JP2002543680A - 加入者ライン・インターフェース回路 - Google Patents
加入者ライン・インターフェース回路Info
- Publication number
- JP2002543680A JP2002543680A JP2000614638A JP2000614638A JP2002543680A JP 2002543680 A JP2002543680 A JP 2002543680A JP 2000614638 A JP2000614638 A JP 2000614638A JP 2000614638 A JP2000614638 A JP 2000614638A JP 2002543680 A JP2002543680 A JP 2002543680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- signal
- sensed
- subscriber loop
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/001—Current supply source at the exchanger providing current to substations
- H04M19/005—Feeding arrangements without the use of line transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/005—Interface circuits for subscriber lines
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/22—Arrangements for supervision, monitoring or testing
- H04M3/2272—Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
Abstract
Description
ェース回路に関する。
の中にある。加入者ライン・インターフェース回路(SLIC)は中央交換局の
ディジタル交換網とアナログの加入者ラインとの間の通信用インターフェースを
提供している。アナログの加入者ラインは中央交換局から遠隔の場所にある加入
者ステーションまたは電話機器に連結している。
SLICインターフェースの要求により、加入者ループ上の加入者用機器に関し
制御信号を送るために比較的高い電圧および電流を提供する必要がある。音声帯
域の通信は典型的には加入者のループ上における低電圧のアナログ信号である。
従ってSLICは低電圧のアナログ信号を検出し、これを加入者用機器から受け
取られた通信をディジタル・ネットワークへ送るためにディジタル・データに変
換しなければならない。双方向通信に対しては、SLICはまたディジタル・ネ
ットワークから受け取ったディジタル・データを加入者ループ上で加入者用機器
へ送るために低電圧のアナログ信号に変換しなければならない。
び高電流を取り扱うための変圧器が含まれている。この設計の欠点はこれらの受
動的な誘導機素が嵩張っており、重く、電力を消費することである。
された集積回路が組み込まれている。典型的には一つの集積回路が低電圧のディ
ジタル信号の発生を取り扱い、他の集積回路は加入者ループに必要な高電圧アナ
ログ制御信号発生機能を取り扱うような役目をもっている。この設計の欠点は、
種々のSLIC動作特性のプログラミングが典型的には分離した構成機素を使用
して達成され、SLIC動作特性を動的に変更し得ないことである。また、高出
力のアナログ制御信号発生機能を取り扱う集積回路は比較的高価になる傾向があ
る。
インターフェース回路が提供される。一具体化例においては、加入者ライン・イ
ンターフェース回路装置は加入者ループの感知されたチップ(tip)信号およ
び感知されたリング(ring)信号のための感知入力(sense inpu
t)を有する信号プロセッサーを含んでいる。この信号プロセッサーは加入者ル
ープの共通のモードおよび差のモードの成分を計算する。該信号プロセッサーは
感知された信号に応答してライン電源供給ドライバー(linefeed dr
iver)制御信号を発生する。該信号プロセッサーは集積回路のダイ(die
)の上に載っている。一具体化例においては、ライン電源供給ドライバーは分離
した構成機素からなっている。
ループからの感知されたチップ信号および感知されたリング信号に応答して加入
者ループ制御信号を発生する信号プロセッサーを含んでいる。ライン電源供給ド
ライバー部分は加入者ループ制御信号に従って加入者ループを駆動する。ライン
電源供給ドライバー部分は感知されたチップおよびリングの電圧を与える。ライ
ン電源供給ドライバー部分および信号プロセッサーはそれぞれ一つの集積回路の
ダイの上に載っている。或る一つのパッケージ実装形式においては、信号プロセ
ッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は別の集積回路パッケージの中にあ
る別の集積回路のダイの上に載っている。他のパッケージ実装形式においては、
信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ集積回路パッケー
ジの中にある別の集積回路のダイの上に載っている。さらに他のパッケージ実装
形式においては、信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ
集積回路のダイの上に載っている。加入者ループの共通のモードおよび差のモー
ドの成分は、パッケージ実装形式の如何に拘わら、ずライン電源供給ドライバー
ではなく信号プロセッサーによって計算される。
あろう。
るものではない。添付図面において同様な構成機素は同様な参照番号で示されて
