JP2002543680A - 加入者ライン・インターフェース回路 - Google Patents

加入者ライン・インターフェース回路

Info

Publication number
JP2002543680A
JP2002543680A JP2000614638A JP2000614638A JP2002543680A JP 2002543680 A JP2002543680 A JP 2002543680A JP 2000614638 A JP2000614638 A JP 2000614638A JP 2000614638 A JP2000614638 A JP 2000614638A JP 2002543680 A JP2002543680 A JP 2002543680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
signal
sensed
subscriber loop
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000614638A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘイン,ジエレル・ピー
ソーク,ナブデイープ・エス
Original Assignee
シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/298,008 external-priority patent/US7180999B1/en
Application filed by シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド filed Critical シリコン・ラボラトリーズ・インコーポレーテツド
Publication of JP2002543680A publication Critical patent/JP2002543680A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
    • H04M19/001Current supply source at the exchanger providing current to substations
    • H04M19/005Feeding arrangements without the use of line transformers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/005Interface circuits for subscriber lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M3/00Automatic or semi-automatic exchanges
    • H04M3/22Arrangements for supervision, monitoring or testing
    • H04M3/2272Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 加入者ライン・インターフェース回路装置は加入者ループ(132)の感知されたチップおよびリングの信号(222)に対する感知入力をもった信号プロセッサー(210)を含んでいる。信号プロセッサー(210)は加入者ループの共通のモードおよび差のモードの成分を計算する。ライン電源供給ドライバー部分(220)は信号プロセッサーによって与えられる加入者ループ制御信号(212)に従って加入者ループを駆動する。ライン電源供給ドライバー部分は感知されたチップおよびリングの信号を与える。感知されたチップの信号は第1(332)および第2(334)のチップ電圧を含んでいる。第1および第2の感知されたチップ電圧の差はチップ電流に比例する。同様に感知されたリングの信号は第1(332)および第2(334)のリング電圧を含んでいる。第1および第2の感知されたリング電圧の差はリング電流に比例する。種々の異なったパッケージ化の方式が与えられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (本発明の分野) 本発明は遠距離通信の分野に関する。特に本発明は加入者ライン・インターフ
ェース回路に関する。
【0002】 (本発明の背景) 加入者ライン・インターフェース回路は典型的には遠距離通信網の中央交換局
の中にある。加入者ライン・インターフェース回路(SLIC)は中央交換局の
ディジタル交換網とアナログの加入者ラインとの間の通信用インターフェースを
提供している。アナログの加入者ラインは中央交換局から遠隔の場所にある加入
者ステーションまたは電話機器に連結している。
【0003】 アナログの加入者ラインおよび加入者用機器は加入者ループを形成している。
SLICインターフェースの要求により、加入者ループ上の加入者用機器に関し
制御信号を送るために比較的高い電圧および電流を提供する必要がある。音声帯
域の通信は典型的には加入者のループ上における低電圧のアナログ信号である。
従ってSLICは低電圧のアナログ信号を検出し、これを加入者用機器から受け
取られた通信をディジタル・ネットワークへ送るためにディジタル・データに変
換しなければならない。双方向通信に対しては、SLICはまたディジタル・ネ
ットワークから受け取ったディジタル・データを加入者ループ上で加入者用機器
へ送るために低電圧のアナログ信号に変換しなければならない。
【0004】 或る一つのSLICの設計では分離した受動的な誘導機素、例えば高電圧およ
び高電流を取り扱うための変圧器が含まれている。この設計の欠点はこれらの受
動的な誘導機素が嵩張っており、重く、電力を消費することである。
【0005】 他のSLICの設計では変圧器のないSLICを達成するために多数の特殊化
された集積回路が組み込まれている。典型的には一つの集積回路が低電圧のディ
ジタル信号の発生を取り扱い、他の集積回路は加入者ループに必要な高電圧アナ
ログ制御信号発生機能を取り扱うような役目をもっている。この設計の欠点は、
種々のSLIC動作特性のプログラミングが典型的には分離した構成機素を使用
して達成され、SLIC動作特性を動的に変更し得ないことである。また、高出
力のアナログ制御信号発生機能を取り扱う集積回路は比較的高価になる傾向があ
る。
【0006】 (本発明の概要) 公知のシステムおよび方法の制約の観点から本発明においては加入者ラインの
インターフェース回路が提供される。一具体化例においては、加入者ライン・イ
ンターフェース回路装置は加入者ループの感知されたチップ(tip)信号およ
び感知されたリング(ring)信号のための感知入力(sense inpu
t)を有する信号プロセッサーを含んでいる。この信号プロセッサーは加入者ル
