JPH08303266A - エンジン制御装置 - Google Patents

エンジン制御装置

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Publication number
JPH08303266A
JPH08303266A JP7135954A JP13595495A JPH08303266A JP H08303266 A JPH08303266 A JP H08303266A JP 7135954 A JP7135954 A JP 7135954A JP 13595495 A JP13595495 A JP 13595495A JP H08303266 A JPH08303266 A JP H08303266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase difference
engine
hydraulic pressure
cam
varying means
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Withdrawn
Application number
JP7135954A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiteru Okumura
芳輝 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP7135954A priority Critical patent/JPH08303266A/ja
Publication of JPH08303266A publication Critical patent/JPH08303266A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの始動時のようにエンジンの回転数
が低いときでも、吸入空気量を十分に得る。 【構成】 エンジン制御装置10は、一気筒当たり二個
設けられた吸気弁のそれぞれを,クランク軸14から伝
達された動力によって開閉するカム軸16a,16bに
対して,カム軸16a,16b間の位相差θを変化させ
る位相差可変手段18と、アクセルペダル20の踏込み
量fを検出するアクセルセンサ22と、踏込み量fに応
じて位相差可変手段18を制御する制御手段24とを備
えている。位相差可変手段18が、クランク軸14から
伝達された動力によって位相差θを増加させるように動
作する油圧ポンプと、この油圧ポンプから発生した油圧
に抗して位相差θを減少させるように動作するリターン
スプリングとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一気筒当たり複数設け
られた吸気弁を開閉するカムの位相差を制御することに
より出力制御を行うエンジン制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なガソリンエンジン(以下、単に
「エンジン」という。)では、吸気管に設置されたスロ
ットルバルブにより出力を制御している。そのため、低
負荷時には、スロットルバルブ下流の負圧が大きくなる
ことにより、ポンピングロスが増大するという問題があ
る。特に、低負荷を多用する自動車では、燃費悪化の大
きな要因の一つとなっている。
【0003】そこで、本出願人は、一気筒当たり二個の
吸気弁を設け、これらの吸気弁をそれぞれ開閉するカム
を設け、クランク角に対して固定の位相で一方の吸気弁
を開閉し、クランク角に対して遅れる側に可変とした位
相で他方の吸気弁を開閉することにより、吸入空気量す
なわち出力を制御するエンジン制御装置を発明している
(特開平3-88907 号公報)。ここで、クランク角に対し
て固定の位相で一方の吸気弁を開閉するカムを「固定位
相カム」、クランク角に対して遅れる側に可変とした位
相で他方の吸気弁を開閉するカムを「可変位相カム」と
呼ぶことにする。図8及び図9は、このエンジン制御装
置の動作の一例を示すタイミング図である。高負荷の場
合には、図8に示すように、固定位相カムと可変位相カ
ムの位相を一致させて、最大の吸入空気量を得る。一
方、低負荷の場合には、図9に示すように、その負荷状
態に応じて連続的に固定位相カムに対する可変位相カム
の位相を遅らせて、圧縮行程でシリンダに吸入した混合
気の一部を吸気管へ戻すことにより、吸入空気量を制御
する。これにより、ノンスロットル運転が可能となるの
で、燃費を向上できる。なお、エンジンの負荷状態は、
アクセルペダルの踏込み量を検出するアクセルセンサに
より判断しており、踏込み量が大きければ高負荷であ
り、踏込み量が小さければ低負荷である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のエン
ジン制御装置では、可変位相カムの位相を変えるのに、
クランク軸から伝達される動力で油圧ポンプを駆動し、
この油圧ポンプで発生する油圧を利用している。そのた
め、エンジンの始動時のようにエンジンの回転数が低い
場合には、十分な油圧を得ることができない。したがっ
て、図8に示すような関係に可変位相カムの位相を変え
にくくなるので、吸入空気量が不十分となって始動が困
難となるおそれがあった。
【0005】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、一気筒当たり
