JPH08301419A - ベルト駆動ローラコンベヤ - Google Patents

ベルト駆動ローラコンベヤ

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JPH08301419A
JPH08301419A JP12743595A JP12743595A JPH08301419A JP H08301419 A JPH08301419 A JP H08301419A JP 12743595 A JP12743595 A JP 12743595A JP 12743595 A JP12743595 A JP 12743595A JP H08301419 A JPH08301419 A JP H08301419A
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JP
Japan
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belt
drive
pulley
roller
zone
Prior art date
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Application number
JP12743595A
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English (en)
Inventor
Daizo Seki
大造 関
Shigeru Yagi
繁 八木
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト駆動ローラコンベヤにおけるテークア
ップ装置の取付けを不要にして組立てを容易とし、低騒
音でコンベヤを駆動させる。 【構成】 フレーム内に多数の搬送ローラ3を並架し、
搬送ローラ3の下側に幅狭の駆動用平ベルト4を掛け渡
すとともに、駆動用モータ51の出力軸52につば付き
駆動プーリ53を設ける。駆動プーリ53の外周面に高
摩擦材の被覆層55焼き付けている。つば付き駆動プー
リ53の半周又は半周近くに駆動ベルト4を巻き掛ける
とともに、つば付き駆動プーリ53の下部に駆動ベルト
4を挟んで押さえローラ58を対設する。 【効果】 平ベルトを駆動用プーリと押さえローラとで
挟んで駆動することにより巻き掛け初期にベルトが張
り、ついで駆動プーリにベルトが巻き付き負荷増につれ
てベルト張力大となるので、テークアップ装置を省略で
き、低騒音で運転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平ベルトを駆動用プー
リと押さえローラとで挟んで駆動することによりテーク
アップ装置を必要とせずにベルト張力を出して低騒音で
運転できるベルト駆動ローラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト駆動ローラコンベヤは、実開平6
ー27732号公報に開示されているように、フレーム
に並架した多数の搬送ローラの下側で搬送ローラと直交
する方向に、歯付ベルトあるいは丸ベルトなどの駆動用
ベルトを掛け渡すとともに、搬送ローラ群を搬送方向に
沿って複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に駆動用ベル
トを挟んで配置した押付けローラの押し付けによって搬
送ローラを順次駆動しており、また、当該ゾーンに続く
下流ゾーンに搬送物の有無を検出するセンサを設け搬送
物なしのときに前記押しつけローラを駆動用ベルトに押
し付けて駆動するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のベルト駆動ロー
ラコンベヤは、搬送物の形状、大きさを問わず正確に有
無を検出してラインプレッシャゼロでアキュムレートす
ることができるが、歯付ベルトあるいは丸ベルトなどの
駆動用ベルトを走行させて搬送ローラを駆動する際にベ
ルト張力を出すため、テークアップ装置が不可欠であ
り、これが騒音発生の原因となって、より高度の低騒音
