JPH08306911A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH08306911A
JPH08306911A JP10540695A JP10540695A JPH08306911A JP H08306911 A JPH08306911 A JP H08306911A JP 10540695 A JP10540695 A JP 10540695A JP 10540695 A JP10540695 A JP 10540695A JP H08306911 A JPH08306911 A JP H08306911A
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region
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electrode
guard ring
insulating film
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JP10540695A
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English (en)
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Yasuo Kitahira
康雄 北平
Takaaki Saito
孝昭 齋藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高温逆バイアス(BT)試験においても耐圧
の劣化を生じ難い、高信頼性を有する高耐圧P基板型半
導体装置を提供する。 【構成】 P型半導体層21の主面にN型の拡散領域2
2とP+型ソース領域23およびゲート電極25を設け
てMOSセルとする。MOSセルを取り囲むようにN型
ガードリング領域27を複数本設ける。ガードリング領
域27と最該殻22aとの間、およびガードリング領域
27とガードリング領域27との間に前記MOSセルの
方向に向かって延在するフィールド電極31を形成し、
電極32によりガードリング領域27と電気的に同電位
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にP型の半導体基板
を用いた、高耐圧型の半導体装置とその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】NPN型のトランジスタ、Nチャンネル
型のパワーMOSFET等の高耐圧型半導体装置は、比
較的歴史が長く、数百〜数千ボルトもの耐圧を持つ素子
が市場投入されている。反対に、PNP型のトランジス
タ、Pチャンネル型のパワーMOSFET等のP型半導
体基板を用いる素子は、ホールの移動度が電子の半分し
かなく、同じ電流容量を得るためにはN型よりチップサ
イズが大きくなるためコスト高になることから、市場要
求が少なく、N型に比べて高耐圧化がやや遅れている。
遅れている一つの理由は、信頼性試験、特に高温逆バイ
アス(BT)試験における耐圧の径時変化が大きいと言
うことである。この原因については未だ究明中ではある
が、高耐圧型とするためにP型半導体層の不純物濃度を
下げるので、絶縁膜中の可動イオンの影響を大きく受け
るためと考えている。以下に耐圧劣化の現象を説明する
図9(A)を参照して、P型半導体層1の表面にN型の
拡散領域2とガードリング領域3a、3bを形成した半
導体装置は、ナトリウムイオンなどの酸化膜4中の可動
イオン5のプラス電荷による影響を受けて表面にN−型
の反転層6が生じており、この半導体装置に半導体層1
とN型拡散領域2とのPN接合が逆バイアスになる動作
電圧を与えると、各PN接合および反転層6の境界7を
境にして両側に空乏層8を形成する。この段階では拡散
領域2と最外周のガードリング領域3bとは1本のPN
接合で連結されているのと等価であるので、同電位とな
る。
【0003】図9(B)を参照して、前記逆バイアスを
増加すると、空乏層8の幅が拡大し、反転層6の内部に
形成されていた空乏層9が表面に到達して消滅する。空
乏層6が途切れるので拡散領域2とガードリング領域3
a、3bは各々が異なる電位になり、外側のガードリン
グ領域3bの方が低電位になるので、空乏層8に加わる
電界が弱まり、全体として高耐圧を得ることができる。
9はP+型のチャンネル領域、10はシールド電極であ
る。
【0004】ところが、上記半導体装置を高温逆バイア
ス試験(BT試験)にかけると、P型半導体層1に印可
された負電位に引かれて酸化膜4中の可動イオン5がP
型半導体層1の表面に移動し集約されてくる。距離が短
くなるので、当然P型半導体層1表面に与える影響力が
