JPH08310033A - プリンタ駆動装置 - Google Patents
プリンタ駆動装置Info
- Publication number
- JPH08310033A JPH08310033A JP7140084A JP14008495A JPH08310033A JP H08310033 A JPH08310033 A JP H08310033A JP 7140084 A JP7140084 A JP 7140084A JP 14008495 A JP14008495 A JP 14008495A JP H08310033 A JPH08310033 A JP H08310033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- time
- printing
- capacitor
- calculated
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタヘッド印加電圧の不足を補うコンデ
ンサを充電するために、1ライン印字後の待ち時間を短
かくして印字スピードを大幅に向上する。 【構成】 CPU1はRAM6内に印字対象として展開
されているビットマップイメージデータを1ライン毎に
読み出してサーマルプリンタ7に送る。その際、1ドッ
トライン当たりのオンドット数を算出すると共に、この
オンドット数に基づいてコンデンサの充電時間を決定す
る。この充電時間を1ライン印字後の充電待ち時間とす
る。
ンサを充電するために、1ライン印字後の待ち時間を短
かくして印字スピードを大幅に向上する。 【構成】 CPU1はRAM6内に印字対象として展開
されているビットマップイメージデータを1ライン毎に
読み出してサーマルプリンタ7に送る。その際、1ドッ
トライン当たりのオンドット数を算出すると共に、この
オンドット数に基づいてコンデンサの充電時間を決定す
る。この充電時間を1ライン印字後の充電待ち時間とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルプリンタや
インパクトプリンタ等におけるプリンタ駆動装置に関す
る。
インパクトプリンタ等におけるプリンタ駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサや電子式金銭登
録機等に搭載されているサーマルプリンタにおいては、
主電源から供給されるプリンタヘッド印加電圧にしたが
って充電を行うことによりこの印加電圧の不足を補うコ
ンデンサを有し、ビットマップイメージデータを1ライ
ン毎に印字する際に、1ライン印字後、当該コンデンサ
への充電時間を待って次の印字動作を開始するようにし
ている。すなわち、図7はこのようなプリンタ駆動装置
の動作を示したタイムチャートで、プリンタヘッド印加
電圧VPを充電するコンデンサの電位が印字動作を制御
するストローブ信号のオン(ハイレベル)/オフ(ロー
レベル)によってどのように変化するのかを表わした図
である。なお、ストローブ信号はアクティブハイの信号
である。いま、サーマルヘッドを構成する1ライン分の
発熱体のうち、1回目のストローブ信号のオンタイミン
グで、N0個の発熱体がオンされ(熱せられ)、2回目
のオンタイミングではN1個の発熱体、3回目のオンタ
イミングではN2個の発熱体がオンされたものとする。
ここで、図中「a」はストローブ信号がオンの状態(1
ドットラインを印字する時間ΔT)を示し、また「b」
はコンデンサへの充電待ち時間である。また「c」は印
字動作時におけるコンデンサの放電量(降下電位量)を
示し、更に「d」はコンデンサへのフル充電時間を示
し、「e」は充電終了後の遊び時間である。
録機等に搭載されているサーマルプリンタにおいては、
主電源から供給されるプリンタヘッド印加電圧にしたが
って充電を行うことによりこの印加電圧の不足を補うコ
ンデンサを有し、ビットマップイメージデータを1ライ
ン毎に印字する際に、1ライン印字後、当該コンデンサ
への充電時間を待って次の印字動作を開始するようにし
ている。すなわち、図7はこのようなプリンタ駆動装置
の動作を示したタイムチャートで、プリンタヘッド印加
電圧VPを充電するコンデンサの電位が印字動作を制御
するストローブ信号のオン(ハイレベル)/オフ(ロー
