JPH08308041A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
- Publication number
- JPH08308041A JPH08308041A JP7103789A JP10378995A JPH08308041A JP H08308041 A JPH08308041 A JP H08308041A JP 7103789 A JP7103789 A JP 7103789A JP 10378995 A JP10378995 A JP 10378995A JP H08308041 A JPH08308041 A JP H08308041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- power receiving
- bus bar
- side bus
- busbar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受電線を接続する受電側母線と負荷側母線と
の間に設けられた電力需給用変圧変流器の故障時、ある
いは定期点検時にバイパスするバイパス断路器ユニット
を増設することなく収納して、ガス絶縁開閉装置の巾寸
法が増加しないことを目的とする。 【構成】 負荷回路ユニット７の負荷側母線９と負荷回
路を開閉する開閉機器をＦ−Ｂ接続の断路器とし、Ｆ接
続端子を受電側母線寄りに配置し、負荷回路ユニット
６、７の一つの受電側母線８の下部にバイパス断路器５
１ａを配置した。 【効果】 負荷回路ユニットの一つにバイパス断路器を
設けたことによりバイパス断路器ユニットを別に設ける
必要がなくなり、ガス絶縁開閉装置の巾寸法を縮小する
ことができる。
の間に設けられた電力需給用変圧変流器の故障時、ある
いは定期点検時にバイパスするバイパス断路器ユニット
を増設することなく収納して、ガス絶縁開閉装置の巾寸
法が増加しないことを目的とする。 【構成】 負荷回路ユニット７の負荷側母線９と負荷回
路を開閉する開閉機器をＦ−Ｂ接続の断路器とし、Ｆ接
続端子を受電側母線寄りに配置し、負荷回路ユニット
６、７の一つの受電側母線８の下部にバイパス断路器５
１ａを配置した。 【効果】 負荷回路ユニットの一つにバイパス断路器を
設けたことによりバイパス断路器ユニットを別に設ける
必要がなくなり、ガス絶縁開閉装置の巾寸法を縮小する
ことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、開閉機器を容器内に
収容し、内部に絶縁ガスを封入したガス絶縁開閉機器に
関する。
収容し、内部に絶縁ガスを封入したガス絶縁開閉機器に
関する。
【０００２】
【従来の技術】２回線で受電し、２バンクの変圧器で運
用する電力受電設備の一例の単線結線図を図２に示す。
この場合、受電線は受電側母線に接続され、電力需給用
変圧変流器（以下ＭＯＦと呼称する）を経由し、負荷側
母線に供給される。通常、２回線受電であっても、ＭＯ
Ｆは１台で運用され、ＭＯＦの故障時、あるいは定期点
検時はバイパス回路から供給されるように構成されてい
る。
用する電力受電設備の一例の単線結線図を図２に示す。
この場合、受電線は受電側母線に接続され、電力需給用
変圧変流器（以下ＭＯＦと呼称する）を経由し、負荷側
母線に供給される。通常、２回線受電であっても、ＭＯ
Ｆは１台で運用され、ＭＯＦの故障時、あるいは定期点
検時はバイパス回路から供給されるように構成されてい
る。
【０００３】図２において１は第１受電ユニットで遮断
器１１、断路器１２、１３、接地スイッチ１４、１５、
１６で構成されている。２は第２受電ユニットで、遮断
器２１、断路器２２、２３、接地スイッチ２４、２５、
２６で構成されている。３は母線区分ユニットで、断路
器３１、３２、３３、３４、接地スイッチ３５、３６で
構成されている。４はＭＯＦユニットでＭＯＦ４１、断
路器４２、４３、接地スイッチ４４、４５で構成されて
いる。５はＭＯＦバイパスユニットで、バイパス断路器
５１が収容されている。６は１号負荷回路ユニットで遮
断器６１、断路器６２、６３、接地スイッチ６４、６５
で構成され、７は２号負荷回路ユニットで遮断器７１、
断路器７２、７３、接地スイッチ７４、７５で構成され
ている。８は受電側母線、９は負荷側母線、１０は１号
変圧器、２０は２号変圧器である。
器１１、断路器１２、１３、接地スイッチ１４、１５、
１６で構成されている。２は第２受電ユニットで、遮断
器２１、断路器２２、２３、接地スイッチ２４、２５、
