JPH08305226A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08305226A
JPH08305226A JP7106280A JP10628095A JPH08305226A JP H08305226 A JPH08305226 A JP H08305226A JP 7106280 A JP7106280 A JP 7106280A JP 10628095 A JP10628095 A JP 10628095A JP H08305226 A JPH08305226 A JP H08305226A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体の地肌部電位の上昇が表面層の劣化
によるものか、光学系の汚れによるものか、あるいは露
光ランプの劣化によるものかを的確に判断し、的確なメ
ンテナンス指示を行うことが可能な画像形成装置を提供
することを目的とする。 【構成】 像担持体の表面電位を検知する第1の検知手
段と、前記像担持体の使用量を検知する第2の検知手段
と、前記像担持体に露光を行なうための光学系手段と、
を有する画像形成装置において、前記第1の検知手段に
より露光後の像担持体の表面電位を、前記第2の検知手
段により前記像担持体の使用量を、各々検知し、該検知
結果に基づいて、前記像担持体の交換又は前記光学系手
段の清掃を行なうようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンター、
FAX等の電子写真方式を用いた画像形成装置に関す
る。詳しくは像担持体の寿命が感度劣化により規定され
るシステムにおいて、像担持体の表面電位及び使用量に
より、像担持体の交換や光学系の清掃といったメンテナ
ンスを的確に指示出来る画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成装置を長期にわたって使
用すると、像担持体の地肌部の電位が徐々に上昇すると
いった問題がある。こういった変化に対応するために、
帯電電位や露光量、現像バイアスといった作像プロセス
条件を変更して、初期の画像品質を維持できるようにし
ているが、一定値を越えるともはやプロセス条件では対
応できなくなり、像担持体である感光体交換等のメンテ
ナンスが必要となる。
【0003】ところで、前記地肌部の電位が上昇する原
因は主に、感光体の感度低下と光学系の汚れによる露光
量不足であるが、それぞれの余裕度の兼ね合いによって
露光量不足が生じるのであって、常にどちらか一方に起
因するというものではない。
【0004】そこで、特公昭64−1787では感光体
の表面電位測定手段と、露光源の光量を測定する手段を
設け、表面電位検出値に対し露光源の光量変化分を補正
し、補正後の値と予め設けられた基準値との比較により
使用感光体の寿命を判定する方法が提案された。
【0005】しかし、ここで言う補正後の値には、露光
光源の劣化分は考慮されているものの、光学系の汚れ等
による劣化分は補正されていない。通常、露光量の低下
はそのほとんどが、機械内の埃や気化した定着オイル等
がミラ−やリフレクタ、レンズの表面に付着することに
よって生じるものであり、露光光源の劣化による影響は
これらに比べてかなり小さいものである。また、ミラ−
やリフレクタ、レンズといった光学系の汚れによる光量
低下は、感光体感度の劣化による影響以上に大きなもの
である。
【0006】従って、従来では、単に地肌部電位の上昇
が生じたからといって、感光体を新品に交換すれば良い
というものではなく、それが感光体寿命によるものでは
なく光学系の清掃によって回復するものか、あるいは同
時に感光体交換も必要なものかについては判断すること
ができないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
像担持体の地肌部電位の上昇が表面層の劣化によるもの
か、光学系の汚れによるものか、あるいは露光ランプの
劣化によるものかを的確に判断し、的確なメンテナンス
指示を行うことが可能な画像形成装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、請求項1の発明は、像担持体の表面電位を
検知する第1の検知手段と、前記像担持体の使用量を検
知する第2の検知手段と、前記像担持体に露光を行なう