ープの共通のモードおよび差のモードの成分を計算する。該信号プロセッサーは
感知された信号に応答してライン電源供給ドライバー(linefeed dr
iver)制御信号を発生する。該信号プロセッサーは集積回路のダイ(die
)の上に載っている。一具体化例においては、ライン電源供給ドライバーは分離
した構成機素からなっている。
【0007】 他の具体化例においては、加入者ライン・インターフェース回路装置は加入者
ループからの感知されたチップ信号および感知されたリング信号に応答して加入
者ループ制御信号を発生する信号プロセッサーを含んでいる。ライン電源供給ド
ライバー部分は加入者ループ制御信号に従って加入者ループを駆動する。ライン
電源供給ドライバー部分は感知されたチップおよびリングの電圧を与える。ライ
ン電源供給ドライバー部分および信号プロセッサーはそれぞれ一つの集積回路の
ダイの上に載っている。或る一つのパッケージ実装形式においては、信号プロセ
ッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は別の集積回路パッケージの中にあ
る別の集積回路のダイの上に載っている。他のパッケージ実装形式においては、
信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ集積回路パッケー
ジの中にある別の集積回路のダイの上に載っている。さらに他のパッケージ実装
形式においては、信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ
集積回路のダイの上に載っている。加入者ループの共通のモードおよび差のモー
ドの成分は、パッケージ実装形式の如何に拘わら、ずライン電源供給ドライバー
ではなく信号プロセッサーによって計算される。
【0008】 本発明の他の特徴および利点は添付図面および下記の詳細な説明から明らかで
あろう。
【0009】 (詳細な説明) 次に添付図面を参照して本発明を例示するが、添付図面の図は本発明を限定す
るものではない。添付図面において同様な構成機素は同様な参照番号で示されて
いる。
【0010】 図1は単純な旧式の電話局(POTS)の電話線に典型的に付属した加入者ラ
イン・インターフェース回路(SLIC)110の一具体化例の機能的要素を示
す。この加入者ライン・インターフェース回路(SLIC)は地方の電話会社の
中央交換機のディジタル交換網と加入者用機器130を含む加入者ループ132
の間のインターフェースを提供している。
【0011】 加入者ループ132は典型的にはアナログデータの信号(例えば音声帯域の通
信用並びに加入者ループの「ハンドシェーク」用即ち制御用の信号の通信のため
に使用される。アナログデータの信号は典型的には1ボルト程度のピーク−ピー
ク値(即ちいわゆる「小さい信号」)である。加入者ループの信号は典型的には
48ボルトの直流バイアスがかかった40〜140Vrmsの交流信号(いわゆる
「大きな信号」である)。加入者ループの状態は加入者ループのチップ180お
よびリング190によって指定されることが多い。
【0012】 SLICはしばしばBORSCHTの要求と呼ばれる幾つかの機能を遂行する
。BORSCHTは「電池の供給(battery feed)」、「過電圧防
止(overvoltage protection)」、「リング(ring
)」、「管理(supervision)」、「コーデック(codec)」、
「ハイブリッド(hybrid)」、「テスト(test)」からの頭字語であ
る。
【0013】 SLICは電池供給機能を用いて加入者用機器180に電力を供給する。過電
圧保護機能は加入者ループ132で起こる可能性がある電圧の過渡現象に対して
中央局の回路を保護する。リング機能はSLICが加入者用機器180に信号を
送信できるようにする。一具体化例においては加入者用機器180は電話である
。従ってリング機能はSLICが電話のベルを鳴らすことができるようにする。
【0014】 管理機能は例えば通話者が受話器を取上げた際に通話の要求があったことをS
LICが検出できるようにする。また管理機能は通話の進行を管理し、ダイヤル
入力信号を検出する。
【0015】 ハイブリッド機能は2線式信号方式を4線式信号方式に変換する。SLICは
4線式のアナログ音声帯域のデータ信号をディジタル交換網120による送信に
適した直列式ディジタル・コードに変換するコーデック(符号器)を含んでいる
。一具体化例においては、音声帯域データの符号化を行なうのにパルス式コード
変調器を使用する。またSLICは典型的には加入者ループまたはSLIC自体
の中に存在し得る誤動作を試験しまたはそれを指示する手段をもっている。
【0016】 コーデックの機能に対する電力の要求は比較的低く、約5ボルトまたはそれ以
下の範囲で動作する低電圧集積回路の中に実装することができる。電池の供給お
よび管理回路は典型的には40〜75ボルトで動作する。或る種の実装方式では
、リンギング(ベルを鳴らす)機能は電池の電力供給回路および管理回路と同じ
回路によって取り扱われる。他の実装方式では、リンギング機能はもっと高い電
圧のリンギング回路(75〜150Vrms)で動作する。従って実装方式に依存
してリンギング機能並びに過電圧防止機能は他の回路よりも高い電圧または電流
で動作できる要求を満たす回路に付属させることができる。
【0017】 最近の変圧器なしのSLICの設計では、種々の機能が伝統的に高電圧の加入
者ループの制御回路に付属しているか、或いは低電圧のデータ処理寄稿に付属し
ているかに基づいて、二つの集積回路の間に種々の機能を振り分ける傾向がある
。例えば一具体化例においては、コーデックを低電圧の集積回路の中に実装し、
残りの機能(例えば管理機能)を例えばバイポーラー集積回路のような高電圧集
積回路に主として実装している。この設計は、受動的な誘導機素を必要とする設
計に比べ、空間、重量および電力の点に関してかなり効率的ではあるが、高電圧
集積回路が比較的高価になる傾向がある。
【0018】 図2はSLIC200の一具体化例を示し、この場合BORSCHT機能は信
号プロセッサー210とライン電源供給ドライバー220の間に再分配されてい
る。信号プロセッサー210は少なくともリングの制御、管理、コーデックおよ
びハイブリッド機能を処理する。信号プロセッサー210は大きな信号の加入者
ループ制御信号を制御して解釈し、また小さい信号のアナログ音声帯域データお
よびディジタル音声帯域データを取り扱う。
【0019】 一具体化例においては信号プロセッサー210は集積回路である。集積回路は
加入者ループの感知されたチップおよびベルのデータに対する感知入力を含んで
いる。集積回路はこの感知された信号に応答して加入者ループのライン電源供給
ドライバー制御信号を発生する。一具体化例においては、ライン電源供給ドライ
バーはこの集積回路の中または信号プロセッサー210と同じ集積回路パッケー
