JPH08307948A - コードレスボタン電話装置 - Google Patents

コードレスボタン電話装置

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JPH08307948A
JPH08307948A JP7137406A JP13740695A JPH08307948A JP H08307948 A JPH08307948 A JP H08307948A JP 7137406 A JP7137406 A JP 7137406A JP 13740695 A JP13740695 A JP 13740695A JP H08307948 A JPH08307948 A JP H08307948A
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JP
Japan
Prior art keywords
dtmf
clock
signal
frequency band
receiver
Prior art date
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JP7137406A
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English (en)
Inventor
Koichi Mizutani
孝一 水谷
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Canon Inc
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Canon Inc
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コストの高い特別な構成を必要とせずに、D
TMFレシーバの折り返し雑音の発生を防止することが
できるコードレスボタン電話装置を提供することを目的
とする。 【構成】 コーデック13内部にあるA/D変換器74
の前段の折り返し防止フィルタ71に着目し、受信した
音声周波数帯域外のDTMF信号を、このフィルタ71
に通すことにより、DTMFレシーバ17の折り返し雑
音の原因となるスイッチトキャパシタフィルタのスイッ
チングクロックが除去されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内線に専用コードレス
電話機を収容可能なコードレスボタン電話装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ボタン電話装置に収容される
内線専用コードレス電話等の小電力コードレス電話にお
いては、通話チャネルと制御チャネルの2種類のチャネ
ルが存在する。そして、制御チャネルにより発信や着信
のための制御信号の送受信が行われ、通話路が確立され
た後に、通話チャネルにより通話の音声信号の送受信が
行われる。
【0003】また、制御信号としては、MSK信号が用
いられる。これは、例えばデータ“0”を2400Hz
の正弦波に置き換え、データ“1”を1200Hzの正
弦波に置き換える変調方式である。
【0004】しかしながら、通話中に制御信号を伝送す
る場合、例えばコードレス専用電話機の外線LEDの点
灯制御を行う時は、通話チャネルにて制御信号を送受信
することになるので、変調信号の音が聞こえてしまうと
いう欠点がある。
【0005】この対策として、従来より、キャリア信号
として音声周波数帯域(300〜3000Hz)以下の
信号を用いるモデム、いわゆる低速モデムを用いた方法
がある。
【0006】この方法によると、例えばデータ“0”を
250Hz、データ“1”を150Hzの正弦波に置き
換えるので、通話中であっても変調信号の音が聞こえる
ことはない。しかしながら、低速モデムのコストは高
く、また、受信部の前段に急峻な特性のフィルタが必要
であり、そのコストも高いという欠点がある。
【0007】また、通話中は外線LEDの点灯制御を行
わないという機能削減による回避策があるが、このよう
にすると操作性を著しく損なってしまう。
【0008】そこで、本願の出願人は先に、通話中に通
話チャネルにより音声周波数帯域外のDTMF信号の送
受信を行うコードレス電話装置を提案した(特願平7−
023453号)。この提案では、音声周波数帯域外の
DTMF信号の受信には汎用のDTMFレシーバを用
い、動作クロックを変えることで、受信検出する周波数
を変化させて、音声周波数帯域外のDTMF信号に合わ
せている。
【0009】図4は、DTMFレシーバの構成を示すブ
ロック図である。
【0010】図中のダイヤルトーンフィルタ42、高群
バンドパスフィルタ(BPF)43、低群BPF44
は、それぞれスイッチトキャパシタフィルタで構成され
る。スイッチトキャパシタフィルタは、スイッチングク
ロック周波数fCLKによりカットオフ周波数fcが決
定される。一般には、 fc=(1/100)fCLK ・・・ (1) となるように設計される。
【0011】タイミング発生回路40は、CLK端子か