ための光学系手段と、を有する画像形成装置において、
前記第1の検知手段により露光後の像担持体の表面電位
を、前記第2の検知手段により前記像担持体の使用量
を、各々検知し、該検知結果に基づいて、前記像担持体
の交換又は前記光学系手段の清掃を行なうことを特徴と
するものである。また、請求項2の発明は、前記第2の
検知手段により検知される前記像担持体の使用量は、前
記像担持体の非画像領域の電荷を除去するために使用す
る除電手段の累積発光時間であることを特徴とするもの
である。また、請求項3の発明は、前記第2の検知手段
により検知される前記像担持体の使用量は、前記像担持
体に潜像を形成するために使用される露光源の累積発光
時間であることを特徴とするものである。また、請求項
4の発明は、前記露光源の光量を検知する第3の検知手
段を設け、該検知手段の検知結果に基づいて前記露光源
の交換を行なうことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、像担持体の表面電位を検知する第1の検知手段
と、前記像担持体の使用量を検知する第2の検知手段と
を有し、前記第1の検知手段により露光後の像担持体の
表面電位を、前記第2の検知手段により前記像担持体の
使用量を、各々検知し、該検知結果に基づいて、前記像
担持体の交換又は前記光学系手段の清掃を行なうように
する。また、請求項2の発明は、前記第2の検知手段に
より、前記像担持体の非画像領域の電荷を除去するため
に使用する除電手段の累積発光時間を検知するようにす
る。また、請求項3の発明は、前記第2の検知手段によ
り、前記像担持体に潜像を形成するために使用される露
光源の累積発光時間を検知するようにする。また、請求
項4の発明は、第3の検知手段により、露光源の光量を
検知し、該露光源の交換を行なうにする。
【0010】
【実施例】図1は請求項に記載の発明の一実施例を示
す。この実施例は電子写真方式の複写機からなる画像形
成装置の例であり、像担持体は感光体ドラム11が用い
られている。この感光体ドラム11は像担持体駆動モ−
タからなる駆動部により回転駆動されて、帯電チャ−ジ
ャ12からなる帯電手段により所定の帯電位置で一様に
帯電され、露光光学系13〜20よりなる露光手段によ
り所定の露光位置にて像露光が行われて静電潜像が形成
される。
【0011】露光手段においては、原稿台13上に載置
された原稿が露光ランプ14からなる露光用光源により
照射されてその反射光がミラ−15〜20を介して感光
体ドラム11に照射され、露光ランプ及び可動ミラ−1
5〜20よりなる可動光学系(スキャナ)が移動して原
稿の走査が行われることにより感光体ドラム11に原稿
全体の画像露光が行われる。なお、露光ランプ14の近
傍には第3の検知手段であるフォトセンサ41からなる
光量測定手段が配置されており、光量を一定に維持する
ように図示しない露光ランプ電源により制御されてい
る。
【0012】感光体ドラム11は像露光後にイレ−サ2
1によって記録紙間領域及び記録紙両端部といった非画
像領域における不要な電荷が除去され、静電潜像が現像
手段としての現像装置22により所定の位置で感光体ド
ラム11上にトナ−像が形成される。又、記録紙が給紙
装置からレジストロ−ラ23に給紙され、レジストロ−
ラ23が記録紙を感光体ドラム11上のトナ−像に先端
を合わせて給紙する。
【0013】この記録紙は転写チャ−ジャ24からなる
転写手段によるコロナ放電で記録紙を帯電させて、感光
体ドラム11上のトナ−像を転写し、さらに分離チャ−
ジャ25からなる分離手段によるコロナ放電で記録紙を
除電することによりトナ−像を介して感光体ドラム11
に静電吸着した記録紙を分離し易くする。
【0014】この感光体ドラム11から分離された記録
紙は、搬送装置により搬送されて図示しない定着装置に
より熱及び圧力によってトナ−像が定着される。転写工
程で記録紙に転写されずに感光体ドラム11上に残留し
たトナ−はクリ−ニング手段としてのクリ−ニング装置
27で除去される。トナ−が除去された後の感光体ドラ
ム11は除電ランプ28からなる除電手段により光照射
を受けることにより静電的に初期化されて繰り返し使用
される。
【0015】このような画像形成プロセスは設定枚数分
だけ連続的に繰り返し行われる。又、原稿載置台13の
前後には基準濃度パタ−ンとして黒パタ−ン29及び白
パタ−ン30が配置され、第1の検知手段である表面電