２６で構成されている。３は母線区分ユニットで、断路
器３１、３２、３３、３４、接地スイッチ３５、３６で
構成されている。４はＭＯＦユニットでＭＯＦ４１、断
路器４２、４３、接地スイッチ４４、４５で構成されて
いる。５はＭＯＦバイパスユニットで、バイパス断路器
５１が収容されている。６は１号負荷回路ユニットで遮
断器６１、断路器６２、６３、接地スイッチ６４、６５
で構成され、７は２号負荷回路ユニットで遮断器７１、
断路器７２、７３、接地スイッチ７４、７５で構成され
ている。８は受電側母線、９は負荷側母線、１０は１号
変圧器、２０は２号変圧器である。
【０００４】ガス絶縁開閉装置は小形化と、組立の合理
化をはかるために各部をモジュール化して、部分組立が
容易となるように構成されており、変圧器等の負荷を開
閉する負荷回路ユニットは図４に示すように構成されて
いる。受電側母線８、負荷側母線９はそれぞれ受電側母
線モジュール、負荷側母線モジュールとして仮組立さ
れ、遮断器７１を収容する遮断器モジュール及びＣＴを
収容するＣＴモジュールの上部に配置され、図４では負
荷側母線９から分岐してＦ−Ｂ接続断路器７２で、Ｂ接
続側がＣＴモジュールの内部に貫通させている。ＣＴモ
ジュールはＣＴ端子部が周囲との絶縁距離を保ち得るよ
うに配置され、断路器７２のＢ接続端子部は、絶縁強度
が保ち得る寸法として図４に示したＣ寸法が確保されて
いる。断路器７２のＢ接続側は受電側母線８に近くなる
ように配置されており、負荷側母線９はＣＴモジュール
よりＥ寸法だけはみ出した状態になっている。
化をはかるために各部をモジュール化して、部分組立が
容易となるように構成されており、変圧器等の負荷を開
閉する負荷回路ユニットは図４に示すように構成されて
いる。受電側母線８、負荷側母線９はそれぞれ受電側母
線モジュール、負荷側母線モジュールとして仮組立さ
れ、遮断器７１を収容する遮断器モジュール及びＣＴを
収容するＣＴモジュールの上部に配置され、図４では負
荷側母線９から分岐してＦ−Ｂ接続断路器７２で、Ｂ接
続側がＣＴモジュールの内部に貫通させている。ＣＴモ
ジュールはＣＴ端子部が周囲との絶縁距離を保ち得るよ
うに配置され、断路器７２のＢ接続端子部は、絶縁強度
が保ち得る寸法として図４に示したＣ寸法が確保されて
いる。断路器７２のＢ接続側は受電側母線８に近くなる
ように配置されており、負荷側母線９はＣＴモジュール
よりＥ寸法だけはみ出した状態になっている。
【０００５】図５はＭＯＦバイパス断路器ユニット５の
内部の構成を示す断面図であり上方の受電側母線モジュ
ール、及び負荷側母線モジュールの各母線の間にＭＯＦ
バイパス断路器５１が設けられている。
内部の構成を示す断面図であり上方の受電側母線モジュ
ール、及び負荷側母線モジュールの各母線の間にＭＯＦ
バイパス断路器５１が設けられている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成で上記のよ
うにＭＯＦバイパス回路が必要な場合には、ＭＯＦバイ
パス断路器ユニットを付加する必要があり、このＭＯＦ
バイパス断路器ユニットの寸法だけ装置としての巾が必
要であり、巾寸法が長くなり、コストもあがる問題点が
ある。
うにＭＯＦバイパス回路が必要な場合には、ＭＯＦバイ
パス断路器ユニットを付加する必要があり、このＭＯＦ
バイパス断路器ユニットの寸法だけ装置としての巾が必
要であり、巾寸法が長くなり、コストもあがる問題点が
ある。
【０００７】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたものであり、ＭＯＦバイパス断路器ユニットを
設けることなくバイパス断路器が収納できるガス絶縁開
閉装置を提供することを目的とするものである。
なされたものであり、ＭＯＦバイパス断路器ユニットを
設けることなくバイパス断路器が収納できるガス絶縁開
閉装置を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１に係
るガス絶縁開閉装置は、負荷回路ユニットの負荷側母線
と変圧器等の負荷回路との間を開閉するＦ−Ｂ接続の断
路器のＦ接続側を受電側母線寄りに配置して受電側母線
と、負荷側母線との間の下部に断路器配置スペースを確
保し、負荷回路の一つにＭＯＦバイパス断路器を配置し
てＭＯＦバイパス断路器ユニットをなくしたものであ
る。
るガス絶縁開閉装置は、負荷回路ユニットの負荷側母線
と変圧器等の負荷回路との間を開閉するＦ−Ｂ接続の断
路器のＦ接続側を受電側母線寄りに配置して受電側母線
と、負荷側母線との間の下部に断路器配置スペースを確
