JPH08307314A - スペクトラム拡散同期装置 - Google Patents

スペクトラム拡散同期装置

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JPH08307314A
JPH08307314A JP7111482A JP11148295A JPH08307314A JP H08307314 A JPH08307314 A JP H08307314A JP 7111482 A JP7111482 A JP 7111482A JP 11148295 A JP11148295 A JP 11148295A JP H08307314 A JPH08307314 A JP H08307314A
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JP
Japan
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value
phase
unit
peak
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Application number
JP7111482A
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English (en)
Inventor
Hideo Tominaga
英雄 冨永
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ないメモリ容量で巡回積分を行ったときと
同等の同期捕捉が行えるスペクトラム拡散同期装置を提
供することを目的とする。 【構成】 相関値のピークが出力されたときの位相情報
(アドレス)を規定ビット数検出し、検出した位相アド
レスが所定数以上同じであれば、同期捕捉したと判定す
る。 【効果】 同期捕捉に必要な記憶容量は、相関値のピー
クを検出した時の位相アドレスを記憶する分の記憶容量
で済む様になり、巡回積分を行うものに比べ記憶容量を
大幅に小さくすることができ、回路規模が小さくても巡
回積分を御行うものと同等の同期捕捉が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高安定かつ高精度な同
期捕捉が可能となるスペクトラム拡散同期装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、スペクトラム拡散(SS)方式
は、そのランダム多元接続性、秘話性、耐干渉性のため
に、軍用通信だけでなく公共通信やパーソナル通信にも
利用されるようになってきた。その中でも、直接拡散
(DS)方式の技術の中心である同期方式の研究開発が
活発になってきている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来のスペクト
ラム拡散同期装置について説明を行う。
【0004】図5において、1は受信ベースバンド信号
を入力し、逆拡散を行い、極性を有す相関値を出力する
相関部である。15は極性を有す相関値を絶対値化し、
絶対相関値を出力する絶対値化部である。16は拡散符
号のチップ単位で、絶対相関値と巡回積分用メモリ初期
化部18出力の巡回積分用メモリ値を加算する加算部で
ある。17は拡散符号のチップ単位で、加算部16出力
をストアし、ビットレート周期で上書きを行う巡回積分
用メモリ部である。18は巡回積分回数カウンタ19出
力の巡回積分回数カウント値が規定の巡回積分回数に達
した時、巡回積分用メモリ値を強制的に”0”に初期化
し、それ以外の時は巡回積分用メモリ値をそのまま出力
する巡回積分用メモリ初期化部である。19はビットレ
ート周期でカウントを行い、巡回積分回数カウント値を
出力する巡回積分回数カウンタである。20は巡回積分
用メモリ値が規定のスレッショルド以上となると、同期
捕捉確立信号を出力する巡回積分型同期捕捉判定部であ
る。
【0005】以上のように構成された従来のスペクトラ
ム拡散同期装置について、以下その動作を説明する。ま
た、以下の動作を示すタイミングチャートを図4に示
す。
【0006】相関部1は受信ベースバンド信号を入力
し、送信側と同一の拡散符号で逆拡散を行い、極性を有
す相関値を出力する。絶対値化部15は極性を有す相関
値を入力して絶対値化し、絶対相関値を出力する。加算
部16は拡散符号のチップ単位で、絶対相関値と巡回積
分用メモリ初期化部18出力の巡回積分用メモリ値を加
算する。巡回積分用メモリ部17は拡散符号のチップ単
位で、加算部16出力をストアし、ビットレート周期で
上書きを行い、巡回積分用メモリ値を出力する。巡回積
分用メモリ初期化部18は巡回積分回数カウンタ19出