位計31からなる表面電位測定手段は感光体ドラム11
の周囲における露光位置と原稿位置との間の所定位置、
例えばイレ−サ21の除電位置と現像位置との間に配置
されて感光体ドラム11の表面電位を検知する。
【0016】図2は本実施例の回路構成の概略を示す。
マイクロコンピュ−タを用いて構成された制御手段とし
ての制御部34は表面電位計31の出力値、フォトセン
サ41の出力値、及びイレ−サの出力信号を取り込み、
前記帯電チャ−ジャ12の帯電器電源36、前記露光ラ
ンプ14の露光ランプ電源37などを制御すると同時
に、演算結果により光学系13〜20、40の清掃、感
光体ドラム11や露光ランプ14の交換を支持する表示
部35を駆動する。
【0017】本実施例において、感光体ドラム11の静
電特性は環境や経時で変化し、露光ランプ14の劣化や
ミラ−15〜20の汚れによっても露光量が変化し、こ
れらにより感光体ドラム11上に形成される静電潜像の
電位が変化する。そこで制御部34は、表面電位計31
の出力値により画像形成プロセスの条件、例えば帯電、
露光の各プロセス条件を制御することで、感光体ドラム
11上に形成される静電潜像の電位を常に安定に維持す
る。
【0018】制御部は本体電源を投入されると自動的に
各プロセス条件を決めるために図3に示すような制御フ
ロ−にしたがってプロセス条件初期設定が実行される。
まず、ステップS1で像担持体駆動モ−タで感光体ドラ
ム11を回転させて、前回使用されていた条件で帯電チ
ャ−ジャ12の帯電器電源36を駆動させることによ
り、帯電チャ−ジャ12で感光体ドラム11を帯電させ
る。感光体ドラム11は帯電チャ−ジャ12で帯電され
てからイレ−サ21により除電された後に、その表面電
位が表面電位計31によって検知され、制御部34はそ
の表面電位計31の検知値VRを取り込んでメモリに格
納する。
【0019】次に制御部34は、黒パタ−ン29(反射
濃度計の測定値で約1.8)露光後の表面電位VD、及び
白パタ−ン30(反射濃度計の測定値で約0.2)露光
後の表面電位VLの各目標値をVRから演算してメモリに
格納する。次に制御部34はステップ2でスキャナを制
御して黒パタ−ン29の露光位置へ移動させて露光手段
に黒パタ−ン29の露光を行わせる。従って感光体ドラ
ム11は帯電チャ−ジャ12で帯電された後に露光手段
により黒パタ−ン29が露光されその黒パタ−ン29露
光部分の表面電位が表面電位計31により検知される。
【0020】次に制御部34はステップS3で表面電位
計の検知値VDを取り込んでVD=上記目標値±2%であ
るか否か判断して、VD=上記目標値±2%でなければ
ステップS4で帯電器電源36の出力を変更させて感光
体ドラム11の帯電チャ−ジャ12による帯電電位を調
整した後にステップS2に戻り、VD=上記目標値±2
%となるまで上記制御部は帯電電位の調整を行う。
【0021】制御部はVD=上記目標値±2%であれ
ば、ステップS3からステップS5に進み、スキャナを
制御して白パタ−ンの露光位置へ移動させて白パタ−ン
の露光を行わせる。従って感光体ドラム11は帯電チャ
−ジャ12で帯電された後に露光手段により白パタ−ン
30が露光され、その表面電位が表面電位計31によっ
て検知される。
【0022】次に、制御部はステップS3でその表面電
位計31の検知値VLを取り込んでVL=上記目標値±2
%であるか否かを判断し、VL=上記目標値±2%でな
ければステップS6で露光ランプ14の露光ランプ電源
37の出力を変更させて露光ランプ14の光量を変更さ
せることにより感光体ドラム11の露光量を調整した後
にステップS5に戻り、VL=上記目標値±2%となる
まで上記露光量の調整を行う。VL=上記目標値±2%
であればこの時のフォトセンサ41の検知値をメモリに
格納し、動作時は逐次光量をフォトセンサ41で検知
し、光量が一定になるように露光ランプ14の露光電源
37の出力を制御する。露光ランプ14は使用中の温度
上昇によって光量が低下するので、逐次光量をフォトセ
ンサ41で検知し、光量が一定になるように制御する必
要がある。
【0023】適正な画像を得るためにはVDとVLの電位
差を一定に保つ必要がある。しかしVRは環境や経時、
さらに像担持体の静電特性のばらつきによって変化する
ものの、これらの条件が同じであればイレ−ス光量を上
げても変えることは出来ない。このため、VD、VLの制
御条件はVRを基準に一定値を加えて目標値を設定し制
