JPH08309B2 - 双頭式x型溶接ガン装置 - Google Patents

双頭式x型溶接ガン装置

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JPH08309B2
JPH08309B2 JP3058584A JP5858491A JPH08309B2 JP H08309 B2 JPH08309 B2 JP H08309B2 JP 3058584 A JP3058584 A JP 3058584A JP 5858491 A JP5858491 A JP 5858491A JP H08309 B2 JPH08309 B2 JP H08309B2
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正樹 河田
敬三郎 大滝
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接ガンの姿勢を変更
せずに溶接方向の異なる溶接箇所の溶接を行い得られる
ようにした、実質的に1対のガンユニットを備える双頭
式のX型溶接ガン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、先にこの種の溶接ガン装
置として、特願平2−264272号により、ガンブラ
ケットと、ガンブラケットに設けた支軸に軸支される第
1と第2の1対のガンアームと、トランスとを備え、第
1ガンアームの先端部に1対の電極を互に異なる向きに
取付けると共に、第2ガンアームに二股形状に分岐した
1対のアーム部を形成して、一方のアーム部に第1ガン
アームの一方の電極に対向する電極と、他方のアーム部
に第1ガンアームの他方の電極に対向する電極とを取付
け、両ガンアームの一方にピストンロッドを介して他方
のガンアームに連結される加圧シリンダを取付け、ピス
トンロッドの往復と復動とで第2ガンアームの一方のア
ーム部と他方のアーム部とを第1ガンアームに対し選択
的に閉じ動作させるようにしたものを提案した。このも
のでは、ガンブラケットにトランスを支持し、トランス
の一方の給電端子と他方の給電端子を夫々オンス銅板を
介して第1ガンアームと第2ガンアームとに接続してお
り、オンス銅板の取回しのためのスペースが必要となっ
て装置が大型化する不具合がある。ところで、双頭式で
はないが、X型溶接ガンの給電機構として、特開昭60
−99489号公報に見られるように、支軸に該支軸に
対し絶縁されたブッシュを外嵌し、一方のガンアームを
支軸に直接軸支すると共に他方のガンアームをブッシュ
を介して支軸に軸支し、ガンブラケットの外側にブッシ
ュの端部と該端部の外方に支軸の端部とを突出させ、ト
ランスの1対の給電端子に各接続される1対の給電バー
をガンブラケットの外側に支軸の軸方向に並設して配置
し、内側の給電バーをブッシュの端部と、外側の給電バ
ーを支軸の端部とに接続し、支軸を介して一方のガンア
ームと、ブッシュを介して他方のガンアームとに給電す
るようにした軸給電方式のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記軸給電方式のもの
は、給電バーを固定的に配設できるため、ガンアームに
追従して動くオンス銅板のように大きな取回しスペース
は必要としないが、2本の給電バーをガンブラケットの
外側に軸方向に並設して配置するため、外側の給電バー
がガンブラケットの側方に大きく張り出して溶接ガンの
幅員が大きくなり、更に給電路の長さが増して通電ロス
が大きくなる不具合がある。本発明は、以上の点に鑑
み、幅員の小さな且つ通電ロスの小さな双頭式のX型溶
接ガン装置を提供することをその目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明では、ガンブラケットと、ガンブラケットに設け
た支軸に軸支される第1と第2の1対のガンアームと、
トランスとを備え、第1ガンアームの先端部に1対の電
極を互に異なる向きに取付けると共に、第2ガンアーム
に二股形状に分岐した1対のアーム部を形成して、一方
のアーム部に第1ガンアームの一方の電極に対向する電
極と、他方のアーム部に第1ガンアームの他方の電極に
対向する電極とを取付けて成る双頭式のX型溶接ガン装
置において、支軸に軸支される支持アームを設けて、該
支持アームにトランスを支持させ、前記両ガンアームの
一方のガンアームをトランスの一方の給電端子に直付け
すると共に、トランスの他方の給電端子を支持アームを
介して他方のガンアームに電気的に接続した。
【0005】
【作用】一方のガンアームにトランスの一方の給電端子
から直接給電され、該ガンアーム用の給電部材が不要に
なってその分給電路の長さが短くなり、通電ロスが減少
する。この場合、トランスがガンブラケットに固設され
ていると、トランスの一方の給電端子に直付けされる一
