JPH083082B2 - 水性エマルジョン型接着剤組成物 - Google Patents
水性エマルジョン型接着剤組成物Info
- Publication number
- JPH083082B2 JPH083082B2 JP62225971A JP22597187A JPH083082B2 JP H083082 B2 JPH083082 B2 JP H083082B2 JP 62225971 A JP62225971 A JP 62225971A JP 22597187 A JP22597187 A JP 22597187A JP H083082 B2 JPH083082 B2 JP H083082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- polyurethane resin
- resin
- parts
- production example
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水性エマルジョン型接着剤組成物に関する。
さらに詳しくは、本発明は発泡ポリウレタン、合成皮
革、プラスチックなどの各種基材に対する接着諸特性、
柔軟性、弾性などに優れた水性エマルジョン型接着剤組
成物に関する。
さらに詳しくは、本発明は発泡ポリウレタン、合成皮
革、プラスチックなどの各種基材に対する接着諸特性、
柔軟性、弾性などに優れた水性エマルジョン型接着剤組
成物に関する。
[従来の技術] 近時、省資源、無公害、安全衛生などの観点から、従
来の有機溶剤系接着剤組成物から水系樹脂に移行しつつ
ある。とりわけ水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂
は、その優れた柔軟性、弾性などの点から検討が盛んに
行なわれており、人工皮革や繊維などの処理用として使
用されている。
来の有機溶剤系接着剤組成物から水系樹脂に移行しつつ
ある。とりわけ水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂
は、その優れた柔軟性、弾性などの点から検討が盛んに
行なわれており、人工皮革や繊維などの処理用として使
用されている。
しかしながら、有機溶剤系ポリウレタン樹脂接着剤と
比較して接着性、オープンタイム(可使時間)の点でい
まだ充分満足しうる性能には達しておらず、そのため接
着剤用としてはほとんど実用化されていないのが現状で
ある。
比較して接着性、オープンタイム(可使時間)の点でい
まだ充分満足しうる性能には達しておらず、そのため接
着剤用としてはほとんど実用化されていないのが現状で
ある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は従来の水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂
の欠点を解消せんとするものである。すなわち、柔軟
性、弾性などの要求性能を満足するのは勿論のこと、と
くに水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂の欠点とされ
ていた各種被着体に対する剥離強度およびオープンタイ
ムを顕著に改良した水性エマルジョン型接着剤組成物を
提供することを目的とする。
の欠点を解消せんとするものである。すなわち、柔軟
性、弾性などの要求性能を満足するのは勿論のこと、と
くに水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂の欠点とされ
ていた各種被着体に対する剥離強度およびオープンタイ
ムを顕著に改良した水性エマルジョン型接着剤組成物を
提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成するべく粘着性付与樹
脂の種類およびその使用量などに着目して鋭意検討を重
ねた結果、ポリウレタン樹脂エマルジョンに対して特定
の粘着性付与樹脂、すなわちケトン樹脂エマルジョンを
使用することにより意外にも前記問題点がことごとく解
決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
脂の種類およびその使用量などに着目して鋭意検討を重
ねた結果、ポリウレタン樹脂エマルジョンに対して特定
の粘着性付与樹脂、すなわちケトン樹脂エマルジョンを
使用することにより意外にも前記問題点がことごとく解
決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は高分子ポリオール、ジイソシアネ
ート化合物および鎖伸長剤を反応させてえられるポリウ
レタン樹脂をベースポリマーとする水性エマルジョン型
接着剤組成物であって、粘着性付与樹脂としてケトン樹
脂エマルジョンを使用したことを特徴とする水性エマル
ジョン型接着剤組成物に関する。
ート化合物および鎖伸長剤を反応させてえられるポリウ
レタン樹脂をベースポリマーとする水性エマルジョン型
接着剤組成物であって、粘着性付与樹脂としてケトン樹
脂エマルジョンを使用したことを特徴とする水性エマル
ジョン型接着剤組成物に関する。
[実施例] 本発明の組成物のベースポリマーはポリウレタン樹脂
であり、このものはポリエステルポリオールまたはポリ
エーテルポリオールからなる高分子ポリオールとジイソ
シアネート化合物とさらに鎖伸長剤を反応させてえられ
るものである。該ポリウレタン樹脂としては、主として
溶剤型接着剤用に使用される各種公知のものをそのまま
採用することができ、さらには該樹脂の変性物をも使用
することができる。該樹脂は後述する適当な手段でエマ
ルジョン化して使用することができる。以下、該ポリウ
レタン樹脂につき具体的に説明する。
であり、このものはポリエステルポリオールまたはポリ
エーテルポリオールからなる高分子ポリオールとジイソ
シアネート化合物とさらに鎖伸長剤を反応させてえられ
るものである。該ポリウレタン樹脂としては、主として
溶剤型接着剤用に使用される各種公知のものをそのまま
採用することができ、さらには該樹脂の変性物をも使用
することができる。該樹脂は後述する適当な手段でエマ
ルジョン化して使用することができる。以下、該ポリウ
レタン樹脂につき具体的に説明する。
高分子ポリオール成分のうち、ポリエステルポリオー
ルとしては、たとえばエチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジ
オール、1,4−ブチレンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール
などの飽和および不飽和の低分子グリコール類ならびに
アジピン酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、マロ
ン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸などの二塩基酸もしくはこれらに対応
する酸無水物を脱水縮合せしめてえられるポリエステル
ポリオール類;環状エステル化合物を開環重合してえら
れるポリエステルポリオール類;その他ポリカーボネー
トポリオール類、ポリブタジエングリコール類、ビスフ
ェノールAに酸化エチレンもしくは酸化プロピレンを付
加してえられるグリコール類などの一般にポリウレタン
の製造に用いられる各種公知のポリエステルポリオール
が例示される。なお、前記ポリエステルポリオールのな
かでは、グリコール類と二塩基酸からえられる高分子ポ
