JPH08308221A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH08308221A
JPH08308221A JP11158295A JP11158295A JPH08308221A JP H08308221 A JPH08308221 A JP H08308221A JP 11158295 A JP11158295 A JP 11158295A JP 11158295 A JP11158295 A JP 11158295A JP H08308221 A JPH08308221 A JP H08308221A
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JP
Japan
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voltage
triac
resistor
capacitor
transformer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11158295A
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English (en)
Inventor
Hisashi Tomiyama
久詞 冨山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は簡単で小型のスイッチング電源装置
を提供することを目的とする。 【構成】 交流電圧を整流器で整流し、コンデンサで平
滑された直流電圧をスイッチング素子でオンオフさせて
高周波交流電圧を発生させトランスを介して負荷に供給
するスイッチング電源装置において、前記整流器とコン
デンサとの間に挿入した抵抗とトライアックの並列回路
と、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路に電力を
供給する前記トランスの3次巻線よりの電圧を整流して
前記トライアックのゲート電圧を得る整流手段と、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】商用交流電圧より電子機器に直流電圧を
供給する方法としては、昔は変圧器で変圧した2次電圧
を整流して供給していたが、この方法は変圧器の形状が
大きくなり、今日では直流に変換し、変換された直流電
圧を高周波でスイッチングして変圧し、整流して供給す
る方法が用いられている。
【0003】このようなスイッチング電源装置の従来例
を図4を参照して説明する。図4において、1はスイッ
チ、2は整流器、3はコンデンサ、4はトランス、4−
1〜4はそれぞれ1次〜4次巻線、5はスイッチング素
子、6は駆動回路、7,15および16はダイオード、
8,11,12および13は抵抗、10はトライアッ
ク、14は容量である。
【0004】スイッチ1がオンとなると、トライアック
10のゲート端子にはトランス4の4次巻線4−4に電
圧が誘起されていないためトライアック10はオフ状態
であるため、抵抗11を通って整流器2に電流が流れ
る。また、整流器2で整流された直流電流はコンデンサ
3に充電され、その端子電圧を次第に上昇して定状電圧
となる。すなわち、抵抗11はスイッチ1がオンしたと
きの突入電流を制限している。
【0005】コンデンサ3の両端に電圧が発生すると、
駆動回路6は抵抗8を介してキックされ高周波の発振を
開始する。駆動回路6で高周波の発振が開始されると、
スイッチング素子5がオンオフされ、トランス4の1次
巻線4−1にオンオフされた電流が流れ、2次,3次お
よび4次巻線4−2〜4の出力に電圧が誘起される。
【0006】2次巻線4−2に誘起された電圧はダイオ
ード16で整流されて負荷に直流電圧を供給する。3次
巻線4−3に誘起された電圧はダイオード7で整流され
て駆動回路6を動作させるための直流電圧を供給する。
【0007】また4次巻線4−4に誘起された電圧はダ
イオード15で整流されてトライアック10のゲート端
子にゲート電圧を供給する。トライアック10のゲート
端子電圧が或る値以上になるとトライアック10はオン
状態となり、スイッチ1を介して入力される商用交流電
流はトライアック10を通って整流器2に流れ、定状動
作となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のスイッチング電源装置においては、トライアックを制
御するゲート電圧をトランスの4次巻線より誘起された
電圧より得ていた。このため、トライアックをオンさせ
るためには、個別の巻線が必要になり、更に巻線電圧が
高電圧であることから他の回路との沿面距離を充分大き
くとる必要があり、トランスが複雑かつ大型のものとな
っていた。
【0009】本発明は簡単で小型のスイッチング電源装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。交流電圧を整流
器で整流し、コンデンサで平滑された直流電圧をスイッ
チング素子でオンオフさせて高周波交流電圧を発生させ
トランスを介して負荷に供給するスイッチング電源装置
において、前記整流器とコンデンサとの間に挿入した抵
抗とトライアックの並列回路と、前記スイッチング素子
を駆動する駆動回路に電力を供給する前記トランスの3
次巻線よりの電圧を整流して前記トライアックのゲート
電圧を得る整流手段と、を備える。
【0011】また第2の発明では、前記整流手段で整流
された電圧を前記トライアックのゲート端子に抵抗を介
して接続し、かつゲート端子に抵抗と容量の並列回路を
接続する。また第3の発明では、前記トライアックのゲ
ート端子に接続した抵抗と容量の並列回路の帰路をトラ
イアックと並列に接続された前記抵抗を介し構成する。
【0012】また第4の発明では、前記トライアックの
ゲート電圧を得るための整流手段を、前記スイッチング
素子を駆動する駆動回路に電力を供給する整流手段と共
用する。
【0013】
【作用】整流器とコンデンサとの間にコンデンサに流れ
