JPH08304511A - スキャンテスト回路、スキャンラッチ及びスキャンラッチのテスト方法 - Google Patents

スキャンテスト回路、スキャンラッチ及びスキャンラッチのテスト方法

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JPH08304511A
JPH08304511A JP7283678A JP28367895A JPH08304511A JP H08304511 A JPH08304511 A JP H08304511A JP 7283678 A JP7283678 A JP 7283678A JP 28367895 A JP28367895 A JP 28367895A JP H08304511 A JPH08304511 A JP H08304511A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スキャンテスト回路や並列に接続された記憶素
子を含むスキャンラッチを構成し、またスキャンラッチ
をテストする効率的な方法を提供する。 【解決手段】スキャンラッチは、入力ノードと中間ノー
ドとの間に並列に接続され、制御端子と、捕捉選択端子
と、解放選択端子とを有する複数の捕捉ハーフラッチ
と、前記中間ノードとスキャン出力ノードとの間に接続
される解放ハーフラッチとを含んで構成される。また、
スキャンテスト回路は、前記スキャンラッチと、動作の
通常機能モードにおいて、前記捕捉ハーフラッチを選択
的に制御する、前記解放選択信号及び前記捕捉選択信号
を生成する制御回路と、テストモードにおいて、前記捕
捉ハーフラッチを選択的に動作可能にする、前記解放選
択信号及び前記捕捉選択信号を生成するテストコントロ
ーラとを含んで構成され、これにより、各捕捉ハーフラ
ッチを連続してテストできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャンテスト回
路、スキャンラッチ及びスキャンラッチのテスト方法に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スキャ
ンテストは論理回路の機能の検査をするための十分に確
立された技術であり、境界スキャンテストもまた集積回
路間の相互接続の検査をするための十分に確立された技
術である。従来のスキャンテスト技術を、本発明の背景
として以下に簡単に説明する(特願平7−220787
号等参照)。
【0003】図4は、機能論理回路の一部の構成を概略
的に示す。機能論理回路は、クロックされるメモリ素
子、あるいはラッチ4a,4b,4cに接続された組合
せ論理回路2a,2bのブロックからなるとみなされ
る。組合せ論理回路ブロックは、単なる組合せ論理回
路、即ち、出力が、クロック回路を持たない現存する一
組の入力にのみ依存することを意味する。ラッチ4a
は、組合せ論理回路ブロック2aからのライン7a上の
出力をそのデータ入力として受信し、ライン6a上にそ
の出力を生成する。ラッチ4bは、組合せ論理回路ブロ
ック2aからのライン7b上の出力をそのデータ入力と
して受信し、ライン6b上にその出力を生成する。ラッ
チ4cは、組合せ論理回路ブロック2bからのライン7
c上の出力をそのデータ入力として受信し、ライン6c
上にその出力を生成する。組合せ論理回路ブロック2a
は、複数のデータ入力5a〜5eを受信する。データ入
力5aは、出力ライン6aから入力され、データ入力5
eは出力ライン6bから入力される。組合せ論理回路ブ
ロック2bは、複数のデータ入力5e,5f,5g,5
hを受信する。図4の構成は図示された例によってのみ
与えられ、実際には、組合せ論理回路ブロック2a,2
bは数多くの入力を有していることが理解される。ま
た、図4の例では、実際には、付加的な組合せ論理回路
とラッチとが存在することも理解される。ラッチ4a,
4b,4cは共通のクロック信号ライン8により、各ラ
ッチに接続された共通クロック信号CLOCKによりク
ロックされる。
【0004】ここで、図5を参照すると、図4のラッチ
4aの具体例が示されている。ラッチ4aは、2つのハ
ーフラッチ、あるいは透過なラッチである8aと10a
とからなる。各ハーフラッチは、各コントロールノード
(CN)12a,16aと各ストレージノード(SN)
14a,18aとからなる。ライン8上のクロック信号
CLOCKが、ハーフラッチ10aのコントロールノー
ド16aをクロックするのに対して、クロック信号CL
OCKを反転した信号NOTCLOCKはコントロール
ノード12aをクロックする。良く知られた技術ではあ
るが、クロック信号CLOCKとNOTCLOCKと
は、オーバーラップしないクロック信号であってもよ
く、あるいは、コントロールノード12aと16a内の
選択的な回路が、2つのクロックのオーバーラップの可
能性を考慮して構成されてもよいことが理解される。同
様に、図4のラッチ4bと4cとは2つのハーフラッチ
を含んで構成される。
【0005】ここで、ハーフラッチの用語は、第1の状
態における制御信号で、信号を入力端子から出力端子ま
で転送するデータ転送状態と、第2の状態における制御
信号で、信号を出力端子に保持するデータ保持状態と、
で動作する回路を意味するように使われる。ハーフラッ
チは、入力端子と出力端子との間に接続されたソース/
ドレインチャネルと、制御信号を受信するために接続さ
れたゲートと、を有するFETトランジスタによって、
簡単に実現される。トランジスタは十分な固有の静電容
量を有して、出力端子に必要な蓄電を供給する。しかし
ながら、蓄電容量は、別の蓄電用のトランジスタを備え
ることにより、改良できる。ハーフラッチの別の構成は
公知であり、適宜な構成のものを本発明の回路に使用す
ることができる。
【0006】メモリ素子間に配置された組合せ論理回路
ブロックの構成をテストして、その機能を正確に保証す
るのが望ましい。そのためには、組合せ論理回路ブロッ
クの入力に公知のテストビットを置いて、組合せ論理回
路ブロックの出力に生成された結果が入力上の所定のテ
ストビットとして予測されたものであるかどうかを照合
する必要がある。このようなテストはスキャンテストで
効率よく実行できる。これは、図4の機能論理回路のラ
ッチ4a,4b,4cのそれぞれを図6に示す各スキャ
ンセル22a,22b,22cに置き換えることにより
達成される。図6において、図4,5と共通する回路構
成と接続とには、同様の参照符号を付す。
【0007】図6を参照すると、各スキャンセル22
a,22b,22cは、ライン7a,7b,7c上の出
力をデータ入力としてそれぞれ受信し、ライン6a,6
b,6c上にデータ出力をそれぞれ生成する。更に、ス
キャンセル22aは、制御回路56の出力ライン28か
らライン24a上のスキャン入力を受信して、ライン2
6a上にスキャン出力を生成し、スキャンセル22b
は、出力ライン26aからライン24b上のスキャン入
力を受信して、ライン26b上にスキャン出力を生成
し、スキャンセル22cは、出力ライン26bからライ
ン24c上のスキャン入力を受信して、ライン26c上
にスキャン出力を生成する。スキャンセル22cのスキ
ャン出力26cは、ライン30上の制御回路56への入
力となる。各スキャンセル22a,22b,22cは、
ライン32上の共通の制御信号CONTROL1と、3
つのクロック信号、即ち、ライン34,36,38上の
CAPTURECLK,UPDATECLK,RELE
ASECLKと、をそれぞれ受信する。制御回路56
は、3つのクロック信号CAPTURECLK,REL
EASECLK,UPDATECLKを主クロック信号
から生成する。実行されるスキャンテストがIEEE
Standard 1149.1−1990に一致する
場合は、制御回路56は、そのIEEE Standa
rdによって規定されたTest Access Po
rt(以下、TAPとする)制御回路としてもよい。
【0008】図7は、図6のスキャンセル22aの実施
態様を示す。図7において、図4〜6と共通する構成要
素と接続とには、同様の参照符号を付す。スキャンセル