リオールは、該グリコール類の5モル%までは各種多価
アルコールに置換しうる。かかる各種多価アルコールの
具体例としては、たとえばグリセリン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサント
リオール、1,2,4−ブタントリオール、ペンタエリスリ
トール、ソルビトールなどがあげられる。
ルとしては、たとえばエチレングリコール、1,2−プロ
パンジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジ
オール、1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、オクタンジ
オール、1,4−ブチレンジオール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール
などの飽和および不飽和の低分子グリコール類ならびに
アジピン酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、マロ
ン酸、グルタル酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸などの二塩基酸もしくはこれらに対応
する酸無水物を脱水縮合せしめてえられるポリエステル
ポリオール類;環状エステル化合物を開環重合してえら
れるポリエステルポリオール類;その他ポリカーボネー
トポリオール類、ポリブタジエングリコール類、ビスフ
ェノールAに酸化エチレンもしくは酸化プロピレンを付
加してえられるグリコール類などの一般にポリウレタン
の製造に用いられる各種公知のポリエステルポリオール
が例示される。なお、前記ポリエステルポリオールのな
かでは、グリコール類と二塩基酸からえられる高分子ポ
リオールは、該グリコール類の5モル%までは各種多価
アルコールに置換しうる。かかる各種多価アルコールの
具体例としては、たとえばグリセリン、トリメチロール
プロパン、トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサント
リオール、1,2,4−ブタントリオール、ペンタエリスリ
トール、ソルビトールなどがあげられる。
また、高分子ポリオールのうち、ポリエーテルポリオ
ールとしては、たとえば酸化エチレン、酸化プロピレ
ン、テトラヒドロフランなどの重合体もしくは共重合体
などのポリエーテルポリオール類が例示される。
ールとしては、たとえば酸化エチレン、酸化プロピレ
ン、テトラヒドロフランなどの重合体もしくは共重合体
などのポリエーテルポリオール類が例示される。
前記高分子ポリオールの分子量は、えられるポリウレ
タン樹脂の可撓性、樹脂製造時の作業性などを考慮して
適宜決定され、通常は500〜5000の範囲内とするのがよ
い。該分子量が500未満であれば、ポリウレタン樹脂中
のジイソシアネート含有量が大となり、えられる樹脂皮
膜の可撓性が低下する傾向にあり、他方5000をこえると
樹脂製造時の使用する溶剤に対する溶解性が低下するた
めいずれも好ましくない。
タン樹脂の可撓性、樹脂製造時の作業性などを考慮して
適宜決定され、通常は500〜5000の範囲内とするのがよ
い。該分子量が500未満であれば、ポリウレタン樹脂中
のジイソシアネート含有量が大となり、えられる樹脂皮
膜の可撓性が低下する傾向にあり、他方5000をこえると
樹脂製造時の使用する溶剤に対する溶解性が低下するた
めいずれも好ましくない。
本発明のポリウレタン樹脂の他の構成成分であるジイ
ソシアネート化合物は、芳香族、脂肪族および脂環族の
ジイソシアネート類である。
ソシアネート化合物は、芳香族、脂肪族および脂環族の
ジイソシアネート類である。
かかるジイソシアネート類としては、たとえば、1,5
−ナフチレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、4,4−ジフェニルジメチルメタン
ジイソシアネート、4,4−ジベンジルイソシアネート、
ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラ
アルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−フ
ェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、ブタン−1,4−
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
リジンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4−
ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシア
ネートなどがその代表例としてあげられる。
−ナフチレンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート、4,4−ジフェニルジメチルメタン
ジイソシアネート、4,4−ジベンジルイソシアネート、
ジアルキルジフェニルメタンジイソシアネート、テトラ
アルキルジフェニルメタンジイソシアネート、1,3−フ
ェニレンジイソシアネート、1,4−フェニレンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート、ブタン−1,4−
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
2,4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
リジンジイソシアネート、シクロヘキサン−1,4−ジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4−
ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンジイソシア
ネートなどがその代表例としてあげられる。
また鎖伸長剤としては、たとえばエチレンジアミン、
プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロン
ジアミン、ジシクロヘキシルメタン、−4,4−ジアミン
などがあげられる。また分子内に水酸基を有するジアミ
ン類、たとえば2−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン、2−ヒドロキシエチルプロピルジアミン、ジ−2−
ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキ
シエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピル
エチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレ
ンジアミンなども同様に使用することができ、さらには
ピペラジンなどの水溶性脂環族ポリアミンも同様に使用
することができる。また、えられるポリウレタン樹脂に
自己乳化性を付与するばあいには鎖伸長剤としてN−ア
ルキルジアルカノールアミンの使用が好適であるほか、
ペンダントカルボキシル基を導入するために、たとえば
2,2−ジメチロールプロピオン、2,2−ジメチロール酪
酸、2,2−ジメチロール吉草酸などのペンダントカルボ
キシル基含有鎖伸長剤を使用することが好ましい。自己
乳化性を付与するために使用するこれらの鎖伸長剤の使
用量は、通常はポリウレタン樹脂固形分中0.5〜5.0重量
