JPH083101B2 - ガス化装置 - Google Patents

ガス化装置

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JPH083101B2
JPH083101B2 JP33128393A JP33128393A JPH083101B2 JP H083101 B2 JPH083101 B2 JP H083101B2 JP 33128393 A JP33128393 A JP 33128393A JP 33128393 A JP33128393 A JP 33128393A JP H083101 B2 JPH083101 B2 JP H083101B2
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康常 勝田
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陸雄 山田
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Babcock Hitachi KK
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  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微粉固体炭素質原料の
可燃分を生成ガスとして取り出し、灰分を溶融スラグと
して排出する気流層式のガス化装置に係り、特に、溶融
スラグを安定に排出するガス化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、石炭等の微粉固体炭素質原料をガ
ス化する装置には、固定層、流動層、気流層等の各装置
が種々提案されている。これらの装置の中で、気流層は
微粉固体炭素質原料を微粉にして酸素、空気等の酸化剤
と共に原料灰の融点以上の温度(約1300〜1600
℃)の炉内に供給して微粉固体炭素質原料中の可燃分を
生成ガスに、灰分を溶融スラグに変換させ、溶融スラグ
はこのガス化装置下部から系外へ排出するものである。
このため、気流層式のガス化装置は、他の装置に比較し
ガス化効率が高く、適用炭種が広いことから環境適合性
が優れている等の特徴を有している。従って、気流層式
のガス化装置は、複合発電や燃料電池等の燃料、合成ガ
ス等の原料製造に適しており、国内外で開発が進められ
ている。
【0003】従来、高いガス化効率が得られる気流層式
のガス化装置に関しては、例えば図4に示すようなもの
が知られている。このガス化装置1は、ガス化部10、
急冷部20及びその下方に設けたスラグロックホッパ3
0からなリ、加圧型のガス化部10で発生した溶融スラ
グ6を急冷したスラグ7を排出するに当たり、急冷部2
0とスラグロックホッパ30とを結ぶ均圧ライン50を
設け、スラグロックホッパ30には加圧気体を常時満た
しておき、急冷部20からのスラグ移動時に均圧ライン
50により気体を急冷部20側に逃がさせるようにした
ものである(特開昭61−243896号公報)尚、図
4において、参照番号51はスラグクラッシャ、52は
ロータリ弁、53は安全弁、54は圧力調節器、55は
高圧空気又は蒸気等のガス供給ラインを各々示す。
【0004】一方、図5に示すように、生成ガスを生成
するガス化装置1のガス化部10内に発生する溶融スラ
グ6を冷却固化して排出するスラグ排出装置60におい
て、上記ガス化装置本体2の下部に開閉するスラグ排出
口62を形成し、このスラグ排出口62の上方に、溶融
スラグ6を補集し冷却固化させる冷却水プール21を形
成すると共に、この冷却水プール21中に撹拌流を生じ
させる撹拌流生成手段61を設けたスラグ排出装置60
が知られている(実開平1−161241号公報)。
尚、図5において、参照番号35はスラグ排出水系を示
す。
【0005】更に、他のガス化装置としては、特開昭5
9−176391号、特開昭60−92391号、実開
昭61−98840号、実開昭62−162244号、
実開平3−70256号及び実開平3−123537号
等の各公報のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ガス化装置は
20〜30気圧の加圧装置であり、ガス化部の下部には
冷却水プールを有する急冷部があり、この急冷部でガス
化部スラグタップから流下した溶融スラグは熱応力によ
って数mmに水砕される。この急冷部と、加圧、常圧を
繰り返しスラグを溜めるスラグロックホッパとの間は配
管と弁で接続されているが、一般には、この弁の大きさ
は内径が200mm程度である。従って、急冷部の下部
は円錐状に形状が絞られており、更に、この弁の上下に
はこの弁の内径に等しい短管が設置されている。
【0007】先に記載した従来技術に係るガス化装置
は、主として急冷部の円錐状に絞られた部分におけるス
