JPH08303817A - 冷凍機部品の組立構造 - Google Patents

冷凍機部品の組立構造

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JPH08303817A JP13579795A JP13579795A JPH08303817A JP H08303817 A JPH08303817 A JP H08303817A JP 13579795 A JP13579795 A JP 13579795A JP 13579795 A JP13579795 A JP 13579795A JP H08303817 A JPH08303817 A JP H08303817A
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義明 亀原
Shunichi Takeuchi
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Norihisa Takeuchi
則久 竹内
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稔秋 山岸
Takashi Hirano
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Masaaki Yodo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネジ止め固定が不要で、組立が迅速且つ容易に
でき、運転音が静かで、エネルギー効率が高い冷凍機部
品の取付構造を開示する。 【構成】冷凍機を備えた装置において、冷凍機部品が、
プラスチック発泡体成形物から成る上層板1aとゴム発
泡体成形物から成る下層板1bとから構成される立体成
形基板1に形成されている部品固定凹部2a〜cに嵌入
されて固定されており、これらの部品中、断熱被覆を必
要とする部品が、プラスチック発泡体及び/又はゴム発
泡体を素材とする成形物から成る被覆ブロック体によっ
て包み込まれて断熱被覆されていることを特徴とする冷
凍機部品の取付構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍機及び冷凍機を備
えた各種装置において、冷凍機部品を基板に取り付ける
組立構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来技術】冷凍機を備えた装置としては、各種空調機
器や各種冷却装置のように、冷凍機構成部品が、機器の
主たる構成となるものと、例えば、空気機器に乾燥圧縮
空気を供給するための圧縮空気供給装置のように、空気
圧縮機やエアタンクなどの部品と冷凍機により圧縮空気
を冷却除湿する圧縮空気除湿装置とが一体となってお
り、装置の一部に冷凍機ユニットが装着されているタイ
プのものがある。このような両タイプの装置において、
冷凍機を組み立てる場合、鋼板製の取付基板上に、冷凍
機を構成する部品をネジ止めなどにより固定し、次い
で、これらの部品相互間を配管や配線によって接続して
組み立てるのが、一般的な方法である。
【0003】例えば、圧縮空気除湿装置を例にとると、
図7に組立系統図として示すように、圧縮空気除湿装置
120は、冷媒圧縮機121、冷媒凝縮器122、冷媒
減圧器124、該凝縮器用ファン123などの冷凍機構
成部品と、該冷凍機の冷媒蒸発器を組み込んだ圧縮空気
冷却除湿用熱交換器125を備えており、これらを連結
して一体化する多数の連結部品と共に、ケース底部に設
けた取付基板127に固定することにより、圧縮空気除
湿装置が組み立てられる。
【0004】この組み立て作業には、ファン123や凝
縮器122の支持フレーム131の組み立て作業、熱交
換器125の支持脚132の取付作業等と共に、圧縮機
121の場合のように、鋼板製取付基板127に、必要
に応じて防振用ゴム座金等を介してネジ止めする作業等
が含まれ、更に部品相互間を配管や配線によって連結固
定してから、前記熱交換器125やアキュームレータ1
26、冷凍機の吸入側配管などのように、結露を防止し
たり、熱効率を高めるために、断熱材による被覆を必要
とする部品には、あらかじめ、その形状に合わせて準備
