JPH08307554A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH08307554A
JPH08307554A JP7134694A JP13469495A JPH08307554A JP H08307554 A JPH08307554 A JP H08307554A JP 7134694 A JP7134694 A JP 7134694A JP 13469495 A JP13469495 A JP 13469495A JP H08307554 A JPH08307554 A JP H08307554A
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JP7134694A
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Takeshi Suga
武 菅
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続する通信端末の接続状態や接続機種を自
動判別することができる通信制御装置を提供する。 【構成】 通信回線に接続するラインと、電話機やFA
X等の通信端末を接続するローカルラインと、ホストコ
ンピュータと接続するホストインターフェイス1と、通
信回線上のデータの変復調を行なうモデム8とを有する
自動発呼可能な通信制御装置において、ローカルライン
に接続する通信端末を起動する通信装置起動手段6と、
起動時にローカルラインに流れる交流電流を検知する交
流電流検出手段5と、通信回線から供給される電位差を
検知する電圧検出手段4と、通信端末の被呼信号から通
信端末種別を識別する接続機器判定手段10と、それらの
結果を格納するメモリ11とを設ける。この装置では、電
源オンの立上げ時にローカルライン及び通信回線の接続
状態、ローカルライン上の通信端末種別が識別されメモ
リに格納されて網制御に使用される。ローカルラインに
接続する通信端末を予め決めておく必要がなく、各ロー
カルラインに任意の通信端末を接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線及びローカル
ラインに接続して網制御を実行する通信制御装置に関
し、特に、ローカルラインへの通信端末の接続の有無や
接続機種を自動識別できるように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】通信制御装置は、コンピュータに接続し
て、通信回線を通じて伝送されるデータの授受を制御す
るが、最近は、それだけでなく、複数のローカルライン
と接続して、各ローカルラインに繋がれた通信端末と通
信回線との接続を切替える網制御機能を併せて備えた装
置が開発されている。
【0003】この通信制御装置は、図6に示すように、
ホストインタフェースを介してホストコンピュータに接
続し、ローカルラインを介して電話機やファクシミリに
接続し、さらに通信回線に接続している。
【0004】この従来の通信制御装置は、図7に示すよ
うに、通信制御装置全体を制御するシステム制御部12
と、この装置とホストコンピュータとを繋ぐホストイン
ターフェイス1と、電話機接続口16及びFAX接続口17
を持つローカルライン接続口と、システム制御部12の指
示に基づいて通信回線に接続するローカルラインを切替
えるリレイ制御部3と、トーン及びパルスのダイアル機
能を具備し発呼処理を行なうダイアラー7と、回線上の
データの変復調を行なうモデム部8と、発呼時の衝突を
検知したりローカルラインの使用状況を検出するオフフ
ック/極反検知部9と、通信回線から供給される一定の
電位差を検出して通信回線が通信制御装置に接続してい
るかどうかを識別する電圧検出部4とを備えている。
【0005】なお、トーンのダイヤル機能をモデム部8
に持たせる場合もある。また、ホストコンピュータとし
ては、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)を
使用することが多い。
【0006】この通信制御装置では、ローカルラインに
電話機やFAXを接続する場合、それらを予め指定され
た接続口に繋ぐ必要がある。
【0007】この通信制御装置の動作について説明す
