JPH08307750A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH08307750A
JPH08307750A JP7136176A JP13617695A JPH08307750A JP H08307750 A JPH08307750 A JP H08307750A JP 7136176 A JP7136176 A JP 7136176A JP 13617695 A JP13617695 A JP 13617695A JP H08307750 A JPH08307750 A JP H08307750A
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angle
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predetermined
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JP7136176A
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Seiji Iida
誠二 飯田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像部の位置調整に要する人的手間や時間を
極力回避し、且つ歪みや焦点ボケのない高解像度画像を
得ることができるようにした。 【構成】 電源を投入した後(S1)、ビデオヘッドの
方向や位置を調整し(S2)、第1及び第2支持部材並
びにビデオヘッドの回動角度θ1〜θ3を検出した後
(S3)、原稿画像が載置された設置面と光軸とのなす
角度θを算出する(S4)。そして、角度θが特定角度
90°のときはLEDを点灯してビデオカメラの向きの
調整を終了し(S6)、次いで光軸周りの傾きを修正し
た後(S7)撮像する(S8)。一方、角度θが特定角
度90°でないときはLEDを点灯することなく(S
9)ステップS2に戻り、再度ビデオヘッドの微調整を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像入力装置に関し、よ
り詳しくはテレビ会議システムやコンピュータ等に使用
される画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議システムやコンピュータ等に
使用される画像入力装置としては、図10に示すよう
に、回動機構52を介して連結された複数の支持部材5
3でビデオカメラを内有したビデオヘッド51を支持
し、照明灯54により照明されている原稿台55上の原
稿を前記ビデオヘッド51が撮像するタイプの画像入力
装置が知られている。
【0003】しかしながら、この種の画像入力装置は、
装置として大型であるため、卓上等で手軽に扱うことが
できないという欠点があった。
【0004】一方、近年のテレビ会議システムの低価格
化、或いはコンピュータやネットワーク回線の急速な普
及等により画像入力装置の個人での使用も普及してきて
おり、画像入力装置のより一層の小型化・簡略化が要請
されてきている。
【0005】そこで、かかる観点から図11に示すよう
に照明灯及び原稿台を省略して小型化・簡略化した画像
入力装置が開発されている。
【0006】該画像入力装置は、ベース56とビデオカ
メラが内有されたビデオヘッド57とを2個のアーム5
8、59及び3個のヒンジ60、61、62で連結され
ており、これらアーム58、59及びヒンジ60、6
1、62を介してビデオヘッド57の方向を自由自在に
変更できるように構成されている。すなわち、例えば、
所定サイズの用紙に描かれた原稿画像を撮像するときは
所定設置面に載置し、操作者は不図示のモニタを目視し
ながらビデオヘッド57を前記所定設置面の方向に向け
て撮像することができる。また、用紙サイズの異なる原
稿を撮像する場合や原稿の一部を拡大して撮像する場合
はビデオヘッド57の高さを調整することにより撮像範
囲を自由自在に変更することができる。また、人物を撮
像する場合は、被写体である人物の前方にベース56を
配置することにより、操作者は前記モニタを目視しなが
らビデオヘッド57を被写体の方向に向けて撮像するこ
とができる。
【0007】このようにこの従来の画像入力装置におい
ては、ベース56を載置するスペースさえ確保できれ