ら入力されたクロックを分周して各スイッチトキャパシ
タフィルタのスイッチングクロックを生成する。よっ
て、CLK端子に入力されるクロックの周波数fxによ
り、カットオフ周波数fcが決定されるので、受信検出
するDTMF信号の周波数が決定される。
【0012】折り返し防止フィルタ41は、各部のスイ
ッチトキャパシタフィルタに供給されるスイッチングク
ロックを入力信号から阻止するためのフィルタであり、
RCアクティブフィルタにより構成される。
【0013】INから入力された信号は、折り返し防止
フィルタ41、ダイヤルトーンフィルタ42を通り、高
群BPF43、低群BPF44により、高群周波数信号
と低群周波数信号に分離される。そして、それぞれ周波
数検出回路45、46により周波数が検出され、信号判
別回路47でダイヤル「1」〜「D」の16種類のうち
のいずれかが判別される。この判別結果はコードコンバ
ータ48で2進数に変換されてQ1〜Q4に出力され
る。
【0014】通常は、CLK端子より3.579545
MHzのクロックが入力されて、スイッチングクロック
周波数は128kHzであり、低群周波数は697Hz
〜941Hz、高群周波数は1209Hz〜1633H
zのDTMF信号が検出される。
【0015】ここで前述の式(1)以下に述べた通り、
fxにより受信検出するDTMF信号の周波数が決定さ
れる。そして、fx=600kHzとすると、低群周波
数は117Hz〜158Hz、高群周波数は203Hz
〜274HzのDTMF信号が検出される。
【0016】すなわち、低群周波数は、679Hz×
(600kHz/3580kHz)=117Hzから9
41Hz×(600kHz/3580kHz)=158
Hzまでとなり、高群周波数は、1209Hz×(60
0kHz/3580kHz)=203Hzから1633
Hz×(600kHz/3580kHz)=274Hz
となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た折り返し防止フィルタ41は、RCアクティブフィル
タであるので、そのカットオフ周波数は固定であり、通
常の使用周波数であるfx=3.579545MHzの
ときの値となっている。
【0018】したがって、上述した構成では、fx=6
00kHzのときに、折り返し防止フィルタ41が機能
せず、DTMFレシーバの折り返し雑音の発生を防止で
きないという欠点がある。
【0019】本発明は、コストの高い特別な構成手段を
必要とせずに、DTMFレシーバの折り返し雑音の発生
を防止することができるコードレスボタン電話装置を提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、内線に専用コ
ードレス電話機を収容可能なボタン電話装置であって、
上記専用コードレス電話機の親機は、DTMFレシーバ
と、このDTMFレシーバに動作クロックを供給するク
ロック発生手段と、上記DTMFレシーバが音声周波数
帯域外のDTMF信号を受信するようにクロック周波数
を制御する制御手段と、送受信信号の符号化/復号化を
行うコーデックとを有し、上記専用コードレス電話機
は、音声周波数帯域外のDTMF信号を生成して上記専
用コードレス電話機の親機に送信するDTMF送信手段
を有し、通話中に、通話チャネルによって上記音声周波
数帯域外のDTMF信号の送受信を行い、上記DTMF
レシーバの折り返し雑音の防止を上記コーデックの折り
返し防止フィルタによって行うことを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明では、コーデック内部にあるA/D変換
器の前段の折り返し防止フィルタに着目し、受信した音
声周波数帯域外のDTMF信号を、このフィルタに通す
ことで、DTMFレシーバの折り返し雑音の原因となる
スイッチトキャパシタフィルタのスイッチングクロック
が除去されるようにした。
【0022】
【実施例】図1〜図3は、本発明の一実施例によるコー
ドレスボタン電話装置の構成を示すブロック図である。
【0023】まず、図1は、ボタン電話装置の主装置3
0を中心に示しており、主装置30は、外線25を収容
する外線インタフェイス24と、交換動作を行う通話路
スイッチ22と、内線端末を収容する内線インタフェイ
ス23と、主装置各部の制御を司る中央制御部(CC)
21とを有するものである。
【0024】また、親機40は、主装置30の内線イン
タフェイス23に回線26を介して収容され、専用コー
ドレス電話機50は、親機40と無線接続される。
【0025】図2は、親機40の構成を示しており、親
機40は、この親機40の各部の制御を司る制御部(C
PU)1と、このCPU1から出た制御情報のデータを
変調し、MSK信号として送出するMSK変調部2と、
受信したMSK信号を復調して制御情報のデータを抽出
し、CPU1へ送るMSK復調部3と、専用コードレス
電話機50との無線による通話信号および制御信号の送
受信を行うRF送受信部12と、アナログ音声信号をP
CM符号化して主装置30へ送出し、また、主装置30
から送られるPCM符号化された通話の音声信号をアナ
