JPH08307523A - 加入者回線インタフェース回路、およびその内部に複数個のリンガを同時に駆動できるリング信号を生じる方法 - Google Patents

加入者回線インタフェース回路、およびその内部に複数個のリンガを同時に駆動できるリング信号を生じる方法

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JPH08307523A
JPH08307523A JP8015195A JP1519596A JPH08307523A JP H08307523 A JPH08307523 A JP H08307523A JP 8015195 A JP8015195 A JP 8015195A JP 1519596 A JP1519596 A JP 1519596A JP H08307523 A JPH08307523 A JP H08307523A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加入者回線インタフェース回路(SLIC)
において高電圧リング信号を同時に複数個のリンガに与
えるためのリング発生器回路を提供する。 【解決手段】 リング発生器回路はSLICから直流オ
フセットおよび交流基準信号を受取るよう接続された加
算器および除算器回路を含む。加算器および除算器回路
は部分化された合計信号を出力する。この信号は全波整
流器に供給され、これはこの信号が常に正の電圧となる
ように整流する。整流された信号はスイッチ制御回路、
第1の増幅器および第2の増幅器に供給される。第1お
よび第2の増幅器は同じ利得を有するが、逆の符号また
は極性を備える。第1および第2の増幅器の出力はスイ
ッチ制御回路の出力により制御される整流スイッチに送
られる。スイッチ制御回路の出力は合計信号に関して同
じまたは逆の極性のいずれかを有するリング信号を整流
スイッチに強制的に出力させるために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、加入者回線インタフェース
回路(SLIC)上においてオンチップリング発生をも
たらすリング信号発生回路に関する。より特定的には、
この発明は高電圧リング信号を発生するための内部直流
ループの変形に関する。
【0002】
【関連技術の説明】従来のリング発生器回路は、典型的
には中央電話交換局(中央局)に置かれた大きな装置で
ある。そのような設備では、1つのリング発生器回路が
多くの電話回線を同時に駆動しなければならない。各々
の電話のための回線はリング発生器が置かれている中央
局に接続されている。しばしば、同時にいくつかの電話
がリングしていると電話トラフィックが生じる。したが
ってリング発生器回路は同時に多くの回線を駆動し、多
くの電話をリングさせるように設計されていなければな
らない。そのようなリング発生器回路に対する正確な要
求は、1つの中央局で受けられる通話の数および頻度の
トラフィック統計に基づいている。
【0003】電話のユーザ数が増え、光ファイバ通信な
どの代替的な通信および伝送技術が発達したことで、リ
ング発生器回路には新しい問題点や要求が生じている。
たとえば、図1は中央局1がISDNネットワーク3か
らデジタル回線5を介して情報を送るシステムを示す。
この情報はISDNネットワーク7によって受取られ、
ここにおいて局所回線9に接続された電話10が個別
に、または同時にリングされる。このシステムは図2に
示される、より伝統的なシステムとは対照的である。こ
こでは、回線9の各々を中央局1が個別または同時にリ
ングしている。
【0004】図1の参照に戻って、たとえばデジタル回
線5が光ファイバ回線である場合、この回線は図2の伝
統的システムで用いられる高電力リング信号を伝えるこ
とができない。米国ではそのようなリング信号は86ボ
ルトRMSの交流信号を備える−48ボルトの直流レベ
ルに特定されている。光ファイバケーブルの限界など、
伝送媒体の特性を鑑み、局所的なリング発生器を提供す
る必要性は重大なものとなっている。
【0005】ここで図3を参照して、アドバンスト・マ
イクロ・ディバイシズ(Advanced Micro Devices)によ
り製造される79M573などのSLICを用いる従来