る。システム制御部12は、電源ON時に、電圧検出部4
が所定電位を検出するかどうかにより通信回線の接続状
態をチェックする。
【0008】まず、通信回線から着呼があり、それをロ
ーカルラインの電話またはFAXに接続する場合につい
て説明する。通信回線から着呼信号(RING)が送ら
れてくると、モデム部8がそれを変調し、システム制御
部12は、それが電話機の着呼信号であるときは、リレイ
制御部3に対して、通信回線と電話機接続口16に接続す
るローカルラインとを繋ぐように接続の切替えを指示
し、また、FAXの着呼信号であるときは、通信回線と
FAX接続口17に接続するローカルラインとを繋ぐよう
に接続の切替えを指示する。このときローカルラインに
通信端末が正常に接続されているかどうかは、システム
制御部12ではチェックしない。
【0009】なお、この場合、ホストコンピュータは、
通信回線からの着呼に対して、どのローカルラインに回
線を切替えるかを、ホストインタフェース1を通して予
めシステム制御部1に設定しておく。
【0010】次に、ローカル通信端末(電話機かFA
X)から通信回線へ発呼する場合の動作について説明す
る。例えば電話機から通信回線に発呼する場合は、使用
者は、まず受話器を上げ、次いでDT(ダイヤルトー
ン)を確認してから電話番号を指定する操作を行なう。
この受話器を上げる操作が行なわれたとき、フックオフ
/極反検知部9はオフフック状態を検出し、システム制
御部12は、このオフフックの検出によってローカルライ
ンが使用中であることを識別して、リレイ制御部3に対
し、この電話機のローカルラインを通信回線へ接続する
ように、接続の切替えを指示する。ローカルラインが通
信回線に接続されると、通信回線よりDTが聞こえてく
るので、使用者は、これを確認してから電話番号を指定
し、それによって相手先と呼が繋がる。
【0011】また、ホストコンピュータから通信回線へ
発呼する場合は、ローカルラインの通信端末から発呼先
の番号を指定する場合とは異なり、ホストコンピュータ
がホストインタフェース1を通してシステム制御部12に
発呼先の番号を指定する。これを受けてシステム制御部
12は、リレイ制御部3にラインを通信回線に接続する切
替えを行なわせ、ダイアラー7に、指定された宛先への
発呼処理を行なわせる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の通信制
御装置では、ローカルラインの接続口が増えるごとに接
続すべき通信端末の種類も増加し、その接続方法も複雑
化する。そのため、実際に電気的接続がなされているか
どうか、また接続されている通信端末が指定された接続
口に接続されているかどうかを確かめることが容易でな
く、そうしたことから次のような問題が生じる。 (1)ローカルラインの接続口に接続されるべきローカ
ル通信端末が、実際に電気的に接続されているかどう
か、また、接続されている通信端末が指定された端末で
あるかどうかについて、見ただけでは容易に確認するこ
とができないため、発呼や着呼処理が正常に動作しない
とき、何が原因で動作しないのかが直ぐに分からず、原
因調査に時間が掛かる。 (2)ローカルラインに通信端末を接続したり外したり
した場合、また、通信機器を入れ換えたりした場合に、
それが正常に接続されたかどうか、または間違って接続
されていないかどうかが分からないため、通信端末の動
作に異常が発生したとき、その異常の原因が通信制御装
置にあるのか、通信端末にあるのかが判断できない。 (3)指定されたローカルライン接続口には、指定され
た通信端末を接続しなければならないが、それを確認す
ることが容易でないために、間違って他の機種を接続し
てしまい(たとえばFAXを接続しなければならないと
ころに電話機を接続するような場合)、それが原因で着
呼処理が正常に行なわれないことがしばしば発生する。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、通信端末をどのローカルライン接続口に
も接続することができ、また、接続する通信端末の接続
状態や接続機種を自動判別することができ、それによっ
て的確な網制御を行なうことができる通信制御装置を提
供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、通