した断熱被覆部材128、129等を取り付けて固定す
ることが行われている。101は、取付基板の下側に突
出するネジ等を覆う被覆板である。
【0005】
【問題点】このような従来の冷凍機部品の組み立てや圧
縮空気除湿装置120の組立作業は、ネジ止めによる固
定箇所が多くて、組み立てに時間がかかり、組み立て作
業には、熟練を必要とするなどの欠点がある。又、冷凍
機は、騒音を発生するので、ケース内面を吸音材で被覆
すると共に、振動する部材には肉厚円筒状の防振ゴムを
介しネジ締め固定するなどの措置を施して、部材の振動
や共振や共鳴現象を防ぐと共に、騒音がケース外に漏れ
るのを防止していた。しかしながら、従来の装置は、圧
縮機をはじめとして、振動や騒音を発生する冷凍機部品
が、直接鋼板製の基板にネジ止め固定されていたため、
冷凍機ケースが、共鳴箱として働き、これらのケース内
面に張設された吸音材や防振材も、騒音振動抑制効果を
十分に発揮され得なかった。
【0006】
【発明の目的】本発明の第1の目的は、冷凍機部品のネ
ジ止め固定が不要で、組立が迅速且つ容易にできる冷凍
機部品の組立構造を開示することにある。本発明の第2
の目的は、振動や騒音が小さくて運転音が静かな冷凍機
部品の組立構造を開示することにある。本発明の第3の
目的は、断熱性に富みエネルギー効率が高く、装着が簡
単な断熱被覆の冷凍機部品の組立構造を開示することに
ある。
【0007】
【発明の構成】本発明の第一要旨は、冷凍機を備えた装
置において、冷凍機を構成する部品が、プラスチック発
泡体及び/又はゴム発泡体を素材とする成形物から成る
立体成形基板に設けられた部品固定凹部に嵌入されて固
定されていることを特徴とする冷凍機部品の組立構造に
ある。
【0008】上記において、プラスチック発泡体(プラ
スチックフォーム)としては、例えば、ポリスチレン発
泡体、ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ポ
リウレタン発泡体、6,6−ナイロン発泡体、ポリカー
ボネート発泡体などを用いることができる。又、発泡ゴ
ムとしては、アクリロニトリルブタジエンゴム発泡体、
ブチルゴム発泡体、スチレンブタジエンゴム発泡体など
の合成ゴム系素材や天然ゴム発泡体なども利用できる。
これらの素材は、単一種類で用いられるほか、プラスチ
ック発泡体とゴム発泡体とを積層した複合素材としても
用いられる。
【0009】積層した複合素材としては、例えば、下層
に弾力性に富むゴム発泡体から成るラバーフォーム層を
有し、該ラバーフォーム層上に、断熱性と剛性とに富む
プラスチックフォーム層を一体的に設けた2層構造の複
合素材などが使用できる。このような素材は、プラスチ
ックフォーム層に設けた部品固定凹部によって、部品を
強固に保持し、下層のラバーフォーム層は、振動を減衰
させ振動、騒音の伝播を抑制する。勿論、プラスチック
発泡体やゴム発泡体の種類や組成に基づく特性、或い
は、成形の容易性や組み立て加工時における切削加工の
容易性等を考慮して、これらを単独で用いてもなんら差
し支えない。
【0010】本発明の第二の要旨は、上記第一要旨にお
いて規定される冷凍機部品の組立構造において、冷凍機
を構成する部品のうち断熱被覆を必要とする部品が、プ
ラスチック発泡体及び/又はゴム発泡体を素材とする成
形物から成る被覆ブロック体によって包み込まれている
ことを特徴とする冷凍機部品の組立構造にある。これら
の被覆ブロック体は、例えば、キャップ状一体成形物と
して、部品に上から被せて断熱被覆してもよいし、或い
は、横方向に2分割可能な被覆ブロック片として構成
し、横方向から冷凍機部品を挟むように合わせて、該被
覆ブロック体の中に包み込むものでもよい。このような
被覆ブロック体を用いれば、断熱被覆を必要とする部品
は、断熱性に富む立体成形基板と被覆ブロック体とによ
って完全に包まれて、結露を生じることもなく、断熱性
が向上し、エネルギー効率も向上する。
【0011】本発明の第三の要旨は、冷凍機を構成する
部品のうち断熱被覆を必要とする部品が、プラスチック
発泡体及び/又はゴム発泡体を素材とする成形物から成
る被覆ブロック体によって包み込まれた状態で、プラス
チック発泡体成形物及び/又はゴム発泡体成形物から成