ジの内部には存在していない。他の具体化例においては、信号プロセッサーはラ
イン電源供給ドライバーの少なくとも一部と同じ集積回路パッケージの内部に存
在している。
【0020】 信号プロセッサー210は、チップ/リングの向き222によって示されるよ
うに、ライン電源供給ドライバー220から加入者ループの状態の情報を受け取
る。この情報は、ライン電源供給ドライバー制御212によって示されるように
、ライン電源供給ドライバー220に対する制御信号を発生させるのに使用され
る。音声帯域の信号230はライン電源供給ドライバー220と信号プロセッサ
ー10との間のアナログ音声帯域データの双方向通信に使われる。
【0021】 信号プロセッサー210はディジタル化されたデータをディジタルの音声帯域
216を用いてディジタル交換網へ送るディジタル・インターフェースを含んで
いる。一具体化例においては、このディジタル・インターフェースは信号プロセ
ッサー210をプログラムで制御できるプロセッサー・インターフェース214
を含んでいる。このプロセッサーインターフェースは電池の制御、電池の供給状
態の制御、音声帯域のデータの増幅およびレベルの移動、長手方向のバランス、
リンギング電流、および加入者ループの他の制御パラメータのプログラムによる
即ち動的な制御、並びにリングのトリップ(trip)の検出閾値および受話器
が外された場合の検出閾値のような閾値の設定を可能にする。
【0022】 ディジタル化された音声帯域データ214は信号プロセッサーのコーデックと
ディジタル交換網との間でディジタル音声帯域データの双方向通信を行なうため
に、信号プロセッサー210のディジタル・コーデック・インターフェースに連
結されている。アナログの音声帯域データ230は信号プロセッサー210のア
ナログ・コーデック・インターフェースに連結され、該コーデックとライン電源
供給ドライバーとの間でアナログの音声帯域データの双方向通信を行なう。
【0023】 ライン電源供給ドライバー220はチップ280とリング290に対し電池の
電力を供給する役目をもっている。過電圧保護装置は図には明示されていないが
、必要に応じライン電源供給ドライバー220の中にヒューズを組み込むことに
よって過電圧保護装置を備えることができる。ライン電源供給ドライバー220
は、チップ/リングの方向222によって示されているように、信号プロセッサ
ー210に予め定められた感知される加入者ループ操作パラメータを与える検知
回路を含んでいる。信号プロセッサー210は、加入者ループの動作状態を決定
するために感知したパラメータに関する必要な処理を行なう。例えば、必要に応
じライン電源供給ドライバー220ではなくて信号プロセッサー210によって
、感知した電圧および電流の差または和をとる。従ってライン電源供給ドライバ
ーではなく信号プロセッサーによって加入者ループの共通のモードまたは差のモ
ードの成分(例えば電圧および電流)が計算される。
【0024】 ライン電源供給ドライバー220は信号プロセッサー210によって与えられ
るライン電源供給ドライバーの制御212に応答して大きな信号のチップおよび
リングの動作を変調する。この配置によれば、信号プロセッサーは大部分のBO
RSCHT機能を取り扱う必要とされる処理を行なうことができる。例えばリン
グのトリップ、接地用のキー、および受話器が外されたことの検出の管理機能は
、チップ/リングの方向222によって与えられる操作パラメータに基づいて決
定することができる。
【0025】 図3はSLICライン電源供給ドライバー300の一具体化例を示す。一具体
化例においては、ライン電源供給ドライバー300は多数の分離した構成機素と
して実装されている。ライン電源供給ドライバー300は音声帯域回路320、
感知回路330、および電源回路340を含んでいる。
【0026】 音声帯域回路320は音声帯域の通信に対応した信号を加入者ループから取出
し或いは加入者ループへ送ることができる。蓄電器CRおよびCTは加入者ルー
プからのアナログ音声帯域データを信号プロセッサーへ交流的には効果的に結合
させ、同時にチップ380およびリング390のノードの直流バイアス電圧から
信号プロセッサー210を遮断している。従って蓄電器CRおよびCTはノード
322〜328によってつくられるアナログ音声帯域データ・インターフェース
を加入者ループから直流的には効果的に分離している。例示した具体化例におい
ては、音声帯域回路320は受動的な構成機素だけを用いて加入者ループと信号
プロセッサーとの間でアナログ音声帯域データを交流的に結合している。
【0027】 音声帯域の通信は加入者ループと信号プロセッサー210の間においては双方
向的である。ノード324および328は音声帯域データを加入者ループから信
号プロセッサー210へ送信する(即ちチップとリングによる「音声入力(au
dio in)」の)役目をしている。ノード322および326は信号プロセ
ッサー210から加入者ループ上に信号を送り出す(即ちチップとリングによる
「音声出力(audio out)」の)手段を与えている。一具体化例におい
てはRTTおよびRTRは一緒になって600Ωの終端インピーダンスを与えて
いる。
【0028】 感知回路330は、感知抵抗器RS1、RS2、RS3およびRS4を用いて
信号プロセッサー210がチップ380およびリング390のノード電圧、並び
に加入者ループの電流を決定できるようにする。抵抗器RTおよびRRはチップ
およびリングの電流を決定するための電圧降下を生じさせるのに使用される。一
具体化例においては、感知回路330は分離した受動的な構成機素だけから成っ
ている。
【0029】 図2を参照すれば、チップ/リング感知回線222は感知されたチップの信号
および感知されたリングの信号を含んでいる。一具体化例においては、感知され
たチップの信号は第1および第2の感知された電圧を含んでいる。抵抗器RS1
およびRS2はRTの各端におけるチップのライン電圧を感知するのに使用され
る。抵抗器RS1およびRS2は感知されたチップのライン電圧をノード332
および334の所で信号プロセッサー210によって取り扱うのに適した電流に
変換する。第1および第2の感知されたチップ電圧の差はチップ電流に比例して
いる。同様に感知されたリング信号は第1および第2のリング電圧を含んでいる
。抵抗器RS3およびRS4は同様にRRの両端における感知されたリングのラ
イン電圧をノード336および338の所で信号プロセッサー210によって取
り扱うのに適した電流に変換する。第1および第2の感知されたリング電圧の差
はリング電流に比例している。しかしこれらの計算はライン電源供給ドライバー
ではなく信号プロセッサー210により必要に応じ行なうことができる。また、
これらの感知したパラメータによって信号プロセッサー210は加入者ループの
