JPH08310580A - 記録媒体等の展示兼用収納箱 - Google Patents

記録媒体等の展示兼用収納箱

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JPH08310580A
JPH08310580A JP14136895A JP14136895A JPH08310580A JP H08310580 A JPH08310580 A JP H08310580A JP 14136895 A JP14136895 A JP 14136895A JP 14136895 A JP14136895 A JP 14136895A JP H08310580 A JPH08310580 A JP H08310580A
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JP
Japan
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line
flap
surface portion
storage box
box
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JP14136895A
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English (en)
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Tsunehiko Ueno
恒彦 上野
Kimio Tanaka
公男 田中
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体を階段状に展示することを可能にす
る安価な容器の提供。 【構成】 包装体の展示兼用収納箱において、背面部の
上側部分の一部を切取線(9c、9c)により傾斜フラ
ップ(10)と残りの部分に区画し、前記傾斜フラップ
(10)の下縁に筋押し線(8a)を形成し、傾斜フラ
ップ(10)の頂部を筋押し線(8c)を介して蓋を構
成する上面部(4)に連結する。更に、前記傾斜フラッ
プ(10)の下縁の筋押し線(8a)から上端縁の筋押
し線(8c)までの高さと前記上端縁の筋押し線(8
c)から上面部の前端縁(8b)までの距離の和L1
を、前面部の下端縁から傾斜フラップ(10)の下縁の
筋押し線(8a)までの直線距離L2 よりも長くし、前
記傾斜フラップ(10)を切取線(9c、9c)に沿っ
て切り離し、下縁の筋押し線(8a)に沿って収納箱内
に折り込み、包装体を支持するための前記上面部(4)
による傾斜の小さい第1傾斜面と前記傾斜フラップ(1
0)による傾斜の大きい第2傾斜面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMFD、MD、CD等の
記録媒体の薄板状の包装体を収納及び展示するために使
用する収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来使用されているMFD、MD或いは
CD等の厚みが比較的薄い包装体は、一般に5〜10個
をまとめて個々の箱(以下「個装箱」と呼ぶ)に収容し
た形で店頭において販売されている。例えば実開昭63
−94186号や実開平6−57814号には、従来技
術として図8〜11に示すような個装箱21が記載され
ている。個装箱21は、底部、前面部、左右側面部及び
背面部よりなる四角形の収納部本体22の開放頂部に、
左右フラップ23、24、上面部28、及び蓋フラップ
29を設け、前面部には水平なミシン目25を入れ、側
壁の左右側面部には斜めのミシン目26、27を入れ、
これを店頭での展示目的、或いは机上での使用目的で中
身を露出しておきたい場合には、ミシン目25、26、
27に沿って図10に示した上側部分を切り取り、図1
1のようにCD等の薄板状包装体20の一部を露出させ
る。
【0003】しかし、この形態の不具合として、一つに
は商品自体が比較的厚みが薄く、また5〜10個が収納
された個装箱のため、ミシン目に沿って箱の前面部と側
面部の一部が切り取られた状態だけでは個装箱からの包
装体の取り出しの際に指がかかりにくく、一度に複数個
を取り出してしまったり、取り誤って落下させて破損し
てしまう等の扱いにくさがあった。さらには、個装箱を
展示用として使用した場合、開封直後には不具合がない
が収納された個数が減った時には個装箱内の空所が広く
なって商品が個装箱の内部で倒れてしまい展示効果その
ものがなくなってしまう不具合があった。
【0004】実開平6−57814号では、この問題を
解決するために、図12に示すように背面部に結合する
上面部28を残しておき、薄型包装体20の枚数が減っ