御している。また、VD、VL、VRは一つの条件が変更
されると他の値にも影響を与えるので、一連の測定及び
調整を複数回繰り返すことによって条件を収束させてい
る。
【0024】ここで光学系が汚れた場合や感光体の感度
劣化によって、露光ランプの出力を最大値に設定しても
VLが目標値内に設定できない場合が生じる。このよう
な場合でもすぐには異常があらわれないが、やがて画像
の地肌部が汚れたりあるいは画像濃度が低下するといっ
た不具合が生じる。不具合が生じてから感光体ドラム1
1を交換したり光学系13〜20の清掃を実施するが、
例えば光学系の汚れは使用環境によって大きく異なる。
【0025】ここで、感光体ドラム11の寿命にはほど
遠く、光学系の清掃のみで十分対応できるような場合に
感光体ドラム11を交換してしまったり、あるいは光学
系はほとんど汚れておらず、感光体ドラム11の交換が
必要な場合に光学系の清掃をしてしまったり、あるいは
これらの判断に時間を浪費してしまうといったことが起
こり得る。
【0026】そこで上記不具合が生じる以前に、感光体
ドラム11の表面電位や使用量、及び露光量から、不具
合を予見し、適切なメンテナンスをおこなえるように指
示する。以下、図4に示すフロ−にしたがって診断が行
われる。ステップS6でVLの検知値が目標値内に設定
できないとき、ステップS7で露光ランプ14の電源出
力が最大値に設定されているか否かの判定を行う。電源
出力値が最大値に設定されていなければ、露光量にまだ
余裕があるということであり、ステップ8に進んで露光
量の調整を繰り返す。電源出力が最大値に設定されてい
れば露光量はほぼ限界に達しているということであり、
ステップS10に進む。
【0027】ステップS10ではVL検知値と目標値と
の差ΔVLと、定数Const.1との比較を行い露光量不足が
システムに影響を与えるほど大きいものかどうかを判定
する。もし、ΔVL≧Const.1の場合は露光量不足が許容
できないものであり、何らかのメンテナンスを施さなけ
ればならない。よってConst.1の値は光量不足がシステ
ム全体に及ぼす悪影響に対し余裕を見込んで設定されな
ければならないものであり、それぞれのシステムによっ
て異なる。
【0028】ΔVL≧Const.1の場合はステップS11〜
S13で診断を行っていく。まず、ステップS11へと
進んで露光ランプ14の劣化による光量低下について診
断する。光量センサの出力値VEXPと定数Const.2との比
較によって露光ランプ14の電源出力37が最大値に設
定されているときの光量が出力されているかを判定す
る。もし光量が低い場合には露光ランプの交換を表示部
にて指示する。露光ランプの光量が十分なときはステッ
プS12に進む。
【0029】ステップ12では、図示しない第2の検知
手段により検知したイレ−サの累積発光時間Σtと感光
体ドラムの寿命Tとの比較によって感光体ドラムの感度
劣化について診断する。感光体ドラム11の感度劣化は
イレ−ス光のように照射強度の強い光によって進行し、
その照射時間と相関がある。Σt≧Tの場合は明らかに
感光体ドラム11の感度の劣化が原因であり、光学系は
ほとんど汚れていないともいえる。このときは感光体の
交換を表示部にて指示する。Σt<Tの場合はステップ
13に進んで光学系の汚れについて診断する。
【0030】ステップS13ではイレ−サ21の累積発
光時間ΣtとαTとの比較によってミラ−の汚れを診断
する。ここでαは定数で0<α≦1である。つまり、イ
レ−サ21の累積発光時間Σtが感光体の寿命Tに比べ
てかなり小さい(Σt<αT)場合は、感光体ドラム1
1の感度劣化とは考えられず、光学系がかなり汚れてい
ると判断し、光学系に清掃を表示部にて指示する。逆に
イレ−サ21の累積発光時間Σtが感光体ドラム11の
寿命Tに略等しい場合は、感光体ドラム11の感度劣化
はある程度寿命に近く、また光学系もある程度汚れてい
ると判断される。このときには感光体ドラム11交換と
ミラ−15〜20清掃の両方を表示部にて指示する。
【0031】感光体ドラム11は完全に寿命に達した訳
ではなく、また光学系の汚れも致命的なものではない
が、次回の定期メンテナンス時期までは保証できない場
合には、一度に行った方がメンテナンスコストを含めた
ト−タルコストで有利となる。このようにシステム全体
の安全率とト−タルコストとの兼ね合いから係数αは決
定される。
