JPH08308031A - 自動列車運転装置 - Google Patents

自動列車運転装置

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JPH08308031A
JPH08308031A JP10388195A JP10388195A JPH08308031A JP H08308031 A JPH08308031 A JP H08308031A JP 10388195 A JP10388195 A JP 10388195A JP 10388195 A JP10388195 A JP 10388195A JP H08308031 A JPH08308031 A JP H08308031A
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博道 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 目標停止位置までに列車を停止させる。 【構成】 メモリ回路18に記憶した前駅から第1地上
子までの設置距離と距離積算回路20が積算した積算距
離とを距離比較回路19で比較し、積算距離が設置距離
を越えたとき走行区間信号を出して、走行区間信号によ
り減速度パタン演算回路で演算して第2の減速度パタン
を出力することにより、列車を第2の減速度パタンに追
従制御する。これによって、目標停止位置を越えないよ
うに列車を停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標停止位置に停止
させる自動列車運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特公昭56−6203号公
報に示された従来の自動列車運転装置のブロック図であ
る。図8において、地上子1からの信号を受信器2で受
けて地上子信号を発生し、地上子信号と速度発電機3か
らの速度信号とを減速度パタン発生回路4に加える。減
速度パタン発生回路4では、受信器2からの地上子信号
により減速初速度設定回路5及び減速度設定回路6か
ら、それぞれ減速設定初速度及び減速度を発生する。一
方、速度発電機3からの速度信号と地上子信号とにより
距離積算回路7から積算距離を出力し、減速度パタン演
算回路8に加える。減速度パタン演算回路8では距離信
号と設定減速度信号に基づいて減速度パタンを発生し、
減速度パタンと速度信号とを比較回路9で比較してブレ
ーキ出力を出す。
【0003】図9は図8の制御モードを示す説明図であ
る。図8及び図9において、前駅から次駅へ向かって進
行している列車がA点に達すると、第1地上子10から
信号を受信器2が検知して第1地上子信号を発生する。
そして、第1地上子信号と速度発電機3からの速度信号
とを減速度パタン発生回路4に加える。減速初速度設定
回路5及び減速度設定回路6では第1地上子10からの
第1地上子信号により、例えば75km/hを減速設定
速度とし、2.5km/h/sの減速度とを発生し、減
速度パタン演算回路8から減速度パタン11が出る。列
車がさらに進んでB点に達すると、列車の車速が減速度
パタン11と一致するので、比較回路9からのブレーキ
出力により列車を減速度パタン11に追従させて減速す
る。
【0004】列車が減速しながら進行して第2地上子1
2に達すると、第2地上子12からの第2地上子信号に
より、例えば減速初速度設定回路5が減速設定初速度を
15km/hとし、減速度設定回路6が減速度を1.5
km/h/sとした設定減速度信号を出す。これによ
り、減速度パタン11よりも減速度の小さい減速度パタ
ン13が減速度パタン演算回路8から出されて、列車が
減速度パタン13に追従して減速する。さらに列車が進
んでD点に達すると、第3地上子14からの信号を受け
てD点を検知し、比較回路9が転動ブレーキ指令を出し
て列車を定位置に停車させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動列車運転装
置は以上のように構成されているので、地上子または受
信器に異常があって、第1地上子10の設置地点を通過
しても第1地上子10を認識できなかったときには減速
度パタン11が発生しないので、列車の減速がされない
状態で図9に示すように走行曲線15のように走行を続
けてE点で第2地上子12の信号を受信する。そして、
第2地上子12を認識した時点で減速度パタン16が出
されて列車が減速するが、第2地上子12に達したとき
の列車の速度が高いために、最大常用ブレーキを動作さ
せても過走して目標停止点17を越えてしまうという問
題点があった。
【0006】また、減速度パタンで追従制御していると