%とするのがよい。0.5重量%に満たないばあいには充
分な自己乳化性がえられず、また5.0重量%をこえるば
あいには樹脂の耐水性、可撓性が低下するためいずれも
好ましくない。なお、必要に応じて、重合停止剤として
ジアルキルアミン、たとえばジ−n−ブチルアミンを使
用してもよい。
プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチ
レントリアミン、トリエチレンテトラミン、イソホロン
ジアミン、ジシクロヘキシルメタン、−4,4−ジアミン
などがあげられる。また分子内に水酸基を有するジアミ
ン類、たとえば2−ヒドロキシエチルエチレンジアミ
ン、2−ヒドロキシエチルプロピルジアミン、ジ−2−
ヒドロキシエチルエチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキ
シエチルプロピレンジアミン、2−ヒドロキシプロピル
エチレンジアミン、ジ−2−ヒドロキシプロピルエチレ
ンジアミンなども同様に使用することができ、さらには
ピペラジンなどの水溶性脂環族ポリアミンも同様に使用
することができる。また、えられるポリウレタン樹脂に
自己乳化性を付与するばあいには鎖伸長剤としてN−ア
ルキルジアルカノールアミンの使用が好適であるほか、
ペンダントカルボキシル基を導入するために、たとえば
2,2−ジメチロールプロピオン、2,2−ジメチロール酪
酸、2,2−ジメチロール吉草酸などのペンダントカルボ
キシル基含有鎖伸長剤を使用することが好ましい。自己
乳化性を付与するために使用するこれらの鎖伸長剤の使
用量は、通常はポリウレタン樹脂固形分中0.5〜5.0重量
%とするのがよい。0.5重量%に満たないばあいには充
分な自己乳化性がえられず、また5.0重量%をこえるば
あいには樹脂の耐水性、可撓性が低下するためいずれも
好ましくない。なお、必要に応じて、重合停止剤として
ジアルキルアミン、たとえばジ−n−ブチルアミンを使
用してもよい。
本発明に用いられるポリウレタン樹脂の製造法として
は、まずポリオール成分とジイソシアネート化合物と
を、イソシアネート基過剰の条件で反応させ、高分子ポ
リオールの両末端にイソシアネート基を有するプレポリ
マーを調製し、ついでこれを適当な溶媒中で鎖伸長剤お
よび/または重合停止剤と反応させる二段法ならびに高
分子ポリオール成分、ジイソシアネート化合物、鎖伸長
剤および/または重合停止剤を、適当な溶媒中で一度に
反応させる一段法のいずれの方法をも採用しうるが、均
一なポリマー溶液をうる目的に対しては前記二段法を採
用するのが好ましい。これら製造方法において、使用さ
れる溶剤としては、たとえば通常、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチ
ルなどのエステル系溶剤;メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノールなどのアルコール系溶
剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトンなどのケトン系溶剤などの単独またはこれらの混
合物があげられる。
は、まずポリオール成分とジイソシアネート化合物と
を、イソシアネート基過剰の条件で反応させ、高分子ポ
リオールの両末端にイソシアネート基を有するプレポリ
マーを調製し、ついでこれを適当な溶媒中で鎖伸長剤お
よび/または重合停止剤と反応させる二段法ならびに高
分子ポリオール成分、ジイソシアネート化合物、鎖伸長
剤および/または重合停止剤を、適当な溶媒中で一度に
反応させる一段法のいずれの方法をも採用しうるが、均
一なポリマー溶液をうる目的に対しては前記二段法を採
用するのが好ましい。これら製造方法において、使用さ
れる溶剤としては、たとえば通常、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンなどの芳香族溶剤;酢酸エチル、酢酸ブチ
ルなどのエステル系溶剤;メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、n−ブタノールなどのアルコール系溶
剤;アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトンなどのケトン系溶剤などの単独またはこれらの混
合物があげられる。
本発明に用いられるポリウレタン樹脂を二段法で製造
するばあい、鎖伸長剤および/または重合停止剤をプレ
ポリマーに対して以下の基準で配合するのがよい。すな
わち、プレポリマーがその両末端に有する遊離のイソシ
アネート基1当量に対して鎖伸長剤および/または重合
停止剤中のアミノ基の合計当量は0.9〜1.30当量の範囲
内とされる。アミノ基が1.30当量よりも過剰になったば
あいには、鎖伸長剤および/または重合停止剤で未反応
のまま残存し、臭気の点で好ましくない。
するばあい、鎖伸長剤および/または重合停止剤をプレ
ポリマーに対して以下の基準で配合するのがよい。すな
わち、プレポリマーがその両末端に有する遊離のイソシ
アネート基1当量に対して鎖伸長剤および/または重合
停止剤中のアミノ基の合計当量は0.9〜1.30当量の範囲
内とされる。アミノ基が1.30当量よりも過剰になったば
あいには、鎖伸長剤および/または重合停止剤で未反応
のまま残存し、臭気の点で好ましくない。
前記でえられたポリウレタン樹脂をエマルジョン化す
るにはとくに制限はなく、各種公知の方法を採用するこ
とができる。たとえば前記有機溶媒で稀釈したポリウレ
タン樹脂に、各種イオン性の乳化剤および水を添加して
強制的に分散させるかまたは有機溶媒で稀釈することな
くポリウレタン樹脂、乳化剤および少量の水の存在下に
攪拌してあらかじめ油中水型エマルジョンをえたのちさ
らに所定量の水を追加して強攪拌することにより相反転
させてエマルジョンをうることができる。乳化剤として
は、たとえばアルキル硫酸ソーダ、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテルスルホコハク酸塩、ロジン石鹸などの陰イオン
性乳化剤;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオ
ン性乳化剤;第4級アンモニウム塩などの陽イオン性乳
化剤などがあげられ、これらの乳化剤は単独でまたは組
合せて用いられる。乳化剤量は耐水性、分散安定性、粒
子径などを考慮して決定され、通常ポリウレタン樹脂固
形分に対して1〜30重量%、好ましくは3〜12重量%と
される。
るにはとくに制限はなく、各種公知の方法を採用するこ
とができる。たとえば前記有機溶媒で稀釈したポリウレ
タン樹脂に、各種イオン性の乳化剤および水を添加して
強制的に分散させるかまたは有機溶媒で稀釈することな
くポリウレタン樹脂、乳化剤および少量の水の存在下に
攪拌してあらかじめ油中水型エマルジョンをえたのちさ
らに所定量の水を追加して強攪拌することにより相反転
させてエマルジョンをうることができる。乳化剤として
は、たとえばアルキル硫酸ソーダ、アルキルベンゼンス
ルホン酸ソーダ、ポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテルスルホコハク酸塩、ロジン石鹸などの陰イオン
性乳化剤;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオ
ン性乳化剤;第4級アンモニウム塩などの陽イオン性乳
化剤などがあげられ、これらの乳化剤は単独でまたは組