た時に上面部28を折り込んでその蓋フラップ29を包
装体20の背面に当てることが提案されているが、収納
されたどの商品も同じ高さにあるので展示効果に欠け、
或いは背面に当てる蓋フラップ29の位置が不安定で確
実性に欠ける。
【0005】この問題を更に改善する手段が実公平5−
39107号に記載されている。図13のように、硬い
厚紙またはプラスチックの箱本体34及び蓋36で構成
される収納箱30の内底部に階段状部分38を配置し、
その一端を箱本体34の内面に沿わせて上に延びるシー
ト状のリフター32に結合し、そしてリフターの上部を
蓋36の内面に固着させたものである。内部にCD等の
商品を収納した状態から、蓋36を開けると、リフター
32が持ち上げられるので、図14のように薄型の商品
が階段状に配列されることになる。しかしながら、この
型の収納箱は構造が複雑で、多数の部材と組立工程を要
すると共に、硬いしっかりした厚紙またはプラスチック
素材を要するので高価になる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上に述べたように、収
納箱の上部をミシン目に沿って斜めに切り取る様にした
場合には、CD等の包装体は厚みが薄く、また5〜10
個が収納された個包装のため、個装箱からの包装体の取
り出しに指がかかりにくく、一度に複数個を取り出して
しまったり、取り誤って落下させて破損してしまう等の
扱いにくさ、さらには、個装箱の開封直後には不具合が
ないが収納された個数が減った時には個装箱内の空間が
広くなって商品が個装箱の内部で倒れてしまい展示効果
そのものがなくなってしまう等の不具合がある。一方、
実開平6−57814号にしたがって、図12に示すよ
うに背面部に結合する上面部28の蓋フラップ29を包
装体20の背面に当てる構造では、蓋フラップ29の位
置が不安定であるので確実性に欠け、また、包装体が多
数収納されている場合には、個装箱からの包装体の取り
出しに指がかかりにくい点は従来と変わらない。さら
に、実公平5−39107号にしたがって、図13のよ
うに、収納箱30の内底部に階段状部分38を配置し、
その一端をリフター32で持ち上げる構造では、収納箱
の構造が複雑で、多数の部材と組立工程を要すると共
に、硬いしっかりした厚紙またはプラスチック素材を要
するので安価に製造できない不具合がある。従って、本
発明は、安価な薄い素材を使用してこれらの不具合を解
決し、複数の薄板状の包装体を互いにずらして陳列また
は配置でき、枚数に拘らず取り出し易く使い易い収納箱
を提供することを目的とする。
【0007】個装箱の種類は大別して射出成形で製作さ
れるプラスチックタイプと、紙材の抜き製函による紙箱
タイプが一般に使用されている。本発明は特に後者の紙
箱タイプの改良に関するものである。近年、商品の輸送
或いはコストが効率的な包装形態として複数個収納の包
装形態が増えてきている中で、店頭での商品の展示効果
及び使用者段階での取扱性を高める必要性があるが、現
状で使用されている個装箱はこれらに対して充分改良が
加えられていないことは上に指摘した通りである。本発
明はこうした形態に適した個装箱に関し、これらの問題
がない優れた収納箱を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、背面部を切取
線(ミシン目等、以下同じ)により傾斜フラップと残り
の部分に区画し、傾斜フラップの下縁には筋押し線を形
成し、更に傾斜フラップの頂部を蓋を構成する上面部に
結合したことを特徴とする。切取線に沿って背面部の一
部を切り離してこれを上面部と共に収納箱の内部に折り
込むことにより前面部から背面部に向けて次第に高くな
る傾斜面を形成する。これにより収納箱に収納されるM
FD、MD、CD等の薄板状の包装体は段違いに配列し
て展示または配置することができる。なお、従来と同様
に収納箱の前面部及び側面部に切取線を設けて斜めに箱
の上部を切り取る様にしても良いことはもちろんであ
る。
【0009】より詳しく述べると、本発明の展示兼用収
納箱は、底面部と、下方に第1切取線を入れた前面部
と、背面部と、前記第1切取線の両端から前記背面部の
上端縁まで斜めに延びる第2切取線をそれぞれ有する右
側面部及び左側面部と、前記両側面部の上端縁に筋押し
線を介して連結された右側部フラップ及び左側部フラッ
プと、前記背面部の上端縁に第3筋押し線と両側の切り
込みを介して連結されて蓋を構成する上面部と、前記上
面部に第2筋押し線を介して連結された蓋フラップとよ
りなる記録媒体等の包装体の展示兼用収納箱において、
前記背面部と前記上面部との連結部両端に設けられた前
記切り込みの各終端縁より垂下して設けた第3切取線
と、前記背面部の中央部分に前記底面部とほぼ平行に前
