィン/四塩化炭素等のハロゲン化剤によりハロゲン
化物あるいはトルエンスルホニルクロリド、メタンスル
ホニルクロリド、トリフルオロメタンスルホン酸無水物
等のスルホナート化剤によりスルホナートに変換し、次
にフタルイミドカリウムを用いるガブリエル法等の公知
のアミン合成法により製造することができる。
【0024】反応式(3)で式(7)で表される化合物
は特開平5−9173号公報等の方法により製造するこ
とができる。式(1)で表される化合物は幾何異性体
(cis−およびtrans−異性体)ならびに互変異
性体として存在しうる。また、テトラヒドロフラン環の
3位に不整炭素が存在し、光学活性異性体、ラセミ体お
よび任意の割合の混合物として存在しうる。この種の全
ての異性体及び互変異性体、並びにその混合物も本発明
に包含される。
【0025】本発明にかかわる一般式(1)のイミダゾ
リジンジオン誘導体は、(3−テトラヒドロフリル)メ
チル基を有することを特徴とする。例えば一般式(1)
において、酸素原子の位置を置き換えた(2−テトラヒ
ドロフリル)メチル誘導体も全く殺虫活性を示さない。
すなわち、極めて限定された構造である(3−テトラヒ
ドロフリル)メチル誘導体のみが、極めて特徴的に殺虫
活性示すのである。
【0026】本発明の式(1)で表される化合物は強力
な殺虫作用を持ち、殺虫剤として農業、園芸、畜産、林
業、防疫、家屋等の多様な場面において使用することが
できる。また、本発明の式(1)で表される誘導体は植
物、高等動物、環境等に対して害を与えることなく、有
害昆虫に対して的確な防除効果を発揮する。
【0027】その様な害虫としては例えば、アワヨト
ウ、タマナヤガ、シロイチモジヨトウ、ハスモンヨト
ウ、カブラヤガ、ヨトウガ、タマナギンウワバ、ニカメ
イガ、コブノメイガ、ハイマダラメイガ、イネツトム
シ、ワタアカミムシ、ジャガイモガ、モンシロチョウ、
ノシメマダラメイガ、チャノコカクモンハマキ、キンモ
ンホソガ、ミカンハモグリガ、ナシヒメシンクイ、マメ
シンクイガ、モモシンクイガ、ブドウスカシバ、コナ
ガ、イガ等の鱗翅目害虫;タバココナジラミ、オンシツ
コナジラミ、ミカントゲコナジラミ、ワタアブラムシ、
ユキヤナギアブラムシ、リンゴワタムシ、モモアカアブ
ラムシ、ダイコンアブラムシ、ニセダイコンアブラム
シ、マメアブラムシ、ミカンクロアブラムシ、ムギミド
リアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシ、チャノ
ミドリヒメヨコバイ、フタテンヒメヨコバイ、ヒメトビ
ウンカ、トビイロウンカ、セジロウンカ、ツマグロヨコ
バイ、タイワンツマグロヨコバイ、ヤノネカイガラム
シ、クワコナカイガラムシ、ミカンコナカイガラムシ、
イセリアカイガラムシ、ミナミアオカメムシ、ホソヘリ
カメムシ、ナシグンバイ等の半翅目害虫;イネミズゾウ
ムシ、イネドロオイムシ、キスジノミハムシ、コロラド
ハムシ、ウリハムシ、Diabrotica spp.、コクゾウム
シ、ニジュウヤホシテントウ、アズキゾウムシ、マメコ
ガネ、ゴマダラカミキリ、タバコシバンムシ、ヒメマル
カツオブシムシ、コクヌストモドキ、ヒラタキクイムシ
等の鞘翅目害虫;アカイエカ、チカイエカ、ヒトスジシ
マカ、イネハモグリバエ、ダイズサヤタマバエ、イネカ
ラバエ、イネミギワバエ、イエバエ、タマネギバエ、ウ
リミバエ、ミカンコミバエ、マメハモグリバエ等の双翅
目害虫;ネギアザミウマ、カキクダアザミウマ、ミナミ
キロアザミウマ、イネアザミウマ、チャノキイロアザミ
ウマ等のアザミウマ目昆虫;クロゴキブリ、ヤマトゴキ
ブリ、ワモンゴキブリ、チャバネゴキブリ、コバネイナ
ゴ、トノサマバッタ等の直翅目害虫;カブラハバチ等の
膜翅目害虫;イエダニ、ツツガムシ類、ケナガコナダニ
等のダニ目害虫;その他イヌノミ、アタマジラミ、ヤマ
トシロアリ、ヤケヤスデ、ゲジなどをあげることができ
る。
【0028】本発明の式(1)で表される化合物を実際
に施用する場合には、他の成分を加えずに単味の形でも
使用できるが、防除薬剤として使いやすくするため担体
を配合して適用するのが一般的である。本発明化合物の
製剤化に当たっては、何らの特別の条件を必要とせず、
一般農薬に準じて当業技術の熟知する方法によって乳
剤、水和剤、粉剤、粒剤、微粒剤、フロアブル剤,マイ
クロカプセル剤,油剤、エアゾール、薫煙剤,毒餌等の
任意の剤型に調整でき、これらをそれぞれの目的に応じ
た各種用途に供しうる。
【0029】ここでいう担体とは、処理すべき部位への
有効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸
送、取扱いを容易にするために配合される液体、固体ま
たは気体の合成または天然の無機または有機物質を意味
する。適当な固体担体としては例えばモンモリロナイ
ト、カオリナイト、ケイソウ土、白土、タルク、バーミ
キュライト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安