22b,22cは、スキャンセル22aと同一であり、
参照符号に適宜にbまたはcを付けている。図7を参照
すると、スキャンセル22aは、マルチプレクサ40a
と、捕捉ハーフラッチ42aと、解放ハーフラッチ46
aと、更新ハーフラッチ44aとを含んで構成される。
各ハーフラッチ42a,44a,46aは、上述の図5
を参照しながら説明したハーフラッチ8aまたは10a
と同一である。マルチプレクサは、第1の入力としてラ
イン7a上の入力信号DATAINを受信し、第2の入
力としてライン24a上の入力信号SCANINを受信
する。ライン48a上のマルチプレクサの出力は捕捉ハ
ーフラッチ42aの入力となる。ライン50a上の捕捉
ハーフラッチ42aの出力は、ライン52a上の更新ハ
ーフラッチ44aの入力とライン54a上の解放ハーフ
ラッチ46aの入力とに接続される。更新ハーフラッチ
44aの出力はライン6a上の出力信号DATAOUT
となり、解放ハーフラッチ46aの出力はライン26a
上の出力信号SCANOUTとなる。マルチプレクサ4
0aは、ライン32上の制御信号CONTROL1によ
って制御されて、2つの入力ライン7a,24aのうち
の1つを出力ライン48aに接続する。ハーフラッチ4
2a,44a,46aは、クロック信号CAPTURE
CLK,UPDATECLK,RELEASECLKに
よってそれぞれ制御されて、それらがデータ保持状態あ
るいはデータ転送状態のどちらかになるようにする。
【0009】図7に示されたようなスキャンセルは、組
合せ論理回路ブロックの機能性及び性能の両方のテスト
を実施できる。組合せ論理回路ブロックの機能性は、現
存する1組の入力に対する出力の論理的正確さをテスト
する、所謂、構造テストによってテストされる。組合せ
論理回路ブロックの性能は、1組の高感度ビットで組合
せ論理回路ブロックの入力の感度を高めて、組合せ論理
回路ブロックの出力を決定する所謂性能テストによって
テストされる。入力が1組の活性ビットに変化して、出
力を活性入力に応答して設定された値に変化させるのに
要する時間が、組合せ論理回路ブロックの性能の尺度で
ある。図7のスキャンセルを用いる構造及び性能テスト
については、本件出願人の特願平7−220787号に
詳細に説明されており、ここではその内容を参照し、ま
た、そのようなテストの詳細について以下に説明する。
【0010】ここで、性能テストを実施する際の、図
6,7に示したスキャンセルの動作を簡単に説明する。
通常な機能動作の間、マルチプレクサ40aはライン3
2上の制御信号CONTROL1によって制御されて、
ライン48a上の出力が、入力ライン7a上のDATA
IN信号に接続される。ライン38上のクロック信号R
ELEASECLKは不活性に保持され、ライン34及
び36上のクロック信号CAPTURECLK及びUP
DATECLKは逆位相にクロックされて、組合わされ
たハーフラッチ42a,44aは、図4のフルラッチ4
aとして機能する。従って、このような状態においてス
キャンセル22aは、クロック信号CAPTURECL
K及びUPDATECLKの制御の下で単一エッジトリ
ガラッチとして作動し、DATAIN入力ライン7a上
のデータがDATAOUTライン6aにクロックされ
る。
【0011】制御回路56が性能テストの実施を示す
と、ライン32上の制御信号CONTROL1がスイッ
チされて、ライン48a上のマルチプレクサの出力がラ
イン24a上のSCANIN入力に接続される。その
後、ライン36上のクロック信号UPDATECLKは
保持されて、更新ハーフラッチ44aがデータ保持状態
のままになる。そして、ライン34,38上のクロック
信号CAPTURECLK,RELEASECLKはそ
れぞれ逆位相にクロックされて、捕捉ハーフラッチ42
aと解放ハーフラッチ46aとの組合せはフルラッチと
して機能する。その後、制御回路56は、SCANIN
信号ライン24aに接続された出力ライン28上に、ラ
イン24a上のSCANIN入力からライン26a上の
SCANOUT出力までのスキャンチェーンを形成する
連続したスキャンセルを介して連続的にクロックされる
高感度テストビットを連続的に出力する。スキャンセル
22aに適用できる高感度テストビットがSCANIN
信号ライン24a上に存在する状態に到達することが理
解される。その後、ハーフラッチ42aはライン34上
のクロック信号CAPTURECLKによってクロック
されて、高感度ビットが出力ライン50aに転送され、
更に、クロック信号CAPTURECLKは保持され
て、ハーフラッチ42aがデータ保持状態に保たれる。
次に、更新ハーフラッチがライン36上のクロック信号
UPDATECLKによってクロックされて、この高感
度ビットがDATAOUT出力ライン6a上に現れる。
その後、更新ハーフラッチ44aはデータ保持状態に戻
り、高感度ビットは出力ライン6a上に保持される。こ
のように、全ての組合せ論理回路ブロック2a,2bの
入力は、それぞれの高感度ビットに更新されて、わずか
に遅れて、DATAIN入力信号ライン7a,7b,7
c上に現れた組合せ論理回路ブロックの出力が新しい値
に変化する。
【0012】データ保持状態の更新ハーフラッチ44a
において、制御回路56はSCANINデータライン上
に活性テストビットを連続的に出力し、その活性テスト
ビットは、高感度テストビットがスキャンされたのと同
じ方法で、連続したスキャンセルを通してクロック信号
CAPTURECLK,RELEASECLKによって
連続的にクロックされる。高感度ビットによって、スキ
ャンセル22aに適用できる活性テストビットがSCA
NIN信号ライン24a上に存在する状態になる。前述
したのと同じ順序のステップによって、スキャンセル2
2aはクロックされ、制御されて、ライン36上のクロ
ック信号UPDATECLKの正のエッジの後に、活性
テストビットがスキャンセルのライン6a上のDATA
OUT出力に転送される。このように、全ての組合せ論
理回路ブロックの入力は、それぞれの活性テストビット
に更新される。
【0013】活性テストビットがDATAOUT信号ラ
イン6a上に配置された後に、ライン36上のクロック
信号UPDATECLKがセットされて、更新ハーフラ
ッチ44aがデータ保持状態に保たれる。次に、ライン
32上の制御信号CONTROL1がスイッチされて、
マルチプレクサ40aはライン48a上の出力をライン
7a上の入力に接続する。わずかな遅れの後に、組合せ
論理回路ブロックの入力に適用された活性テストビット
の結果である新しい結果がDATAIN信号ライン7a
上に現れる。捕捉ハーフラッチ42aはライン34上の
クロック信号CAPTURECLKによって制御され
て、データ転送状態になるので、その結果がライン50
a上の捕捉ハーフラッチ42aの出力に転送されて、更
に、ライン54a上の解放ハーフラッチ46aの入力に
転送される。次に、クロック信号CAPTURECLK
は状態を変化させられ、ハーフラッチ42aはデータ保
持状態に入り、従って、その結果が捕捉ハーフラッチの
出力50aに捕捉される。組合せ論理回路ブロックの入
力に適用された活性入力と捕捉された結果との間の時間
が、捕捉ハーフラッチ42aの出力の結果を捕捉するク
ロックエッジのタイミングを制御することによって、制
御回路の制御下で調整できることが分かる。
【0014】図7のスキャンセル22aが構造テストを
実施するためにのみ用いられる場合は、捕捉動作のタイ
ミングは重要ではない。構造テストについては、高感度
ビットでスキャンする必要はなく活性ビットのみを必要
とする。次に、各スキャンセルの捕捉結果はクロック信
号CAPTURECLK及びRELEASECLKの制
御の下で、高感度及び活性ビットがスキャンされたのと
同じ方法でスキャンできる。捕捉結果が制御回路によっ
てスキャンされている間に、高感度テストビットの新し
いセットがスキャンされることが分かる。
【0015】スキャンラッチのチェーンに与えられる高
感度ビットパターンは、高感度パターンと活性パターン
との間の組合せ論理回路ブロックの入力の転送のクリテ
ィカルタイミング経路を活性化するのが好ましい。性能