保し、負荷回路の一つにＭＯＦバイパス断路器を配置し
てＭＯＦバイパス断路器ユニットをなくしたものであ
る。
【０００９】
【作用】この発明の請求項１においては、負荷側母線と
負荷回路とを開閉するＦ−Ｂ接続の断路器のＦ接続側を
受電母線側寄りに配置し、受電側母線と負荷側母線との
間の下部に断路器の配置スペースを確保して、ＭＯＦバ
イパス断路器を配置したことによりＭＯＦバイパス断路
器ユニットを別に設ける必要がなくなりガス絶縁開閉装
置として巾寸法を縮小することができる。
負荷回路とを開閉するＦ−Ｂ接続の断路器のＦ接続側を
受電母線側寄りに配置し、受電側母線と負荷側母線との
間の下部に断路器の配置スペースを確保して、ＭＯＦバ
イパス断路器を配置したことによりＭＯＦバイパス断路
器ユニットを別に設ける必要がなくなりガス絶縁開閉装
置として巾寸法を縮小することができる。
【００１０】
実施例１．図１はこの発明の一実施例のガス絶縁開閉装
置の負荷回路ユニットの構成を示した構成図である。こ
の構成は従来の負荷回路ユニットの図４とほぼ同様の構
成であり、上部に配置された受電側母線８、及び負荷側
母線９との間の下方に負荷側母線８と変圧器等の負荷と
を開閉するＦ−Ｂ接続の断路器７２ａのＦ接続側を受電
側母線８寄りに配置し、Ｂ接続側を受電側母線８より離
れた位置で、負荷回路ユニットの開閉機器に接続するよ
うに配置し、受電側母線８と、断路器７２ａのＦ接続端
子との間にＭＯＦバイパス断路器５１ａを設けたもので
ある。
置の負荷回路ユニットの構成を示した構成図である。こ
の構成は従来の負荷回路ユニットの図４とほぼ同様の構
成であり、上部に配置された受電側母線８、及び負荷側
母線９との間の下方に負荷側母線８と変圧器等の負荷と
を開閉するＦ−Ｂ接続の断路器７２ａのＦ接続側を受電
側母線８寄りに配置し、Ｂ接続側を受電側母線８より離
れた位置で、負荷回路ユニットの開閉機器に接続するよ
うに配置し、受電側母線８と、断路器７２ａのＦ接続端
子との間にＭＯＦバイパス断路器５１ａを設けたもので
ある。
【００１１】このように受電側母線８と負荷側母線９と
の間の下部にＭＯＦバイパス断路器５１ａを設けたこと
により、ＭＯＦバイパス断路器ユニットを設ける必要が
なくなり、ガス絶縁開閉装置として巾寸法を縮小するこ
とができる。
の間の下部にＭＯＦバイパス断路器５１ａを設けたこと
により、ＭＯＦバイパス断路器ユニットを設ける必要が
なくなり、ガス絶縁開閉装置として巾寸法を縮小するこ
とができる。
【００１２】
【発明の効果】この発明の請求項１に係るガス絶縁開閉
装置は、負荷回路ユニットの１つに負荷側母線と変圧器
回路とを開閉するＦ−Ｂ接続の断路器のＦ接続側を、受
電側母線寄りに配置し、Ｂ接続側を受電側母線より遠い
位置に配置し、受電側母線と負荷側母線との間の下部に
ＭＯＦバイパス断路器を配置したので、ＭＯＦバイパス
断路器を収容するＭＯＦバイパス断路器ユニットを設け
る必要がなくなりガス絶縁開閉装置の巾寸法が小さくな
り、コストも安くなる効果がある。
装置は、負荷回路ユニットの１つに負荷側母線と変圧器
回路とを開閉するＦ−Ｂ接続の断路器のＦ接続側を、受
電側母線寄りに配置し、Ｂ接続側を受電側母線より遠い
位置に配置し、受電側母線と負荷側母線との間の下部に
ＭＯＦバイパス断路器を配置したので、ＭＯＦバイパス
断路器を収容するＭＯＦバイパス断路器ユニットを設け
る必要がなくなりガス絶縁開閉装置の巾寸法が小さくな
り、コストも安くなる効果がある。
【図１】 この発明の一実施例の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図２】 従来の電力受電設備の一例の単線結線図であ
る。
る。
【図３】 図２の構成を角形容器に収容し、ガス絶縁開
閉装置に構成したユニット構成図である。
閉装置に構成したユニット構成図である。
【図４】 従来のガス絶縁開閉装置の負荷回路ユニット
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図５】 従来のガス絶縁開閉装置のＭＯＦバイパスユ
ニットの構成を示す断面図である。
ニットの構成を示す断面図である。
８ 受電側母線、９ 負荷側母線、７２ａ 断路器、５
１ａ ＭＯＦバイパス断路器。
１ａ ＭＯＦバイパス断路器。
Claims (1)
- 【請求項１】 受電線が接続される受電側母線、負荷回
路が接続される負荷側母線、受電側母線及び負荷側母線
それぞれを２つの区分に区分する母線区分開閉器、受電
側母線と負荷側母線の一方の区分の相互間に接続された