等の無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉、ペクチン、メチ
ルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ワセリン、ラノ
リン、流動パラフィン、ラード、植物油等の有機物質等
があげられる。
【0030】適当な液体担体としては例えばトルエン、
キシレン、クメン、ソルベントナフサ等の芳香族炭化水
素類、ケロシン、鉱油等のパラフィン系炭化水素類、メ
チレンクロリド、クロロホルム、4塩化炭素等のハロゲ
ン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン類、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
モノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチル
エーテル等のエーテル類、酢酸エチルエステル、酢酸ブ
チルエステル、脂肪酸グリセリンエステル等のエステル
類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類
メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソプロパ
ノール、エチレングリコール等のアルコール類、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等があげら
れる。
【0031】さらに本発明の式(1)で表される化合物
の効力を増強するために、製剤の剤型、適用場面等を考
慮して目的に応じてそれぞれ単独に、または組合わせて
以下のような補助剤を使用することもできる。乳化、分
散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的で使用する助剤
としてはリグニンスルホン酸塩類等の水溶性塩基類、ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル
類、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類、
多価アルコールエステル類等の非イオン性界面活性剤、
ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イソプロ
ピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤、その他メチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼイ
ン、アラビアゴム等があげられる。しかし、これらの成
分は以上のものに限定されるものではない。
【0032】さらにこれら本発明の式(1)で表される
化合物は2種以上の配合使用によって、より優れた殺虫
活性を発現させることも可能であり、また他の生理活性
物質、例えばアレスリン、テトラメトリン、レスメトリ
ン、フェノトリン、フラメトリン、ペルメトリン、シペ
ルメトリン、デルタメトリン、シハロトリン、シフルト
リン、フェンプロパトリン、トラロメトリン、シクロプ
ロトリン、フルシトリネート、フルバリネート、アクリ
ナトリン、テフルトリン、ビフェントリン、エンペント
リン、ベータサイフルスリン、ゼータサイパーメスリン
等の合成ピレスロイド系殺虫剤およびこれらの各種異性
体あるいは除虫菊エキス;DDVP、シアノホス、フェ
ンチオン、フェニトロチオン、テトラクロルビンホス、
ジメチルビンホス、プロパホス、メチルパラチオン、テ
メホス、ホキシム、アセフェート、イソフェンホス、サ
リチオン、DEP,EPN、エチオン、メカルバム、ピ
リダフェンチオン、ダイアジノン、ピリミホスメチル、
エトリムホス、イソキサチオン、キナルホス、クロルピ
リホスメチル、クロルピリホス、ホサロン、ホスメッ
ト、メチダチオン、オキシデブロホス、バミドチオン、
マラチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチ
オン、チオメトン、エチルチオメトン、ホレート、テル
ブホス、プロフェノホス、プロチオホス、スルプロホ
ス、ピラクロホス、モノクロトホス、ナレド、ホスチア
ゼート等の有機リン系殺虫剤、NAC、MTMC、MI
PC、BPMC、XMC、PHC、MPMC、エチオフ
ェンカルブ、ベンダイオカルブ、ピリミカーブ、カルボ
スルファン、ベンフラカルブ、メソミル、オキサミル、
アルジカルブ、等のカーバメート系殺虫剤、エトフェン
プロックス、ハルフェンプロックス等のアリールプロピ
ルエーテル系の殺虫剤、シラフルオフェン等のシリルエ
ーテル系化合物。硫酸ニコチン、ポリナクチン複合体、
アベルメクチン、ミルベメクチン、BT剤等の殺虫性天
然物、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、ジ
フルベンズロン、クロルフルアズロン、テフルベンズロ