テストのポイントは、組合せ論理回路ブロックの入力の
活性入力ビットの配置とDATAIN入力信号ライン7
aの結果の出現との間の時間を計測することであること
が分かる。性能テストシーケンスは、異なるタイミング
経路を用いるために異なったパターンで繰り返される。
【0016】上述したスキャンセルは図4に例示される
ような単一メモリ素子間に点在する組合せ論理回路ブロ
ックのテストのための効率的な機構を提供する。しか
し、図8に例示されるような、効率的なスキャンテスト
技術に適さない、スキャンテストに関連する回路があ
る。図8は、ライン8上のクロック信号CLOCKによ
ってそれぞれクロックされる並列の4つのメモリ素子ま
たはフルラッチ60,62,64,66を示す。また、
4つのマルチプレクサ68〜74と、4つのトリステー
トゲート76〜82とが示される。各マルチプレクサ6
8〜74は、第1の入力としてライン84上の共通の入
力信号を受信し、また、第2の入力として各々のライン
69〜75上の各々のラッチ60〜66からフィードバ
ックされた出力を受信する。各マルチプレクサ68〜7
4の出力は、ラッチ60〜66のそれぞれの入力とな
る。各トリステートゲート76〜82は、入力としてラ
ッチ60〜66のそれぞれの出力を受信する。各トリス
テートゲート76〜82の出力は、共通して接続されて
ライン86上の出力信号となる。マルチプレクサ68〜
74はそれぞれ4ビットアドレスライン88によって制
御されて、各マルチプレクサの2つの入力のうちの1つ
がそれぞれのマルチプレクサの出力に接続される。マル
チプレクサ68〜74はライン88上の4ビットアドレ
スによって制御されて、常時、4つのマルチプレクサの
うちの1つだけがその出力をライン84上の入力信号に
接続し、他の3つのマルチプレクサはそれらの出力をラ
ッチ60〜66のそれぞれの出力に接続する。このフィ
ードバックは、ラッチがその入力としてライン84上の
入力信号を受信しないとき、そのラッチがそれ自体の出
力を入力として受信することを単に保証するだけであ
る。従って、ラッチがその記憶した値を保持し、他の値
にフロートしないことを保証する。トリステートゲート
はラッチ60〜66の入力をライン84上の入力信号か
ら分離することを目的として与えられる。しかしながら
その後、ラッチの入力は好ましくない信号レベルにフロ
ートし、トリステートゲートが動作不能となると出力を
もたらす。従って、マルチプレクサのフィードバック整
合は、ラッチの出力が既知のレベルに維持されることを
単に保証するだけである。
【0017】各トリステートゲート76〜82は、動作
可能のときに、'1' あるいは '0'をその入力からその出
力に適宜転送するが、動作不能のときには、高インピー
ダンス状態になる。トリステートゲート76〜82は、
ライン90上の4ビットアドレスによって動作可能とな
り、1つのゲートのみが動作可能となる。マルチプレク
サ68〜74はアドレスライン88によって制御され
て、その入力信号がラッチ60〜66のうちの1つ以上
の入力に常に接続される。同様に、トリステートゲート
76〜82はアドレスライン90によって制御されて、
ただ1つのラッチの出力が出力ライン86に常に接続さ
れる。マルチプレクサ68〜74とトリステートゲート
76〜82とは、アドレスライン88,90によって制
御できるため、1つ以上のラッチ60〜66は、それと
異なる1つのラッチ60〜66が読み出しできる(即
ち、その関連する出力トリステートゲートを選択させ
る)間、記録でき(即ち、その関連する入力トリステー
トゲートを選択させる)、あるいは、同じラッチが同時
に記録及び読み出しできる。
【0018】実際には、図8に示す構成はCPU内のレ
ジスタ層を実施するために使用される。このような実施
態様において、図8の構成は、4×32ビットレジスタ
層、あるいはメモリを形成するために32回複製され
て、その32ビットのみが常にアクセスできる。このよ
うなCPUレジスタ層は公知である。このようなラッチ
の配置を、スキャンテストと両立できるようにするため
に、ラッチ60〜66のそれぞれを上述の図7を参照し
て説明したようなスキャンセルと交換する必要がある。
しかし、これには、多くの付加回路を導入するという問
題点がある。更に、スキャンテストを制御するTAP制
御回路は、スキャンセルを連続して点在させたスキャン
テスト組合せ論理回路ブロックに形成され、また、図8
に示すようなパラレル/トリステート構造をスキャンテ
ストするための設備を持たない。
【0019】更に、スキャンテストを可能にするため、
アドレスライン88及び90でマルチプレクサ68〜7
4及びトリステートゲート76〜82を制御して、ラッ
チ60〜66のうちのたった1つのラッチが同時に読み
出しあるいは記録できるようにすることが重要である。
スキャンテストは回路をテストするための効率的な技術
であるので、集積回路のできるだけ多くの部分がこのよ
うな技術によってテストできることが好ましい。しか
し、スキャンテストと両立するための回路を取り入れる
ことは、図7に示すようなスキャンセルを組み入れるこ
とによって消費される付加的なチップスペースの点にお
いて付加的費用を招くことが分かる。それゆえ、スキャ
ンテストに必要な付加的回路の量を最少にすることが好
ましい。
【0020】従って、本発明の目的は、スキャンテスト
回路、スキャンラッチ及び並列に接続された記憶素子を
含むスキャンラッチをテストする効率的な方法を提供す
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様によ
れば、入力ノードと中間ノードとの間に並列に接続され
た複数の捕捉ハーフラッチであって、共通のタイミング
制御信号を受信する制御端子、入力ノードに入力された
捕捉データを制御する各捕捉選択信号を受信する捕捉選
択端子及び中間ノードヘの解放データを制御する各解放
選択信号を受信する解放選択端子をそれぞれ有する捕捉
ハーフラッチと、中間ノードとスキャン出力ノードとの
間に接続された解放ハーフラッチと、からなるスキャン
ラッチと、動作の通常機能モードにおいて、前記捕捉ハ
ーフラッチを選択的に制御する、解放選択信号及び捕捉
選択信号を生成する制御回路と、テストモードにおい
て、前記捕捉ハーフラッチを選択的に動作可能にする、
解放選択信号及び捕捉選択信号を生成し、テストデータ
ビットのシーケンスをタイミング制御信号の制御下のス
キャンラッチに供給するテストコントローラと、順次各
捕捉ハーフラッチの捕捉選択端子と解放選択端子の両方
を同時にアドレスするアドレス回路を含んで構成され、
各捕捉ハーフラッチが連続してテストできるようにする
ためのテスト制御回路と、を含んで構成されるスキャン
テスト回路を提供する。
【0022】テストコントローラとアドレス回路とは、
連続するスキャンテストまたはスキャンテストの連続す
るスキャンサイクルにおいて、各捕捉ハーフラッチをテ
ストするために共に動作する。アドレス回路は、アドレ
スビットを記憶し、前記捕捉選択信号及び解放選択信号
を生成する順次接続された複数のラッチを含んで構成さ
れるのが好ましい。前記順次接続されたラッチはスキャ
ンチェーン内に接続され、前記ラッチに記憶されたアド
レスビットは独立して生成されるテストベクトルを形成
する。
【0023】この独立して生成されるテストベクトルは
手動で生成するのに充分に容易である。また、本発明の
第2の態様によれば、入力信号を受信するために接続さ
れる入力ノードと中間ノードとの間に並列に接続される
複数の捕捉ハーフラッチであって、共通クロック信号を
受信するために接続される制御端子と、捕捉アドレスを
受信するために接続される捕捉選択端子と、解放アドレ
スを受信するために接続される解放選択端子とをそれぞ
れ有する捕捉ハーフラッチと、中間ノードとスキャン出
力ノードとの間に接続されて、クロック信号を受信する
ために接続される制御端子を有する解放ハーフラッチ
と、中間ノードとデータ出力ノードとの間に接続され
て、クロック信号を受信するために接続される制御端子
を有する更新ハーフラッチと、を含んで構成されるスキ
ャンラッチを提供する。
【0024】更に、本発明の第3の態様によれば、入力