きに異常が発生した場合に、異常の認識が困難であると
いう問題点がった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、過走を防止することができる自
動列車運転装置を提供する。
【0008】また、異常の分析が容易にできる自動列車
運転装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動列車運転装置は、前駅と次駅との間を走行中の列車で
前駅から所定距離の次駅の手前に設置した第1地上子の
第1地上子信号を受信して第1の減速度パタンを発生
し、第1の減速度パタンに従って列車を目標停止位置に
停車させる自動列車運転装置において、前駅からの第1
地上子の設置距離を記憶したメモリ回路と、列車の前駅
からの距離を積算して積算距離を算出する距離積算回路
と、設置距離と積算距離とを比較して積算距離が設置距
離を越えたとき走行区間信号を出す距離比較回路と、走
行区間信号により第2の減速度パタンを発生する減速度
パタン演算回路とを備えたものである。
【0010】請求項2の発明に係る自動列車運転装置
は、請求項1に記載の自動列車運転装置において、第2
の減速度パタンを発生した後で、予め決めた積算距離の
誤差の許容範囲内に第1地上子信号を受信したとき第1
の減速度パタンを発生するようにしたものである。
【0011】請求項3の発明に係る自動列車運転装置
は、請求項1に記載の自動列車運転装置において、第2
の減速度パタンを発生した後で、予め決めた積算距離の
誤差が許容範囲を越えて第1地上子信号を受信したと
き、第1地上子信号を無効とするようにしたものであ
る。
【0012】請求項4の発明に係る自動列車運転装置
は、請求項1に記載の自動列車運転装置において、第2
の減速度パタンで追従制御しているときに第1地上子よ
り目標停止位置側に配置した第2地上子以降の地上子信
号を受信した場合には、受信した第2地上子以降の地上
子信号により第2の減速度パタンを補正するようにした
ものである。
【0013】請求項5の発明に係る自動列車運転装置
は、請求項1に記載の自動列車運転装置において、第2
の減速度パタンで追従制御するときの目標停止位置を、
第1の減速度パタンで追従制御するときの目標停止位置
より車輪径の所定の誤差分だけ手前に設定するようにし
たものである。
【0014】請求項6の発明に係る自動列車運転装置
は、請求項1に記載の自動列車運転装置において、第2
の減速度パタンが発生したときに発生状況を記録する走
行記録メモリ回路を備えたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明は、内部メモリ回路に記憶した
前駅から第1地上子までの設置距離と距離積算回路が積
算した積算距離とを距離比較回路で比較し、積算距離が
設置距離を越えたとき走行区間信号を出し、走行区間信
号により減速度パタン演算回路で演算して第2の減速度
パタンを出力することにより、列車を第2の減速度パタ
ンに追従制御して、目標停止位置を越えないように停止
させる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載の自動
列車運転装置において、第2の減速度パタンを発生した
後で、予め決めた積算距離の誤差の許容範囲内に第1地
上子信号を受信したとき第1の減速度パタンを発生し、
列車を第1の減速度パタンに追従制御して、目標停止位
置を越えないように停止させる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1に記載の自動
列車運転装置において、第2の減速度パタンを発生した
後で、予め決めた積算距離の誤差が許容範囲を越えて第
1地上子信号を受信したとき、第1地上子信号を無効と
することにより、列車を第2の減速度パタンに追従制御
して、目標停止位置を越えないように停止させる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1に記載の自動
列車運転装置において、第2の減速度パタンで追従制御
しているときに第1地上子より目標停止位置側に配置し
た第2地上子以降の地上子信号を受信した場合には、受
信した地上子信号により第2の減速度パタンを補正する
ことにより、列車を目標停止位置を越えないように精度
よく停止させる。
【0019】請求項5の発明は、請求項1に記載の自動
列車運転装置において、第2の減速度パタンで追従制御
するときの目標停止位置を、第1の減速度パタンで追従
制御するときの目標停止位置より車輪径の所定の誤差分
だけ手前に設定することにより、車輪径の誤差による過
走を防止する。