ン、トリフルムロン、フルフェノクスロン、フルシクロ
クスロン、ヘキサフルムロン、フルアズロン、イミダク
ロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、ピメトロジ
ン、フィプロニル、ブプロフェジン、フェノキシカル
ブ、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレ
ン、キノプレン、エンドスルファン、ジアフェンチウロ
ン、トリアズロン、テブフェノジド、ベンゾエピン等の
殺虫剤、ジコホル、クロルベンジレート、フェニソブロ
モレート、テトラジホン、CPCBS、BPPS、キノ
メチオネート、アミトラズ、ベンゾメート、ヘキシチア
ゾックス、酸化フェンブタスズ、シヘキサチン、ジエノ
クロル、クロフェンテジン、ピリダベン、フェンピロキ
シメート、フェナザキン、テブフェンピラド、ピリミジ
ナミン等の殺ダニ剤、その他殺菌剤、肥料、土壌改良
剤、植物成長調節剤等の植物保護剤や資材等と混合する
ことによりさらに効力の優れた多目的組成物をつくるこ
ともでき、また相乗効果も期待できる。
【0033】なお、本発明の式(1)で表される化合物
は光、熱、酸化等に安定であるが、必要に応じ酸化防止
剤あるいは紫外線吸収剤、例えばBHT(2,6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール)、BHA(ブチル
ヒドロキシアニソール)のようなフェノール誘導体、ビ
スフェノール誘導体、またフェニル−α−ナフチルアミ
ン、フェニル−β−ナフチルアミン、フェネチジンとア
セトンの縮合物等のアリールアミン類あるいはベンゾフ
ェノン系化合物類を安定剤として適量加えることによっ
て、より効果の安定した組成物を得ることができる。
【0034】本発明の式(1)で表される化合物の殺虫
剤は該化合物を0.0000001〜95重量%、好ま
しくは0.0001〜50重量%含有させる。本発明殺
虫剤を施用するには、一般に有効成分0.001〜50
00ppm、好ましくは0.01〜1000ppmの濃
度で使用するのが望ましい。また、10aあたりの施用
量は、一般に有効成分で1〜300gである。
【0035】
【実施例】次に、実施例及び参考例により本発明の内容
を具体的に説明する。 実施例 1 1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−
[(3−テトラヒドロフリル)メチル]イミダゾリジン
−4,5−ジオン(化合物No.1)の製造 1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−[(3−テト
ラヒドロフリル)メチル]グアニジン2.00gのピリ
ジン20ml溶液に氷冷下にてしゅう酸クロリド3.7
7gをゆっくり滴下した。滴下終了後、同温度で1時間
攪拌した。反応液に水を加え、ジクロロメタンで2回抽
出し、有機層を10%塩酸で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムにて乾燥した。有機層を減圧濃縮して得られた油状物
を再結晶(エーテル)して4,5−ジオキソ−1−メチ
ル−2−(ニトロイミノ)−3−[(3−テトラヒドロ
フリル)メチル]イミダゾリジン1.70gを得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.61-1.75(1H,m),2.00-2.13(1H,m),
2.75(1H,br-s),3.33(3H,s),3.56-3.99(6H,m) νmax(KBr,cm-1):2958,2874,1799,1617,1541,1473,129
3,901,706 融点:106.7〜107.6℃
【0036】参考例 1 1−メチル−2−(ニトロイ
ミノ)−3−[(2−テトラヒドロフリル)メチル]イ
ミダゾリジン−4,5−ジオン(比較化合物)の製造 1−メチル−2−ニトロ−3−[(2−テトラヒドロフ
リル)メチル]グアニジン0.50gのピリジン5ml
溶液に氷冷下にてオキザリルクロリド0.94gを20
分かけて滴下した。反応液を氷冷下にて2時間攪拌した
のち水30mlを加え、ジクロロメタンにてこれを抽出
した。有機層を10%塩酸水溶液で洗浄し、有機層を無
水硫酸マグネシウムにて乾燥したのち減圧濃縮して得ら
れた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(1:1 ヘキサン/酢酸エチル)にて精製し、1−メ
チル−2−(ニトロイミノ)−3−[(2−テトラヒド
ロフリル)メチル]イミダゾリジン−4,5−ジオン
0.28gを黄色の油状物として得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.59-1.68(1H,m),1.72-2.17(3H,m),
3.19(3H,s),3.57-3.64(1H,m),3.69-3.79(2H,m),3.84-3.
