JPH08304836A - 紫外線によるシール材硬化装置 - Google Patents

紫外線によるシール材硬化装置

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JPH08304836A
JPH08304836A JP12742395A JP12742395A JPH08304836A JP H08304836 A JPH08304836 A JP H08304836A JP 12742395 A JP12742395 A JP 12742395A JP 12742395 A JP12742395 A JP 12742395A JP H08304836 A JPH08304836 A JP H08304836A
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JP
Japan
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sealing material
light
substrate
suction
ultraviolet
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JP12742395A
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Hideaki Kataho
秀明 片保
Kunio Yuda
国夫 油田
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 上基板と下基板とを貼り合わせた状態で、紫
外線をシール材の部位のみに照射することによって、配
向膜に紫外線による影響を最小限に抑制した状態で両基
板を貼り合わせ固着する。 【構成】 上側吸着機構20は、昇降軸21の下端部に
はホルダ22が連設され、このホルダ22にはマスク板
23及び導光用ガラス24が保持され、吸着プレート2
5が負圧室27を形成するようにホルダ22に着脱可能
に取り付けられる。マスク板23の導光用ガラス24へ
の対向面及び導光用ガラス24の外周面には鏡面反射膜
30,31が設けられ、また導光用ガラス24には、C
F基板2を吸着保持した時に、シール材3が位置する部
位が透光部32となり、それ以外は紫外線及びその熱を
遮断する機能を有するマスク膜33が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶パネルの製
造工程において、透明な上下の基板を紫外線硬化型のシ
ール材を介して相互に接着するためのシール材硬化装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶ディスプレイにおける液晶
パネルとして、カラーTFT(Thin Film Transistor)
液晶パネルがある。このタイプの液晶パネルは、それぞ
れ透明な部材からなるTFT基板にCF(Color Filte
r)基板を間に液晶を挟んで対向配置するように組み立
てられる。このために、まずTFT基板(またはCF基
板)の表面の所定の部位に紫外線硬化型のシール材を供
給しておき、相手方の基板を重ね合わせて、シール材を
圧縮することによって、両基板間に所定のギャップを持
たせるようにして重ね合わせ、次いでTFT基板とCF
基板との間に介在しているシール材に対して紫外線を照
射して、シール材を硬化させることによって、両基板を
接合させた状態に固定するようになし、さらにこのギャ
ップ内に液晶を注入して、その注入口を封鎖する。
【0003】ここで、シール材を硬化させるために紫外
線を照射するが、TFT基板やCF基板には、配向膜が
設けられており、この配向膜に紫外線が照射されると、
ダメージを受けることになるから、この紫外線の照射は
シール材が設けられている部位に限定する必要がある。
また、紫外線の照射時にはTFT基板及びCF基板は共
に加熱されることになるが、両部材には熱膨張率に差が
あるために、それらが異なる熱膨張を起こすことから、
セルギャップやアライメント精度に悪影響を及ぼすおそ
れもある。従って、紫外線照射時には、シール材が配置
されている部位以外をマスクして、紫外線及び熱を遮断
しなければならず、このために紫外線ランプからの紫外
光の光路の途中にマスク板を介在させるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前述したTF
T基板とCF基板との貼り合わせを行う装置は、両基板
が位置ずれしないように正確に位置決めされ、かつ両基