の中央局リング発生システムをより詳細に説明する。S
LIC310−1およびCODEC(コーダ/デコー
ダ)310−2を含む回線カード310が、パルスコー
ド変調(PCM)バスの一端に接続され、次にスイッチ
(図示せず)、そして4線式電話システム(図示せず)
などに接続される。SLIC310−1は他方端で1対
の電話回線350(2線式システム)に接続される。こ
こでこれらの線はそれぞれチップおよびリング回線とし
て知られる。SLIC310−1は主要分布フレーム
(MDF)330および局所ループを介して電話機32
0に接続する。二重電話回線350へSLICを接続す
ることは、1対の通常は閉であるスイッチ360を通じ
て行なわれる。
【0006】SLIC310−1は電話機320(加入
者端末)を交換(図3には図示せず)と結合するために
用いられる。交換は通常デジタル交換であり、SLIC
310−1と交換との間の結合は通常信号がCODEC
310−2を通過してスイッチに至るパルスコード変調
(PCM)を必要とする。SLIC310−1は、バッ
テリ給電または電流給電の負担、監視機能およびハイブ
リッド機能を扱う。監視機能の一部は直流電流を電話回
線(または加入者回線)350に結合された電話機32
0へ供給することと、電話機320がオンフックである
かオフフックであるかをモニタすることとを必要とす
る。バッテリ給電機能は直流電流を電話機320に供給
して電話通信に備える。ハイブリッド機能は2線式から
4線式への、または4線式から2線式への変換を行な
い、これにより1対の電話回線350と一致する複合イ
ンピーダンスを備える1対の電話回線350をそのイン
ピーダンスに終了させる。ハイブリッド機能はまた、電
話機から通信信号を交換の中へ抽出し、通信信号をPC
Mバスから通信回線を介して電話機320に転送する。
【0007】集中型リング発生器370が1対の通常は
開であるスイッチ380を介して1対の電話回線350
に接続される。中央型リング発生器370は−48V直
流信号を発生する直流発生器370−1と、86Vrm
s信号を発生する交流発生器370−2を含む。電話機
320の1つに電話が掛かってくると、1対の通常は閉
であるスイッチ360を開にし、1対の通常は開である
スイッチ380を閉にするためのコマンドが送られる。
その結果中央型リング発生器370からリング信号が出
力され、MDF330を介して電話が掛かっている電話
機320に送られる。
【0008】一旦通話者が電話機320に応答し、それ
により電話機320のスイッチフックが開放されると、
1対の通常は閉であるスイッチ360はその閉の状態に
戻り、1対の通常は開であるスイッチ380はその開の
状態に戻る。これにより中央型リング発生器370によ
り発生されるリング信号が電話機320に送られること
が止まり、また音声および/またはデータが電話機32
0と電話を掛けている場所との間で送られることができ
るようになる。
【0009】さまざまな電話機に同時に1つの中央局内
の電話回線を介してリング信号を送るにあたり、中央型
リング発生器370が要求する電圧の量が大きいため、
リング信号を伝送媒体に損傷を与えることなく光ファイ
バ回線または同軸ケーブル回線を介して電話機へ容易に
送ることはできない。
【0010】したがって、複数個の電話機をリングさせ
るために、ISDN、ループ内のファイバ、またはルー
プ内のケーブルのための電圧仕様に対処できるSLIC
とともに動作するリング回路が必要である。
【0011】
【発明の概要】したがって、この発明の目的はオンチッ
プリング能力を提供するためにSLICの中に高電圧リ
ング信号を与えることである。リング機能は低コストで
SLIC内に組込まれ、ここにおいてオンチップでリン
グの発生されたSLICは同時に複数個の電話を個別に
駆動するリンギング能力を提供することができる。この
アプローチで、中央型リング発生回路は不要となる。
【0012】この目的に従い、SLIC内に電話回線対
を介して複数個の電話機に接続されたリング発生器回路
が提供される。リング発生器回路は外部供給源から直流
オフセット基準信号と交流リング基準信号とを受取る。
リング発生器回路は交流リング基準信号および直流オフ