力の巡回積分回数カウント値が規定の巡回積分回数に達
した時、巡回積分用メモリ値を強制的に”0”に初期化
し、それ以外の時は巡回積分用メモリ値をそのまま出力
する巡回積分用メモリ初期化部である。巡回積分回数カ
ウンタ19はビットレート周期でカウントを行い、巡回
積分回数カウント値を出力する。また、巡回積分回数カ
ウンタ19は巡回積分回数カウント値が規定の巡回積分
回数に達した時、その巡回積分回数カウント値を”0”
に初期化する。このように構成すれば、巡回積分用メモ
リ値は図6のタイミングチャートのように、ビットレー
ト周期で巡回して、チップ単位毎に絶対相関値が加算さ
れた形で得ることができる。巡回積分型同期捕捉判定部
20は巡回積分用メモリ値が規定のスレッショルド以上
となると、同期捕捉確立信号を出力する。また、巡回積
分用メモリ部17のメモリ数は、”拡散符号のチップ長
×巡回積分後の絶対相関値のビット数”となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、巡回積分に必要なメモリの容量が「拡散符
号のチップ長*巡回積分後の絶対相関値のビット数」分
必要となるため、大きなメモリ容量が必要となり、回路
規模が大きくなっていた。
【0008】本発明は、上記した課題に鑑み、少ないメ
モリ容量で巡回積分を行ったときと同等の同期捕捉が行
えるスペクトラム拡散同期装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、相関値のピークが出力されたときの
位相情報(アドレス)を規定ビット数検出し、検出した
位相アドレスが所定数以上同じであれば、同期捕捉した
と判定する。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、同期捕捉に必要
な記憶容量は、相関値のピークを検出した時の位相アド
レスを記憶する分の記憶容量で済む様になる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例に於け
るスペクトラム拡散同期装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0012】図1において、1は受信ベースバンド信号
を入力し、逆拡散を行い、極性を有す相関値を出力する
相関部である。2は相関値のピークを検出しピーク検出
信号を出力するピーク検出部である。3はピーク検出信
号を入力し、その時の位相アドレス発生部4出力の位相
アドレスを記憶する現ビット位相アドレスメモリであ
る。4はビットレート周期で拡散符号のチップ単位の位
相アドレスを発生する位相アドレス発生部である。5は
最初のピーク検出信号を入力し、位相アドレス初期化信
号を出力する位相アドレスモニタ初期化部である。6は
現ビット位相アドレスメモリ3出力の現ビット位相アド
レスメモリ値と前ビット位相アドレスメモリ7出力の前
ビット位相アドレスメモリ値を比較し、一致していれば
位相アドレス一致信号を出力する位相アドレス比較部で
ある。7は位相アドレス初期化信号を入力すると、現ビ
ット位相アドレスメモリ値をラッチし、前ビット位相ア
ドレスメモリ値を出力する前ビット位相アドレスメモリ
である。8は位相アドレスと(取りうる位相アドレス
の)設定値が一致した時、一致信号を出力するコンパレ
ータである。したがって、コンパレータ8はビットレー
トを出力することになる。9は一致信号を入力する毎に
カウント動作を行う位相アドレスモニタ用カウンタであ
る。10は位相アドレス初期化信号により初期化され、
位相アドレス一致信号の数をカウントし、位相アドレス
一致回数を出力する位相アドレス一致カウンタである。
11は位相アドレスモニタ用カウンタ9出力の位相アド
レスモニタ用カウント値がnの時に、位相アドレス一致
回数が規定値以上であれば、同期捕捉確立信号を出力す
る位相アドレスモニタ型同期捕捉判定部である。
【0013】以上のように構成されたスペクトラム拡散
同期装置について、以下その動作を説明する。また、以
下の動作を示すタイミングチャートを図2に示す。相関
部1は受信ベースバンド信号を入力し、送信側と同一の
拡散符号で逆拡散を行い、極性を有す相関値を出力す
る。ピーク検出部2はスレッショルド判定により相関値
のピークを検出し、そのタイミング信号として、ピーク
検出信号を出力する。現ビット位相アドレスメモリ3は
ピーク検出信号を入力し、その時点の位相アドレス発生
部4出力の位相アドレスを記憶し、現ビット位相アドレ
スメモリ値を出力する。位相アドレス発生部4はビット
レート周期で拡散符号のチップ単位の位相アドレスを発
生する。位相アドレスモニタ初期化部5は通信開始後、
最初のピーク検出信号を入力し、位相アドレス初期化信