電圧、および加入者ループの共通のモードおよび差のモードにおける電流を決定
できるようになる。
【0030】 電力回路340は、ノード342、344、346および348の所で信号プ
ロセッサー210により与えられるアナログのライン電源供給制御信号に従って
、電池による電力の供給および他の比較的高電圧の機能を加入者ループに与える
。ライン電源供給制御信号を生成させるための、チップおよびリングのラインの
感知されたパラメータの処理は信号プロセッサー210だけによって処理される
【0031】 加入者ループの電流およびチップおよびリングの電圧はトランジスターQ1〜
Q6によって制御される。一具体化例においては、Q1〜Q4はPNPバイポー
ラー接合型トランジスターであり、Q5〜Q6はNPNバイポーラー接合型トラ
ンジスターである。Q1〜Q4のベース端子を接地した場合、ノード342〜3
48はQ1〜Q4を作動させるのに僅か約7ボルトしか必要としない。Q1のベ
ースとエミッターとの間の電圧降下は小さいから、ライン電源供給回路の制御に
は比較的少ない電力しか必要とせず、従ってライン電源供給制御用ドライバーの
制御電流I1〜I4は低電圧の相補型金属酸化物半導体(CMOS)集積回路と
して実装された信号プロセッサー210によって提供することができる。
【0032】 トランジスターQ1、Q4およびQ6(および抵抗器R2)はチップ電圧38
0を制御する。チップ電圧は制御電流I1をQ1にかけることによって増加する
。チップ電圧(ノード380)は制御電流I4をQ4にかけることによって減少
する。即ち制御電流I1およびI4はノード380でチップ電圧を操作するため
のチップ制御信号を効果的に提供する。
【0033】 同様にトランジスターQ2、Q3およびQ5(および抵抗器R1)はリング電
圧390を制御する。制御電流I3をQ3にかけるとリング電圧が増加する。制
御電流I2をQ2にかけるとリング電圧が減少する。制御電流I2およびI3は
ノード390でリング電圧を操作するためのリング制御信号を効果的に提供する
【0034】 このようにして制御電流I1〜I4は加入者ループの電流およびチップおよび
リングの電圧を効果的に制御する。例えばベルを鳴らす公称周波数においてリン
グ390に関し周期的に極性をチップ390の極性と反対にして(即ち電池の極
性を逆転させて)ノード342〜348の所で制御信号を用いることにより、ベ
ルを鳴らす信号を発生させることができる。
【0035】 感知部分330は、作動回路またはレベルの移動を介在させる必要がなく、信
号プロセッサー210が加入者ループの大きな信号の状態を決定できるようにす
ることができる。一具体化例においては、感知部分330は受動的な分離した構
成機素だけを含んでいる。ライン電源供給制御用の入力342〜348によって
信号プロセッサー210は加入者ループの大きな信号の状態を処理し得るように
作動することができる。特に加入者ループの制御用プロトコルの大きな信号の交
流および直流の成分を、低電圧の集積回路によって直接制御することができる。
大きな信号の交流および直流の制御ループは信号プロセッサー210の所で効果
的に終っている。
【0036】 換言すれば、大きな信号の交流および直流の制御ループは、低電圧集積回路の
所で終っている。従って以前は高電力アナログ回路に付属したような信号の処理
、および状態の決定、例えば受話器が外されたか、ベルが鳴らされているか、お
よびベルの制御が行なわれているかのような決定を主として低電圧の集積回路で
処理することができる。また、集積回路の信号プロセッサーは、作動要素または
レベル移動回路を介在させる必要なく、加入者ループからの小さい信号のアナロ
グ音声帯域データを処理することができる。
【0037】 図4はSLICの他の具体化例のブロック図を示す。図4と図2を比較すれば
、主な違いは音声帯域の通信機能(230)の一部がライン電源供給ドライバー
制御(212)を処理するのと同じラインで処理されている点である。特に、信
号ライン412によってライン電源供給ドライバー制御機能は、加入者用機器に
対して通信を行なうための信号プロセッサー410からライン電源供給ドライバ
ー420への音声帯域の送信(即ち音声出力)と組み合わされている。
【0038】 図3を参照すれば、このことは交流の音声帯域の通信を制御電流I1およびI
4の上に重畳させることによって達成される。双方向音声帯域データ・インター
フェースはノード324、328、342および348を含んでいる。従ってこ
の形態では抵抗器RTTおよびRTRは省かれ、従って分離した構成基礎の数が
減らされる。この形態の他の利点は、以前はRTTおよびRTRの値によって決
定された終端インピーダンスが今度は制御電流I1およびI4によって設定でき
ることである。プログラム可能な信号プロセッサー410を使用すると、以前は
RTTおよびRTRによって決定された終端インピーダンスの値を効果的にプロ
グラムで制御することができる。
【0039】 図5は信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバーの種々のパッケージ
配置を示す。例えば一具体化例においては、図5(a)に示すように信号プロセ
ッサーは集積回路であり、ライン電源供給ドライバーは多数の分離した構成機素
から成っている。
【0040】 図5(b)においては、信号プロセッサー510、およびライン電源供給ドラ
イバーの少なくとも一部520は異なった集積回路パッケージであり、必要な分
離した構成機素530の数は少ない。図3を参照すれば、一具体化例においては
、ライン電源供給ドライバーの集積回路の部分520は電源回路340を含んで
いる。他の具体化例においては、ライン電源供給ドライバーの集積回路の部分5
20は、ライン電源供給の電源回路340およびチップおよびリングの感知回路
330を含んでいる。これらの具体化例においては、チップおよびリングの音声
帯域データの構成機素320は分離した構成機素530のままである。
【0041】 図5(c)および5(d)は、同じ集積回路パッケージ512の内部に信号プ
ロセッサー510とライン電源供給ドライバー部分を組み込んだ場合を示す。図
5(c)では、信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部分は同じ集
積回路パッケージ512の中の別のダイ(510、520)の上にある。一具体
化例においては、ライン電源供給ドライバー部分520は電源回路を含んでいる
。他の具体化例においては、ライン電源供給ドライバー集積回路の部分は電源回
路および感知回路を含んでいる。
【0042】 図5(d)においては、信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバー部
分は一つの集積回路パッケージ512の内部で同じダイ510(例えば共通の半
導体基質をもつダイ)の上に載っている。一具体化例においては、ダイ510の
