JPH08305597A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH08305597A
JPH08305597A JP7136080A JP13608095A JPH08305597A JP H08305597 A JPH08305597 A JP H08305597A JP 7136080 A JP7136080 A JP 7136080A JP 13608095 A JP13608095 A JP 13608095A JP H08305597 A JPH08305597 A JP H08305597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
rom
program
cpu
shipping
Prior art date
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Pending
Application number
JP7136080A
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English (en)
Inventor
Yasunori Takahashi
康紀 高橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH08305597A publication Critical patent/JPH08305597A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品出荷時に試験を行う際、出荷用ROMと
試験用ROMとを交換することなく、CPUに試験用プ
ログラムを実行させる。 【構成】 製造工程に於いて、ICソケット2−1〜2
−iに実装された出荷用ROM3−1〜3−iには、運
用時にCPU5が実行する運用プログラムと、電源投入
時に、試験用ROMが実装されているか否かを判断する
試験用ROM有無判断プログラムとが格納されている。
試験時には、ICソケット4−1〜4−jに試験プログ
ラム及び試験実行フラグが格納されている試験用ROM
8−1〜8−jを実装した後、プリント板パッケージ1
に電源を投入する。これにより、CPU5が試験用RO
M有無判断プログラムを実行し、試験用ROM8−1〜
8−jが実装されている場合にはそれに格納されている
試験プログラムに制御を移し、実装されていない場合に
は出荷用ROMに格納されている運用プログラムに制御
を移す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUやROM等が搭
載された電子機器に関し、特に、製品出荷時にハードウ
ェア動作の試験を行う際、製造工程に於いてICソケッ
トに実装された出荷用ROMを試験用ROMと差し替え
ることなしに、CPUで試験用ROM中の試験プログラ
ムを実行できるようにした電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUやROM等が搭載された電子機器
に於いては、出荷に先立ってCPUで試験プログラムを
実行し、電子機器の構成部品であるLSI等のハードウ
ェア動作を試験するということが従来から行われてい
る。例えば、入力されたデータを圧縮して送信するよう
なデータ送信装置に於いては、データ圧縮用のLSIに
試験用データを入力し、LSIから出力される圧縮デー
タと正しい圧縮データとを比較することにより、データ
圧縮用のLSIの動作を試験するということが行われ
る。
【0003】図6は従来の電子機器に於ける製品出荷時
の試験方法を説明するための図である。尚、図6はプリ
ント板パッケージの試験を行う場合を示している。
【0004】プリント板パッケージ60のプリント板6
1上にはICソケット62−1〜62−i,CPU6
4,試験対象部品65,バス66等が搭載され、ICソ
ケット62−1〜62−iには出荷用ROM63−1〜
63−iが実装されている。出荷用ROM63−1〜6
3−iには、CPU64が運用時に実行する運用プログ
ラムが格納されている。
【0005】試験者は、製造工程に於いて上記したよう
に各部品が搭載されたプリント板パッケージ60の試験
を行う場合、先ず、ICソケット62−1〜62−iか
ら出荷用ROM63−1〜63−iを抜き取り、次い
で、試験プログラムが格納されたj個の試験用ROM6
7−1〜67−j(1≦j≦i)をICソケット62−
1〜62−iに実装する。
【0006】その後、試験者は、プリント板パッケージ
60の電源を投入する。これにより、CPU64が、I
Cソケット62−1〜62−iに実装された試験用RO
M67−1〜67−jに格納されている試験プログラム
を実行し、試験対象部品65に対する試験を行う。
【0007】そして、試験結果が正常であれば、試験者
は、ICソケット62−1〜62−jに実装されている
試験用ROM67−1〜67−jを抜き取った後、IC
ソケット62−1〜62−iに出荷用ROM63−1〜
63−iを実装し、出荷可能な状態にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、試験時に出荷用ROMをICソケットから抜き取っ
て試験用ROMと交換し、試験終了後に試験用ROMを
ICソケットから抜き取って出荷用ROMに交換しなけ
ればならず、試験工数が多くなるという問題があった。