号を出力する。位相アドレス比較部6は現ビット位相ア
ドレスメモリ値と、前ビット位相アドレスメモリ7出力
の前ビット位相アドレスメモリ値を比較し、一致してい
れば位相アドレス一致信号を出力する。前ビット位相ア
ドレスメモリ7は位相アドレス初期化信号を入力する
と、現ビット位相アドレスメモリ値を記憶し、前ビット
位相アドレスメモリ値を出力する。コンパレータ8は予
め設定していた取りうる位相アドレスの中の一定値と、
位相アドレスが一致した時、一致信号を出力する。した
がって、一致信号の周期はビットレートの周期と一致す
る。位相アドレスモニタ用カウンタ9は、まず位相アド
レス初期化信号によりカウント値が初期化され、一致信
号を入力する毎にカウント動作を行うことにより、位相
アドレスをモニタするビット数をカウントし、位相アド
レスモニタ用カウント値として出力する。位相アドレス
一致カウンタ10は位相アドレス初期化信号によりカウ
ント値が初期化され、位相アドレス一致信号を入力した
回数をカウントし、位相アドレス一致回数として出力す
る。位相アドレスモニタ型同期捕捉判定部11は位相ア
ドレスモニタ用カウント値がn(n;位相アドレスのモ
ニタを行うビット数、確率的にはnの値が大きければ大
きいほど同期捕捉の精度及び安定度が向上する)の時
に、位相アドレス一致回数が規定値以上であれば、同期
捕捉確立信号を出力し、また位相アドレス一致回数が規
定値以下であれば、再び初期化され、位相アドレス一致
回数が規定値以上となるまで上記動作を繰り返す。
【0014】(実施例2)次に実施例1を基本とし、更
に6、7、10をN(N≦拡散符号のチップ数)個用意
し、選択部とデコーダを新たに追加し、11を多位相ア
ドレスモニタ型同期捕捉判定部に変更した構成を考える
と、図3に示すブロック図となる。この様な構成にする
ことにより、同期捕捉中に相関値のピークが出現する位
相アドレスがしばしば変化する場合、実施例1に比べ同
期捕捉が確立する速度が高速化される。また、図3は説
明を容易にするために、N=3の場合で構成している。
【0015】図3において、1、2、3、4、5は実施
例1と同様に動作する。12は位相アドレスモニタ初期
化信号を入力すると、まず現ビット位相アドレスメモリ
3出力と前ビット位相アドレスメモリ1(7a)入力と
を接続し、以降デコーダ13出力のセレクト信号によ
り、現ビット位相アドレスメモリ3出力と、前ビット位
相アドレスメモリ1(7a)、前ビット位相アドレスメ
モリ2(7b)及び前ビット位相アドレスメモリ3(7
c)と接続する選択部である。13は位相アドレス比較
部1(6a)、位相アドレス比較部2(6b)、位相ア
ドレス比較部3(6c)出力の位相アドレス不一致信号
1、位相アドレス不一致信号2、位相アドレス不一致信
号3を入力すると、それら信号の組み合わせをデコード
し、対応したセレクト信号を出力するデコーダである。
6a、6b、6c及び7a、7b、7cは、選択部12
で現ビット位相アドレスメモリ3出力と接続されると、
実施例1の6、7と同様に動作する。8、9は実施例1
と同様に動作する。10a、10b、10cは実施例1
の10と同様に動作する。14は位相アドレス一致カウ
ンタ1(10a)、位相アドレス一致カウンタ2(10
b)、位相アドレス一致カウンタ3(10c)出力の位
相アドレス一致回数1、位相アドレス一致回数2、位相
アドレス一致回数3の中で最大値を選択し、その最大値
が規定値以上であれば、同期捕捉確立信号を出力する多
位相アドレスモニタ型同期捕捉判定部である。
【0016】以下その動作を図4のタイミングチャート
に沿って、全体の動作を説明する。位相アドレスモニタ
初期化部5は、通信を開始して最初のピーク検出信号を
入力すると、位相アドレス初期化信号を出力する。ま
た、同時に現ビット位相アドレスメモリ3は、その時点
の位相アドレス発生部4出力の位相アドレスを記憶し、
選択部12は現ビット位相アドレスメモリ3出力と前ビ
ット位相アドレスメモリ1(7a)とのみ接続し、前ビ
ット位相アドレスメモリ1(7a)は現ビット位相アド
レスメモリ値をストアする。次に、ピーク検出信号が出
力されると、現ビット位相アドレスメモリ3はその時点
の現ビット位相アドレスメモリ値を出力し、前ビット位
相アドレスメモリ1(7a)は先にストアしていた現ビ
ット位相アドレスメモリ値を前ビット位相アドレスメモ
リ値1として出力する。位相アドレス比較部1(6a)
は、現ビット位相アドレスメモリ値と前ビット位相アド
レスメモリ値1を比較し、それら値が一致していると位
相アドレス一致信号1を出力し、一致していないと位相
アドレス不一致信号1を出力する。位相アドレス一致信
号1が出力されると、位相アドレス一致カウンタ1(1
0a)はカウントアップし、位相アドレス不一致信号1
