JPH083081Y2 - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH083081Y2
JPH083081Y2 JP1988107168U JP10716888U JPH083081Y2 JP H083081 Y2 JPH083081 Y2 JP H083081Y2 JP 1988107168 U JP1988107168 U JP 1988107168U JP 10716888 U JP10716888 U JP 10716888U JP H083081 Y2 JPH083081 Y2 JP H083081Y2
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JP
Japan
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power failure
battery
unit
backup
power
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JP1988107168U
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増雄 田中
善平 岡本
洋一 大塚
房男 小泉
寧 中
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、一般加入者電話回線部に接続された親機
と、該親機と無線回線部を通じて交信可能な子機とより
なるコードレス電話機に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、コードレス電話機は、一般加入者電話回線に対
して親機は直接、また子機は無線回線部を介して発着呼
出来るようになされている。而して此種コードレス電話
機は、親機は通常商用交流電源をACアダプターにて整流
平滑した直流電源を使用し、子機は充電電池で電源を取
っている。このため停電時には使えないため、殆どのコ
ードレス電話機では手持ちの電話機を併設するようにな
っている。(日本消費者協会発行の月刊消費者1988年7
月号p23〜24参照) (ハ)考案が解決しようとする課題 上記従来技術の場合、コードレス電話機と従来の電話
機とを併設するためのスペースを必要とする。又親機側
に停電時のバックアップ用電池を内蔵するようにするこ
とも考えられるが、例えば子機側で長時間通電している
と親機側でも無線回線部で電力を消費し、知らない間に
親機側のバックアップ用電池が消耗してしまい通話不可
能なる虞れがあった。更に親機側のバックアップ用電池
の電圧が親機に内蔵されているマイクロコンピュータの
動作電圧以下に下がるとマイクロコンピュータは機能を
果たさなくなる虞れがあった。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題に鑑み、本考案は一般加入者回線に接続され
た親機と、この親機に無線回線部を通じて交信可能な子
機とよりなるコードレス電話機であって、親機には、停
電時のバックアップ用電池と、停電状態検出手段と、停
電状態検出手段による停電検出時点からカウント動作を
開始する時限手段と、時限手段にて予め設定された時間
が経過したとき電源コントロール手段を制御しバックア
ップ用電池から無線回線部への電源を遮断する制御手段
とを備え、時限手段は、停電時親機又は子機が通話中は
所定の倍速でカウントすることを特徴とするコードレス
電話機を提供せんとするものである。
又本考案は親機には、バックアップ用電池が所定電圧
以下になったことを検出する電池電圧レベル検出手段
と、停電時時限手段にて予め設定された時間が経過した
とき及び若しくは電池電圧レベル検出手段にてバックア
ップ用電池が所定電圧以下になったことを検出したとき
電源コントロール手段を制御しバックアップ用電池から
無線回線部への電源を遮断する制御手段とを備え、時限
手段は、停電時親機又は子機が通話中は所定の倍速でカ
ウントすることを特徴とするコードレス電話機を提供せ
んとするものである。
(ホ)作用 本考案に依れば、停電時停電検出時点から時限手段に
て予め設定された時間が経過したとき、親機のバックア
ップ用電池から無線回線部への電源を遮断し、親機のバ
ックアップ用電池の消耗を極力抑えるようにしている。
又本考案に依れば、停電時バックアップ用電池が所定
電圧以下になったとき、親機のバックアップ用電池から
無線回線部への電源を遮断するようにし、電池の消耗を
抑えて親機に内蔵されているマイクロコンピュータが機
能を果たさなくなるのを防止することが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す図で、(イ)は親機
(A)側のブロック図、(ロ)は子機(B)側のブロッ
ク図である。第1図(イ)において、 (1)は商用交流電源を整流平滑し9Vの直流電源に変
換するACアダプター、(2)は定電圧回路、(3)は充
電回路、(4)は停電時のバックアップ用で充電可能な
電池例えばNi−Cd電池、(5)(6)は逆流防止用ダイ
オード、(7)は停電状態検出回路、(8)は電池
