JPH08309872A - 眼鏡用レンズの製造方法 - Google Patents

眼鏡用レンズの製造方法

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JPH08309872A JP11813295A JP11813295A JPH08309872A JP H08309872 A JPH08309872 A JP H08309872A JP 11813295 A JP11813295 A JP 11813295A JP 11813295 A JP11813295 A JP 11813295A JP H08309872 A JPH08309872 A JP H08309872A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プラスチック眼鏡レンズを昇温可能限界以上に
加熱する製造方法を提供する。 【構成】プラスチック眼鏡レンズを加熱処理する際に、
凸面を下向きにしてレンズ最外周部を、点または線によ
って支持することを特徴とする。 【効果】プラスチック製眼鏡レンズを変形させること無
く処理が可能であり、また加熱処理によって一旦熱変形
したレンズを再加熱した場合には所望のレンズ形状を取
り戻すことが可能である。そのため得られたプラスチッ
ク製眼鏡レンズは、所望の設計値を満足しており、外観
も異常は無く、昇温可能限界以上に加熱処理する製造工
程を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック製眼鏡レ
ンズの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック製眼鏡レンズは一般的に熱
硬化性樹脂の場合、まず注型重合により原料を硬化さ
せ、続いて離型を行い生地プラスチックレンズ(以降レ
ンズと記す)を得るという製造方法がとられている。
【0003】更に、レンズ内の未反応モノマーの硬化、
熱硬化性樹脂の重合度の向上、重合中に生じたレンズ内
部の歪の除去などの目的でアニ−ルと呼ばれる加熱処理
が製造工程の中で必要不可欠となっている。このアニ−
ルは、図7に示す様に平坦なパレットにレンズの凸面を
上向きに平置きし、加熱処理する方法が一般的に用いら
れている。
【0004】しかしながら、この加熱処理温度がプラス
チック製眼鏡レンズ原料固有のガラス転移点より低い場
合には何ら問題は無いが、逆に加熱処理温度の方が高い
場合プラスチック製眼鏡レンズは熱により変形する。ま
た、プラスチック製眼鏡レンズ原料固有のガラス転移点
を昇温可能限界としているが、これは各々のプラスチッ
ク製眼鏡レンズ原料により異なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
通り昇温可能限界は各々のプラスチック製眼鏡レンズ原
料固有のガラス転移点に左右されるわけだが、近年、こ
のプラスチック原料のガラス転移点が従来の技術で必要
としていた加熱温度より低い原料が開発されたため、従
来の技術で加熱処理すると熱変形のためにレンズ表裏両
曲面が設計値と異なった歪んだレンズとなるなどの問題
点を呈している。
【0006】一方、加熱処理温度はプラスチック製眼鏡
レンズ原料固有のガラス転移点と同じかそれ以上に設定
しないと前述にあるレンズ内の未反応モノマーの硬化、
熱硬化性樹脂の重合度の向上、重合中に生じたレンズ内
部の歪の除去、などの加熱処理本来の目的を達成できな
い。
【0007】また、従来行われてきた平坦なパレットに
レンズの凸面を上向きに平置きし加熱処理する方法で、
プラスチック製眼鏡レンズ原料固有のガラス転移点より
も高い温度で加熱処理すると、レンズは不規則に熱変形
を起こし、所望の設計値を満足する面形状を得ることが
できない。
【0008】そこで本発明は、このような問題点を解決
し、プラスチック製眼鏡レンズ原料固有のガラス転移点
よりも高い温度で加熱処理しても熱変形せずに所望の設
計値を満足するプラスチック製眼鏡レンズを製造する方
法、および加熱処理によって一旦変形したレンズを再加
熱し元のレンズ形状に復元する方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の眼鏡用レンズ製