板間に液晶が封入されることから、この液晶が封入され
るギャップを正確に保つようにして貼り合わせが行われ
る。従って、この貼り合わせ装置を用いて両基板を貼り
合わせた状態のままで、シール材を紫外線硬化させて、
両基板を固定する方が工数の削減及びワークの搬送時に
おける両基板の相対位置ずれ防止等の見地から好まし
い。ここで、TFT基板にCF基板を搭載するに当っ
て、通常これら両基板をそれぞれ保持するために、上下
一対からなる真空吸着手段が用いられるのが一般的であ
る。しかしながら、このような真空吸着手段に紫外線照
射装置を、しかもシール材を設けた部位以外を紫外線及
び熱を遮断する機能を有する部材でマスクするようにし
て紫外光を照射できる機構を持たせるようにしたもの
は、未だ開発されていなかった。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、真空吸着手段で基板
を吸着保持した状態で紫外線をシール材の部位のみに効
率的に照射でき、それ以外の部位においては、有効に紫
外線及び熱を遮断できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、透明な部材からなるCF基板を真空
吸着する真空吸着手段を透明板で形成した導光用ガラス
と、複数の吸着孔を備えた吸着プレートとを有し、これ
ら導光用ガラスと吸着プレートとの間に負圧室を形成
し、導光用ガラスには、その負圧室に臨む面以外に反射
面を設けると共に、この導光用ガラスに受光面を形成し
て、この受光面に紫外光を導く紫外線照射部を対向配設
し、また吸着プレートの負圧室に臨む面にはシール材を
設けた部位に透光部となし、それ以外の部位をマスクす
る反射面を設ける構成としたことをその特徴とするもの
である。
【0007】
【作用】以上のように構成することによって、上基板を
真空吸着手段で吸着させて、下基板に対して位置決めし
た状態で重ね合わせた後に、紫外線照射部から紫外光を
照射すると、この紫外光は反射面で反射を繰り返しなが
ら透光部からシール材に向けて照射される。而して、こ
の透光部以外はマスクされた状態となっているので、紫
外線照射部から導かれた紫外光はロスなくそのほぼ全量
が透光部を介してシール材に照射されることになり、紫
外光を効率的にシール材に照射できると共に、このシー
ル部材が設けられている部位以外にはシール材が供給さ
れないことから、配向膜等を設けた部位が紫外線に曝さ
れることがなくなり、その保護が図られる。また、両基
板において、紫外光の照射領域以外は加熱されることが
ないので、それらの熱膨張を最小限に抑制できる。
【0008】ここで、前述した上基板等のサイズが異な
る場合には、シール材の位置が異なり、また同じサイズ
の基板でもシール材を設ける部位が異なるものがある。
このように、シール材が設けられる部位が異なると、マ
スク位置も変えなければならない。そこで、真空吸着手
段を構成する部材のうち、マスクを設けた吸着プレート
をこの真空吸着手段に着脱可能に連結するようになし、
この吸着プレートに設けられるマスク形状及び吸着孔の
位置及び形状を変えたものを複数種類用意しておくこと
によって、吸着プレートだけを交換するだけで、異なる
サイズの上基板のシール材を硬化させることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。なお、以下の説明においては、上下の基板として
は、液晶パネルを構成するTFT基板及びCF基板であ
り、これら両基板をシール材を介して貼り合わせて、こ
のシール材を紫外線により硬化させるようにしたものと
して説明するが、本発明のシール材硬化装置はこれに限
るものではないことは言うまでもない。
【0010】而して、図1に上下に配置した2枚の基板
を示し、また図2にこの2枚の基板を貼り合わせた状態
の断面を示す。
【0011】図中において、1はTFT基板、2はCF
基板であって、これらTFT基板1とCF基板2とは、
TFT基板1側に設けた紫外線硬化型のシール材3を介
して貼り合わされて、紫外線を照射することによってシ
ール材3を硬化させることにより相互に連結した状態に
固定され、このシール材3により囲まれた部位に液晶が
封入されるようになっている。そして、液晶の厚みを均
一にするために、TFT基板1とCF基板2との間のギ
ャップGを正確に調整する必要がある。このギャップG
を適正な状態に保つために、シール材3には粒状のスペ
ーサ4が混入されて、上下の基板1,2はこのスペーサ
4の厚み分だけ離間した状態に貼り合わされる。
【0012】TFT基板1とCF基板2とを貼り合わせ