92(1H,m),4.18-4.27(1H,m) νmax(neat,cm-1):2958,2874,1799,1617,1541,1473,129
3,901,706
【0037】参考例 2 1−メチル−2−(ニトロイ
ミノ)−3−[(3−テトラヒドロフリル)メチル]グ
アニジンの製法 S−メチル−N−ニトロ−N’−[(3−テトラヒドロ
フリル)メチル]イソチオウレア9.32gのメタノー
ル25ml溶液に室温にてメチルアミン(40%メタノ
ール溶液)3.47gを30分かけて滴下した。反応液
を室温にて2時間攪拌したのち減圧濃縮して得られた油
状物を再結晶(酢酸エチル−エーテル)して1−メチル
−2−(ニトロイミノ)−3−[(3−テトラヒドロフ
リル)メチル]グアニジン7.90gを無色の結晶とし
て得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.62-1.74(1H,m),2.09-2.22(1H,m),
2.59-2.79(1H,m),2.96(3H,d,J=5.1),3.35(2H,t,J=5.1),
3.66-3.80(3H,m),3.92-4.08(1H,m) νmax(KBr,cm-1):3339,3280,1618,1316,1231,1169 融点:99.5〜100.7℃
【0038】参考例 3 1−メチル−2−(ニトロイ
ミノ)−3−[(2−テトラヒドロフリル)メチル]グ
アニジンの製法 S−メチル−N−ニトロ−N’−フタロイルイソチオウ
レア2.38gのジクロロメタン30ml懸濁溶液に氷
冷下にて[(2−テトラヒドロフリル)メチル]アミン
1.00gを加え、氷冷下にて2時間攪拌した。不溶物
をろ別したのちろ液を1M塩酸20mlで洗浄したのち
有機層を無水炭酸カリウムにて乾燥した。有機層を減圧
濃縮して得られた油状物のメタノール20ml溶液に室
温にてメチルアミン(40%メタノール溶液)0.77
gを加え、室温にて3時間攪拌した。反応液を減圧濃縮
して得られた油状物を再結晶(メタノール−エーテル)
して1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−[(2−
テトラヒドロフリル)メチル]グアニジン1.40gを
無色の結晶として得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.54-1.73(1H,m),1.87-2.20(3H,m),
2.94(3H,d,J=4.5),3.18-3.35(1H,m),3.54-3.71(1H,m),
3.75-3.95(2H,m),4.01-4.15(1H,m),6.93(1H,br-s),9.41
(1H,br-s) νmax(KBr,cm-1):3300,1640,1561,1307,1205 融点:79.5-82.5℃
【0039】参考例4 S−メチル−N−ニトロ−N’
−[(3−テトラヒドロフリル)メチル]イソチオウレ
アの製法 塩酸[(3−テトラヒドロフリル)メチル]アミン1
5.6gおよびS−メチル−N−ニトロ−N’−フタロ
イルイソチオウレア27.2gのジクロロメタン135
ml溶液に氷冷下にてトリエチルアミン12.5gのジ
クロロメタン20ml溶液を30分かけて滴下した。反
応液を氷冷下にて1時間攪拌して生成した不溶物をろ別
し、ろ液を1M塩酸60mlおよび飽和食塩水60ml
にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥
したのち、減圧濃縮して得られた油状物にエーテルを加
えて結晶化させ、S−メチル−N−ニトロ−N’−
[(3−テトラヒドロフリル)メチル]イソチオウレア
19.0gを無色の結晶として得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.62-1.74(1H,m),2.10-2.23(1H,m),
2.53(3H,s),2.59-2.69(1H,m),3.41-3.47(2H,m),3.61-3.