いる。
イン・インターフェース回路(SLIC)110の一具体化例の機能的要素を示
す。この加入者ライン・インターフェース回路(SLIC)は地方の電話会社の
中央交換機のディジタル交換網と加入者用機器130を含む加入者ループ132
の間のインターフェースを提供している。
信用並びに加入者ループの「ハンドシェーク」用即ち制御用の信号の通信のため
に使用される。アナログデータの信号は典型的には1ボルト程度のピーク−ピー
ク値(即ちいわゆる「小さい信号」)である。加入者ループの信号は典型的には
48ボルトの直流バイアスがかかった40〜140Vrmsの交流信号(いわゆる
「大きな信号」である)。加入者ループの状態は加入者ループのチップ180お
よびリング190によって指定されることが多い。
。BORSCHTは「電池の供給(battery feed)」、「過電圧防
止(overvoltage protection)」、「リング(ring
)」、「管理(supervision)」、「コーデック(codec)」、
「ハイブリッド(hybrid)」、「テスト(test)」からの頭字語であ
る。
圧保護機能は加入者ループ132で起こる可能性がある電圧の過渡現象に対して
中央局の回路を保護する。リング機能はSLICが加入者用機器180に信号を
送信できるようにする。一具体化例においては加入者用機器180は電話である
。従ってリング機能はSLICが電話のベルを鳴らすことができるようにする。
LICが検出できるようにする。また管理機能は通話の進行を管理し、ダイヤル
入力信号を検出する。
4線式のアナログ音声帯域のデータ信号をディジタル交換網120による送信に
適した直列式ディジタル・コードに変換するコーデック(符号器)を含んでいる
。一具体化例においては、音声帯域データの符号化を行なうのにパルス式コード
変調器を使用する。またSLICは典型的には加入者ループまたはSLIC自体
の中に存在し得る誤動作を試験しまたはそれを指示する手段をもっている。
下の範囲で動作する低電圧集積回路の中に実装することができる。電池の供給お
よび管理回路は典型的には40〜75ボルトで動作する。或る種の実装方式では
、リンギング(ベルを鳴らす)機能は電池の電力供給回路および管理回路と同じ
回路によって取り扱われる。他の実装方式では、リンギング機能はもっと高い電
圧のリンギング回路(75〜150Vrms)で動作する。従って実装方式に依存
してリンギング機能並びに過電圧防止機能は他の回路よりも高い電圧または電流
で動作できる要求を満たす回路に付属させることができる。
者ループの制御回路に付属しているか、或いは低電圧のデータ処理寄稿に付属し
ているかに基づいて、二つの集積回路の間に種々の機能を振り分ける傾向がある
。例えば一具体化例においては、コーデックを低電圧の集積回路の中に実装し、
残りの機能(例えば管理機能)を例えばバイポーラー集積回路のような高電圧集
積回路に主として実装している。この設計は、受動的な誘導機素を必要とする設
計に比べ、空間、重量および電力の点に関してかなり効率的ではあるが、高電圧
集積回路が比較的高価になる傾向がある。
号プロセッサー210とライン電源供給ドライバー220の間に再分配されてい
る。信号プロセッサー210は少なくともリングの制御、管理、コーデックおよ
びハイブリッド機能を処理する。信号プロセッサー210は大きな信号の加入者
ループ制御信号を制御して解釈し、また小さい信号のアナログ音声帯域データお
よびディジタル音声帯域データを取り扱う。
加入者ループの感知されたチップおよびベルのデータに対する感知入力を含んで
いる。集積回路はこの感知された信号に応答して加入者ループのライン電源供給
ドライバー制御信号を発生する。一具体化例においては、ライン電源供給ドライ
バーはこの集積回路の中または信号プロセッサー210と同じ集積回路パッケー
ジの内部には存在していない。他の具体化例においては、信号プロセッサーはラ
イン電源供給ドライバーの少なくとも一部と同じ集積回路パッケージの内部に存
在している。
うに、ライン電源供給ドライバー220から加入者ループの状態の情報を受け取
る。この情報は、ライン電源供給ドライバー制御212によって示されるように
、ライン電源供給ドライバー220に対する制御信号を発生させるのに使用され
る。音声帯域の信号230はライン電源供給ドライバー220と信号プロセッサ
ー10との間のアナログ音声帯域データの双方向通信に使われる。
216を用いてディジタル交換網へ送るディジタル・インターフェースを含んで
いる。一具体化例においては、このディジタル・インターフェースは信号プロセ
ッサー210をプログラムで制御できるプロセッサー・インターフェース214
を含んでいる。このプロセッサーインターフェースは電池の制御、電池の供給状
態の制御、音声帯域のデータの増幅およびレベルの移動、長手方向のバランス、
リンギング電流、および加入者ループの他の制御パラメータのプログラムによる
即ち動的な制御、並びにリングのトリップ(trip)の検出閾値および受話器
が外された場合の検出閾値のような閾値の設定を可能にする。
ディジタル交換網との間でディジタル音声帯域データの双方向通信を行なうため
に、信号プロセッサー210のディジタル・コーデック・インターフェースに連
結されている。アナログの音声帯域データ230は信号プロセッサー210のア
ナログ・コーデック・インターフェースに連結され、該コーデックとライン電源
供給ドライバーとの間でアナログの音声帯域データの双方向通信を行なう。
電力を供給する役目をもっている。過電圧保護装置は図には明示されていないが
、必要に応じライン電源供給ドライバー220の中にヒューズを組み込むことに
よって過電圧保護装置を備えることができる。ライン電源供給ドライバー220
は、チップ/リングの方向222によって示されているように、信号プロセッサ