強くなり、反転層6の状態も、より「強く」なる。する
と、図9(C)に示すように、反転層6内部に形成され
た空乏層8が容易には半導体層1表面に達せず、消滅で
きなくなる。装置の耐圧は最外周の空乏層8でほぼ決定
されるので、反転層6内部の空乏層8が消滅しなけれ
ば、最外周の空乏層8の曲率r部分に逆バイアス電位が
そのまま印可されることになり、結局ガードリング領域
3が存在しないのと等価の耐圧しか得られなくなるので
ある。
【0005】そこで本願出願人による特開平05ー12
9443号公報に記載してあるように、フィールド電極
構造を用いて可動イオンの移動を抑える方法を提案して
いる。図10を用いてその構造を簡単に説明する。同図
はPNP型トランジスタの例であり、コレクタとなるP
型半導体層13の表面にP型ベース領域14とN型エミ
ッタ領域15を形成し、ベース領域14を囲むP型半導
体層13表面にN型のガードリング領域16を形成し、
ガードリング領域16にコンタクトするフィールド電極
17をベース領域14側に延在させたものである。フィ
ールド電極17の電界によって下部の酸化膜内の可動イ
オンの移動を抑え、コレクタ表面の反転層の状態を固定
することで耐圧劣化を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
の構成ではフィールド電極17とベース電極18との
間、及びフィールド電極17とフィールド電極17との
間にはある程度の距離を保たなければならないので、P
型半導体層13の全表面をフィールド電極17で被覆す
ることが不可能である欠点があった。特にガードリング
領域16は、トランジスタの耐圧を維持する時にはベー
ス領域14との電位差が発生するので、電極間の距離を
極限まで狭めると、電極間の放電で耐圧劣化が生じてし
まう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
に鑑み成されたもので、ガードリング領域と拡散領域、
例えばベース領域との間のP型半導体層上にフィールド
電極を形成し、該フィールド電極とは多層関係になる電
極層によって、素子用の電極、例えばベース電極を形成
することにより、P型半導体層の全表面をフィールド電
極で被覆できる構造を提案するものである。
【0008】更に本発明は、フィールド電極としてポリ
シリコン層を用いることにより、フィールド電極より後
に形成する絶縁膜として高温焼成の酸化膜を用いること
ができる半導体装置を提案するものである。更に本発明
は、パワーMOSFETのゲート電極と同時的にフィー
ルド電極を形成し、アルミ電極でフィールド電極とガー
ドリング領域とを電気的に接続することにより、特に工
程を増大することのない、パワーMOSFETの製造方
法を提案するものである、。
【0009】
【作用】本発明に依れば、フィールド電極と素子用の電
極とを多層構造にしたので、P型半導体層の全表面をフ
ィールド電極によってカバーすることができる。また、
ポリシリコン層で構成することにより、層間絶縁膜とし
てアルミの融点以上で処理する(500℃以上)、高温
焼成の酸化膜を利用できるので、素子のパッシベーショ
ン効果を劣化させずに済む。
【0010】更に、ゲート絶縁膜形成工程でフィールド
電極を形成することにより、工程数を増大させずに、フ
ィールド電極構造を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をパワーMOSFETに適用し
た場合の実施例を添付図1を参照しながら説明する。P
チャンネル型のパワーMOSFETは、裏面側にP+型
層20を持つP型半導体層21の表面に、N型拡散領域
22、P+型ソース領域23を形成し、ソース領域23
とP型半導体層21との間のN型拡散領域22をチャン
ネル部24とし、チャンネル部24上にゲート酸化膜を
介してゲート電極25を配置し、該単位セルを多数個併
設し、N型拡散領域22とソース領域23の両方にコン
タクトするソース電極26を形成したものである。ドレ
イン電極は裏面のP+型層20から取り出す。例えば9
00Vの耐圧(Vdss)を設計する場合は、P型半導
体層21は10の14乗以下の不純物濃度を有し、表面
からP+型層20間でのイントリ層の厚みが100μ程
度、N型拡散領域22の拡散深さが15μ程度とする。
【0012】N型拡散層22の最該殻22aは前記単位
セルを囲むように環状に形成される。N型拡散層22の
最該殻22aは選択拡散によって形成されるのでPN接
合が湾曲する。不純物濃度が固定であればこの湾曲の曲
率によりPN接合の耐圧(雪崩降伏電圧)が決まる。こ
こでは概ね400Vの耐圧が得られるような設計として
ある。
【0013】前記N型拡散領域の最該殻22aの周囲を
囲むように複数本のN型のガードリング領域27を形成
