JPH08308618A - 環状装身具及びその連結具 - Google Patents

環状装身具及びその連結具

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JPH08308618A
JPH08308618A JP13884695A JP13884695A JPH08308618A JP H08308618 A JPH08308618 A JP H08308618A JP 13884695 A JP13884695 A JP 13884695A JP 13884695 A JP13884695 A JP 13884695A JP H08308618 A JPH08308618 A JP H08308618A
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JP
Japan
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ring
annular
accessory
annular accessory
necklace
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JP13884695A
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English (en)
Inventor
Akira Kinoshita
章 木下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネックレス等の環状装身具を容易に装着でき
るようにする。 【構成】 ネックレスの装身片止め具21、21の間に
は、伸縮機構部材10が設けられている。伸縮機構部材
10からは、紐20が引きだし可能であり、また引き込
まれる方向に付勢されている。装着時には、両手で引っ
張ることにより紐20を引き出して環の大きさを広げて
おいて頭を通し、首に達したら両手を離すと紐20が引
き込まれ、ネックレスの環の大きさは自動的に元に戻
り、装着が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネックレス等の環状の
装身具及びその連結具に関する。
【0002】
【従来の技術】ネックレス、ブレスレット等の環状装身
具には、装着時に両端が切り離された状態から両端部に
設けられた係止手段と被係止手段とにより連結して環状
を構成するタイプのものがある。図4は、従来の連結の
ための係止手段及び被係止手段の一例を示す。これは引
き輪式止め具と呼ばれており、それぞれ環状装身具の両
端部に設けられた穴あきプレート110と引き輪120
とからなる。引き輪120は引きピン122と引き軸1
23とを有する。装着時には、引きピン122を引き、
引き軸123を移動させて開閉部分を開き、引き輪12
0に穴あきプレート110を挿入し、引きピン122を
戻して引き軸123を戻して連結する。このタイプの
他、掛け止め方式や、ねじ込み方式の金具が一般に使用
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような連結具は、
装身具としてのデザインを優先するために、必要最小限
の微細なサイズに構成せざるを得ない。このため、環状
装身具の装着は困難である。例えば、ネックレスの装着
時には、頭を前かがみにし、首の後方に両手を回し、手
探りで連結作業を行わなければならない。苦しい姿勢
で、目視できず、しかも微細な連結具を操作するのは、
老人など細かな手作業が苦手な者に限らず、装着する者
にとってかなり面倒な作業であるといえる。
【0004】よって本発明の目的は、面倒な操作を伴う
ことなく短時間で容易に装着することのできる環状装身
具及びその連結具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、環状装身具の環状部分の一
部分を伸縮可能として環状装身具を構成した。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記伸縮可能な
部分は、収縮する方向に付勢されているように請求項1
に記載の環状装身具を構成した。
【0007】請求項3に記載の発明は、係止手段及び被
係止手段により連結切り離し可能な環状装身具のための
連結具であって、前記係止手段及び被係止手段にそれぞ
れ結合して環状装身具とともに環状を構成し、前記係止
手段と被係止手段との間の距離が伸縮するように伸縮可
能であるように環状装身具の連結具を構成した。
【0008】請求項4に記載の発明は、伸縮可能である
とともに、収縮する方向に付勢されているように請求項