を期待しえないものであった。本発明は、平ベルトを駆
動用プーリと押さえローラとで挟んで駆動することによ
りテークアップ装置を省略し、組み立てが容易で、かつ
低騒音なベルト駆動ローラコンベヤを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレーム内に
多数の搬送ローラを並架し、搬送ローラの下側に当接す
る幅狭の平ベルトを駆動ベルトとして掛け渡し、駆動用
モータの出力軸につば付き駆動プーリを設けて該プーリ
の半周又は半周近くに前記駆動ベルトを巻き掛けるとと
もに、つば付き駆動プーリの下部に駆動ベルトを挟んで
押さえローラを対設したことを特徴とする。
【0005】また、フレーム内に多数の搬送ローラを並
架し、搬送ローラの下側に当接する幅狭の平ベルトを駆
動ベルトとして掛け渡すとともに、搬送ローラ群を搬送
方向に沿って複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に当該
ゾーンに続く下流ゾーンの搬送物有無検出によって作動
する駆動ベルト押し付け機構を設けて順次搬送ローラを
駆動するベルト駆動ローラコンベヤであって、駆動用モ
ータの出力軸につば付き駆動プーリを設けて該プーリの
半周又は半周近くに前記駆動ベルトを巻き掛けるととも
に、つば付き駆動プーリの下部に駆動ベルトを挟んで押
さえローラを対設したことを特徴とする。つば付き駆動
プーリは、プーリ本体の中央に軸孔を有し、外周にウレ
タン系、フェノール系などの樹脂またはこれに摩擦調整
材を配合してなる高摩擦材の被覆層を焼き付けるととも
に、外周縁に駆動ベルトガイド用のフランジを形成する
つばリングを固着している。
【0006】駆動ベルト押し付け機構は、フレームに固
着したブラケットと、ブラケットの長手方向に間隔をお
いて取付けた一対のベルクランクと、アクチュエータユ
ニットと、プーリラインユニットと、ブレーキユニット
とからなっている。アクチュエータユニットは、ブラケ
ットと一方のベルクランクとの間に設けられ下流ゾーン
の搬送物有無によって作動する。プーリラインユニット
は、ベルクランクの一方の回動辺に支持され、かつゾー
ン内の搬送ローラ群の下部に配置された支持枠と、該支
持枠に支持され、かつアクチュエータユニットの非作動
時に前記駆動ベルトの下面をガイドしながら搬送ローラ
側に押付ける複数の押し付けプーリとを備えている。ブ
レーキユニットは、ベルクランクの他方の回動辺に支持
され、かつ前記プーリラインユニットの側方に配置され
てアクチュエータユニットの作動時にゾーン内の搬送ロ
ーラを制動するものである。
【0007】
【作用】駆動ユニットにおける平ベルト(駆動ベルト)
は、高摩擦材の被覆層をもつ駆動用プーリと押さえロー
ラとで挟まれている。モータが停止している時でも、駆
動ベルトは駆動用プーリの幅方向に一直線状に接触して
いるので、常にベルトに対し、いわゆる引っかけが保持
されている。プーリの回転開始時により、まずプーリ半
周面に巡らされたベルト部分が巻き込まれてベルトが張
り、ついで駆動プーリの半周又は半周近くの周面にベル
トが完全に巻き付き、所定の張力でベルトを走行させる
ことにより各搬送ローラを駆動し、負荷が増加するとベ
ルト張力が大となり、スムーズに各搬送ローラを駆動で
きる。このため、テークアップ装置を不要とし、低騒音
で運転できる。
【0008】アキュムレートコンベヤに適用した場合に
は、下流ゾーンに配置したセンサにより搬送物が有るこ
とを検知すると、センサからの信号により隣接する上流
ゾーン内のアクチュエ−タユニットを駆動してベルクラ
ンクを回動させる。ベルクランクの回動によりプーリラ
インユニットが下降し搬送ローラの駆動を解除すると共
に、ブレーキユニットを上昇させてブレーキシューを搬
送ローラの下側に当接させ、当該ゾーンの搬送ローラ群
の回転を停止させる。
【0009】また、下流ゾーンに搬送物なしのときに
は、センサ信号がゼロとなるため、上流ゾーン内のアク
チュエータユニットが非作動となり、ベルクランクを逆
方向に回動して、プーリラインユニットを上昇させると