また、ROM交換の際に端子にかかるストレスや、静電
気が製品不良の原因となる場合があるという問題もあっ
た。
【0009】そこで、本発明の目的は、出荷用ROMを
ICソケットから抜き取ることなく、CPUに試験プロ
グラムを実行させることができる電子機器を提供するこ
とにある。
【0010】尚、特開平2−36432号公報には、E
EPROMを備えた電子機器に於いて、EEPROMに
試験プログラムを格納しておき、試験終了後に試験プロ
グラムを消去して出荷する技術が記載されているが、E
EPROMを実装する電子機器にしか適用することがで
きない。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、CPUと、運用時に前記CPUで実行される
運用プログラムが格納された出荷用ROMとが搭載され
た電子機器に於いて、前記CPUのバスに接続され、予
め定められたアドレスに試験実行フラグが記録されてい
ると共に、試験時に前記CPUで実行される試験プログ
ラムが格納された試験用ROMを実装するためのICソ
ケットを備え、前記出荷用ROMに、電源投入時に、前
記予め定められたアドレスに試験実行フラグが記録され
ているか否かを調べることにより前記試験用ROMの実
装の有無を判断し、実装されているときは該実装されて
いる試験用ROM中の前記試験プログラムに制御を移
し、実装されていないときは前記運用プログラムに制御
を移す試験用ROM有無判断プログラムを格納するよう
にしたものである。
【0012】
【作用】電源投入時、CPUが、出荷用ROMに格納さ
れている試験用ROM有無判断プログラムを実行し、試
験用ROMの予め定められているアドレスに試験実行フ
ラグが記録されているか否かを調べることにより試験用
ROMの実装の有無を調べる。そして、実装されている
ときは試験用ROM中の試験プログラムに制御を移し、
実装されていないときは出荷用ROM中の運用プログラ
ムに制御を移す。
【0013】従って、試験用ROMがICソケットに実
装されている試験時に於いては、試験用ROM中の試験
プログラムが実行され、試験用ROMがICソケットに
実装されていない運用時に於いては、出荷用ROM中の
運用プログラムが実行される。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0015】図1は本発明の試験対象とする電子機器で
あるプリント板パッケージ1の構成例を示した図であ
る。同図に示すように、プリント板パッケージ1のプリ
ント板10上にはICソケット2−1〜2−i,ICソ
ケット4−1〜4−j,CPU5,試験対象部品6,バ
ス7等が搭載され、ICソケット2−1〜2−iには出
荷用ROM3−1〜3−iが実装されている。
【0016】出荷用ROM3−1〜3−iには、図2に
示すように、試験用ROM有無判断プログラムプ3a
と、運用時にCPU5が実行する運用プログラム3bと
が格納されている。
【0017】試験用ROM有無判断プログラム3aは、
プリント板パッケージ1の電源投入時に実行されるもの
であり、試験用ROMの予め定められたアドレスAに試
験実行フラグが記録されているか否かを調べることによ
り試験用ROMの実装の有無を判断し、実装されている
ときには試験用ROM中の試験プログラムに制御を移
し、実装されていないときには出荷用ROM3−1〜3
−iの運用プログラム3bに制御を移すものである。
【0018】試験者は、製造工程に於いて上記したよう
に各部品が搭載されたプリント板パッケージ1の試験を
行う場合、先ず、図3に示すように、ICソケット4−
1〜4−jに試験用ROM8−1〜8−jを実装する。
【0019】試験用ROM8−1〜8−jには、図4に
示すように、所定アドレスAに試験実行フラグ4aが記
録されると共に、試験プログラム4bが格納されてい
る。
【0020】試験用ROM8−1〜8−jの実装後、試
験者は、プリント板パッケージ1の電源を投入する。
【0021】これにより、CPU5が出荷用ROM3−
1〜3−iの所定部分に格納されている試験用ROM有
無判断プログラム3aを実行する(ステップS1)。
【0022】CPU5は、試験用ROM有無判断プログ
ラム3aの実行時、それに従って試験用ROM8−1〜
8−jの予め定められているアドレスAに対する読み込
み動作を行い、そのアドレスAに試験実行フラグ4aが
記録されているか否かを判断する(ステップS2)。
【0023】そして、試験実行フラグ4aが記録されて
いると判断した場合、即ち試験用ROM8−1〜8−j
が実装されていると判断した場合は、試験用プログラム
4bに制御を移し(ステップS3)、実装されていない
と判断した場合は出荷用ROM3−1〜3−iの所定部
分に格納されている運用プログラム3bに制御を移す
(ステップS4)。
【0024】この場合、ICソケット4−1〜4−jに
試験用ROM8−1〜8−jが実装されており、上記し
た所定アドレスAには、試験実行フラグ4aが記録され
ているので、CPU5は、試験用プログラム4bに制御
を移すことになる(ステップS3)。
【0025】そして、試験が正常終了すると、試験者
は、ICソケット4−1〜4−jから試験用ROM8−
1〜8−jを抜き取り、プリント板パッケージ1を出荷
可能な図1に示す状態にする。
【0026】出荷後に、プリント板パッケージ1の電源
が投入された場合には、ICソケット4−1〜4−jに
は、試験用ROM8−1〜8−jが実装されていないの