信回線に接続するラインと、電話機やFAXなどの通信
端末と接続するローカルラインと、ホストコンピュータ
と接続するためのホストインターフェイスと、通信回線
上のデータの変復調を行なうモデムとを有する自動発呼
可能な通信制御装置において、ローカルラインに接続す
る通信端末を起動する通信装置起動手段と、通信端末の
起動時にローカルラインに流れる交流電流を検知して通
信端末がローカルラインに電気的に接続しているかどう
かを識別する交流電流検出手段と、接続する通信回線か
ら供給される一定電位差を検知する電圧検出手段と、起
動時の通信端末からの被呼信号に基づいてこの通信端末
の種別を識別する接続機器判定手段と、接続機器判定手
段の判定結果を格納するメモリとを設けている。
【0015】また、通信回線の接続状態またはローカル
ライン上の通信端末の接続状態を監視するライン監視手
段を設け、このライン監視手段の監視結果に基づいて通
信回線の接続状態またはローカルライン上の通信端末の
接続状態及び通信端末の機種の判定を再実行するように
構成している。
【0016】また、ローカルライン上の回線状況をモニ
タリングするスピーカを設け、通信装置起動手段でロー
カルライン上の通信端末を起動したときの鳴動音をスピ
ーカから放音するように構成している。
【0017】また、通信回線及びホストコンピュータの
接続状態並びにローカルラインに接続する通信端末の種
別を表示する表示手段を設け、交流電流検出手段、電圧
検出手段及び接続機器判定手段などから集めた情報に基
づいてこの接続状態及び通信端末種別を可視的に表示す
るように構成している。
【0018】
【作用】この装置では、電源オンで立ち上がる時に、ロ
ーカルライン及び通信回線の電気的接続状態を交流電流
検出手段及び電圧検出手段が識別し、また、ローカルラ
イン上に接続する通信端末の種別を、通信端末起動手段
の起動する通信端末から送られてくる被呼信号によって
接続機器判定手段が識別する。これらの識別結果は、メ
モリに格納されて網制御に使用され、また、ホストコン
ピュータから問い合わせがあったときに、メモリから読
み出されて、ホストインタフェースを通して出力され
る。
【0019】そのため、この装置では、ローカルライン
に接続する通信端末を予め決めておく必要がなく、各ロ
ーカルラインに任意の通信端末を接続することができ
る。従って、通信端末の接続が容易となり、接続ミスが
減少する。
【0020】また、ライン監視手段を設けた装置では、
システムが立ち上がった後、通信回線が外されたり、ロ
ーカルライン上の通信端末が入れ替えられた場合に、ラ
イン監視手段が交流電流検出手段や電圧検出手段を使っ
てそれらを検出する。それらが検出されると、通信回線
の接続チェックや、ローカルライン上の通信端末の接続
チェック、通信端末の機種判定が再度実行され、その結
果がメモリに格納される。従って、システムの立ち上げ
後の接続状態の変更に正しく追随することができ、網制
御における接続ミスを防ぐことができる。
【0021】また、スピーカを設けた装置では、スピー
カをオンにした状態で、通信端末起動手段によりローカ
ルライン上の通信端末を起動すると、通信端末の鳴動音
がこのスピーカから放音されるので、各通信端末が正常
に動作しているかどうかを容易に確認することができ
る。
【0022】さらに、表示手段を設けた装置では、ホス
トコンピュータ、通信回線、ローカルライン上の通信端
末の接続状態や通信端末の種別が可視的に表示される。
【0023】
【実施例】
(第1実施例)第1実施例の通信制御装置は、図1に示
すように、ホストコンピュータと接続するためのホスト
インターフェイス部1と、電話機やFAXをローカルの
通信端末として接続するローカルライン接続口2と、こ
れらのラインを切替えるリレイ制御部3と、装置全体の
制御を行なうシステム制御部12と、通信回線が本装置に
接続されているかどうかを識別するために通信回線から
供給される一定の電位差を検出する電圧検出部4と、ロ
ーカル通信端末を起動する通信装置起動部6と、ローカ
ル通信端末起動時にローカルライン上を流れる交流電流
を検知してローカル通信端末がローカルラインに電気的
に接続されているかどうかを識別する交流電流検出部5
と、トーン及びパルスのダイアル機能を持ち発呼処理を
行なうダイアラー7と、回線上のデータの変復調を行な