同時にブレーキユニットを下降させる。これにより搬送
ローラの制動は解除され、押し付けローラのベルト押し
付けで当該ゾーン内の搬送ローラ群を駆動する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す平面図であ
る。図示のようにベルト駆動ローラコンベヤ1は、フレ
ーム2の長手方向と直交する方向に多数の搬送ローラ3
を並架し、各搬送ローラの一方寄りの下側でフレーム2
の長手方向と平行に幅狭いエンドレス平ベルトを駆動ベ
ルト4として走行させている。フレーム2の上流端にベ
ルト駆動ユニット5、下流端に従動プーリ6をそれぞれ
配設している。なお、各搬送ローラ3は、特願平6―8
5686号において開示したように、フレーム2に設け
た軸受7に支持されている。この軸受7は、軸孔を有す
る軸受本体8と、隣接するローラ相互におけるローラ端
から所定幅にあたるスキマGを埋めるため軸受本体8の
前方に突出させた左右のカバー部分9とからなっている
(図3、4)。
【0011】フレーム2の上流端に設けた駆動ユニット
5は、ギヤドモータ51と、ギヤドモータ51の出力軸
52に固着したつば付き駆動プーリ53と、押さえロー
ラ58とを有している。駆動プーリ53の半周又は半周
近くに駆動ベルト4を巻き掛けるとともに、つば付き駆
動プーリ53の下部に対設した押さえローラ58により
駆動ベルト4を押さえて必要な駆動力を保持させてい
る。フレーム2の端部にビス41を用いてフレーム端板
40を固着し、このフレーム端板40の内側に主ブラケ
ット42を添えてボルト43で締め付ける。さらにギヤ
ドモータ51の取付金具44にボルト45を通して主ブ
ラケット42に固着する。駆動プーリ53は、本体の中
央に軸孔54を有し、外周にウレタン系、フェノール系
などの樹脂またはこれに摩擦調整材を配合してなる高摩
擦材の被覆層55を焼き付けるとともに、外周縁に駆動
ベルトガイド用のフランジを形成するつばリング56を
固着する(図2〜5)。
【0012】上記駆動ユニット5における平ベルト(駆
動ベルト4)は、高摩擦材の被覆層55をもつ駆動用プ
ーリ53と押さえローラ58とで挟まれている。モータ
が停止している時でも、駆動ベルト4は駆動用プーリ5
3の幅方向に一直線状に接触しているので、常にベルト
に対し、いわゆる引っかけが保持されている。プーリの
回転開始時により、まずプーリ半周面に巡らされたベル
ト部分が巻き込まれてベルト4が張り、ついで駆動プー
リの半周又は半周近くの周面にベルト4が完全に巻き付
き、所定の張力でベルト4を走行させることにより各搬
送ローラ3を駆動し、負荷が増加するとベルト張力が大
となり、スムーズに各搬送ローラ3を駆動できる。この
ため、テークアップ装置を不要とし、低騒音で運転でき
る。
【0013】図6ないし図9は、上記駆動ユニット5を
アキュムレートコンベヤに適用した実施例を示す。すな
わち、フレーム2内の搬送路を長手方向に沿って複数の
ゾーンZ1〜Zn(図1では5つのゾーン)に区画し、
ゾーン毎に駆動ベルト押し付け機構10を設け、各ゾー
ンZ1〜Znの先端部における搬送ローラ3間で再発進
可能な位置に、隣接する上流ゾーンの駆動ベルト押しつ
け機構10を駆動するためのセンサSを配設している。
【0014】前記駆動ベルト押し付け機構10は、アク
チュエータユニット15とプーリラインユニット25と
ブレーキユニット30とを主要部分としている。さら
に、詳しく述べると、フレーム2の内側に各ゾーン毎に
ブラケット11を固着する。ブラケット11の長手方向
に間隔をおいて一対のベルクランク20、21を回動自
在に取付ける。ブラケット11と一方のベルクランク2
0との間には、下流ゾーンのセンサSの搬送物検出信号
によって作動するアクチュエータユニット15を設け
る。ベルクランク20、21の一方の回動辺20a、2
1aに支持され、かつゾーン内の搬送ローラ群の下部に
配置された支持枠26と、該支持枠26に支持され、か
つアクチュエータユニット15の非作動時に前記駆動ベ
ルト3の下面をガイドしながら搬送ローラ側に押付ける
複数の押し付けプーリ27とを備えたプーリラインユニ