ば、卓上等で簡便に扱えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像入力装置においては、操作者はモニタで入力画
像を確認しながらビデオヘッド57の方向を確認してい
るため、ビデオヘッド57の方向調整に人的手間と時間
を要し、操作性を損ねるという問題点があった。すなわ
ち、原稿を撮像するときはビデオカメラの光軸が前記原
稿に対して垂直でないと入力画像の周縁部の歪みや焦点
ぼけ等が生じるため、操作者はビデオヘッド57の高さ
を調整して被写画像を撮像範囲内に収めた後、前記光軸
を原稿に対して正確に垂直に合わせる必要があり、かか
る調整に人的手間と時間を要していた。また、従来はビ
デオヘッド57の方向確認をモニタ上での目視に頼って
いたため、微妙な傾きを調整することは困難であり、画
像の歪みや焦点ぼけが発生し易く、しかも近年の高解像
度化が進んだビデオカメラにおいては、微妙な歪みや焦
点ぼけ等も明確に表示してしまうという問題点があっ
た。
【0009】しかも、入力画像の画質に対する操作者か
らの要求が厳しくなってきていることから以前にも増し
てビデオヘッド57の方向を正確に合わせる必要が生じ
てきているため、操作性の改善を行うことは急務のこと
となっている。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、ビデオカメラの位置調整に要する人的手間
や時間を極力回避すると共に、歪みや焦点ボケのない高
解像度画像を得ることができる画像入力装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ベースと、該ベースに回動自在に連結され
た複数の支持部材と、前記支持部材の先端に回動自在に
取り付けられた撮像部とを備えた画像入力装置におい
て、前記複数の支持部材の回動角度を検出する回動角度
検出手段と、前記回動角度の検出結果を知らせる報知手
段とを具備していることを特徴としている。
【0012】具体的には、前記複数の支持部材の回動角
度を検出する回動角度検出手段と、該回動角度検出手段
により検出された複数の回動角度に基づき被写画像と前
記撮像部の光軸との間で形成される角度を算出する算出
手段と、該算出手段により算出された角度が特定角度の
ときに所定信号を出力する報知手段とを備えていること
を特徴としている。
【0013】また、上記画像入力装置において、前記報
知手段に代えて、前記算出手段により算出された角度が
所定角度範囲内にあるときは第1の所定信号を出力する
と共に前記角度が特定角度のときは第2の所定信号を出
力する報知手段を備えていることを特徴としても良く、
また前記報知手段に代えて、前記算出手段により算出さ
れた角度が所定角度範囲内にあるときは所定間隔毎に所
定信号を出力する報知手段を備えていることを特徴と
し、前記所定間隔は被写画像と前記撮像部の光軸との間
で形成される角度の関数として表示されることを特徴と
するのも好ましい。
【0014】また、前記報知手段は、発光ダイオードか
らなることを特徴とし、或いは音声出力手段からなるこ
とを特徴としている。さらには前記音声出力手段はブザ
ーであることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記構成によれば、複数の支持部材の回動角度
が検出され、該検出結果に基づいて被写画像と前記撮像
部の光軸との間で形成される角度を算出される。
【0016】そして、前記角度が特定角度のときは操作
者は報知手段により点滅信号、又は音声信号(ブザー)
で知ることができる。
【0017】また、前記角度が所定角度範囲内のときは
操作者は第1の所定信号で知ることができ、その後前記
角度が特定角度となったときは第2の所定信号で知るこ
とができる。
【0018】また、前記角度が所定角度範囲内のときは
角度の関数で決定される所定間隔毎に発する点滅信号、
又は音声信号(ブザー)で操作者は知ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説
する。
【0020】図1及び図2において、1は画像入力装置
であって、該画像入力装置1は、緩衝材及び滑り止めと
してのゴム板2が裏面適所に貼着されると共に電子回路
基板3が内有されたベース4と、該ベース4に固設され
た第1のヒンジ5と、基端が前記第1のヒンジ5に枢着