記第3切取線を結ぶ第1筋押し線とを設けたことを特徴
とする。本発明の収納箱は、前記第1及び第2切取線に
沿って前記前面部及び両側面部の一部と前記左右側部フ
ラップとを切り離し、前記第3切取線と前記第1筋押し
線と第3筋押し線とによって区画された傾斜フラップを
前記第1筋押し線から収納箱内に折り込み、前記蓋フラ
ップ及び上面部を前記第3筋押し線から折り込んで前記
蓋フラップを前面部の底面側へ当接させ、前記上面部に
より形成された第1傾斜面と前記傾斜フラップにより形
成された第2傾斜面とからなる複合傾斜面を設けること
により、薄型の包装体を階段状に展示するのに適した状
態の収納箱を構成する。この場合に、前記傾斜フラップ
の下縁の第1筋押し線から上端縁の第3筋押し線までの
高さと前記第3筋押し線から上面部の前端縁の第2筋押
し線までの距離の和L1 を前面部の下端縁と前記傾斜フ
ラップの下縁の第1筋押し線を結ぶ直線距離L2 よりも
長くしたことを特徴とする。本発明の収納箱は、前記傾
斜フラップを切取線に沿って切り離し、下縁の筋押し線
に沿って収納箱内に折り込み、前記上面部による傾斜の
小さい第1傾斜面と前記傾斜フラップによる傾斜の大き
い第2傾斜面と形成することにより、薄型の包装体の展
示に適した状態の収納箱を形成する。
【0010】
【作用】本発明によると、比較的厚みの薄い包装体を複
数個収納した個装箱は、包装体を一旦全部取り出し、所
望によりさらに前面部上部、両側部上部及び両側部フラ
ップを切取線に沿って斜めに切り取り、次いで、背面部
の傾斜フラップをミシン目に沿って切り離し、下縁の折
り線に沿って傾斜フラップを内方に折り込み、それに連
結されている上面部(蓋)も内方に折り込む。これによ
り、背面部の傾斜フラップと上面部は収納箱の本体部に
複合傾斜面を形成する。そこで、包装体をここに収納す
ると、包装体すなわち商品は階段状に配置することがで
きる。また上面部を底面近くに折り込むことで複合傾斜
面の剛性を保ち、複合傾斜面の弾性によって常に前面部
の方向への押圧力が得られて商品の収納個数が減少して
も商品の段階状展示を保ち、また最後の一枚になっても
倒れを防止できて商品の展示効果を向上し、また取り出
し易さを向上することができる。
【0011】後で図3に関連して説明するが、上面部の
前後方向の長さ(前端縁の差込みフラップの筋押し線か
ら背面部上端縁までの距離)と傾斜フラップの高さの和
1と、傾斜フラップ10の下縁から前面部2の下縁ま
での距離L2 との関係はL1>L2 となるように定め
る。これにより、商品の階段状展示が可能になるだけで
なく、商品の個数が減少した場合にも商品を階段状また
は立てた状態に保持する弾性力を得ることができる。本
発明はMFD、MD或いはCD等の比較的厚みの薄い包
装体を複数個収納する個装箱に特に適しているが、他の
記録媒体包装体を収納する個装箱にも応用可能であるの
で、商品の種類に限定されないものと理解すべきであ
る。
【0012】
【実施例】図1〜図7は本発明の個装箱の好ましい実施
例を示し、図1は上部を開放した個装箱の斜視図、図2
は平面斜視図、図3は内面の構造を示すために右半分を
切り取って示した斜視図、図4は切り取り部分の斜視
図、図5は切り取り部分を切り取り且つ商品が収納され
た状態の斜視図、図6は上面部と背面部の傾斜フラップ
を内部に折り込んで複合傾斜面を形成した個装箱の斜視
図、及び図7は商品を収容した図6の個装箱の右半分を
切り取って示した斜視図である。
【0013】図1〜3に示したように、本発明の個装箱
1は、一枚のブランク紙を折り曲げて直方体形状に組み
立てられるもので、長方形の底面部6、正方形の前面部
2、長方形の左右側面部3、3及び正方形の背面部5
と、のり代部11とからなる本体によりMFD等の収納
部を有する。さらに、左右側面部3、3の頂部には筋押
し線で結合された左右フラップ7a、7bが、また背面
部5の頂部に筋押し線8cを介して上面部4が結合さ
れ、さらに上面部の前縁には筋押し線8bを介して差込
みフラップ7cが結合されている。なお、筋押し線8b
の両側には切り込み14b、14bが形成されていても
良いし、あるいはこの部分まで筋押し線であっても良
い。前面部2には水平または逆台形の第1ミシン目9a
が形成され、左右側面部には第1ミシン目9aの両端か
ら背面部5の頂部に至る第2ミシン目9b、9bがそれ
ぞれ形成されている。前面部2に設けられる第1ミシン
目9aの位置は展示する際に収納された包装体を見やす
くするためにできるだけ底面側に近接して設定すると良
いが、余り下過ぎると商品が倒れ易くなるので前面部の
両側を高くするように逆台形に形成すると良い。逆台形
にすると両端部の強度の低下が最小限度に抑えられる。
従って、展示の際にミシン目9a、9b、9bに沿って