セット信号を受取って交流リング基準信号と直流オフセ
ット信号との部分化された和を合計信号として出力する
加算器/除算器回路を含む。リング発生器回路はまた、
加算器から合計信号を受取って整流信号を出力する全波
整流器を含む。さらに、リング発生器回路は加算器から
整流された信号を受取り、その整流された信号に基づく
スイッチ制御信号を出力するスイッチ制御回路を含む。
リング発生器回路は、全波整流器から整流された信号を
受取り、第1および第2の予め定められた利得をそれぞ
れ有する第1の増幅器と第2の増幅器とを含み、その第
1および第2の増幅器はそれぞれ第1および第2の増幅
された信号を出力する。加えて、リング発生器回路は、
第1の増幅された信号を受取るために接続される第1の
入力と、第2の増幅された信号を受取る第2の入力と、
スイッチ制御信号を受取るスイッチ制御入力と、スイッ
チ制御信号のレベルに基づき第1の増幅された信号およ
び第2の増幅された信号の一方をリング信号として出力
する出力とを含む。スイッチの出力は合計信号と逆の極
性または同じ極性のいずれかを有する非整流信号であ
る。非整流信号はSLICに接続された電話機をリング
するのに用いられ、またSLIC内部の負のフィードバ
ック直流ループを形成するためにSLICの入力ポート
にもフィードバックされる。
【0013】この発明の他の目的、特徴および利点は、
以下に述べるより詳細な説明から当業者には明らかとな
るであろう。
【0014】
【好ましい実施例の詳細な説明】ここで説明されるこの
発明は、複数個の電話機を同時に駆動することのできる
高電圧リング信号を発生するために既存のSLIC技術
を用いる。簡単にいえば、高電圧リング信号はまず直流
オフセットおよびリング基準信号の合計を求め、合計信
号を整流し、整流された合計信号を増幅し、その後整流
スイッチを介して整流され増幅された合計信号に対する
整流を解除し、これがリング信号として直流ループの出
力端に送られてその直流ループの入力端にフィードバッ
クされることにより形成される。
【0015】本アプローチの利点は、交流リングおよび
直流オフセットの双方がリンギング状態の間SLIC内
の同じ回路によって同時に発生され得る一方で、非リン
ギング状態の間は通常の直流給電が電話回線に供給され
るということである。
【0016】この発明の第1の実施例に従い、SLIC
の内部で直流ループを変調することによって交流リング
および直流オフセットを発生する、整流子で切換えられ
るリング発生器が提供される。この第1の実施例では、
直流信号と低周波数交流信号との双方がハードウエア回
路またはソフトウエアプログラムのいずれかによってS
LICで、外部から受取られるか内部で発生される。直
流ループ利得は増大させられて、標準的な電圧源に類似
して現れるようにするため直流信号の出力インピーダン
スは低減される。
【0017】図4に、SLICに取入れられたオンチッ
プリング回路のブロック図が示される。回線カード41
0はオンチップリングSLIC410−1およびCOD
EC410−2を含む。回線カード410は電話回線対
350およびMDF330に接続される。オンチップリ
ングSLIC410−1はSLIC410−1にフック
アップされた1またはそれ以上の電話機に電話が掛かっ
てきたことが通知されると、電話機に内部で発生される
リング信号を与える。図4に示される形態では、中央型
リング発生器は不要であるため、これまで短いループの
環境で用いられてきたものよりも信頼性高く低コストな
システムが得られる。中央型リング発生器はもはや必要
ではないので、これはまた中央型リング発生器で用いら
れていたリングリレー、リング給電レジスタなども不要
になるということである。
【0018】ここで説明されるこの発明は、複数個の電
話機を同時に駆動できる高電圧リング信号を発生するた
めに既存のSLICバイポーラ技術を用いる。これは、
フィードバックループを用いて特定の直流増幅器を介し
低周波数の交流成分および直流成分の双方からなる整流
されたリング基準信号を増幅することにより行なわれ
る。増幅された整流信号は整流スイッチを用いることに
よって整流を解除され、低周波数の交流および直流オフ
セットを双方とも含む正しいリング信号が復元される。