されて矢印A方向及び矢印B方向に回動自在とされた円
筒形状の第1の支持部材6と、該第1の支持部材6の先
端に固着された第2のヒンジ7と、基端が前記第2のヒ
ンジ7に枢着されて矢印C方向に回動自在とされた円筒
形状の第2の支持部材8と、該第2の支持部材8の先端
に固着された第3のヒンジ9と、ビデオカメラ10が内
有されると共に前記第3のヒンジ9に枢着されて矢印D
方向及び矢印E方向に回動自在とされた撮像部としての
カメラヘッド11と、前記電子回路基板3と前記ビデオ
カメラ10とを電気的に接続する第1のケーブル12
と、映像信号を外部機器に入力する第2のケーブル13
とを備えている。
【0021】しかして、第1のヒンジ5には第1のエン
コーダ14が内有され、該第1のエンコーダ14により
矢印A方向に回転する第1の支持部材6の第1の回転角
度θ1が検出される。また、第2のヒンジ7には第2の
エンコーダ15が内有され、該第2のエンコーダ15に
より矢印C方向に回転する第2の支持部材8の第2の回
転角度θ2が検出される。さらに、第3のヒンジ9には
第2のエンコーダ16が内有され、該第3のエンコーダ
16により矢印D方向に回転するカメラヘッド11の第
3の回転角度θ3が検出される。
【0022】また、矢印E方向の回動軸はビデオカメラ
10の光軸18と一致している。ビデオカメラ10の光
軸18は、第1及び第2の支持部材6、8により形成さ
れる平面と平行とされ、該平面は机等の設置面17と常
に垂直をなすように構成されている。したがって、光軸
18の方向合わせは、第1の支持部材6の矢印A方向へ
の回動、第2の支持部材8の矢印C方向への回動、ビデ
オヘッド11の矢印D方向への回動のみで行うことがで
きる。すなわち、ベース4が載置される設置面17に対
する光軸18のなす角度θは数式(1)で示され、該角
度θが90°のときに光軸18は設置面17に対して垂
直となる。
【0023】θ=θ1+θ2+θ3 ……(1) また、ベース4の表面には報知手段としての発光ダイオ
ード(LED)19が設けられ、数式(1)の算出結果
に基づいてLED19は点灯又は消灯する。
【0024】このように構成された画像入力装置1にお
いては、第1の支持部材6を矢印A及びB方向に、又は
第2の支持部材8を矢印C方向に、更にはカメラヘッド
11を矢印D方向に回動することにより、ビデオカメラ
10の方向を自由自在に変更することができ、原稿の位
置や向き、或いは人物位置にビデオカメラ10の向きを
合わせて撮像することができる。例えば、人物や壁面に
設置された被写画像を撮像するときは、図3に示すよう
に、設置面17にベース4を載置し、第1及び第2の支
持部材6、8を回動させてカメラヘッド11を矢印F方
向に向けることにより、所望の被写画像を撮像すること
ができる。また、被写画像が低位置にあるときは第2の
ヒンジ7を介して第2の支持部材8を回動させ、ビデオ
ヘッド11を二点鎖線に示すように矢印G方向に向ける
ことにより、所望の被写画像を撮像することができる。
また、図4に示すように、設置面17と同一レベルに載
置された原稿画像20を撮像するときは、第1及び第2
の支持部材6、8を回動させてカメラヘッド11を上方
から原稿画像20に向けることにより所望の被写画像を
撮像することができる。さらに、図5に示すように、用
紙サイズの小さい原稿画像20を撮像するときは第1及
び第2の支持部材6、8を回動させてカメラヘッド11
を原稿画像21に近づけ、ビデオカメラの有する撮像範
囲全体を使用して撮像することができる。
【0025】以下、設置面17に載置された原稿画像2
0を撮像する場合について、その撮像手順について詳述
する。
【0026】図6は撮像手順の第1の実施例を示すフロ
ーチャートである。
【0027】まず、ステップS1で操作者が電源を投入
する。続くステップS2では原稿20を設置面17に載
置し、第1及び第2の支持部材6、8並びにカメラヘッ
ド11を回動させて該カメラヘッド11を原稿20の上
方にセットする。このとき原稿画像20がビデオカメラ
10の撮像範囲内に収まるようにモニタ(不図示)を目
視しながらカメラヘッド11の高さを調整し、さらに原
稿画像20に対するカメラヘッド11の光軸18の向き
を調整する。
【0028】次いで、ステップS3では第1〜第3のエ
ンコーダ14〜16により第1〜第3の回動角度θ1〜