ー210に予め定められた感知される加入者ループ操作パラメータを与える検知
回路を含んでいる。信号プロセッサー210は、加入者ループの動作状態を決定
するために感知したパラメータに関する必要な処理を行なう。例えば、必要に応
じライン電源供給ドライバー220ではなくて信号プロセッサー210によって
、感知した電圧および電流の差または和をとる。従ってライン電源供給ドライバ
ーではなく信号プロセッサーによって加入者ループの共通のモードまたは差のモ
ードの成分(例えば電圧および電流)が計算される。
るライン電源供給ドライバーの制御212に応答して大きな信号のチップおよび
リングの動作を変調する。この配置によれば、信号プロセッサーは大部分のBO
RSCHT機能を取り扱う必要とされる処理を行なうことができる。例えばリン
グのトリップ、接地用のキー、および受話器が外されたことの検出の管理機能は
、チップ/リングの方向222によって与えられる操作パラメータに基づいて決
定することができる。
化例においては、ライン電源供給ドライバー300は多数の分離した構成機素と
して実装されている。ライン電源供給ドライバー300は音声帯域回路320、
感知回路330、および電源回路340を含んでいる。
し或いは加入者ループへ送ることができる。蓄電器CRおよびCTは加入者ルー
プからのアナログ音声帯域データを信号プロセッサーへ交流的には効果的に結合
させ、同時にチップ380およびリング390のノードの直流バイアス電圧から
信号プロセッサー210を遮断している。従って蓄電器CRおよびCTはノード
322〜328によってつくられるアナログ音声帯域データ・インターフェース
を加入者ループから直流的には効果的に分離している。例示した具体化例におい
ては、音声帯域回路320は受動的な構成機素だけを用いて加入者ループと信号
プロセッサーとの間でアナログ音声帯域データを交流的に結合している。
向的である。ノード324および328は音声帯域データを加入者ループから信
号プロセッサー210へ送信する(即ちチップとリングによる「音声入力(au
dio in)」の)役目をしている。ノード322および326は信号プロセ
ッサー210から加入者ループ上に信号を送り出す(即ちチップとリングによる
「音声出力(audio out)」の)手段を与えている。一具体化例におい
てはRTTおよびRTRは一緒になって600Ωの終端インピーダンスを与えて
いる。
信号プロセッサー210がチップ380およびリング390のノード電圧、並び
に加入者ループの電流を決定できるようにする。抵抗器RTおよびRRはチップ
およびリングの電流を決定するための電圧降下を生じさせるのに使用される。一
具体化例においては、感知回路330は分離した受動的な構成機素だけから成っ
ている。
および感知されたリングの信号を含んでいる。一具体化例においては、感知され
たチップの信号は第1および第2の感知された電圧を含んでいる。抵抗器RS1
およびRS2はRTの各端におけるチップのライン電圧を感知するのに使用され
る。抵抗器RS1およびRS2は感知されたチップのライン電圧をノード332
および334の所で信号プロセッサー210によって取り扱うのに適した電流に
変換する。第1および第2の感知されたチップ電圧の差はチップ電流に比例して
いる。同様に感知されたリング信号は第1および第2のリング電圧を含んでいる
。抵抗器RS3およびRS4は同様にRRの両端における感知されたリングのラ
イン電圧をノード336および338の所で信号プロセッサー210によって取
り扱うのに適した電流に変換する。第1および第2の感知されたリング電圧の差
はリング電流に比例している。しかしこれらの計算はライン電源供給ドライバー
ではなく信号プロセッサー210により必要に応じ行なうことができる。また、
これらの感知したパラメータによって信号プロセッサー210は加入者ループの
電圧、および加入者ループの共通のモードおよび差のモードにおける電流を決定
できるようになる。
ロセッサー210により与えられるアナログのライン電源供給制御信号に従って
、電池による電力の供給および他の比較的高電圧の機能を加入者ループに与える
。ライン電源供給制御信号を生成させるための、チップおよびリングのラインの
感知されたパラメータの処理は信号プロセッサー210だけによって処理される
。
Q6によって制御される。一具体化例においては、Q1〜Q4はPNPバイポー
ラー接合型トランジスターであり、Q5〜Q6はNPNバイポーラー接合型トラ
ンジスターである。Q1〜Q4のベース端子を接地した場合、ノード342〜3
48はQ1〜Q4を作動させるのに僅か約7ボルトしか必要としない。Q1のベ
ースとエミッターとの間の電圧降下は小さいから、ライン電源供給回路の制御に
は比較的少ない電力しか必要とせず、従ってライン電源供給制御用ドライバーの
制御電流I1〜I4は低電圧の相補型金属酸化物半導体(CMOS)集積回路と
して実装された信号プロセッサー210によって提供することができる。
0を制御する。チップ電圧は制御電流I1をQ1にかけることによって増加する
。チップ電圧(ノード380)は制御電流I4をQ4にかけることによって減少
する。即ち制御電流I1およびI4はノード380でチップ電圧を操作するため
のチップ制御信号を効果的に提供する。
圧390を制御する。制御電流I3をQ3にかけるとリング電圧が増加する。制
御電流I2をQ2にかけるとリング電圧が減少する。制御電流I2およびI3は
ノード390でリング電圧を操作するためのリング制御信号を効果的に提供する
。
リングの電圧を効果的に制御する。例えばベルを鳴らす公称周波数においてリン
グ390に関し周期的に極性をチップ390の極性と反対にして(即ち電池の極
性を逆転させて)ノード342〜348の所で制御信号を用いることにより、ベ
ルを鳴らす信号を発生させることができる。
号プロセッサー210が加入者ループの大きな信号の状態を決定できるようにす