複数の吸気弁をエンジンの負荷状態に応じて位相を異な
らせて開閉する場合において、エンジンの始動時のよう
にエンジンの回転数が低いときでも、吸入空気量を十分
に得ることのできるエンジン制御装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたものであり、一気筒当たり複数設
けられた吸気弁のそれぞれを,クランク軸から伝達され
た動力によって開閉する複数のカム軸に対して,これら
のカム軸間の位相差を変化させる位相差可変手段と、エ
ンジンの負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、この
負荷状態検出手段で検出された負荷状態に応じて前記位
相差可変手段を制御する制御手段とを備えたエンジン制
御装置を改良したものである。すなわち,本発明の特徴
は、前記位相差可変手段が、前記クランク軸から伝達さ
れた動力によって前記カム軸間の位相差を増加させるよ
うに動作する油圧ポンプと、この油圧ポンプから発生し
た油圧に抗して前記カム軸間の位相差を減少させるよう
に動作するリターンスプリングとを有することである。
【0007】
【作用】複数のカム軸は、クランク軸から伝達された動
力によって、それぞれ吸気弁を開閉する。位相差可変手
段は、複数のカム軸間の位相差を変化させる。
【0008】エンジンの動作中は、負荷状態検出手段が
エンジンの負荷状態を検出し、制御手段が負荷状態に応
じて位相差可変手段を制御する。例えば、高負荷であれ
ば位相差を小さくし、低負荷であれば位相差を大きくす
る。
【0009】エンジンの始動時のようにエンジンの回転
数が低い場合は、油圧ポンプで発生する油圧が低い。そ
のため、その油圧に抗してリターンスプリングが動作す
ることにより、複数のカム軸間の位相差が減少する。こ
の位相差が小さくなると、吸入空気量が増大する。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本発明に係るエンジン制御装
置の一実施例を示し、図1は全体構成図、図2は図1に
おける矢示IIから見た概略側面図である。以下、これら
の図面に基づき説明する。
【0011】エンジン制御装置10は、一気筒当たり二
個設けられた吸気弁12a,12b(図4及び図5参
照)のそれぞれを,クランク軸14から伝達された動力
によって開閉するカム軸16a,16bに対して,カム
軸16a,16b間の位相差θを変化させる位相差可変
手段18と、アクセルペダル20の踏込み量fを検出す
る負荷状態検出手段としてのアクセルセンサ22と、ア
クセルセンサ22で検出された踏込み量fに応じて位相
差可変手段18を制御する制御手段24とを備えてい
る。また、エンジン26の始動時を検出する始動検出手
段27が付設されている。制御手段24には、始動検出
手段27でエンジン26の始動時が検出されると,カム
軸16a,16b間の位相差θを小さくするように位相
差可変手段18を制御する機能が付設されている。始動
検出手段27は、エンジン26のクランキングを検出す
るクランキングスイッチ28と、エンジン26の回転数
nを検出する回転数センサとしてのクランク角検出セン
サ38aとにより構成されている。
【0012】アクセルセンサ22は、例えば、アクセル
ペダル20の踏込みによって可動接点が回転するポテン
ショメータであり、アクセルペダル20の踏込み量fに
応じた電圧を制御手段24へ出力する。クランキングス
イッチ28は、例えば、スタータ29へバッテリの出力
電圧Vbを印加するための手動スイッチであり、スター
タ29の動作中に制御手段24へ‘H’レベル電圧を出
力し、スタータ29の停止中に制御手段24へ‘L’レ
ベル電圧を出力する。制御手段24は、CPU,RO
M,RAM,入出力インタフェース等からなるマイクロ
コンピュータと、そのコンピュータプログラムとから構
成されている。
【0013】クランク軸14の一端にはプーリ30、カ
ム軸16aの一端にはプーリ32a、カム軸16bの一
端にはプーリ32bがそれぞれ設けられている。三個の
プーリ30,32a,32bには、一本のタイミングベ
ルト34が掛け渡されている。プーリ30,32a,3
2b及びタイミングベルト34によって動力伝達機構3
6が構成されている。エンジン26は四サイクルである
ので、クランク軸14が二回転すると、動力伝達機構3
6を介してカム軸16a,16bが一回転する。また、
位相差可変手段18はカム軸16bにのみ設けられてい
る。したがって、カム軸16bのクランク軸14に対す
る位相は可変となっており、一方、カム軸16aのクラ
ンク軸14に対する位相は固定となっている。さらに、
カム軸16aの他端にはクランク角検出センサ38a、
カム軸16bの他端にはカム角検出センサ38bがそれ
ぞれ設けられている。クランク角検出センサ38a及び
カム角検出センサ38bは、例えばロータリエンコーダ
であり、一定の回転角ごとにパルス信号を発生する。ク
ランク角検出センサ38aは、カム軸16aの回転角及
び回転数を検出するが、カム軸16aとクランク軸14
とは位相が固定されているので、クランク軸14の回転
角及び回転数(すなわちエンジン26の回転数n)も検
出することになる。カム角検出センサ38bは、カム軸
16bの回転角及び回転数を検出する。
【0014】なお、図1において、吸気80は、エアク
リーナ82,スロットルチャンバー84,インテークマ
ニホールド86を通って、エンジン26内に導入され
