JPH08301703A - 抗菌活性を有する第四級アンモニウム塩化合物 - Google Patents

抗菌活性を有する第四級アンモニウム塩化合物

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JPH08301703A
JPH08301703A JP13721795A JP13721795A JPH08301703A JP H08301703 A JPH08301703 A JP H08301703A JP 13721795 A JP13721795 A JP 13721795A JP 13721795 A JP13721795 A JP 13721795A JP H08301703 A JPH08301703 A JP H08301703A
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JP
Japan
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group
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compound
quaternary ammonium
general formula
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JP13721795A
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English (en)
Inventor
Hiroki Koma
寛紀 高麗
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Otsuka Chemical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛋白質等の阻害を受けにくく、pHの低い領
域(酸性側)でも低下しない強力な殺菌力と広い殺菌ス
ペクトルを示し、安全性が高く、且つ、使用後に分解す
るという極めて優れた殺菌剤として有用な化合物を提供
する。 【構成】 一般式(1)及び(2)で表される抗菌活性
を有する第四級アンモニウム塩化合物及びその製造方
法。 【化1】 (式中、Yはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。) 【化2】 (式中、Zはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抗菌活性を有する第四級
アンモニウム塩化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】細菌等に抗菌活性を有する第四級アンモ
ニウム塩化合物は古くから知られ、現在も広く一般に用
いられている。しかしながら、このような化合物は通
常、殺菌力が糖質、蛋白質及び脂質などに拮抗され、殺
菌力がpHの低い(酸性)領域では低下し且つ細胞芽胞
に効果がない等の欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は蛋白質
等の阻害を受けにくく、pHの低い領域(酸性側)でも
低下しない強力な殺菌力と広い殺菌スペクトルを示し、
安全性が高く、且つ、使用後に分解するという極めて優
れた殺菌剤として有用な化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式(1)及
び(2)で表される抗菌活性を有する第四級アンモニウ
ム塩化合物及びその製造方法に係る。
【0005】
【化3】 (式中、Yはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。)
【0006】
【化4】 (式中、Zはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。)
【0007】上記、一般式(1)及び(2)の化合物に
於いて、R2の炭素数は6〜18の範囲のものが用いら
れるが、殺菌力の観点から、8〜14がより好ましい。
尚アニオンについては特に限定されずBr-,Cl-,NO
3 -,CH3COO-,およびSO4 2-などを含む。尚アニ
オンについては製造工程中、原料として使用するR2
のXを適当に選択するか、或いは最終化合物を公知の方
法でアニオン交換することによって所望のアニオンを選
択できる。
【0008】次に本発明の第四級アンモニウム塩化合物
の製造方法の一例を反応式で示すが、これに限定される
ものではない。
【0009】
【化5】
【0010】化合物(A)から(C)への反応は、ま
ず、(A)を通常、化合物(B)に対して、約2.0〜
4.0倍モル、好ましくは約2.1〜2.5倍モル反応さ
せるのが良い。反応は有機溶媒中で行うのが好ましく、
一般には約40〜100℃の反応温度と約1〜10時間
の反応時間が好適である。反応生成物(C)は再結晶等
の方法により精製することができる。次に、化合物
(C)から(D)への反応は、まず、(C)を水に溶解
した後、アルカリ性溶液でpH約10〜12にて処理
し、次に有機溶媒で抽出、乾燥及び濃縮することによっ
て化合物(D)を得ることができる。尚、アルカリ溶液