合せて用いられる。乳化剤量は耐水性、分散安定性、粒
子径などを考慮して決定され、通常ポリウレタン樹脂固
形分に対して1〜30重量%、好ましくは3〜12重量%と
される。
前記ポリエーテルポリオール系ウレタン樹脂におい
て、ポリオキシエチレングリコールなどの水溶性オリゴ
マーを樹脂構成成分として使用したばあいには、自己乳
化性が付与されるためエマルジョン化に際しては必ずし
も乳化剤を使用する必要はない。これと同様に、鎖伸長
剤としてN−アルキルジアルカノールアミンを使用した
ばあいや、2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメ
チロール酪酸、2,2−ジメチロール吉草酸などのペンダ
ントカルボキシル基を導入したばあいにも、えられたポ
リウレタン樹脂は自己乳化性を有するため乳化に際して
は通常は乳化剤を使用する必要がない。N−アルキルジ
アルカノールアミンを用いてえられるポリウレタン樹脂
は通常ヨウ化メチル、臭化メチル、塩化ベンジルなどの
4級化剤により4級化して使用される。また、ペンダン
トカルボキシル基を導入してえられるポリウレタン樹脂
は、通常はアンモニア、有機アミンなどにより中和して
用いられる。なお、ポリウレタン樹脂の乳化は、前記の
ようにポリウレタン樹脂を製造した後、適当な方法でエ
マルジョン化されるのが一般的であるが、該樹脂を製造
する際にあらかじめ乳化剤を添加しておき、樹脂製造と
エマルジョン化を同時に進行させることも可能である。
て、ポリオキシエチレングリコールなどの水溶性オリゴ
マーを樹脂構成成分として使用したばあいには、自己乳
化性が付与されるためエマルジョン化に際しては必ずし
も乳化剤を使用する必要はない。これと同様に、鎖伸長
剤としてN−アルキルジアルカノールアミンを使用した
ばあいや、2,2−ジメチロールプロピオン酸、2,2−ジメ
チロール酪酸、2,2−ジメチロール吉草酸などのペンダ
ントカルボキシル基を導入したばあいにも、えられたポ
リウレタン樹脂は自己乳化性を有するため乳化に際して
は通常は乳化剤を使用する必要がない。N−アルキルジ
アルカノールアミンを用いてえられるポリウレタン樹脂
は通常ヨウ化メチル、臭化メチル、塩化ベンジルなどの
4級化剤により4級化して使用される。また、ペンダン
トカルボキシル基を導入してえられるポリウレタン樹脂
は、通常はアンモニア、有機アミンなどにより中和して
用いられる。なお、ポリウレタン樹脂の乳化は、前記の
ようにポリウレタン樹脂を製造した後、適当な方法でエ
マルジョン化されるのが一般的であるが、該樹脂を製造
する際にあらかじめ乳化剤を添加しておき、樹脂製造と
エマルジョン化を同時に進行させることも可能である。
上記のようにしてえられる本発明に用いられるポリウ
レタン樹脂の分子量は、通常20000〜90000の範囲内とす
るのが好適である。分子量が20000に満たないばあいに
はえられる接着剤の凝集力および耐熱性が劣り、一方90
000をこえるばあいにはポリウレタン樹脂溶液の粘度が
高くなり取扱作業性が低下するほか、該樹脂エマルジョ
ンの安定性が悪くなるため好ましくない。かくしてえら
れたポリウレタン樹脂エマルジョンの固形分濃度はとく
に制限はされず、接着時の作業性などを考慮して適宜決
定され、通常は5〜50重量%とされ、また粘度は数十〜
数千cP(25℃)とするのが実用上好適である。
レタン樹脂の分子量は、通常20000〜90000の範囲内とす
るのが好適である。分子量が20000に満たないばあいに
はえられる接着剤の凝集力および耐熱性が劣り、一方90
000をこえるばあいにはポリウレタン樹脂溶液の粘度が
高くなり取扱作業性が低下するほか、該樹脂エマルジョ
ンの安定性が悪くなるため好ましくない。かくしてえら
れたポリウレタン樹脂エマルジョンの固形分濃度はとく
に制限はされず、接着時の作業性などを考慮して適宜決
定され、通常は5〜50重量%とされ、また粘度は数十〜
数千cP(25℃)とするのが実用上好適である。
本発明で使用しうるケトン樹脂としてはとくに制限は
されず各種公知のものを採用しうる。すなわち、該ケト
ン樹脂としては、たとえば各種ケトン類とホルムアルデ
ヒドとをアルカリ性触媒存在下に公知の方法を反応させ
てえられる樹脂があげられる。前記ケトン類としては、
たとえばシクロヘキサノン、アセトフェノン、メチルエ
チルケトン、メチルシクロヘキサノンなどを例示しうる
が、反応性、原料入手性、価格などを考慮すれば、シク
ロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトンなどが好ましい。た、アルカリ性触媒としては、
たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが例示
され、これらの使用量はケトン類1モルに対して通常0.
05〜0.5モル程度とされる。ケトン類とホルムアルデヒ
ドとの仕込比率は、えられる樹脂の分子量、軟化点など
を考慮して決定され、通常はホルムアルデヒドがケトン
類の1.0〜4.0倍モル量、好ましくは1.0〜2.0モルとされ
る。反応温度は通常は60〜90℃であり、反応時間は10分
〜3時間程度とされる。なお、該反応はメチロール化反
応とこれに引続いてまたは競争して生じる縮合反応から
なる。縮合反応のばあいは、60℃に満たないばあいは望
ましい反応速度に達せず、また90℃をこえるばあいには
反応温度の制御が困難となるためいずれも好ましくな
い。なお、メチロール化反応は10℃程度で進行するた
め、あらかじめこの程度の温度でメチロール化したのち
縮合反応温度まで昇温させてもよい。反応終了後は、反
応液を酢酸などにより中和し水洗した後、樹脂状物を液
相により分離し、ついで減圧濃縮および脱溶媒してケト
ン樹脂を収得しうる。上記方法でえられたケトン樹脂
は、通常軟化点は40〜120℃、分子量は300〜800程度と
なる。本発明では使用するケトン樹脂の軟化点について
はとくに制限はないが、80〜120℃の比較的高軟化点の
ものを使用するとえられる接着性組成物に耐熱性を付与
することができ、また40〜80℃の比較的低軟化点のもの
を使用すると、初期接着性が優れる傾向にある。ケトン
樹脂のエマルジョン化は公知の方法を採用することがで
きる。具体的には、前記したポリウレタン樹脂の乳化に
際し使用したものと同様の乳化剤を使用することがで
き、該乳化剤を用いて強制乳化し、または転相乳化する
ことにより容易に収得することができる。乳化剤の使用
量はケトン樹脂固形分に対して通常1〜10重量%、好ま
しくは3〜5重量%とするのがよい。該ケトン樹脂エマ
ルジョンの固形分濃度についてはとくに制限はされず、
接着時の作業性などを考慮して適宜決定され、通常は30
〜60重量%程度とされ、また粘度は数十〜数百cP(25
℃)とするのが実用上好適である。
されず各種公知のものを採用しうる。すなわち、該ケト
ン樹脂としては、たとえば各種ケトン類とホルムアルデ
ヒドとをアルカリ性触媒存在下に公知の方法を反応させ
てえられる樹脂があげられる。前記ケトン類としては、
たとえばシクロヘキサノン、アセトフェノン、メチルエ
チルケトン、メチルシクロヘキサノンなどを例示しうる
が、反応性、原料入手性、価格などを考慮すれば、シク
ロヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトンなどが好ましい。た、アルカリ性触媒としては、
たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどが例示
され、これらの使用量はケトン類1モルに対して通常0.