る立体成形基板に形成されている部品固定凹部に嵌入さ
れて固定されていることを特徴とする冷凍機部品の組立
構造にある。
【0012】前記第二要旨における組立構造は、まず冷
凍機部品を断熱性と弾力性とに富む立体成形基板に設け
られた部品固定凹部に嵌入して固定した後に、部品の断
熱被覆処理を行う場合に有利であるが、第三要旨にかか
る組立構造は、例えば、断熱被覆を要する部品を成形型
中に置いて、その回りに断熱被覆を成形することによ
り、複雑な形状を備えた部品や、立体成形基板への取付
固定が安定しない部品も、断熱被覆付ユニット部品とし
て用いれば、基板へ極めて安定的に取付固定ができ、
又、断熱材と部品との密着がよいので、断熱特性も向上
する。
【0013】
【実施例1】図1〜5は、本発明の第1実施例にかかる
圧縮空気除湿装置の組立過程を示すものである。圧縮空
気除湿装置は、冷凍機と該冷凍機の蒸発器を収納した熱
交換器とから構成されているが、これを構成する部品
は、図1に示すような立体成形基板1に固定される。該
基板1は、プラスチック発泡体から成る上層板1aとこ
れを裏打ちするように一体的に設けられたゴム発泡体か
ら成る下層板1bとから構成されており、上層板1aに
は、嵌入固定すべき部品の基部の形状に合わせて形成さ
れた部品固定凹部2a〜cが設けられている。これらの
部品固定凹部は、型成形により、予め一体成形される
が、これに、実際の組立にあたって随時刃物で所定部分
を削除して設けられるものが併用される場合がある。立
体成形基板は、同質素材ですべて構成されていてもよい
し、又、高い剛性を必要とする場合は、ベニヤ板や金属
板上に発泡体成形物を一体形成したものでもよい。
【0014】部品固定凹部2aには、冷媒凝縮器12と
これに付設されている吸気ファン12aが、その下端付
近を凹部2aに嵌入することにより固定されている。
又、部品固定凹部2bには、冷媒圧縮機11が、その基
部を嵌入することにより固定される。同様にして、部品
固定凹部2cには、圧縮空気を冷却除湿した後再熱する
熱交換器14の下半部が載置されて収納固定されると共
に、該熱交換器中の冷媒蒸発器と冷媒圧縮機11との間
に介設されたアキュームレータ13とが収納固定され
る。アキュームレータ13は、その下端付近13aが部
品固定凹部2cによって支持され、上端部が冷媒配管1
3bによって、支持されることにより、固定される。
【0015】このようにして、立体成形基板1に固定さ
れた圧縮空気除湿装置の構成部品は、相互に配管により
一層強固に位置決め固定され、更に、電気配線などが施
されて、部品の組立が終わる。これらの部品の中で、熱
交換器14やアキュームレータ13は、運転中に結露す
るので、これには、図3に示すように、基板1の上層板
1aの素材と同じポリプロピレン発泡体製の直方体状ブ
ロック中に、これら配管によって連結する熱交換器14
とアキュームレータ13を収納できる空間3aを有する
被覆ブロック体3を準備し、この被覆ブロック体3を被
せることにより、結露部品の断熱被覆処理を行う。ま
た、この被覆ブロック体3は、アキュームレータ13の
固定保持にも有効で、部品固定凹部2cを補完する役割
も果たす。
【0016】この際、立体成形基板側と被覆ブロック体
側とに、ダボやダボ孔を設けて、基板1と被覆ブロック
体3との固定を行うが、これに代えて、例えば、アキュ
ームレータ13の回りに、プラスチック発泡体によって
直方形もしくは円柱形などの被覆ブロック体を型成形す
るか、或いは、型成形物を嵌着して断熱被覆したものを
準備しておき、この断熱被覆処理済みの部品形状に応じ
て、部品固定凹部を形成して、これに、部品を嵌合固定
し、次いで、配管等の部品相互の連結をしてもよい。
【0017】このようにして組み立てられた圧縮空気除
湿装置の部品は、更に、前面に通気開口15aを備えた
キャビネットパネル15を、凝縮器12の枠体12b等
を利用してネジ止め固定し、図5に示すように、その天
板部端縁15bを、被覆ブロック体3の頂面に重ねて、
接着剤や粘着テープ等で固定してもよいし、或いは、予
め被覆ブロック体成形時に、被覆ブロック体中に埋設し
て設けた木片やプラスチック片等を利用して固定しても
よい。勿論、予め製作したキャビネットケースの底板上