ログに復号するコーデック(CODEC)13と、主装
置30との間で通話の音声信号、および制御信号の送受
信を行う回線インタフェイス14と、親機40が送出し
た音声周波数帯域外のDTMF信号を受信検出してCP
U1へ通知するDTMFレシーバ17と、DTMFレシ
ーバ17の動作クロックを発生するクロック発生部16
とを有する。クロック発生部16は、DTMFレシーバ
17が音声周波数帯域外のDTMF信号を受信するよう
にCPU1により発生するクロック周波数を制御され
る。
【0026】その他、この親機40には、専用コードレ
ス電話機50への送信系として、コンプレッサ4、スク
ランブラ5、加算回路8、リミッタ9、スプラッタフィ
ルタ10が設けられ、専用コードレス電話機50からの
受信系として、音声周波数帯域の信号のみを通すバンド
パスフィルタ11、デスクランブラ7、エキスパンダ
5、および加算回路15が設けられている。
【0027】そして、上記DTMF生成部13の出力
は、加算回路8により、スクランブラ6からの通話信号
と重畳されて親機40に送出される。また、通常の受信
系の経路の他に、RF送受信部12のRX端子−加算回
路15−CODEC13のAin端子−CODEC13
のFILout端子−DTMFレシーバ17の経路が設
けられている。
【0028】図3は、専用コードレス電話機(子機)5
0を示しており、専用コードレス電話機各部の制御を司
る制御部(CPU)51と、このCPU51から出た制
御情報のデータを変調し、MSK信号として送出するM
SK変調部52と、受信したMSK信号を復調して制御
情報のデータを抽出し、CPU51へ送るMSK復調部
53と、親機40との無線による通話信号および制御信
号の送受信を行うRF送受信部62と、CPU51の制
御により音声周波数帯域外のDTMF信号を生成するD
TMF生成部63とを有する。
【0029】その他、この専用コードレス電話機50に
は、親機40への送信系として、送話器64、コンプレ
ッサ54、スクランブラ56、加算回路58、リミッタ
59、スプラッタフィルタ60が設けられ、親機40か
らの受信系として、音声周波数帯域の信号のみを通すバ
ンドパスフィルタ61、デスクランブラ57、エキスパ
ンダ55、および受話器65が設けられている。
【0030】そして、上記DTMF生成部63の出力
は、加算回路58により、スクランブラ56からの通話
信号と重畳されて親機40に送出される。
【0031】図5は、CODEC13の構成を示すブロ
ック図である。
【0032】図示のように、このCODEC13は、折
り返し防止フィルタ71、プリフィルタ72、バンドパ
スフィルタ73、A/Dコンバータ74、D/Aコンバ
ータ75、ローパスフィルタ76、およびタイミング発
生回路77を有する。
【0033】このうち、バンドパスフィルタ73とロー
パスフィルタ76は、スイッチトキャパシタにより構成
される。
【0034】タイミング発生回路77は、CLOCK端
子から入力されたクロックを分周して、各スイッチトキ
ャパシタフィルタ73、76のスイッチングクロック
と、A/Dコンバータ74、D/Aコンバータ75の動
作クロックを生成する。
【0035】折り返し防止フィルタ71は、A/Dコン
バータ74のサンプリングクロック(一般には8kH
z)を入力信号から阻止するためのフィルタであり、R
Cアクティブフィルタにより構成される。
【0036】プリフィルタ72は、バンドパスフィルタ
73に供給されるスイッチングクロックを入力信号から
阻止するためのフィルタであり、RCアクティブフィル
タにより構成される。
【0037】次に、図6のフローチャートに従い、本実
施例の動作を説明する。
【0038】まず、専用コードレス電話機50が親機4
0を介して他の内線、あるいは外線と通話中であるとき
(S1)、専用コードレス電話機50において、あるイ
ベントが発生すると(S2)、CPU51はそれを検知
して、このイベントに相当する音声周波数帯域外のDT
MF信号を作成すべく、DTMF生成部63を制御する
(S3)。近年、ワンチップマイコンはD/Aコンバー
タ内蔵のものが一般的であり、DTMF信号の生成は容
易である。
【0039】次に、生成された音声周波数帯域外のDT
FM信号は、加算回路58で通話信号と重畳され(S
4)、通常の通話時と同様にリミッタ59で振幅を制限
され、スプラッタフィルタ60で過変調の原因となる高
音域をカットされる(S5)。そして、RF送受信部6
2によりFM変調され、親機40へ無線送出される(S
6)。
【0040】親機40では、RF送受信部12でFM復
調が行われ、もとの音声周波数帯域外のDTMF信号が
受信される(S7)。この受信された音声周波数帯域外
のDTMF信号は、図中aの経路で加算回路15を経由
してCODEC13のアナログ入力Ain端子に入力さ
れる(S8)。
【0041】DTMFレシーバ17は、音声周波数帯域
外のDTMF信号を受信するようなクロックをクロック
発生部16から供給されている。クロック発生部16
は、CPU1により、クロック周波数fxを制御される
(S9)。
【0042】そして、前述の通り、fxにより受信検出