ラグの架橋(ブリッジ)に関するものであるが、本発明
者等の実験によれば、円錐状に絞られた部分で架橋(ブ
リッジ)が起こり、堆積したスラグの自重を最大に受け
る部分である。又、径が最も小さくなった短管の部分に
おいても閉塞が発生し、この短管が他の機器等により振
動を受ければスラグは極度に圧密化されることが分かっ
た。この短管でスラグの閉塞がおこれば、円錐状の部分
が例え撹拌されていても、短管のスラグ圧密化による閉
塞解消には何ら効果がない。更に、スラグが急冷部から
スラグホッパに落下し、その落下スラグ量に応じてスラ
グロックホッパ内の冷却水が上部へ上昇するため、冷却
水が落下スラグの落下速度を抑制し、この現象がスラグ
の閉塞原因にもなる。又、図5に示した従来技術に係る
ガス化装置は、急冷部の円錐状に絞られた部分又は短管
にスラグが架橋しないようにすることはできるが、その
場合には非常に多量の冷却水を供給せねばならず、大き
な径の供給配管及び供給ポンプが必要となり、非現実的
である。更に、スラグが急冷部から排出出来ずに堆積
し、スラグが冷却水面以上になると、急冷部において溶
融スラグが冷却されないため大きな塊となる。その結
果、ガス化部が破損したり、再度立上げ出来ない場合も
起こり得る。
【0008】本発明の目的は、加圧下のガス化部から落
下する溶融スラグが、急冷部の冷却水プール下部やその
下の短管に詰まって閉塞することもなく安定に、且つ確
実に系外に排出する気流層式のガス化装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明は、微粉固体炭素質原料をガス化して、
微粉固体炭素質原料の可燃分を生成ガスに、灰分を溶融
スラグに変換するガス化部と、このガス化部の下部に位
置し、ガス化部で発生した溶融スラグを急冷する冷却水
プールを有する急冷部と、この急冷部に蓄積したスラグ
を排出するスラグロックホッパとを設けた気流層式のガ
ス化装置において、スラグロックホッパは、気体溜タン
クを備えたものである。
【0010】本第2発明は、本第1発明において、ガス
化装置は、前記スラグロックホッパと急冷部の冷却水プ
ールとを接続する水上昇用配管とこの水上昇用配管の管
路を開閉する弁とを備えたものである。
【0011】本第3発明は、本第2発明において、気体
溜タンクは、水上昇用配管の管路を開閉する弁のスラグ
ロックホッパ側に設けたものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、スラグロックホッパは気体
溜タンクを備えたので、ガス化部の下部に設けた冷却水
プールに堆積したスラグをスラグロックホッパに移動さ
せる場合には、冷却水プール下部に設けた接続配管を開
閉する弁を開いてスラグロックホッパに設けた気体溜タ
ンクの気体圧力を大気圧からガス化部の圧力にすると、
気体溜タンク内の気体が圧縮し、圧縮した容積分に相当
する冷却水プール内のスラグと冷却水とが急激に下部へ
降下し、冷却水プール及び短管内に発生していたスラグ
の架橋(ブリッジ)を破壊する。従って、スラグが安定
に急冷部からスラグロックホッパへ導かれる。
【0013】更に、スラグロックホッパと冷却水プール
とを接続する水上昇用配管とこの管路を開閉する弁とを
備えたことにより、この弁を開くことによって、スラグ
ロックホッパに下降してきたスラグと冷却水の量に応じ
てスラグロックホッパの水が水上昇用配管内を通って冷
却水プールへ導かれるので、急冷部に堆積していたスラ
グの架橋(ブリッジ)崩壊の作用が一層確実になる。
【0014】更に、気体溜タンクを水上昇用配管の管路
を開閉する弁のスラグロックホッパ側に設けたことによ
り、急冷部からスラグロックホッパ側へスラグを移動さ
せる際は、上記作用と共に、スラグロックホッパから急
冷部への水上昇毎に気体溜タンクの内部が洗浄されて気
体溜タンク自体が詰まることがない。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を更に詳しく説
明する。図1は本発明に係るガス化装置の一部省略系統
図、図2は図1における急冷部及びスラグロックホッパ
を主体に示す要部拡大断面図、図3は図2に相当する他
の急冷部及びスラグロックホッパを主体に示す要部拡大
断面図である。
【0016】図1は、本発明に係るガス化装置1の一部
省略系統図を示す。ガス化装置1は、微粉固体炭素質原
料をガス化するガス化部10と、このガス化部10の下
部に位置し、溶融スラグ6を急冷する急冷部20と、急
冷部20に配管で接続され、急冷部に蓄積したスラグを
排出するスラグロックホッパ30と、ガス化部10で生
成した生成ガスから熱を回収する熱回収部45とが設け
られている。
【0017】ガス化部10は、微粉固体炭素質原料を供
給する原料供給ライン3と酸化剤を供給する酸化剤供給
ライン4に接続されたバーナ11、11と、ガス化部1
0底部に位置し、溶融スラグ6を排出するスラグタップ