(4)が所定電圧以下になったことを検出する電池電圧
レベル検出回路、(9)は演算制御手段で例えば1チッ
プのマイクロコンピュータにて構成されている。(10)
は電源コントロール回路、(11)は無線回線部で、受信
回路部(12)及び送信回路部(13)を備えている。(1
4)は親機・子機切換回路、リンガー回路、キーボード
等を含む親機の主装置部で、一般加入回線(15)に接続
されている。
一方子機を示す第1図(ロ)において、(16)は充電
可能な電池例えばNi−Cd電池、(17)はマイクロコンピ
ュータ、キーボード、通話回路等を含む制御部、(18)
は電源コントロール回路、(19)(20)は無線回路部
(21)を構成する受信回路部及び送信回路部である。
第2図(イ)は親機側の動作を示すフローチャート、
第2図(ロ)は子機側の動作を示すフローチャートであ
る。
次に、動作について第2図(イ)(ロ)のフローチャ
ートを参照して説明する。
先ず第2図(イ)のフローチャートに従い親機の動作
を説明する。
制御手段(9)内の時限手段である停電用通話タイマ
ーを初期化し(ステップ1)、カウント終了時間を2時
間に設定する(ステップ1′)。
次に停電状態検出手段(7)にて停電状態であるか否
かを検出し、停電状態でなければ通電時の通常動作が行
なわれる(ステップ2)。
停電状態を検出した場合は制御手段(9)にて親機又
は子機が通話中か否かを検出し、通話中でなければタイ
マーのカウントは定速で行なわれる。このとき親機の各
回路へはバックアップ用電池(4)から電源が供給され
る。若し通話中であればタイマーのカウント速度を所定
の倍速例えば2倍速でカウントする(ステップ3)。
(従って例えば停電の間中通話していると1時間でカウ
ント終了となる。) 次いでタイマー値(即ち停電検出後の経過時間)が設
定値(2時間)と一致したか否かを検出する(ステップ
4)。タイマー値と設定値が一致した場合は、子機が通
話中であるか否かを検出する(ステップ5)。子機が通
話中であれば、親機から子機へ終話信号を送出する(ス
テップ6)。更にオンフック動作処理し(ステップ
7)、電源コントロール回路(10)にてバックアップ用
電池(4)から無線回線部(11)の送受信回路部(12)
(13)への電源を遮断する(ステップ7′)。このとき
子機の発着呼動作が禁止[親機、子機の各送受信回路部
(12)(13)(19)(20)の電源が遮断され]親機のみ
一般加入者回線(15)を介して外線通話可能となる(ス
テップ8)。
更に電池電圧レベル検出回路(8)にてバックアップ
用電池(4)が所定電圧[即ち制御手段(9)を構成す
るマイクロコンピュータが機能を果たすための最低電
圧]以下であるか否かを検出する(ステップ9)。
バックアップ用電池(4)が所定電圧以下になってい
なければ、停電状態が復帰した否かを検出する(ステッ
プ10)。停電状態が復帰し商用交流電源が通電状態にな
るとスタート状態に復帰し、停電状態が続いていればス
テップ7に戻る。
ステップ4でタイマー値と設定値が一致していない場
合(設定時間に達していない場合)は、バックアップ用
電池(4)が所定電圧以下であるか否かを検出する(ス
テップ11)。バックアップ用電池(4)が所定電圧以下
になっていなければ、停電状態が復帰した否か検出する
(ステップ12)。停電状態が復帰していればスタート状
態に戻り、停電状態が続いていればステップ3に戻る。
ステップ11でバックアップ用電池(4)が所定電圧以下
になっていれば、子機が通話中であるか否かを検出し
(ステップ13)、子機が通話中であれば終話信号を子機
に送出する(ステップ14)。
ステップ5で子機が通話中でなければ、バックアップ
用電池(4)が所定電圧以下であるか否かを検出する
(ステップ15)。このときバックアップが用電池(4)
が所定電圧以下になっていなければ、ステップ8へ進
む。ステップ15でバックアップ用電池(4)が所定電圧
以下になっている場合と、ステップ13で子機が通話中で
ない場合と、ステップ14で終話信号を子機に送出した場
合と、ステップ9でバックアップ用電池(4)が所定電
圧以下になっている場合には、オンフック動作処理し
(ステップ16)、電源コントロール回路(10)を介して
バックアップ用電池(4)から無線回線部(11)の送受
信回路部(12)(13)への電源を遮断する(ステップ1
7)。
更に停電復帰待ち動作(ステップ18)となり、ステッ
プ19で停電状態が復帰したことを検出するとスタート状
態に復帰する。
次に第2図(ロ)のフローチャートに従い子機の動作
を説明する。
先ず通話中であるか否かを検出する(ステップ1)。
通話中であれば親機からの終話信号を受信したか否かを
検出する(ステップ2)。終話信号を受信した場合は、
電源コントロール回路(18)にて電池(16)から無線回
線部(21)の送受信回路部(19)(20)への電源を遮断
し(ステップ3)、オンフック処理する(ステップ
4)。このとき受信回路(12)に電源が供給される。オ
ンフック処理されると待期状態(ステップ5)となる。
次いでオフフックしたか否かを検出し(ステップ6)オ
フフックした場合はステップ1に戻り、オフフックしな