るために、図3に示したような貼り合わせ装置が用いら
れる。貼り合わせ装置は、TFT基板1と吸着する下側
吸着機構10とCF基板2を吸着する上側吸着機構20
とから構成される。
【0013】下側吸着機構10は、多数の吸着孔11を
設けた吸着プレート12を有し、この吸着プレート12
は略半球形状となった球形部13に連結されており、こ
の吸着プレート12と球形部13との間には、吸着孔1
1に通じる負圧室14が形成されている。球形部13
は、この球形部13の曲率半径に対応する凹球面形状の
球面座15に嵌合されるようになっており、この球形部
13と球面座15との間には、球面座15に穿設され
て、球面部に設けた円環状の溝16に開口する給排気通
路17が設けられている。従って、この給排気通路17
に加圧エアを供給すると、球形部13が浮上することに
なり、この結果吸着プレート12に載置したTFT基板
1はフローティングする。また、給排気通路17を負圧
にすると、球形部13は球面座15に吸着固定されるこ
とになる。
【0014】ここで、TFT基板1は吸着プレート12
に吸着保持されるものである。従って、負圧室14を負
圧にするために、負圧室14には吸着ノズル18が開口
しており、この吸着ノズル18は球形部13及び球面座
15に穿設した貫通孔13a,15aに遊嵌状態に挿通
されている。従って、この吸着ノズル18を負圧源に接
続することによって、TFT基板1を真空吸着できるよ
うになる。
【0015】一方、上側吸着機構20は、ロボット(図
示せず)に連結した昇降軸21を有し、この昇降軸21
は中空軸からなり、その内部には吸引源に連なる吸引通
路21aが形成されている。そして、昇降軸21の下端
部にはホルダ22が連設されており、このホルダ22に
はマスク板23及び導光用ガラス24が保持されてい
る。また、ホルダ22の下端部側には段差部22aが設
けられ、この段差部22aには多数の吸着孔25aを穿
設して設けた透明ガラス板からなる吸着プレート25が
着脱可能に装着されている。なお、26は吸着プレート
25をホルダ22に保持させるために、このホルダ22
に着脱可能に止着される固定用のフレームである。
【0016】ここで、吸着プレート25と導光用ガラス
24との間には、所定の間隔が保持されており、この間
に形成される空間部が負圧室27となっている。そし
て、昇降軸21の吸引通路21aは、マスク板23及び
導光用ガラス24に設けた貫通孔23a,24aを介し
て負圧室27に連通している。
【0017】導光用ガラス24には、その下端部におけ
る4つの角隅部を斜めに切り落とすことによって、受光
面28が形成されており、これら各受光面28には紫外
線照射部としてのライトガイド29の入射端面が臨んで
いる。そして、この各受光面28から導光用ガラス24
内に導かれた紫外光は、吸着プレート25を介して、C
F基板2からシール材3に照射されて、このシール材3
を硬化させるようになっている。この導光用ガラス24
内からシール材3に効率的に紫外光を導くために、マス
ク板23の導光用ガラス24への対向面及び導光用ガラ
ス24の四周には鏡面反射膜30,31が蒸着等の手段
で形成されている。ここで、マスク板23には、その貫
通孔23aの部位にも鏡面反射膜30が形成されてい
る。
【0018】一方、吸着プレート25における負圧室2
7に臨む側の表面には、図4に示したように、CF基板
2を吸着保持した時に、シール材3が位置する部位が透
光部32となり、それ以外をマスクするために、蒸着等
の手段によって、前述の鏡面反射膜30,31と同様の
部材で形成したマスク膜33が形成されている。しか
も、このマスク膜33は吸着孔25aの内部にまで及ん
でいる。ここで、マスク膜33は紫外光を透過させない
ことはもとより、熱線も透過しないようになっている。
【0019】このように構成することによって、導光用
ガラス24と吸着プレート25とによって、透光部32
を除いて、光学的に他から遮断された1つの空間が形成
されており、この光学的な空間内においては受光面28
から導かれたライトガイド29からの紫外光は、鏡面反
射膜30,31及びマスク膜33により反射を繰り返し
て、透光部32を介してCF基板2を透過して、シール
材3に照射されることになる。なお、ライトガイド29
が臨む導光用ガラス24の受光面28を4箇所設けるよ
うにしたが、全体が均一な光量で透光部32からシール
材3に照射されるようになっておれば、必ずしも4箇所
設ける必要はない。
【0020】ところで、TFT基板1及びCF基板2
は、それぞれ下側吸着機構10及び上側吸着機構20に
より吸着保持されており、この状態で、TFT基板1と