ノードと中間ノードとの間に並列に接続される複数の捕
捉ハーフラッチと、中間ノードとスキャン出力ノードと
の間に接続される解放ハーフラッチとを含んで構成され
るスキャンラッチを作動して、複数の捕捉ハーフラッチ
の機能のテストをするスキャンラッチのテスト方法であ
って、所定のスキャンテストビットのシーケンスを与え
るステップと、前記スキャンテストビットのシーケンス
を前記スキャンラッチを通して前記入力ノードから前記
スキャン出力ノードにシフトするステップと、前記スキ
ャン出力ノードにシフト出力されたスキャンテストビッ
トのシーケンスを前記シフト入力されたスキャンテスト
ビットのシーケンスと比較するステップと、を含んで構
成され、前記シフトステップは、複数の捕捉ハーフラッ
チのそれぞれを順次連続して選択するステップを含むこ
とを特徴とする方法を提供する。
【0025】前記複数の捕捉ハーフラッチのそれぞれを
順次連続して選択するステップは、連続するスキャンテ
ストまたはスキャンテストの連続するスキャンサイクル
において異なった捕捉ハーフラッチの選択を含むことが
できる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明をより理解し、また、本発
明がどのように実施されるかを示すため、添付図面の図
1〜3の例によって説明する。まず、図8の回路に代え
て使用できて、スキャンテストを実施できる回路を図1
を参照して説明する。図8と同一部分には同じ参照符号
を付す。マルチプレクサや付加的ハーフラッチのような
スキャンテストに関連する費用が、図8の各ラッチ60
〜66が図7のスキャンセル22aに代わる場合に必要
な回路に関してかなり減少することは明らかである。
【0027】図1を参照すると、図8の各フルラッチ6
0〜66は、ライン34上のクロック信号CAPTUR
ECLKによってクロックされる各捕捉ハーフラッチ1
00〜106に代わる。マルチプレクサ68〜74への
入力を形成する入力信号ライン84は、マルチプレクサ
116の出力に接続される。マルチプレクサ116は、
第1の入力としてライン108上の信号DATAINを
受信し、第2の入力としてライン110上の信号SCA
NINを受信し、更に、ライン32上の制御信号CON
TROL1によって制御される。トリステートゲート7
6〜82の出力に接続される出力信号ライン86は、更
新ハーフラッチ112及び解放ハーフラッチ114への
それぞれの入力となる。更新ハーフラッチ112の出力
はライン115上のDATAOUT信号であり、解放ハ
ーフラッチ114の出力はライン118上のSCANO
UT信号である。更新ハーフラッチ112及び解放ハー
フラッチ114はライン36,38上のクロック信号U
PDATECLK及びRELEASECLKによってそ
れぞれクロックされる。
【0028】マルチプレクサ68〜74を制御するアド
レスライン88は、マルチプレクサ234の出力から直
接引き出され、トリステートゲート76〜82を制御す
るアドレスライン90は、マルチプレクサ236の出力
から直接引き出される。マルチプレクサ234は、4ビ
ットシフトレジスタ238のライン240上の4ビット
並列出力に接続される第1の4ビット入力セットを有す
る。マルチプレクサ236は、4ビットシフトレジスタ
239のライン241上の4ビット並列出力に接続され
る第1の4ビット入力セットを有する。マルチプレクサ
234は、ライン242上の4ビットアドレスに接続さ
れる第2の入力セットを有し、マルチプレクサ236
は、ライン244上の4ビットアドレスに接続される第
2の入力セットを有する。ライン242,244上の4
ビットアドレスは、両方とも機能制御回路253によっ
て生成される。マルチプレクサ234,236は、ライ
ン250上の制御信号ENTESTによって両方ともが
制御されて、各入力セットのうちの1つをそれぞれの出
力に接続する。シフトレジスタ238は、ライン246
上の直列の入力を受信し、ライン248上に直列の出力
を順次生成するシフトレジスタ239への直列の入力と
なるライン243上に直列の出力を生成する。シフトレ
ジスタ238,239の直列のシフト入力及びシフト出
力は、ライン252上のクロック信号SERIALSH
IFTによって制御される。シフトレジスタ238の4
ビットは出力ライン240に透過して、4ビット出力ラ
イン240は常に4ビットシフトレジスタの値を持つ。
同様に、シフトレジスタ239の4ビットは出力ライン
241に透過して、4ビット出力ライン241は常に4
ビットシフトレジスタの値を持つ。
【0029】図1の回路の通常動作の間、マルチプレク
サ116は、ライン32上の制御信号CONTROL1
によって制御されて、ライン108上のDATAIN信
号がそのマルチプレクサの出力ライン84に接続され
る。ライン38上のクロック信号RELEASECLK
は保持されて、解放ハーフラッチ114はクロックされ
ない。ライン34,36上のクロック信号CAPTUR
ECLK,UPDATECLKはそれぞれ逆位相にクロ
ックされて、捕捉ハーフラッチ100〜106のうちの
選択された1つが、更新ハーフラッチ112と共に動作
して、フルラッチとして機能する。更に、通常の機能動
作の間、ライン250上の制御信号ENTESTは、マ
ルチプレクサ234がライン88上のその出力信号をラ
イン242上のその入力信号に接続し、マルチプレクサ
236がライン90上のその出力信号をライン244上
のその入力信号に接続するようにセットされる。シフト
レジスタ238,239は、通常の機能動作の間、図1
の回路から遮断される。
【0030】ライン242,244上のアドレス信号
は、機能制御回路253によって生成されるが、この機
能制御回路の動作は本発明に関係しない。しかし、ライ
ン242,244上の4ビットアドレスは同一であるた
め、上述の図8を参照して説明したのと同様に捕捉ハー
フラッチ100〜106の1つが同時に記録及び読み出
しできることは言うまでもない。しかしながら、2つの
4ビットアドレスが異なっていて、図1の回路の通常の
機能動作の間に、入力ライン84が出力ライン86とし
て同一の捕捉ハーフラッチに通常は接続されないことが
より通例である。従って、通常の機能動作の間、図1の
回路は、図8の回路とまったく同じ方法で機能する。
【0031】スキャンテストが実施されるとき、ライン
250上の制御信号ENTESTはスイッチされて、マ
ルチプレクサ234がライン88上のその4ビット出力
をシフトレジスタ238のライン240上の4ビット出
力に接続し、また、マルチプレクサ236がライン90
上のその4ビット出力をシフトレジスタ239のライン
241上の4ビット出力に接続する。ライン240,2
41上の4ビットアドレスは、4ビットシフトレジスタ
238,239から得られる。シフトレジスタ238,
239はライン252上のクロック信号SERIALS
HIFTによって制御されて、シフトレジスタ238の
内容が、クロック信号SERIALSHIFTの各サイ
クルでの1ビットを通して直列にシフトされる。クロッ
ク信号SERIALSHIFTはクロック信号CAPT
URECLK,RELEASECLK,UPDATEC
LKと同じクロックから得られるので、スキャン入力ま
たはスキャン出力動作の間、シフトレジスタ238は捕
捉ハーフラッチ及び解放ハーフラッチと同じ周波数でク
ロックされる。スキャンテストの間、シフトレジスタ2
38の内容がシフトレジスタ239の内容と一致しなけ
ればならないことは言うまでもない。
【0032】図1の回路がスキャンチェーンの部分を形
成することを単に必要とされる通常のスキャンテストの
間、捕捉ハーフラッチ100〜106のうちの1つだけ
を使用して、テストできる。4ビットの値は、シフトレ
ジスタ238,239に直列にシフトされて、アドレス
ライン88,90は、捕捉ハーフラッチ100〜106
のうちの1つが入力ライン84と出力ライン86との間
に接続されるように制御される。このようなテスト動作
の間、制御回路56は、シフトレジスタ238,239
に入力されるビットを直接制御して、捕捉ハーフラッチ