3に記載の環状装身具の連結具を構成した。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
【0010】請求項1に記載の発明に係る環状装身具に
おいては、環状装身具の環状部分の一部分を伸縮可能と
したので、装着時に伸縮可能部分を伸ばし、環の大きさ
を広げてその中に頭などの径の大きい部分を通し、径の
小さい首などの部分に装着することができる。
【0011】請求項2に記載の発明に係る環状装身具に
おいては、伸縮可能部分は収縮する方向に付勢されてい
るので、装着時に伸ばされていた伸縮可能部分は自動的
に収縮する。
【0012】請求項3に記載の発明に係る環状装身具の
連結具においては、該連結具が備えられた環状装身具を
装着する時に、連結具の伸縮可能部分を伸ばすことによ
り、環状装身具の係止手段と被係止手段との間の距離を
伸ばして環の大きさを広げてその中に頭などの径の大き
い部分を通し、径の小さい首などの部分に装着すること
ができる。
【0013】請求項4に記載の発明に係る環状装身具の
連結具においては、連結具の伸縮可能部分は収縮する方
向に付勢されているので、装着時に伸ばされていた伸縮
可能部分は自動的に収縮する。
【0014】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0015】図1は、本発明に係る環状装身具の一実施
例を一部省略して示す図である。
【0016】同図において、環状装身具は真珠のネック
レスであり、糸に真珠100が貫通穴を通して連ねられ
ている。糸の両端には、真珠100の脱落防止のために
装身片止め具21、21が設けられている。
【0017】伸縮機構部材10は、紐20を内部から弱
い力で引きだすことが可能であり、また引っ込む方向に
付勢されているので、力を解放すると自動的に紐20が
収納される。内部機構は図3に示されており、後に詳述
する。
【0018】伸縮機構部材10の本体は、一方の装身片
止め具21に接続されており、紐20の先端は、他方の
装身片止め具21に接続されている。従って、装身片止
め具21、21相互間の距離を伸縮することができ、よ
って環状装身具の環の大きさを広げ、また元の大きさに
戻すことができる。
【0019】この環状装身具を装着する時には、装着し
ようとする者は左右の手にそれぞれ装身片止め具21、
21付近を持ち、左右に引っ張って紐20を引き出し、
環状装身具の環の大きさを広げる。そのまま頭を通し、
首に達したら左右の手を離すと、紐20が引き込まれ、
環の大きさは元に戻る。これで容易に装着を完了するこ
とができる。
【0020】図3は、本発明に係る環状装身具の連結具
の一実施例を示す。上述のように図3の実施例の内部機
構は、図1に示した伸縮機構部材10と同じである。
【0021】図3に示す連結具の内部機構は、それぞれ
一方の端が解放した円筒状の概形を有する凹ケーシング
11と凸ケーシング12に内蔵されている。凹ケーシン
グ11と凸ケーシング12とは、凹ケーシング11の内
周面と凸ケーシング12の外周面とを密着して結合され
ている。凹ケーシング11と凸ケーシング12との周面
には、それぞれ紐20を通すための挿通穴17、17が
設けられている。凹ケーシング11の挿通穴17とは逆
の周面には、係止片41が設けられている。
【0022】凸ケーシング11の内端面には、凸ケーシ
ング11の外径と軸線を共通にして取付軸16が突設さ
れている。さらに内端面には、取付軸16よりも外周側
に軸線を共通にして環状の低い突起15が設けられてい
る。取付軸16にはゼンマイ14が取り付けられる。突
起15には、その外周面と巻取ローラ13の内周面が嵌
合し、巻取ローラ13が回動することができるようにな
っている。
【0023】ゼンマイ14の一端は取付軸16に取り付
けられ、他端は巻取ローラ13の内周に取り付けられて
いる。紐20の一端は巻取ローラ13の外周に固定さ
れ、挿通孔17、17を通して、他端には係止片40が
取り付けられている。なお、紐20の長さは、環状装身
具の環が容易に頭などを通る大きさになるように調整さ
れ、環状装身具自体の環の大きさによって異なる。当然
のことながら、長いネックレスやブレスレットであれば
短く、短いネックレスならば長くなり、例えば10〜3
0cm程度である。
【0024】この連結具は、例えば図4に示したような
従来のネックレスの引き輪式止め具に適合する。係止片
40は引き輪120と同じ構造を有しており、引き輪1
20と係止片41と、及び穴あきプレート110と係止
片40とをそれぞれ連結することにより、ネックレスを
連結して環状を構成することができる。
【0025】外部から何も力が作用していない状態で
は、紐20は巻取ローラ13に巻き取られ、係止片40