ることができる。一具体化例においては、感知部分330は受動的な分離した構
成機素だけを含んでいる。ライン電源供給制御用の入力342〜348によって
信号プロセッサー210は加入者ループの大きな信号の状態を処理し得るように
作動することができる。特に加入者ループの制御用プロトコルの大きな信号の交
流および直流の成分を、低電圧の集積回路によって直接制御することができる。
大きな信号の交流および直流の制御ループは信号プロセッサー210の所で効果
的に終っている。
所で終っている。従って以前は高電力アナログ回路に付属したような信号の処理
、および状態の決定、例えば受話器が外されたか、ベルが鳴らされているか、お
よびベルの制御が行なわれているかのような決定を主として低電圧の集積回路で
処理することができる。また、集積回路の信号プロセッサーは、作動要素または
レベル移動回路を介在させる必要なく、加入者ループからの小さい信号のアナロ
グ音声帯域データを処理することができる。
、主な違いは音声帯域の通信機能(230)の一部がライン電源供給ドライバー
制御(212)を処理するのと同じラインで処理されている点である。特に、信
号ライン412によってライン電源供給ドライバー制御機能は、加入者用機器に
対して通信を行なうための信号プロセッサー410からライン電源供給ドライバ
ー420への音声帯域の送信(即ち音声出力)と組み合わされている。
4の上に重畳させることによって達成される。双方向音声帯域データ・インター
フェースはノード324、328、342および348を含んでいる。従ってこ
の形態では抵抗器RTTおよびRTRは省かれ、従って分離した構成基礎の数が
減らされる。この形態の他の利点は、以前はRTTおよびRTRの値によって決
定された終端インピーダンスが今度は制御電流I1およびI4によって設定でき
ることである。プログラム可能な信号プロセッサー410を使用すると、以前は
RTTおよびRTRによって決定された終端インピーダンスの値を効果的にプロ
グラムで制御することができる。
配置を示す。例えば一具体化例においては、図5(a)に示すように信号プロセ
ッサーは集積回路であり、ライン電源供給ドライバーは多数の分離した構成機素
から成っている。
イバーの少なくとも一部520は異なった集積回路パッケージであり、必要な分
離した構成機素530の数は少ない。図3を参照すれば、一具体化例においては
、ライン電源供給ドライバーの集積回路の部分520は電源回路340を含んで
いる。他の具体化例においては、ライン電源供給ドライバーの集積回路の部分5
20は、ライン電源供給の電源回路340およびチップおよびリングの感知回路
330を含んでいる。これらの具体化例においては、チップおよびリングの音声
帯域データの構成機素320は分離した構成機素530のままである。
ロセッサー510とライン電源供給ドライバー部分を組み込んだ場合を示す。図
5(c)では、信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ集
積回路パッケージ512の中の別のダイ(510、520)の上にある。一具体
化例においては、ライン電源供給ドライバー部分520は電源回路を含んでいる
。他の具体化例においては、ライン電源供給ドライバー集積回路の部分は電源回
路および感知回路を含んでいる。
分は一つの集積回路パッケージ512の内部で同じダイ510(例えば共通の半
導体基質をもつダイ)の上に載っている。一具体化例においては、ダイ510の
ライン電源供給ドライバー集積回路部分は電源回路を含んでいる。他の具体化例
においては、ダイ510のライン電源供給ドライバー集積回路の部分は電源回路
および感知回路を含んでいる。
回路の音声部分320は分離した構成機素のままである。即ち図5(a)〜5(
d)の分離した構成機素530はチップおよびリングの音声回路320を含んで
いる。
system(簡易旧式電話システム)”)を用いて加入者用機器と通信を行
なうSLICの一例に過ぎない。他のSLICの用途には私設交換機および「ゼ
ロ・ループ(zero loop)」の用途が含まれる。
の加入者ループをもっている。これは、加入者用機器が非POTSシステム、例
えば異なった通信媒体またはプロトコルに対しインターフェースをとらなければ
ならない場合であることが多い。
ては、SLIC612はサービス統合ディジタル回線網(Integrated
Services Digital Metwork、ISDN)のモデム6
12に使用される。ISDNのモデム610は加入者用機器614とISDN回
線網616との間で双方向通信を行なう。他の具体化例においては、SLIC6
22はケーブル・モデム620に使用される。一具体化例においては、ケーブル
・モデム620は地域社会アンテナ・テレビジョン(CATV、ケーブル・テレ
ビ)回線網616を使用して情報の通信を行なう。SLIC622はケーブル・
モデム620が同軸のCATVケーブル626から情報を加入者用機器624を
送信できるようにする。他の例においては、ディジタル加入者ライン(DSL)
のモデム630はディジタル加入者ライン636とPOTSインターフェースを
もった加入者用機器634との間の通信を行なうためにSLICを組み込む。他
の例には無線用モデム640のような無線の用途が含まれる。
もった加入者用機器は広く普及しているので、非POTSの通信サービスの数が
増え続けたとしても、製造業者がPOTSと両立し得る加入者用機器を提供する
必要が継続して存在する傾向がある。従ってPOTSと両立し得る加入者用機器
の設置基盤に対して投資化を行なうためにゼロ・ループの用途の数は非POTS
通信サービスの数と共に増加する傾向がある。
ったSLICの設計を行なうことができる。特に、加入者用機器が実際には公共
電話回線網に連結されていない場合、ゼロ・ループの用途は必ずしも典型的なP