【0019】リング信号は実際には2つの部分、すなわ
ちリンガを駆動するための高電圧交流とリング/トリッ
プ検出のための直流オフセットとからなる。中央局グレ
ードリング信号は−48V直流上に重ね合わせられた1
00VRMS交流ほどにも高くすることができる一方
で、局所リング信号は通常ループ長がずっと短い(最大
で20kft対500ft)ため、45VRMSおよび
10V直流よりも小さい。
【0020】図5は、この発明に従う整流スイッチを用
いたリング信号を発生するための技術を説明する。ま
ず、リング基準信号が発生される。リング基準信号は最
終的なリング信号VABの小規模なバージョン(通常約
50分の1)を表わす。したがって、リング基準信号は
わずか数ボルトまたはそれ未満である。
【0021】図5では、リング交流基準610と直流オ
フセット基準620とが加算器530に供給される。加
算器530における合計された出力615は直流オフセ
ットを伴なう低電圧交流信号であり、この合計された出
力615は全波整流器540に入力される。全波整流器
540は1対の直流増幅器550,560に全波整流信
号627を出力する。好ましい実施例では、第1の増幅
器550は+50の利得を有し、第2の増幅器560は
−50の利得を有する。もちろん、これらの増幅器55
0,560は、これら2つの増幅器550,560の利
得における絶対値が実質的に同じであるが逆の極性また
は符号を備えている限り、それらに関連するいかなる特
定の利得を有していても、なおかつこの発明の範囲内に
包含され得る。信号610,615,620,627の
それぞれの波形は図6に示される。
【0022】ここで図5および図6を参照して、整流ス
イッチ制御回路570は全波整流器540から整流され
た出力627を受取り、その整流された出力627を用
いて整流スイッチ制御信号630を発生し、これは整流
スイッチ580に入力される。整流スイッチ制御信号6
30は非整流信号615が0V未満のときに論理「1」
であり、それ以外のときは論理「0」であるように発生
される。論理「1」および「0」値は整流スイッチ58
0をそれぞれ反転状態および通常の状態に駆動する働き
をする。このスイッチング動作を通じて、第1および第
2の増幅器550および560の整流され増幅された出
力信号675,685は整流を解除され図6に示される
望ましい出力リング波形VABに復元される。換言すれ
ば、整流スイッチまたは極性反転器580は直流オフセ
ット上に重ね合わせられる交流リング信号を発生するた
めに、時間的に適切な瞬間において全波整流された信号
627における極性を反転させるのに用いられる。
【0023】また、全波整流信号627および整流スイ
ッチ制御信号630は上述のようにハードウエア手段に
よって発生させることもできるし、デジタルパターン発
生器などを介してソフトウエア手段によって発生させる
こともできるということにも注意が向けられるべきであ
る。
【0024】ここで説明される発明は基礎としてSLI
Cの直流増幅を用い、次に、それを上述の整流スイッチ
制御と組合せてリング発生器を形成するものである。
【0025】直流を電話機に与えるための従来の技術
は、−48Vの直流と1対の給電抵抗器とを用いてルー
プ電流を発生する。中央局回線カードのための典型的な
給電は−48V、2×200Ωであるが、これ以外の値
も可能である。他方で、半導体をベースとしたSLIC
は出力抵抗を非常に高い値からおよそ2×200Ωまで
低減するために、前方端において直流電流増幅器とそれ
に続く負のフィードバックとを有する。換言すれば、電
流増幅器およびフィードバックループはSLICを2つ
の200Ω抵抗と直列の−48Vの電圧のように現れる
ようにする。
【0026】図7は、この発明に従うSLICの直流ル
ープ制御を示す。電流を負荷RLに供給する2つの出力
電流増幅器AXおよびBXがある。負荷RLは電話回線
を介してSLICに接続される1つまたはそれ以上の電
話機に対応しており、図7では50Ωとして示され、保
護抵抗として作用する。2つの50Ω回線抵抗およびR
Lにかかる電圧は電圧感知ネットワークDSNによって
検出され、この電圧感知ネットワークDSNは2つの2
00kの抵抗器R10およびR11ならびに1つの0.