するDTMF信号の周波数が決定され、fx=600k
Hzとすると、低群周波数は117Hz〜158Hz、
高群周波数は203Hz〜274HzのDTMF信号が
検出される。
【0043】また、このとき各部のスイッチトキャパシ
タフィルタに供給されるスイッチングクロックは、 128kHz×(600kHz/3580kHz)=21.45kHz となる。
【0044】また、CODEC13内部の折り返し防止
フィルタ71は、後段にあるA/Dコンバータ74のサ
ンプリングクロックを阻止するもので、カットオフ周波
数8kHzのローパスフィルタであるので、DTMFレ
シーバ17の21.45kHzのスイッチングクロック
は、この折り返し防止フィルタ71により除去される
(S10)。
【0045】そして、音声周波数帯域外のDTMF信号
は、FILout端子から図中bの経路でDTMFレシ
ーバ17に入力され(S11)、前述の通り、低群周波
数は117Hz〜158Hz、高群周波数は203Hz
〜274HzのDTMF信号が検出される(S12)。
【0046】この検出結果は、CPU1に通知され、C
PU1は、回線i/f14を制御して、その結果を主装
置30へ伝送する(S13)。
【0047】また、受信された音声周波数帯域外のDT
MF信号は、同時に通常の受信系にも入力されるが、こ
れらの信号は、いずれも音声周波数帯域以下であり、B
PF11によりカットされるので、後段に伝わることは
ない。
【0048】したがって、加算回路15には入力され
ず、CODEC13には経路aからの信号のみが入力さ
れる。
【0049】また、折り返し防止フィルタ71を通過し
た音声周波数帯域外のDTMF信号は、プリフィルタ7
2にも入力されるが、その後ろのBPF73によりカッ
トされるので、後段に伝わらず、したがって、通話相手
に信号音が聞こえることはない。
【0050】以上のようにして、親機に当初から備わっ
ているCODEC13の内部の折り返し防止フィルタ7
1を利用することにより、DTMFレシーバ17の折り
返し防止フィルタの不動作を救済することが可能であ
る。
【0051】なお、以上の実施例では、通話時における
制御信号の伝送をコードレス専用電話機から親機への片
方向のみとしたが、親機からコードレス専用電話機への
伝送手段を設けて、親機からコードレス専用電話機への
片方向、あるいは双方向に伝送しても、本発明の本質に
変わりはなく、同様の効果を得ることができる。
【0052】また、上記実施例では、スイッチトキャパ
シタフィルタで構成されるDTMFレシーバ17を例に
とりあげたが、入力するクロックによりカットオフ周波
数が決定するものであれば、上記実施例の構成に限定す
るものではない。例えば、ディジタルシグナルプロセッ
サ(DSP)等のようにディジタル処理によりフィルタ
を実現するものであっても、本発明の本質に変わりはな
く、同様の効果が得られる。
【0053】また、上記実施例では、DTMFレシーバ
17の動作クロックを600kHzとしたが、このクロ
ックを可変として受信検出するDTMF信号の周波数を
変化させても、本発明の本質に変わりはなく、同様の効
果が得られる。
【0054】また、制御信号として音声周波数帯域以下
のDTMF信号を用いたが、一般に電話用の受話器(レ
シーバ)やスピーカは、ダイヤルトーンの周波数である
400Hzより下の周波数に対しては再生レベルがほぼ
ゼロであるので、音声周波数帯域の下限近傍のDTMF
信号を用いても同様の効果を得られる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
DTMFレシーバの折り返し雑音の発生防止に、元々設
けられているCODECの内部の折り返し防止フィルタ
を利用することから、外部に新たに折り返し防止フィル
タを用意する必要がなく、低コストでDTMFレシーバ
の折り返し雑音の発生を防止することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の親機の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】上記実施例のコードレズ電話機の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】従来のDTMFレシーバの構成を示すブロック
図である。
【図5】上記実施例のCODECの構成を示すブロック
図である。
【図6】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
13…CODEC、 17…DTMFレシーバ、 30…主装置、 40…親機、 71…折り返し防止フィルタ、 74…A/Dコンパレータ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線に専用コードレス電話機を収容可能
    なボタン電話装置であって、 上記専用コードレス電話機の親機は、DTMF信号を受
    信するDTMFレシーバと、このDTMFレシーバに動
    作クロックを供給するクロック発生手段と、上記DTM
    Fレシーバが音声周波数帯域外のDTMF信号を受信す