造方法は、プラスチック製の眼鏡用レンズを加熱処理す
る際に、該眼鏡用レンズの凸面を下向きにして、レンズ
最外周部の水平面を、線あるいは面によって支持するこ
とを特徴とする。
【0010】また、プラスチック製の眼鏡用レンズで、
加熱処理によって一旦変形したレンズを該レンズの凸面
を下向きにして、レンズ最外周部の水平面を、線あるい
は面によって支持したうえで再加熱し元のレンズ形状に
復元することを特徴とする。
【0011】また、レンズ最外周部の水平面をリング状
の支持部材で支持することを特徴とする。
【0012】また、レンズ最外周部の水平面を支持部分
の一部が切り欠きになっているリング状の支持部材で支
持することを特徴とする。
【0013】また、レンズ最外周部の水平面を鋭角なリ
ング状の支持部材で支持することを特徴とする。
【0014】また、レンズ最外周部の水平面を支持部材
の一部が切り欠きになっている鋭角なリング状の支持部
材で支持することを特徴とする。
【0015】また、前記加熱処理時に加えられる温度で
軟化する性質を有する熱硬化性のプラスチック材料を用
いることを特徴とする。
【0016】また、前記加熱処理時に加えられる温度で
軟化する性質を有する熱硬化性のプラスチック材料を用
いた累進焦点レンズのレンズ最外周部の水平面をリング
状の支持部材で支持する、あるいはレンズ最外周部の水
平面を支持部分の一部が切り欠きになっているリング状
の支持部材で支持する、あるいはレンズ最外周部の水平
面を鋭角なリング状の支持部材で支持する、もしくはレ
ンズ最外周部の水平面を支持部材の一部が切り欠きにな
っている鋭角なリング状の支持部材で支持することを特
徴とする。
【0017】
【作用】本発明の前記の構成によれば、昇温可能限界が
低温であるプラスチック製眼鏡レンズのレンズ凸面を下
向きにして、レンズ最外周部の水平面を線あるいは面に
よって支持することで、昇温可能限界以上に加熱処理し
た場合においても、レンズ最外周部の水平面を支持して
いることとレンズ自体の応力により、レンズを変形させ
ること無く昇温可能限界以上に加熱処理を行うことが可
能となる。
【0018】一方仮に図7に示すように、平坦なパレッ
トにレンズ凸面を上向きにし、平置きで昇温可能限界以
上に加熱処理した場合、レンズはレンズ中心部分を中心
に著しく熱変形し、さらには同一種類のレンズにもかか
わらずその変形量が不規則となるため、所望の設計値を
満足するレンズを得ることは困難である。
【0019】ところで、本発明の前記の構成による効果
が最も大きいのは、プラスチック製眼鏡レンズの中でも
その形状が複雑な累進多焦点レンズである。但し、累進
多焦点レンズの中には図3に示すように、累進多焦点レ
ンズの主子午線と直交するレンズ水平方向の最外周部に
水平面が存在しないものがある。このような種類のレン
ズを、図2に示すタイプのリング状の支持部材を使用し
加熱処理を行うと、前記レンズ水平方向の最外周部の2
点とそれ以外の部位1点の3点支持となり、平坦なパレ
ットにレンズ凸面を上向きにし平置きで加熱処理した場
合に比べ熱変形量が大きくなることがある。このような
現象を回避するために、レンズ凸面の最外周部の水平面
以外の部分がリング状支持部材の支持部分に接触しない
ように、図4に示す支持部分の一部が切り欠きになった
リング状の支持部材を使用し加熱処理を行う。これより
レンズ凸面の最外周部の水平面以外の部分とリング状支
持部材との干渉を回避することが可能となる。この際、
図6に示される支持部分の一部が切り欠きになっている
鋭角なリング状の支持部材を使用しても同様の効果が得
られる。
【0020】また、図1に示すタイプの累進多焦点レン
ズの場合には、レンズ最外周部の水平面がレンズ凸面の
最外周部全周にわたって存在しているため、図2に示さ
れるリング状の支持部材を使用し加熱処理を行う。この
際、図5に示される鋭角なリング状の支持部材を使用し
ても同様の効果が得られる。
【0021】これらの方法で得られたプラスチック製眼
鏡レンズは、所望の設計値を満足しており、外観にも異
常は無い。
【0022】更に本発明の構成によれば、前述の平坦な