切断すると、図4の様に個装箱の上部を斜めに切り取っ
て、商品を露出させることができる。以上は従来の構造
と共通する。
【0014】次に、本発明の特徴を説明する。背面部5
の頂部には筋押し線8cにより上面部4が連結されてい
る。この上面部4は後で説明する様に箱の内側へ折り込
まれた際に第1傾斜面を形成する。更に背面部5の上部
中央部分には両側面(3、3から距離W1 の位置に形成
した第3ミシン目9c、9cにより第2傾斜面を形成す
るための傾斜フラップ10を形成する。距離W1 はのり
代の幅W2 よりも大きくする。ミシン目9c、9cを両
側面部と背面部の境界に設けることも考えられるが箱の
強度が低下する。またのり代部分に傾斜フラップを折り
込むための筋押し線8aが必要になり、製函時に筋押し
線がずれを生じ折り曲げが困難になる。傾斜フラップ1
0は後で説明する様に箱の内側へ折り込まれた時に傾斜
角度θ2の第2傾斜面を形成する。筋押し線8cの両側
には切り込み14a、14a又はミシン目が形成されて
おり、これにより上面部4は傾斜フラップ10のみに結
合している。更に傾斜フラップ10の下縁は筋押し線8
aを有する。
【0015】図3に示した様に、上面部4の前後方向の
長さと傾斜フラップ10の高さの和L1 と、傾斜フラッ
プ10の下縁から前面部2の下縁までの距離L2 との関
係をL1 >L2 に定める。これにより、第1傾斜面の傾
斜θ1 が緩くなり、その分だけ底面に投影した傾斜面が
大きくなり、包装体全体の階段状展示を可能になる。し
かしこの傾斜が余り緩いと階段の傾斜が緩くなり階段状
展示効果が減じる。このようにすると、包装体の重みで
傾斜面は背面側に移動しようとするが、傾斜フラップ1
0は第1傾斜面を構成している前面部2を前面側に押圧
し、それにより包装体を前面側へ付勢する弾性力を作用
させる。このようにして、商品の個数が減少した場合に
も商品を階段状に立てた状態に保持する傾斜面を得るこ
とができ、また一枚になっても傾斜面のために商品が倒
れ込まないで直立状態に保持されるので展示効果が損な
われない。具体的な筋押し線8aの位置は、収納すべき
製品の形状寸法と枚数により対応した収納箱の奥行き寸
法と高さ寸法に依存するので、一定の関係式は与えられ
ないが、具体的にこれらの寸法が定まるとL1 とL2
好適な寸法は容易に決定できる。例えば、収納箱の奥行
き寸法をa、高さ寸法をb、傾斜フラップ10の高さを
xとする時、L1 >L2 となる条件は次の通りである。 x>b2 /2(a+b) ただし、x=b/2となると第1傾斜面を構成すべき上
面部4が水平になるので、x<b/2でなければならな
い。 例えば、a=bならば b/2>x>b/4 2a=bならば b/2>x>b/3 a=2bならば b/2>x>b/6 の範囲で選択すれば良い。上記したところで明らかと思
われるが、次に使用方法を説明する。図1〜3に示した
ように、個装箱は包装時には全体的に直方体の形状をな
しており、内部にMFD、MD、CD等の包装体数個を
収納し、上面部を閉鎖し、上面部の前縁フラップを差込
んで図2のように包装を完成し、更に内装ないしは外装
段ボールによって梱包後、出荷される。次に、展示の際
には図4に示した部分をミシン目9a、9b、9bに沿
って切り取ると、図5の状態となり内部の薄板状の包装
体12が露出する。そこで全部の包装体12を取り出
し、背面部5の切取線9cを手で切断し、筋押し線8a
に沿って傾斜フラップ10を箱内部へ鋭角に折り込み、
差込みフラップ7cを下にして上面部4の前端縁を底面
部に接触させる。これにより16b(図7)の箇所で筋
押し線8cを谷折にして上面部4による第1傾斜面と傾
斜フラップ10による第2傾斜面よりなる複合傾斜面が
形成される。折込みが完了した状態が図6の状態であ
る。次に図7のように包装体12を戻すと、包装体は複
合傾斜面に支持されて階段状に配列される。
【0016】
【発明の効果】以上の構成であるから、本発明の収納箱
は、記録媒体の包装体の階段状展示が可能となり、包装
体が階段状の段差を有するため、その一枚ずつの取り出
しが容易に実行でき、誤って商品を落下させてしまう問
題もない。更に収納された個数が減っても複合傾斜面の
反発力で前面部に押しつけるため商品が倒れてしまうこ
とが無く最後まで展示効果を失わない。また従来のよう
に厚紙を使用しないで同等の階段状展示効果を得ること
ができるのでコストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部を開放した本発明の個装箱の斜視図であ
る。
【図2】本発明の個装箱の平面斜視図である。
【図3】本発明の個装箱内面の構造を示すために右半分
を切りとって示し斜視図である。
【図4】図1〜3に示した個装箱の切り取り部分の斜視
図である。
【図5】切り取り部分を除去した後に複数の包装体が収