する。最外殻のN型拡散領域22aから約25μ離して
1段目のガードリング領域27の端が位置するように配
置し、ガードリング領域27の幅を約35μで形成して
設計耐圧を100V増加させる。同様に2段目のガード
リング領域27を間隔35μ、幅35μで形成して更に
100V増加させ、最終的にカードリング領域27から
アニュラ領域28までの距離を約150μとしてさらに
約300V向上させる。従って最終的な設計耐圧は90
0Vとなる。尚、数値は耐圧に応じて適宜変更されるも
のである。
【0014】N型拡散層の最該殻22aより外側のP型
半導体層21の表面はシリコン熱酸化膜29aで被覆さ
れている。シリコン酸化膜29aの上は膜厚1000か
ら3000オングストロームのCVDシリコン窒化膜3
0が被覆し、該シリコン窒化膜30はその工程以後シリ
コン酸化膜29aに余分な可動イオンが進入することを
防止、抑制する。
【0015】シリコン窒化膜30の上はシリコン酸化膜
29bで被覆される。酸化膜29bの上には膜厚500
0オングストローム程度の導電ポリシリコン層からなる
フィールド電極31が延在する。フィールド電極31は
ガードリング領域27の上からN型拡散領域の最該殻2
2aの方向、即ち単位セルの方向に向かって絶縁膜29
b上を延在し、ガードリング領域27からガードリング
領域27の端まで、およびガードリング領域27からN
型拡散領域の最該殻22aの端まで各々達し、中間のP
型半導体層21の表面を完全に被覆する。
【0016】フィールド電極31の上は再度シリコン酸
化膜29cで被覆される。シリコン酸化膜29cの開口
を介してアルミ素材からなるガードリング電極32がフ
ィールド電極31にコンタクトする。33はシールド電
極で、空乏層がこれ以上拡大することを防止する働きを
持つ。フィールド電極31とガードリング電極32は、
前記単位セルを囲むように環状に形成されている。そし
て、ガードリング電極32は一部でフィールド電極31
とコンタクトし、一部で図1(B)に示すようにガード
リング領域27とコンタクトする。尚、フィールド電極
31がコンタクト孔を介して直接ガードリング領域27
とオーミック接触しても良い。
【0017】図2はガードリング部分を示す平面図であ
る。ガードリング電極32がガードリング領域27にコ
ンタクトする領域はフィールド電極31が迂回されてお
り、ガードリング電極32がフィールド電極31とガー
ドリング領域27との両方にコンタクトすることによっ
て、ガードリング領域28とフィールド電極31とを同
電位にしている。尚、図1(A)は図2のAA線断面
図、図1(B)は図2のBB線断面図を各々示してい
る。下部のシリコン窒化膜30はガードリング領域27
の上部から除去した例を示しているが、図1(B)で示
したコンタクト部分を除いてガードリング領域27上全
部を被覆するようなパターンでも良い。ガードリング電
極32およびソース電極26の上は図示せぬプラズマC
VD酸化膜あるいはプラズマ窒化膜で被覆し、該絶縁膜
をファイナルパッシベーション皮膜とする。
【0018】上記本発明に依れば、ソース電極26とフ
ィールド電極31あるいはガードリング電極32とフィ
ールド電極31とを多層構造にできるので、フィールド
電極31によりP型半導体層21の表面を完全に被覆す
ることができる。高温逆バイアス試験においては、P型
半導体層21に負電位(−)が、N型拡散領域22には
正電位(+)が印可され、これによりガードリング領域
27のPN接合は逆バイアスされて空乏層が生じる。こ
の時P型半導体層21が負側の電位を持つものの、フィ
ールド電極31が最外郭22a側に延在しているので、
P型半導体層21より直上のフィールド電極31の方が
電位が低くなる。つまりP型半導体層21からフィール
ド電極31へ電位勾配が生じる。従って酸化膜29a中
の正電荷を持つ可動イオンにはフィールド電極31側に
移動する力が作用し、P型半導体層側へ移動させること
が無いので、製造直後の初期状態を保つことができる。
これにより、高温逆バイアス試験が進行しても表面の反
転層の状態が変化せず、初期の設計耐圧を長時間維持す
ることができる。
【0019】フィールド電極31としてはアルミ材料を
用いることも可能である。但し、アルミは融点が500
℃程度しかなく、その上を高温焼成の絶縁膜で被覆する
ことができなくなる。経験的に高耐圧型の半導体装置は
シリコン表面を高温焼成の絶縁膜で厚く被覆した方が高
い信頼性を得られるので、融点の高いポリシリコン層を
用いた方が、その上に常圧CVD法によるPSG膜等の
ゲッタリング効果に優れた絶縁膜で被覆できる。上記実
施例では、酸化膜29aは熱酸化膜、酸化膜29bは焼
成温度が800℃程度の常圧CVD酸化膜、酸化膜29
cは焼成温度が400℃程度とアルミの融点より低いプ