05〜0.5モル程度とされる。ケトン類とホルムアルデヒ
ドとの仕込比率は、えられる樹脂の分子量、軟化点など
を考慮して決定され、通常はホルムアルデヒドがケトン
類の1.0〜4.0倍モル量、好ましくは1.0〜2.0モルとされ
る。反応温度は通常は60〜90℃であり、反応時間は10分
〜3時間程度とされる。なお、該反応はメチロール化反
応とこれに引続いてまたは競争して生じる縮合反応から
なる。縮合反応のばあいは、60℃に満たないばあいは望
ましい反応速度に達せず、また90℃をこえるばあいには
反応温度の制御が困難となるためいずれも好ましくな
い。なお、メチロール化反応は10℃程度で進行するた
め、あらかじめこの程度の温度でメチロール化したのち
縮合反応温度まで昇温させてもよい。反応終了後は、反
応液を酢酸などにより中和し水洗した後、樹脂状物を液
相により分離し、ついで減圧濃縮および脱溶媒してケト
ン樹脂を収得しうる。上記方法でえられたケトン樹脂
は、通常軟化点は40〜120℃、分子量は300〜800程度と
なる。本発明では使用するケトン樹脂の軟化点について
はとくに制限はないが、80〜120℃の比較的高軟化点の
ものを使用するとえられる接着性組成物に耐熱性を付与
することができ、また40〜80℃の比較的低軟化点のもの
を使用すると、初期接着性が優れる傾向にある。ケトン
樹脂のエマルジョン化は公知の方法を採用することがで
きる。具体的には、前記したポリウレタン樹脂の乳化に
際し使用したものと同様の乳化剤を使用することがで
き、該乳化剤を用いて強制乳化し、または転相乳化する
ことにより容易に収得することができる。乳化剤の使用
量はケトン樹脂固形分に対して通常1〜10重量%、好ま
しくは3〜5重量%とするのがよい。該ケトン樹脂エマ
ルジョンの固形分濃度についてはとくに制限はされず、
接着時の作業性などを考慮して適宜決定され、通常は30
〜60重量%程度とされ、また粘度は数十〜数百cP(25
℃)とするのが実用上好適である。
本発明の水性エマルジョン型接着剤組成物は前記ポリ
ウレタン樹脂および前記ケトン樹脂のエマルジョンから
なり、前記ポリウレタン樹脂が固形分換算で10〜60重量
%、前記ケトン樹脂が40〜90重量%の割合となるように
調製される。ポリウレタン樹脂の配合割合が10重量%未
満のときには耐熱性および凝集力が著しく低下し、また
該樹脂の配合割合が60重量%をこえるばあいは初期接着
力が低下し、オープンタイムが短かくなるためいずれも
好ましくない。なお、本発明において前記ケトン樹脂エ
マルジョンをポリウレタン樹脂エマルジョンに対して特
定割合で配向して初めて本発明の目的を達成しうる接着
剤組成物がえられるが、本発明の効果を損なわない範囲
内であれば、公知の粘着性付与樹脂エマルジョン、たと
えばロジンエステルエマルジョン、ポリテルペンエマル
ジョンなどと併用しうることはもとよりである。
ウレタン樹脂および前記ケトン樹脂のエマルジョンから
なり、前記ポリウレタン樹脂が固形分換算で10〜60重量
%、前記ケトン樹脂が40〜90重量%の割合となるように
調製される。ポリウレタン樹脂の配合割合が10重量%未
満のときには耐熱性および凝集力が著しく低下し、また
該樹脂の配合割合が60重量%をこえるばあいは初期接着
力が低下し、オープンタイムが短かくなるためいずれも
好ましくない。なお、本発明において前記ケトン樹脂エ
マルジョンをポリウレタン樹脂エマルジョンに対して特
定割合で配向して初めて本発明の目的を達成しうる接着
剤組成物がえられるが、本発明の効果を損なわない範囲
内であれば、公知の粘着性付与樹脂エマルジョン、たと
えばロジンエステルエマルジョン、ポリテルペンエマル
ジョンなどと併用しうることはもとよりである。
以下、製造例、実施例および比較例をあげて本発明の
水性エマルジョン型接着剤組成物を詳細に説明するが、
本発明はこれら各例のみに限定されるものではない。な
お、各例中、部および%は特記しないかぎりすべて重量
基準である。
水性エマルジョン型接着剤組成物を詳細に説明するが、
本発明はこれら各例のみに限定されるものではない。な
お、各例中、部および%は特記しないかぎりすべて重量
基準である。
製造例1 攪拌機、温度計およびチッ素ガス導入管を備えたフラ
スコに、ポリカプロラクトン(ダイセル化学工業(株)
製、商品名「プラクセル220」)36部、ジメチロールプ
ロピオン酸2.7部、イソホロンジイソアネート10.2部、
メチルエチルケトン15.6部およびトルエン6.7部を仕込
み、チッ素気流下に80〜85℃にて4.5時間反応させた
後、37〜50℃にてトリエチルアミン2部および所定量の
軟水を滴下し、中和と分散を行なった。さらに60〜70℃
に昇温し、2時間鎖伸長反応を行ない、60〜70℃にて溶
剤を除去し、不揮発分35%、粘度100cP、pH8のポリウレ
タン樹脂エマルジョンをえた。
スコに、ポリカプロラクトン(ダイセル化学工業(株)
製、商品名「プラクセル220」)36部、ジメチロールプ
ロピオン酸2.7部、イソホロンジイソアネート10.2部、
メチルエチルケトン15.6部およびトルエン6.7部を仕込
み、チッ素気流下に80〜85℃にて4.5時間反応させた
後、37〜50℃にてトリエチルアミン2部および所定量の
軟水を滴下し、中和と分散を行なった。さらに60〜70℃
に昇温し、2時間鎖伸長反応を行ない、60〜70℃にて溶
剤を除去し、不揮発分35%、粘度100cP、pH8のポリウレ
タン樹脂エマルジョンをえた。
製造例2 製造例1と同様の反応装置に、テレフタル酸664部、
イソフタル酸631部、1,4−ブタンジオール472部、ネオ
ペンチルグリコール447部およびジブチル鉛オキシド0.5
部を仕込み、180〜230℃で5時間エステル化した後、酸
価が1以下となるようにさらに230℃で6時間重縮合反
応させた。ついで120℃まで冷却し、アジピン酸321部、
ジメチロールプロピオン酸268部を加え、70℃に昇温し
て20時間反応させ、ポリエステルポリオールをえた。
イソフタル酸631部、1,4−ブタンジオール472部、ネオ
ペンチルグリコール447部およびジブチル鉛オキシド0.5
部を仕込み、180〜230℃で5時間エステル化した後、酸
価が1以下となるようにさらに230℃で6時間重縮合反
応させた。ついで120℃まで冷却し、アジピン酸321部、
ジメチロールプロピオン酸268部を加え、70℃に昇温し
て20時間反応させ、ポリエステルポリオールをえた。
このポリエステルポリオール2360部にメチルエチルケ
トン1704部を加えて溶解し、さらにヘキサメチレンジア
ミンジイソシアネート200部を加え、70℃で12時間反応
させた。反応終了後、40℃まで冷却し、10%アンモニア
水332部および所定量の軟水を添加して中和と分散を行
ない、不揮発分35%、粘度80cP、pH8のポリウレタン樹
脂エマルジョンをえた。
トン1704部を加えて溶解し、さらにヘキサメチレンジア
ミンジイソシアネート200部を加え、70℃で12時間反応
させた。反応終了後、40℃まで冷却し、10%アンモニア
水332部および所定量の軟水を添加して中和と分散を行
ない、不揮発分35%、粘度80cP、pH8のポリウレタン樹
脂エマルジョンをえた。
製造例3 製造例1と同様の反応装置に、ポリエチレンアジペー
トグリコール400部およびトリレンジイソシアネート76.
