JPH0830337A - 熱交換器制御システム - Google Patents

熱交換器制御システム

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JPH0830337A
JPH0830337A JP15993894A JP15993894A JPH0830337A JP H0830337 A JPH0830337 A JP H0830337A JP 15993894 A JP15993894 A JP 15993894A JP 15993894 A JP15993894 A JP 15993894A JP H0830337 A JPH0830337 A JP H0830337A
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JP
Japan
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temperature
flow rate
transmission line
heat transfer
transfer tube
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JP15993894A
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Inventor
Hitotsugu Maruyama
仁嗣 丸山
Sei Fukada
聖 深田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力変化時においても、計画値に沿う温度変
化特性が得られる熱交換器制御システムを提供する。 【構成】 胴1の内部に伝熱管温度センサ26を設け、
伝熱管2の金属温度Tmを伝送線27を介して制御装置
15へ送る。また、胴1の1次流体出口部に温度センサ
24を設け、温度計測値T1aを伝送線25を介して制御
装置15へ送る。更に、胴1の2次流体の出口部分にも
温度センサ28を設け、温度計測値T2aを伝送線29を
介して制御装置15へ送る。制御装置15は、各センサ
26,24,28により計測された伝熱管温度Tm 、1
次側出口温度T1a、2次側出口温度T2aを各々負帰還
し、これらを総合して1次流体の流量w1 の設定値w1
* を算定する。この1次流体流量w1 の設定値w1 *
基づいて1次流体の流量が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火力・原子力プラント
等において用いられる熱交換器制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火力・原子力プラント等におい
て、冷却系等に設けられている熱交換器制御システム
は、図5及び図6に示すように構成されている。即ち、
制御対象の熱交換器は、図5に示すように胴1の中を1
次流体が流れ、伝熱管2の中を2次流体が流れる構成を
有し、1次流体と2次流体は伝熱管2を介在して熱交換
するようになっている。
【0003】上記1次流体は、外部のポンプ3により送
り出され、配管4を通して胴1に流入し、胴1内で伝熱
管2を介して2次流体と熱交換した後で、配管5を通し
て流出する。2次流体は、ポンプ6により送り出され、
配管7を通して伝熱管2に流入する。この2次流体は、
伝熱管2を介して1次流体と熱交換した後に、配管8を
通して流出する。
【0004】ここで制御装置15は、1次流体の流量設
定値w1 * を与え、伝送線16を介して1次流量制御系
へ送る。1次流量制御系は、流量計9による流量信号w
1 を伝送線10を介してフィードバックし、減算器11
に入力する。また、この減算器11には、上記伝送線1
6を通して流量設定値w1 * が入力され、次式(1)に
より流量の制御偏差Δw1 が計算される。
【0005】 Δw1 =w1 * −w1 …(1) この(1)式により求めた制御偏差Δw1 は、伝送線1
2により制御器13へ入力される。この制御器13は、
(2)式に例示する周知の比例積分制御演算を行ない、
ポンプ速度設定信号S1 * を算出する。
【0006】
【数1】
【0007】ここで、K1 :比例ゲイン T1 :積分定数 上記制御器13により算出されたポンプ速度設定信号S
1 * は、伝送線14を介してポンプ3に送られる。これ
によりポンプ3の速度がS1 に追従するように調節さ