としては約N/1000〜N/10のNaOH水溶液が
好適である。最後に化合物(D)から化合物(1)への
反応は、(D)に対して化合物(E)を通常約2.0〜
4.0倍モル、好ましくは約2.5〜3.0倍モル反応さ
せるのが良い。反応は有機溶媒中で行うのが好ましく、
一般に反応温度約50〜100℃、反応時間約10〜4
0時間が好適である。反応生成物(1)は再結晶等によ
り精製することができる。化合物(F)から化合物
(2)への反応も、上記、化合物(A)から化合物
(1)への反応とほぼ同様に行うことができる。
【0011】本発明の第四級アンモニウム塩化合物を製
造するために用いる酸ハライド化合物(A)としては、
例えば、ピコリン酸、ニコチン酸、2−クロロニコチン
酸、イソニコチン酸、2−ピリジン酢酸、2−キノリン
カルボン酸、3−キノリンカルボン酸、4−キノリンカ
ルボン酸、8−キノリンカルボン酸、2−メチル−4−
キノリンカルボン酸、4−メチル−2−キノリンカルボ
ン酸、2−メチル−3−キノリンカルボン酸、2−フェ
ニル−4−キノリンカルボン酸、2−メチル−3−フェ
ノキシ−4−キノリンカルボン酸、1−イソキノリンカ
ルボン酸、2−チアゾール−カルボン酸、4−メチル−
2−チアゾール−カルボン酸、4−チアゾール−カルボ
ン酸、4−2−3−(2−チアゾリル)−DL−アラニ
ン及びその誘導体等と酸ハライド化剤、例えば、塩化ホ
スホリル、塩化チオニル、五塩化リン、三塩化リン等を
常法により反応させて得られる酸ハライド化合物等が使
用できる。次に、本発明の第四級アンモニウム塩化合物
を製造するために用いるジオール化合物(B)として
は、1,2−エタンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオー
ル、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオー
ル、1,10−デカンジオール、2−ブテン−1,4−ジ
オール、3−ヘキセン−2,5−ジオール等及びその誘
導体等が使用できる。
【0012】本発明において化合物(E)としては臭化
n−ヘキシル、臭化n−ヘプチル、臭化n−オクチル、
臭化sec−オクチル、臭化デシル、臭化ウンデシル、臭
化n−テトラデシル、臭化ヘキサデシル、臭化オクタデ
シル、塩化n−オクチル、塩化n−デシル、塩化n−ウ
ンデシル、塩化n−ヘキサデシル、塩化n−オクタデシ
ル、沃化n−オクチル等を挙げることができる。
【0013】次に、本発明の第四級アンモニウム塩化合
物を製造するために用いる化合物(F)としては、2−
ヒドロキシピリジン、3−ヒドロキシピリジン、4−ヒ
ドロキシピリジン、6−ヒドロキシ−2−アミノ−ピリ
ジン、3−ヒドロキシ−2−メチル−ピリジン、2−
(2−ヒドロキシエチル)ピリジン、4−(2−ヒドロ
キシエチル)ピリジン、2−ピリジンメタノール、3−
ピリジンメタノール、4−ピリジンメタノール、3−ピ
リジンプロパノール、2−ヒドロキシキノリン、4−ヒ
ドロキシキノリン、8−ヒドロキシキノリン、4−メチ
ル−2−ヒドロキシキノリン、2−メチル−4−ヒドロ
キシキノリン、6−メチル−8−アミノ−5−ヒドロキ
シキノリン、1−ヒドロキシイソキノリン、2−ヒドロ
キシチアゾール、2−ヒドロキシ−4−メチル−チアゾ
ール、2−アミノ−4−ヒドロキシ−チアゾール、4−
メチル−5−チアゾールエタノール及びその誘導体等を
用いることができる。次に、本発明の第四級アンモニウ
ム塩化合物を製造するために用いる化合物(G)として
は、1,2−エタンジカルボン酸、1,3−プロパンジカ
ルボン酸、1,4−ブタンジカルボン酸、1,5−ペンタ
ンジカルボン酸、1,6−ヘキサンジカルボン酸、1,7
−ヘプタンジカルボン酸、1,8−オクタンジカルボン
酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカ
ルボン酸、マレイン酸、フマール酸、シトラコン酸、メ
サコン酸、グルタコン酸、ムコン酸等及びその誘導体等
と酸ハライド化剤を常法により反応させた酸ジハライド
が使用できる。
【0014】本発明の第四級アンモニウム塩化合物につ
いて、種々の細菌に対する殺菌試験を実施したところ、
従来の市販第四級アンモニウム塩等に比べて、1/10
〜1/100の最小殺菌濃度を示し、かつ、広い殺菌ス
ペクトルを持っていることがわかった。従って、従来の
市販殺菌剤の1/10〜1/100の濃度の使用量で、
従来の殺菌剤と同等の殺菌効果が期待できるので、経済
的で、人体に対する安全性も一段と向上する。本発明の
第四級アンモニウム塩化合物の殺菌力は、従来の市販第
四級アンモニウム塩等に比べて、蛋白質等の阻害を受け
にくく、pHの低い領域(酸性側)でも低下せずかつ、
使用後に分解し、活性汚泥に負荷を与えないという、極
めて優れた効果がある。
【0015】
【実施例】次に、本発明を実施例等により説明する。 実施例1 化合物IN2,12の合成 イソニコチン酸 24.6g(0.20mole)と、チオニル
クロライド 166.3g(1.40mole)を撹拌下、80
℃で1時間、反応させた後、過剰のチオニルクロライド
を減圧、除去したところ、白色ペースト状のイソニコチ
ン酸クロライド塩酸塩(A−1と略す)33.8g(0.