パレットにレンズ凸面を上向きにし平置きで昇温可能限
界以上に加熱処理したことによって一旦熱変形したレン
ズを、レンズ凸面を下向きにしレンズ最外周部の水平面
を線または面によって支持して昇温可能限界以上に再加
熱すると、このレンズを変形前と同様なレンズ形状に復
元させることが可能である。
【0023】なお、本発明はプラスチック製眼鏡レンズ
原料固有のガラス転移点が低いものにも有効であり、ウ
レタン系モノマーあるいはアリルカーボネート系モノマ
ーを主成分とするレンズには特に効果がある。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、これらに限定されるものではない。
【0025】(実施例1)ガラス転移点が約70℃であ
るプラスチック製眼鏡レンズ(セイコーエプソン(株)
製造 商品名セイコースーパーソブリン・P−1ジニア
ス・ス−ペリア4.0ベ−ス 加入度2.00 セミフ
ィニッシュレンズ)を10枚使用した。該レンズの最外
周部には図1に示す様にその位置によらず外周から2
[mm]以上の幅の水平面112が存在した。
【0026】まず、全てのレンズの度数、光学中心の位
置、中心厚、外径、凸面及び凹面の曲面形状を測定し
た。その後、図2に示す断面図のリング状支持部材12
1により、レンズ111の凸面を下向きにしレンズ最外
周部の水平面112を支持した。続いて熱風循環式加熱
炉により、加熱炉内温度を30分間で室温から120度
まで昇温し、レンズ111及び支持部材121を120
度で2時間加熱した。その後、加熱炉内温度を30分間
で120度から室温まで下げ、レンズ111とリング状
支持部材121を取り出した。
【0027】得られたレンズの度数、光学中心の位置、
中心厚、外径、凸面及び凹面の曲面形状を測定したとこ
ろ、10枚全て各特性共に加熱処理前後で比較して1.
0%以上の変化は無く規格を満足した。また、レンズの
外観を蛍光灯の透過光と反射光により検査したが異常は
無かった。
【0028】(比較例1)実施例1で使用したリング状
支持部材を使用せずに、図7に示すように平坦なパレッ
トにレンズ凸面を上向きにし、平置きで実施例1と同じ
熱風循環式加熱炉により加熱処理した。但し、リング状
支持部材を使用しないこと以外は実施例1と同一枚数、
同一種類のレンズ、同一加熱処理条件である。
【0029】その結果、全てのレンズが著しく熱変形し
た。光学中心の位置、中心厚、外径は加熱処理前後で比
較して1.0%以上の変化は無かったものの、度数と凸
面及び凹面の曲面形状は加熱処理前後で比較して8.2
%以上もの変化が認められた。特に度数に関しては熱変
形が度数のシフトと収差になってあらわれ規格外となっ
た。
【0030】(実施例2)ガラス転移点が約70℃であ
るプラスチック製眼鏡レンズ(セイコーエプソン(株)
製造 商品名セイコースーパーソブリン・P−1ジニア
ス・ス−ペリア1.0ベ−ス 加入度2.75 セミフ
ィニッシュレンズ)を10枚使用した。該レンズは図3
に示す様にレンズ211のレンズ主子午線と直交するレ
ンズ水平方向の最外周部213にはレンズ最外周部の水
平面214が存在しない。
【0031】まず、全てのレンズの度数、光学中心の位
置、中心厚、外径、凸面及び凹面の曲面形状を測定し
た。その後、図4に示す断面図の支持部分の一部が切り
欠きになっているリング状の支持部材221によりレン
ズ211の凸面を下向きにし、レンズ最外周部の水平面
214を支持した。この時、レンズ主子午線と直交する
レンズ水平方向の最外周部213を支持部材221の切
り欠き部222に合わせ、図4に示すように支持部材2
21とレンズ211のレンズ主子午線と直交するレンズ
水平方向の最外周部213とが接触していないことを確
認した。
【0032】次に実施例1と同じ熱風循環式加熱炉によ
り、加熱炉内温度を30分間で室温から120度まで昇
温し、レンズ211及び支持部材221を120度で2
時間加熱した。その後、加熱炉内温度を30分間で12
0度から室温まで下げ、レンズ211とリング状支持部
材221を取り出した。得られたレンズの度数、光学中
心の位置、中心厚、外径、凸面及び凹面の曲面形状を測