が出力されると、選択部12は現ビット位相アドレスメ
モリ3出力と、前ビット位相アドレスメモリ1(7a)
及び前ビット位相アドレスメモリ2(7b)を接続し、
前ビット位相アドレスメモリ2(7b)に現ビット位相
アドレスメモリ値をストアする。次に、ピーク検出信号
が出力されると、現ビット位相アドレスメモリ3はその
時点の現ビット位相アドレスメモリ値を出力し、位相ア
ドレス比較部1(6a)及び位相アドレス比較部2(6
b)はそれぞれ現ビット位相アドレスメモリ値と、前ビ
ット位相アドレスメモリ1(7a)値及び前ビット位相
アドレスメモリ2(7b)値とを比較し、一致している
と位相アドレス一致信号1又は位相アドレス一致信号2
が出力され、一致していないと位相アドレス不一致信号
1又は位相アドレス不一致信号2が出力される。位相ア
ドレス一致信号1又は位相アドレス一致信号2が出力さ
れると、位相アドレス一致カウンタ1(10a)又は位
相アドレス一致カウンタ2(10b)はカウントアップ
し、位相アドレス不一致信号1又は位相アドレス不一致
信号2が出力されると、選択部12は更に現ビット位相
アドレスメモリ3出力と、前ビット位相アドレスメモリ
1(7a)、前ビット位相アドレスメモリ2(7b)及
び前ビット位相アドレスメモリ3(7c)を接続し、前
ビット位相アドレスメモリ3(7c)に現ビット位相ア
ドレスメモリ値をストアする。以降、位相アドレスモニ
タ用カウント値がnとなるまで以下の動作を継続する。
前ビット位相アドレスメモリ1(7a)、2(7b)及
び3(7c)の前ビット位相アドレスメモリ1値、前ビ
ット位相アドレスメモリ2値及び前ビット位相アドレス
メモリ3値は更新されることなく、それぞれ位相アドレ
ス比較部1(6a)、2(6b)及び3(6c)でその
時点の現ビット位相アドレスメモリ値と比較され、一致
していると位相アドレス一致信号1、位相アドレス一致
信号2又は位相アドレス一致信号3が出力され、一致し
ていないと位相アドレス不一致信号1、位相アドレス不
一致信号2又は位相アドレス不一致信号3が出力され
る。位相アドレス一致信号1、位相アドレス一致信号2
又は位相アドレス一致信号3が出力されると、位相アド
レス一致カウンタ1(10a)、位相アドレス一致カウ
ンタ2(10b)又は位相アドレス一致カウンタ3(1
0c)はカウントアップする。位相アドレスモニタ用カ
ウント値がnとなると、多位相アドレスモニタ型同期捕
捉判定部14は位相アドレス一致回数1、位相アドレス
一致回数2、位相アドレス一致回数3の中で最大値を選
択し、その最大値が規定値以上であれば、同期捕捉確立
信号を出力し、また位相アドレス一致回数が規定値以下
であれば、再び初期化され、位相アドレス一致回数1、
2、3の最大値が規定値以上となるまで上記動作を繰り
返す。
【0017】もし、実施例1の前ビット位相アドレスメ
モリに、たまたま同期捕捉確立信号が出力されないよう
な位相アドレスがストアされた場合、位相アドレスモニ
タ用カウント値がnとなるまで前ビット位相アドレスメ
モリのメモリ値が更新されず、同期捕捉時間が長くなっ
てしまう。しかし、実施例2のように、位相アドレスを
N個同時にモニタするように構成すれば、同期捕捉は長
くならない。
【0018】
【発明の効果】本発明は、相関値のピークが出力された
ときの位相情報(アドレス)を規定ビット数検出し、検
出した位相アドレスが所定数以上同じであれば、同期捕
捉したと判定するので、同期捕捉に必要な記憶容量は、
相関値のピークを検出した時の位相アドレスを記憶する
分の記憶容量で済む様になり、巡回積分を行うものに比
べ記憶容量を大幅に小さくすることができ、回路規模が
小さくても巡回積分を御行うものと同等の同期捕捉が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に於けるスペクトラム拡散同
期装置の構成を示すブロック図
【図2】図1で構成されるスペクトラム拡散同期装置の
動作原理を示すタイミングチャート
【図3】本発明の一実施例に於けるスペクトラム拡散同
期装置の構成を示すブロック図
【図4】図3で構成されるスペクトラム拡散同期装置の
動作原理を示すタイミングチャート
【図5】従来のスペクトラム拡散同期装置の構成を示す
ブロック図
【図6】図5で構成されるスペクトラム拡散同期装置の