れ、それに伴い胴内を流れる1次流体の流量が調節され
る。ポンプ速度の加減に関しては、周知の回転速度制御
で行なうことができるので、特に例示はしない。
【0008】以上のように構成された流量制御系によれ
ば、公知の負帰還制御理論に基づき、1次流体の流量w
1 は設定値w1 * に常に一致するように制御される。次
に制御装置15は、2次流量設定値w2 * も与え、伝送
線23を通して2次流体の流量制御系へ伝える。2次流
体の流量w2 の制御は、前述の1次流体の制御と同様に
負帰還制御に基づいて行なわれ、流量w2 は設定値w2
* に一致するように制御される。ここで2次流体流量w
2 の制御系は、流量計17、減算器19、制御器21並
びに伝送線23,18,20,22から構成される。
【0009】上記のように従来の制御システムでは、上
記の流量設定値w1 * ,w2 * を制御装置15により決
定して与えている。この制御装置15の従来の代表的な
構成例を図6に示す。熱交換器の熱交換量の要求値を出
力設定Q* として設定器30で与え、伝送線31を介し
て関数発生器32へ入力する。関数発生器32では、1
次流体の流量w1 の出力レベルQの設定に対する計画値
w1 を発生する。このようにして発生された流量設定値
w1 * は、伝送線16を通して流量制御系へ送られる。
【0010】次に2次流体の流量設定値w2 * も、1次
流体に関する方法と同様にして関数発生器35で発生す
る。出力設定Q* は、伝送線34を介して入力され、ま
た、関数発生器35による設定値w2 * は、伝送線23
を通して流量制御系へ送られる。
【0011】上記のようにして制御装置15により流量
設定値w1 * ,w2 * が与えられると、前述の1次、2
次流体の各流量制御系の作用により、実際の流量w1 と
w2は設定値に一致するように制御される。熱交換器の
部分出力特性は、流量特性は図6、温度特性は図7に例
示されるものである。両図に示されるように静的な特性
は、出力Qの関数として一義的に定まる。従って、流量
w1 とw2 及び入口温度を計画値に沿って与えるとき、
1次側出口温度T1a、伝熱管温度Tm 、2次側出口温度
T2aは計画値に一致する。
【0012】従来の制御システムでは、上記の部分出力
特性に基づいて計画的な出力変化を行なっている。従来
の出力変化状況の一例として、ランプ状の出力減少のケ
ースを図8に示す。この図8では、横軸に時間、縦軸に
温度、流量をとり、1次側熱交換器入口温度T1e、2次
側熱交換器出口温度T2a、1次流体流量w1 、2次流体
流量w2 、1次側熱交換器出口温度T1aの変化について
示したものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御システムに
は、温度応答が計画値からずれるという問題があり、図
8に例示した出力変更特性にも現れている。図8の例で
は2次側の出口温度が計画値を上回っている。その原因
は、出力変化率が比較的に速い場合に、熱交換器の動的
特性が静的特性と異なることによる。
【0014】熱交換器内部の温度分布形状は、出力に応
じて異なっており、このため出力が変化すると、各部の
温度レベルが変化する。その際に熱交換器が保有する熱
量の器外への放出、又は吸収が生じ、それが出口温度の
変動となって現出する。このために出力変化時の温度の
変化は、部分出力特性に沿う準定常的なものとはなら
ず、図8に示されるように計画線からはずれた軌跡をた
どる。
【0015】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、上記の問題点を解消し、出力変化時においても、計
画値に沿う温度変化特性が得られる熱交換器制御システ
ムを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る熱交換器制
御システムは、胴の中を流れる1次流体と伝熱管の中を
流れる2次流体との間で熱交換を行なう熱交換器と、2
次流体流量設定値に基づいて上記2次流体の流量を制御
する手段と、上記1次流体の出口部の温度を計測する第
1の温度センサと、上記伝熱管の温度を計測する第2の
温度センサと、上記2次流体の出口部分の温度を計測す
る第3の温度センサと、上記第1ないし第3の温度セン
サにより計測された1次側出口温度、伝熱管温度、2次
側出口温度を各々負帰還し、これらの負帰還量を総合し
て1次流体流量の設定値を算定する算定手段と、この算
定手段により算定された設定値に基づいて上記1次流体