定したところ、10枚全て各特性共に加熱処理前後で比
較して1.2%以上の変化は無く規格を満足した。ま
た、レンズの外観を蛍光灯の透過光と反射光により検査
したが異常は無かった。
【0033】(比較例2)実施例2で使用した支持部分
の一部が切り欠きになっているリング状の支持部材22
1を使用せずに平坦なパレットにレンズ凸面を上向きに
し、平置きで実施例1と同じ熱風循環式加熱炉により加
熱処理した。但し、支持部材221を使用しないこと以
外は実施例2と同一枚数、同一種類のレンズ、同一加熱
処理条件である。
【0034】その結果、全てのレンズは熱変形し、光学
中心の位置、中心厚、外径は加熱処理前後で比較して
1.0%以上の変化は無かったものの、度数と凸面及び
凹面の曲面形状は加熱処理前後で比較して10.5%以
上もの変化が認められた。特に度数に関しては熱変形が
度数のシフトと収差になってあらわれ規格外となった。
【0035】(実施例3)ガラス転移点が約70℃であ
るプラスチック製眼鏡レンズ(セイコーエプソン(株)
製造 商品名セイコースーパーソブリン・P−1ジニア
ス・ス−ペリア1.0ベ−ス 加入度2.75 セミフ
ィニッシュレンズ)を10枚使用した。
【0036】まず、全てのレンズの度数、光学中心の位
置、中心厚、外径、凸面及び凹面の曲面形状を測定し
た。その後、平坦なパレットにレンズ凸面を上向きに
し、平置きで実施例1と同じの熱風循環式加熱炉により
加熱処理した。但し、支持部材221を使用しないこと
以外は実施例2と同一枚数、同一種類のレンズ、同一加
熱処理条件である。
【0037】その結果、全てのレンズは熱変形し、光学
中心の位置、中心厚、外径は加熱処理前後で比較して
1.0%以上の変化は無かったものの、度数と凸面及び
凹面の曲面形状は加熱処理前後で比較して10.5%以
上もの変化が認められた。特に度数に関しては熱変形が
度数のシフトと収差になってあらわれ規格外となった。
【0038】次に、熱変形したこの10枚のレンズを実
施例2と同一条件で再加熱処理した。得られたレンズの
度数、光学中心の位置、中心厚、外径、凸面及び凹面の
曲面形状を測定したところ、各特性共に加熱処理前後で
比較して1.2%以上の変化は無く規格を満足した。ま
た、レンズの外観を蛍光灯の透過光と反射光により検査
したが異常は無かった。結果として、一旦熱変形したレ
ンズを元のレンズ形状に復元することができた。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、昇温
可能限界が低温であるプラスチック製眼鏡レンズの製造
工程の中で、該レンズを昇温可能限界以上に加熱処理す
る場合にレンズを変形させること無く処理が可能であ
り、また加熱処理によって一旦熱変形したレンズを再加
熱した場合には所望のレンズ形状を取り戻すことが可能
である。そのため得られたプラスチック製眼鏡レンズ
は、所望の設計値を満足しており、外観も異常は無く、
昇温可能限界以上に加熱処理する製造工程を実現できる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ(セイコ
ーエプソン(株)製造商品名セイコースーパーソブリン
・P−1ジニアス・ス−ペリア 4.0ベ−ス 加入度
2.00 セミフィニッシュレンズ)の上面図とB方向
から見た断面図。
【図2】本発明のリング状支持部材の一例と点線は図1
に示す累進多焦点レンズの断面図。図中のA−A´は図
1のA−A´に対応する。
【図3】プラスチック製累進多焦点眼鏡レンズ(セイコ
ーエプソン(株)製造商品名セイコースーパーソブリン
・P−1ジニアス・ス−ペリア 1.0ベ−ス 加入度
2.75 セミフィニッシュレンズ)の上面図とB方向
から見た断面図。
【図4】本発明の支持部分の一部が切り欠きになってい
るリング状の支持部材の一例と点線は図3に示す累進多
焦点レンズのB方向から見た断面図。および本発明の支
持部分の一部が切り欠きになっているリング状の支持部
材221とレンズ主子午線と直交するレンズ水平方向の
最外周部213とが接触していないこと示す図。上面図
のA−A´は正面図のA−A´に対応する。
【図5】本発明の鋭角なリング状の支持部材の一例と点