レベル)によってどのように変化するのかを表わした図
である。なお、ストローブ信号はアクティブハイの信号
である。いま、サーマルヘッドを構成する1ライン分の
発熱体のうち、1回目のストローブ信号のオンタイミン
グで、N0個の発熱体がオンされ(熱せられ)、2回目
のオンタイミングではN1個の発熱体、3回目のオンタ
イミングではN2個の発熱体がオンされたものとする。
ここで、図中「a」はストローブ信号がオンの状態(1
ドットラインを印字する時間ΔT)を示し、また「b」
はコンデンサへの充電待ち時間である。また「c」は印
字動作時におけるコンデンサの放電量(降下電位量)を
示し、更に「d」はコンデンサへのフル充電時間を示
し、「e」は充電終了後の遊び時間である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におけ
るこの種のプリンタ駆動装置においては、発熱体のオン
ドット数N0、N1、N2にかかわらず、1ライン印字
後、コンデンサへの充電待ち時間として一定時間bを確
保するようにしている。このため、1ライン当たり発熱
体のオンドット数が少ない場合(N1、N2個の場合)
においては、コンデンサ充電時間dが極端に短かくなる
ため、かなりの遊び時間eを生じ、それだけ印字スピー
ドが遅くなるという欠点があった。このことは、膨大な
ドット数を持つグラフィックデータを印字する場合に顕
著なものとなる。この発明の課題は、プリンタヘッド印
加電圧の不足を補うコンデンサを充電するために、1ラ
イン印字後の待ち時間を短かくして印字スピードを大幅
に向上できるようにすることである。
るこの種のプリンタ駆動装置においては、発熱体のオン
ドット数N0、N1、N2にかかわらず、1ライン印字
後、コンデンサへの充電待ち時間として一定時間bを確
保するようにしている。このため、1ライン当たり発熱
体のオンドット数が少ない場合(N1、N2個の場合)
においては、コンデンサ充電時間dが極端に短かくなる
ため、かなりの遊び時間eを生じ、それだけ印字スピー
ドが遅くなるという欠点があった。このことは、膨大な
ドット数を持つグラフィックデータを印字する場合に顕
著なものとなる。この発明の課題は、プリンタヘッド印
加電圧の不足を補うコンデンサを充電するために、1ラ
イン印字後の待ち時間を短かくして印字スピードを大幅
に向上できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。主電源から供給されるプリンタヘッド印加電
圧にしたがって充電を行うことによりこの印加電圧の不
足を補うコンデンサを有し、ビットマップイメージデー
タを1ライン毎に印字する際に、1ライン印字後、前記
コンデンサへの充電時間を待って次の1ライン分の印字
動作を開始させるプリンタ駆動装置において、 (1)、第1の算出手段はビットマップイメージデータ
を解析して1ライン毎に1ライン当たりのオンドット数
を算出する。 (2)、第2の算出手段はこの第1の算出手段によって
算出されたオンドット数に基づいて当該ドットライン印
字後の待ち時間を算出する。 (3)、印字制御手段はこの第2の算出手段によって算
出された算出時間の経過を待って次の1ライン分の印字
動作を開始させる。なお、前記印字制御手段は前記算出
時間と、予め決められている紙送り時間とを比較し、算
出時間の方が長い場合にはこの算出時間の経過を待って
次の1ライン分の印字動作を開始させ、前記紙送り時間
の方が長い場合にはこの紙送り時間の経過を待って次の
1ライン分の印字動作を開始させるようにしてもよい。
りである。主電源から供給されるプリンタヘッド印加電
圧にしたがって充電を行うことによりこの印加電圧の不
足を補うコンデンサを有し、ビットマップイメージデー
タを1ライン毎に印字する際に、1ライン印字後、前記
コンデンサへの充電時間を待って次の1ライン分の印字
動作を開始させるプリンタ駆動装置において、 (1)、第1の算出手段はビットマップイメージデータ
を解析して1ライン毎に1ライン当たりのオンドット数
を算出する。 (2)、第2の算出手段はこの第1の算出手段によって
算出されたオンドット数に基づいて当該ドットライン印
字後の待ち時間を算出する。 (3)、印字制御手段はこの第2の算出手段によって算