い場合はステップ5に戻る。
ステップ1で通話中でない場合はステップ5に進む。
ステップ2で終話信号を受信しない場合は、オンフック
操作したか否かを検出する(ステップ7)。このときオ
ンフツクした場合はステップ3へ進み、オンフックしな
い場合はステップ1に戻る。
(ト)考案の効果 本考案に依れば、停電時停電検出時点から時限手段に
て予め設定された時間が経過したとき親機のバックアッ
プ用電池から無線回線部への電源を遮断するようにし、
無線回線部で消費される電力を極力抑えたので、バック
アップ用電池の寿命を長くすることが出来る。従って子
機側では停電時所定時間経過すると通話不能となるが、
親機側では停電時でも長時間外線通話することが可能と
なる。
又親機又は子機が通話中は待期状態よりも無線回線部
での消費電流が多いので、停電時親機又は子機が通話中
には、待期時に較べ所定の倍速例えば2倍速で時限手段
がカウントするようにしておけば、バックアップ用電池
の消耗を抑えることが出来る。
更に本考案に依れば、停電時バックアップ用電池が所
定電圧以下になったとき、親機のバックアップ用電池か
ら無線回線部への電源を遮断するようにし、電池の消耗
を抑えているので、親機に内蔵されているマイクロコン
ピュータ等にて構成される演算制御手段が機能を果たさ
なくなるのを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例で、(イ)は親機、(ロ)は
子機の回路ブロックを夫々示している。第2図はフロー
チャートで(イ)は親機の動作、(ロ)は子機の動作を
夫々示している。 (A)……親機、(B)……子機、(4)……電池、
(7)……停電状態検出手段、(8)……電池電圧レベ
ル検出手段、(9)……演算制御手段、(10)……電源
コントロール回路、(11)……無線回線部、(15)……
一般加入者回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小泉 房男 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)考案者 中 寧 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−65543(JP,A) 特開 昭63−87097(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般加入者回線に接続された親機と、該親
    機に無線回線部を通じて交信可能な子機とよりなるコー
    ドレス電話機であって、前記親機には、停電時のバック
    アップ用電池と、停電状態検出手段と、該停電状態検出
    手段による停電検出時点からカウント動作を開始する時
    限手段と、該時限手段にて予め設定された時間が経過し
    たとき電源コントロール手段を制御し前記バックアップ
    用電池から前記無線回線部への電源を遮断する制御手段
    とを備え、前記時限手段は、停電時前記親機又は前記子
    機が通話中は所定の倍速でカウントすることを特徴とす
    るコードレス電話機。
  2. 【請求項2】一般加入者回線に接続された親機と、該親
    機に無線回線部を通じて交信可能な子機とよりなるコー
    ドレス電話機であって、前記親機には、停電時のバック
    アップ用電池と、停電状態検出手段と、該停電状態検出
    手段による停電検出時点からカウント動作を開始する時
    限手段と、前記バックアップ用電池が所定電圧以下にな
    ったことを検出する電池電圧レベル検出手段と、停電時
    前記時限手段にて予め設定された時間が経過したとき及
    び若しくは前記電池電圧レベル検出手段にて前記バック
    アップ用電池が所定電圧以下になったことを検出したと
    き電源コントロール手段を制御し前記バックアップ用電
    池から前記無線回線部への電源を遮断する制御手段とを
    備え、前記時限手段は、停電時前記親機又は前記子機が
    通話中は所定の倍速でカウントすることを特徴とするコ
    ードレス電話機。
JP1988107168U 1988-08-12 1988-08-12 コードレス電話機 Expired - Lifetime JPH083081Y2 (ja)

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JPH0228161U JPH0228161U (ja) 1990-02-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165543A (ja) * 1984-09-06 1986-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd コ−ドレス電話機
JPS6387097A (ja) * 1986-09-30 1988-04-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ボタン電話装置

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