JPH08302482A - 着色及び立体表面を有するステンレス鋼板とその製造方法 - Google Patents

着色及び立体表面を有するステンレス鋼板とその製造方法

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JPH08302482A
JPH08302482A JP27764595A JP27764595A JPH08302482A JP H08302482 A JPH08302482 A JP H08302482A JP 27764595 A JP27764595 A JP 27764595A JP 27764595 A JP27764595 A JP 27764595A JP H08302482 A JPH08302482 A JP H08302482A
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    • B44C1/22Removing surface-material, e.g. by engraving, by etching

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  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】単純なエッチングによる深さの段差又は色の単
純な柄配列を有する従来のステンレス鋼板とは異なり、
インコカラー面、ストリッピング面及びヘアラインが互
いに釣り合うようにすることにより、色相を始めとして
錯覚効果の立体感をもたせるステンレス鋼板を得るこ
と。 【解決手段】着色及び立体表面を有するステンレス鋼板
16は、鏡面ステンレス(mirror stainless)鋼板の表面
にインコカラー(Inco Color)面9が形成され、前記イン
コカラーの一部面を除いた全部分をストリッピング(str
ipping) 処理したストリッピング面11が形成され、そ
のストリッピング面11の一部にヘアライン(Hair Lin
e) 14が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着色及び立体表面を
有するステンレス鋼板に係り、特にインコカラー(Inco
Color)面、ストリッピング(Stripping) 面、ヘアライン
(Hair Line) 面を互いに調和させて形成することによ
り、着色と釣り合いながら柄形態が立体的に表れるステ
ンレス鋼板とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、エレベータの意匠品として使用さ
れるステンレス鋼板は、その表面に塗装、シルクスクリ
ーン、エッチング等の技術を用いて多様な柄及び模様が
表されているが、特にエッチング技術は広く適用されて
いる。
【0003】このエッチング技術は、図7(a)〜
(d)に示すような工程からなる。即ち、図7(b)に
示すようにネガティブ(negative)感光液が均一に塗布さ
れた網枠22を有するシルクスクリーン網21上に、図
7(a)に示すような黒白フィルム原稿28を載せて圧
接させた後、露光してからフィルム原稿28を取り除
く。その後、シルクスクリーン網21を水洗いすること
により、光線を受けなくて溶解された感光膜が除去され
る部分23と、光線を受けて感光膜が硬化された部分2
4を有するシルクスクリーン網21が得られる。
【0004】このように製造されたシルクスクリーン網
21をステンレス鋼板に載せてアクリルウレタン樹脂イ
ンクを前面に塗布した後、シルクスクリーン網21を除
去すると、図7(c)に示すようにインクがマスキング
された面25と、インクがマスキングされていない面2
6とがステンレス鋼板29に形成される。次に、これを
塩化第2鉄に浸漬すると、非マスキング面26がエッチ
ングされ、その後、乾燥、脱膜、水洗い及び中和などの
工程が行われることにより、図7(d)に示すように光
沢面30を有するステンレス鋼板29の素材に無光沢面
を有するエッチング部27が形成される。
【0005】しかし、このような化学腐食だけで1次元
的な深さの段差を持たせた場合には、立体感の表現が足
りない。一方、ステンレス鋼板の表面に着色する技術
は、日本特願昭52−32621号及び日本特開平2−
107798号に開示されている。
【0006】これによれば、クロム酸塩(MCrO3)と
硫酸(H2 SO4)からなる水溶液にステンレス鋼板を浸
漬して電解処理することにより、電位差によって色相が
茶色、青色、黄色、紫色及び緑色の順に変わるので、所
望の色相が得られる(以下、「インコカラー(Inco Colo
r)という。)。このようなインコカラー技術を用いて、
同一面を異なる部分毎にマスキングして種々の色相が得
られるのは勿論のことである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記技術から
得られるステンレス鋼板はエッチングにより単純な段差
を形成したり、インコカラー処理により種々の色相を混
在させたりしているだけである。このため、これらの処
理では、鋼板の表面に与えられるべき立体感が不足する
ばかりでなく、見る角度によって錯視効果を得ることが
できない。
【0008】本発明は単純なエッチングによる深さの段