1ufキャパシタCからなる。この抵抗器R10,R1
1およびキャパシタCからなる感知ネットワークは、談
話など高周波数交流信号がSLICの直流ループに入ら
ないようにフィルタ除去するローパスフィルタとして作
用する。
【0027】キャパシタCにかかる直流電圧は次に差動
増幅器DAに与えられる。この差動増幅器DAは好まし
い実施例では1/20の利得を有する。続いて、差動増
幅器DAから出力された低減され感知された電圧は「絶
対値」回路ABSを通過する。この回路は好ましい実施
例では全波整流器である。絶対値回路ABSの目的は、
感知された電圧の極性にかかわらず正の出力電圧を維持
することである。
【0028】全波整流器ABSから出力された整流され
た直流感知電圧は次に演算増幅器OP1および出力バッ
ファトランジスタTRANSを有する電圧−電流コンバ
ータVICを介して基準電圧−VRと合計される。結果
として得られる電流は次に抵抗器R1を通って流れ、電
圧降下Vdropをもたらし、これはバッファ増幅器Bを介
して抵抗RFDにより除算される電圧降下Vdropに等し
い電流を発生し、その後単位利得電流増幅器RSNに流
れてここで極性が反転される。増幅器RSNの出力電流
は次に1対の電流増幅器AXおよびBXに送られる。こ
れらは双方とも同じ大きさの利得を有するが、反対の極
性を備える(すなわち+G,−G)。増幅器RSNの出
力は増幅器AXおよびBXの双方を通って流れる。増幅
器AXおよびBXからの出力電流は次に再び負荷RLを
通って流れ、それによりフィードバックループを形成す
る。
【0029】上記の直流ループの等価回路が図8に示さ
れる。電話機は負荷抵抗RLを備える電話回線を介して
制御ループDCNETに接続される。DCNETは1/
20の利得を備える第1の増幅器AMP1と、第1の利
得回路−R1/R2と、加算点SUM1と、第2の利得
回路−R1/R3と、1/RFDの利得を備える第2の
増幅器AMP2と、Gの利得を備える第3の増幅器AM
P3とを含む。DCNETはノード800にフィードバ
ックを行ない、このノード800は100Ωの等価な抵
抗で電話回線に直接接続される。図8に示されるSLI
Cの直流ループは、図7のものに機能的に等価である。
図8に示されるSLICの直流ループにおける等価性
は、次の式で示される。
【0030】
【数1】
【0031】上の計算では、50V、2×200Ωの直
流フィード特性がSLICにおける適切な負のフィード
バック条件と合成され得ることが示される。上の式およ
び図7から見て取れるように、直流フィードバックルー
プの効果的な利得は50/(−VR)=50/(−2.
5)=−20に等しい。望ましい出力電圧が供給電圧を
超えない限り、他の値の利得も可能である。
【0032】この発明は上述の直流ループ合成を整流ス
イッチ制御と統合してリング信号を発生する。整流され
たリング基準信号はまず直流ループにより増幅され、次
に整流スイッチを用いてその整流を解除されて適正な時
間間隔において極性を反転される。リング基準信号は、
直流ループが直流または直流的な信号でしか適正に働く
ことができないということのために、1つの極性に整流
される必要がある。
【0033】この発明の一実施例が図9に示される。図
9に示されるリング発生器の回路は図7で示されるもの
に類似しているが、ただし電圧基準−VRが基準および
整流スイッチ制御回路RCSCにより置き換えられてお
り、1対の極性反転スイッチsw1およびsw2が電圧
−電流コンバータVICの出力に付け加えられている。
また、スイッチsw1に送られる信号に対してスイッチ
sw2に逆極性信号を送るために、RCSCとスイッチ
sw2との間にインバータINVが加えられている。
【0034】この実施例では、整流器ABSから出力さ
れた整流リング基準信号がR1/R2に直接関連する比
率で増幅される。リング基準信号は非常に低周波数の信
号であり、したがってなお直流制御ループの動作範囲内
にあるということに注意されたい。
【0035】図9に示される基準および整流スイッチ制
御回路RCSCから出力される整流スイッチ制御信号
は、整流スイッチsw1およびsw2を制御するための
リング基準信号と同期する。論理「0」がsw1を「オ
フ」にしてsw2を「オン」にし、その一方で論理
「1」はsw1を「オン」にしてsw2を「オフ」にす
る。通常の極性については、sw2は「オン」となり、
一方で逆極性ではスイッチsw2への入力に接続された
反転ゲートINVにより、sw1が「オン」になるだろ
う。反転ゲートINVは単位利得を有する。スイッチs
w1,sw2を制御することにより、交流および直流成
分が双方とも復元されている増幅されたリング信号が図
9で示されるようにスイッチsw1,sw2の共通出力