100〜106のうちのどれが通常のスキャンテストに
選択されるかを直接制御する。このような通常のスキャ
ンテストに対して、第1の4ビット値がシフトレジスタ
238,239に一旦ロードされると、その後、この値
がテストの間ずっと保持される。
【0033】捕捉ハーフラッチ100〜106の4つ全
てをテストすることが好ましいことは当然であり、この
目的のため、本実施形態は特別のテストモードを与え
る。各捕捉ハーフラッチ100〜106をテストするた
めに、ライン34,38上の各クロック信号CAPTU
RECLK,RELEASECLKの制御下で選択され
た捕捉ハーフラッチ及び解放ハーフラッチ114を通し
てテストデータをスキャン入力した後、スキャン出力し
て、スキャン出力されたデータがスキャン入力されたテ
ストデータと一致することを確認することだけが必要で
ある。特別のテストモードはこのようなテストを実施す
るための効率的な方法を提供する。
【0034】特別なテストモードの間、フルスキャン入
力及びスキャン出力が各捕捉ハーフラッチ100〜10
6に対して実施されて、4つのスキャンテストが実施さ
れる必要がある。しかし、これらのスキャンテストは構
造または性能スキャンテストよりも簡略であることは言
うまでもない。4ビットテストパターンがシフトレジス
タ238,239を通して、一連のテストにおいて各捕
捉ハーフラッチを連続して選択するために供給される。
代わりに、スキャンクロック信号(即ち、捕捉ハーフラ
ッチ100〜106、解放ハーフラッチ114、及びシ
フトレジスタ238,239をクロックするクロック信
号)の連続するサイクルで、アドレスがシフトレジスタ
238,239を通して入力ライン246から出力ライ
ン248に直列に供給されて、捕捉ハーフラッチ100
〜106のうちの異なるものがスキャン入力される各一
連のテストビットに対して連続して選択される。周期的
4ビットテストパターンは、所望の場合には、シフトレ
ジスタ238,239を通して一定して供給される。4
つの捕捉ハーフラッチ100〜106をテストするに
は、少なくとも4つのクロックサイクルが必要である。
スキャンテストの間に4つの捕捉ハーフラッチ100〜
106のうちの1つだけが常に選択されることが重要で
ある。例えば、これは、シフトレジスタ238,239
を通して連続的にクロックされるビットがマルチプレク
サ68〜74またはトリステートゲート76〜82を選
択する'1' それぞれの間に少なくとも3つの'0' を含ん
でなることを確実にすることによって保証される。
【0035】シフトレジスタ238,239の4つのビ
ットは、異なったスキャンチェーンの4つのスキャンラ
ッチによって実際に表される。このような場合、シフト
レジスタ238,239に入力された4ビットアドレス
は、そのスキャンチェーンに関係する制御回路によって
生成される。スキャンラッチが、上述したように更新可
能に使われる場合、付加的クロック信号SERIALS
HIFTが省略でき、シフトレジスタ238,239
は、上述の、例えば、図7で参照したような標準的な制
御及びクロック信号によって制御される。しかし、この
ような例において、シフトレジスタ238,239がそ
の一部を形成するアドレススキャンチェーンは、このよ
うなレジスタを通してシフトされるテストベクトルが正
しい位置になるまで、更新されないことを保証する必要
がある。
【0036】前述の説明から、図8の回路を、スキャン
テストだけに関係する構成部品によって使われるチップ
領域の量に実質的影響のないスキャンテストのための回
路に代えたことは明らかである。8つのハーフラッチ
(各フルラッチにつき2つ)からなる図8の機能回路
は、フルスキャンテスト可能で、6つのハーフラッチと
付加的なマルチプレクサだけからなる機能回路に代わ
る。
【0037】シフトレジスタ238,239が並列ロー
ドするための機能を有する場合、マルチプレクサ23
4,236は省略できる。図1の回路の通常の動作の
間、機能制御回路はその出力がそれぞれライン88,9
0に直接接続される2つのシフトレジスタ238,23
9を並列ロードできる。スキャンテストの間、並列ロー
ドは禁止でき、テストデータはシフトレジスタ238,
239に連続してシフトされる。しかし、テストモード
でも、シフトレジスタは初期テストベクトルをシフトレ
ジスタ238,239に並列ロードすることによって初
期化できる。これは、初期テストベクトルをスキャンシ
フトレジスタに直列ロードするよりも、少ない時間でロ
ードできるため効率的である。
【0038】しかし、図1の回路は、消費電力や工程経
費等に関して高価である3つのクロック信号を必要とす
る点で用途によっては効率的でない。本件出願人の特願
平7−220787号においては、上述の図7を参照し
て説明したスキャンセル22aが、3つのクロック信号
CAPTURECLK,RELEASECLK,UPD
ATECLKに代わる単一クロックを有するスキャンセ
ルに代えられている。図2は、単一クロックによって制
御されるこのようなスキャンセルに従って適合された図
1の回路の一部を示す。図2において、図1と同様の部
分には同一の参照符号が付してある。
【0039】図2において、図1のハーフラッチ11
2,114は、クロック信号及び制御信号を受信するゲ
ート制御更新ハーフラッチ120、ゲート制御解放ハー
フラッチ122に代えられている。捕捉ハーフラッチ1
00〜106は、ライン124上の共通クロック信号C
OMMONCLKの反転信号によってクロックされる。
共通クロック信号COMMONCLKはゲート制御更新
ハーフラッチ120及びゲート制御解放ハーフラッチ1
22もクロックする。ゲート制御更新ハーフラッチ12
0は、ライン126上の制御信号CONTROL2の反
転信号によって動作可能となり、ゲート制御解放ハーフ
ラッチ122はライン126上の制御信号CONTRO
L2によって動作可能となる。
【0040】ここで、性能テストを実施する際の図2の
回路の動作を説明する。性能テストを実施するとき、マ
ルチプレクサ74が制御されてライン84上の入力をそ
の出力に接続し、トリステートゲート82が動作可能に
なると、捕捉ハーフラッチ106は入力ライン84と出
力ライン86との間に接続されると考えられる。その
後、マルチプレクサ68〜72及びトリステートゲート
76〜80の全てが動作不能になる。
【0041】制御回路が性能テストの実施を表示する
と、ライン32上の制御信号CONTROL1がスイッ
チされて、ライン84上のマルチプレクサの出力がライ
ン110上のマルチプレクサの入力SCANINに接続
される。制御信号CONTROL2は、ゲート制御更新
ハーフラッチ120が動作不能になり、ゲート制御解放
ハーフラッチ122が動作可能になるようにセットされ
る。その後、制御回路は、ライン110上のSCANI
N入力からライン118上のSCANOUT出力までの
スキャンチェーンでの一連のスキャンセルを通して連続
的にクロックされる高感度テストビットをSCANIN
信号ライン110上に連続して出力する。スキャンセル
に適用できる高感度テストビットがSCANIN信号ラ
イン110上にある状態に到達することが理解される。
クロック信号COMMONCLKの次の立ち下がりエッ
ジにおいて、捕捉ハーフラッチ106は透過になり、こ
の高感度ビットは出力ライン86に転送される。クロッ
ク信号COMMONCLKの次の立ち上がりエッジの前
に、制御信号CONTROL2はスイッチされて、ゲー
ト制御更新ハーフラッチ120が動作可能になり、ゲー
ト制御解放ハーフラッチ122が動作不能になる。次
に、クロック信号COMMONCLKの正のエッジにお
いて、出力ライン86上の高感度テストビットは、ゲー
ト制御更新ハーフラッチ120の出力に転送され、結果
として、スキャンセルのDATAOUT出力ライン11
5に転送される。従って、全ての組合せ論理回路ブロッ
クの入力は各高感度ビットに更新されて、わずかな遅れ
の後に、DATAIN入力ライン上に現れた組合せ論理
回路ブロックの出力が新しい値に変化する。
【0042】次に、制御信号CONTROL2は、その
前の状態に戻り、ゲート制御更新ハーフラッチ120は