差又は色の単純な柄配列を有する従来のステンレス鋼板
とは異なり、インコカラー面、ストリッピング面、ヘア
ラインが互いに釣り合うようにすることにより、色相を
始めとする錯視効果の立体感を持たせるステンレス鋼板
を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、鏡面ステンレス鋼板の
表面にインコカラーが形成され、そのインコカラーの一
部面を除いた全部分をストリッピング処理したストリッ
ピング面が形成され、そのストリッピング面の一部にヘ
アラインが形成されたことを趣旨とする。
【0010】この構成によれば、鋼板の素材による光沢
面と、インコカラーによる色相面と、ストリッピング面
による半光沢面と、半光沢面上のヘアラインによる異種
面とが互いに釣り合って複合的な調和をなす意匠面を備
えたステンレス鋼板が得られる。
【0011】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明では、請求項1に記載の発明の構成において、
ヘアラインに金メッキ層が形成されたことを趣旨とす
る。この構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に
加え、ヘアラインによる異種面が金メッキ層により更に
特徴付けられるものとなる。
【0012】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明では、請求項2に記載の発明の構成において、
金メッキ層は茶色又は緑色と釣り合うように形成された
ことを趣旨とする。
【0013】この構成によれば、請求項2に記載の発明
の作用に加え、金メッキ層とインコカラーによる色相と
の間に一層の調和が図られる。上記目的を達成するため
に、請求項4に記載の発明では、鏡面ステンレス鋼板の
全表面をインコカラー処理したり、インコカラー処理し
ようとする部分は露出させ、残りの部分はマスキングし
た後に非マスキングの露出部位のみをインコカラー処理
して準備する第1の工程と、映像パターンを有する複数
のフィルム原稿を感光膜が塗布されたシルクスクリーン
網に載せてそれぞれ露光及び洗浄した後、感光膜が溶解
された部分と硬化された部分を有するシルクスクリーン
網を得て準備する第2の工程と、第1の工程で得られた
ステンレス鋼板のインコカラーの表面にインコカラーの
一部面を除いてマスキングし得る第2の工程で得た一つ
のシルクスクリーン網を載せてマスキングし、マスキン
グ面と非マスキング面とを形成する第3の工程と、その
第3の工程を経た鋼板を電解水溶液でストリッピング処
理して、非マスキング面にストリッピング面を形成した
後、マスキング面を脱膜する第4の工程と、その第4の
工程を経たストリッピング面の一部を除いてマスキング
し得る第2の工程で準備した他のシルクスクリーン網を
第4の工程を経た鋼板の上面に載せてマスキングし、マ
スキング面と非マスキング面とを得る第5の工程と、そ
の第5の工程を経た非マスキング面にヘアラインを形成
した後、マスキング面を脱膜する第6の工程とからなる
ことを趣旨とする。
【0014】この構成によれば、ステンレス鋼板の全表
面において、鋼板の素材による光沢面と、インコカラー
による色相面と、ストリッピング面による半光沢面と、
半光沢面上のヘアラインによる異種面とが互いに釣り合
って複合的な調和をなす意匠面が得られる。
【0015】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の発明では、請求項4に記載の発明の構成において、
ヘアラインに金をメッキすることを趣旨とする。この構
成によれば、請求項4に記載の発明の作用に加え、ヘア
ラインによる異種面が金メッキにより更に特徴付けられ
る。
【0016】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の発明では、請求項5に記載の発明の構成において、
金メッキ層を電解水溶液で変色処理して茶色又は緑色と
釣り合うように形成することを趣旨とする。
【0017】この構成によれば、請求項5に記載の発明
の作用に加え、金メッキ層とインコカラーによる色相と
の間に一層の調和が図られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施形態を
図面を参照して詳細に説明する。図6に示すように、本
発明は鏡面ステンレス(mirror stainless)鋼板の表面に
インコカラー面9が形成され、そのインコカラーの一部
面を除いた全部分をストリッピング処理したストリッピ
ング面11が形成され、インコカラー面9の一部にヘア
ライン14が形成された着色及び立体表面を有するステ
ンレス鋼板16である。
【0019】上記構成のヘアライン14には、必要に応
じて金メッキ層15を形成することができ、且つその金
メッキ層15を変色処理して茶色又は緑色の層と似合う
ように表現することもできる。尚、映像パターンに応じ
てヘアライン14をストリッピング面11と重なるよう
に形成することもできる。
【0020】図1〜図6は一つの実施形態を示した本発
明の製造工程を示す図である。以下に、図面に基づいて
詳細に説明する。この実施形態は、一例を示した映像パ
ターンを例示しているに過ぎず、必要とする柄又は切れ