ット25を取付け、さらに前記ベルクランク20、21
の他方の回動辺20b、21bに支持され、かつ前記プ
ーリラインユニットの側方に配置されてアクチュエータ
ユニット15の作動時にゾーン内の搬送ローラを制動す
るブレーキユニット30を取付けている(図6、7、
8、9)。
【0015】(ベルクランク) ベルクランク20、2
1は、その屈折部にそれぞれ支点ピン19、19を設け
て前記ブラケット11の長手方向に間隔をおいて支持さ
れている。ベルクランクの一方の回動辺20a、21a
はピン22、22によりプーリラインユニットの支持枠
26に連結され、他方の回動辺20b、21bはピン2
3、23によりブレーキユニット30のプレート31に
連結されている。また回動辺20bの先端はピン24を
用いてアクチュエータユニット15を構成するエアシリ
ンダのピストンロッド18先端を連結している。
【0016】(アクチュエータユニット15) このユ
ニット15は、図示例ではアプローチポート17A及び
リターンポート17Bを有するエアシリンダ16が用い
られる。エアシリンダ16の一端はブラケット11に設
けたピン11aに支持され、ピストンロッド18はベル
クランクの回動辺20bの先端ピン24に支持されてい
る。センサSにより下流ゾーンの搬送物有を検出する
と、図示省略の切換バルブを切り換えてアプローチポー
ト17Aより圧縮空気をシリンダ内に送り、図8に示す
ようにピストンロッド18を伸長しベルクランク20、
21を介してプーリラインユニット25を下降させると
ともに、ブレーキユニット30を上昇させて当該ゾーン
内の搬送ローラ3を制動する。下流ゾーンに搬送物無し
の場合は、切換バルブを元に戻しリターンポート17B
に圧縮空気を送給してピストンロッド18を収縮させブ
レーキユニット30を下降させると同時に、プーリライ
ンユニット25を上昇させて押し付けプーリ27により
駆動ベルト4を押し付けて当該ゾーン内の搬送ローラ3
を駆動し搬送物を搬送する。
【0017】(プーリラインユニット25) このユニ
ットは、ベルクランク20、21の一方の回動辺20
a、21aのピン22、22に支持された断面U形の支
持枠26と、該支持枠26に設けた複数(図8は6個)
の押し付け用プーリ27とからなる。押し付け用プーリ
27は搬送ローラ群の下部の隣り合うローラ3、3のほ
ぼ中間に配置され、アクチュエータユニット15の非作
動時に前記駆動ベルト4の下面をガイドしながら搬送ロ
ーラ側に押付けるものである。
【0018】(ブレーキユニット30) このニット3
0は、前記プーリラインユニット25と交互に上下動す
るもので、ベルクランク20、21の他方の回動辺20
b、21bに設けたピン23、23に支持されたプレー
ト31と、該プレート31に固着されて上面に凹凸を有
するブレーキシュー32とからなる。ブレーキシュー3
0は、前記プーリラインユニットの側方に配置されてア
クチュエータユニット15の作動時にゾーン内の搬送ロ
ーラ3を制動する。なお、ブレーキシュー32は天然ゴ
ム、合成ゴムなどのゴム、硬質スポンジ、カーボンファ
イバー又は強化プラスチックなど摩擦係数の大きい材質
のもので作り、上端部が凹凸状に形成している。
【0019】(センサ) 上記のように、各ゾーンZ1
〜Znの先端部における搬送ローラ3間で再発進可能な
位置に配置したセンサSは、静電容量形センサ、光電式
センサ、エアセンサなどの非接触式又はリミットスイッ
チのごとき接触式検知器などから適宜選択されて使用さ
れ、センサSの信号により切換弁を作動しベルト押し付
け機構10を駆動する。
【0020】次に第2実施例の動作を説明する。駆動ユ
ニット5によってベルト4を走行させる。下流ゾーンに
配置したセンサSにより搬送物が有ることを検知する
と、センサからの信号により隣接する上流ゾーン内のア
クチュエ−タユニット15を駆動してベルクランク2
0、21を回動させる。ベルクランクの回動によりプー
リラインユニット25が下降して搬送ローラ3の駆動を
解除すると共に、ブレーキユニット30を上昇させてブ
レーキシュー32を搬送ローラ3の下側に当接させ、当
該ゾーンの搬送ローラ群の回転を停止させる(図8)。
