JPH08306307A - 基板の表面にフィルムを装着する方法及び装置 - Google Patents

基板の表面にフィルムを装着する方法及び装置

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JPH08306307A
JPH08306307A JP8055003A JP5500396A JPH08306307A JP H08306307 A JPH08306307 A JP H08306307A JP 8055003 A JP8055003 A JP 8055003A JP 5500396 A JP5500396 A JP 5500396A JP H08306307 A JPH08306307 A JP H08306307A
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substrate
pressure
mounting
edge
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JP8055003A
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Yasushi Tabuki
廉 田吹
Yoichi Matsubara
洋一 松原
Yoshimitsu Kato
芳光 加藤
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Sony Europe BV United Kingdom Branch
Sony Corp
Original Assignee
Sony United Kingdom Ltd
Sony Corp
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    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の表面、好ましくは陰極線管のパネルの
前面に、好ましくはPETのフィルムを装着する方法及
び装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 先ず基板の表面に樹脂を所定のパターン
にて装着する。次にローラによって、表面の1つの縁近
くの部分にフィルムを押し付ける。ローラを表面を横切
って移動させ、フィルムを樹脂上に押し付ける。ローラ
によって印加される圧力は表面の中央では縁と比較して
減少する。2つの異なる圧力を表面の中央部分で使用し
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板にフィルムを装
着する方法に関し、特に、陰極線管(CRT)の前面を
形成するガラスパネルに保護フィルムを装着する方法及
びその方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)は一般に別々に形成
されたファネル部とパネル部より構成されている。パネ
ルの成形は、加熱されたガラス棒を適当な長さに切断
し、このガラスの切断片を型内に配置し、型の2つの半
体を互いに加圧してパネルの形状にすることによってな
される。型の下側部はパネルの前面に対応し、型の上側
部はパネルの内面に対応している。パネルの内面は蛍燐
光体を受け入れることができるように極めて正確に製造
されることが必要であり、それに対して細心の注意が払
われる。高温のガラス棒を所定の長さに切断するとき、
切断片の両端は金属製のカッタによって冷却される。
【0003】添付図面の図1に示すように、パネル1が
型内にて加圧され成形されるとき、これらの冷却された
両端には、陰極線管(CRT)の前面となるべきことを
示す印が残されており、この印は“スピューマーク”3
及び“シェアマーク”5として知られている。図1はま
た“ボトム数”7を示す。これは製造者によって型に刻
印されており、それによってパネルが製造されたバッチ
又は型を識別することができる。スピューマーク及びシ
ェアマークは、両者ともパネルの表面の識別標識であ
り、スピューマークは一般にシェアマークより深く刻印
され、深さは60μmに達することがある。ボトム数
は、型の底側の半体に刻印されているため、パネルの表
面に70μmに達する高さにて隆起したマークとして現
れる。
【0004】スピューマーク及びシェアマークとボトム
数は全て、パネルの外面上にて目に見えるから明らかに
好ましくない、なぜなら、完成されたディスプレイ装置
の外観を損ないそれに表示された映像を見ずらくするた
めである。これらのマークをパネルの前面ではなくスカ
ート部の外面上に形成することも可能であるが、パネル
を更に処理する場合には一般に依然として前面における
十分な欠点となる。パネルの前面を研磨して十分滑らか
に仕上げることも可能であるが、費用がかかる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パネルを研磨する代わ
