JPH08301254A - ビール樽 - Google Patents

ビール樽

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JPH08301254A
JPH08301254A JP11476495A JP11476495A JPH08301254A JP H08301254 A JPH08301254 A JP H08301254A JP 11476495 A JP11476495 A JP 11476495A JP 11476495 A JP11476495 A JP 11476495A JP H08301254 A JPH08301254 A JP H08301254A
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JP
Japan
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skirt
barrel
beer
beer barrel
handle hole
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Pending
Application number
JP11476495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Abe
雅之 安倍
Munetaka Horie
宗隆 堀江
Kazuyoshi Takahashi
一善 高橋
Takaji Watanabe
高二 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INCHIKEEPU MAAKETEINGU JAPAN KK
NASU TOA KK
Asahi Breweries Ltd
Original Assignee
INCHIKEEPU MAAKETEINGU JAPAN KK
NASU TOA KK
Asahi Breweries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】積み重ね可能な金属製のビール樽として、その
上部も下部も持ちやすくした、積み重ねや積み降ろし作
業を能率良く行なえるものを提供する。 【構成】樽本体10の上部と下部とに上部スカート15
と下部スカート16とを設け、下部スカート16の下端
部に、上部スカート15の上端部の内側に入り込む径の
環状凸部16aと上部スカート16の上端面に当接する
環状段部16bとを形成するとともに、上部スカート1
5の周壁に手掛け穴17を設け、さらに下部スカートの
環状段部16bより基端側の円筒部の周壁に下部手掛け
穴18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、積み重ね可能な金属
製のビール樽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば20リットル生ビール樽等のよう
な業務用ビール樽として、積み重ねできるようにした金
属製ビール樽がある。図6は、従来のビール樽の一部切
開側面図であり、このビール樽は、上面の中央部に口栓
14を備えた樽本体10と、この樽本体10の上部と下
部とに設けられた円筒状の上部スカート15および下部
スカート16とからなっている。
【0003】上記樽本体10と上下のスカート15,1
6は、いずれも、厚さが1.2mm程度のステンレス鋼
等の金属からなっており、樽本体10は、周面に補強用
の凸条11aを突き出し形成した円筒胴11と、その両
端を閉塞する球面状の鏡板12,13とで構成され、上
下のスカート15,16は、その基端において樽本体1
0に溶接されている。
【0004】また、上記口栓14は、その内部構造は図
示しないが、原理的には、ビール充填装置、注出装置、
樽内洗浄装置への接続により押し力を受けて開放し、前
記装置からの切り離しによりスプリング力で自動閉止す
る2つのバルブを備えたものであり、その第1のバルブ
は樽本体10内の上部に連通され、第2のバルブはパイ
プ14aを介して樽本体10内の底部近くに連通されて
いる。
【0005】この口栓14は、樽本体10内へのビール
の充填およびその注出や、樽本体10内の洗浄に用いら
れるものであり、樽本体10内へのビールの充填は、樽
本体10内のガス(樽本体10内の洗浄後に内部の空気
と置換して充填された炭酸ガス)をいずれか一方のバル
ブから放出しながら、他方のバルブからビールを注入す
ることによって行われている。
【0006】なお、このビールの充填方式には、口栓1
4を上に向けた状態で上側からビールを注入する上詰め
方式と、口栓14を下に向けて下側からビールを注入す
る下詰め方式とがあり、上詰め方式では、上記第2のバ
ルブからパイプ14aを介して樽本体10内にビールを
注入し、下詰め方式では、上記第1のバルブから樽本体
10内にビールを注入している。
【0007】また、樽本体10内のビールの注出は、口
栓14を上に向けた状態で、上記第1のバルブから樽本
体10内に炭酸ガスを注入し、その圧力で樽本体10内
のビールを前記パイプ14aおよび第2のバルブから流
出させることによって行われている。
【0008】さらに、樽本体10内の洗浄は一般に、口
栓14を下に向けた状態で、第2のバルブからパイプ1
4aを介して樽本体10内に洗浄水を注入し、その水を
第1のバルブから排水して行われている。
【0009】一方、樽本体10の上部に設けられた上部