る突入電流を制限する抵抗とトライアックの並列回路を
接続する。トライアックのゲート電圧はトランスの1次
巻線の電流をオンオフするスイッチング素子を駆動する
駆動回路に電力を供給する3次巻線よりの電圧を整流す
る整流手段よりの電圧を印加する。
【0014】また、トライアックのゲート端子には整流
手段よりの出力電圧を、ゲート電流を制限するための抵
抗を介して接続し、またゲート端子と並列に抵抗および
容量を接続してゲート電圧の制限およびノイズ除去を行
なう。また、ゲート端子に接続した抵抗と容量の帰路を
トライアックと並列に接続した抵抗を介して行なうよう
にする。
【0015】また、ゲート電圧を得るための整流手段を
駆動回路に電力を供給する整流手段と共用する。以上の
ように、トライアックを制御するゲート電圧を駆動回路
に電力を供給するためのトランスの3次巻線より得るよ
うにしたので、トランスの構成が簡単化されると共に小
型となる。
【0016】また、トライアックのゲート端子には直列
に抵抗,並列に抵抗および容量を接続するようにしたの
で、ゲート端子には過剰な電流の流入が阻止されると共
にノイズによる誤動作を防止することができる。また、
トライアックのゲート電圧を得るための整流手段と駆動
回路を動作させる直流電圧を得るための整流手段とを共
用するようにしたので、装置構成が簡単化される。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例の構成図である。図1
において、スイッチ1、整流器2、コンデンサ3、トラ
ンス4、スイッチング素子5、駆動回路6、ダイオード
7,9および16、抵抗8,11,12および13、ト
ライアック10および容量14は従来例の図4で説明し
た通りである。
【0018】また、駆動回路6の動作およびゲート電圧
の発生動作についても従来例で説明した通りである。第
1の実施例が従来例と異なる点は、突入電流を制限する
抵抗11とトライアック10の並列回路を整流器2とコ
ンデンサ3との間に挿入し、またトランス4の4次巻線
4−4を無くし、駆動回路6を駆動する電圧を得る3次
巻線4−3よりトライアック10のゲート電圧を得るよ
うにした点が異なるのみである。
【0019】このように、抵抗11とトライアック10
の並列回路を整流器2とコンデンサ3との間に挿入する
ようにしたことにより、ゲート電圧を駆動回路に電圧を
供給する3次巻線と共用することができ、トランス4が
小型化できる。つぎに図2を参照して第2の実施例を説
明する。図2で示す第2の実施例と図1で示す第1の実
施例との違いは、トライアック10のゲート端子と並列
に接続された抵抗12および容量14の帰路を、第1の
実施例では3次巻線にしているのに対して、第2の実施
例では抵抗11を介して3次巻線に帰すようにしてい
る。
【0020】つぎに、図3を参照して第3の実施例を説
明する。第1の実施例では3次巻線4−3よりの出力を
ダイオード7を介して駆動回路6に、またダイオード9
を介してトライアック10のゲートに供給しているのに
対して、第3の実施例ではダイオード7で共用させて、
部品数を少なくしている。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。トライアックを制御するゲート電圧
を駆動回路に電力を供給するためのトランスの3次巻線
より得るようにしたので、トランスの構成が簡単化され
ると共に小型となる。
【0022】また、トライアックのゲート端子には直列
に抵抗,並列に抵抗および容量を接続するようにしたの
で、ゲート端子には過剰な電流の流入が阻止されると共
にノイズによる誤動作を防止することができる。また、
トライアックのゲート電圧を得るための整流手段と駆動
回路を動作させる直流電圧を得るための整流手段とを共
用するようにしたので、装置構成が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 スイッチ 2 整流器 3 コンデンサ 4 トランス 5 スイッチング素子 6 駆動回路 7,9,15,16 ダイオード 8,11,12,13 抵抗 10 トライアック 14 容量

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を整流器で整流し、コンデンサ
    で平滑された直流電圧をスイッチング素子でオンオフさ
    せて高周波交流電圧を発生させトランスを介して負荷に
    供給するスイッチング電源装置において、 前記整流器とコンデンサとの間に挿入した抵抗とトライ
    アックの並列回路と、 前記スイッチング素子を駆動する駆動回路に電力を供給
    する前記トランスの3次巻線よりの電圧を整流して前記
    トライアックのゲート電圧を得る整流手段と、を備えた
    ことを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 前記整流手段で整流された電圧を前記ト
    ライアックのゲート端子に抵抗を介して接続し、かつゲ
    ート端子に抵抗と容量の並列回路を接続したことを特徴
    とする請求項1記載のスイッチング電流装置。
  3. 【請求項3】 前記トライアックのゲート端子に接続し
    た抵抗と容量の並列回路の帰路をトライアックと並列に
    接続された前記抵抗を介し構成するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 前記トライアックのゲート電圧を得るた
    めの整流手段を、前記スイッチング素子を駆動する駆動
    回路に電力を供給する整流手段と共用するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載のスイッチン
    グ電源装置。
JP11158295A 1995-05-10 1995-05-10 スイッチング電源装置 Withdrawn JPH08308221A (ja)

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