θ3を検出し、続くステップS4では上記数式(1)に
基づき角度θを算出する。
【0029】次に、ステップS5では角度θが特定角度
90°か否かを判断する。そして、角度θが特定角度9
0°のときはLED19を点灯してビデオカメラ10の
光軸18の向きの調整が完了したことを操作者に知らせ
る(ステップS6)。次いで、操作者はモニタを目視し
ながら第3のヒンジ9を介してカメラヘッド11を矢印
E方向に回転させ、光軸周りの傾きを修正し(ステップ
S7)、撮像し(ステップS8)処理を終了する。
【0030】一方、ステップS5で角度θが特定角度9
0°でないときは、ステップS9に進み、LED19を
消灯状態とした後ステップS2に戻り、再度カメラヘッ
ド11の向きを調整する。
【0031】このように上記実施例においては、微妙な
調整が必要となるビデオカメラ10の光軸18の方向調
整をモニタ画面で視認することなく行うことができ、操
作性が向上する。しかもビデオカメラ10の光軸18を
原稿画像20に対して正確に垂直とすることができるの
で、画像の周縁部の歪みや焦点ぼけ等が生じることのな
い所望画像を得ることができる。
【0032】尚、本第1の実施例では特定角度を90°
としているが、特定角度は必ずしも90°に限定される
ものではない。例えば、設置面17に対して原稿画像2
0が角度α傾斜して静置されている場合は、前記角度α
を検出する手段を設けると共に特定角度を(90+α)
とし、角度θが数式(2)のときにLED19を点灯す
れば良い。
【0033】θ=90+α …(2) この変形例によれば、例えば、垂直な壁面上にセットさ
れた原稿画像を撮像するときはα=−90となり、した
がってθ=0となる。そこで、予めθ=0のときにLE
D19が点灯するように設定しておくことにより、操作
者は特定角度を容易に認識することができる。
【0034】図7は撮像手順の第2の実施例を示すフロ
ーチャートであって、本第2の実施例では角度θが特定
角度にある場合と所定角度範囲内にある場合とに分け、
夫々の角度に応じて異なる色のLED19を発光するよ
うにしてカメラヘッド11の向きの微調整を行ってい
る。
【0035】すなわち、ステップS11〜ステップS1
4では、上記第1の実施例と同様、電源を投入した後、
ビデオヘッド11の方向や位置を調整し、次いで第1〜
第3の回動角度θ1〜θ3を検出した後、該第1〜第3
の回動角度θ1〜θ3に基づき角度θを算出する。
【0036】次いで、角度θが特定角度90°か否かを
判断し(ステップS15)、角度θが特定角度90°の
ときはLED19を緑色に点灯してビデオカメラ10の
光軸18の向きの調整が完了したことを操作者に知らせ
る(ステップS16)。次いで、操作者はモニタを目視
しながら第3のヒンジ9を介してカメラヘッド11を矢
印E方向に回転させ、光軸周りの傾きを修正し(ステッ
プS17)、撮像し(ステップS18)処理を終了す
る。
【0037】一方、ステップS15で角度θが特定角度
90°でないときは、角度θが所定角度範囲内、すなわ
ち90−δθ<θ<90+δθ(δθは微小角度(例え
ば3°))か否かを判断する。そして、角度θが上記所
定角度範囲内にあるときはLED19を赤色に点灯して
(ステップS20)ステップS12に戻り、ステップS
15の答が肯定(Yes)となるまでカメラヘッド10
の方向や位置の微調整を行う。また、ステップS19で
角度θが上記所定角度範囲内にないときはLED19を
消灯状態として(ステップS21)ステップS12に戻
り、再度上述した処理を繰り返す。
【0038】このように本第2の実施例によれば、操作
者はまずLED19が赤色に点灯するまでカメラヘッド
11を比較的大きく移動させ、LED19が赤色に点灯
した後は該LED19が緑色に変わるまでビデオヘッド
11を微動させて微小角度の調整を行えばよく、したが
ってビデオヘッド11の向きを迅速且つ正確に所望位置
にセットすることができる。
【0039】尚、本第2の実施例では1個のLED19
で2色の切換表示を行っているが、異なる色を発光する
2個のLEDをベース4上の互いに近接した位置に設
け、いずれか一方のLEDを発光するようにして切り換
え表示してもよい。
【0040】図8は撮像手順の第3の実施例を示すフロ
ーチャートであって、本第3の実施例では角度θが所定
角度範囲内にあるときは角度θが特定角度に達するまで