【0020】請求項6の発明は、請求項1に記載の自動
列車運転装置において、第2の減速度パタンが発生した
ときに発生状況を記録する走行記録メモリ回路を備えた
ことにより、走行記録データから異常を分析する。
【0021】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1の構成を示すブロック図、図
2は図1の動作を示す説明図である。図1及び図2にお
いて、1〜9は従来のものと同様である。18はメモリ
回路で、前駅からの第1地上子10までの設置距離を記
憶している。19は距離比較回路で、メモリ回路18が
記憶している設置距離と距離積算回路20が積算した積
算距離とを比較して、積算距離が設置距離を越えたとき
走行区間信号を出す。減速度パタン演算回路21では、
走行区間信号を受けてそれぞれ走行区間ごとに設定した
減速初速度及び減速度により減速度パタンを出す。22
は減速度パタン22と速度発電機3からの列車速度とを
比較する比較回路である。
【0022】図2は実施例1の走行パタンを示す説明図
である。図1及び図2において、列車が速度Vで走行し
ていて、第1地上子10または受信器2に異常があって
第1地上子10を認識できなかった場合に、距離積算回
路20の積算距離がメモリ回路18に記憶している設置
距離を越えたときは、距離比較回路19が第1地上子1
0を通過したものとして、走行区間信号を減速度パタン
発生回路21に出す。そして、A地点で減速度パタン演
算回路21から減速度パタン23と速度発電機3からの
列車速度とを比較回路22で比較して、列車速度が減速
度パタン23に追従するようにブレーキ制御して目標停
止位置17に停止させる。
【0023】以上のように、第1地上子10を認識でき
なかった場合に、前駅からの第1地上子10までの設置
距離により減速度パタン23を出して、列車を減速度パ
タン23に追従制御して減速するので、過走することな
く目標停止位置17に停止させることができる。
【0024】実施例2.図3は実施例2のブロック図で
ある。図4はマイクロコンピュータによる処理を示すフ
ローチャートである。図2及び図3において、メモリ手
段24は、前駅からの第1地上子10までの設置距離と
第1地上子10から目標停止点17に停止する減速度パ
タンとを記憶している。距離比較手段25は、メモリ手
段24が記憶している設置距離と距離積算手段26が積
算した積算距離とを比較して、積算距離が設置距離を越
えたときに走行区間信号を出す。減速度パタン演算手段
27は、走行区間信号によりそれぞれ設定した減速初速
度及び減速度により減速度パタン23を出す。そして、
比較手段28において、速度発電機3からの速度信号と
減速度パタン23とを比較して、列車の速度が減速度パ
タン23に追従するようにブレーキ制御を行う。
【0025】次に図4のフローチャートで処理方法を説
明する。図4において、ステップ29aで第1地上子1
0の第1地上子信号を受信したか否かを減速度パタン演
算手段27が判断して、第1地上子信号を所定位置で受
信したことが確認できた場合には、ステップ29bにお
いて列車の進入速度に応じて例えば図2の減速度パタン
23を発生する。もし、所定位置で第1地上子10の第
1地上子信号を受信できなかった場合には、ステップ2
9cで距離比較手段25においてメモリ手段24に記憶
している第1地上子10の設置距離と距離積算手段26
が積算した前駅からの積算距離とを比較する。そして、
図5において、積算距離がA地点で設置距離を越えたと
きには、減速度パタン演算手段27からステップ29d
で減速度パタン30を出して列車の追従制御を行う。
【0026】次に、ステップ29eでは第1地上子10
の位置として距離積算手段26が積算した積算距離が、
車輪径の相異等による予め決めた積算距離の誤差が許容
範囲にあるか否かを減速度パタン演算手段27で判断す
る。そして、積算距離の誤差が許容範囲内のB地点で第
1地上子10の第1地上子信号を受信した(ステップ2
9f)場合には、第1地上子10の第1地上子信号に応
じて減速度パタン31を出して(ステップ29g)、先
の減速度パタン30に代えて減速度パタン31を再設定
することにより、目標停止位置17に停止するように列
車を減速度パタン31に追従制御する。
【0027】実施例3.図6は実施例3の走行パタンを
示す説明図である。図6において、実施例2と同様にA
点で減速度パタン30を出して列車を追従制御している
とき、第1地上子10の位置として予め決めた積算距離
の誤差(B,C地点間)が許容範囲(例えば5%)を越
えたC地点で第1地上子10の第1地上子信号を受信し
た場合にC地点で減速度パタン31を出して減速度パタ
ン31に追従制御すると、列車が目標停止位置17を越