19mole)が得られた。イソニコチン酸に対するA−1
の収率95.0%。次いで、98%エチレングリコール
(B−1と略す)4.8g(0.076mole)をクロロホ
ルム100mlに溶解し、この溶液に、A−1、33.8g
(0.19mole)をクロロホルム100mlに溶解した溶
液を加え、50℃で4時間反応させた後、濾別、水/エ
チルアルコール=5/95混合溶媒で再結晶、減圧乾燥
したところ、白色結晶の化合物(C−1と略す)が2
4.2g(0.070mole)得られた。B−1に対するC
−1の収率92.1%。
【0016】次に、C−1、24.2g(0.070mol
e)を水100mlに溶解し、これに0.001N NaO
H水溶液を滴下してpH11に調整した後、ジエチルエ
ーテル300mlを加えて抽出した。エーテル層を分液し
た後、更にジエチルエーテル300mlを加えて抽出し
た。本操作をもう一度繰り返し、合計3回抽出した。エ
ーテル層の合計900mlにモレキュラーシーブ3A1/
16、200gを加え、一昼夜放置、乾燥後、濾過、濾
液を濃縮したところ、薄いピンク色の粉末状物(D−1
と略す)18.8g(0.069mole)が得られた。C−
1に対するD−1の収率98.6%。最後にD−1、1
8.8g(0.069mole)をイソプロピルアルコール
(IPA)100mlに溶解後、97%ラウリルブロマイ
ド(E−1と略す)43.0g(0.173mole)をIP
A、100mlに溶解した溶液を滴下しつつ、83℃で2
5時間反応させた後、室温まで反応混合物を冷却、生じ
た白色沈殿物を濾別、エチルアルコールで再結晶、減圧
乾燥、薄い黄色粉末状の最終化合物(IN2,12と略
す)48.5g(0.063mole)を得た。D−1対する
IN2,12の収率91.3%。B−1対するIN2,
12の収率82.9%。分析結果を以下に示す。
【0017】1H−NMR(CD3COCD3):IN
2,12 0.85(t,6H),1.21〜1.40(m,32
H),1.30〜1.45(m,4H),2.00〜2.2
5(m,4H),3.50〜3.65(t,4H),4.
75〜4.85(t,4H),8.45〜8.65(d,
4H),9.20〜9.35(d,4H) 表1に化学構造式,表3に収率等の一覧表を示す。
【0018】実施例2 化合物IN6,12の合成 実施例1のA−1からC−1への反応で、B−1に代え
て、98%,1,6−ヘキサンジオール(B−2と略
す)9.2g(0.076mole)を用いる他は、実施例1
と同様に処理し、白色粉末状の最終化合物(IN6,1
2と略す)51.2g(0.062mole)を得た。B−2
対するIN6,12の収率81.6%。分析結果を以下
に示す。1 H−NMR(CD3COCD3):IN6,12 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,32
H),1.30〜1.50(m,8H),1.40〜1.6
5(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),3.
50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80(t,
4H),8.45〜8.60(d,4H),9.18〜9.