動作原理を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 相関部 2 ピーク検出部 3 現ビット位相アドレスメモリ 4 位相アドレス発生部 5 位相アドレスモニタ初期化部 6 位相アドレス比較部 6a 位相アドレス比較部1 6b 位相アドレス比較部2 6c 位相アドレス比較部3 7 前ビット位相アドレスメモリ 7a 前ビット位相アドレスメモリ1 7b 前ビット位相アドレスメモリ2 7c 前ビット位相アドレスメモリ3 8 コンパレータ 9 位相アドレスモニタ用カウンタ 10 位相アドレス一致カウンタ 10a 位相アドレス一致カウンタ1 10b 位相アドレス一致カウンタ2 10c 位相アドレス一致カウンタ3 11 位相アドレスモニタ型同期捕捉判定部 12 選択部 13 デコーダ 14 多位相アドレスモニタ型同期捕捉判定部 15 絶対値化部 16 加算部 17 巡回積分用メモリ部 18 巡回積分用メモリ初期化部 19 巡回積分回数カウンタ 20 巡回積分型同期捕捉判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペクトラム拡散信号を逆拡散して相関値
    を出力する相関部と、前記相関部からの出力のピークを
    検出するピーク検出部と、前記スペクトラム拡散信号の
    拡散符号のチップ単位の位相アドレスを発生する位相ア
    ドレス発生部と、前記ピーク検出部から出力されたとき
    の前記位相アドレス発生部から出力される位相アドレス
    を記憶すると共に所定期間内に前記ピーク検出部からの
    出力が所定回数以上同じ位相アドレスにあったときに同
    期を捕捉したと判定する判定部とを設けたことを特徴と
    するスペクトラム拡散同期装置。
  2. 【請求項2】スペクトラム拡散により拡散された信号を
    逆拡散して相関値を出力する相関部と、前記相関部から
    の出力のピークを検出するピーク検出部と、前記スペク
    トラム拡散信号の拡散符号のチップ単位の位相アドレス
    を発生する位相アドレス発生部と、前記ピーク検出部が
    ピークを検出したときの前記位相アドレス発生部から出
    力される位相アドレスを記憶する第1の位相アドレス記
    憶部と、位相アドレスを記憶する第2の位相アドレス記
    憶部と、前記第1の位相アドレス記憶部の値と前記第2
    の位相アドレス記憶部の値とを比較し一致した場合出力
    を行う比較制御を行うと共に、この比較制御の後、前記
    第1の位相アドレス記憶部の値を前記第2の位相アドレ
    ス記憶部に記憶させる位相アドレス比較部と、前記位相
    アドレスからの出力回数をカウントする第1のカウンタ
    と、ビットレート周期の回数をカウントする第2のカウ
    ンタと、前記第2のカウンタの値が所定値以下の時に前
    記第1のカウンタが所定値以上の場合同期を捕捉したと
    判定する判定部とを備えたことを特徴とするスペクトラ
    ム拡散同期装置。
  3. 【請求項3】スペクトラム拡散により拡散された信号を
    逆拡散して相関値を出力する相関部と、前記相関部から
    の出力のピークを検出するピーク検出部と、前記スペク
    トラム拡散信号の拡散符号のチップ単位の位相アドレス
    を所定間隔おきに発生する位相アドレス発生部と、前記
    ピーク検出部がピークを検出したとき前記位相アドレス
    発生部から出力される位相アドレスを記憶する第1の位
    相アドレス記憶部と、位相アドレスを記憶する複数の第
    2の位相アドレス記憶部と、前記複数の第2の位相アド
    レス記憶部のそれぞれに対応した複数の第1のカウンタ
    と、前記複数の第2の位相アドレス記憶部のいずれにも
    前記第1の位相アドレス記憶部に記憶された位相アドレ
    スが記憶されていないときには前記複数の第2の位相ア
    ドレス記憶部の何れかに前記第1の位相アドレス記憶部
    に記憶された位相アドレスを記憶させると共に、前記複
    数の第2の位相アドレス記憶部のいずれかに前記第1の
    位相アドレス記憶部に記憶された位相アドレスが記憶さ
    れているときにはその位相アドレスを記憶している前記
    第2の位相アドレス記憶部に対応した前記第1のカウン
    タにカウントを行わせる選択部と、ビットレート周期の
    回数をカウントする第2のカウンタと、前記第2のカウ
    ンタの値が所定値の時に前記複数の第1のカウンタのう
    ち最大の値を示している前記第1のカウンタの値が所定
    値以上の場合同期を捕捉したと判定する判定部とを備え
    たことを特徴とするスペクトラム拡散同期装置。
JP7111482A 1995-05-10 1995-05-10 スペクトラム拡散同期装置 Pending JPH08307314A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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