に、冷凍機を保持する立体成形基板を載置してもよい。
16は、電源スイッチや調節ダイヤル等を取り付ける操
作板である。
【0018】上記第1実施例にかかる装置は、部品組立
にあたりネジ止め固定が不要であること、断熱被覆を必
要とする部品は、基板自体が断熱性を備えているので、
完全に断熱材により包まれ、結露がなくエネルギー効率
がよい。断熱被覆処理も容易で迅速にできる。基板は、
下層にラバーフォームを有するので、振動吸収による減
衰効果が高く、運転音が静粛になる。
【0019】
【実施例2】図6は、本発明の第2実施例を示すもので
ある。立体成形基板21は、ポリプロピレン発泡体によ
って成形されたもので、第1実施例と同様に、圧縮空気
除湿装置を組み立てるためのものである。したがって、
該装置を構成する部品は全く同じであるので、同一機能
の部品には同一の番号を付して説明する。基板21に
は、熱交換器14の下半部が嵌入できる部品固定凹部2
2、冷媒圧縮機11の下部が嵌入できる固定凹部23、
冷媒凝縮器12とその下部に付設された送風ファン12
aが、嵌入して固定されるべき固定凹部24、アキュー
ムレータ13の下部が収納されて支持固定されるべき固
定凹部25等が設けられている。
【0020】固定凹部24は、、凝縮器12を支持し送
風ファン12aのための空間を確保する脚体12b、…
の高さにあわせて、深さが決められており、このファン
12aを固定し囲む壁の一面が欠落して開口しており、
この開口24aと基板21の一側面に開口する外気入口
26とを結んで、樋状の空気流路27が形成されてい
る。冷媒圧縮機14のための固定凹部23の下端付近を
除いて、その横半分は、この空気流路27によって、削
り取られた状態となっており、圧縮機11を凹部23に
固定したとき、該圧縮機の一半は空気流路27に突出し
て、外気流にさらされることにより、過熱が防止され
る。
【0021】実施例1の場合と同様に、立体成形基板2
1の部品固定凹部に嵌入することにより固定された部品
のうち、結露を防止及び熱効率向上の見地から断熱被覆
を必要とする部品として、熱交換器14、アキュームレ
ータ13及びこれらの配管類には、基板21と同一の素
材から成る被覆ブロック体31によって断熱被覆する。
図6において、被覆ブロック体31は、立体成形基板2
1の上面に重なる事ができる大きさを持ち、その裏面3
2には、熱交換器14の上半部やアキュームレータ13
などが嵌入すべき凹部を備えていると共に、空気流路2
6の天井面を構成する平面や凝縮器12の周囲を囲ん
で、凝縮器を通過した空気の出口となるべき開口33が
設けられている。
【0022】この被覆ブロック体31をダボ34、3
4、…とダボ孔28、28、…等により、基板21に被
せれば、断熱被覆処理が完了する。ダボによる固定で
は、固定力が不足する場合は、第1実施例の場合も同様
であるが、被覆ブロック体と立体形成基板との間の簡便
な固定方法として、両者の合わさり目に跨がって接着テ
ープを張ること、バンドを巻き回して固定することなど
が採用できる。このようにして、圧縮空気除湿装置の組
立は終了するが、更に、必要に応じて、適宜なキャビネ
ットに収納してもよい。
【0023】上記第2実施例にかかる装置は、組立固定
が簡単になることは勿論のこと、空気流路が、立体成形
基板と被覆ブロック体とによって、冷凍機部品の配置を
考慮して理想的に形成されること、騒音を発生する冷媒
圧縮機などを過熱させることなく吸音材や防振材で囲む
ことにより、運転騒音を大幅に緩和することができる。
また、冷凍機部品は、立体成形基板と被覆ブロック体に
よって支持されるので、部品相互の固定は、簡略化する
ことができ、製品の輸送時のショックによる損傷の虞れ
もないので、荷造り梱包も大幅に簡略化できる。
【0024】
【効果】本願発明によれば、冷凍機部品を立体成形基板
に設けた部品固定凹部に載置したり、挿入したするだけ
で、部品の支持固定ができるので、組立に熟練を必要と
せず、組立時間も少なくて済み、大幅なコストダウンが
実現する。冷凍機部品は、すべて、遮音性や防振性に優
れた基板の上に存在するので、従来のように、振動騒音
が、基板を伝達媒体或いは共鳴媒体として、外部に直接
出ることがなく、特に、立体成形基板を、プラスチック
発泡体とゴム発泡体とを併用した複合素材で作れば、単