LED19を所定間隔δtで点滅させ、ビデオヘッド1
1の向きや位置を調整している。
【0041】すなわち、ステップS31〜ステップS3
4では、上記第1及び第2の実施例と同様、電源を投入
した後、ビデオヘッド11の方向や位置を調整し、次い
で第1〜第3の回動角度θ1〜θ3を検出した後、該第
1〜第3の回動角度θ1〜θ3に基づき角度θを算出す
る。
【0042】次いで、角度θが所定角度範囲内、すなわ
ち90−δθ<θ<90+δθ(δθは例えば3°)か
否かを判断する(ステップS35)。そして、角度θが
所定角度範囲内にないときはLED19を消灯状態とし
て(ステップS36)ステップS32に戻る一方、角度
θが上記所定角度範囲内にあるときはLED19を時間
間隔δt(sec)で点滅させる。
【0043】時間間隔δtは、例えば回動角度θの関数
f(θ)で与えられる。具体的には、図9に示すよう
に、偏位角度が大きいとき、すなわち微小角度δθが大
きいときは、点滅する時間間隔(以下、「点滅間隔」と
いう)δt(sec)が大きく設定され、微小角度δθが小
さくなるに連れて点滅間隔δtが短くなるように設定さ
れている。すなわち、微小角度δθが最大のときに点滅
時間δtはδt(max)に設定され、角度θが特定角度9
0°のときに点滅時間δtは0に設定され、その間は直
線的に補間されている。
【0044】次いで、ステップS38では角度θが特定
角度90°か否かを判断し、角度θが特定角度90°の
ときはモニタを目視しながら第3のヒンジ9を介してカ
メラヘッド11を矢印E方向に回転させることにより光
軸周りの傾きを修正し(ステップS39)、撮像処理を
行って(ステップS40)処理を終了する。
【0045】一方、ステップS38で角度θが特定角度
90°でないときはステップS32に戻り、カメラヘッ
ド11の向きや位置を再調整する。
【0046】このように本第3の実施例によれば、操作
者はまずLED19が点滅するまでカメラヘッド11を
比較的大きく移動させ、その後はLED19が点灯状態
となるまでビデオヘッド11を微動させて微小角度の調
整を行えばよく、したがってビデオヘッド11の向きを
迅速且つ正確に所望位置にセットすることができる。
【0047】尚、本発明は上記実施例に限定するもので
はなく、要旨を逸脱しない範囲で変形可能なことはいう
までもない。例えば、上記第1〜第3の実施例では報知
手段としてLED19を使用しているが、該LED19
に代えて電子ブザーや音声出力するスピーカ等で信号音
を発生するように構成するのも好ましい。この場合、角
度θが90°になった後の一定時間のみ電子ブザーやス
ピーカから音声を発するように構成することにより、撮
像中や撮像待機中に音声出力されても邪魔になるのを防
ぐことができる。また、ビデオカメラ11の方向を調整
するモードを設けて操作者が切り換えられるようにして
おくことにより、撮像中や撮像待機中は音声出力を停止
するようにしてもよい。
【0048】さらに、上記第3の実施例において、LE
D19で点滅させる代わりに、ブザー音を間欠的に鳴ら
すようにしてもよい。すなわち例えば角度θが特定角度
90°に近づくに連れてブザー音の発声間隔を短くし、
特定角度90°に達すると連続音とすることにより、操
作者はより操作し易くなる。
【0049】また、上記第1〜第3の実施例ではいずれ
もLED19をベース4の表面に設けているが、カメラ
ヘッド11に取り付けてもよく、この場合は視認性が増
し、より一層の操作性向上を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る画像入
力装置よれば、撮像部の向きや方向を迅速且つ正確に合
わせることができるため、かかる調整に要する手間や時
間を極力回避することができ、且つ歪みや焦点ボケのな
い高解像度画像を得ることができるようにした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像入力装置の一実施例を示す全
体斜視図である。
【図2】前記画像入力装置の側面図である。
【図3】前記画像入力装置を使用して被写画像を撮像す
るときの第1の例を示す図である。
【図4】前記画像入力装置を使用して被写画像を撮像す
るときの第2の例を示す図である。
【図5】前記画像入力装置を使用して被写画像を撮像す
るときの第3の例を示す図である。
【図6】撮像手順の第1の実施例を示すフローチャート