【0032】なお、ここではイレ−サの累積発光時間Σ
tによって感光体ドラム11の感度劣化具合を判断して
いるが、そのシステムによって他の特性値で代用できる
ならば特に規定されない。例えば反転現像システムにお
いては、未露光部分は現像されないので、イレ−サ21
を必要としない。このようなシステムでは露光源(レ−
ザ−ダイオ−ド等)の累積発光時間で感光体ドラム11
の感度劣化を判断すればよい。また、単純にコピ−枚数
によって感度劣化の程度が判断できるシステムの場合は
コピ−枚数で代用してかまわない。
【0033】
【発明の効果】前記のようなこの発明において、請求項
1の発明は、像担持体の表面電位を検知する第1の検知
手段と、前記像担持体の使用量を検知する第2の検知手
段と、前記像担持体に露光を行なうための光学系手段
と、を有する画像形成装置において、前記第1の検知手
段により露光後の像担持体の表面電位を、前記第2の検
知手段により前記像担持体の使用量を、各々検知し、該
検知結果に基づいて、前記像担持体の交換又は前記光学
系手段の清掃を行なうので、光学系の清掃が必要なの
か、あるいは像担持体の交換が必要なのかを正確に判断
でき、的確にメンテナンスを行なうことができる。ま
た、請求項2の発明は、前記第2の検知手段により検知
される前記像担持体の使用量は、前記像担持体の非画像
領域の電荷を除去するために使用する除電手段の累積発
光時間であるので、像担持体の感度劣化を正確に推定で
き、請求項1の効果を確実に得ることができる。また、
請求項3の発明は、前記第2の検知手段により検知され
る前記像担持体の使用量は、前記像担持体に潜像を形成
するために使用される露光源の累積発光時間であるの
で、像担持体の感度劣化を正確に推定でき、請求項1の
効果を確実に得ることができる。また、請求項4の発明
は、前記露光源の光量を検知する第3の検知手段を設
け、該検知手段の検知結果に基づいて前記露光源の交換
を行なうので、露光源の交換時期を確実に検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる画像形成装置の断面図
【図2】本発明の実施例にかかるブロック図
【図3】本発明の実施例にかかる制御フロ−図
【図4】本発明の実施例にかかる制御フロ−図
【符号の説明】
11 像担持体(感光体ドラム) 14 露光ランプ 15〜20 ミラ− 21 イレ−サ 31 表面電位系 34 制御部 35 表示部 36 帯電器電源 37 露光ランプ電源 41 フォトセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体の表面電位を検知する第1の検知
    手段と、前記像担持体の使用量を検知する第2の検知手
    段と、前記像担持体に露光を行なうための光学系手段
    と、を有する画像形成装置において、前記第1の検知手
    段により露光後の像担持体の表面電位を、前記第2の検
    知手段により前記像担持体の使用量を、各々検知し、該
    検知結果に基づいて、前記像担持体の交換又は前記光学
    系手段の清掃を行なうことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第2の検知手段により検知される前記
    像担持体の使用量は、前記像担持体の非画像領域の電荷
    を除去するために使用する除電手段の累積発光時間であ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第2の検知手段により検知される前記
    像担持体の使用量は、前記像担持体に潜像を形成するた
    めに使用される露光源の累積発光時間であることを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記露光源の光量を検知する第3の検知手
    段を設け、該検知手段の検知結果に基づいて前記露光源
    の交換を行なうことを特徴とする請求項3記載の画像形
    成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238826A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Canon Inc 画像形成装置

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