再び動作不能になり、結果として、高感度テストビット
がDATAOUT出力ライン115上に保持される。そ
の後、制御回路はSCANIN信号ライン110上に、
スキャンチェーン内の一連のスキャンセルを通して、高
感度テストビットがスキャン入力されたのと同様の方法
で連続的にクロックされる活性テストビットを連続して
出力する。高感度テストビットと同様に、スキャンセル
に適用できる活性テストビットがSCANIN信号ライ
ン110上にある状態に到達する。前述のステップの同
じシーケンスによって、スキャンセルはクロック及び制
御されて、クロック信号COMMONCLKの正のエッ
ジの後に、活性テストビットがスキャンセルのDATA
OUT出力ライン115に転送される。従って、全ての
組合せ論理回路ブロックの入力は、各活性テストビット
に更新される。
【0043】この更新が発生するクロック信号COMM
ONCLKの正のエッジの後に、負のエッジが、制御回
路によって通常のクロック周期に対して通常予測される
よりも早く、クロック信号COMMONCLK上に強制
的に生じる。従って、ゲート制御更新ハーフラッチ12
0がデータ保持状態にあるので、活性テストビットが出
力DATAOUT上に保持される。その後、制御信号C
ONTROL1,CONTROL2はスイッチされて、
マルチプレクサ116はライン84上のその出力をライ
ン108上のそのDATAIN入力に接続し、ゲート制
御更新ハーフラッチは動作不能になり、ゲート制御解放
ハーフラッチは動作可能になる。わずかな遅れの後に、
新しい結果がDATAIN信号ライン108上に現れ、
その結果は組合せ論理回路ブロックの入力に適用された
活性テストビットの結果であり、また、捕捉ハーフラッ
チ106がデータ転送状態にあるので、この結果がライ
ン86上の捕捉ハーフラッチの出力に転送される。次
に、クロック信号COMMONCLKは、通常予測され
るよりも早くハイレベルに強制され(制御回路の制御の
下で)、この正のクロックエッジにより、捕捉ハーフラ
ッチ106がデータ保持状態にあるため、ライン86上
に保持される結果を生じる。従って、この結果はスキャ
ンセルによって捕捉される。組合せ論理回路ブロックの
入力に適用される活性入力と、活性テストビットでライ
ン115上のDATAOUT出力信号を更新する信号C
OMMONCLKの正のクロックエッジの後に信号CO
MMONCLKの最初の正のクロックエッジのタイミン
グを制御することによって捕捉される結果と、の間の時
間は、制御回路の制御下で調整できることが分かる。
【0044】図2のスキャンセルが構造テストだけを実
施するために用いられ、性能テストを実施するためには
用いられない場合、制御回路がクロック信号COMMO
NCLKの早期の正のクロックエッジを強制する必要は
ない。結果である捕捉のタイミングは構造テストには重
要ではなく、そのため、クロック信号COMMONCL
Kの通常のサイクルにおいて、次の正のクロックエッジ
を待つことができる。また、構造テストに関しては高感
度テストビットをスキャンする必要はなく、活性テスト
ビットだけをスキャンするだけでよいことが理解され
る。
【0045】その後、各スキャンセルでの捕捉結果はク
ロック信号COMMONCLKの制御の下、高感度及び
活性ビットがスキャン入力されたのと同じ方法でスキャ
ン出力される。捕捉結果が制御回路によってスキャン出
力されている間、高感度テストビットの新しいセットが
スキャン入力されることが分かる。個々の捕捉ラッチを
テストするために、上述の図1の回路を参照して説明し
た特別なテストモードが図2の回路の方法と全く同じ方
法で使用できる。
【0046】図3は、公知の回路構成部品を用いた図2
の回路の特別な実施形態についての例示図である。図2
と同様の部分には同一の参照符号が付してある。マルチ
プレクサ116は2つの2入力ANDゲート130,1
32と、NORゲート134とからなり、ANDゲート
130はその入力のうちの一方が反転される。ANDゲ
ート130は、その非反転入力でライン108上のDA
TAIN信号を受信し、またその反転入力でライン32
上の制御信号CONTROL1を受信する。ANDゲー
ト132は、その2つの入力でライン110上のSCA
NIN信号とライン32上の制御信号CONTROL1
とを受信する。捕捉ハーフラッチ100〜106は、マ
ルチプレクサ116の出力とトリステートゲート68〜
74の入力との間の経路でパスゲートとして接続される
1対の相補形トランジスタ136,138を含んで構成
される共通のクロック素子を有する。p−チャネルトラ
ンジスタ138はクロック信号COMMONCLKによ
って制御され、n−チャネルトランジスタ136はイン
バータ232によって生成されるクロック信号COMM
ONCLKの反転信号によって制御される。捕捉ハーフ
ラッチ100は、背中合せに配置して接続された強イン
バータ166と弱インバータ164とからなる記憶ノー
ドによって表される。捕捉ハーフラッチ102は、背中
合せに配置して接続された強インバータ170と弱イン
バータ168とからなる記憶ノードによって表される。
捕捉ハーフラッチ104は、背中合せに配置して接続さ
れた強インバータ174と弱インバータ172とからな
る記憶ノードによって表される。捕捉ハーフラッチ10
6は、背中合せに配置して接続された強インバータ17
8と弱インバータ176とからなる記憶ノードによって
表される。
【0047】本実施形態において、マルチプレクサ68
〜74はトリステートゲートとして使用される。このよ
うな使用方法は本実施形態において許容される。これ
は、捕捉ハーフラッチ100〜106がラッチ自体がラ
ッチの出力を各入力にフィードバックする折返しインバ
ータとして用いられるためである。フィードバックイン
バータは弱インバータであって、トリステートゲート6
8〜74のそれぞれが機能可能である場合にラッチへの
入力が駆動されて新しい値になる。
【0048】トリステートゲート68は、インバータ1
44を介して制御端子が相互接続された1対の相補形ト
ランジスタ140,142からなる。トリステートゲー
ト70は、インバータ150を介して制御端子が相互接
続された1対の相補形トランジスタ146,148から
なる。トリステートゲート72は、インバータ156を
介して制御端子が相互接続された1対の相補形トランジ
スタ152,154からなる。トリステートゲート74
は、インバータ162を介して制御端子が相互接続され
た1対の相補形トランジスタ158,160からなる。
トリステートゲート68は、ライン88上の4ビットア
ドレスのうちのライン88a上の1ビットによって制御
されて、n−チャネルトランジスタ142の制御端子が
信号ライン88aに接続され、p−チャネルトランジス
タ140がインバータ144によって信号ライン88a
の反転信号に接続される。トリステートゲート70は、
ライン88上の4ビットアドレスのうちのライン88b
上の1ビットによって制御されて、n−チャネルトラン
ジスタ148の制御端子が信号ライン88bに接続さ
れ、p−チャネルトランジスタ146がインバータ15
0によって信号ライン88bの反転信号に接続される。
トリステートゲート72は、ライン88上の4ビットア
ドレスのうちのライン88c上の1ビットによって制御
されて、n−チャネルトランジスタ154の制御端子が
信号ライン88cに接続され、p−チャネルトランジス
タ152がインバータ156によって信号ライン88c
の反転信号に接続される。トリステートゲート74は、
ライン88上の4ビットアドレスのうちのライン88d
上の1ビットによって制御されて、n−チャネルトラン
ジスタ160の制御端子が信号ライン88dに接続さ
れ、p−チャネルトランジスタ158がインバータ16
2によって信号ライン88dの反転信号に接続される。
【0049】トリステートゲート76は、インバータ2
02を介して制御端子が相互接続された1対の相補形ト
ランジスタ180,182からなる。トリステートゲー
ト78は、インバータ200を介して制御端子が相互接
続された1対の相補形トランジスタ184,186から