りに、ガラス及び外側の保護フィルムと同一の反射率を
有する樹脂層をパネルに積層することが提案されてい
る。先ず、紫外線硬化性樹脂をパネル1の外面に装着す
る。次に、ローラを使用してフィルムを装着する。ロー
ラを陰極線管(CRT)の前面パネルを横切って直角方
向に走行させ、空気の泡が形成されないように、フィル
ムを樹脂上に圧着する。ローラは十分重く、自身の重量
によってパネル上に安定的に配置されることができる。
ローラがパネルを横切って移動されると、フィルムに作
用するローラからの圧力は、図3Aに示すように、パネ
ルの形状に起因して陰極線管の幅を横切って減少する。
次に樹脂は紫外線に曝されることによって硬化する。フ
ィルムが積層された陰極線管はテレビジョン受像機又は
モニタ装置のキャビネットに組み込まれ、実効的な視覚
領域の外側のスクリーンの周縁領域はキャビネットの前
側の傾斜部によって覆われる。
【0006】この方法は欠点を有する。もし樹脂の厚さ
が十分でなかったなら、ボトム数は依然として目に見え
てしまう。また樹脂の厚さを増加した場合、好ましくな
い圧力がパネル及び前側の傾斜部に作用し、傾斜部が破
損する可能性が生ずる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の方法によると基
板の表面にフィルムを装着する方法が提供され、この方
法は、基板の表面に樹脂を装着することと、圧力部材に
よってフィルムの一部分を基板の表面の第1の縁部に対
して押し付けることと、第1の縁部と反対側の第2の縁
部方向に基板の表面を横切って圧力部材を移動させてフ
ィルムを基板の表面に押し付けることと、を含み、基板
の表面の中間部における圧力部材によってフィルムに印
加される圧力は2つの縁部に隣接する部分における圧力
部材によってフィルムに印加される圧力より小さい。
【0008】好ましくは、圧力部材によって2つの縁部
に隣接する部分における第1の所定の圧力、例えば圧力
部材当たり15kgf、と中間部における第2の所定の
圧力、例えば圧力部材当たり4kgf、とが生成され、
第2の所定の圧力は第1の所定の圧力より小さい。
【0009】より好ましくは、圧力部材によって基板の
表面の第1の縁部近くの第1の中間部における第2の所
定の圧力と基板の表面の第2の縁部近くの第2の中間部
における第3の所定の圧力とが生成され、第3の所定の
圧力は第2の所定の圧力より大きいが第1の所定の圧力
より小さい。この場合、第1、第2及び第3の所定の圧
力は、それぞれ、圧力部材当たり15kgf、4kgf
及び8kgfであってよい。
【0010】この圧力部材は好ましくはローラである。
圧力部材によってパネル上に印加される圧力は、圧力部
材に対して付加的な下向きの力を印加することによって
ではなく、制御可能な上向きの力を生成する空気シリン
ダによって、圧力部材をその重量に抗して持ち上げるこ
とによって、制御されてよい。
【0011】好ましくは、樹脂は基板の表面の第1の縁
部に隣接した一部分に装着される。樹脂は第2の縁部の
両端近くの部分に装着されてよい。
【0012】樹脂は好ましくは、アクリル酸エステルラ
ジカル重合紫外線硬化性樹脂であり、方法は樹脂を紫外
線の光線に曝すことによって硬化する工程を含む。樹脂
の粘度は好ましくは25°以下にて800cpsと25
00cpsの間である。本発明は以下の実施の態様の説
明及び添付図面により明らかとなるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図面において同一部分には同一の
参照符号が付されている。図2は本発明に使用されるフ
ィルム装着装置を示す。陰極線管13は、ネック部にて
及び前面パネル1の縁にて、それぞれチャック15及び
17によって保持されている。これらのチャック15、
17によって、陰極線管13が積層工程のための所定の
位置に正確に配置されることが確実化される。ローラ組
立体11は、ゴムよりなる直径が約80mmの主ローラ
11aを含む。このローラの重量は約15kgである。
フィルム9は予め連続的なロールより適当な長さに切断
されており、直径約25mmのプラスチック製の案内ロ
ーラ11c及びプラスチック製の案内レール11dによ
って、主ローラ11aに案内される。フィルム9の端部
はフィルムチャック19によって保持されている。ロー
ラ組立体は、既に樹脂21によって皮膜された陰極線管
が所定の位置に配置された後に、所定の位置に一体的に
移動される。ローラによってパネル上に印加される圧力
は空気シリンダ11eによって制御され、この空気シリ
ンダはローラ上に制御可能な上向きの力を生成する。
【0014】図3Bは本発明の第1の方法において、ロ
ーラに作用する制御力を示す。このグラフにおいて、下
向きの力は正として表示されている。最初はローラに制
御力は作用しないため、自身の重量による比較的大きい
力、例えば25インチ(63.5cm)の陰極線管の場