12を有する。急冷部20は、溶融スラグ6を急冷する
冷却水プール21と、この冷却水プール21の上に位置
する上部空間26と、冷却水を供給する冷却水供給ライ
ン22及び冷却水を排出する冷却水排出ライン23を有
する。又、弁24によって冷却水のレベル制御が行なわ
れる。スラグロックホッパ30は、気体溜タンク31
と、水供給ライン36と、オーバーブローする水排出ラ
イン37とを有し、上下には弁34a、34cが設けら
れている。熱回収部45は、生成ガス排出ライン46
と、ボイラ水排出ライン16とを有する。14は耐火材
である。
【0018】急冷部20とスラグロックホッパ30と
は、短管35とこの短管35の管路を開閉する弁34a
を介して接続されている。更に、スラグロックホッパ3
0と冷却水プール21とは、水上昇用配管32と、この
水上昇用配管32に設けられた弁33を介して接続され
ている。スラグロックホッパ30の下部は、スラグ7を
排出する弁34cと、その下流に高圧水ライン39の高
圧水によって作動するエジェクタ38及びスラグ搬送ラ
イン40が設けられている。スラグ搬送ライン40は、
図示していないが固液分離装置、スラグタンク及び排水
処理設備に至る。
【0019】上記構成を有する本発明のガス化装置1
は、次のように作用する。ガス化部10において、石炭
等の微粉固体炭素質原料は原料供給ライン3、3から、
空気等の酸化剤は酸化剤供給ライン4、4からそれぞれ
バーナ11、11に供給され、原料中の可燃分は水素及
び一酸化炭素に富む生成ガスに、原料中の灰分は溶融ス
ラグ6に各々変換される。即ち、溶融スラグ6は、原料
の灰の溶融温度以上の約1300〜1600℃の高温に
保持されたガス化部10で発生し、スラグタップ12か
ら急冷部20の冷却水プール21の中に落下する。溶融
スラグ6は、表面と内部とで数百℃の温度差が生じるた
め熱応力により約3mm以下に水砕されて、冷却水プー
ル21の冷却水中に一旦溜められる。
【0020】次に、水供給ライン36の弁34d、水排
出ライン37の弁34bを開いて高圧水を供給し、スラ
グロックホッパ30が高圧の冷却水で満水になると弁3
4b及び34dを閉めて冷却水の供給を止め、弁34a
を開けてスラグロックホッパ30の圧力をガス化部10
と同じ圧力にする。勿論、この時弁33、34cは閉じ
られている。スラグロックホッパ30に備えられた気体
溜タンク31の気体、例えば空気の圧は、急激に常圧か
ら30kg/cm2gに圧縮され、気体溜タンク31の
液高がh0からh1となる。そのため、冷却水プール21
の円錐部25に堆積していたスラグ7は、気体溜タンク
31の気体圧縮容積分V1に相当する量のスラグ7がス
ラグロックホッパ30側に急激に移動し、スラグロック
ホッパ30内の水は、流下してきたスラグ量に応じて水
上昇用配管32を経て冷却水プール21へ導かれ、一定
時間経た後に、弁34aは再び閉じられる。この際、水
上昇用配管32を開閉する弁33を開く時期は冷却水プ
ール21の下側の弁34aが開いた後である。この様
に、弁34aと弁33の開閉時期をずらすことにより、
加圧下の冷却水プール円錐部25のスラグ7をスラグロ
ックホッパ30側へ安定に、且つ確実に流下させること
が出来る。スラグロックホッパ30の下部の弁34cを
開くと、スラグロックホッパ30は、減圧し常圧にな
る。その後、図1に示すように、高圧水ライン39によ
り、エジェクタ38を作動させて、スラグロックホッパ
30のスラグと水の混合物をスラグ搬送ライン40を介
して系外に排出する。
【0021】図3は、図2に相当する他の急冷部及びス
ラグロックホッパを主体に示す要部拡大断面図である。
図3に示したガス化装置1は、図2で示したスラグロッ
クホッパ30と冷却水プール21とを接続している水上
昇用配管32を開閉する弁33のスラグロックホッパ3
0側に、気体溜タンク31を設けたものである。その他
の構成については、図1、2のものと同様であるので、
同一機能部分には同一参照番号を付して、その説明を省
略する。
【0022】図3のガス化装置1は、次の様に作用す
る。先ず、ガス化部での溶融スラグ6が急冷部冷却水プ
ール21にスラグとして溜められる作用は、上記図1、
2の説明と同様であるのでその説明を省略する。次に、
水供給ライン36の弁34d、水排出ライン37の弁3
4bを開いて高圧水を供給し、スラグロックホッパ30
が高圧の冷却水で満水になると弁34b及び34dを閉
めて冷却水の供給を止め、弁34aを開けてスラグロッ
クホッパ30の圧力をガス化部10と同じ圧力にする。
この時、弁33、弁34cは閉じられている。
【0023】スラグロックホッパ30と冷却水プール2
1とを接続する水上昇用配管32を開閉する弁33のス
ラグロックホッパ30側に設けた気体溜タンク31の気
体、例えば空気の圧は、急激に常圧から30kg/cm
2gに圧縮され、気体溜タンク31の液高がh0からh1
となる。そのため、冷却水プール21の円錐部25に堆