後続する搬送物は各ゾーン内に順次停止することにより
搬送路のラインプレッシャがゼロのフリーローラコンベ
ヤの状態となる。
【0021】下流ゾーンに搬送物なしのときには、前記
センサ信号がゼロとなるため、上流ゾーン内のアクチュ
エータユニット15が非作動となり、ベルクランク2
0、21を逆方向に回動して、プーリラインユニット2
5を上昇させると同時にブレーキユニット30を下降さ
せる(図9)。これにより搬送ローラ3の制動は解除さ
れ、押し付け用プーリ27のベルト押し付けで当該ゾー
ン内の搬送ローラ群を駆動する。
【0022】図10はブレーキユニットの変形例を示
す。このブレーキシュー35は頂部に2条の凹凸36を
有し、かつ凹凸36の間の長手方向に適宜の間隔で配置
したスペーサ37で断面L形の支持プレート38に固定
する。図10はプーリラインユニット25の上昇により
搬送ローラ3が駆動されている状態を示している。ブレ
ーキユニット30の上昇により搬送ローラ3を停止させ
ることは前と同じである。このブレーキシュー35は、
図9のブレーキシュー32よりも幅広であり、広い面積
で搬送ロールの端部に当接するために搬送ローラ3に対
する制動力を大幅に向上する。
【0023】
【発明の効果】本発明は、フレーム内に多数の搬送ロー
ラを並架し、搬送ローラの下側に幅狭の駆動ベルトを配
置するとともに、駆動用モータの出力軸につば付き駆動
プーリを設けて該プーリの半周又は半周近くに前記駆動
ベルトを巻き掛ける共に、つば付き駆動プーリの下部に
駆動ベルトを挟んで押さえローラを対設しているから、
モータが停止している時でも、駆動ベルトは駆動用プー
リの幅方向に一直線状に接触しているので、常にベルト
に対して引っかけが保持されている。プーリの回転開始
時によりベルトが張り、ついで駆動プーリの半周又は半
周近くの周面にベルトが完全に巻き付き、所定の張力で
ベルトを走行させることにより各搬送ローラを駆動し、
負荷が増加するとベルト張力が大となり、スムーズに各
搬送ローラを駆動できる。このため、テークアップ装置
を不要とし、低騒音で運転できる。
【0024】また、請求項2のように、フレーム内に多
数の搬送ローラを並架し、搬送ローラの下側に幅狭の駆
動ベルトを配置するとともに搬送ローラ群を搬送方向に
沿って複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に当該ゾーン
に続く下流ゾーンの搬送物有無検出によって作動する駆
動ベルト押し付け機構を設け、駆動用モータの出力軸に
つば付き駆動プーリを設けて該プーリの半周又は半周近
くに前記駆動ベルトを巻き掛ける共に、つば付き駆動プ
ーリの下部に駆動ベルトを挟んで押さえローラを対設し
たものとすることにより、駆動ベルトは駆動用プーリの
幅方向に一直線状に接触しているので、常にベルトに対
し、いわゆる引っかけが保持されていてベルト駆動がス
ムーズに行え、テークアップ装置を不要とするほか、搬
送物のアキュムレートを確実にしすることができる。
【0025】また、請求項4のように駆動ベルト押し付
け機構を、下流ゾーンの搬送物有無によって作動すべく
フレーム内側に設けたブラケットに固着したアクチュエ
ータユニットと、ゾーン内の搬送ローラ間の下部に配置
されて前記駆動ベルトの下面をガイドする複数の押し付
けプーリを備えたプーリラインユニットと、前記プーリ
ラインユニットの側方に配置され、アクチュエータの作
動時にゾーン内の搬送ローラを制動するブレーキユニッ
トと、前記ブラケットに回動自在に取付けた一対のベル
クランク形リンクとから構成させているため、搬送物の
アキュムレートを確実にし、下流ゾーンに搬送物を検出
して搬送ローラの駆動と停止とを容易に行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の駆動部の拡大平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】駆動プーリの拡大断面図である。
【図6】本発明の駆動プーリをアキュムレートコンベヤ