合に15kgfの力が作用する。ローラが短い経路を走
行した後に、上向きの制御力が急速に作用し、ローラに
よってガラス上に作用する圧力は急速に且つ顕著に減少
し、例えば上述の陰極線管の場合に4kgfまで減少す
る。ローラが更にパネルを横断して移動すると、上向き
の制御力は着実に減少し、パネル上に作用する実際の力
は一定に維持される。ローラが反対側の縁に近づくと上
向きの制御力は減少してゼロとなり、下向きの力は、ロ
ーラの圧力がパネルの最終部に対して最初のレベルまで
急速に増加するように、作用する。ローラによって陰極
線管へ作用する実質的な力は図3Cに示されている。も
しパネルの表面がより平坦なら、図3Aに示す圧力及び
制御力もまた中間部にてより平坦となるであろう。
【0015】図4A〜図4Cには、使用される樹脂皮膜
の異なるパターンが示されている。各パターンはフィル
ムが最初に装着されたパネルの半分にある主皮膜領域2
1aとフィルムが最後に到達した隅部の補足領域21b
とを含む。どの皮膜パターンが使用されるのかは、積層
工程が行われる室の雰囲気温度と樹脂が装着されるパネ
ルの温度の平均値に依存する。もしこの平均値が22°
以下であるなら、図4Aに示す如き最大皮膜プログラム
が使用される。このパターンは53gの樹脂を使用す
る。もしこの平均値が22°と23°の間であるなら、
図4Bに示す如き48gの樹脂を使用する標準皮膜パタ
ーンが使用される。もしこの平均値が23°と25°の
間であるなら、図4Cに示す如き43gの樹脂を使用す
る最少皮膜パターンが使用される。どの皮膜パターンが
使用されるのかはまた、パネルの表面の形状の部分的な
非平坦度に依存する。
【0016】もし非平坦度が大きいと(外面形状の設計
値からの偏倚量が±0.5mmより大きいとき)、図4
Dに示す皮膜パターンが使用されることができる。非平
坦度が平均的であると(外面形状の設計値からの偏倚量
が±0.3mmと±0.5mmの間であるとき)、図4
Eに示す標準皮膜パターンが使用されることができる。
非平坦度が小さいと(外面形状の設計値からの偏倚量が
±0.3mmより小さいとき)、図4Fに示す最少皮膜
パターンが使用されることができる。
【0017】本発明の第2の方法において陰極線管に印
加される圧力が図5Aに示されている。最初に空気シリ
ンダがパネル上に下降したとき、空気シリンダによって
ローラ11aが制御され、ローラ11aによって25イ
ンチ(63.5cm)のスクリーンに対して約4kgf
の圧力が生成される。そこでローラ11aが移動し始め
ると約15kgfの高い圧力に増加することが許され、
最初のボトム数を通過するまでこのレベルに維持され
る。更に、ローラの圧力はパネルの中間位置まで約4k
gfの低い圧力に減少し、そこで約8kgfの中間圧力
に増加する。第2のボトム数を通過すると、パネルの幅
の残余の部分に対して、ローラの圧力は、約15kgf
の高い圧力に再度増加する。図5Aに示すように、ロー
ラによって生成される圧力は、各レベル間を滑らかに変
化するように制御され、それによって目に見えるような
樹脂の厚さの急激の変化を除去することができる。
【0018】図5Bに示すように、ボトム数の外側の縁
部分上にて樹脂の厚さを約30〜150μmにすること
及びボトム数、スキューマーク及びシェアマークがある
中央部分上にて樹脂の厚さを約50〜250μmにする
ことが目的である。
【0019】しばしば樹脂はフィルムの縁を越えて圧着
されてよい。縁を越えた樹脂は空気に曝され、好適に硬
化することなく、べとついたままで埃を吸い寄せる。こ
の問題は、縁を越えた樹脂上にテープ又は空中で硬化し
ない樹脂層を装着することによって解決されてきた。
【0020】図6は完全な積層工程の流れ図である。先
ずステップS1にて、倉庫からの研磨されていない陰極
線管が正確な温度に調節され、ステップS2にてガラス
クリーナによって清浄化される。次にC1にて陰極線管
の温度が検査される。もし正確な温度であれば、ステッ
プS3にて陰極線管は積層機械に装填され、レベルが調
節される。もし正確な温度でなければ、ステップS1に
戻り、再度温度調節がなされる。陰極線管が積層機械に
装填されると、ステップS4にて、イオン化空気によっ
て再度清浄化される。次にステップS5にて適当な量の
樹脂が付加される。一方、ステップS6にてPET(ポ
リテレフタル酸エチレン)製フィルムの切断片がローラ
組立体に装填され、ステップS7にて清浄化される。積
層工程自身はステップS8にて実施され、次にステップ
S9にてフィルムが湾曲しないようにその隅に空気が吹
きつけられ、ステップS10にて陰極線管は樹脂を硬化
するために紫外線に曝される。ステップS11では、陰
極線管が取り外され、ステップS12にてPETフィル
ムの縁が取り繕われる。ステップC2にて積層部が検査
され、検査に合格すると陰極線管は次の製造工程に移送
される。積層工程が正確になされていない場合には、ス