である。
【図7】撮像手順の第2の実施例を示すフローチャート
である。
【図8】撮像手順の第3の実施例を示すフローチャート
である。
【図9】第3の実施例で使用される点滅間隔の特性を示
す図である。
【図10】従前の大型化された画像入力装置を示す斜視
図である。
【図11】従来の画像入力装置の斜視図である。
【符号の説明】
4 ベース 6 第1の支持部材(支持部材) 8 第2の支持部材(支持部材) 11 ビデオヘッド(撮像部) 14 第1のエンコーダ(回動角度検出手段) 15 第2のエンコーダ(回動角度検出手段) 16 第3のエンコーダ(回動角度検出手段) 18 光軸 19 LED(報知手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、該ベースに回動自在に連結さ
    れた複数の支持部材と、前記支持部材の先端に回動自在
    に取り付けられた撮像部とを備えた画像入力装置におい
    て、 前記複数の支持部材の回動角度を検出する回動角度検出
    手段と、前記回動角度の検出結果を知らせる報知手段と
    を具備していることを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 ベースと、該ベースに回動自在に連結さ
    れた複数の支持部材と、前記支持部材の先端に回動自在
    に取り付けられた撮像部とを備えた画像入力装置におい
    て、 前記複数の支持部材の回動角度を検出する回動角度検出
    手段と、該回動角度検出手段により検出された複数の回
    動角度に基づき被写画像と前記撮像部の光軸との間で形
    成される角度を算出する算出手段と、該算出手段により
    算出された角度が特定角度のときに所定信号を出力する
    報知手段とを備えていることを特徴とする画像入力装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像入力装置において、
    前記報知手段に代えて、前記算出手段により算出された
    角度が所定角度範囲内にあるときは第1の所定信号を出
    力すると共に前記角度が特定角度のときは第2の所定信
    号を出力する報知手段を備えていることを特徴とする画
    像入力装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の画像入力装置において、
    前記報知手段に代えて、前記算出手段により算出された
    角度が所定角度範囲内にあるときは所定間隔毎に所定信
    号を出力する報知手段を備えていることを特徴とする画
    像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記所定間隔は被写画像と前記撮像部の
    光軸との間で形成される角度の関数として表示されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は発光ダイオードからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は音声出力手段からなるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の画像入力装置。
  8. 【請求項8】前記音声出力手段はブザーであることを特
    徴とする請求項7記載の画像入力装置。
JP7136176A 1995-05-10 1995-05-10 画像入力装置 Pending JPH08307750A (ja)

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JP7136176A JPH08307750A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 画像入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2525559A1 (en) * 2011-05-20 2012-11-21 Ricoh Company, Ltd. Apparatus, method, and system of image processing

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