CF基板2との位置合せが行われる。このために、下側
吸着機構10を構成する球面座15はXYθステージ1
9に装着されており、このXYθステージ19によっ
て、TFT基板1はその水平面において、X軸方向,Y
軸方向及び回転方向の位置調整を行うことができる。そ
して、TFT基板1とCF基板2との位置ずれを検出す
るために、これらTFT基板1及びCF基板2には、ア
ライメントマークM1 ,M2 が設けられており、この2
つのアライメントマークM1 ,M2 を画像認識手段によ
って検出して、両アライメントマークM1 ,M2 が一致
するようにXYθステージ19を作動させる。画像認識
手段を構成するテレビカメラ34は、上側吸着機構20
の上部位置に設けられており、この上側吸着機構20に
おけるホルダ22,マスク板23,導光用ガラス24及
び吸着プレート25を介してCF基板2とTFT基板1
とに設けたアライメントマークM2 及びM1 を撮影する
ようになっている。従って、ホルダ22にはテレビカメ
ラ34による視野を確保するための透孔22bが穿設さ
れており、またマスク板23及び吸着プレート25にお
ける鏡面反射膜30及びマスク膜33に透光部30a,
33aが形成されている。
【0021】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、次にTFT基板1とCF基板2とを貼り合わせ
る方法について説明する。
【0022】まず、TFT基板1及びCF基板2をそれ
ぞれ下側吸着機構10の吸着プレート12及び上側吸着
機構20の吸着プレート25に吸着保持させて、相互に
所定の間隔を置いた状態で対面させる。また、下側吸着
機構10における給排気通路17から溝16に加圧エア
を供給することによって、球形部13を球面座15から
浮上させる。
【0023】この状態で、TFT基板1とCF基板2と
を所定の間隔を保った状態で相互の位置合わせを行う。
この位置合わせを可能ならしめるために、上側吸着機構
10の上部位置にはテレビカメラ34が設けられてお
り、このテレビカメラ34によって、両基板1,2に設
けられているアライメントマークM1 ,M2 が撮影され
て、その画像認識を行うことにより位置ずれを検出す
る。そして、この画像認識の結果に基づいてXYθテー
ブル19を駆動することによって、これら両アライメン
トマークM1 ,M2 が一致するようにTFT基板1を変
位させて、その位置調整が行われる。
【0024】TFT基板1とCF基板2との位置合わせ
が行われると、上側吸着機構20を下降させて、CF基
板2をTFT基板1に当接させる。ここで、TFT基板
1が吸着されている吸着プレート12は球形部13に連
結されており、この球形部13は加圧エアにより球面座
15から浮上しているから、CF基板2がTFT基板1
に接合されると、TFT基板1はCF基板2に倣うこと
になる。TFT基板1がCF基板2に対して正確に倣う
と、給排気通路17を負圧にすることによって、TFT
基板1とCF基板2との間を倣わせた状態のままで球形
部13が球面座15に吸着固定される。この状態で、上
側吸着機構20によりCF基板2を加圧することによっ
て、TFT基板1とCF基板2との間に介装されている
シール材3が圧縮される。ここで、TFT基板1とCF
基板2とは正確に平行度が出ているために、シール材3
への圧縮力が均等になり、このシール材3に混入したス
ペーサ4により規制されるギャップが正確に保たれた状
態で貼り合わされる。
【0025】この状態で、ライトガイド29からの紫外
光が受光面28から導光用ガラス24内に紫外光が導か
れ、この紫外光は鏡面反射膜30,31及びマスク膜3
3に反射を繰り返しながら、殆どロスすることなく吸着
プレート25の透光部32からCF基板2を透過して、
シール材3にほぼ均一な光量で照射されて、このシール
材3が紫外線により硬化される。ここで、CF基板2に
は配向膜が形成されているが、紫外線はマスク膜33を
介して照射され、このマスク膜33はシール材3が設け
られている部位だけにしか紫外線が照射されないように
なっているから、配向膜がダメージを受ける等のおそれ
はない。しかも、紫外光による熱にさらされる部位も限
定されることから、TFT基板1及びCF基板2の熱膨
張も最小限に抑制できるようになり、TFT基板1とC
F基板2との間に形成されるセルギャップ及び両者のア
ライメント精度に影響がでるのを防止できる。
【0026】以上のように、上下の吸着機構10,20
によってそれぞれTFT基板1及びCF基板2を吸着保
持させた状態で、シール材3に紫外線が照射されて硬化