に適用した場合の側面図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6のベルト押し付け機構の拡大側面図であ
る。
【図9】図8の断面図である。
【図10】ブレーキユニットの変形例の断面図である。
【符号の説明】
1 ベルト駆動ローラコンベヤ 2 フレーム 3 搬送ローラ 4 駆動ベルト 5 駆動ユニット 6 従動プーリ 7 軸受 8 軸受本体 9 カバー部分 10 駆動ベルト押し付け機構 11 ブラケット 15 アクチュエータユニット 16 エアシリンダ 18 ピストンロッド 19 ベルクランクの支点ピン 20、21 ベルクランク 20a、20b、21a、21b 回動辺 22、23、24 ピン 25 プーリラインユニット 26 押し付けプーリ支持枠 27 ベルト押し付け用プーリ 30 ブレーキユニット 31 プレート 32、35 ブレーキシュー 37 スペーサ 38 支持プレート 40 フレーム端板 42 主ブラケット 44 取付金具 51 ギヤドモータ 52 出力軸 53 駆動プーリ 54 軸孔 55 ウレタン層(高摩擦材被覆層) 56 つば 58 押えローラ S センサ Z1〜Zn ゾーン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム内に多数の搬送ローラを並架
    し、搬送ローラの下側に当接する幅狭の平ベルトを駆動
    ベルトとして掛け渡し、駆動用モータの出力軸につば付
    き駆動プーリを設け該プーリの半周又は半周近くに前記
    駆動ベルトを巻き掛けるとともに、つば付き駆動プーリ
    の下部に駆動ベルトを挟んで押さえローラを対設したこ
    とを特徴とするベルト駆動ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 フレーム内に多数の搬送ローラを並架
    し、搬送ローラの下側に当接する幅狭の平ベルトを駆動
    ベルトとして掛け渡すとともに、搬送ローラ群を搬送方
    向に沿って複数のゾーンに区画し、各ゾーン毎に当該ゾ
    ーンに続く下流ゾーンの搬送物有無検出によって作動す
    る駆動ベルト押し付け機構を設けて順次搬送ローラを駆
    動するベルト駆動ローラコンベヤであって、 駆動用モータの出力軸につば付き駆動プーリを設けて該
    プーリの半周又は半周近くに前記駆動ベルトを巻き掛け
    るとともに、つば付き駆動プーリの下部に駆動ベルトを
    挟んで押さえローラを対設したことを特徴とするベルト
    駆動ローラコンベヤ。
  3. 【請求項3】 つば付き駆動プーリは、プーリ本体の中
    央に軸孔を有し、外周にウレタン系、フェノール系など
    の樹脂またはこれに摩擦調整材を配合してなる高摩擦材
    の被覆層を焼き付けるとともに、外周縁に駆動ベルトガ
    イド用のフランジを形成するつばリングを固着している
    ことを特徴とする請求項1または2記載のベルト駆動ロ
    ーラコンベヤ。
  4. 【請求項4】 駆動ベルト押し付け機構は、フレームに
    固着したブラケットと;各ゾーン内のブラケットの長手
    方向に間隔をおいて取付けた一対のベルクランクと;ブ
    ラケットと一方のベルクランクとの間に設けられ下流ゾ
    ーンの搬送物有無によって作動するアクチュエータユニ
    ットと;前記ベルクランクの一方の回動辺に支持され、
    かつゾーン内の搬送ローラ群の下部に配置された支持枠
    と、該支持枠に支持され、かつアクチュエータユニット
    の非作動時に前記駆動ベルトの下面をガイドしながら搬
    送ローラ側に押付ける複数の押し付けプーリとを備えた
    プーリラインユニットと;前記ベルクランクの他方の回
    動辺に支持され、かつ前記プーリラインユニットの側方
    に配置されてアクチュエータユニットの作動時にゾーン
    内の搬送ローラを制動するブレーキユニットと;からな
    る請求項2記載のベルト駆動ローラコンベヤ。
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