ライン電源供給ドライバー集積回路部分は電源回路を含んでいる。他の具体化例
においては、ダイ510のライン電源供給ドライバー集積回路の部分は電源回路
および感知回路を含んでいる。
【0043】 図3および5を参照すれば、一具体化例においてはライン電源供給ドライバー
回路の音声部分320は分離した構成機素のままである。即ち図5(a)〜5(
d)の分離した構成機素530はチップおよびリングの音声回路320を含んで
いる。
【0044】 上記の中央交換局は、POTS(”plain old telephone
system(簡易旧式電話システム)”)を用いて加入者用機器と通信を行
なうSLICの一例に過ぎない。他のSLICの用途には私設交換機および「ゼ
ロ・ループ(zero loop)」の用途が含まれる。
【0045】 ゼロ・ループの用途はしばしば加入者用機器とSLICとの間の比較的短距離
の加入者ループをもっている。これは、加入者用機器が非POTSシステム、例
えば異なった通信媒体またはプロトコルに対しインターフェースをとらなければ
ならない場合であることが多い。
【0046】 図6はSLICに対する種々のゼロ・ループの用途を示す。一具体化例におい
ては、SLIC612はサービス統合ディジタル回線網(Integrated
Services Digital Metwork、ISDN)のモデム6
12に使用される。ISDNのモデム610は加入者用機器614とISDN回
線網616との間で双方向通信を行なう。他の具体化例においては、SLIC6
22はケーブル・モデム620に使用される。一具体化例においては、ケーブル
・モデム620は地域社会アンテナ・テレビジョン(CATV、ケーブル・テレ
ビ)回線網616を使用して情報の通信を行なう。SLIC622はケーブル・
モデム620が同軸のCATVケーブル626から情報を加入者用機器624を
送信できるようにする。他の例においては、ディジタル加入者ライン(DSL)
のモデム630はディジタル加入者ライン636とPOTSインターフェースを
もった加入者用機器634との間の通信を行なうためにSLICを組み込む。他
の例には無線用モデム640のような無線の用途が含まれる。
【0047】 POTSインターフェースおよび該インターフェースに対する支援システムを
もった加入者用機器は広く普及しているので、非POTSの通信サービスの数が
増え続けたとしても、製造業者がPOTSと両立し得る加入者用機器を提供する
必要が継続して存在する傾向がある。従ってPOTSと両立し得る加入者用機器
の設置基盤に対して投資化を行なうためにゼロ・ループの用途の数は非POTS
通信サービスの数と共に増加する傾向がある。
【0048】 中央交換機の用途とは異なり、ゼロ・ループの用途では緩やかな挙動特性をも
ったSLICの設計を行なうことができる。特に、加入者用機器が実際には公共
電話回線網に連結されていない場合、ゼロ・ループの用途は必ずしも典型的なP
OTS標準に合致する必要はない。このような場合、SLICは加入者用機器の
POTSの最低の操作要求に合致することだけが必要である。例えば、ベルを鳴
らす機能は別の高電圧のベルを鳴らす装置ではなく、電池の供給電源の極性を周
期的に逆転させて提供することができる。他の規制の緩和によってさらに回路は
簡単化される。
【0049】 上記詳細な説明においては、本発明をその特定の例示的な具体化例を参照して
説明した。添付特許請求の範囲に記載した本発明の広義の精神および範囲を逸脱
することなく、本発明に対して種々の変更および変形を行なうことができる。従
って上記の説明および添付図面は本発明を限定する意味ではなく例示のためのも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加入者用機器をディジタル交換システムに連結する加入者ライン・インターフ
ェース回路(SLIC)を含む中央交換局のブロック図。
【図2】 信号プロセッサーおよびライン電源供給ドライバーを含むSLICのブロック
図。
【図3】 SLICライン電源供給ドライバーの一具体化例の図。
【図4】 SLICの他の具体化例のブロック図。
【図5(a)〜5(d)】 信号プロセッサーとライン電源供給ドライバーに対する種々のパッケージ方式
の具体化例。
【図6】 SLICの他の応用を示す図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月28日(2001.5.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】 ディジタル化された音声帯域データ216は信号プロセッサーのコーデックと
ディジタル交換網との間でディジタル音声帯域データの双方向通信を行なうため
に、信号プロセッサー210のディジタル・コーデック・インターフェースに連
結されている。アナログの音声帯域データ230は信号プロセッサー210のア
ナログ・コーデック・インターフェースに連結され、該コーデックとライン電源
供給ドライバーとの間でアナログの音声帯域データの双方向通信を行なう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】 図3はSLICライン電源供給ドライバー310の一具体化例を示す。一具体
化例においては、ライン電源供給ドライバー310は多数の分離した構成機素と
して実装されている。ライン電源供給ドライバー310は音声帯域回路320、
感知回路330、および電源回路340を含んでいる。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月23日(2001.6.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 感知されたチップ信号は第1および第2のチップ電圧を含み
、該第1および第2のチップ電圧の差は加入者ループのチップ電流に比例し、感
知されたリング信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2の
リング電圧の差は加入者ループのリング電流に比例することを特徴とする請求項 記載の装置。
請求項11第1の型はPNPバイポーラー接合型トランジスターであ り、第2の型はNPNバイポーラー接合型トランジスターであることを特徴とす る請求項10記載の装置。
請求項12信号プロセッサーはリングのトリップ、接地キーおよび受 話器が外されたことの検出の内の少なくとも一つの加入者ループ管理機能を行な うようにつくられていることを特徴とする請求項1記載の装置。
請求項13信号プロセッサーは加入者ループのリングの制御、管理、 コーデック、およびハイブリッド機能を行なうようにつくられていることを特徴 とする請求項1記載の装置。