OTS標準に合致する必要はない。このような場合、SLICは加入者用機器の
POTSの最低の操作要求に合致することだけが必要である。例えば、ベルを鳴
らす機能は別の高電圧のベルを鳴らす装置ではなく、電池の供給電源の極性を周
期的に逆転させて提供することができる。他の規制の緩和によってさらに回路は
簡単化される。
説明した。添付特許請求の範囲に記載した本発明の広義の精神および範囲を逸脱
することなく、本発明に対して種々の変更および変形を行なうことができる。従
って上記の説明および添付図面は本発明を限定する意味ではなく例示のためのも
のである。
ェース回路(SLIC)を含む中央交換局のブロック図。
図。
の具体化例。
ディジタル交換網との間でディジタル音声帯域データの双方向通信を行なうため
に、信号プロセッサー210のディジタル・コーデック・インターフェースに連
結されている。アナログの音声帯域データ230は信号プロセッサー210のア
ナログ・コーデック・インターフェースに連結され、該コーデックとライン電源
供給ドライバーとの間でアナログの音声帯域データの双方向通信を行なう。
化例においては、ライン電源供給ドライバー310は多数の分離した構成機素と
して実装されている。ライン電源供給ドライバー310は音声帯域回路320、
感知回路330、および電源回路340を含んでいる。
、該第1および第2のチップ電圧の差は加入者ループのチップ電流に比例し、感
知されたリング信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2の
リング電圧の差は加入者ループのリング電流に比例することを特徴とする請求項 3 記載の装置。
Claims (10)
- 【請求項1】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
グ信号に対する感知入力を有する信号プロセッサーを具備し、該信号プロセッサ
ーが加入者ループの共通のモードおよび差のモードの成分を計算することを特徴
とする加入者ループ・インターフェース回路装置。 - 【請求項2】 該信号プロセッサーによって与えられた加入者ループ制御信
号に従って加入者ループを駆動し、且つ感知されたチップ信号および感知された
リング信号を与えるライン電源供給ドライバー部分をさらに具備していることを
特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
グ信号に対する感知入力を有する信号プロセッサーを具備し、該信号プロセッサ
ーは感知された信号に応答してライン電源供給ドライバー制御信号を発生し、ま
た該信号プロセッサーは集積回路のダイの上に載っていることを特徴とする加入
者ループ・インターフェース回路装置。 - 【請求項4】 感知されたチップ信号は第1および第2のチップ電圧を含み
、該第1および第2のチップ電圧の差はチップ電流に比例し、感知されたリング
信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2のリング電圧の差
はリング電流に比例することを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 信号プロセッサーは相補型金属酸化物半導体(CMOS)集
積回路であることを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項6】 信号プロセッサーが加入者ループの共通のモードおよび差の
モードの成分を計算することを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項7】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
グ信号に応答して加入者ループ制御信号を発生する信号プロセッサー、および 該加入者ループ制御信号に従って加入者ループを駆動するライン電源供給ドラ
イバー部分を具備し、該ライン電源供給ドライバー部分は感知されたチップ信号
およびリング信号を与えることを特徴とする装置。 - 【請求項8】 該ライン電源供給ドライバー部分は 加入者ループ制御信号に従って加入者ループのチップ・ノードおよびリング・
ノードに電池の電力を供給する電源回路、および 感知されたチップおよびリング信号を与える感知回路を具備し、該感知された
チップおよびリングの信号は加入者ループのチップ電流およびリング電流に対応
していることを特徴とする請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 感知されたチップ信号は第1および第2のチップ電圧を含み
、該第1および第2のチップ電圧の差はチップ電流に比例し、感知されたリング
信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2のリング電圧の差
はリング電流に比例することを特徴とする請求項11記載の装置。 - 【請求項10】 電源回路はチップ制御回路およびリング制御回路回路を含
み、 該チップ制御回路は第1のチップ制御電圧に応答してチップ・ノードの電圧を
増加させ、且つ該回路は第2のチップ制御電圧に応答してチップ・ノードの電圧
を減少させ、 該リング制御回路は第1のリング制御電圧に応答してリング・ノードの電圧を
増加させ、且つ該回路は第2のリング制御電圧に応答してリング・ノードの電圧
を減少させることを特徴とする請求項11記載の装置。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/298,008 US7180999B1 (en) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | Subscriber line interface circuitry |
US09/502,282 | 2000-02-10 | ||