テップS13にて、フィルムは除去され、陰極線管は最
初の工程に戻される。
【0021】図7は積層化されたパネルの中央部の断面
図である。パネルの粗面は参照符号1aにて示され、平
均の厚さが約30〜250μmの樹脂21の層によって
覆われている。積層の最外層を形成しているフィルム9
は、厚さが約130〜350μmのPET基板9aを含
む。基板9aの両側には、厚さ約0.01μm以下のプ
ライマ層9b及び9cを含む。上側のプライマ層9cの
上面には硬い皮膜9dがある。これは約5〜20μmの
厚さである。
【0022】フィルムは、必要な場合には、ディスプレ
イ装置の外観を強調するために、例えば灰色に着色され
てよい。
【0023】
【発明の効果】本発明によると、陰極線管のパネルの外
面上にスピューマーク、シェアマーク及びボトム数等が
見えないから完成されたディスプレイ装置の外観を損な
うことがなく、また表示された映像を見ずらくすること
がない利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰極線管のための未研磨パネルの前面を示す平
面図である。
【図2】陰極線管のフロントパネルの前面にフィルムを
装着するための装置の概略的側面図である。
【図3】図3Aは従来技術によるローラによる圧力を示
すグラフであり、図3Bは本発明による第1の方法にお
けるローラに印加する上向きの制御圧力を示すグラフで
あり、図3Cは本発明による第1の方法におけるローラ
によってパネル上に印加される実際の力を示すグラフで
ある。
【図4】本発明の方法にて使用される様々な皮膜パター
ンを示す陰極線管のフロントパネルの平面図である。
【図5】図5Aは本発明の第2の方法においてローラに
よってパネル上に印加される圧力を示すグラフであり、
図5Bはフロントパネルの断面図である。
【図6】完全な積層工程の流れ図である。
【図7】積層化された陰極線管のフロントパネルの断面
図である。
【符号の説明】
1 パネル、 3 スピューマーク、 5 シェアマー
ク、 7 ボトム数、9 フィルム、 9a 基板、
9b,9c プライマ層、 9d 硬い皮膜層、 11
ローラ組立体、 11a 主ローラ、 11c 案内
ローラ、 11d 案内レール、 11e 空気シリン
ダ、 13 陰極線管(CRT)、15,17 チャッ
ク、 19 フィルムチャック、 21 樹脂、 21
a主皮膜領域、 21b 補足領域
フロントページの続き (72)発明者 田吹 廉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 松原 洋一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 加藤 芳光 イギリス国 ミッド・グラモーガン、ブリ ッジエンド(番地なし) ソニー マニュ ファクチャリング カンパニー ユナイテ ッド キングダム、ブリッジエンド プラ ント内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に樹脂を装着することと、 圧力部材によってフィルムの一部分を上記基板の表面の
    第1の縁部に対して押し付けることと、 上記第1の縁部と反対側の第2の縁部方向に上記基板の
    表面を横切って上記圧力部材を移動させて上記フィルム
    を上記基板の表面に押し付けることと、 を含み、上記基板の表面の中間部における上記圧力部材
    によって上記フィルムに印加される圧力は上記2つの縁
    部に隣接する部分における上記圧力部材によって上記フ
    ィルムに印加される圧力より小さいことを特徴とする基
    板の表面にフィルムを装着する方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、上記圧力
    部材によって上記2つの縁部に隣接する部分における第
    1の所定の圧力と上記中間部における第2の所定の圧力
    とが生成され、上記第2の所定の圧力は上記第1の所定
    の圧力より小さいことを特徴とする基板の表面にフィル
    ムを装着する方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法において、上記圧力
    部材によって上記基板の表面の上記第1の縁部近くの第
    1の中間部における第2の所定の圧力と上記基板の表面
    の上記第2の縁部近くの第2の中間部における第3の所
    定の圧力とが生成され、上記第3の所定の圧力は上記第
    2の所定の圧力より大きいが上記第1の所定の圧力より
    小さいことを特徴とする基板の表面にフィルムを装着す
    る方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法において、上記樹脂
    の装着工程は上記基板の表面の上記第1の縁部に隣接し
    た一部分に樹脂を装着することを含むことを特徴とする