OUTにおいて発生されるだろう。好ましい実施例で
は、スイッチsw1およびsw2はp型j−FETであ
るが、これらはいかなるタイプのスイッチング装置であ
ってもこの発明の範囲内に留まることができる。
【0036】図9に示されるスイッチsw1およびsw
2の組合せは、リング信号の整流を解除して復元する、
図5に示した整流スイッチ580の機能を果たす。スイ
ッチsw1およびsw2は類似の入力/出力特性を有し
ており、それによりそれらの出力が実質的に同じ大きさ
を確実に持つようにしている。
【0037】増幅器の利得はいかなる値にも設定され得
るとは言え、最大のリング発生器出力はAXおよびBX
増幅器へのバッテリ供給電圧により制限されている。図
10および11はこの発明の回路に与えられるテストデ
ータの結果を示しており、このとき増幅器の利得は50
に設定されており、交流リング基準および直流オフセッ
ト基準はそれぞれ2Vp−pおよび−0.2Vに設定さ
れている。結果として得られる電圧対時間出力リング信
号は、70Vのバッテリ電圧に基づいているが、より高
いバッテリ電圧は最大リング出力電圧を増大させるだろ
う。図10はこの発明に従うオンチップリンギングSL
ICのための連続的リング出力を示しており、図11は
この発明に従うオンチップリンギングSLICのための
抑揚リング出力を示している。これら双方の場合におい
て、SLICの出力は7kΩの抵抗負荷までのものであ
り、これはおよそ1つの電話機に対応する。
【0038】この発明の好ましい実施例をここで説明し
てきたが、当業者には説明された実施例に対する変形例
が、この発明に教示に従い前掲の特許請求の範囲に述べ
られたこの発明の範囲から逸脱することなく明らかとな
るであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】中央局がISDNネットワーク内で、たとえば
非金属伝送媒体を介して接続される、電話システムを示
す図である。
【図2】中央局が回線の各々を個別にリングする伝統的
電話システムを示す図である。
【図3】中央型リング発生器を備えたSLICの従来の
フックアップを示す図である。
【図4】本発明に従う、オンチップリングSLICを用
いたリング発生器のコンセプトを示す図である。
【図5】本発明に従う、整流子で切換えられるリング発
生器の原理を示す図である。
【図6】本発明に従う、SLICの直流ループ内で用い
られるリング信号の信号波形を示す図である。
【図7】SLICの直流フィードバックループを示す図
である。
【図8】直流ループ合成の従来の等価回路を示す図であ
る。
【図9】本発明に従うオンチップリングSLICを示す
図である。
【図10】7kΩの抵抗負荷がSLICに接続された、
本発明に従う連続的リング出力信号に関する実験結果を
示す図である。
【図11】7kΩの抵抗負荷がSLICに接続された、
本発明に従う抑揚リング出力信号に関する実験結果を示
す図である。
【符号の説明】
540 全波整流器 550 第1の増幅器 560 第2の増幅器 570 整流スイッチ制御回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング発生器回路を含む内部直流ループ
    を有する加入者回線インタフェース回路(SLIC)で
    あって、前記SLICは複数個の電話回線対を介して複
    数個の電話機に接続される1対のポートを有し、前記S
    LICは交流リング基準信号および直流オフセット信号
    を受取り、前記交流リング基準信号および前記直流オフ
    セット信号の部分化された和を合計信号として出力す
    る、合計手段と、 前記合計手段からの前記合計信号を受取るように接続さ
    れ、整流された信号を出力する、全波整流器と、 前記合計手段からの前記整流された信号を受取るよう接
    続され、前記整流された信号に基づくスイッチ制御信号
    を出力する、スイッチ制御回路と、 前記全波整流器から前記整流された信号を受取るよう接
    続され、第1の予め定められた利得を有する、第1の増
    幅器とを備え、前記第1の増幅器は第1の増幅された信
    号を出力し、さらに前記全波整流器から前記整流された
    信号を受取るよう接続され、第2の予め定められた利得
    を有する、第2の増幅器を備え、前記第2の増幅器は第
    2の増幅された信号を出力し、さらに前記第1の増幅さ
    れた信号を受取るよう接続された第1の入力、前記第2
    の増幅された信号を受取るよう接続された第2の入力、
    前記スイッチ制御信号を受取るよう接続されたスイッチ
    制御入力、ならびに前記スイッチ制御信号のレベルに基
    づき前記第1の増幅された信号および前記第2の増幅さ