請求項14信号プロセッサーはさらに次のパラメータ:即ち電池の制 御、電池の供給状態の制御、音声帯域のデータの増幅、音声帯域のデータのレベ ルの移動、長手方向のバランス、リンギング電流、リングのトリップの検出閾値 および受話器が外された場合の検出閾値の少なくとも一つをプログラムによって 制御し得るプログラム用インターフェース、および音声帯域通信信号をライン電 源供給ドライバー制御信号に重畳させるための音声出力信号用終端インピーダン スを具備していることを特徴とする請求項1記載の装置。
請求項15信号プロセッサーは外に出て行くアナログ音声帯域通信信 号を電源供給ドライバー制御信号に重畳させるようにつくられていることを特徴 とする請求項1記載の装置。
請求項16電源供給ドライバー制御信号(212)は別々のチップ制 御信号(342、348)およびリング制御信号(344、346)を含んでい ることを特徴とする請求項1記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K029 AA13 AA18 AA20 CC01 DD25 GG07 5K037 BA00 CA00 CB00 DA03 5K050 BB01 BB02 BB03 BB06 BB12 DD21 EE07 FF01 FF15 FF17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
    グ信号に対する感知入力を有する信号プロセッサーを具備し、該信号プロセッサ
    ーが加入者ループの共通のモードおよび差のモードの成分を計算することを特徴
    とする加入者ループ・インターフェース回路装置。
  2. 【請求項2】 該信号プロセッサーによって与えられた加入者ループ制御信
    号に従って加入者ループを駆動し、且つ感知されたチップ信号および感知された
    リング信号を与えるライン電源供給ドライバー部分をさらに具備していることを
    特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
    グ信号に対する感知入力を有する信号プロセッサーを具備し、該信号プロセッサ
    ーは感知された信号に応答してライン電源供給ドライバー制御信号を発生し、ま
    た該信号プロセッサーは集積回路のダイの上に載っていることを特徴とする加入
    者ループ・インターフェース回路装置。
  4. 【請求項4】 感知されたチップ信号は第1および第2のチップ電圧を含み
    、該第1および第2のチップ電圧の差はチップ電流に比例し、感知されたリング
    信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2のリング電圧の差
    はリング電流に比例することを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】 信号プロセッサーは相補型金属酸化物半導体(CMOS)集
    積回路であることを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 【請求項6】 信号プロセッサーが加入者ループの共通のモードおよび差の
    モードの成分を計算することを特徴とする請求項3記載の装置。
  7. 【請求項7】 加入者ループの感知されたチップ信号および感知されたリン
    グ信号に応答して加入者ループ制御信号を発生する信号プロセッサー、および 該加入者ループ制御信号に従って加入者ループを駆動するライン電源供給ドラ
    イバー部分を具備し、該ライン電源供給ドライバー部分は感知されたチップ信号
    およびリング信号を与えることを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 該ライン電源供給ドライバー部分は 加入者ループ制御信号に従って加入者ループのチップ・ノードおよびリング・
    ノードに電池の電力を供給する電源回路、および 感知されたチップおよびリング信号を与える感知回路を具備し、該感知された
    チップおよびリングの信号は加入者ループのチップ電流およびリング電流に対応
    していることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 感知されたチップ信号は第1および第2のチップ電圧を含み
    、該第1および第2のチップ電圧の差はチップ電流に比例し、感知されたリング
    信号は第1および第2のリング電圧を含み、該第1および第2のリング電圧の差
    はリング電流に比例することを特徴とする請求項11記載の装置。
  10. 【請求項10】 電源回路はチップ制御回路およびリング制御回路回路を含
    み、 該チップ制御回路は第1のチップ制御電圧に応答してチップ・ノードの電圧を
    増加させ、且つ該回路は第2のチップ制御電圧に応答してチップ・ノードの電圧
    を減少させ、 該リング制御回路は第1のリング制御電圧に応答してリング・ノードの電圧を
    増加させ、且つ該回路は第2のリング制御電圧に応答してリング・ノードの電圧
    を減少させることを特徴とする請求項11記載の装置。
JP2000614638A 1999-04-22 2000-04-21 加入者ライン・インターフェース回路 Pending JP2002543680A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/298,008 US7180999B1 (en) 1999-04-22 1999-04-22 Subscriber line interface circuitry
US09/502,282 2000-02-10
US09/298,008 2000-02-10
US09/502,282 US6934384B1 (en) 1999-04-22 2000-02-10 Subscriber line interface circuitry
PCT/US2000/010764 WO2000065808A1 (en) 1999-04-22 2000-04-21 Subscriber line interface circuitry

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002543680A true JP2002543680A (ja) 2002-12-17

Family

ID=26970414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000614638A Pending JP2002543680A (ja) 1999-04-22 2000-04-21 加入者ライン・インターフェース回路

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7254230B2 (ja)
EP (1) EP1173966B1 (ja)