方のガンアームは揺動不能になるが、本発明ではトラン
スが支持アームを介して支軸に軸支されているため、一
方のガンアームはトランスと一体的に揺動し、該ガンア
ームの動きがトランスによって妨げられることはない。
そして、トランスの他方の給電端子から支持アームを給
電部材として他方のガンアームに給電され、ガンブラケ
ットの外側に配設する別個の給電部材が不要となり、溶
接ガンの幅員が短縮される。又、第1ガンアームに対し
第2ガンアームの一方のアーム部と他方のアーム部とを
選択的に閉じ動作させるため、両ガンアームの一方にピ
ストンロッドを介して他方のガンアームに連結される加
圧シリンダを取付けても良いが、支持アームに加圧シリ
ンダを取付けても、該支持アームに支持されるトランス
を介してこれに直付けされるガンアームが開閉動作され
る。このように、支持アームにトランスに加えて加圧シ
リンダを支持させることで、装置の一層の小型化を図る
ことが可能となる。
【0006】
【実施例】図1乃至図3を参照して、1は上端にロボッ
ト等の移動機構の動作端に対する取付基部1aを有する
ガンブラケットを示し、該ブラケット1を逆U字状に形
成して、その下端部に支軸2を横設し、該支軸2に第1
と第2の1対のガンアーム3、4を軸支した。第1ガン
アーム3は、その先端部がガンブラケット1の下方に突
出しており、該先端部に第1ガンアーム3の揺動方向一
方と他方とに向けて1対の電極3a、3bを取付け、一
方、第2ガンアーム4に二股形状に分岐した1対のアー
ム部41、42を形成して、一方のアーム部41に前記一
方の電極3aに対向する電極4aと、他方のアーム部4
2に前記他方の電極3bに対向する電極4bとを取付
け、第1ガンアーム3と第2ガンアーム4の一方のアー
ム部41とから成る第1のガンユニットと、第1ガンア
ーム3と第2ガンアームの他方のアーム部42とから成
る第2のガンユニットとの2つのガンユニットを備える
双頭式のX型溶接ガンを構成した。
【0007】第2ガンアーム4には、一方のアーム部4
1の後方に延出される板状の端子部4cが形成されてお
り、該端子部4cの上側にこれに沿って後方にのびる支
持アーム5を設け、該支持アーム5をその前端部に突設
した1対の軸支部5a、5aにおいて前記両ガンアーム
3、4を両側から挾むようにして前記支軸2に軸支し
た。そして、支持アーム5の後端部下面に垂設した1対
の脚片5b、5b間にトランス6を取付け、該トランス
6の一方の給電端子に第2ガンアーム4を前記端子部4
cにおいて直付けした。これを詳述するに、トランス6
の二次コイル6aに、図6に示す如く、センタータップ
6bと、コイル両端のタップ6c、6cとを形成し、両
端のタップ6c、6cに一方の給電端子たる1対の端子
板6d、6dをトランス6の幅方向に対向させて取付
け、両端子板6d、6d間に、図4に示す如く、第2ガ
ンアーム4の端子部4cを各端子板6dとの間に夫々整
流器7を介在させた状態で挿入し、両端子板6d、6d
をその対向方向両外側に設けた1対の押え板8、8間で
複数の締付ボルト9により皿ばね10を介して挾圧し、
両端子板6d、6d間に整流器7、7を介して端子部4
cを挾圧固定した。又、トランス6の他方の給電端子た
るセンタータップ6bに支持アーム5をその後部下面に
おいて接続し、該タップ6bを支持アーム5と支軸2と
を介して第1ガンアーム3に電気的に接続した。本実施
例において、第1ガンアーム3と支持アーム5の軸支部
5aとの間には絶縁ワッシャ11が介設されているが、
このワッシャ11を省略して支持アーム5と第1ガンア
ーム3とを電気的に直結しても良い。尚、第2ガンアー
ム4は、その両側の絶縁ワッシャ11により第1ガンア
ーム3と支持アーム5とに対し絶縁されると共に内周の
絶縁カラー12により支軸2に対し絶縁され、又支軸2
はその両側の絶縁カラー13によりガンブラケット1に
対し絶縁されている。
【0008】支持アーム5には、その上面に突設した1
対の突片5c、5c間において加圧シリンダ14がピン
14bを介して傾動自在に支持されており、加圧シリン
ダ14の前方に突出するピストンロッド14aを第1ガ
ンアーム3の上端のレバー部3cに連結した。かくて、
ピストンロッド14aの図1で右方への復動によれば、
第1ガンアーム3と第2ガンアーム4のアーム部41
から成る第1のガンユニットが開かれると共に、第1ガ
ンアーム3と第2ガンアーム4のアーム部42とから成
る第2のガンユニットが閉じられ、ピストンロッド14
aの左方への往動によれば、図示の如く第2のガンユニ
ットが開かれると共に第1のガンユニットが閉じられ
る。ガンブラケット1には支軸2の上方に位置させて図
5に示す如くストッパピン15が横設されており、第1
ガンアーム3に該ピン15を挿通する円弧状の長孔16
を形成して、第1ガンアーム3が該ピン15に干渉する
ことなく揺動されるようにし、一方、支持アーム5に該