の流量を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0017】
【作用】熱交換器の内部の温度変化が流動により伝播し
て出口部の温度変化として現れることから、内部の温度
変化を抑制するのが効果的なため、内部の温度の代表と
して中央部の伝熱管温度を検出し、その制御偏差を負帰
還する。
【0018】加えて、1次流体出口部温度及び2次流体
出口部温度自身も制御偏差を負帰還する。以上3者の負
帰還量を総合することにより、1次流体流量を調節す
る。これにより熱交換器は、全体的に温度偏差が発生し
難くなり、計画値に良く追従した動的特性により出力変
更を行なうことができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例に係る熱交換器制御シ
ステムの構成図、図2は制御装置部分の詳細を示す構成
図である。なお、図5に示した熱交換器制御システムと
同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0020】図1に示すように制御対象の熱交換器は、
胴1の中を1次流体が流れ、伝熱管2の中を2次流体が
流れる構成を有し、1次流体と2次流体は伝熱管2を介
して熱交換を行なう。
【0021】上記1次流体は、外部のポンプ3により送
り出され、配管4を通して胴1に流入し、伝熱管2を介
して2次流体と熱交換した後で、配管5を通して流出す
る。2次流体は、ポンプ6により送り出され、配管7を
通して伝熱管2に流入する。伝熱管2を介して1次流体
と熱交換した後で、2次流体は配管8を通して流出す
る。
【0022】そして、制御装置15は、2次流体の流量
設定値w2 * を伝送線23を介して2次流通制御系へ送
る。2次流通制御系は、流量計17による流量信号w2
を伝送線18を介して負帰還(フィードバック)し、減
算器19により上記流量設定値w2 * と流量信号w2 と
の制御偏差Δw2 を求める。この制御偏差Δw2 は、伝
送線20により制御器21へ入力されて比例積分制御演
算が行なわれ、ポンプ速度設定信号S2 * が算出され
る。このポンプ速度設定信号S2 * に追従してポンプ6
の速度が調節され、それに伴い伝熱管2を流れる2次流
体の流量が調節される。
【0023】また、制御装置15は、1次流体の流量設
定値w1 * を伝送線16を通して1次流体の流量制御系
へ伝える。1次流体の流量制御系は、流量計9、減算器
11、制御器13並びに伝送線10,12,14からな
り、1次流体流量w1 の制御は、2次流量制御と同様に
負帰還制御理論に基づいて行なわれる。
【0024】そして、本発明に係る熱交換器制御システ
ムでは、特に図1に示すように胴1の内部に伝熱管温度
センサ26を設け、伝熱管2の金属温度Tm を伝送線2
7を介して制御装置15へ送る。また、胴1の1次流体
出口部に温度センサ24を設け、温度計測値T1aを伝送
線25を介して制御装置15へ送る。更に、胴1の2次
流体の出口部分にも温度センサ28を設け、温度計測値
T2aを伝送線29を介して制御装置15へ送る。
【0025】制御装置15は、温度センサ24により計
測された1次側出口温度T1a、伝熱管温度センサ26に
より計測された伝熱管温度Tm 、温度センサ28により
計測された2次側出口温度T2aを各々負帰還し、これら
を総合して1次流体の流量w1 の設定値w1 * を算定す
る。本実施例では、2次流体流量w2 の設定値w2
*は、従来と同様に部分出力特性による計画値として設
定している。
【0026】上記制御装置15は、図2に示すように構
成される。2次流体量については、関数発生器32で設
定し、伝送線23により流量制御系へ伝える。1次流体
流量については、関数発生器35による部分出力特性値
w1 **を伝送線36を介して加算器37に入力し、これ
に修正量Dw1 を加算することにより修正して設定値w
1 * を算出する。そして、この設定値w1 * を伝送線1
6を介して1次流量制御系へ伝える。次式(2)は、上
記設定値w1 * を算出するための式を示したものであ
る。
【0027】 w1 * =w1 **+Dw1 …(2) 上記修正量Dw1 は次のようにして求めている。出力設
定値Q* は設定器30で与え、伝送線38を介して関数
発生器39に伝える。この関数発生器39は、1次側出
口温度T1aの部分出力特性値T1a* をQ* の関数として
発生し、伝送線40を介して減算器41へ入力する。ま