JP (1) JP2002543680A (ja)
AU (1) AU4479600A (ja)
DE (1) DE60019574T2 (ja)
WO (1) WO2000065808A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7925005B2 (en) * 2006-10-23 2011-04-12 Silicon Laboratories, Inc. Longitudinal balance calibration for a subscriber line interface circuit
US7260212B1 (en) 2007-03-30 2007-08-21 Winbond Electronics Corporation Method and apparatus for subscriber line control circuit
US8335310B2 (en) 2007-06-16 2012-12-18 Nuvoton Technology Corporation Method and system for subscriber line interface circuit having a high-voltage MOS linefeed circuit
US8150026B2 (en) 2007-06-16 2012-04-03 Winbond Electronics Corporation Method and system for subscriber line interface circuit

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4276447A (en) * 1978-08-11 1981-06-30 Hitachi, Ltd. Signal processing apparatus for subscriber circuits
GB8302673D0 (en) 1983-02-01 1983-03-02 Motorola Inc Borsht/slic auto balancing technique
FR2577737B1 (fr) 1985-02-15 1987-04-17 Thomson Csf Circuit d'interface de ligne d'abonne telephonique avec mode de veille a puissance reduite
AU574277B2 (en) 1985-08-20 1988-06-30 Fujitsu Limited Subscriber line interface circuit
GB2180430B (en) 1985-09-05 1989-08-23 Motorola Inc Subscriber line card arrangement
JP2645022B2 (ja) 1987-08-21 1997-08-25 株式会社東芝 加入者回路
DE3937814A1 (de) 1989-11-14 1991-05-23 Ant Nachrichtentech Verfahren zur uebertragung von daten sowie anordnung
US5175764A (en) 1990-10-18 1992-12-29 Ag Communication Systems Corporation Enhanced high voltage line interface circuit
JPH0568120A (ja) * 1991-09-05 1993-03-19 Fujitsu Ltd 給電回路
US5323460A (en) 1992-01-07 1994-06-21 Ag Communication Systems Corporation Enhanced subscriber line interface circuit
US5274702A (en) * 1992-04-16 1993-12-28 Northern Telecom Limited Wideband telephone line interface circuit
US5392334A (en) * 1993-08-25 1995-02-21 Intel Corporation Off-hook detection and soft line seizure for telephone line sharing in a computer system
US5528682A (en) * 1995-01-30 1996-06-18 Harris Corporation Double duty capacitor circuit and method
US5848149A (en) 1995-05-26 1998-12-08 Lucent Technologies Inc. Subscriber line interface and power circuit
US5636273A (en) * 1995-06-07 1997-06-03 Advanced Micro Devices Inc Integrated ring detection circuit and power cross detection circuit with persistence timers
US5721774A (en) 1995-12-15 1998-02-24 Lucent Technologies Inc. Longitudinally balanced, dual voltage line-feed circuit
US5659608A (en) 1995-12-15 1997-08-19 Lucent Technologies Inc. Line feed circuit with logic level controlled ringing
US5881129A (en) 1996-05-10 1999-03-09 Chen; Robert Kuo-Wei Self-monitoring line interface circuit
US5828748A (en) 1996-06-27 1998-10-27 Lucent Technologies Method for customizing operation of a line interface circuit in a telecommunications network
US5878133A (en) 1996-08-21 1999-03-02 Advanced Micro Devices, Inc. Digital direct current feed control for a communication system
JPH10336711A (ja) 1997-03-31 1998-12-18 Fujitsu Ltd アナログ・ディジタル統合加入者回路