積していたスラグ7は、気体溜タンク31の気体圧縮容
積分V1に相当する量のスラグ7が冷却水プール21側
からスラグロックホッパ30側に急激に移動する。次
に、弁33を開くとスラグロックホッパ30の水は、流
下してきたスラグ量に応じて水上昇用配管32を経て冷
却水プール21へ導かれ、一定時間経た後に、弁34a
は再び閉じられる。この際、水上昇用配管32の弁33
を開く時期は冷却水プール21の下側の弁34aが開い
た後である。同時に、スラグロックホッパ30の水が、
流下してきたスラグ量に応じて水上昇用配管32を経て
冷却水プール21へ導かる時、気体溜タンク31内が上
昇する水によって洗浄されて、スラグその他の異物等が
気体溜タンクの中に詰まることがない。この様に、弁3
4aと弁33の開閉時期をずらすことにより、加圧下の
冷却水プール円錐部25のスラグ7をスラグロックホッ
パ30へ安定に、且つ確実に流下させることが出来る。
次に、スラグロックホッパ30の下部の弁34cを開く
と、スラグロックホッパ30は、減圧し常圧になる。そ
の後、図1に示したものと同様の高圧水ライン39によ
り、エジェクタ38を作動させて、スラグロックホッパ
30のスラグと水の混合物をスラグ搬送ライン40を介
して系外に排出される。
【0024】
【発明の効果】本第1発明によれば、スラグロックホッ
パは気体溜タンクを備えたので、冷却水プールに堆積し
たスラグをスラグロックホッパに移動させることによ
り、急冷部及び短管内に発生していたスラグの架橋(ブ
リッジ)が破壊され、スラグが安定に急冷部からスラグ
ロックホッパへ導かれる。
【0025】本第2発明によれば、本第1発明におい
て、スラグロックホッパと冷却水プールとを接続する水
上昇用配管とこの管路を開閉する弁とを備えたので、ス
ラグロックホッパに下降してきたスラグと冷却水の量に
応じてスラグロックホッパ内の水が水上昇用配管内を通
って冷却水プールへ導かれ、上記第1発明の効果が一層
確実になる。
【0026】本第3発明によれば、本第2発明におい
て、気体溜タンクを水上昇用配管の管路を開閉する弁の
スラグロックホッパ側に設けたことにより、スラグロッ
クホッパから急冷部への水上昇毎に気体溜タンクの内部
が洗浄されて、気体溜タンクが詰まることがなく、上記
第2発明の効果に加え、スラグの安定排出が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス化装置の一部省略系統図であ
る。
【図2】図1における急冷部及びスラグロックホッパを
主体に示す要部拡大断面図である。
【図3】図2に相当する他の急冷部及びスラグロックホ
ッパを主体に示す要部拡大断面図である。
【図4】従来技術に係るガス化装置系統図である。
【図5】従来技術に係る他のガス化装置の要部断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ガス化装置 6 溶融スラグ 7 スラグ 10 ガス化部 20 急冷部 21 冷却水プール 30 スラグロックホッパ 31 気体溜タンク 32 水上昇用配管 33 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 進 広島県呉市宝町3番36号 バブコック日立 株式会社 呉研究所内 (72)発明者 木田 栄次 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社 呉工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉固体炭素質原料をガス化して、該微
    粉固体炭素質原料の可燃分を生成ガスに、灰分を溶融ス
    ラグに変換するガス化部と、該ガス化部の下部に位置
    し、前記溶融スラグを急冷する冷却水プールを有する急
    冷部と、該急冷部に蓄積したスラグを排出するスラグロ
    ックホッパとを設けた気流層式のガス化装置において、
    前記スラグロックホッパは、気体溜タンクを備えたこと
    を特徴とするガス化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ガス化装置は、
    前記スラグロックホッパと前記冷却水プールとを接続す
    る水上昇用配管と該水上昇用配管の管路を開閉する弁と
    を備えたことを特徴とするガス化装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記気体溜タンク
    は、前記水上昇用配管の管路を開閉する弁の前記スラグ
    ロックホッパ側に設けたことを特徴とするガス化装置。
JP33128393A 1993-12-27 1993-12-27 ガス化装置 Expired - Lifetime JPH083101B2 (ja)

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