うモデム部8と、発呼時の衝突検知やローカルラインの
使用状況を見るオフフック/極反検知部9と、ローカル
ラインに接続された通信端末の種別を識別する接続機器
判定部10と、通信回線及びローカルラインの接続状態や
ローカルラインに接続されている通信機器の種別情報を
格納するメモリ11とを備えている。
【0024】なお、モデム部8にトーンのダイヤル機能
を持たせてもよい。
【0025】通信装置起動部6は、ローカルラインに接
続する通信端末を起動するために、電話の呼出信号であ
る16Hzの周波数の信号やファクシミリの呼出信号で
ある1300Hzの周波数の信号を発生して、各通信端
末に、電圧を供給すると共に、これらの信号を送出す
る。
【0026】この起動に対して、ローカルラインに通信
端末としてFAXが接続されているときは、通信端末か
ら被呼信号(CED)が送出される。接続機器判定部10
は、この被呼信号(CED)を検出したときは、ローカ
ルラインに接続する通信端末がFAXであると識別し、
被呼信号(CED)を検出しないときはローカルライン
に電話機が接続しているものと識別する。
【0027】この通信制御装置がホストコンピュータや
ローカルラインを介して電話機やファクシミリに接続
し、また通信回線に接続している状態は、図6に示す外
観図と同じである。ただ、従来の装置と異なり、電話機
及びFAXの接続口はローカルライン上で特に決められ
ていない。
【0028】この通信制御装置の動作を図4のフロー図
を用いて説明する。図4(a)に示すように、 ステップ1:まず、装置の電源をオンし、システムを立
ち上げたときに、 ステップ2:システム制御部12は、通信回線の接続状態
をチェックし、 ステップ3:次に、各ローカルラインの接続状態と各ロ
ーカルラインに接続する機種とをチェックし、 ステップ4:これらのチェックで得られた接続情報及び
機種情報をメモリ11に格納する。
【0029】通信回線の接続状態のチェックは、図4
(b)に示すように、 ステップ21:電圧検出部4が一定の電位差を検出してい
るがどうかをチェックし、 ステップ22:一定の電位差を検出しているときは、通信
回線が接続されていると判断し、 ステップ23:そうでないときは通信回線が接続されてい
ないと判断する。
【0030】また、各ローカルラインの接続状態と各ロ
ーカルラインに接続する機種とのチェックは、図4
(c)に示すように、 ステップ31:まず、各ローカルラインに、通信装置起動
部6から電圧を供給するとともに1300Hz(無鳴
動)の信号を送出して、ローカルラインに接続する通信
端末を起動し、 ステップ32:このときにローカルライン上に流れる交流
電流を交流電流検出部5で検知し、 ステップ36:交流電流が流れているときは、そのローカ
ルラインに通信端末が接続していると判断し、 ステップ33:交流電流が流れていないときは、そのロー
カルラインに16Hzの信号を送出して通信端末の起動
を行なう。この16Hzでの起動の場合は、ベルが鳴ら
ないように起動時間を短くする。
【0031】ステップ34:このときにローカルライン上
に交流電流が流れるかどうかを交流電流検出部5で検知
し、 ステップ36:流れているときは、通信端末が接続してい
ると判断し、 ステップ35:流れていないときは、通信端末が接続され
ていないものと判断する。
【0032】システム制御部12は、ステップ31からステ
ップ36までの接続チェックの結果、ローカルラインに通
信端末が接続していると判断した場合は、接続機器判定
部10に接続機種の判定を指示する。
【0033】ステップ37:接続機器判定部10は、フック
オフ/極反検知部9が、一定時間内に通信端末のフック
オフを検出したかどうかをチェックし、 ステップ38:フックオフを検出している場合は、通信端
末から被呼信号(CED)が送られてくるのを一定時間
待ち、 ステップ39:被呼信号(CED)が送られてきたとき
は、通信端末としてFAXが接続しているものと判断
し、 ステップ40:一定時間待ってもフックオフしない場合、
あるいはフックオフしたときでも一定時間内に被呼信号
が送られてこない場合は、通信端末として電話機が接続
しているものと判断する。
【0034】接続機器判定部10は、これらの判定結果を
システム制御部12へ伝える。システム制御部12は、接続