出された算出時間の経過を待って次の1ライン分の印字
動作を開始させる。なお、前記印字制御手段は前記算出
時間と、予め決められている紙送り時間とを比較し、算
出時間の方が長い場合にはこの算出時間の経過を待って
次の1ライン分の印字動作を開始させ、前記紙送り時間
の方が長い場合にはこの紙送り時間の経過を待って次の
1ライン分の印字動作を開始させるようにしてもよい。
【0005】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。第1
の算出手段がビットマップイメージデータを解析して1
ライン毎に1ライン当たりのオンドット数を算出する
と、第2の算出手段はこの第1の算出手段によって算出
されたオンドット数に基づいて当該ドットライン印字後
の待ち時間を算出する。すると、印字制御手段はこの第
2の算出手段によって算出された算出時間の経過を待っ
て次の1ライン分の印字動作を開始させる。したがっ
て、プリンタヘッド印加電圧の不足を補うコンデンサを
充電するために、1ライン印字後の待ち時間を短かくし
て印字スピードを大幅に向上することができる。
の算出手段がビットマップイメージデータを解析して1
ライン毎に1ライン当たりのオンドット数を算出する
と、第2の算出手段はこの第1の算出手段によって算出
されたオンドット数に基づいて当該ドットライン印字後
の待ち時間を算出する。すると、印字制御手段はこの第
2の算出手段によって算出された算出時間の経過を待っ
て次の1ライン分の印字動作を開始させる。したがっ
て、プリンタヘッド印加電圧の不足を補うコンデンサを
充電するために、1ライン印字後の待ち時間を短かくし
て印字スピードを大幅に向上することができる。
【0006】
【実施例】以下、図1〜図6を参照して一実施例を説明
する。図1はサーマルプリンタを搭載したデータ処理装
置のブロック構成図である。CPU1はROM2内の各
種プログラムにしたがってこのデータ処理装置全体の動
作を制御する中央演算処理装置であり、キーボード3か
ら入力された文字列データ等を取り込んで表示部4から
表示出力させたり、イメージリーダ5によって読み取ら
れたイメージデータを取り込んで表示出力させ、更に、
文字列データやイメージデータをRAM6に格納する。
また、CPU1はキーボード3から印字指令が入力され
ると、印字対象のデータ(ビットマップイメージデー
タ)を1ライン毎にサーマルプリンタ7に送って印字出
力させる。
する。図1はサーマルプリンタを搭載したデータ処理装
置のブロック構成図である。CPU1はROM2内の各
種プログラムにしたがってこのデータ処理装置全体の動
作を制御する中央演算処理装置であり、キーボード3か
ら入力された文字列データ等を取り込んで表示部4から
表示出力させたり、イメージリーダ5によって読み取ら
れたイメージデータを取り込んで表示出力させ、更に、
文字列データやイメージデータをRAM6に格納する。
また、CPU1はキーボード3から印字指令が入力され
ると、印字対象のデータ(ビットマップイメージデー
タ)を1ライン毎にサーマルプリンタ7に送って印字出
力させる。
【0007】サーマルプリンタ7はサーマルヘッドコン
トローラ7−1、サーマルヘッド部7−2を有する構成
で、CPU1はストローブ信号STに同期して1ライン
分のドットデータDataがサーマルヘッドコントロー
ラ7−1を介してサーマルヘッド部7−2に送られる。
この際、CPU1は1ライン分のドットデータData
の中に含まれているオンドット数(黒ドット数)を算出
し、このオンドット数数に基づいてコンデンサ充電時間
を求めると共に、ROM2内に予め固定的に記憶されて
いる1ドットライン分の紙送り時間t0を読み出し、コ
ンデンサ充電時間と紙送り時間t0とを比較し、この比
較結果に基づいて待ち時間Tを決定してRAM6にセッ
トする。
トローラ7−1、サーマルヘッド部7−2を有する構成
で、CPU1はストローブ信号STに同期して1ライン
分のドットデータDataがサーマルヘッドコントロー
ラ7−1を介してサーマルヘッド部7−2に送られる。
この際、CPU1は1ライン分のドットデータData
の中に含まれているオンドット数(黒ドット数)を算出
し、このオンドット数数に基づいてコンデンサ充電時間