66(1H,m),3.73-3.86(2H,m),3.92-4.00(1H,m),10.16(1H,
br-s) νmax(KBr,cm-1):3354,2958,2855,1562,1452 融点:68.7〜70.8℃
【0040】参考例5 塩酸[(3−テトラヒドロフリ
ル)メチル]アミンの製法 N−[(3−テトラヒドロフリル)メチル]フタルイミ
ド33.7gおよびヒドラジン一水和物(98%)8.
26gのエタノール170ml溶液を2時間加熱還流し
た。反応液を室温まで放冷したのち、濃塩酸13.4m
lを加え、室温にて30分攪拌した。不溶物をろ別し、
不溶物をエタノール170mlで洗浄し、先のろ液と洗
浄液をあわせて減圧濃縮して得られた油状物に水酸化ナ
トリウム水溶液(25%)84mlを加え、ジクロロメ
タン100ml×3にて抽出した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥したのち常圧濃縮して得られた油状
物に酢酸エチル100mlを加え、さらに氷冷下にて4
M塩酸酢酸エチル溶液51mlを加え、析出した結晶を
ろ別することで、塩酸[(3−テトラヒドロフリル)メ
チル]アミン15.6gを無色の結晶として得た。 δTMS(methanol-d4,ppm):1.63-1.75(1H,m),2.03-2.23(1
H,m),2.51-2.61(1H,m),2.97(2H,d,J=7.3),3.52-3.58(1
H,m),3.72-3.80(1H,m),3.85-3.95(2H,m)
【0041】参考例6 N−[(3−テトラヒドロフリ
ル)メチル]フタルイミドの製法 (3−テトラヒドロフラン)メタノール50.0gおよ
びトリエチルアミン54.5gのテトラヒドロフラン2
00ml溶液に氷冷下にてメタンスルホニルクロリド6
1.5gのテトラヒドロフラン50ml溶液を1時間か
けて滴下した。反応液を氷冷下にて30分、室温にて2
時間攪拌したのち、不溶物をろ別し、ろ液を減圧濃縮し
て得られた油状物をN,N−ジメチルホルムアミド50
0mlに溶解し、これにフタルイミドカリウム90.5
gを加え、80℃にて3時間攪拌した。反応液を氷水1
000mlに注ぎ、攪拌して得られた結晶をろ別した。
ろ別した結晶を水500ml×2、イソプロピルアルコ
ール100ml×2およびエーテル100ml×2にて
洗浄して、N−[(3−テトラヒドロフリル)メチル]
フタルイミド86.0gを無色の結晶として得た。 δTMS(CDCl3,ppm):1.66-1.79(1H,m),1.95-2.08(1H,m),
2.69-2.78(1H,m),3.58-3.98(6H,m),7.72-7.74(2H,m),7.