電力需給用変圧変流器、受電側母線と負荷側母線の他の
一方の区分に接続された電力需給用変圧変流器をバイパ
スするバイパス断路器及び負荷側母線に接続された負荷
回路を開閉する開閉機器を備えた複数の負荷回路ユニッ
トのそれぞれが密閉容器に収容され、絶縁ガスが封入さ
れたガス絶縁開閉装置において、上記受電側母線及び負
荷側母線は上記密閉容器の上方に配置され、上記各負荷
回路ユニットは、上記負荷側母線と負荷回路との間を開
閉する開閉機器をＦ−Ｂ接続断路器として、Ｆ接続端子
を受電側母線寄りに配置し、負荷回路ユニットの一つの
Ｆ−Ｂ接続断路器のＦ接続端子と上記受電側母線との間
に上記電力需給用変圧変流器をバイパスするバイパス断
路器を配置したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7103789A JPH08308041A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7103789A JPH08308041A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08308041A true JPH08308041A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14363178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7103789A Pending JPH08308041A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08308041A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007104753A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2007104751A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2007104752A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2014099381A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-05-29 | Hitachi Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7103789A patent/JPH08308041A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007104753A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2007104751A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2007104752A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Mitsubishi Electric Corp | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP4519048B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2010-08-04 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP4624230B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-02-02 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP4738123B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2011-08-03 | 三菱電機株式会社 | ガス絶縁スイッチギヤ |
| JP2014099381A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-05-29 | Hitachi Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
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