6部を仕込み、チッ素気流下に60〜80℃にて1時間反応
させた後、反応系内を冷却し、アトン353部を添加して
溶解させた。ついでN−メチルジエタノールアミン25.6
部を加えてアセトン還流下で遊離ジイソシアネートが消
失するまで反応させた。50℃に冷却し、ジメチル硫酸3
0.2部を添加し、60℃にて1時間反応させた。これに軟
水989部を加えた後、アセトンを減圧下に留去して、不
揮発分35%、粘度55cP、pH6.0のポリウレタン樹脂エマ
ルジョンをえた。
トグリコール400部およびトリレンジイソシアネート76.
6部を仕込み、チッ素気流下に60〜80℃にて1時間反応
させた後、反応系内を冷却し、アトン353部を添加して
溶解させた。ついでN−メチルジエタノールアミン25.6
部を加えてアセトン還流下で遊離ジイソシアネートが消
失するまで反応させた。50℃に冷却し、ジメチル硫酸3
0.2部を添加し、60℃にて1時間反応させた。これに軟
水989部を加えた後、アセトンを減圧下に留去して、不
揮発分35%、粘度55cP、pH6.0のポリウレタン樹脂エマ
ルジョンをえた。
製造例4 製造例1と同様の反応装置に、ポリエチレンブチレン
アジペート700部、ポリオキシプロピレングリコール100
部および4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート200部
を仕込み、チッ素気流下に80〜85℃にて4.5時間反応さ
せた後、末端遊離イソシアネート基を3.5%含有したウ
レタンプレポリマーをえた。該プレポリマー100部に陰
イオン性乳化剤(ノニルフェノールのエチレンオキシド
6モル付加物硫酸エステル塩)2部および非イオン性乳
化剤(ポリオキシプロピレングリコールのエチレンオキ
シド10モル付加物)8部を加えて攪拌し、さらに軟水10
0部を加えて分散させ、さらにピペラジンの13%水溶液1
4部を加えて攪拌して、不揮発分50%、粘度30cP、pH6の
ポリウレタン樹脂エマルジョをえた。
アジペート700部、ポリオキシプロピレングリコール100
部および4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート200部
を仕込み、チッ素気流下に80〜85℃にて4.5時間反応さ
せた後、末端遊離イソシアネート基を3.5%含有したウ
レタンプレポリマーをえた。該プレポリマー100部に陰
イオン性乳化剤(ノニルフェノールのエチレンオキシド
6モル付加物硫酸エステル塩)2部および非イオン性乳
化剤(ポリオキシプロピレングリコールのエチレンオキ
シド10モル付加物)8部を加えて攪拌し、さらに軟水10
0部を加えて分散させ、さらにピペラジンの13%水溶液1
4部を加えて攪拌して、不揮発分50%、粘度30cP、pH6の
ポリウレタン樹脂エマルジョをえた。
製造例5 製造例1と同様の反応装置に、シクロヘキサノン100
部および37%ホルマリン122部(モル比1:1.7)を仕込
み、チッ素気流下に55〜60℃にて攪拌混合した後、10%
水酸化ナトリウム水溶液22部を徐々に滴下して昇温さ
せ、75〜80℃にて2時間反応させた。該生成物を20%酢
酸水溶液により中和した後、樹脂分をキシレンに溶解
し、水と分離した。ついで減圧濃縮してキシレンを留去
し、軟化点約80℃の樹脂をえた。
部および37%ホルマリン122部(モル比1:1.7)を仕込
み、チッ素気流下に55〜60℃にて攪拌混合した後、10%
水酸化ナトリウム水溶液22部を徐々に滴下して昇温さ
せ、75〜80℃にて2時間反応させた。該生成物を20%酢
酸水溶液により中和した後、樹脂分をキシレンに溶解
し、水と分離した。ついで減圧濃縮してキシレンを留去
し、軟化点約80℃の樹脂をえた。
該ケトン樹脂100部をトルエン60部で溶解し、ついで
陰イオン性乳化剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ)3部および軟水160部を加え、75℃にて1時間攪拌
して予備乳化物をえた。これをマントンガウリン社製の
高圧乳化機により300kg/cm2で乳化した後、減圧濃縮し
てトルエンを除去し、不揮発分50%のケトン樹脂エマル
ジョンをえた。
陰イオン性乳化剤(ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ)3部および軟水160部を加え、75℃にて1時間攪拌
して予備乳化物をえた。これをマントンガウリン社製の
高圧乳化機により300kg/cm2で乳化した後、減圧濃縮し
てトルエンを除去し、不揮発分50%のケトン樹脂エマル
ジョンをえた。
製造例6 製造例5において、ホルマリンの使用量を107部(モ
ル比1:1.3)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点65℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
ル比1:1.3)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点65℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
製造例7 製造例5において、ホルマリンの使用量を132部(モ
ル比1:1.6)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点90℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
ル比1:1.6)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点90℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
製造例8 製造例5において、シクロヘキサノンにかえてメチル
エチルケトン72部を用い、かつ37%ホルマリンの使用量
を162部(モル比1:2)に、10%水酸化ナトリウム水溶液
の使用量を15.8部にかえたほかは同様にして反応、乳化
などを行ない、軟化点約80℃、不揮発分50%のケトン樹
脂エマルジョンをえた。
エチルケトン72部を用い、かつ37%ホルマリンの使用量
を162部(モル比1:2)に、10%水酸化ナトリウム水溶液
の使用量を15.8部にかえたほかは同様にして反応、乳化
などを行ない、軟化点約80℃、不揮発分50%のケトン樹
脂エマルジョンをえた。
製造例9 製造例5において、ホルマリンの使用量を86.6部(モ
ル比1:1.1)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点45℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
ル比1:1.1)にかえたほかは同様にして反応、乳化など
を行ない、軟化点45℃、不揮発分50%のケトン樹脂エマ
ルジョンをえた。
製造例10 製造例5において、ホルマリンの使用量を140.3部
(モル比1:1.7)にかえたほかは、同様にして反応、乳
化などを行ない、軟化点100℃、不揮発成分50%のケト
ン樹脂エマルジョンをえた。
(モル比1:1.7)にかえたほかは、同様にして反応、乳
化などを行ない、軟化点100℃、不揮発成分50%のケト
ン樹脂エマルジョンをえた。