の映像に応じて全て適用することができるので、以下の
パターンに限らない。
【0021】図1(a),(b)に示すように、感光液が
全面に均一に塗布されたシルクスクリーン網(このと
き、シルクスクリーン網は網枠により延ばされた状態で
支持されている。)に載せて2枚のフィルム原稿A,B
を露光した後、それらフィルムA,Bを取り除く。その
後、シルクスクリーン網を水洗いすることにより、図2
(a),(b)に示すように、感光膜が除去された部分3
と、光線を受けて感光液が硬化された部分5とを有する
シルクスクリーン網A1,B1が準備される。
【0022】このように準備されたシルクスクリーン網
A1,B1はステンレス鋼板のマスキング作業に用いら
れる。先ず、図3に示すように、光沢表面を有するステ
ンレス鋼板8を公知の電解方法でインコカラー処理を施
してインコカラー面9を得る。
【0023】インコカラーの形成時は、無水クロム酸
(CrO3)250〜300g/lと硫酸(H2 SO4)5
00〜600g/lとからなる電解水溶液を用いて、8
0〜90℃の温度で数分から数十分間にわたり電解処理
する。インコカラー面9の視覚的特性は光の散乱効果に
よる錯視効果をもたせることである。このような電解処
理時は、電位差の調整によってインコカラー面が茶色、
青色、金色、紫色及び緑色の順に変化するので、必要と
する錯視効果の色相が得られる。
【0024】こうして得られた図3に示すインコカラー
面9に、図2(a)に示すシルクスクリーン網A1を載
せて耐酸インクでマスキングした後、露光してからシル
クスクリーン網A1を除去する。その後、シルクスクリ
ーン網A1,B1を水洗いすると、図4(a)に示すよ
うに露出したインコカラー面9と、そのインコカラー面
9を隠したマスキング面10が形成される。
【0025】尚、本発明はインコカラーを着色するに当
たり、図3に示すように全面をインコカラー化せず、イ
ンコカラーを必要とする部分は露出させ、残りの部分は
マスキングし得る図2(a)のシルクスクリーン網A1
と反対のシルクスクリーン網B1を用いてマスキングし
た後、非マスキング部のみをインコカラー処理し、耐酸
インクを脱膜した後、図4(a)に示す工程を行うこと
もできる。
【0026】次に、図4(a)に示す鋼板16を電解水
溶液でストリッピング処理すると、インコカラー色相の
一部に半光沢面が形成される。これにより、内面のイン
コカラー面9と釣り合いながら錯視効果を有するストリ
ッピング面11が形成される。この際、電解条件は硫酸
10〜40重量%、硝酸5〜25重量%、残りは水から
なる電解水溶液で、陽極はpb、陰極は図4(a)に示
す鋼板16にして数分から数十分間にわたって電解処理
する。電解処理後に耐酸インクを脱膜すると、図4
(b)に示すように、インコカラー面9及びストリッピ
ング面11が形成される。次に、図4(b)に示す鋼板
16の上面に図2(b)に示すようなシルクスクリーン
網B1を載せて耐酸インクでマスキングした後、そのシ
ルクスクリーン網B1を除去すると、図5に示すように
マスキング面12と非マスキング面13とが形成され
る。このような状態で非マスキング面13に公知のヘア
ラインマシンを用いてヘアラインを形成する。上記の工
程により形成されるヘアラインに、必要に応じて金メッ
キ層を形成することもできる。
【0027】このような工程を経た後、マスキングされ
た耐酸インクを脱膜すると、図6に示すようにインコカ
ラー面9、インコカラー色相の一部と似合いながら別の
錯視効果を有する半光沢のストリッピング面11と、ス
トリッピング面11に別のヘアライン14又はヘアライ
ン面に形成された金メッキ層15を有するステンレス鋼
板16の完成品が得られる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、光沢面
を有するステンレス鋼板にインコカラー処理、ストリッ
ピング処理及びヘアライン処理の工程を所望の映像に基
づいて複合的に処理することにより、一つのステンレス
鋼板に絢爛な着色を始めとした調和のある半光沢部と、
光沢部と半光沢部の重なり部に調和を成すヘアラインと
が得られる。従って、図面には表現し得ない立体感を有
する極致の錯視効果を有する意匠面を持ったステンレス
鋼板を得ることができる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、ヘアラインによる異種面が
金メッキ層により更に特徴付けられ、ステンレス鋼板の
意匠面における錯視効果を一層高めることができる。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果に加え、金メッキ層とインコカラー
による色相との間に一層の調和が図られ、ステンレス鋼
板の意匠面における錯視効果をより一層高めることがで
きる。
【0031】請求項4に記載の発明によれば、光沢面を
有するステンレス鋼板にインコカラー処理、ストリッピ
ング処理及びヘアライン処理の工程を所望の映像に基づ
いて複合的に処理することにより、一つのステンレス鋼
板に絢爛な着色を始めとした調和のある半光沢部と、光
沢部と半光沢部の重なり部に調和を成すヘアラインとが
得られる。従って、ステンレス鋼板の意匠面に、図面に
は表現し得ない立体感を有する極致の錯視効果を得るこ