スカート15は、樽本体10とほぼ同径の直筒状をなし
ており、その上端縁は内側にカールさせてある。そし
て、この上部スカート15は、その上端が上記口栓14
よりも若干上方に突出する高さのものとされており、そ
の周壁の両側部には、左右一対の手掛け穴17が設けら
れている。この手掛け穴17は、手を楽に差し込める大
きさの横長開口とされており、その周縁は内側に折り込
んである。
【0010】また、樽本体10の下部に設けられた下部
スカート16は、その基部の径が樽本体10とほぼ同じ
で、下端部の径が前記基部の径よりある程度小さい段付
き筒状をなしており、その下端縁は内側にカールさせて
ある。
【0011】この下部スカート16は、その下端が樽本
体10の底面よりも若干下方に突出する高さのものとさ
れており、その下端部は、前記上部スカート15の上端
部の内側にほぼ密に嵌合する状態で入り込む径の環状凸
部16aとされ、この環状凸部16aとスカート基部と
の間の部分は、前記上部スカート15の上端面に当接す
る環状段部16bとされている。
【0012】上記ビール樽は、任意数上下に積み重ねて
保管したり搬送したりすることができるものであり、こ
のビール樽は、その下部スカート16の環状凸部16a
を図6に二点鎖線で示した下側のビール樽の上部スカー
ト15の上端部の内側に嵌合させて前記ビール樽の上に
重ねられ、前記下部スカート16の環状段部16bを下
側のビール樽の上部スカート15の上端面で支持され
る。
【0013】このビール樽の積み重ねや積み降ろしは、
片方の手を上部スカート15に設けられている手掛け穴
17に差し入れて上部スカート15の上縁部を握り持
ち、もう一方の手で樽の下部を支えて、両手でビール樽
を持って行なわれている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ビール
樽は、樽本体10内にビールを充填した満タン状態での
重量がかなり重い(例えば20リットル樽の場合で約2
7Kg)ため、その積み重ねや積み降ろし作業はかなり
の力仕事になる。
【0015】そして、従来のビール樽は、その上部は上
記手掛け穴17に手を差し入れて容易に持つことができ
るが、下部は、下部スカート16の下縁に手を掛けたり
樽の横腹に手を添えたりして支えなければならないた
め、樽の下部が持ちにくく、したがって、ビール樽の積
み重ねや積み降ろし作業に時間がかかるという問題をも
っていた。
【0016】この発明は、積み重ね可能な金属製のビー
ル樽として、その上部も下部も持ちやすくした、積み重
ねや積み降ろし作業を能率良く行なうことができるもの
を提供することを目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明のビール樽は、
上面の中央部に口栓を備えた樽本体と、この樽本体の上
部に設けられた上端が前記口栓よりも上方に突出する高
さの円筒状上部スカートと、前記樽本体の下部に設けら
れた下端が前記樽本体の底面よりも下方に突出する高さ
の円筒状下部スカートとからなり、かつ、前記下部スカ
ートの下端部に、前記上部スカートの上端部の内側に入
り込む径の環状凸部と前記上部スカートの上端面に当接
する環状段部とを形成するとともに、前記上部スカート
の周壁に手掛け穴を設け、さらに前記下部スカートの前
記環状段部より基端側の円筒部の周壁に下部手掛け穴を
設けたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】この発明のビール樽によれば、その上部スカー
トに手掛け穴を設けるとともに、下部スカートにも下部
手掛け穴を設けているため、樽の上部も下部も、上記手
掛け穴に手を差し入れて容易に持つことができる。ま
た、前記下部手掛け穴を、ビール樽を積み重ねたときに
下側のビール樽の上部スカートの上端面で支持される環
状段部より基端側の円筒部に設けているために、この下
部手掛け穴が下側のビール樽の上部スカート内に入り込
むことはないから、ビール樽を積み重ねた状態でも、上
部スカートの手掛け穴と下部スカートの下部手掛け穴と
に手を差し入れてビール樽を持つことができ、したがっ
て、積み重ねや積み降ろし作業を能率良く行なうことが
できる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図4を参
照して説明する。図1はこの実施例のビール樽の外観を
示す斜視図、図2はその一部切開側面図である。なお、
図および図2において、図6に示した従来のビール樽と
対応するものには同符号を付し、同一のものについては
その説明を省略する。
【0020】この実施例のビール樽は、図および図2に
示すように、上面の中央部に口栓14を備えた樽本体1
0と、この樽本体10の上部に設けられた上端が前記口
栓14よりも上方に突出する高さの円筒状上部スカート
15と、前記樽本体10の下部に設けられた下端が樽本
体10の底面よりも下方に突出する高さの円筒状下部ス
カート16とからなっており、これらのうち、樽本体1
0とその口栓14および上部スカート15は、従来のビ
ール樽と同じものとされている。
【0021】一方、樽本体10の下部に設けられた下部
スカート16は、その基部の径が樽本体10とほぼ同じ
で、下端部の径が前記基部の径よりある程度小さい段付
き筒状をなしており、その下端縁は内側にカールさせて
ある。
【0022】この下部スカート16は、その下端が樽本
体10の底面よりも下方に突出する高さのものとされて
おり、その下端部は、前記上部スカート15の上端部の
内側にほぼ密に嵌合する状態で入り込む径の環状凸部1