ピン15と協働してその揺動範囲を規制するガイド孔1
7を形成した。これによれば、例えば第1のガンユニッ
トを閉じて電極3a、4a間に挾まれるワークの溶接中
に電極3aがワークに溶着した場合、溶接後加圧シリン
ダ14の左側の圧力室にエアを供給してガンを開放する
際、先ず加圧シリンダ14の図1で左方への前進により
支持アーム5を介して第2ガンアーム4が図1で反時計
方向に揺動され、アーム部41が所定開度開かれたとき
ガイド孔17の右端がストッパピン15に当接し、以後
該ピン15を反力受けとしてピストンロッド14aが右
方に復動され、電極3aがワークから強制的に剥離され
て第1ガンアーム3が時計方向に開かれる。これは、第
2のガンユニットを閉じての溶接中に電極3bがワーク
に溶着した場合も同様である。
【0009】ワークの溶接に際しては、第1と第2のガ
ンユニットの一方を閉じて電極3a、4a間又は電極3
b、4b間にワークを挾んだ後、トランス6を通電作動
させる。これによれば、第2ガンアーム4にトランス5
の一方の給電端子たる端子板6d、6dから整流器7、
7を介して給電されると共に、第1ガンアーム3にトラ
ンス6の他方の給電端子たるセンタータップ6bから支
持アーム5を介して給電され、電極間に整流器7、7で
全波整流された直流電流が流れて、ワークがスポット溶
接される。尚、上記実施例では、トランス6を第2ガン
アーム4に直結されるように設けたが、これを第1ガン
アーム3に直結されるように設けても良い。
【0010】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、一方のガンアームにトランスから直
接給電するため通電ロスを減少でき、而も他方のガンア
ームにトランスを支持する支持アームを介して給電する
ため、ガンブラケットの外側に別個の給電部材を配設す
る必要がなく、溶接ガンの幅員を挾めることができ、更
に請求項2の発明によれば、支持アームを加圧シリンダ
の支持ブラケットに兼用でき、溶接ガンの一層の小型化
を図れる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例の部分截断側面図
【図2】 その平面図
【図3】 図1の左側面図
【図4】 図1のIV-IV線截断面図
【図5】 図1のV-V線截断面図
【図6】 トランスの二次コイルの斜視図
【符号の説明】
1 ガンブラケット 2 支軸 3
第1ガンアーム 3a、3b 電極 4 第2ガンアーム
1、42アーム部 4a、4b 電極 5 支持アーム 6
トランス 6b センタータップ(他方の給電端子) 6d 端子板(一方の給電端子) 14
加圧シリンダ 14a ピストンロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガンブラケットと、ガンブラケットに設
    けた支軸に軸支される第1と第2の1対のガンアーム
    と、トランスとを備え、第1ガンアームの先端部に1対
    の電極を互に異なる向きに取付けると共に、第2ガンア
    ームに二股形状に分岐した1対のアーム部を形成して、
    一方のアーム部に第1ガンアームの一方の電極に対向す
    る電極と、他方のアーム部に第1ガンアームの他方の電
    極に対向する電極とを取付けて成る双頭式のX型溶接ガ
    ン装置において、支軸に軸支される支持アームを設け
    て、該支持アームにトランスを支持させ、前記両ガンア
    ームの一方のガンアームをトランスの一方の給電端子に
    直付けすると共に、トランスの他方の給電端子を支持ア
    ームを介して他方のガンアームに電気的に接続したこと
    を特徴とする双頭式X型溶接ガン装置。
  2. 【請求項2】 前記支持アームに加圧シリンダを支持さ
    せ、加圧シリンダのピストンロッドを前記他方のガンア
    ームに連結したことを特徴とする請求項1に記載の双頭
    式X型溶接ガン装置。
JP3058584A 1991-03-22 1991-03-22 双頭式x型溶接ガン装置 Expired - Fee Related JPH08309B2 (ja)

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US07/843,430 US5276296A (en) 1991-03-22 1992-02-28 Welding gun apparatus
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CA002062559A CA2062559C (en) 1991-03-22 1992-03-10 Welding gun apparatus

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