とができる。
【0032】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明の効果に加え、ヘアラインによる異種面が
金メッキ層により更に特徴付けられ、ステンレス鋼板の
意匠面における錯視効果を一層高めることができる。
【0033】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加え、金メッキ層とインコカラー
による色相との間に一層の調和が図られ、ステンレス鋼
板の意匠面における錯視効果をより一層高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a),(b)は一実施形態の製造工程に係る
フィルム原稿の状態を示す図。
【図2】 (a),(b)は同じく露光及び洗浄の後のシ
ルクスクリーン網の状態を示す図。
【図3】 同じく鋼板にインコカラーが塗布された状態
を示す図。
【図4】 (a),(b)は同じく第3の工程を経た鋼板
にマスキング及びストリッピングの工程を完了した状態
を示す図。
【図5】 同じく第4の工程を経た鋼板にマスキングし
た状態を示す図。
【図6】 同じく全製造工程を経た鋼板の完成品を示す
図。
【図7】 (a)〜(d)は従来のエッチング工程に係
る図であり、(a)は黒白フィルム原稿の状態を示す
図、(b)は露光及び洗浄の後のシルクスクリーン網の
状態を示す図、(c)はステンレス鋼板に感光液をマス
キングした状態を示す図、(d)はエッチング後のマス
キングされた感光液を除去した状態を示す図。
【符号の説明】
9…インコカラー面、11…ストリッピング面、14…
ヘアライン、15…金メッキ層、16…ステンレス鋼
板、A,B,A1,B1…シルクスクリーン網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゼ ヒョン キム 大韓民国 プサン−シ ブク−グ ドクポ 2−ドン761−1 ザユ アパートメント 107−1201 (72)発明者 サン ジン リ 大韓民国 ソウル−シ ガンナム−グ ゲ ポ2−ドン 187 ズゴン アパートメン ト 504−1303

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面ステンレス鋼板の表面にインコカラ
    ーが形成され、前記インコカラーの一部面を除いた全部
    分をストリッピング処理したストリッピング面が形成さ
    れ、前記ストリッピング面の一部にヘアラインが形成さ
    れたことを特徴とする着色及び立体表面を有するステン
    レス鋼板。
  2. 【請求項2】 前記ヘアラインに金メッキ層が形成され
    たことを特徴とする請求項1に記載の着色及び立体表面
    を有するステンレス鋼板。
  3. 【請求項3】 前記金メッキ層は茶色又は緑色と釣り合
    うように形成されたことを特徴とする請求項2の着色及
    び立体表面を有するステンレス鋼板。
  4. 【請求項4】 鏡面ステンレス鋼板の全表面をインコカ
    ラー処理したり、インコカラー処理しようとする部分は
    露出させ、残りの部分はマスキングした後に非マスキン
    グの露出部位のみをインコカラー処理して準備する第1
    の工程と、 映像パターンを有する複数のフィルム原稿を感光膜が塗
    布されたシルクスクリーン網に載せてそれぞれ露光及び
    洗浄した後、前記感光膜が溶解された部分と硬化された
    部分を有するシルクスクリーン網を得て準備する第2の
    工程と、 前記第1の工程で得られたステンレス鋼板のインコカラ
    ーの表面にインコカラーの一部面を除いてマスキングし
    得る前記第2の工程で得た一つのシルクスクリーン網を
    載せてマスキングし、マスキング面と非マスキング面と
    を形成する第3の工程と、 前記第3の工程を経た鋼板を電解水溶液でストリッピン
    グ処理して、前記非マスキング面にストリッピング面を
    形成した後、前記マスキング面を脱膜する第4の工程
    と、 前記第4の工程を経たストリッピング面の一部を除いて
    マスキングし得る前記第2の工程で準備した他のシルク
    スクリーン網を前記第4の工程を経た鋼板の上面に載せ
    てマスキングし、マスキング面と非マスキング面とを得
    る第5の工程と、 前記第5の工程を経た前記非マスキング面にヘアライン
    を形成した後、前記マスキング面を脱膜する第6の工程
    とからなることを特徴とする着色及び立体表面を有する
    ステンレス鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ヘアラインに金をメッキすることを
    特徴とする請求項4に記載の着色及び立体表面を有する
    ステンレス鋼板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記金メッキ層を電解水溶液で変色処理
    して茶色又は緑色と釣り合うように形成することを特徴
    とする請求項5に記載の着色及び立体表面を有するステ
    ンレス鋼板の製造方法。
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