US09/298,008 | 2000-02-10 | ||
US09/502,282 US6934384B1 (en) | 1999-04-22 | 2000-02-10 | Subscriber line interface circuitry |
PCT/US2000/010764 WO2000065808A1 (en) | 1999-04-22 | 2000-04-21 | Subscriber line interface circuitry |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002543680A true JP2002543680A (ja) | 2002-12-17 |
Family
ID=26970414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000614638A Pending JP2002543680A (ja) | 1999-04-22 | 2000-04-21 | 加入者ライン・インターフェース回路 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7254230B2 (ja) |
EP (1) | EP1173966B1 (ja) |
JP (1) | JP2002543680A (ja) |
AU (1) | AU4479600A (ja) |
DE (1) | DE60019574T2 (ja) |
WO (1) | WO2000065808A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7925005B2 (en) * | 2006-10-23 | 2011-04-12 | Silicon Laboratories, Inc. | Longitudinal balance calibration for a subscriber line interface circuit |
US7260212B1 (en) | 2007-03-30 | 2007-08-21 | Winbond Electronics Corporation | Method and apparatus for subscriber line control circuit |
US8335310B2 (en) | 2007-06-16 | 2012-12-18 | Nuvoton Technology Corporation | Method and system for subscriber line interface circuit having a high-voltage MOS linefeed circuit |
US8150026B2 (en) | 2007-06-16 | 2012-04-03 | Winbond Electronics Corporation | Method and system for subscriber line interface circuit |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4276447A (en) * | 1978-08-11 | 1981-06-30 | Hitachi, Ltd. | Signal processing apparatus for subscriber circuits |
GB8302673D0 (en) | 1983-02-01 | 1983-03-02 | Motorola Inc | Borsht/slic auto balancing technique |
FR2577737B1 (fr) | 1985-02-15 | 1987-04-17 | Thomson Csf | Circuit d'interface de ligne d'abonne telephonique avec mode de veille a puissance reduite |
AU574277B2 (en) | 1985-08-20 | 1988-06-30 | Fujitsu Limited | Subscriber line interface circuit |
GB2180430B (en) | 1985-09-05 | 1989-08-23 | Motorola Inc | Subscriber line card arrangement |
JP2645022B2 (ja) | 1987-08-21 | 1997-08-25 | 株式会社東芝 | 加入者回路 |
DE3937814A1 (de) | 1989-11-14 | 1991-05-23 | Ant Nachrichtentech | Verfahren zur uebertragung von daten sowie anordnung |
US5175764A (en) | 1990-10-18 | 1992-12-29 | Ag Communication Systems Corporation | Enhanced high voltage line interface circuit |
JPH0568120A (ja) * | 1991-09-05 | 1993-03-19 | Fujitsu Ltd | 給電回路 |
US5323460A (en) | 1992-01-07 | 1994-06-21 | Ag Communication Systems Corporation | Enhanced subscriber line interface circuit |
US5274702A (en) * | 1992-04-16 | 1993-12-28 | Northern Telecom Limited | Wideband telephone line interface circuit |