30(d,4H)
【0019】実施例3 化合物IN10,12の合成 実施例1のA−1からC−1への反応で、B−1に代え
て、98%,1,10−デカンジオール(B−3と略
す)13.5g(0.076mole)を用いる他は、実施例
1と同様に処理し、白色粉末状の最終化合物(IN1
0,12と略す)52.9g(0.060mole)を得た。
B−3対するIN10,12の収率78.9%。分析結
果を以下に示す。1 H−NMR(CD3COCD3):IN10,12 0.85(t,6H),1.22〜1.40(m,32
H),1.30〜1.55(m,18H),1.40〜1.
65(m,4H),1.95〜2.25(m,4H),
3.50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80
(t,4H),8.45〜8.60(d,4H),9.1
8〜9.35(d,4H)
【0020】実施例4 化合物NA6,6の合成 実施例1のイソニコチン酸に代えてニコチン酸 24.6
g(0.20mole)を、B−1に代えてB−2、9.2g
(0.076mole)を、E−1に代えて97%ヘキシル
クロライド(E−4と略す)21.6g(0.173mol
e)を用いる他は、実施例1と同様に処理し、白色粉末
状の最終化合物(NA6,6と略す)42.5g(0.0
65mole)を得た。B−2対するNA6,6の収率8
5.5%。分析結果を以下に示す。1 H−NMR(CD3COCD3):NA6,6 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,8
H),1.30〜1.50(m,8H),1.40〜1.6
5(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),3.
50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80(t,
4H),7.50〜7.80(m,2H),8.20〜8.
50(m,2H),8.80〜9.00(m,2H),
9.10〜9.20(m,2H)
【0021】実施例5及び6 化合物NA6,12及びNA6,18の合成 実施例4のE−4に代えてラウリルクロライド(E−5
と略す)35.5g(0.173mole)及びオクタデシル
クロライド(E−6と略す)50.0g(0.173mol
e)を用いる他は、実施例4と同様に処理し、白色粉末
状の最終化合物(それぞれNA6,12及びNA6,1
8と略す)44.3g(0.060mole)及び48.5g
(0.059mole)を得た。B−2に対するNA6,1
2及びNA6,18の収率79.0%及び77.8%。分
析結果を以下に示す。1 H−NMR(CD3COCD3):NA6,12 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,8
H),1.30〜1.60(m,32H),1.45〜1.
70(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),
3.50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80
(t,4H),7.50〜7.80(m,2H),8.2
0〜8.50(m,2H),8.80〜9.00(m,2
H),9.10〜9.20(m,2H)1 H−NMR(CD3COCD3):NA6,18 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,8
H),1.30〜1.70(m,44H),1.40〜1.
75(m,4H),2.00〜2.20(m,4H),
3.50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80
(t,4H),7.50〜7.80(m,2H),8.2
0〜8.50(m,2H),8.80〜9.00(m,2
H),9.10〜9.20(m,2H)
【0022】実施例7〜9 化合物QC6,12、 IC6,12及びTA6,12
の合成 実施例2のイソニコチン酸に代えて97%,4−キノリ
ンカルボン酸35.7g(0.20mole)、97%,1−
イソキノリンカルボン酸35.7g(0.20mole)及び
98%,3−(2−チアゾリル)−DL−アラニン3
5.1g(0.20mole)を用いる他は、実施例2と同様
に処理し、白色粉末状の最終化合物(それぞれQC6,
12、IC6,12及びTA6,12と略す)46.3g
(0.050mole)、43.7g(0.047mole)及び4
4.4g(0.048mole)を得た。B−2に対するQC
6,12、IC6,12及びTA6,12の収率69.
9%,66.0%及び63.2%。分析結果を以下に示
す。
【0023】1H−NMR(CD3COCD3):QC
6,12 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,32
H),1.30〜1.50(m,8H),1.40〜1.6
5(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),3.
50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80(t,
4H),7.50〜8.25(m,8H),8.60〜9.
10(m,4H)1 H−NMR(CD3COCD3):IC6,12 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,32
H),1.30〜1.50(m,8H),1.40〜1.6
5(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),3.