た、この減算器41には、1次流体出口部の温度計測値
T1aを伝送線25を介して入力し、次式により偏差ΔT
1aを算出する。
【0028】 ΔT1a=T1a* −T1a …(3) 偏差ΔT1aは、伝送線42を介して制限器43へ入力さ
れ、制限を受けた後、伝送線44を介して係数器45へ
入力される。この係数器45により係数k1 を乗じた
後、伝送線46を介して加算器65へ入力する。これが
修正成分v1 である。
【0029】次に出力設定値Q* は、設定器30から伝
送線47を介して関数発生器48へ伝える。この関数発
生器48は、伝熱管温度Tm の部分出力特性値Tm *
*の関数として発生し、伝送線49を介して減算器5
0へ入力する。減算器50へは、伝熱管温度センサ26
による計測値Tm も伝送線27を介して入力され、次式
により偏差ΔTm が算出される。
【0030】 ΔTm =Tm * −Tm …(4) この偏差ΔTm は、伝送線51を介して制限器52へ入
力され、制限を受けた後、伝送線53を介して係数器5
4へ入力される。この係数器54により係数k2 乗じた
後、伝送線55を介して加算器65へ入力される。この
入力値が修正成分v2 である。
【0031】また、出力設定値Q* は伝送線56を介し
て関数発生器57へ伝えられる。この関数発生器57
は、2次出口温度T2aの部分出力特性値T2a* を出力設
定値Q* の関数として発生し、伝送線58を介して減算
器59へ入力される。この減算器59には、2次出口温
度T2aも伝送線29を介して入力され、次式(5)によ
り偏差ΔT2aが算出される。
【0032】 ΔT2a=T2a* −T2a …(5) 上記偏差ΔT2aは、伝送線60を介して制限器61へ入
力されて制限を受けた後、伝送線62を介して係数器6
3へ入力される。この係数器63により係数k3 を乗じ
た後、伝送線64を介して加算器65へ入力される。こ
の入力値が修正成分v3 である。
【0033】上記修正成分v1 ,v2 ,v3 は、加算器
65にて次式(6)に示すように加算されて操作量Dw
1 となり、伝送線66を介して加算器37へ伝えられ
る。 Dw1 =v1 +v2 +v3 …(6) 本実施例の制御ロジック中でゲインk1 ,k2 ,k2 を
用いているが、その決定方法の一例を具体例として以下
に示す。熱交換器を図3に示すような熱交換モデルで表
すと、熱交換に関する動特性は熱収支を表す次の常微分
方程式で記述される。
【0034】 V1 G1 C1 dT1a/dt=−A1 U1 [(T1e+T1a)/2−Tm ] +w1 C1 (T1e−T1a) …(7) Vm Gm Cm dTm /dt=A1 U1 [(T1e+T1a)/2−Tm ] −A2 U2 [Tm −(T2e+T2a)/2] …(8) V2 G2 C2 dT2a/dt=A2 U2 [Tm −(T2e+T2a)/2] +w2 C2 (T2e−T2a) …(9) 但し、記号の意味は、t…時間 T…温度 w…流量 A…伝熱面積 U…熱貫流率 G…比重量 C…比熱 V…容積 また添字は、1…1次側 2…2次側 m…伝熱管 0…定常値 e…入口 a…出口 上記(7)式〜(9)式までを線形化して整理すること
により、次に示す状態方程式表現、(10)式〜(1
2)式が得られる。
【0035】
【数2】
【0036】但し、変数器号の前に付したDは微小偏差
を示している。係数行列要素は、次の通りである。 a11=A1 U1 /2V1 G1 C1 −w10/V1 G1 …(11−1) a12=A1 U1 /V1 G1 C1 …(11−2) a13=0 …(11−3) a21=A1 U1 /2Vm Gm Cm …(11−4) a22=−(A2 U2 +A1 U1 )/Vm Gm Cm …(11−5) a23=A2 U2 /2Vm Gm Cm …(11−6) a31=0 …(11−7) a32=A2 U2 /V2 G2 C2 …(11−8) a33=−A2 U2 /2V2 G2 C2 −w20/V2 G2 } …(11−9) b1 =(T1e0 −T1a0 )/V1 G1 …(12−1) b2 =0 …(12−2) b3 =0 …(12−3) 最適レギュレータ設計上の評価関数は、次式(13)を
適用する。
【0037】
【数3】
【0038】最適レギュレータのフィードバックゲイン
行列Kは、リカッチ方程式を解いて得られることは周知
の通りであり、これを用いると、(10)式〜(13)
式の定式化の場合では、最適制御則は次式により計算さ
れる。