ラズマCVD酸化膜である。
【0020】以下に図3〜図7を用いて上記実施例の製
造方法を工程順に説明する。図3(A)を参照して、P
+型層20とP型半導体層21とを有するシリコン基板
を準備し、N型層表面を熱酸化して酸化膜29aを形成
する。図3(B)を参照して、リンの選択拡散により表
面にMOS素子のN型拡散領域22とガードリング領域
27を形成する。
【0021】図3(C)を参照して、酸化膜29aの上
にCVD法によりシリコン窒化膜30を形成する。図4
(A)を参照して、シリコン窒化膜30をホトエッチン
グする。このホトエッチングは、少なくともMOS素子
のセル領域と、ガードリング電極32がガードリング領
域27にコンタクトするためのコンタクトホールを形成
する部分を除去する。
【0022】図4(B)を参照して、半導体チップの最
も外側に当たる位置にボロンを選択拡散してN+型のチ
ャンネル領域28を形成する。図4(C)を参照して、
全面に常圧CVD法によりシリコン酸化膜29bを形成
する。図5(A)を参照して、P型半導体層21のMO
S素子を形成すべき領域の酸化膜29a、29bを選択
的に除去する。
【0023】図5(B)を参照して、酸化膜を除去した
領域を再度熱酸化して膜厚1000オングストローム程
度のゲート酸化膜34を形成する。図5(C)を参照し
て、全面に膜厚8000オングストローム程度のポリシ
リコン層をCVD法により形成する。図6(A)を参照
して、ポリシリコン層35をホトエッチングすることに
よりゲート電極25とフィールド電極31を形成する。
【0024】図6(B)を参照して、ゲート電極25を
マスクとしてリンをイオン注入し、拡散することにより
N型拡散領域22のチャンネル部24を形成する。図6
(C)を参照して、ボロンをイオン注入し、拡散するこ
とでソース領域23を形成する。このイオン注入でゲー
ト電極25とフィールド電極31とに電気的導電性を与
えられる。
【0025】図7(A)を参照して、全面に常圧CVD
法によりシリコン酸化膜29bを形成する。図7(B)
を参照して、シリコン酸化膜29bにコンタクトホール
を形成する。ガードリング領域27のうち一部には図7
(C)に示すように酸化膜29aをも貫通するコンタク
トホールを形成する。
【0026】そして、アルミ材料の堆積とパターニング
により図1に示した構造を得、さらにプラズマCVD法
によってファイナルパッシベーションとなるシリコン酸
化膜あるいはシリコン窒化膜を形成して製造工程を終了
する。以上に説明した本発明の製造方法は、ゲート電極
25の形成と同時的にフィールド電極31を形成するの
で、新たなマスクを追加することなく、パターン変更の
みで製造することが可能である。
【0027】図8に本発明をPNP型トランジスタに適
用した例を示す。チップの外周部分は先の実施例と同じ
であり、チップの内側の領域にN型のベース領域40と
P+型のエミッタ領域41、そしてベース電極42とエ
ミッタ電極43を配置したものである。PNPトランジ
スタの場合は、ゲート電極が存在しないので、フィール
ド電極31を形成する工程が追加工程となる。
【0028】以上の実施例はPNP型トランジスタとパ
ワーMOSFETについて述べてきたが、ダイオード、
IGBTなどの、基板がP型となりガードリング領域を
有するデバイスにも適用可能である。例えばダイオード
の場合は、P型基板表面にベース領域と同様にカソード
領域を形成し、基板をアノードとして構成するもので、
カソード領域周辺のガードリング部分の構成は図1また
は図2と同等である。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明はガード
リング領域27とガードリング領域27との間、ガード
リング領域27とP型拡散領域22との間をフィールド
電極31で完全に被覆できる利点を有する。従って酸化
膜29a内部における可動イオンの移動を完全に防止す
ることができる。
【0030】さらに、フィールド電極としてポリシリコ
ン層を用いることにより、アルミニウムの融点より高い
温度で形成する絶縁膜でチップ表面を被覆できるので、
信頼性の高い半導体装置とすることができる利点を有す
る。これを言い換えると、フィールド電極31の上にこ
の様な高温焼成の酸化膜を形成できるので、フィールド
電極31より下の酸化膜の膜圧を薄く設定でき、このこ
とは可動イオンの絶対量を低減できることと、フィール
ド電極31が与える電界の強度を強くできることである
ので、より信頼性の高い装置を得ることができる利点を
持つものであるさらに、パワーMOSFET、IGBT
に限れば、ゲート電極25の形成と同時にフィールド電
極31を形成できるので、追加工程を設けることなく実
施できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための断面図。
【図2】本発明の一実施例を説明するための平面図。
【図3】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
断面図。
【図4】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
断面図。
【図5】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
断面図。
【図6】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
断面図。
【図7】本発明の一実施例の製造方法を説明するための
断面図。
【図8】本発明の他の実施例を説明するための断面図。
【図9】耐圧劣化を説明するための断面図。
【図10】従来のPNP型高耐圧トランジスタの断面
図。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通ドレインとなるP型の半導体層と、 前記P型の半導体層の表面に形成したN型の拡散領域
    と、 前記N型の拡散領域の表面に形成したP型のソース領域
    と、 前記N型の拡散領域をチャンネルとし表面のゲート絶縁
    膜の上に形成したゲート電極と、 前記ゲート電極を形成した素子領域の周囲を囲むN型の
    ガードリング領域と、 前記P型の半導体層の表面を被覆する絶縁膜と、 前記絶縁膜の上を、前記ガードリング領域から前記N型
    の拡散領域の方向に向かって延在し前記N型の拡散領域
    の端部の上まで達するフィールド電極と、 前記ガードリングと前記フィールド電極とを電気的に接
    続する接続手段と、 前記フィールド電極を被覆する第2の絶縁膜と、 前記絶縁膜の開口を介して前記N型の拡散領域と前記ソ
    ース領域にコンタクトし、前記第2の絶縁膜の上に延在
    するソース電極と、を具備することを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 P型の半導体層の表面にガードリング領
    域を形成する工程と、 前記P型の半導体層の表面にゲート絶縁膜を形成する工
    程と、 前記ゲート絶縁膜の上にゲート電極を形成し、且つ、前
    記ガードリング領域と前記素子形成領域との間の前記P
    型半導体層の上を被覆するフィールド電極を形成する工
    程と、 前記ゲート電極をマスクとしてN型のチャンネル領域お
    よびP型のソース領域を形成する工程と、 前記ゲート電極及び前記フィールド電極を被覆する絶縁
    膜を形成する工程と、 前記絶縁膜に開口を形成する工程と、 前記開口を介して前記ソース領域にコンタクトし前記絶
    縁膜の上を延在するソース電極、及び前記ガードリング
    領域と前記フィールド電極との両方にコンタクトして両
    者を電気的に接続するガードリング電極とを形成する工
    程を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 コレクタとなるP型の半導体層の表面に
    形成したN型のベース領域と、 前記ベース領域の表面に形成したP型のエミッタ領域
    と、 前記ベース領域の周囲を取り囲むN型のガードリング領
    域と、 前記P型の半導体層の表面を被覆する絶縁膜と、 前記絶縁膜の上を、前記ガードリング領域から前記ベー
    ス領域の方向に向かって延在し前記ベース領域の端部の
    上まで達するフィールド電極と、 前記フィールド電極の上を被覆する第2の絶縁膜と、 前記ガードリング領域と前記フィールド電極とを電気的
    に接続する接続手段と、 前記絶縁膜の開口を介して前記エミッタ領域にコンタク
    トするエミッタ電極と、 前記絶縁膜の開口を介して前記ベース領域にコンタクト
    し、前記第2の絶縁膜の上に重畳するベース電極と、を
    具備することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記フィールド電極がポリシリコン層で
    あることを特徴とする請求項1又は請求項4記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記フィールド電極がポリシリコン層で
    あることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の絶縁膜が焼成温度600℃以
    上の酸化膜であることを特徴とする請求項1又は請求項
    4記載の半導体装置。
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