50〜3.60(t,4H),4.70〜4.80(t,
4H),7.50〜8.40(m,8H),8.60〜8.
90(m,4H)1 H−NMR(CD3COCD3):TA6,12 0.84(t,6H),1.20〜1.40(m,32
H),1.30〜1.50(m,8H),1.40〜1.6
5(m,4H),1.95〜2.20(m,4H),2.
40〜2.60(m,2H),2.80〜3.40(m,
3H),3.50〜3.60(t,4H),4.70〜4.
80(t,4H),7.30〜7.50(m,2H),
7.80〜8.10(m,2H)
【0024】
【0025】実施例10 化合物PP4,12の合成 99%,3−ピリジンプロパノール(F−9と略す)2
6.3g(0.190mole)をベンゼン200mlに溶解
し、この溶液に98%,アジポイルクロライド(G−9
と略す)14.2g(0.076mole)を撹拌下、25
℃、1時間かけて滴下した。更に80℃で3時間、還流
させた後、濾別、水/エタノール=5/95混合溶媒で
再結晶、真空乾燥したところ白色結晶の化合物(H−9
と略す)が32.7g(0.071mole)得られた。G−
9に対するH−9の収率94.0%。次にH−9,32.
7g(0.071mole)を水100mlに溶解し、これにN
/1000 NaOH水溶液を滴下、pH11に調整後、
ジエチルエーテル300mlで3回抽出した。モレキュラ
ーシーブで乾燥後、濾別、濾液を濃縮し、薄い黄色溶液
(I−9と略す)26.8g(0.069mole)を得た。
H−9に対するI−9の収率97.7%。
【0026】最後に、I−9、26.8g(0.069mol
e)をイソプロピルアルコール(IPA)100mlに溶
解後、E−1,43.0g(0.173mole)をIPA、
100mlに溶解した溶液を滴下しつつ、83℃で29時
間反応させた。反応終了後、室温まで反応混合物を冷
却、生じた白色沈殿物を濾別、酢酸エチル/エチルアル
コール=95/5混合溶媒で再結晶、減圧乾燥、白色粉
末状の最終化合物(PP4,12と略す)40.6g
(0.064mole)を得た。I−9対するPP4,12
の収率92.5%。G−9に対するPP4,12の収率
84.2%。分析結果を以下に示す。1 H−NMR(CD3COCD3):PP4,12 0.85〜0.95(t,6H),1.20〜1.50
(m,32H),1.30〜1.60(m,4H),1.
50〜1.70(m,4H),1.80〜2.00(m,
4H),2.30〜2.40(m,4H),2.50〜2.
60(m,4H),3.30〜3.50(t,4H),
4.30〜4.40(t,4H),4.45〜4.55
(t,4H),7.50〜7.60(m,2H),8.3
0〜8.40(m,2H),8.80〜9.00(m,2
H),9.10〜9.20(d,2H) 表2に化学構造式、表3に収率等の一覧表を示す。
【0027】実施例11〜13 化合物HQ4,12,IQ4,12及びMT4,12の
合成 実施例10に於いてF−9に代えて98%,4−ヒドロ
キシキノリン28.1g(0.190mole),98%,1
−イソヒドロキシキノリン28.1g(0.190mole)
及び98%,4−メチル−5−チアゾールエタノール2
7.7g(0.190mole)を用いる他は実施例10と同
様に処理し、白色粉末状の最終化合物(それぞれHQ
4,12、IQ4,12及びMT4,12と略す)5
4.9g(0.062mole)、46.5g(0.052mole)
及び49.5g(0.056mole)を得た。分析結果を以
下に示す。
【0028】1H−NMR(CD3COCD3):HQ
4,12 0.85〜0.95(t,6H),1.20〜1.50
(m,32H),1.30〜1.60(m,4H),1.
50〜1.70(m,4H),1.80〜2.00(m,
4H),2.30〜2.40(m,4H),4.50〜4.
60(t,4H),6.90〜7.10(d,4H),
7.20〜8.00(m,4H),8.50〜8.70
(d,4H)1 H−NMR(CD3COCD3):IQ4,12 0.85〜0.95(t,6H),1.20〜1.50
(m,32H),1.30〜1.60(m,4H),1.