で、ステップS2の判断結果がNOとなり、この結果、
出荷用ROM3−1〜3−iに格納されている運用プロ
グラム3bが実行されることになる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電子機器
は、試験実行フラグが予め定められたアドレスに記録さ
れていると共に、試験時にCPUで実行される試験プロ
グラムが格納されている試験用ROMを実装するための
ICソケットを備え、更に、試験実行フラグが試験用R
OMの予め定められているアドレスに記録されているか
否かを調べることにより試験用ROMの実装の有無を判
断し、実装されているときには試験用ROM中の試験プ
ログラムに制御を移し、実装されていないときは出荷用
ROM中の運用プログラムに制御を移す試験用ROM有
無判断プログラムを出荷用ROMに格納するようにした
ものであり、試験時には出荷用ROMを抜き差しする必
要がなく、試験用ROMのみを抜き差しすればよいの
で、試験工数を少なくすることができる効果があると共
に、ROM交換の際に発生する端子へのストレス,静電
気等の出荷後の故障の要因を排除できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験対象とする電子機器であるプリン
ト板パッケージの構成例を示した図である。
【図2】出荷用ROM3−1〜3−iの内容例を示す図
である。
【図3】試験時のプリント板パッケージの状態を示す図
である。
【図4】試験用ROM8−1〜8−jの内容例を示す図
である。
【図5】CPU5の処理例を示す流れ図である。
【図6】従来の試験方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1…プリント板パッケージ 2−1〜2−i…ICソケット 3−1〜3−i…出荷用ROM 3a…試験用ROM有無判断プログラム 3b…運用プログラム 4−1〜4−j…ICソケット 4a…試験実行フラグ 4b…試験プログラム 5…CPU 6…試験対象部品 7…バス 8−1〜8−j…試験用ROM 10…プリント板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUと、運用時に前記CPUで実行さ
    れる運用プログラムが格納された出荷用ROMとが搭載
    された電子機器に於いて、 前記CPUのバスに接続され、予め定められたアドレス
    に試験実行フラグが記録されていると共に、試験時に前
    記CPUで実行される試験プログラムが格納された試験
    用ROMを実装するためのICソケットを備え、 前記出荷用ROMに、電源投入時に、前記予め定められ
    たアドレスに試験実行フラグが記録されているか否かを
    調べることにより前記試験用ROMの実装の有無を判断
    し、実装されているときは該実装されている試験用RO
    M中の前記試験プログラムに制御を移し、実装されてい
    ないときは前記運用プログラムに制御を移す試験用RO
    M有無判断プログラムが格納されていることを特徴とす
    る電子機器。
  2. 【請求項2】 前記電子機器は、プリント板パッケージ
    であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記試験プログラムは、前記電子機器に
    搭載された部品のハードウェア動作を試験することを特
    徴とする請求項2記載の電子機器。
JP7136080A 1995-05-10 1995-05-10 電子機器 Pending JPH08305597A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7136080A JPH08305597A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 電子機器

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JP7136080A JPH08305597A (ja) 1995-05-10 1995-05-10 電子機器

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ID=15166781

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000011555A1 (fr) * 1998-08-21 2000-03-02 Fujitsu Limited Methode de verification initiale
EP1113280A2 (en) * 1999-12-07 2001-07-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit having self-diagnosis test function and test method thereof

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JPS61287776A (ja) * 1985-05-14 1986-12-18 Minolta Camera Co Ltd レ−ザビ−ムプリンタシステム

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