チェックの結果と機種判定結果とをメモリ11に格納して
おき、通信回線から着呼があった場合に、接続チェック
及び機種判定の結果に基づいてローカルラインの切替え
をリレイ制御部3に指示する。また、ホストコンピュー
タから通信端末の接続情報及び機種情報の通知要求が来
たときは、メモリ11に格納した情報を読み出し、ホスト
インタフェース1を通してホストコンピュータ側へ出力
する。
【0035】このように、第1実施例の通信制御装置
は、装置の立ち上がり時に、通信回線の接続状態、ロー
カルラインの接続状態及び接続機種を自動的にチェック
し、それらの結果をメモリに格納して網制御に使用す
る。そのため、ローカルラインの接続口に接続する機種
を予め決めて置く必要がなく、各接続口にどのような機
種の通信端末を接続することも可能になり、接続方法が
簡単になる。その結果、接続ミスが回避され、通信端末
の動作不良及び誤動作が防止できる。
【0036】(第2実施例)第2実施例の通信制御装置
は、ローカルラインに接続する通信端末の入れ替えがあ
ったときに、通信端末の接続状態及び接続機種の再チェ
ックを自動的に実施する。この装置は、図2に示すよう
に、電圧検出部4及び交流電流検出部5を通じて通信回
線及びローカルラインの接続状態を監視するライン監視
部13を備えている。その他の構成は第1実施例の装置と
変わりがない。
【0037】この通信制御装置では、電源オンによるシ
ステム立ち上げ時に、システム制御部12が、第1実施例
の場合と同じように、通信回線及びローカルラインの接
続チェックと、ローカルライン上の通信端末の機種判定
とを行ない、そのチェック内容をメモリに格納する。
【0038】その後、システム制御部12は、ライン監視
部13に対してライン接続監視の指示を出し、ライン監視
部13からのレスポンスを待つ。ライン監視部13は、タイ
マーを使って、通信回線及びローカルラインの接続状態
を電圧検出部4及び交流電流検出部5を通じて定期的に
監視し、接続断や再接続があった場合に、その旨をシス
テム制御部12にレスポンスする。このときのタイマー監
視のインターバルは、人間が通信回線及びローカルライ
ンの取り外しを行なうものと仮定して、1秒〜3秒の間
隔に設定する。この時間間隔はホストコンピュータから
指定することが可能である。
【0039】ライン監視部13は、通信回線に対する接続
チェックを、電圧検出部4を通して、第1実施例の場合
と同じように行なう。また、ローカルラインの接続チェ
ックのために、ローカルラインに接続する通信端末の起
動を通信装置起動部6で定期的に行ない、交流電流検出
部5でローカルライン上の交流を検知する。このときの
起動には、1300Hzではなく、最初から16Hzを
用いる。その際、通信端末のベルが鳴らないように注意
する。ローカルラインの接続の判定は第1実施例に従
う。
【0040】システム制御部12は、ライン監視部13から
のレスポンスを受けると、第1実施例と同様の手段で、
ローカルラインの接続チェック及び接続機種の自動判定
を行ない、立ち上がり時に格納していたメモリ11の内容
を更新する。
【0041】このように第2実施例の通信制御装置は、
立ち上がった後に、通信回線が外されたり、ローカルラ
イン上の通信機器の入れ替えが行なわれたときに、それ
を検出して、通信回線や通信端末の接続状態及び通信端
末の接続機種を自動的に再判定し、その判定結果を以後
の網制御に使用する。そのため、機種の入れ替え等に起
因する接続ミスを防ぐことができる。
【0042】(第3実施例)第3実施例の通信制御装置
は、ローカルライン上の通信端末の接続状態を音によっ
て示すことができる。この装置は、図3に示すように、
ローカルライン上の回線状況をモニタリングするための
スピーカ14を備えている(なお、図3では後述する第4
実施例で用いる表示部15を併せて示しているが、この表
示部15は第3実施例の装置には無くともよい)。その他
の構成は第1実施例の装置(図1)と変わりがない。
【0043】この通信制御装置では、システム制御部12
が、立ち上がり時のローカルライン上の通信端末の接続
チェックと機種の自動判別とを行なう場合に、予めスピ
ーカ14をオンにする。この通信端末の接続チェックや機
種判別の方法は第1実施例と同じであるが、ただ、16
Hz起動時の起動時間は、各通信端末のベルが鳴るよう