実施例1 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例2 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=30/70となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=30/70となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例3 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=20/80となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=20/80となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例4 製造例2でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例5 製造例3でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例6 製造例4でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例5でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例7 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例6でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=30/70となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例6でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=30/70となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例8 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例7でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=50/50となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例7でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=50/50となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例9 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例8でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例8でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=45/55となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例10 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例9でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=15/85となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例9でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=15/85となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
実施例11 製造例1でえられたポリウレタン樹脂エマルジョン/
製造例10でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=55/45となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
製造例10でえられたケトン樹脂エマルジョン(固形分比
率)=55/45となるように配合し、本発明の接着剤組成
物を調製した。
比較例1 実施例1において、ケトン樹脂エマルジョンにかえて
ポリテルペン樹脂エマルジョン(安原油脂工業(株)製
のポリテルペン樹脂(軟化点80℃、商品名「YXレジンPx
#800」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使
用したほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤
組成物を調製した。
ポリテルペン樹脂エマルジョン(安原油脂工業(株)製
のポリテルペン樹脂(軟化点80℃、商品名「YXレジンPx
#800」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使
用したほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤
組成物を調製した。
比較例2 実施例1において、ケトン樹脂エマルジョンにかえて
フェノール樹脂エマルジョン(荒川化学工業(株)製の
フェノール樹脂(軟化点90℃、商品名「タマノル58
4」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使用し
たほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤組成
物を調製した。
フェノール樹脂エマルジョン(荒川化学工業(株)製の
フェノール樹脂(軟化点90℃、商品名「タマノル58
4」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使用し
たほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤組成
物を調製した。
比較例3 実施例1において、ケトン樹脂エマルジョンにかえて
C5−C9石油樹脂エマルジョン(日本ゼオン(株)製のC5
−C9石油樹脂(軟化点85℃、商品名「クイントンU−18
5」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使用し
たほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤組成
物を調製した。
C5−C9石油樹脂エマルジョン(日本ゼオン(株)製のC5
−C9石油樹脂(軟化点85℃、商品名「クイントンU−18
5」)の乳化物であり、不揮発分50%のもの)を使用し
たほかは実施例1と同様に配合して比較用の接着剤組成
物を調製した。
比較例4 実施例1において、ケトン樹脂エマルジョンにかえて
水添ロジングリセリンエステルのエマルジョン(荒川化
学工業(株)製の水添ロジングリセリンエステル(軟化
点70℃、商品名「エステルガムH」)の乳化物であり、
不揮発分50%のもの)を使用したほかは実施例1と同様
に配合して比較用の接着剤組成物を調製した。
水添ロジングリセリンエステルのエマルジョン(荒川化
学工業(株)製の水添ロジングリセリンエステル(軟化
点70℃、商品名「エステルガムH」)の乳化物であり、
不揮発分50%のもの)を使用したほかは実施例1と同様
に配合して比較用の接着剤組成物を調製した。
比較例5 実施例1において、ケトン樹脂エマルジョンを使用せ
ずにポリウレタン樹脂エマルジョンのみを使用した(ブ
ランク)。
ずにポリウレタン樹脂エマルジョンのみを使用した(ブ
ランク)。
(接着試験方法) 各実施例および各比較例でえられた接着剤組成物の性
能は下記試験方法にしたがい評価した。
能は下記試験方法にしたがい評価した。
試験片の作製および接着力の測定(JIS K 6829−11に
準ず) ABS樹脂にアプリケータにより接着剤組成物を塗布
し、70℃で3分間乾燥させ、膜厚70μmの接着剤層をえ
た。ついで、室温で5分間放置し、発泡ポリウレタンフ
ァブリック片(15mm×100mm)を圧着した。圧着から10
分経過後、20℃、300mm/分の条件で180度剥離を行ない
接着力を測定するとともに、剥離時の試験片の表面状態
をも観察した。また、高温時の接着力の測定は、前記圧
着の後の放置時間および測定温度をそれぞれ20分、60℃
としたほかは上記と同様に行なった。
準ず) ABS樹脂にアプリケータにより接着剤組成物を塗布
し、70℃で3分間乾燥させ、膜厚70μmの接着剤層をえ
た。ついで、室温で5分間放置し、発泡ポリウレタンフ
ァブリック片(15mm×100mm)を圧着した。圧着から10
分経過後、20℃、300mm/分の条件で180度剥離を行ない
接着力を測定するとともに、剥離時の試験片の表面状態
をも観察した。また、高温時の接着力の測定は、前記圧
着の後の放置時間および測定温度をそれぞれ20分、60℃
としたほかは上記と同様に行なった。
オープンタイムの測定 前記の測定において接着剤層の室温放置時間を1、
3、5、8、10分に変化させ、ついでそれぞれに発泡ポ
リウレタンファブリック片を圧着した。圧着から、10分
経過後、20℃、300mm/分の条件で180度剥離を行ない、
剥離時の各試料片の表面状態を観察した。試料片のうち
材質破壊に至らなくなった試料片の前記室温放置時間を
もってオープンタイムとした。
3、5、8、10分に変化させ、ついでそれぞれに発泡ポ