を求めると共に、ROM2内に予め固定的に記憶されて
いる1ドットライン分の紙送り時間t0を読み出し、コ
ンデンサ充電時間と紙送り時間t0とを比較し、この比
較結果に基づいて待ち時間Tを決定してRAM6にセッ
トする。
【0008】図2はRAM6内に印字対象として展開さ
れたビットマップイメージデータを示している。ここ
で、例えば600ドットを印字するサーマルプリンタに
おいては、1ドットライン当たり600/8=75バイ
ト、更に待ち時間Tをセットする為の待ち時間カウンタ
の2バイトを含めて合計77バイト必要となり、CPU
1はこのRAM6内から1ドットライン毎にデータを読
み出して待ち時間Tを求め、対応するRAM6内のライ
ンエリアにセットする。
れたビットマップイメージデータを示している。ここ
で、例えば600ドットを印字するサーマルプリンタに
おいては、1ドットライン当たり600/8=75バイ
ト、更に待ち時間Tをセットする為の待ち時間カウンタ
の2バイトを含めて合計77バイト必要となり、CPU
1はこのRAM6内から1ドットライン毎にデータを読
み出して待ち時間Tを求め、対応するRAM6内のライ
ンエリアにセットする。
【0009】図3はサーマルヘッド部7−2の構成を示
した図である。このサーマルヘッド部7−2には主電源
から供給されるプリンタヘッド印加電圧VPにしたがっ
て充電を行うことによりプリンタヘッド印加電圧VPの
不足を補うコンデンサCOを有し、このプリンタヘッド
印加電圧VPに応じた主電流とコンデンサCOの放電電
流は、サーマルヘッドを構成する1ライン分のN個の発
熱体ROに駆動電流として供給される。シストレジスタ
SRはクロック信号に同期して1ドットラインデータD
ataを読み込んでNビットのパラレルデータに変換出
力し、対応するアンドゲートAGを介して発熱体ROを
通電させる。なお、N個のアンドゲートAGはストロー
ブ信号STによって制御される。
した図である。このサーマルヘッド部7−2には主電源
から供給されるプリンタヘッド印加電圧VPにしたがっ
て充電を行うことによりプリンタヘッド印加電圧VPの
不足を補うコンデンサCOを有し、このプリンタヘッド
印加電圧VPに応じた主電流とコンデンサCOの放電電
流は、サーマルヘッドを構成する1ライン分のN個の発
熱体ROに駆動電流として供給される。シストレジスタ
SRはクロック信号に同期して1ドットラインデータD
ataを読み込んでNビットのパラレルデータに変換出
力し、対応するアンドゲートAGを介して発熱体ROを
通電させる。なお、N個のアンドゲートAGはストロー
ブ信号STによって制御される。
【0010】次に、本実施例の動作を図4に示すフロー
チャートにしたがって説明する。先ず、印字対象データ
が文字列コードであれば、その文字フォントに基づいて
ビットマップイメージデータに変換してRAM6にセッ
トする(ステップS1)。次にRAM6内のイメージデ
ータをその先頭ラインから1ライン分読み出し、オンド
ット数を求め(ステップS2)、このオンドット数に基
づいてコンデンサCOへの充電時間tをt=f(N)式
より求める(ステップS3)。
チャートにしたがって説明する。先ず、印字対象データ
が文字列コードであれば、その文字フォントに基づいて
ビットマップイメージデータに変換してRAM6にセッ
トする(ステップS1)。次にRAM6内のイメージデ
ータをその先頭ラインから1ライン分読み出し、オンド
ット数を求め(ステップS2)、このオンドット数に基
づいてコンデンサCOへの充電時間tをt=f(N)式
より求める(ステップS3)。
【0011】図5はイメージデータ1ライン分のオンド
ット数に基づいてコンデンサCOへの充電時間tを求め
る際の計算式を示した図である。ここで、発熱体1つの
抵抗値をR0、プリンタヘッド印加電圧VPによる最大
供給電流をImax、プリンタヘッド印加電圧VPの不
足を補うコンデンサC、1ドットライン印字時間をΔT
とすると、1つの発熱体に流れる電流は(1)式によっ
て求められる。また、印加される発熱体数(オンドット
数)をN個とした場合、1ドットライン分のN個の発熱
体に流れる電流は(2)式によって求められ、またコン
デンサへの充電電流は(3)式によって求められ、更に
コンデンサの降圧分は(4)式によって求められる。そ
して、コンデンサを充電するのに必要な時間tは(5)
式により求められる。なお、RCは時定数である。この
(5)式に上記(4)式を代入して簡略化すると、発熱
体のオンドット数がN個の場合におけるコンデンサの充
電時間tは(6)式により求められる。このようにNを
変数とする(6)式からコンデンサの充電時間tは、発
熱体のオンドット数N個が少なければ短かく、多ければ
長くなることが分かる。したがって、次の1ラインの印
字を開始するまでの待ち時間はコンデンサの実質的な充
電時間となる。
ット数に基づいてコンデンサCOへの充電時間tを求め
る際の計算式を示した図である。ここで、発熱体1つの
抵抗値をR0、プリンタヘッド印加電圧VPによる最大
供給電流をImax、プリンタヘッド印加電圧VPの不
足を補うコンデンサC、1ドットライン印字時間をΔT
とすると、1つの発熱体に流れる電流は(1)式によっ
て求められる。また、印加される発熱体数(オンドット
数)をN個とした場合、1ドットライン分のN個の発熱
体に流れる電流は(2)式によって求められ、またコン
デンサへの充電電流は(3)式によって求められ、更に
コンデンサの降圧分は(4)式によって求められる。そ
して、コンデンサを充電するのに必要な時間tは(5)
式により求められる。なお、RCは時定数である。この
(5)式に上記(4)式を代入して簡略化すると、発熱
体のオンドット数がN個の場合におけるコンデンサの充
電時間tは(6)式により求められる。このようにNを
変数とする(6)式からコンデンサの充電時間tは、発
熱体のオンドット数N個が少なければ短かく、多ければ
長くなることが分かる。したがって、次の1ラインの印
字を開始するまでの待ち時間はコンデンサの実質的な充
電時間となる。
【0012】このようにして1ドットライン内のオンド
ット数Nからコンデンサの充電時間tを求めると、次の
ステップS4に進み、ROM2から1ドットライン分の
紙送り時間t0を読み出し、この紙送り時間t0とコン
デンサ充電時間tとを比較する(ステップS5)。この
結果、t>t0、つまり充電時間tの方が長ければ、こ
の充電時間tをRAM6内の対応する待ち時間カウンタ
Tにセットする(ステップS6)。一方、1ドットライ
ンのオンドット数Nが少なく紙送り時間t0が充電時間
以上であれば、この紙送り時間t0をRAM6内の対応
する待ち時間カウンタTにセットする(ステップS
7)。
ット数Nからコンデンサの充電時間tを求めると、次の
ステップS4に進み、ROM2から1ドットライン分の
紙送り時間t0を読み出し、この紙送り時間t0とコン
デンサ充電時間tとを比較する(ステップS5)。この
結果、t>t0、つまり充電時間tの方が長ければ、こ
の充電時間tをRAM6内の対応する待ち時間カウンタ
Tにセットする(ステップS6)。一方、1ドットライ
ンのオンドット数Nが少なく紙送り時間t0が充電時間
以上であれば、この紙送り時間t0をRAM6内の対応
する待ち時間カウンタTにセットする(ステップS
7)。
【0013】そして、CPU1はこの待ち時間カウンタ
Tの値を減算してゆき、タイムアップするまで待つ(ス
テップS8)。ここで、タイムアップを検出すると、C
PU1はサーマルプリンタ7−1を介してサーマルヘッ
ド部7−2にアクティブハイのストローブ信号STを出
力する(ステップS9)。この場合、サーマルヘッド部
7−2において、シフトレジスタSRの出力ビットに応
じて対応するアンドゲートAGが開成され、発熱体R0
が通電されて1ライン分の印字が行われる。このように
して1ライン分の印字が行われると、CPU1はRAM
6内のビットマップイメージから次の1ドットライン分
のデータを読み出す(ステップS10)。そして、全ド
ットライン分の処理が終了したかをチェックし(ステッ
プS11)、終了していなければステップS2に戻り、
上述の動作を繰り返す。
Tの値を減算してゆき、タイムアップするまで待つ(ス
テップS8)。ここで、タイムアップを検出すると、C
PU1はサーマルプリンタ7−1を介してサーマルヘッ
ド部7−2にアクティブハイのストローブ信号STを出
力する(ステップS9)。この場合、サーマルヘッド部
7−2において、シフトレジスタSRの出力ビットに応
じて対応するアンドゲートAGが開成され、発熱体R0
が通電されて1ライン分の印字が行われる。このように
して1ライン分の印字が行われると、CPU1はRAM
6内のビットマップイメージから次の1ドットライン分
のデータを読み出す(ステップS10)。そして、全ド
ットライン分の処理が終了したかをチェックし(ステッ
プS11)、終了していなければステップS2に戻り、
上述の動作を繰り返す。
【0014】以上のように本実施例においては、1ドッ
トライン当たりのオンドット数に基づいてコンデンサの
充電時間を求め、この充電時間から1ライン印字後の待
ち時間を決定するようにしたから、次の1ラインの印字
を開始するまでの待ち時間に従来のような遊び時間がな
くなり、待ち時間を最小にすることが可能となり、印字
スピードをそれだけ速くすることができる。すなわち、
図6は上述した図7と同様に、コンデンサの電位がスト
ローブ信号STのオン/オフによってどのように変化す
るかを表わしたタイムチャートであり、本実施例におい
ては1ライン印字後の待ち時間はコンデンサの充電に必
要な時間のみとなる。また、CPU1は算出したコンデ
ンサ充電時間と1ドットライン分の紙送り時間とを比較
し、この比較結果に基づいて1ライン印字後の待ち時間
を決定するようにしたから、少なくとも紙送り時間を確
保することができる。
トライン当たりのオンドット数に基づいてコンデンサの
充電時間を求め、この充電時間から1ライン印字後の待
ち時間を決定するようにしたから、次の1ラインの印字
を開始するまでの待ち時間に従来のような遊び時間がな
くなり、待ち時間を最小にすることが可能となり、印字
スピードをそれだけ速くすることができる。すなわち、
図6は上述した図7と同様に、コンデンサの電位がスト
ローブ信号STのオン/オフによってどのように変化す
るかを表わしたタイムチャートであり、本実施例におい
ては1ライン印字後の待ち時間はコンデンサの充電に必
要な時間のみとなる。また、CPU1は算出したコンデ
ンサ充電時間と1ドットライン分の紙送り時間とを比較
し、この比較結果に基づいて1ライン印字後の待ち時間
を決定するようにしたから、少なくとも紙送り時間を確
保することができる。
【0015】なお、上記実施例においては、CPU1が
RAM6内から1ドットライン毎にデータを読み出すと
共に、そのドット数に基づいてコンデンサ充電時間を求
めて1ライン印字後の待ち時間を決定するようにした
が、印字動作を開始する前に予め各ライン毎の待ち時間
を決定して記憶するようにしてもよい。また、CPU1
は印字開始時にRAM6内のビットマップイメージデー
タを全て読み出して印字制御部側に渡し、印字制御部は
1ライン印字後の待ち時間を決定しながら印字動作を制
御するようにしてもよい。また、上記実施例はノンイン
パクト型のサーマルプリンタを例に挙げて説明したが、
インパクトプリンタに適用することもできる。
RAM6内から1ドットライン毎にデータを読み出すと
共に、そのドット数に基づいてコンデンサ充電時間を求
めて1ライン印字後の待ち時間を決定するようにした
が、印字動作を開始する前に予め各ライン毎の待ち時間
を決定して記憶するようにしてもよい。また、CPU1
は印字開始時にRAM6内のビットマップイメージデー
タを全て読み出して印字制御部側に渡し、印字制御部は
1ライン印字後の待ち時間を決定しながら印字動作を制
御するようにしてもよい。また、上記実施例はノンイン
パクト型のサーマルプリンタを例に挙げて説明したが、
インパクトプリンタに適用することもできる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、1ドットライン当た
りのオンドット数に基づいてコンデンサの充電時間を求
め、この充電時間から1ライン印字後の待ち時間を決定
するようにしたから、次の1ラインの印字を開始するま
での待ち時間に従来のような遊び時間がなくなり、待ち
時間を最小にすることが可能となり、印字スピードをそ
れだけ速くすることができる。
りのオンドット数に基づいてコンデンサの充電時間を求
め、この充電時間から1ライン印字後の待ち時間を決定
するようにしたから、次の1ラインの印字を開始するま
での待ち時間に従来のような遊び時間がなくなり、待ち
時間を最小にすることが可能となり、印字スピードをそ
れだけ速くすることができる。
【図1】サーマルプリンタを搭載したデータ処理装置の