る。排気88は、エキゾーストマニホールド90からエ
ンジン26外へ排出される。また、制御手段24は、ス
ロットルアクチュエータ92を介してスロットル弁94
を開閉し、スロットルセンサ96を介してスロットル開
度を入力する。
【0015】図3は図1におけるカム軸16a,16b
及びその周辺を示す平面図、図4は図3におけるIV-IV
線縦断面図、図5は図3におけるV-V 線縦断面図であ
る。以下、図3乃至図5に基づき説明する。
【0016】カム軸16aには吸気弁用カム40a及び
排気弁用カム42c,42d、カム軸16bには吸気弁
用カム40bがそれぞれ設けられている。吸気弁用カム
40aは吸気弁12a、吸気弁用カム40bは吸気弁1
2b、排気弁用カム42cは排気弁44c、排気弁用カ
ム42dは排気弁44dをそれぞれ開閉する。ただし、
吸気弁用カム40aはロッカーアーム46を介して吸気
弁12aを開閉する。ロッカーアーム46は、ロッカー
軸46aに回動自在に支持されている。
【0017】図6は、図1における位相差可変手段18
を示す断面図である。以下、図1,図2及び図6に基づ
き説明する。
【0018】位相差可変手段18は、油圧発生部18A
と駆動部18Bとから構成されている。油圧発生部18
Aは、リリーフ弁50,油圧ポンプ52,電磁弁54,
制御弁56,オリフィス58等から構成されている。駆
動部18Bは、油圧発生部18Aに連通するとともにプ
ーリ32bに一体化(固設)されたシリンダ68と、内
側でヘリカルスプライン62aを介してカム軸16bに
噛合し,外側でヘリカルスプライン62bを介してシリ
ンダ68に噛合し,油圧により押圧される円筒状の中間
ギア62と、中間ギア62を押し戻すリターンスプリン
グ66と、によって構成されている。ヘリカルスプライ
ン62a,62bは、軸線に沿って若干斜めに形成され
るとともに互いに噛み合う外歯と内歯とからなるもので
ある。油圧又はリターンスプリング66の復元力により
中間ギア62が軸線方向に移動することにより、プーリ
32bとカム軸16bとに位相差を生じる。また、油圧
発生部18Aの出力側の油路70は、エンジン26の外
壁26A内、及びカム軸16b内を通って、シリンダ6
8内に連通している。電磁弁54は、制御手段24によ
って通電される。
【0019】電磁弁54が通電されなければ、油圧ポン
プ52により油路72へ送り出されたオイルは、オリフ
ィス58及び油路74を経由して電磁弁54で排出され
る。そのため、制御弁56はスプリング76によって
(図6において)左方へ移動し、油路70の油圧は油路
78を経て逃げる。これにより、中間ギア62は、リタ
ーンスプリング66により(図6において)左方へ移動
する。その結果、カム軸16a,16b間の位相差θは
減少する。
【0020】電磁弁54が通電されると、油圧ポンプ5
2により油路72へ送り出されたオイルは、電磁弁54
が閉じているので、油路74の油圧を上昇させる。その
ため、制御弁56はスプリング76に抗して(図6にお
いて)右方へ移動し、油路70の油圧が上昇する。これ
により、中間ギア62は、リターンスプリング66に抗
して、(図6において)右方へ移動する。その結果、カ
ム軸16a,16b間の位相差θは増加する。
【0021】図7は、図1における制御手段24の動作
を示すフローチャートである。以下、図1,図6及び図
7に基づき説明する。
【0022】まず、クランキングスイッチ28から出力
された信号に基づき、エンジン26がクランキングか否
かを判断する(ステップ101)。クランキング中であ
れば、クランク角検出センサ38aで検出されたエンジ
ン26の回転数nが、始動状態を示す設定値n1 よりも
小さいか否かを判断する(ステップ102)。回転数n
が設定値n1 よりも小さければ、エンジン26が始動中
であるので、カム軸16a,16b間の目標位相差θ1
を0°とする(ステップ103)。続いて、クランク角
検出センサ38a及びカム角検出センサ38bを介して
位相差θを検出し(ステップ104)、位相差θが目標
位相差θ1 よりも小さいか否かを判断する(ステップ1
05)。位相差θが目標位相差θ1 よりも大きければ、
電磁弁54への通電のデューティ比を減少させる(ステ
ップ106)。これにより、油路70の油圧が減少し、
中間ギア62が左方へ移動し、位相差θが減少する。一
方、位相差θが目標位相差θ1 よりも小さければ電磁弁
54への通電のデューティ比を増加させる(ステップ1
07)。これにより、油路70の油圧が増加し、中間ギ
ア62が右方へ移動し、位相差θが増加する。
【0023】エンジン26の始動時は、エンジン26の
回転数nが低いために、油圧ポンプ52で発生する油圧
が低い。しかし、エンジン26の始動時は、一般に位相
差θが目標位相差θ1 (=0)よりも大きいので、ステ
ップ106の処理が実行され、油圧ポンプ52で発生す
る油圧は利用されない。したがって、油圧に抗してリタ
ーンスプリング66が動作することにより、容易に位相
差θが減少する。
【0024】また、ステップ101でクランキング中で
なければ、又はステップ102で回転数nが設定値n1
よりも大きければ、アクセルセンサ22で検出された踏
込み量f等に基づき、通常制御による目標位相差θ1
算出する(ステップ108)。続いて、ステップ104
からステップ107までの動作をする。以上の動作は、
当然のことながら、所定の時間間隔で何回も繰り返し行
われるものである。