    れた信号のうち一方をリング信号として出力するための
    出力を有するスイッチを備える、加入者回線インタフェ
    ース回路(SLIC)。
  2. 【請求項2】 前記第1の予め定められた利得は第1の
    大きさおよび第1の符号を有し、前記第2の予め定めら
    れた利得は第2の大きさおよび第2の符号を有し、前記
    第1および第2の大きさは互いに等しく、前記第1およ
    び第2の符号は互いに等しくない、請求項1に記載の加
    入者回線インタフェース回路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチは整流スイッチである、請
    求項1に記載の加入者回線インタフェース回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ制御信号は第1および第2
    の予め定められたレベルの一方にあり、前記第1の予め
    定められたレベルは前記合計信号が前記整流された信号
    と同じ符号を有するときに出力され、前記第2の予め定
    められたレベルは前記合計信号が前記整流された信号と
    反対の符号を有するときに出力される、請求項1に記載
    の加入者回線インタフェース回路。
  5. 【請求項5】 前記合計手段に接続される直流感知ネッ
    トワークをさらに備える、請求項1に記載の加入者回線
    インタフェース回路。
  6. 【請求項6】 前記直流オフセット信号および前記交流
    リング基準信号はソフトウエアパターン発生器により前
    記SLIC内で発生される、請求項1に記載の加入者回
    線インタフェース回路。
  7. 【請求項7】 前記直流オフセット信号および前記交流
    リング基準信号は、外部信号供給源により前記SLIC
    に供給される、請求項1に記載の加入者回線インタフェ
    ース回路。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ制御信号は第1および第2
    の状態の一方を現在の状態として有しており、前記スイ
    ッチ制御信号は前記整流された信号が予め定められた大
    きさよりも小さいものとして検出される度に前記現在の
    状態を変化させる、請求項1に記載の加入者回線インタ
    フェース回路。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2の増幅器と前記スイ
    ッチとの間に接続される分圧器回路をさらに備える、請
    求項1に記載の加入者回線インタフェース回路。
  10. 【請求項10】 前記スイッチは、 前記スイッチ制御信号を受取るよう接続されたゲート、
    前記第1の増幅された信号を受取るよう接続されたソー
    ス、およびドレインを有する第1の電界効果トランジス
    タと、 前記スイッチ制御信号を受取り、反転されたスイッチ制
    御信号を出力するよう接続されたインバータと、 前記インバータからの前記反転されたスイッチ制御信号
    に接続されたゲート、前記第2の増幅された信号を受取
    るよう接続されたソース、およびドレインを有する第2
    の電解効果トランジスタとを備え、前記第1および第2
    の電界効果トランジスタの前記ドレインはともに接続さ
    れて前記スイッチの前記出力を形成する、請求項1に記
    載の加入者回線インタフェース回路。
  11. 【請求項11】 前記予め定められた大きさは0ボルト
    に等しい、請求項8に記載の加入者回線インタフェース
    回路。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の電界効果トラン
    ジスタはp型装置である、請求項10に記載の加入者回
    線インタフェース回路。
  13. 【請求項13】 前記第1および第2の電界効果トラン
    ジスタはn型装置である、請求項10に記載の加入者回
    線インタフェース回路。
  14. 【請求項14】 加入者回線インタフェース回路(SL
    IC)内部に、前記SLICに接続された複数個のリン
    ガを同時に駆動できるリング信号を生じる方法であっ
    て、 a) 外部から供給される交流リング基準信号および直
    流オフセット信号を受取るステップと、 b) 前記交流リング基準信号の予め定められた部分お
    よび前記直流オフセット信号を加算して合計信号を形成
    するステップと、 c) 前記合計信号を整流して整流された信号を形成す
    るステップと、 d) 前記整流された信号に基づきスイッチ信号を生じ
    るステップとを備え、前記スイッチ信号は前記整流信号