    基板の表面にフィルムを装着する方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法において、上記樹脂
    の装着工程は更に上記第2の縁部の両端近くの部分に樹
    脂を装着することを含むことを特徴とする基板の表面に
    フィルムを装着する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の方法において、上記樹脂
    はアクリル酸エステルラジカル重合紫外線硬化性樹脂で
    あり、上記樹脂は紫外線の光線に曝されて硬化すること
    を含むこと特徴とする基板の表面にフィルムを装着する
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法において、上記フィ
    ルムはPETフィルムであること特徴とする基板の表面
    にフィルムを装着する方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法において、上記圧力
    部材はローラであること特徴とする基板の表面にフィル
    ムを装着する方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法を含み、上記基板は
    上記陰極線管の前面パネルであり上記フィルムは上記前
    面パネルの前面に装着されることを特徴とする陰極線管
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 基板の表面に樹脂を装着するための装
    着装置と、 フィルムの一部分を上記基板の表面の第1の縁部に対し
    て押し付けるための圧力部材と、 上記フィルムを上記基板の表面に押し付けるために上記
    第1の縁部と反対側の第2の縁部方向に上記基板の表面
    を横切って上記圧力部材を移動させるための移動装置
    と、 上記基板の表面の中間部における圧力が上記2つの縁部
    に隣接する部分における圧力より小さくなるように、上
    記圧力部材を上記フィルムに押し付けるための加圧装置
    と、を有する基板の表面にフィルムを装着する装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、上記
    加圧装置によって上記2つの縁部に隣接する部分におけ
    る第1の所定の圧力と上記中間部における第2の所定の
    圧力とが生成され、上記第2の所定の圧力は上記第1の
    所定の圧力より小さいことを特徴とする基板の表面にフ
    ィルムを装着する装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の装置において、上記
    加圧装置によって上記基板の表面の上記第1の縁部近く
    の第1の中間部における第2の所定の圧力と上記基板の
    表面の上記第2の縁部近くの第2の中間部における第3
    の所定の圧力とが生成され、上記第3の所定の圧力は上
    記第2の所定の圧力より大きいが上記第1の所定の圧力
    より小さいことを特徴とする基板の表面にフィルムを装
    着する装置。
  13. 【請求項13】 請求項10記載の装置において、上記
    装着装置は上記基板の表面の上記第1の縁部に隣接した
    一部分に樹脂を装着するように構成されていることを特
    徴とする基板の表面にフィルムを装着する装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の装置において、上記
    装着装置は更に上記第2の縁部の両端近くの部分に樹脂
    を装着するように構成されていることを特徴とする基板
    の表面にフィルムを装着する装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の装置において、上記
    加圧装置は、上記圧力部材自身の重量によって生成され
    る圧力を制御するために上記圧力部材に作用する上向き
    の力を生成することができるように構成された空気シリ
    ンダを含むことを特徴とする基板の表面にフィルムを装
    着する装置。
  16. 【請求項16】 請求項10記載の装置において、上記
    圧力部材はローラを含むことを特徴とする基板の表面に
    フィルムを装着する装置。
  17. 【請求項17】 実質的に発明の詳細な説明に記載され
    添付図面の図2、図3B及び図3C、図4〜図7に示さ
    れた基板にフィルムを装着する方法。
  18. 【請求項18】 実質的に発明の詳細な説明に記載され
    添付図面の図2、図3B及び図3C、図4〜図7に示さ
    れた基板にフィルムを装着する装置。
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