    るようにクロック周波数を制御する制御手段と、送受信
    信号の符号化/復号化を行うコーデックとを有し、 上記専用コードレス電話機は、音声周波数帯域外のDT
    MF信号を生成して上記専用コードレス電話機の親機に
    送信するDTMF送信手段を有し、 通話中に、通話チャネルによって上記音声周波数帯域外
    のDTMF信号の送受信を行い、上記DTMFレシーバ
    のスイッチトキャパシタフィルタのスイッチングクロッ
    クに起因する雑音の除去を、上記コーデックの折り返し
    防止フィルタによって行うことを特徴とするコードレス
    ボタン電話装置。
  2. 【請求項2】 内線に専用コードレス電話機を収容可能
    なボタン電話装置であって、 上記専用コードレス電話機は、DTMF信号を受信する
    DTMFレシーバと、このDTMFレシーバに動作クロ
    ックを供給するクロック発生手段と、上記DTMFレシ
    ーバが音声周波数帯域外のDTMF信号を受信するよう
    にクロック周波数を制御する制御手段と、送受信信号の
    符号化/復号化を行うコーデックとを有し、 上記専用コードレス電話機の親機は、音声周波数帯域外
    のDTMF信号を生成して上記専用コードレス電話機に
    送信するDTMF送信手段を有し、 通話中に、通話チャネルによって上記音声周波数帯域外
    のDTMF信号の送受信を行い、上記DTMFレシーバ
    のスイッチトキャパシタフィルタのスイッチングクロッ
    クに起因する雑音の除去を、上記コーデックの折り返し
    防止フィルタによって行うことを特徴とするコードレス
    ボタン電話装置。
  3. 【請求項3】 内線に専用コードレス電話機を収容可能
    なボタン電話装置であって、 上記専用コードレス電話機と親機の双方に、DTMF信
    号を受信するDTMFレシーバと、このDTMFレシー
    バに動作クロックを供給するクロック発生手段と、上記
    DTMFレシーバが音声周波数帯域外のDTMF信号を
    受信するようにクロック周波数を制御する制御手段と、
    送受信信号の符号化/復号化を行うコーデックと、音声
    周波数帯域外のDTMF信号を生成して上記親機または
    上記専用コードレス電話機に送信するDTMF送信手段
    を有し、 通話中に、通話チャネルによって双方向に上記音声周波
    数帯域外のDTMF信号の送受信を行い、上記DTMF
    レシーバのスイッチトキャパシタフィルタのスイッチン
    グクロックに起因する雑音の除去を、上記コーデックの
    折り返し防止フィルタによって行うことを特徴とするコ
    ードレスボタン電話装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれいか1項におい
    て、 上記コーデックの折り返し防止フィルタは、自身のA/
    Dコンバータのサンプリングクロックに起因する雑音を
    除去することを特徴とするコードレスボタン電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において、 上記DTMFレシーバは、スイッチトキャパシタフィル
    タにより構成され、このスイッチトキャパシタフィルタ
    のクロックを変えることにより、カットオフ周波数を変
    化させ、受信検出する信号の周波数を変更することを特
    徴とするコードレスボタン電話装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項において、 上記DTMF信号は、音声周波数帯域以下の信号により
    構成され、上記制御手段は、DTMFレシーバが上記音
    声周波数帯域以下のDTMF信号を受信するようにクロ
    ック周波数を制御することを特徴とするコードレスボタ
    ン電話装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項において、 上記DTMF信号は、音声周波数帯域の下限近傍の信号
    により構成され、上記制御手段は、DTMFレシーバが
    上記音声周波数帯域の下限近傍のDTMF信号を受信す
    るようにクロック周波数を制御することを特徴とするコ
    ードレスボタン電話装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002111906A (ja) * 2000-07-31 2002-04-12 Avaya Technology Corp 受動検知を用いるipベース電話の応答検知

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JP2002111906A (ja) * 2000-07-31 2002-04-12 Avaya Technology Corp 受動検知を用いるipベース電話の応答検知

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