納された状態の斜視図である。
【図6】上面部と背面部の傾斜フラップとを内部に折り
込んで複合傾斜面を形成した個装箱の斜視図である。
【図7】複数の包装体を収容した、図6の個装箱の右半
分を切り取って示した斜視図である。
【図8】従来の個装箱の斜視図である。
【図9】従来の個装箱の蓋を開放した斜視図である。
【図10】従来の個装箱から切り取った前部上部の斜視
図である。
【図11】従来の個装箱から前部上部を切り取って包装
体を露出させた斜視図である。
【図12】従来の個装箱において収納した包装体の転倒
を防止するための手段の従来例を示す側面図である。
【図13】従来の個装箱において収納した包装体の階段
状展示を可能にする手段の従来例を示す側面断面図であ
る。
【図14】図13の個装箱の包装体の階段状展示を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1:個装箱 2:前面部 3:側面部 4:上面部 5:背面部 6:底面部 7a、7b:左右側面フラップ 7c:差込みフラップ 8a、8b、8c:筋押し線 9a:第1ミシン目(切取線) 9b:第2ミシン目(切取線) 9c:第3ミシン目(切取線) 10:傾斜フラップ 11:のり代部 14:切り込み

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面部(6)と、下方に第1切取線(9
    a)を入れた前面部(2)と、背面部(5)と、前記第
    1切取線(9a)の両端から前記背面部の上端縁まで斜
    めに延びる第2切取線(9b、9b)をそれぞれ有する
    右側面部及び左側面部(3、3)と、前記両側面部
    (3、3)の上端縁に筋押し線を介して連結された右側
    部フラップ(7a)及び左側部フラップ(7b)と、前
    記背面部(5)の上端縁に第3筋押し線(8c)と両側
    の切り込み(14a)又はミシン目を介して連結されて
    蓋を構成する上面部(4)と、前記上面部(4)に第2
    筋押し線(8b)を介して連結された蓋フラップ(7
    c)とよりなる記録媒体等の展示兼用収納箱において、 前記背面部(5)と前記上面部(4)との連結部両端に
    設けられた前記切り込み(14a、14a)又はミシン
    目の各終端縁より垂下して設けた第3切取線(9c、9
    c)と、前記背面部(5)の中央部分に前記底面部
    (6)とほぼ平行に前記第3切取線(9c、9c)を結
    ぶ第1筋押し線(8a)とを設けたことを特徴とする展
    示兼用収納箱。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2切取線(9a、9b)
    に沿って前記前面部(2)及び両側面部(3、3)の一
    部と前記左右側部フラップ(7a、7b)とを切り離
    し、前記第3切取線(9c、9c)と前記第1筋押し線
    (8a)と第3筋押し線(8c)とによって区画された
    傾斜フラップ(10)を前記第1筋押し線(8a)から
    収納箱内に折り込み、前記蓋フラップ(7c)及び上面
    部(4)を前記第3筋押し線(8c)から折り込んで前
    記蓋フラップ(7c)を前面部(2)の底面側へ当接さ
    せ、前記上面部(4)により形成された第1傾斜面と前
    記傾斜フラップ(10)により形成された第2傾斜面と
    からなる複合傾斜面(15)を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の展示兼用収納箱。
  3. 【請求項3】 前記傾斜フラップ(10)の下縁の第1
    筋押し線(8a)から前記第3筋押し線(8c)までの
    高さと前記第3筋押し線(8c)から上面部(4)の前
    端縁の第2筋押し線(8b)までの距離の和L1 を前面
    部(2)の下端縁から傾斜フラップ(10)の下縁の第
    1の筋押し線(8a)を結ぶ直線距離L2 よりも長くし
    たことを特徴とする請求項1又は2に記載の展示兼用収
    納箱。
  4. 【請求項4】 前記傾斜フラップ(10)の両側の第3
    切取線(9c、9c)の前記側面部(3、3)からの距
    離W1 を、背面部(5)に重なるのり代(11)の幅W
    2 よりも大きくした請求項1ないし3のいずれかに記載
    の展示兼用収納箱。
  5. 【請求項5】 前記第1傾斜面の底面部(6)からの角
    度θ1 を、前記第2傾斜面の角度θ2 よりも小さくした
    請求項1ないし4のいずれかに記載の展示兼用収納箱。
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