リウレタンファブリック片を圧着した。圧着から、10分
経過後、20℃、300mm/分の条件で180度剥離を行ない、
剥離時の各試料片の表面状態を観察した。試料片のうち
材質破壊に至らなくなった試料片の前記室温放置時間を
もってオープンタイムとした。
前記測定結果を第1表に示す。
[発明の効果] 本発明の水性エマルジョン型接着剤組成物は、従来
の水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂組成物と同様に
人工皮革、繊維などの表面処理に使用することができ、
従来の溶解型接着剤組成物と同様に塩化ビニル、ガラ
ス、各種プラスチック基材に対する接着剤として広範囲
に使用することができ、しかもABS樹脂、発泡ウレタ
ンなどの基材に対する接着強度、初期接着力の点で不充
分であった従来の水性エマルジョン型接着剤組成物の欠
点を解消しうるとともにオープンタイムの点でも良好な
ものである。したがって、各種被着体に対する制限がな
く、適用範囲を大幅に拡大することができるなどの顕著
な効果を奏するものである。
の水性エマルジョン型ポリウレタン樹脂組成物と同様に
人工皮革、繊維などの表面処理に使用することができ、
従来の溶解型接着剤組成物と同様に塩化ビニル、ガラ
ス、各種プラスチック基材に対する接着剤として広範囲
に使用することができ、しかもABS樹脂、発泡ウレタ
ンなどの基材に対する接着強度、初期接着力の点で不充
分であった従来の水性エマルジョン型接着剤組成物の欠
点を解消しうるとともにオープンタイムの点でも良好な
ものである。したがって、各種被着体に対する制限がな
く、適用範囲を大幅に拡大することができるなどの顕著
な効果を奏するものである。
Claims (2)
- 【請求項1】高分子ポリオール、ジイソシアネート化合
物および鎖伸長剤を反応させてえられるポリウレタン樹
脂をベースポリマーとする水性エマルジョン型接着剤組
成物であって、 粘着性付与樹脂としてケトン樹脂エマルジョンを使用し
たことを特徴とする水性エマルジョン型接着剤組成物。 - 【請求項2】ポリウレタン樹脂10〜60重量%(固形分換
算)とケトン樹脂40〜90重量%(固形分換算)とからな
る特許請求の範囲第1項記載の水性エマルジョン型接着
剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225971A JPH083082B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 水性エマルジョン型接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225971A JPH083082B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 水性エマルジョン型接着剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6469682A JPS6469682A (en) | 1989-03-15 |
JPH083082B2 true JPH083082B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=16837752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62225971A Expired - Fee Related JPH083082B2 (ja) | 1987-09-09 | 1987-09-09 | 水性エマルジョン型接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083082B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0737602B2 (ja) * | 1992-03-17 | 1995-04-26 | 積水化学工業株式会社 | ポリウレタン接着剤及びこの接着剤を使用する化粧シート被覆材料の製造方法 |
KR100299063B1 (ko) * | 1998-12-21 | 2001-10-29 | 신영수 | 폴리에틸렌수지필름접착용접착조성물 |
DE102005010963A1 (de) * | 2005-03-10 | 2006-09-14 | Degussa Ag | Wässrige Beschichtungsstoffzusammensetzungen für flexible Untergründe |
JP5014862B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2012-08-29 | オリジン電気株式会社 | 紫外線硬化性上塗り被覆組成物およびその塗装品 |
-
1987
- 1987-09-09 JP JP62225971A patent/JPH083082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6469682A (en) | 1989-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5809989B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂組成物及びその製造方法 | |
TWI230166B (en) | Polymer having controlled branching, process for preparing polymer dispersion, and their use in adhesive | |
JP2875566B2 (ja) | 水性エマルジョン型接着剤組成物 | |
JP5035742B2 (ja) | 水性ポリウレタンエマルジョン組成物 | |
JP2001002911A (ja) | ヒドロキシル基含有水性ポリウレタン樹脂組成物、二液型水性ポリウレタン組成物、該組成物を含有してなる接着剤及び塗工剤 | |
JP3557858B2 (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
US6325887B1 (en) | Heat-activatable polyurethane/urea adhesive in aqueous dispersion | |
JPH083082B2 (ja) | 水性エマルジョン型接着剤組成物 | |
CN113698571A (zh) | 一种聚氨酯乳液及其制备和用途 | |
JPH08225780A (ja) | ウレタン系水性接着剤組成物 | |
JP2002284836A (ja) | ポリウレタン樹脂の製造法 | |
WO2001057108A1 (fr) | Polyurethanne et resine polyurethanne hydrocompatible | |
JP3160980B2 (ja) | ロジン骨格を有する水性ポリウレタン | |
JP2003261763A (ja) | 水性エマルジョン組成物及びこれを含有する水性接着剤組成物又は水性塗料用プライマー組成物 | |
JP2007269832A (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
KR20080034354A (ko) | 내열성이 향상된 수성 폴리우레탄 수지 접착제 및 이의제조방법 | |
JP3351157B2 (ja) | ポリウレタンの製法 | |
JP3489738B2 (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
JPH10265539A (ja) | 水性ウレタン樹脂分散体 | |
JPH0827242A (ja) | 水性ポリウレタン樹脂及びその製造方法 | |
JP2009185137A (ja) | 水性ポリウレタン分散体及びその製造方法 | |
JP2002201254A (ja) | ポリウレタン樹脂水性分散体 | |
JPH1060260A (ja) | 常温硬化性水性ポリウレタン樹脂組成物およびその用途 | |
JP2002161120A (ja) | ポリウレタン樹脂水分散液の製造方法 | |
JP2003335836A (ja) | ポリウレタン樹脂の水性分散体及び水性接着剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |