JP2879727B2 - ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ

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JP2879727B2
JP2879727B2 JP2482896A JP2482896A JP2879727B2 JP 2879727 B2 JP2879727 B2 JP 2879727B2 JP 2482896 A JP2482896 A JP 2482896A JP 2482896 A JP2482896 A JP 2482896A JP 2879727 B2 JP2879727 B2 JP 2879727B2
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尚亮 紙屋
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2枚のベルトを対
面重合させて走行させ、2枚のベルトの間にばら物を挟
み込んで垂直あるいは急傾斜搬送するベルトコンベヤに
関するものであり、特に緊急運転停止時における挟み込
んだばら物の荷ずれを防止する機構に係わる。
【0002】
【従来の技術】ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベ
ヤは通常図1に示すように2枚のベルト1、2をコンベ
ヤフレームに適宜支持したプーリー3、4にエンドレス
に巻回し、ばら物を2枚のベルト間に挟み込んで搬送す
るようになっている。ベルト1はトラフローラ5によっ
てトラフ状となって支持され、ベルト2は加圧装置6で
ベルト1に押し当てがわれている。ベルト1、2の端部
耳部は耳ローラで重合圧着されている。
【0003】尚、図中8はベルト1の上面に開口するよ
うに設けられたばら物供給ホッパーであり、9はベルト
1の上部反転部の下方に受開口する排出ホッパーであ
る。10はベルトの緊張用重錘である。斯様なベルトコ
ンベヤにおいてばら物はホッパー8からベルト1上に供
給されて送られて行き、曲走部からベルト2がベルト1
に蓋をするように押し当てられ、2枚のベルト1、2間
に挟み込まれて揚送され、上部においてベルトが開放さ
れ、反転する位置でホッパー9に排出される。
【0004】このベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコン
ベヤでは、曲走部(A矢印部)においてはベルトが曲走
部の半径中心側に寄ろうとするので、水平走行部でのト
ラフを維持できない。このため、曲走部においては半径
中心側、つまりベルト2を受ける側にトラフローラ5を
設け、このトラフローラ5によって逆トラフ状となって
支持されているのが普通である。
【0005】このため、通常連続運転時には、ばら物は
加圧装置により適度な押し圧力を受けながらベルトの走
行に伴送されて揚送される。しかし、ベルトが過負荷状
態等により緊急停止した場合、ばら物搬送物は装置が保
持する重錘10によるベルトの張力によってのみ保持さ
れることになる。
【0006】重錘量を大きくすればそれなりの張力を得
られるが、大搬送量のコンベヤでは大重量の搬送物を抱
えることとなるので、極めて大きな重錘量が必要とな
り、装置全体のコストにも影響して来る。このため、2
枚のベルト間に挟み込まれた搬送物は、その重量により
ずれ落ちようとし、さらには、ベルト端部への拡散が生
じ、ベルト間隙から外部に漏れると云う不都合があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記説明のごとく従来
技術において指摘される問題点は、緊急停止時に搬送物
の荷ずれが生じ、ベルト端部への拡散が起こり、ベルト
間隙からばら物が漏れることである。本発明は、緊急停
止時において荷ずれを防止し、2枚のベルト内部でのば
ら物のベルト端部への拡散を最小限に抑える装置を提供
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、2枚のベルト
を対面重合させて走行させ、2枚のベルト間にばら物を
挟み込んで搬送させる下部に曲走部を有するベルト挟み
式垂直・急傾斜ベルトコンベヤにおいて、ベルトの下部
曲走部おいてベルトの下面に、ベルトの幅方向に沿っ
て、ベルトの幅中央部に接当するベルト押さえ部材を、
アクチュエータによりベルト面に接近、離接するように
した荷ずれ防止装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る荷ずれ防止装
置の実施の形態について説明する。図2、3において、
11はベルト1の曲走部において、ベルト1の下面幅方
向に沿って、その中央部に接当自在に設けられたベルト
押さえ部材である。ベルト押さえ部材11はブラケット
12に支持されており、ブラケット12は、軸受14に
回転自在に軸支された回転軸13に固定され、回転軸1
3により回動される。