US5392334A (en) * | 1993-08-25 | 1995-02-21 | Intel Corporation | Off-hook detection and soft line seizure for telephone line sharing in a computer system |
US5528682A (en) * | 1995-01-30 | 1996-06-18 | Harris Corporation | Double duty capacitor circuit and method |
US5848149A (en) | 1995-05-26 | 1998-12-08 | Lucent Technologies Inc. | Subscriber line interface and power circuit |
US5636273A (en) * | 1995-06-07 | 1997-06-03 | Advanced Micro Devices Inc | Integrated ring detection circuit and power cross detection circuit with persistence timers |
US5721774A (en) | 1995-12-15 | 1998-02-24 | Lucent Technologies Inc. | Longitudinally balanced, dual voltage line-feed circuit |
US5659608A (en) | 1995-12-15 | 1997-08-19 | Lucent Technologies Inc. | Line feed circuit with logic level controlled ringing |
US5881129A (en) | 1996-05-10 | 1999-03-09 | Chen; Robert Kuo-Wei | Self-monitoring line interface circuit |
US5828748A (en) | 1996-06-27 | 1998-10-27 | Lucent Technologies | Method for customizing operation of a line interface circuit in a telecommunications network |
US5878133A (en) | 1996-08-21 | 1999-03-02 | Advanced Micro Devices, Inc. | Digital direct current feed control for a communication system |
JPH10336711A (ja) | 1997-03-31 | 1998-12-18 | Fujitsu Ltd | アナログ・ディジタル統合加入者回路 |
US6219417B1 (en) * | 1997-06-06 | 2001-04-17 | Advanced Micro Devices, Inc. | Ring trip detection in a communication system |
US6178241B1 (en) | 1997-06-06 | 2001-01-23 | Legerity, Inc. | Switch hook status determination in a communication system |
US5926544A (en) | 1997-06-06 | 1999-07-20 | Advanced Micro Devices, Inc. | Direct current feed with line status change adaptation in a communication system |
US5854550A (en) | 1997-11-06 | 1998-12-29 | Lucent Technologies Inc. | Transformerless digital-line battery feed circuit |
US6263016B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-07-17 | 3Com Corporation | Methods for interfacing a subscriber link to digital networks |
US6301358B1 (en) | 1998-05-29 | 2001-10-09 | Avaya Technology Corp. | Dual-slope current battery-feed circuit |
US7180999B1 (en) | 1999-04-22 | 2007-02-20 | Silicon Laboratories, Inc. | Subscriber line interface circuitry |
-
2000
- 2000-04-21 WO PCT/US2000/010764 patent/WO2000065808A1/en active IP Right Grant
- 2000-04-21 EP EP00926233A patent/EP1173966B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-21 JP JP2000614638A patent/JP2002543680A/ja active Pending
- 2000-04-21 DE DE60019574T patent/DE60019574T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2000-04-21 AU AU44796/00A patent/AU4479600A/en not_active Abandoned