に3秒以上とする。16Hzの信号で起動された通信端
末の起動音はスピーカ14を通じて放音される。
【0044】そのため、使用者は、接続チェック時の信
号及び接続機種判定時の信号と各通信端末のベル音とを
耳で聞くことができるので、ホストコンピュータを通さ
なくても、接続状態や接続機種を自動判定の過程で容易
に確認することができ、特に目の不自由な人にとって
は、音の情報として非常に有効である。
【0045】(第4実施例)第4実施例の通信制御装置
は、通信回線や通信端末の接続状態及び通信端末の機種
を画面に表示することができる。この装置は、図3に示
すように、ローカルライン上の接続状態及び接続機種情
報を表示する表示部15を備えている。その他の構成は第
1実施例の装置(図1)と変わりがない。
【0046】図5は、通信回線を1本とローカルライン
を2本備えた通信制御装置の表示部15での表示内容を示
している。図5(a)は、本装置にホストコンピュータ
及び通信回線を接続せず、またローカルライン上に何も
接続しないで、システムを立ち上げたときの図であり、
図中の点線は未接続を表し、L1、L2は、通信端末の
未接続状態を表している。本装置に電源が入り、通信回
線の接続チェックとローカルラインの通信端末接続チェ
ック及び機種の判定とが行なわれる前の段階では、この
図5(a)のように表示される。
【0047】図5(b)は、ローカルラインに電話とF
AXとを接続した場合の接続チェック及び機種判定後の
表示内容である。
【0048】この通信制御装置の動作を説明する。本装
置の立ち上がり時に、システム制御部12は、第1実施例
と同じ方法で、通信回線の接続チェックと、ローカルラ
インの通信端末の接続チェック及び機種識別とを行な
う。また、ホストコンピュータがホストインタフェース
1を通してRS232Cで接続されている場合には、R
S232Cの制御線であるER信号(端末レディ信号)
がONになっていればホスト接続と判断し、OFFであ
ればホストコンピュータは接続されていないと判断する
ことによってホストコンピュータの接続チェックを行な
う。
【0049】システム制御部12は、こうして立ち上がり
時にホスト接続チェック、通信回線接続チェック、ロー
カルライン接続チェック及び機種自動判定を行ないなが
ら、随時、そのチェック内容を表示部15に表示してい
く。表示方法は、ラインの接続は太線で示し、各ローカ
ルライン上に接続された通信機器についてはその機種が
判別できる簡単な図形を用いて表示する。
【0050】このように、第4実施例の通信制御装置で
は、ホストコンピュータとの接続状態や通信回線の接続
状態、ローカルラインの接続状態及び接続機種の内容
が、ホストコンピュータを接続することなく、容易に確
認できるので、端末異常やラインの断線、接続ミスによ
る通信端末の動作不良及び誤動作を防止できる。
【0051】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の通信制御装置では、ローカルラインの接続
口に接続する機種を限定する必要がないので、接続方法
が簡単になり接続ミスが減る。また、接続機種について
は自動的に判定され、判定結果がメモリに格納されるの
で、ホストコンピュータから本装置にアクセスすること
により判定結果を容易に確認することができる。
【0052】また、ライン監視部を設けた装置では、シ
ステムの立ち上げ後、ローカルライン上の通信端末を入
れ替えたような場合に、それを検出してローカルライン
上の通信端末の接続チェックと機種判定とを再実行す
る。従って、常に最新の接続情報に基づいて網制御が行
なわれるので、接続状態の変更に伴う網制御ミスを防ぐ
ことができる。
【0053】また、ローカルライン上の回線状況をモニ
タリングするスピーカを設けた装置では、各ローカルラ
イン上の通信端末の接続状況を音によって確認すること
ができる。
【0054】さらに、表示部を設けた装置では、接続す
る通信回線やローカルラインの接続状態、ホストコンピ
ュータの接続状態、ローカルラインに接続する機器を画
面上に表示することができ、ホストコンピュータを通さ
なくとも、本装置単体でラインの接続状態や接続機種を
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における通信制御装置の構
成を示すブロック図、