は挿通孔17に接する位置にあるので、ネックレス全体
の環の大きさはほとんど変わらない。
【0026】装着時には、係止片40と連結具本体とを
挟む位置でネックレスを両手に持ち、左右に開くと巻取
ローラ13が回転して紐20が引き出され、係止片4
0、41の間の距離が長くなり、よってネックレス全体
の環の大きさが広がる。これにより、容易に頭を通すこ
とができる。首に達したら両手を離すと、ゼンマイ14
の作用により紐20が巻取ローラ13に巻き取られ、ネ
ックレスは元の環の大きさに戻る。これで装着が完了す
る。
【0027】本実施例の連結具によると、従来の連結具
が備えられたネックレスの装着を容易にすることがで
き、また1つの連結具があれば、つけ替えることにより
複数のネックレスに適応できるという汎用性を有する。
【0028】図2は、本発明に係る環状装身具の他の実
施例を示す。本実施例ではコイルバネ30が伸縮機能を
有する。装着時にはコイルバネ30が伸びることによ
り、環状装身具の環の大きさが広がり、またコイルバネ
30が自然長に回復するので、図1の実施例と同様の効
果を有する。コイルバネ30の外周はパイプ31に覆わ
れており、環状装身具装着時に髪の毛や皮膚を巻き込む
のを防止している。
【0029】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0030】例えば図1の実施例において、紐20をケ
ーシングの一方のみからではなく、両端から引き出すよ
うにすることも可能である。また、引き出す長さを自由
に調整できるように、ストッパ機構を設けることもでき
る。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明に係
る環状装身具によると、環状装身具の環の大きさを広げ
てその中に頭などの径の大きい部分を通し、径の小さい
首などの部分に装着することができ、極めて容易に環状
装身具の装着を行うことができる。
【0032】請求項2に記載の発明に係る環状装身具に
よると、装着時に伸ばされていた伸縮可能部分は自動的
に収縮するので、収縮に特別な操作を必要としない。
【0033】請求項3に記載の発明に係る環状装身具の
連結具によると、従来の連結方式の環状装身具に適用す
ることにより、従来の環状装身具を装着する時であって
も、環状装身具の環の大きさを広げてその中に頭などの
径の大きい部分を通し、径の小さい首などの部分に装着
することができ、極めて容易に環状装身具の装着を行う
ことができる。
【0034】請求項4に記載の発明に係る環状装身具の
連結具によると、装着時に伸ばされていた伸縮可能部分
は自動的に収縮するので、収縮に特別な操作を必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る環状装身具の一実施例を
一部省略して示す図である。
【図2】図2は、本発明に係る環状装身具の他の実施例
を一部省略して示す図である。
【図3】図3(1)(2)は、それぞれ本発明に係る環
状装身具の連結具の一実施例の内部構造を示す図であ
る。
【図4】図4は従来の環状装身具の連結部部分を示す図
である。
【符号の説明】
10 伸縮機構部材 20 紐 21、21 装身片止め具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状装身具の環状部分の一部分を伸縮可
    能としたことを特徴とする環状装身具。
  2. 【請求項2】 前記伸縮可能な部分は、収縮する方向に
    付勢されている請求項1に記載の環状装身具。
  3. 【請求項3】 係止手段及び被係止手段により連結切り
    離し可能な環状装身具のための連結具であって、前記係
    止手段及び被係止手段にそれぞれ結合して環状装身具と
    ともに環状を構成し、前記係止手段と被係止手段との間
    の距離が伸縮するように伸縮可能であることを特徴とす
    る環状装身具の連結具。
  4. 【請求項4】 伸縮可能であるとともに、収縮する方向
    に付勢されている請求項3に記載の環状装身具の連結
    具。
JP13884695A 1995-05-15 1995-05-15 環状装身具及びその連結具 Pending JPH08308618A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118891A (ja) * 2011-12-06 2013-06-17 Reminton:Kk リング状装身具のリング径可変装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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