50〜1.70(m,4H),1.80〜2.00(m,
4H),2.30〜2.40(m,4H),4.50〜4.
60(t,4H),7.40〜8.10(m,4H),
8.20〜8.60(m,4H),8.70〜9.00
(m,4H)1 H−NMR(CD3COCD3):MT4,12 0.85〜0.95(t,6H),1.20〜1.50
(m,32H),1.30〜1.60(m,4H),1.
50〜1.70(m,4H),1.80〜2.00(m,
4H),2.30〜2.40(m,4H),2.55〜2.
60(s,6H),3.30〜3.50(t,4H),
4.30〜4.40(t,4H),4.50〜4.60
(t,4H),9.95〜10.00(s,2H)
【0029】
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】比較例1及び2 BAC及びBIG ベンザルコニウムクロライド(BACと略す)、1,6
−ジ(N−p−クロロフェニルビグアナイド)ヘキサン
ジグルコネート(BIGと略す)をそれぞれ比較例とし
て以下の試験に用いた。
【0034】試験例1 最小殺菌濃度(MBC)の測定 無菌蒸留水に殺菌剤(表1及び2の13化合物並びに比
較例の2化合物)を溶解後、メスフラスコに移し2,0
00ppm(μg/ml)となるよう希釈し、これを殺菌剤原
液とした。次に、この殺菌剤原液を、無菌蒸留水で2倍
の段階希釈、15回繰り返し、これを殺菌剤希釈液とし
た。一方、NB(栄養)培地で18時間前培養した供試
菌16菌株(表4)を106 Cells/mlとなるように無
菌蒸留水で希釈し、これを菌体懸濁液とした。次に、殺
菌剤希釈液1mlと菌体懸濁液1mlを混合し合計2mlの試
験溶液とし、これを37℃で10分間、接触(振盪)さ
せ、殺菌試験を行った。殺菌試験後、試験溶液から0.
1mlを3回採取し、それぞれNB培地中に接種した。接
種後、24時間、37℃で静置培養し、供試菌の増殖の
有無を濁度で判定しMBCとした。結果を表5〜6に示
す。
【0035】試験例2 殺菌剤に対する蛋白質の阻害試
験 殺菌剤として表1及び2より2,5,7,9及び11,
並びに比較例1及び2の合計7化合物を用い、表4のN
o.1,8及び14の3菌株に対する蛋白質存在下の殺菌
作用に及ぼす影響を調べた。先ず殺菌剤希釈液1mlに無
菌蒸留水0.5mlまたはオートクレーブにて滅菌済みの
8%乾燥酵母懸濁液0.5mlを加えて、試験例1に準じ
て30℃で1時間(140 strokes/min)で殺菌試験
を行った。殺菌試験後、その試験液の一部を採取してN
B培地にて24時間、37℃で培養し、濁度にて菌の増
殖の有無を判定しMBCを求め、殺菌剤に対する蛋白質
の影響を調べた。結果を表7に示した。
【0036】試験例3 殺菌力に対するpHの影響 殺菌剤として表1及び2より2,5,7,9及び11並
びに比較例1及び2の合計7化合物を用い、表4のNo.