なる。トリステートゲート80は、インバータ198を
介して制御端子が相互接続された1対の相補形トランジ
スタ188,190からなる。トリステートゲート82
は、インバータ196を介して制御端子が相互接続され
た1対の相補形トランジスタ192,194からなる。
トリステートゲート76は、ライン90上の4ビットア
ドレスのうちのライン90a上の1ビットによって制御
されて、n−チャネルトランジスタ182の制御端子が
信号ライン90aに接続され、p−チャネルトランジス
タ180がインバータ202によって信号ライン90a
の反転信号に接続される。トリステートゲート78は、
ライン90上の4ビットアドレスのうちのライン90b
上の1ビットによって制御されて、n−チャネルトラン
ジスタ186の制御端子が信号ライン90bに接続さ
れ、p−チャネルトランジスタ184がインバータ20
0によって信号ライン90bの反転信号に接続される。
トリステートゲート80は、ライン90上の4ビットア
ドレスのうちのライン90c上の1ビットによって制御
されて、n−チャネルトランジスタ190の制御端子が
信号ライン90cに接続され、p−チャネルトランジス
タ188がインバータ198によって信号ライン90c
の反転信号に接続される。トリステートゲート82は、
ライン90上の4ビットアドレスのうちのライン90d
上の1ビットによって制御されて、n−チャネルトラン
ジスタ194の制御端子が信号ライン90dに接続さ
れ、p−チャネルトランジスタ192がインバータ19
6によって信号ライン90dの反転信号に接続される。
【0050】ゲート制御更新ハーフラッチ120とゲー
ト制御解放ハーフラッチ122の両方は、2つの相補形
トランジスタ204,206で表される共通のクロック
素子を有する。p−チャネルトランジスタ204は、ク
ロック信号COMMONCLKの反転信号を受信し、n
−チャネルトランジスタ206は、クロック信号COM
MONCLKを受信する。相補形トランジスタ204,
206は、トリステートゲート76〜82の出力と出力
ライン86との間の経路でパスゲートとして接続され
る。更に、ゲート制御更新ハーフラッチ120は、パス
ゲートとして配置されインバータ212によって相互接
続された制御端子を有する1対の相補形トランジスタ2
08,210と、背中合せに配置して接続された強イン
バータ222及び弱インバータ220からなる記憶ノー
ドと、出力インバータ228とを含んで構成される。相
補形トランジスタ208,210はライン126上の制
御信号CONTROL2によって制御されて、n−チャ
ネルトランジスタ210の制御端子が信号ライン126
に接続され、p−チャネルトランジスタ208がインバ
ータ212によって信号ライン126の反転信号に接続
される。ゲート制御解放ハーフラッチ122は、インバ
ータ214によって相互接続された制御端子を有する1
対の相補形トランジスタ216,218と、背中合せに
配置して接続された強インバータ226及び弱インバー
タ224からなる記憶ノードと、出力インバータ230
とを含んで構成される。相補形トランジスタ216,2
18はライン126上の制御信号CONTROL2によ
って制御されて、p−チャネルトランジスタ218の制
御端子が信号ライン126に接続され、n−チャネルト
ランジスタ216がインバータ214によって信号ライ
ン126の反転信号に接続される。
【0051】図3の実施形態をどのように動作させるか
は、上述した図1〜2,図4〜8の説明から、本技術分
野において専門の知識を有する者には明白であり、従っ
て、ここでは詳細な説明を省略する。以上の説明によ
り、本発明に係る実施形態が回路部品に限定アクセスを
可能にした回路をスキャンテストするための効率的な方
法を提供することは明らかである。特に、本実施形態は
ラッチに半並列アクセスだけが要求される集約的な設計
のレジスタに用いるのに有効である。本発明に係る主な
応用は、スキャンテスト構成が、4つの優先順位CPU
をテストする、即ち、常にアクセスできることを必要と
する4つの優先順位のうちのただ1つの状態をテストす
るために適用される場合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるテスト方法を示すスキ
ャンラッチの概略図
【図2】本発明の実施形態による他のスキャンラッチの
概略図
【図3】図2の概略図の回路例を示す図
【図4】従来の機能論理構成のブロック図
【図5】図4のラッチの具体例としてハーフラッチを用
いた同期スキャンラッチの実施形態を示す図
【図6】スキャンテストを行うためのスキャンセルを含
むように適合された図4の機能論理構成のブロック図
【図7】本出願人の先願にかかる効率的な構造テスト及
び効率的な性能テストを実施するのに好適な図6のスキ
ャンセルを示す概略図
【図8】従来のスキャンテストに関連する他の回路とし
てラッチを並列配置した回路を示す概略図
【符号の説明】
100,102,104,106 捕捉ハーフラッチ 112 更新ハーフラッチ 114 解放ハーフラッチ 68,70,72,74,112,234,236 マルチプレクサ 76,78,80,82 トリステートゲート 238,239 シフトレジスタ 235 機能制御回路

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通のタイミング制御信号を受信する制御
    端子、入力ノードに入力された捕捉データを制御する各
    捕捉選択信号を受信する捕捉選択端子及び中間ノードへ
    の解放データを制御する各解放選択信号を受信する解放
    選択端子をそれぞれ有して前記入力ノードと前記中間ノ
    ードとの間に並列に接続される複数の捕捉ハーフラッ
    チ、及び前記中間ノードとスキャン出力ノードとの間に
    接続された解放ハーフラッチを含んで構成されるスキャ
    ンラッチと、 動作の通常機能モードにおいて、前記捕捉ハーフラッチ
    を選択的に制御する、前記解放選択信号及び前記捕捉選
    択信号を生成する制御回路と、 テストモードにおいて、前記捕捉ハーフラッチを選択的
    に動作可能にする、前記解放選択信号及び前記捕捉選択
    信号を生成し、テストデータビットのシーケンスをタイ
    ミング制御信号の制御下の前記スキャンラッチに供給す
    るテストコントローラ及び順次前記各捕捉ハーフラッチ
    の捕捉選択端子と解放選択端子の両方を同時にアドレス
    するアドレス回路を含み、前記各捕捉ハーフラッチを連
    続してテストできるようにする構成のテスト制御回路
    と、 を含んで構成されることを特徴とするスキャンテスト回
    路。
  2. 【請求項2】前記テストコントローラ及び前記アドレス
    回路が、連続するスキャンテストにおいて、前記各捕捉
    ハーフラッチをテストするために共に動作することを特
    徴とする請求項1に記載のスキャンテスト回路。
  3. 【請求項3】前記テストコントローラ及び前記アドレス
    回路が、スキャンテストの連続するスキャンサイクルに
    おいて、前記各捕捉ハーフラッチをテストするために共
    に動作することを特徴とする請求項1に記載のスキャン
    テスト回路。
  4. 【請求項4】前記アドレス回路が、アドレスビットを記
    憶し且つ前記捕捉選択信号及び前記解放選択信号を生成
    する複数の連続して接続されるラッチからなることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のスキャン
    テスト回路。
  5. 【請求項5】前記連続して接続されるラッチが、スキャ
    ンチェーン内に接続され、前記ラッチに記憶されたアド
    レスビットが、独立して生成されるテストベクトルを形
    成することを特徴とする請求項4に記載のスキャンテス
    ト回路。
  6. 【請求項6】前記制御回路と前記テスト制御回路との間
    をスイッチするスイッチ回路を更に含んで構成されるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のス