【図2】本発明の第2実施例における通信制御装置の構
成を示すブロック図、
【図3】本発明の第3及び第4実施例における通信制御
装置の構成を示すブロック図、
【図4】第1実施例における通信制御装置の動作を示す
処理フロー、
【図5】第4実施例における通信制御装置の表示部を示
し、通信端末を何も接続しないとき(a)、及び、電
話、FAX、ホストコンピュータを接続したとき(b)
の表示内容、
【図6】通信制御装置の接続外観図、
【図7】従来の通信制御装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 ホストインタフェース 2 ローカルライン接続口 3 リレイ制御部 4 電圧検出部 5 交流電流検出部 6 通信装置起動部 7 ダイアラー 8 モデム部 9 フックオフ/極反検知部 10 接続機器判定部 11 メモリ 12 システム制御部 13 ライン監視部 14 スピーカ 15 表示部 16 電話機接続口 17 FAX接続口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続するラインと、電話機や
    FAXなどの通信端末と接続するローカルラインと、ホ
    ストコンピュータと接続するためのホストインターフェ
    イスと、通信回線上のデータの変復調を行なうモデムと
    を有する自動発呼可能な通信制御装置において、 前記ローカルラインに接続する通信端末を起動する通信
    装置起動手段と、 前記通信端末の起動時にローカルラインに流れる交流電
    流を検知して前記通信端末がローカルラインに電気的に
    接続しているかどうかを識別する交流電流検出手段と、 接続する通信回線から供給される一定電位差を検知する
    電圧検出手段と、 起動時の前記通信端末からの被呼信号に基づいて前記通
    信端末の種別を識別する接続機器判定手段と、 前記接続機器判定手段の判定結果を格納するメモリとを
    設けたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 前記通信回線の接続状態またはローカル
    ライン上の通信端末の接続状態を監視するライン監視手
    段を設け、前記ライン監視手段の監視結果に基づいて前
    記通信回線の接続状態またはローカルライン上の通信端
    末の接続状態及び前記通信端末の機種の判定を再実行す
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ローカルライン上の回線状況をモニ
    タリングするスピーカを設け、前記通信装置起動手段で
    前記ローカルライン上の通信端末を起動したときの鳴動
    音を前記スピーカから放音することを特徴とする請求項
    1に記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記通信回線及びホストコンピュータの
    接続状態並びに前記ローカルラインに接続する通信端末
    の種別を表示する表示手段を設け、前記交流電流検出手
    段、電圧検出手段及び接続機器判定手段などから集めた
    情報に基づいて前記接続状態及び通信端末種別を可視的
    に表示することを特徴とする請求項1に記載の通信制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6363137B1 (en) 1998-04-01 2002-03-26 Sharp Kabushiki Kaisha Information terminal apparatus
US8797568B2 (en) 2004-06-10 2014-08-05 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing system

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US6363137B1 (en) 1998-04-01 2002-03-26 Sharp Kabushiki Kaisha Information terminal apparatus
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