【0039】
【数4】
【0040】この(14)式中のk1 ,k2 ,k3 を、
本実施例では好適なゲインとして適用できる。更に、図
2で示した1次流量設定値発生回路の中の係数器45,
54,63で用いる各係数として、k1 ,k2 ,k3 を
適用できる。
【0041】このようにして構成した本発明の熱交換器
制御システムによれば、図4に制御結果の一例を示すよ
うに、熱交換器の1次側出口温度、伝熱管金属温度、及
び2次側出口温度のいずれに関しても制御偏差が発生し
ないように、1次流体流量w1 が修正量Δw1 により適
切に調節され、計画に近い各温度の変更特性が得られ、
熱交換器の出力変更時の動的な特性が良好になる。上記
図4は、ランプ状の出力変更時における1次側熱交換器
入口温度T1e、2次側熱交換器出口温度T2a、伝熱管平
均温度Tm 、1次流体流量w1 、2次流体流量w2 、1
次側熱交換器出口温度T1a、1次流量修正操作量Δw1
の過渡応答特性を示したものである。
【0042】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、計
画値に近い部分出力特性に沿った熱交換器各部の過渡変
化特性が得られ、出力変更時の温度変動を低減して熱交
換器を含むプラントの運転特性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱交換器制御システム
の構成図。
【図2】同実施例における制御装置の詳細を示構成図。
【図3】同実施例における熱交換モデルを示す図。
【図4】同実施例における制御特性を示す過渡応答図。
【図5】従来の熱交換器制御システムの構成図。
【図6】図5における制御装置の詳細を示す構成図。
【図7】図5における部分出力特性図。
【図8】従来の制御システムの制御特性を示す過渡応答
図。
【符号の説明】
1…胴、2…伝熱管、3…ポンプ、4,5…配管、6…
ポンプ、7,8…配管、9…流量計、10,12,14
…伝送線、11…減算器、15…制御装置、16,18
…伝送線、17…流量計、19…減算器、20,21,
22,23…伝送線、21…制御器、24…温度セン
サ、25,27…伝送線,26…伝熱管温度センサ、2
8…温度センサ、29,31…伝送線、30…設定器、
32,35…関数発生器、34,36…伝送線、37…
加算器、38,40…伝送線、39…関数発生器、41
…減算器、42,44…伝送線、43…制限器、45…
係数器、46,47,49…伝送線、48…関数発生
器、50…減算器、51,53…伝送線、52…制限
器、54…係数器、55,56…伝送線、57…関数発
生器、58,60…伝送線、59…減算器、61…制限
器、62,64,66…伝送線、63…係数器、65…
加算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴の中を流れる1次流体と伝熱管の中を
    流れる2次流体との間で熱交換を行なう熱交換器と、 2次流体流量設定値に基づいて上記2次流体の流量を制
    御する手段と、 上記1次流体の出口部の温度を計測する第1の温度セン
    サと、 上記伝熱管の温度を計測する第2の温度センサと、 上記2次流体の出口部分の温度を計測する第3の温度セ
    ンサと、 上記第1ないし第3の温度センサにより計測された1次
    側出口温度、伝熱管温度、2次側出口温度を各々負帰還
    し、これらの負帰還量を総合して1次流体流量の設定値
    を算定する算定手段と、 この算定手段により算定された設定値に基づいて上記1
    次流体の流量を制御する制御手段とを具備したことを特
    徴とする熱交換器制御システム。
JP15993894A 1994-07-12 1994-07-12 熱交換器制御システム Withdrawn JPH0830337A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008523308A (ja) * 2004-12-09 2008-07-03 キャリア コーポレイション 圧縮機の静音化
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KR20120013318A (ko) * 2009-04-09 2012-02-14 르노 에스.아.에스. 자동차용 냉각 장치

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