    キャンテスト回路。
  7. 【請求項7】前記解放ハーフラッチが、タイミング制御
    信号によって制御される制御端子を有して、選択された
    捕捉ハーフラッチが前記解放ハーフラッチと共に動作し
    て正のエッジトリガラッチを与えることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1つに記載のスキャンテスト回
    路。
  8. 【請求項8】前記中間ノードとデータ出力ノードとの間
    に接続され、制御ノードを有する更新ハーフラッチを更
    に含んで構成されることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれか1つに記載のスキャンテスト回路。
  9. 【請求項9】前記更新ハーフラッチの制御ノードが、前
    記捕捉ハーフラッチ及び前記解放ハーフラッチの制御ノ
    ードを制御する信号から独立した信号によって制御され
    ることを特徴とする請求項8に記載のスキャンテスト回
    路。
  10. 【請求項10】前記捕捉ハーフラッチの制御ノードが、
    前記解放ハーフラッチの制御ノードを制御する信号から
    独立した信号によって制御されることを特徴とする請求
    項1〜9のいずれか1つに記載のスキャンテスト回路。
  11. 【請求項11】前記解放ハーフラッチが、動作可能ゲー
    トを更に有し、前記解放ハーフラッチの制御端子が、前
    記捕捉ハーフラッチの制御端子を制御する信号と同じ信
    号によって制御されることを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1つに記載のスキャンテスト回路。
  12. 【請求項12】前記更新ハーフラッチが、動作可能ゲー
    トを更に有し、前記更新ハーフラッチの制御端子が、前
    記捕捉ハーフラッチの制御端子を制御する信号と同じ信
    号によって制御されることを特徴とする請求項11に記
    載のスキャンテスト回路。
  13. 【請求項13】入力信号を受信するために接続される入
    力ノードと中間ノードとの間に並列に接続されて、共通
    クロック信号を受信するために接続される制御端子と、
    捕捉アドレスを受信するために接続される捕捉選択端子
    と、解放アドレスを受信するために接続される解放選択
    端子とをそれぞれ有する複数の捕捉ハーフラッチと、 前記中間ノードとスキャン出力ノードとの間に接続され
    て、クロック信号を受信するために接続される制御端子
    を有する解放ハーフラッチと、 前記中間ノードとデータ出力ノードとの間に接続され
    て、クロック信号を受信するために接続される制御端子
    を有する更新ハーフラッチと、 を含んで構成されることを特徴とするスキャンラッチ。
  14. 【請求項14】前記捕捉ハーフラッチ、前記解放ハーフ
    ラッチ及び前記更新ハーフラッチに与えられる前記クロ
    ック信号が、そのタイミングを独立に制御できる異なっ
    たクロック信号であることを特徴とする請求項13に記
    載のスキャンラッチ。
  15. 【請求項15】前記捕捉ハーフラッチ、前記解放ハーフ
    ラッチ及び前記更新ハーフラッチに与えられる前記クロ
    ック信号が、共通のクロック信号源から得られ、前記解
    放ハーフラッチ及び前記更新ハーフラッチが、前記捕捉
    ハーフラッチに適用された前記クロック信号の反転信号
    を受信すること特徴とする請求項13に記載のスキャン
    ラッチ。
  16. 【請求項16】前記捕捉ハーフラッチのいずれか1つ
    と、前記更新ハーフラッチと前記解放ハーフラッチのい
    ずれか1つとの組合せが、正のエッジトリガフリップフ
    ロップとして動作することを特徴とする請求項15に記
    載のスキャンラッチ。
  17. 【請求項17】前記解放ハーフラッチ及び前記更新ハー
    フラッチのそれぞれが、各ハーフラッチがデータ転送状
    態又はデータ保持状態であるかを決定する制御信号を受
    信するために接続される別の制御端子を有することを特
    徴とする請求項15又は16に記載のスキャンラッチ。
  18. 【請求項18】前記捕捉ハーフラッチの入力に接続さ
    れ、通常のデータ信号及びスキャンデータ信号のいずれ
    か一方を前記捕捉ハーフラッチへの入力信号として選択
    する選択信号に応答する選択回路を含んで構成されるこ
    とを特徴とする請求項13〜16のいずれか1つに記載
    のスキャンラッチ。
  19. 【請求項19】前記選択回路が、マルチプレクサを含ん
    で構成されることを特徴とする請求項18に記載のスキ
    ャンラッチ。
  20. 【請求項20】機能モードで作動する場合に、前記捕捉
    ハーフラッチのうちの1つが前記入力ノードからの通常
    のデータ信号を記憶し、前記捕捉ハーフラッチのうちの
    1つが記憶された通常のデータ信号を前記中間ノードに
    転送し、前記更新ハーフラッチが前記通常のデータ信号
    を前記中間ノードから前記データ出力端子に転送するこ
    とを特徴とする請求項13〜19のいずれか1つに記載
    のスキャンラッチ。
  21. 【請求項21】シフトモードで作動する場合に、前記捕
    捉ハーフラッチのうちの1つがその入力ノードからのデ
    ータ信号を前記中間ノードに転送し、前記解放ハーフラ
    ッチが前記データ信号を前記中間ノードから前記スキャ
    ンデータ出力端子に転送することを特徴とする請求項1
    3〜19のいずれか1つに記載のスキャンラッチ。
  22. 【請求項22】前記データ信号が、スキャンデータ信号
    であることを特徴とする請求項21に記載のスキャンラ
    ッチ。
  23. 【請求項23】前記データ信号が、通常のデータ信号で
    あることを特徴とする請求項21に記載のスキャンラッ
    チ。
  24. 【請求項24】更新モードで作動する場合に、前記更新
    ハーフラッチが前記中間ノードで記憶された前記信号を
    前記データ出力端子に転送することを特徴とする請求項
    13〜19のいずれか1つに記載のスキャンラッチ。
  25. 【請求項25】入力ノードと中間ノードとの間に並列に
    接続される複数の捕捉ハーフラッチと、中間ノードとス
    キャン出力ノードとの間に接続される解放ハーフラッチ
    を有するスキャンラッチを作動させて、複数の捕捉ハー
    フラッチの機能をテストするスキャンラッチのテスト方
    法であって、 所定のスキャンテストビットのシーケンスを与えるステ
    ップと、 前記スキャンテストビットのシーケンスを前記スキャン
    ラッチを通して前記入力ノードから前記スキャン出力ノ
    ードにシフトするステップと、 前記スキャン出力ノードにシフト出力されたスキャンテ
    ストビットのシーケンスを前記シフト入力されたスキャ
    ンテストビットのシーケンスと比較するステップと、 を含んで構成され、前記シフトステップが前記複数の捕
    捉ハーフラッチのそれぞれを順次連続して選択するステ
    ップを有することを特徴とするスキャンラッチのテスト
    方法。
  26. 【請求項26】前記複数の捕捉ハーフラッチのそれぞれ
    を順次連続して選択するステップが、連続するスキャン
    テストにおいて異なった捕捉ハーフラッチの選択を含む
    ことを特徴とする請求項25に記載のスキャンラッチの
    テスト方法。
  27. 【請求項27】前記複数の捕捉ハーフラッチのそれぞれ
    を順次連続して選択するステップが、スキャンテストの
    連続するスキャンサイクルにおいて異なった捕捉ハーフ
    ラッチの選択を含むことを特徴とする請求項25に記載
    のスキャンラッチのテスト方法。
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