85-7.88(2H,m) 次に製剤例をあげて本発明の殺虫組成物を具体的に説明
する。
【0042】製剤例 1 本発明化合物20部、ソルポール355S(東邦化学
製、界面活性剤)10部、キシレン70部、以上を均一
に攪拌混合して乳剤を得た。なお部は重量部を表す。
【0043】製剤例 2 本発明化合物10部、アルキルナフタレンスルホン酸ナ
トリウム2部、リグニンスルホン酸ナトリウム1部、ホ
ワイトカーボン5部、ケイソウ土82部、以上を均一に
攪拌混合して水和剤100部を得た。
【0044】製剤例 3 本発明化合物0.3部、ホワイトカーボン0.3部を均
一に混合し、クレー99.2部、ドリレスA(三共製)
0.2部を加えて均一に粉砕混合し、粉剤100部を得
た。
【0045】製剤例 4 本発明化合物2部、ホワイトカーボン2部、リグニンス
ルホン酸ナトリウム2部、ベントナイト94部、以上を
均一に粉砕混合後、水を加えて混練し、造粒乾燥して粒
剤100部を得た。
【0046】製剤例 5 本発明化合物20部およびポリビニルアルコールの20
%水溶液5部を充分攪拌混合した後、キサンタンガムの
0.8%水溶液75部を加えて再び攪拌混合してフロア
ブル剤100部を得た。
【0047】製剤例 6 本発明化合物10部、カルボキシメチルセルロース3
部、リグニンスルホン酸ナトリウム2部、ジオクチルス
ルホサクシネートナトリウム塩1部、水84部を均一に
湿式粉砕し、フロアブル剤100部を得た。次に、本発
明の式(1)で表される化合物が優れた殺虫活性を有す
ることを明確にするために以下の試験例により具体的に
説明する。
【0048】試験例 1 ヒメトビウンカに対する効
果 本発明化合物を所定濃度のアセトン溶液とし、数本に束
ねたイネ苗(約3葉期)に3ml散布する。風乾後、処
理苗を金網円筒で覆い、内部へヒメトビウンカ雌成虫1
0頭づつを放って25℃の恒温室に置き、48時間後に
死虫率を調査した。結果を第1表に示した。
【0049】
【表1】 比較化合物:1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−
[(2−テトラヒドロフリル)メチル]イミダゾリジン
−4,5−ジオン
【0050】試験例 2 抵抗性ツマグロヨコバイに
対する効果 本発明化合物を所定濃度のアセトン溶液とし、数本に束
ねたイネ苗(約3葉期)に2.5ml散布する。風乾
後、処理苗を金網円筒で覆い、内部へ抵抗性ツマグロヨ
コバイ雌成虫10頭づつを放って25℃の恒温室に置
き、48時間後に死虫率を調査した。結果を第2表に示
した。
【0051】
【表2】 比較化合物:1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−
[(2−テトラヒドロフリル)メチル]イミダゾリジン
−4,5−ジオン
【0052】試験例 3 モモアカアブラムシに対す
る効果 製剤例1に従って調製した本発明化合物の乳剤を蒸留水
で希釈し、さらに展着剤(新グラミン水、三共株式会社
製)を0.02%になるように添加して所定濃度に調製
する。モモアカアブラムシが寄生している本葉2〜3葉
期のナス苗に調整した薬液を散布し、温室内で栽培す
る。48時間後に生息数を調査して死虫率を求めた。結
果を第3表(表3)に示した。
【0053】
【表3】 比較化合物:1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−
[(2−テトラヒドロフリル)メチル]イミダゾリジン
−4,5−ジオン
【0054】試験例 4 ハスモンヨトウに対する効
果 製剤例1に従って調製した本発明化合物の乳剤を蒸留水
で希釈し、さらに展着剤(新グラミン水、三共株式会社
製)を0.02%になるように添加して所定濃度に調製
する。そこへサツマイモ葉を充分に浸漬処理して風乾さ
せた後、直径9cm、深さ4cmのプラスチックカップ
に移し、ハスモンヨトウ2令幼虫10頭づつに摂食さて
25℃下、72時間後に死虫率を調査した。結果を第4
表(表4)に示した。
【0055】
【表4】 比較化合物:1−メチル−2−(ニトロイミノ)−3−
[(2−テトラヒドロフリル)メチル]イミダゾリジン
−4,5−ジオン
【0056】
【発明の効果】本発明の式(1)で表される新規イミダ
ゾリジンジオン誘導体は高い殺虫力と広い殺虫スペクト
ラムを有する優れた化合物である。また、本発明の式
(1)で表される新規イミダゾリジンジオン誘導体を含
有する農薬は殺虫剤として優れた特性を具備し有用であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 史郎 千葉県茂原市東郷1144番地 三井東圧化学 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)(化1) 【化1】 (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す)で表さ
    れるイミダゾリジンジオン誘導体。
  2. 【請求項2】 Rがメチル基である請求項1記載のイミ
    ダゾリジンジオン誘導体。
  3. 【請求項3】 式(1)(化2) 【化2】 (式中、Rは炭素数1〜4のアルキル基を表す)で表さ
    れるイミダゾリジンジオン誘導体を有効成分として含有
    する殺虫剤。
  4. 【請求項4】 Rがメチル基である請求項3記載の殺虫
    剤。
JP11972695A 1995-05-18 1995-05-18 イミダゾリジンジオン系殺虫剤 Pending JPH08311063A (ja)

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