    が前記合計信号と同じ符号を有するときに第1の状態に
    あり、前記スイッチ信号は前記整流された信号が前記合
    計信号と逆の符号を有するときに第2の状態にあり、さ
    らに e) 前記整流された信号に第1および第2の増幅をも
    たらしてそれぞれ第1および第2の増幅された信号を形
    成するステップを備え、前記第2の増幅は前記第1の増
    幅と同じ大きさで逆の符号のものであり、さらに f) 前記スイッチ信号が前記第1の状態にあるか第2
    の状態にあるかに基づき、前記第1および第2の信号の
    一方を出力ポートに切換えるステップを備え、その結果
    として前記SLICの前記出力ポートにリング信号が形
    成される、方法。
  15. 【請求項15】 g) ステップe)からの前記切換え
    られた出力を前記SLICの入力ポートに与え、それに
    より負のフィードバック直流ループを形成するステップ
    をさらに備える、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記予め定められた部分は約1/20
    である、請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 それぞれの電話回線対を介して複数個
    の電話機に接続された加入者回線インタフェース回路
    (SLIC)であって、前記SLICは前記複数個の電
    話機の前記1つに電話が掛かってくると前記複数個の電
    話機の前記1つに送られるべきリング信号を生じるため
    のリング発生器回路を含み、前記SLICは、 外部から供給されるリング基準信号および直流オフセッ
    ト信号を受取る手段と、 前記リング基準信号の予め定められた部分および前記直
    流オフセット信号を加算して合計信号を形成する手段
    と、 前記合計信号を整流された信号として整流する手段と、 前記整流された信号に基づき切換えられた信号を生じる
    手段とを備え、前記切換えられた信号は前記整流された
    信号が前記合計信号と同じ符号を有するときに第1の状
    態にあり、前記切換えられた信号は前記整流された信号
    が前記合計信号と逆の符号を有するときに第2の状態に
    あり、さらに前記整流された信号を第1の増幅された信
    号として第1の極性において第1の大きさだけ、かつ第
    2の増幅された信号として前記第1の極性と逆の第2の
    極性において前記第1の大きさだけ個別に増幅し、前記
    切換えられた信号が前記第1の状態にあるのか第2の状
    態にあるのかに基づき前記第1および第2の増幅された
    信号の一方を出力する手段を備える、加入者回線インタ
    フェース回路。
  18. 【請求項18】 第1の信号および第2の信号を受取
    り、前記第1および第2の信号の部分化された合計を第
    3の信号として出力する加算器と、 前記第3の信号を受取り、第4の信号を出力するフィル
    タと、 前記第4の信号を受取り、前記第4の信号に基づく第5
    の信号を出力するスイッチ制御回路と、 前記第4の信号および前記第5の信号を受取り、前記第
    4の信号および反転された第4の信号の一方を前記第5
    の信号に基づきリング信号として出力するスイッチとを
    備え、 前記反転された第4の信号は前記第4の信号と同じ大き
    さおよび逆の符号を有する、加入者回線インタフェース
    回路(SLIC)。
  19. 【請求項19】 前記第5の信号は第1および第2の予
    め定められたレベルの一方にあり、前記第1の予め定め
    られたレベルは前記第3の信号が前記第4の信号と同じ
    符号を有するときに出力され、前記第2の予め定められ
    たレベルは前記第3の信号が前記第4の信号と逆の符号
    を有するときに出力される、請求項18に記載の加入者
    回線インタフェース回路。
  20. 【請求項20】 前記第5の信号は現在の状態として第
    1および第2の状態の一方を有し、前記第5の信号は前
    記第4の信号が予め定められた大きさよりも小さいもの
    として検出される度に前記現在の状態を変化させる、請
    求項18に記載の加入者回線インタフェース回路。
JP8015195A 1995-02-01 1996-01-31 加入者回線インタフェース回路、およびその内部に複数個のリンガを同時に駆動できるリング信号を生じる方法 Withdrawn JPH08307523A (ja)

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