US6219417B1 (en) * 1997-06-06 2001-04-17 Advanced Micro Devices, Inc. Ring trip detection in a communication system
US6178241B1 (en) 1997-06-06 2001-01-23 Legerity, Inc. Switch hook status determination in a communication system
US5926544A (en) 1997-06-06 1999-07-20 Advanced Micro Devices, Inc. Direct current feed with line status change adaptation in a communication system
US5854550A (en) 1997-11-06 1998-12-29 Lucent Technologies Inc. Transformerless digital-line battery feed circuit
US6263016B1 (en) 1998-02-04 2001-07-17 3Com Corporation Methods for interfacing a subscriber link to digital networks
US6301358B1 (en) 1998-05-29 2001-10-09 Avaya Technology Corp. Dual-slope current battery-feed circuit
US7180999B1 (en) 1999-04-22 2007-02-20 Silicon Laboratories, Inc. Subscriber line interface circuitry

Also Published As

Publication number Publication date
US7254230B2 (en) 2007-08-07
AU4479600A (en) 2000-11-10
DE60019574T2 (de) 2006-03-02
EP1173966A1 (en) 2002-01-23
DE60019574D1 (de) 2005-05-25
US20050281403A1 (en) 2005-12-22
WO2000065808A1 (en) 2000-11-02
EP1173966B1 (en) 2005-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070201687A1 (en) Subscriber Line Interface Circuitry
US5329585A (en) Subscriber line interface circuit for controlling AC and DC output impedance
JP2850126B2 (ja) ラインインタフェース回路
US6674845B2 (en) Method and apparatus for connecting broadband voice and data signals to telephone systems
FI77552B (fi) Anordning foer att belaegga linjen utan att lyfta handluren foer en telefonapparat med en mikroprocessor.
US20100124326A1 (en) Subscriber line interface circuitry with common base audio isolation stage
US5872842A (en) Unbalanced ringing using a balanced ringing generator of a subscriber line interface circuit
US7254230B2 (en) Subscriber line interface circuitry
EP0729259B1 (en) Ring-signal generation in a slic
AU627982B2 (en) A new key telephone interface
WO1991008636A1 (en) Isdn dual bus extension phone
EP1089537A2 (en) Line circuit apparatus for supplying power to a telephone set in telecommunication systems
US20050220293A1 (en) Subscriber loop interface circuitry with tracking battery supply
US6934382B1 (en) Method for recognizing an off-hook condition on a single subscriber line with two terminal devices
US6819761B1 (en) Programmable constant current “off hook” circuit
CA2280214C (en) Device which reduces central office battery current during modem connections
US7813500B2 (en) Method and apparatus for ringing
JP3149258B2 (ja) Isdn端末装置
US20080095356A1 (en) Subscriber line interface circuit with discrete component linefeed driver
JPS60247394A (ja) 加入者回路
JPH04345234A (ja) Isdn端末装置
JPS58105661A (ja) 呼出信号送出方式
CA2031180A1 (en) Solid state telephone line circuit

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081209

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20081209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090116

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090526

A072 Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20090901