線は図1に示す累進多焦点レンズの断面図。
【図6】本発明の支持部分の一部が切り欠きになってい
る鋭角なリング状の支持部材の一例と点線は図3に示さ
れる累進多焦点レンズのB方向から見た断面図。および
本発明の支持部分の一部が切り欠きになっている鋭角な
リング状の支持部材421とレンズ主子午線と直交する
レンズ水平方向の最外周部213とが接触していないこ
と示す図。上面図のA−A´は正面図のA−A´に対応
する。
【図7】従来から行われている、平坦なパレットにレン
ズの凸面を上向きに平置きする方法を示した上面図およ
び断面図。図中のレンズは図1に示す累進多焦点レン
ズ。
【符号の説明】
111 プラスチック製眼鏡レンズ(生地プラスチック
レンズ) 112 レンズ最外周部の水平面 113 レンズ主子午線 114 レンズの累進面 121 リング状支持部材 122 レンズ最外周部の水平面およびリング状支持部
材のレンズ支持部分 211 プラスチック製眼鏡レンズ(生地プラスチック
レンズ) 212 レンズ主子午線 213 レンズ主子午線と直交するレンズ水平方向の最
外周部 214 レンズ最外周部の水平面 215 レンズの累進面 221 切り欠きになっているリング状の支持部材 222 切り欠きになっているリング状の支持部材の切
り欠き部 321 鋭角なリング状の支持部材 322 鋭角なリング状の支持部材のレンズ支持部分 421 支持部分の一部が切り欠きになっている鋭角な
リング状の支持部材 422 支持部分の一部が切り欠きになっている鋭角な
リング状の支持部材の支持部分 423 レンズ最外周部の水平面および支持部分の一部
が切り欠きになっている鋭角なリング状の支持部材の支
持部分 521 レンズ平置き用の平坦なパレット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製の眼鏡用レンズを加熱処理
    する際に、該眼鏡用レンズの凸面を下向きにして、レン
    ズ最外周部の水平面を、線あるいは面によって支持する
    ことを特徴とする眼鏡用レンズの製造方法。
  2. 【請求項2】プラスチック製の眼鏡用レンズで、加熱処
    理によって一旦変形したレンズを請求項1記載の方法に
    より再加熱し元のレンズ形状に復元することを特徴とす
    る眼鏡レンズの製造方法。
  3. 【請求項3】レンズ最外周部の水平面をリング状の支持
    部材で支持することを特徴とする請求項1または2記載
    の眼鏡用レンズの製造方法。
  4. 【請求項4】レンズ最外周部の水平面を支持部分の一部
    が切り欠きになっているリング状の支持部材で支持する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡用レンズ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】レンズ最外周部の水平面を鋭角なリング状
    の支持部材で支持することを特徴とする請求項1または
    2記載の眼鏡用レンズの製造方法。
  6. 【請求項6】レンズ最外周部の水平面を支持部分の一部
    が切り欠きになっている鋭角なリング状の支持部材で支
    持することを特徴とする請求項1または2記載の眼鏡用
    レンズの製造方法。
  7. 【請求項7】前記加熱処理時に加えられる温度で軟化す
    る性質を有する熱硬化性のプラスチック材料を用いるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼
    鏡用レンズの製造方法。
  8. 【請求項8】前記加熱処理するプラスチック製眼鏡レン
    ズが累進多焦点レンズであることを特徴とする請求項7
    記載の眼鏡用レンズの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009014086A1 (ja) * 2007-07-25 2009-01-29 Hoya Corporation プラスチックレンズの製造方法
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