8、Escherichia coli K12 OUT 8401に対す
る、pH4.0,7.0及び9.0での殺菌力への影響を調
べた。先ず燐酸緩衝液でpH4.5(M/15,KH2
4,10.0ml),pH7.0(M/15,KH2PO4
4.0ml:M/15,Na2HPO4,6.0ml)及びpH
8.5(M/15,KH2PO4,0.2ml:M/15,N
a2HPO4,9.7ml)を調製し、試験例1に準じて、3
7℃で10分間、殺菌試験を行った後、NB培地中に接
種し、24時間、37℃で培養、増殖の有無でMBC判
定した。結果を表8に示した。
【0037】試験例4 殺菌剤の分解性試験 殺菌剤使用後、どの程度、環境中で自然分解を受けるか
を試験する為に、殺菌剤として表1及び2より2,5,
7,9及び11並びに比較例1及び2の合計7化合物を
選び、これらをpH8.0の水溶液中で虐待、虐待後の殺
菌剤の分解性の程度をEscherichia coli K12 OU
T 8401に対する殺菌力で示した。即ち、殺菌力が
低下すれば殺菌剤の分解が進んでいるものと考えた。試
験方法としては、pH8.0(M/15,KH2PO4,5
ml:M/15,Na2HPO4,95ml)100mlを調製
し、上記殺菌剤それぞれ1.0gづつ加え、各1%濃度と
し、25℃、2時間、撹拌(虐待)した。虐待後、濾
別、真空乾燥し、試験例1に準じて、殺菌試験を行いM
BCを求めた。結果を表9に示す。
【0038】
【表4】 最小殺菌濃度(MBC)用供試菌 No. 供試菌 1 Pseudomonas aeruginosa ATCC 27583 2 Pseudomonas aeruginosa ATCC 10145 3 Pseudomonas aeruginosa IFO 3080 4 Klebsiella pneumoniae ATCC 4352 5 Klebsiella pneumoniae ATCC 13883 6 Proteus rettgeri NIH 96 7 Proteus mirabilis IFO 3849 8 Escherichia coli K12 OUT 8401 9 Escherichia coli K12 W3110 10 Escherichia coli NIHJ−JC2 11 Bacillus subtilis IFO 3134 12 Bacillus subtilis ATCC 6633 13 Bacillus subtilis var. niger OUT 4380 14 Staphylococcus aureus IFO 12732 15 Micrococcus luteus IFO 12708 16 Staphylococcus aureus NIHJ−JC1(209P)
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】
【表8】
【0043】
【表9】
【0044】
【発明の効果】本発明によれば蛋白質等の阻害を受けに
くく、pHの低い領域(酸性側)でも低下しない強力な
殺菌力と広い殺菌スペクトルを示し、安全性が高く、且
つ、使用後に分解するという極めて優れた殺菌剤として
有用な化合物を提供することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される抗菌活性を有す
    る第四級アンモニウム塩化合物。 【化1】 (式中、Yはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
    又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
    ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
    結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
    置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。)
  2. 【請求項2】 一般式(2)で表される抗菌活性を有す
    る第四級アンモニウム塩化合物。 【化2】 (式中、Zはピリジル基、キノリル基、イソキノリル基
    又はチアゾリル基を、R1は炭素数2〜10のアルキレ
    ン基あるいはアルケニレン基を、R2はYの窒素原子に
    結合した炭素数6〜18のアルキル基を示し、いずれも
    置換基を含んでいてもよい。Xはアニオンを示す。)
  3. 【請求項3】 一般式YCOCl(Yはピリジル基、キ
    ノリル基、イソキノリル基又はチアゾリル基を示し、い
    ずれも置換基を含んでいてもよい。)で表される酸ハラ
    イドと、一般式HOR1OH(R1は炭素数2〜10のア
    ルキレン基あるいはアルケニレン基を示し、いずれも置
    換基を含んでいてもよい。)で表されるアルコールを反
    応させ、ついで一般式R2X(R2は炭素数6〜18のア
    ルキル基を示し、置換基を含んでいてもよい。Xはアニ
    オンを示す。)で表されるアルキルハライドを反応させ
    ることを特徴とする一般式(1)で表される第四級アン
    モニウム塩化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式ZOH(Zはピリジル基、キノリ
    ル基、イソキノリル基又はチアゾリル基を示し、いずれ
    も置換基を含んでいてもよい。)で表されるアルコール
    と、一般式ClOCR1COCl(R1は炭素数2〜10の
    アルキレン基あるいはアルケニレン基を示し、いずれも
    置換基を含んでいてもよい。)で表される酸ハライドを
    反応させ、ついで一般式R2X(R2は炭素数6〜18の
    アルキル基を示し、置換基を含んでいてもよい。Xはア
    ニオンを示す。)で表されるアルキルハライドを反応さ
    せることを特徴とする一般式(2)で表される第四級ア
    ンモニウム塩化合物の製造方法。
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