えてD地点で停止する。そこで、C地点で第1地上子1
0の第1地上子信号を受信した場合には第1地上子信号
を無効として、減速度パタン30で列車を追従制御する
ことにより、目標停止位置17の手前のE地点に停止さ
せる。これにより過走を防止して、列車を目標停止位置
17の近傍に停止させることができる。
【0028】実施例4.上記実施例1及び実施例2にお
いて、減速度パタン23で列車を追従制御しているとき
に図2に示す第2地上子12以降の地上子信号を受信し
た場合には、受信した地点から目標停止位置17までの
距離によって減速度パタンを補正して、停止制御を継続
させる。このように減速度パタンを補正することによ
り、停止位置の精度をより向上させることができる。
【0029】実施例5.上記実施例1において、車輪径
の設定値と実際の車輪径との間に差がある場合には距離
のずれが発生するので、目標停止位置を過走してしまう
可能性がある。これを防止するために正規の目標停止位
置より若干手前を目標停止位置とすることにより、正規
の目標停止位置を過走するのを防止する。例えば、車輪
径に2%の誤差が考えられる場合に、実際の停止位置ま
での距離が300mであるとき、図1に示すメモリ回路
18の設定値S1を次式より算出して294mと設定す
る。 S1=300×(1−0.02)=294(m) 設定値S1の距離情報をもとに減速度パタンを設定する
ことによって、車輪径の誤差による距離ずれから起こる
過走を防止することができる。
【0030】実施例6.実施例1では、減速度パタンを
設定して列車の定位置停止制御を行った場合に、外観的
には通常に地上子を認識して定位置停止制御を行ったケ
ースと区別がしにくいので、異常発生を認識できないこ
とも考えられる。図7は実施例6の構成図である。1〜
3,18〜22は実施例1のものと同様である。32は
走行記録メモリ回路で、減速度パタンを設定したときの
走行駅間、速度、走行距離等の走行データを記録する。
走行記録メモリ回路32のデータを読み出すことによっ
て異常が発生したことが認識でき、地上子が認識できな
かった要因を解析することができる。特定駅間で発生し
ている場合は、その駅間の地上子が故障している可能性
があり、そうでない場合は車上側が故障している可能性
があるという判断ができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、メモリ回路に
記憶した前駅から第1地上子までの設置距離と距離積算
回路が積算した積算距離とを距離比較回路で比較し、積
算距離が設置距離を越えたとき走行区間信号を出し、走
行区間信号により減速度パタン演算回路で演算して第2
の減速度パタンを出力することにより、列車を第2の減
速度パタンに追従制御して、目標停止位置を越えないよ
うに停止させることができる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の自動列車運転装置において、第2の減速度パタンを発
生した後で、予め決めた積算距離の誤差の許容範囲内に
第1地上子信号を受信したとき第1の減速度パタンを発
生し、列車を第1の減速度パタンに追従制御して、目標
停止位置を越えないように停止させることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1に記載
の自動列車運転装置において、第2の減速度パタンを発
生した後で、予め決めた積算距離の誤差が許容範囲を越
えて第1地上子信号を受信したとき、第1地上子信号を
無効とすることにより、列車を第2の減速度パタンに追
従制御して、目標停止位置を越えないように停止させる
ことができる。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項1に記載
の自動列車運転装置において、第2の減速度パタンで追
従制御しているときに第1地上子より目標停止位置側に
配置した第2地上子以降の地上子信号を受信した場合に
は、受信した地上子信号により第2の減速度パタンを補
正することにより、列車を目標停止位置を越えないよう
に精度よく停止させることができる。
【0035】請求項5の発明によれば、請求項1に記載
の自動列車運転装置において、第2の減速度パタンで追
従制御するときの目標停止位置を、第1の減速度パタン
で追従制御するときの目標停止位置より車輪径の所定の
誤差分だけ手前に設定することにより、車輪径の誤差に
よる過走を防止することができる。
【0036】請求項6の発明によれば、請求項1に記載
の自動列車運転装置において、第2の減速度パタンが発
生したときに発生状況を記録する走行記録メモリ回路を
備えたことにより、走行記録データから異常を分析して