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図2】RAM6内に印字対象として展開されたビット
マップイメージデータを示した図。
マップイメージデータを示した図。
【図3】サーマルヘッド部7−2の構成を示した図。
【図4】本実施例の動作を示したフローチャート。
【図5】1ドットライン内のオンドット数に基づいてコ
ンデンサ充電時間を求める計算式を示した図。
ンデンサ充電時間を求める計算式を示した図。
【図6】コンデンサの電位がストローブ信号STのオン
/オフによってどのように変化するかを示すタイムチャ
ートで、特に1ライン印字後の待ち時間を説明するため
の図。
/オフによってどのように変化するかを示すタイムチャ
ートで、特に1ライン印字後の待ち時間を説明するため
の図。
【図7】従来例を説明するためのタイムチャートで、特
に1ライン印字後の待ち時間を説明するための図。
に1ライン印字後の待ち時間を説明するための図。
1 CPU 2 ROM 6 RAM 7 サーマルプリンタ 7−1 サーマルヘッドコントローラ 7−2 サーマルヘッド部 VP プリンタヘッド印加電圧 CO コンデンサ R0 発熱体 SR シフトレジスタ Data 1ドットラインデータ ST ストローブ信号
Claims (2)
- 【請求項1】主電源から供給されるプリンタヘッド印加
電圧にしたがって充電を行うことによりこの印加電圧の
不足を補うコンデンサを有し、ビットマップイメージデ
ータを1ライン毎に印字する際に、1ライン印字後、前
記コンデンサへの充電時間を待って次の1ライン分の印
字動作を開始させるプリンタ駆動装置において、 ビットマップイメージデータを解析して1ライン毎に1
ライン当たりのオンドット数を算出する第1の算出手段
と、 この第1の算出手段によって算出されたオンドット数に
基づいて当該ドットライン印字後の待ち時間を算出する
第2の算出手段と、 この第2の算出手段によって算出された算出時間の経過
を待って次の1ライン分の印字動作を開始させる印字制
御手段とを具備したことを特徴とするプリンタ駆動装
置。 - 【請求項2】前記印字制御手段は前記算出時間と、予め
決められている紙送り時間とを比較し、算出時間の方が
長い場合にはこの算出時間の経過を待って次の1ライン
分の印字動作を開始させ、前記紙送り時間の方が長い場
合にはこの紙送り時間の経過を待って次の1ライン分の
印字動作を開始させることを特徴とする請求項(1)記
載のプリンタ駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7140084A JPH08310033A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | プリンタ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7140084A JPH08310033A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | プリンタ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08310033A true JPH08310033A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15260594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7140084A Pending JPH08310033A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | プリンタ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08310033A (ja) |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP7140084A patent/JPH08310033A/ja active Pending
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