【0010】回転軸13には、アーム15が固定されて
おり、該アーム15にはアクチュエータ16のロッドが
ピン着されている。従って、アクチュエータ16の作動
(伸長)によって、アーム15が回動され、回転軸13
が回され、ブラケット12が回動され、ベルト押さえ部
材11がベルト面に押し当てられることになる。ベルト
押さえ部材11は、対面するベルト2を支持するトラフ
ローラ5間においてベルト1に押し当てることによりベ
ルト1を窪ませ易くなり、より効果的となる。
【0011】アクチュエータ16には、油圧ポンプ等の
駆動源20が接続されており、その圧油によって伸縮さ
れる。又、駆動源20には制御装置21が接続されてお
り、その制御信号により制御される。通常時の荷役作業
では、制御装置21はベルト押さえ部材11がベルト1
から離れた処に位置するよう駆動源20を制御して、ベ
ルト押さえ部材11をベルトから離しておく。
【0012】荷役作業中に、例えばベルトが蛇行したり
して緊急停止状態になった場合、制御装置21は駆動源
20に、ベルト押さえ部材11をベルト1に接当するよ
う指令し、駆動源20を制御する。ベルトコンベヤが通
常運転中か、緊急停止状態なのかはベルト駆動装置から
の停止信号等により制御装置21に入力される。尚、図
中7はベルト1、2の端部耳部を重合圧着する耳ローラ
である。
【0013】図4、5には他の実施例を示すが、17は
ベルト押さえ部材11を支持すると共に、ベルト1下面
に対し接近、離接する移動フレームであって、その両端
部にはガイドローラ18が取り付けられている。19は
ガイドローラ18のガイド部材であって、コンベヤフレ
ームに固定されている。
【0014】又、コンベヤフレームにはアクチュエータ
16がピン着して取り付けられており、該アクチュエー
タ16のロッド先端部が前記移動フレーム17の中央部
にピン連着されている。この実施例の場合はアクチュエ
ータ16の伸縮により、ベルト押さえ部材11をベルト
面に向かって垂直に接近、離接する。
【0015】尚、アクチュエータについては油圧、空圧
シリンダーあるいはスクリュジャッキ、電磁石等による
作動機構が使用し得る。又、ベルト押さえ部材について
はローラ、パイプあるいは棒材等が使用し得るし、それ
等は半割りの断面形状であってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の荷ずれ防止装置を設置すること
により、緊急停止時においてベルト押さえ部材をベルト
面に押し当てることにより、ベルト面を一部窪ませ、重
錘量による張力に加えて、窪ませた部所における夫々の
ベルト挟み力を増加させることとなるので、ベルト間に
挟み込まれているばら物搬送物の支持力を増大でき、ば
ら物の荷ずれを防止することができるようになった。
【0017】又、荷ずれを防止することによりばら物の
ベルト幅方向への拡散を極力抑えることができ、ベルト
間隙からのばら物の荷漏れを抑えることができる。尚、
本荷ずれ防止装置はばら物層を絞り込む状態となるから
ベルト下部の曲走部に対応させることにより効果を得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤの全
体概要図。
【図2】本発明のベルトコンベヤの荷ずれ防止装置の側
面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】本発明のベルトコンベヤの荷ずれ防止装置の他
の実施例を示す側面図
【図5】同じく正面図。
【符号の説明】
1、2 ベルト 5 トラフロ
ーラ 6 ベルト加圧装置 7 耳ローラ 10 重錘 11 ベルト
押さえ部材 12 ブラケット 13 回転軸 15 アーム 16 アクチ
ュエータ 17 移動フレーム
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 15/14 - 15/18 B65G 39/16 B65G 43/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚のベルトを対面重合させて走行させ、
    2枚のベルト間にばら物を挟んで搬送する下部に曲走部
    を有するベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤにお
    いて、ベルトの下部曲走部においてベルトの下面に、ベ
    ルトの幅方向に沿って、ベルトの幅中央部に接当するベ
    ルト押さえ部材を、アクチュエータの作動によりベルト
    面に接近、離接するように構成した荷ずれ防止装置を設
    けたことを特徴とするベルト挟み式垂直・急傾斜ベルト
    コンベヤ。
JP2482896A 1996-01-19 1996-01-19 ベルト挟み式垂直・急傾斜ベルトコンベヤ Expired - Fee Related JP2879727B2 (ja)

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