することができるので、別途紫外線硬化を行う工程を必
要しないので、工数の削減が図られる。また、TFT基
板1及びCF基板2が貼り合わされた状態のままで、紫
外線硬化することは、両基板1,2が相対位置ずれしな
いようにして固着できることになる。そして、シール材
3が紫外線硬化されて、両基板1,2が固着された後
に、それが取り出されて、次の工程に移行せしめられ
る。
【0027】ここで、TFT基板1とCF基板2とを貼
り合わせた液晶パネルにより形成される液晶ディスプレ
イはビデオカメラのビューファインダ等として用いられ
るものであるが、用いられる機器等によってはそのサイ
ズが異なってくる。従って、サイズの異なるTFT基板
とCF基板とを貼り合わせる際には、少なくとも両基板
間に設けられるシール材の位置が異なってくる。このよ
うに、異なるサイズのものを貼り合わせるには、マスク
膜33が設けられている吸着プレート25をホルダ22
から取り外して、そのサイズに適したマスク膜を持った
吸着プレートを装着すれば良い。吸着プレートの着脱
は、フレーム26をホルダ22から取り外すことによっ
て、極めて容易に行うことができる。また、サイズの異
なるTFT基板とCF基板とを貼り合わせる際に、上側
吸着機構20の吸着プレート25だけでなく、下側吸着
機構10の吸着プレート12も交換可能にしておけば、
それぞれの吸着範囲が変わる場合にも対処できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、上基板
を真空吸着する真空吸着手段をそれぞれ透明板で形成し
た導光用ガラス及び吸着プレートを備え、その間に負圧
室を形成するようになし、この導光用ガラスには紫外線
照射部が対向配設される受光面が設けられると共に、負
圧室に臨む面以外に反射面を設け、また吸着プレートの
負圧室に臨む面にはシール材を設けた部位を透光部とな
し、それ以外の部位をマスクする反射面を設ける構成と
したので、真空吸着手段で基板を吸着保持した状態で紫
外線をシール材の部位のみに効率的に照射して、このシ
ール材を硬化させることができ、別途紫外線硬化を行う
ための工程を必要せず、また両基板の相対位置ずれが防
止される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】下基板としてTFT基板と上基板としてのCF
基板とを貼り合わせる前の段階を示す外観図である。
【図2】TFT基板とCF基板とを貼り合わせた状態の
断面図である。
【図3】TFT基板とCF基板との貼り合わせ装置の断
面図である。
【図4】吸着プレートの平面図である。
【符号の説明】
1 TFT基板 2 CF基板 3 シール材 10 下側吸着機構 20 上側吸着機構 21 昇降軸 22 ホルダ 23 マスク板 24 導光用ガラス 25 吸着プレート 27 負圧室 28 受光面 29 ライトガイド 30,31 鏡面反射膜 32 透光部 33 マスク膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明な部材からなる上基板を真空吸着手
    段で吸着させて、この上基板を紫外線硬化型のシール材
    を介して下基板に接合させて、シール材に紫外線を照射
    することによりシール材を硬化するためのものにおい
    て、前記上基板を真空吸着する真空吸着手段を透明板で
    形成した導光用ガラスと、複数の吸着孔を備えた吸着プ
    レートとを有し、これら導光用ガラスと吸着プレートと
    の間に負圧室を形成し、導光用ガラスには、その負圧室
    に臨む面以外に反射面を設けると共に、この導光用ガラ
    スに受光面を形成して、この受光面に紫外光を導く紫外
    線照射部を対向配設し、また吸着プレートの負圧室に臨
    む面にはシール材を設けた部位に透光部となし、それ以
    外の部位をマスクする反射面を設ける構成としたことを
    特徴とする紫外線によるシール材硬化装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着プレートは前記導光用ガラスに
    対して所定の間隔を置いて着脱可能に装着する構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の紫外線によるシール
    材硬化装置。
JP12742395A 1995-04-28 1995-04-28 紫外線によるシール材硬化装置 Pending JPH08304836A (ja)

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