素材の場合に比べて、振動や騒音の抑制効果が著大で、
部品の固定性にも優れ、外からの衝撃も吸収して、装置
の損傷を防止する効果も大きい。冷媒配管は、すべて断
熱性の高い立体成形基板上に配設されるか若しくは被覆
ブロック体によって囲まれるので、断熱性が向上し結露
に対する心配がなく、運転振動による管体連結部の緩み
もなく、共振現象などによる騒音も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施例の要部を示す説明図であ
る。
【図2】図1の基板に部品を装着した状態を示す説明図
である。
【図3】本願発明の要部である被覆ブロック体の一例を
示す説明図である。
【図4】第1実施例にかかる装置のキャビネットパネル
を示す説明図である。
【図5】第1実施例の組立状態を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す説明図である
【図7】従来技術の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、21 立体成形基板 1a 上層板 1b 下層板 2a〜c、22、23、24、25 部品固定凹部 3、31 被覆ブロック体 11 冷媒圧縮機 12 凝縮器 12a ファン 13 アキュームレー
タ 14 熱交換器 26 外気入口 33 空気出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮澤 一 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 竹内 則久 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 山岸 稔秋 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 平野 孝 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 淀 雅明 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 佐藤 雅人 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 田口 良幸 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内 (72)発明者 坂口 興弘 長野県須坂市大字幸高246番地 オリオン 機械株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍機を備えた装置において、冷凍機を構
    成する部品が、プラスチック発泡体及び/又はゴム発泡
    体を素材とする成形物から成る立体成形基板に設けられ
    た部品固定凹部に嵌入されて固定されていることを特徴
    とする冷凍機部品の組立構造。
  2. 【請求項2】冷凍機を構成する部品のうち断熱被覆を必
    要とする部品が、プラスチック発泡体及び/又はゴム発
    泡体を素材とする成形物から成る被覆ブロック体によっ
    て包み込まれている請求項1の組立構造。
  3. 【請求項3】被覆ブロック体が、キャップ状一体成形物
    か若しくは横方向に2分割可能なブロック片によって構
    成されている請求項2の冷凍機部品の組立構造。
  4. 【請求項4】冷凍機を構成する部品のうち断熱被覆を必
    要とする部品が、プラスチック発泡体及び/又はゴム発
    泡体を素材とする成形物から成る被覆ブロック体によっ
    て包み込まれた状態で、プラスチック発泡体成形物及び
    /又はゴム発泡体成形物から成る立体成形基板に形成さ
    れている部品固定凹部に嵌入されて固定されていること
    を特徴とする冷凍機部品の組立構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019193946A1 (ja) * 2018-04-03 2019-10-10 株式会社デンソー 空調装置
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