原因を究明することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の発明の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 実施例1の走行パタンを示す説明図である。
【図3】 実施例2の発明の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】 実施例2の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 実施例2の走行パタンを示す説明図である。
【図6】 実施例3の走行パタンを示す説明図である。
【図7】 実施例6の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の自動列車運転装置のブロック図であ
る。
【図9】 従来の自動列車運転装置の処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
2 受信器、3 速度発電機、18 メモリ回路、19
距離比較回路、20 距離積算回路、21 減速度パ
タン演算回路、22 比較回路、23,30,31 減
速度パタン、24 メモリ手段、25 距離比較手段、
26 距離積算手段、27 減速度パタン演算手段、2
8 比較手段、32 走行記録メモリ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 得田 一哉 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社伊丹製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前駅と次駅との間を走行中の列車で上記
    前駅から所定距離の上記次駅の手前に設置した第1地上
    子の第1地上子信号を受信して第1の減速度パタンを発
    生し、上記第1の減速度パタンに従って上記列車を目標
    停止位置に停車させる自動列車運転装置において、上記
    前駅からの上記第1地上子の設置距離を記憶したメモリ
    回路と、上記列車の上記前駅からの距離を積算して積算
    距離を算出する距離積算回路と、上記設置距離と上記積
    算距離とを比較して上記積算距離が上記設置距離を越え
    たとき走行区間信号を出す距離比較回路と、上記走行区
    間信号により演算して第2の減速度パタンを発生する減
    速度パタン演算回路とを備えたことを特徴とする自動列
    車運転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動列車運転装置にお
    いて、第2の減速度パタンを発生した後で、予め決めた
    積算距離の誤差の許容範囲内に第1地上子信号を受信し
    たとき第1の減速度パタンを発生するようにしたことを
    特徴とする自動列車運転装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自動列車運転装置にお
    いて、第2の減速度パタンを発生した後で、予め決めた
    積算距離の誤差が許容範囲を越えて第1地上子信号を受
    信したとき、上記第1地上子信号を無効とすることを特
    徴とする自動列車運転装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の自動列車運転装置にお
    いて、第2の減速度パタンで追従制御しているときに第
    1地上子より目標停止位置側に配置した第2地上子以降
    の地上子信号を受信した場合には、受信した上記第2地
    上子以降の地上子信号により上記第2の減速度パタンを
    補正することを特徴とする自動列車運転装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の自動列車運転装置にお
    いて、第2の減速度パタンで追従制御するときの目標停
    止位置は、第1の減速度パタンで追従制御するときの目
    標停止位置より車輪径の所定の誤差分だけ手前に設定す
    ることを特徴とする自動列車運転装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の自動列車運転装置にお
    いて、第2の減速度パタンが発生したときに発生状況を
    記録する走行記録メモリ回路を備えたことを特徴とする
    自動列車運転装置。
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