-
2005
- 2005-03-30 US US11/093,730 patent/US7254230B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7254230B2 (en) | 2007-08-07 |
AU4479600A (en) | 2000-11-10 |
DE60019574T2 (de) | 2006-03-02 |
EP1173966A1 (en) | 2002-01-23 |
DE60019574D1 (de) | 2005-05-25 |
US20050281403A1 (en) | 2005-12-22 |
WO2000065808A1 (en) | 2000-11-02 |
EP1173966B1 (en) | 2005-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070201687A1 (en) | Subscriber Line Interface Circuitry | |
US5329585A (en) | Subscriber line interface circuit for controlling AC and DC output impedance | |
JP2850126B2 (ja) | ラインインタフェース回路 | |
US6674845B2 (en) | Method and apparatus for connecting broadband voice and data signals to telephone systems | |
FI77552B (fi) | Anordning foer att belaegga linjen utan att lyfta handluren foer en telefonapparat med en mikroprocessor. | |
US20100124326A1 (en) | Subscriber line interface circuitry with common base audio isolation stage | |
US5872842A (en) | Unbalanced ringing using a balanced ringing generator of a subscriber line interface circuit | |
US7254230B2 (en) | Subscriber line interface circuitry | |
EP0729259B1 (en) | Ring-signal generation in a slic | |
AU627982B2 (en) | A new key telephone interface | |
WO1991008636A1 (en) | Isdn dual bus extension phone | |
EP1089537A2 (en) | Line circuit apparatus for supplying power to a telephone set in telecommunication systems | |
US20050220293A1 (en) | Subscriber loop interface circuitry with tracking battery supply | |
US6934382B1 (en) | Method for recognizing an off-hook condition on a single subscriber line with two terminal devices | |
US6819761B1 (en) | Programmable constant current “off hook” circuit | |
CA2280214C (en) | Device which reduces central office battery current during modem connections | |
US7813500B2 (en) | Method and apparatus for ringing | |
JP3149258B2 (ja) | Isdn端末装置 | |
US20080095356A1 (en) | Subscriber line interface circuit with discrete component linefeed driver | |
JPS60247394A (ja) | 加入者回路 | |
JPH04345234A (ja) | Isdn端末装置 | |
JPS58105661A (ja) | 呼出信号送出方式 | |
CA2031180A1 (en) | Solid state telephone line circuit |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080909 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20081209 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20081209 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20090116 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20090512 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090526 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20090901 |