【0025】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施例に限定されない。例えば、一気筒当たり吸気弁及び
カム軸を三個以上とした場合も、本発明に含まれる。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るエンジン制御装置によれ
ば、位相差可変手段に、クランク軸の動力によってカム
軸間の位相差を増加させるように動作する油圧ポンプ
と、この油圧に抗してカム軸間の位相差を減少させるよ
うに動作するリターンスプリングとを設けたので、エン
ジン始動時のようにエンジンの回転数が低いために油圧
が低い場合でも、リターンスプリングにより位相差を減
少することができる。したがって、エンジン始動時に吸
入空気量を容易に増加できることにより、エンジンを容
易に始動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジン制御装置の一実施例を示
す全体構成図である。
【図2】図1における矢示IIから見た概略側面図であ
る。
【図3】図1におけるカム軸及びその周辺を示す平面図
である。
【図4】図3におけるIV-IV 線縦断面図である。
【図5】図3におけるV-V 線縦断面図である。
【図6】図1における位相差可変手段を示す断面図であ
る。
【図7】図1における制御手段の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】従来のエンジン制御装置の動作の一例を示すタ
イミング図である。
【図9】従来のエンジン制御装置の動作の一例を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
10 エンジン制御装置 12a,12b 吸気弁 14 クランク軸 16a,16b カム軸 18 位相差可変手段 18A 油圧発生部 18B 駆動部 20 アクセルペダル 22 アクセルセンサ(負荷状態検出手段) 24 制御手段 26 エンジン 32b プーリ 52 油圧ポンプ 62 中間ギア 62a ヘリカルスプライン 62b ヘリカルスプライン 64 ピストン 66 リターンスプリング 68 シリンダ θ カム軸間の位相差 f アクセルペダルの踏込み量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一気筒当たり複数設けられた吸気弁のそ
    れぞれを,クランク軸から伝達された動力によって開閉
    する複数のカム軸に対して,これらのカム軸間の位相差
    を変化させる位相差可変手段と、エンジンの負荷状態を
    検出する負荷状態検出手段と、この負荷状態検出手段で
    検出された負荷状態に応じて前記位相差可変手段を制御
    する制御手段とを備えたエンジン制御装置において、 前記位相差可変手段が、前記クランク軸から伝達された
    動力によって前記カム軸間の位相差を増加させるように
    動作する油圧ポンプと、この油圧ポンプから発生した油
    圧に抗して前記カム軸間の位相差を減少させるように動
    作するリターンスプリングとを有することを特徴とする
    エンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記位相差可変手段が油圧発生部と駆動
    部とから構成され、 この油圧発生部には前記油圧ポンプが設けられ、 この駆動部には、前記クランク軸から伝達された動力に
    よって回転するプーリに固設されるとともに前記油圧発
    生部に連通するシリンダと、内側でヘリカルスプライン
    を介して前記複数のカム軸の一つに噛合し,外側でヘリ
    カルスプラインを介して前記シリンダに噛合し,前記油
    圧発生部で発生する油圧により押圧される円筒状の中間
    ギアと、この中間ギアを前記油圧に抗して押し戻すリタ
    ーンスプリングとが設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のエンジン制御装置。
JP7135954A 1995-05-09 1995-05-09 エンジン制御装置 Withdrawn JPH08303266A (ja)

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JP7135954A JPH08303266A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 エンジン制御装置

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JP7135954A JPH08303266A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 エンジン制御装置

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ID=15163731

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JP7135954A Withdrawn JPH08303266A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 エンジン制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806