6aとされ、この環状凸部16aとスカート基部との間
の部分は、前記上部スカート15の上端面に当接する環
状段部16bとされている。
【0023】そして、この実施例では、上記下部スカー
ト16の前記環状段部16bより基端側の円筒部の周壁
の高さを、上部スカートの高さとほぼ同じにし、この下
部スカート16の円筒部の周壁の両側に、上部スカート
15の周壁の両側部に設けた左右一対の手掛け穴17と
それぞれ上下に対応させて、左右一対の下部手掛け穴1
8を設けている。
【0024】この下部手掛け穴18は、上部スカート1
5に設けた手掛け穴17と同程度の大きさ、つまり、手
を楽に差し込める大きさの開口であり、その周縁は内側
に折り込んである。
【0025】なお、この実施例では、上部スカート15
に設けた手掛け穴17を、上部スカート15の高さ方向
の幅が約35mm、上部スカート15の周方向の長さが
約112mmの横長開口とし、下部スカート16に設け
た下部手掛け穴18を、下部スカート16の高さ方向の
幅が約35mm、下部スカート15の周方向の長さが約
90mmの横長開口としている。
【0026】また、この実施例では、上部スカート15
内に水が溜まってしまわないようにするために、上部ス
カート15の基端(樽本体10との溶接部)に適当間隔
で排水用の切欠部19を設けるとともに、ビール樽を上
下を逆にして置いた場合でも下部スカート16内に水が
溜まってしまわないようにするため、この下部スカート
16の基端にも適当間隔で排水用の切欠部20を設けて
いる。
【0027】このビール樽は、任意数上下に積み重ねて
保管したり搬送したりすることができるものであり、従
来のビール樽と同様に、下部スカート16の環状凸部1
6aを図1に二点鎖線で示した下側のビール樽の上部ス
カート15の上端部の内側に嵌合させて前記ビール樽の
上に重ねられ、前記下部スカート16の環状段部16b
を下側のビール樽の上部スカート15の上端面で支持さ
れる。
【0028】このビール樽によれば、その上部スカート
15に手掛け穴17を設けるとともに、下部スカート1
6にも下部手掛け穴18を設けているため、樽の上部も
下部も、上記手掛け穴17,18に手を差し入れて容易
に持つことができる。
【0029】この場合、上記下部手掛け穴18は、ビー
ル樽を積み重ねたときに下側のビール樽の上部スカート
10の上端面で支持される環状段部16bより基端側の
円筒部に設けられているため、この下部手掛け穴18が
下側のビール樽の上部スカート15内に入り込むことは
ない。
【0030】したがって、上記ビール樽は、それをビー
ル樽を積み重ねた状態でも、上部スカート15の手掛け
穴17と下部スカート16の下部手掛け穴18とに手を
差し入れてビール樽を持つことができるから、従来のビ
ール樽に比べて、その積み重ねや積み降ろし作業を能率
良く行なうことができる。
【0031】すなわち、図3は上記実施例のビール樽の
積み重ね作業を従来のビール樽の場合と比較して示した
図であり、(A)は実施例のビール樽の積み重ね作業を
示し、(B)は従来のビール樽の積み重ね作業を示して
いる。
【0032】この図3の(B)のように、従来のビール
樽の積み重ねは、樽の上部を上部スカート15の手掛け
穴17に手を差し入れて握り持ち、樽の下部を下部スカ
ート16の下縁に手を掛けてビール樽を持ち上げて行な
われているが、これでは樽の下部が持ちにくいためにビ
ール樽の持ち上げが大変である。また、持ち上げたビー
ル樽の下部スカート16の向こう側(手を掛けている側
とは反対側)を積み重ね済みのビール樽の上に載せたと
ころで下部スカート16の下縁から手を離し、その手で
樽の横腹を支えながら、前記下部スカート16の環状段
部16bを積み重ね済みのビール樽の上部スカート15
の上端部に嵌合させてやらなければならないため、積み
重ね作業に時間がかかる。
【0033】この点、上記実施例のビール樽によれば、
図3の(A)のように、樽の上部を上部スカート15の
手掛け穴17に手を差し入れて握り持つとともに、樽の
下部も下部スカート16に設けられている下部手掛け穴
18に手を差し入れて容易に持つことができるため、ビ
ール樽を楽に持ち上げることができる。また、上下の手
掛け穴17,18に手を差し入れてビール樽を持ったま
ま、持ち上げたビール樽を積み重ね済みのビール樽の上
に載せて下部スカート16の環状段部16bを積み重ね
済みのビール樽の上部スカート15の上端部に嵌合させ
ることができるから、従来のビール樽に比べて、その積
み重ね作業を能率良く行なうことができる。
【0034】図4は上記実施例のビール樽の積み降ろし
作業を従来のビール樽の場合と比較して示した図であ
り、(A)は実施例のビール樽の積み降ろし作業を示
し、(B)は従来のビール樽の積み降ろし作業を示して
いる。
【0035】この図4の(B)のように、従来のビール
樽の積み降ろしは、樽の上部を上部スカート15の手掛
け穴17に手を差し入れて握り持ち、樽の下部をその横
腹に手を添えて支えながらビール樽を下げ降ろすことに
よって行なわれているが、この場合も樽の下部が持ちに
くいため、積み降ろし作業に時間がかかる。
【0036】これに対して、上記実施例のビール樽は、
図4の(A)のように、上下の手掛け穴17,18に手
を差し入れてビール樽を持った状態で楽に下げ降ろすこ
とができるため、積み降ろし作業も能率良く行なうこと
ができる。
【0037】また、例えばビール工場におけるビール樽
へのビール充填ラインにおいて充填不良等のトラブルが
発生した場合、トラブルを起こしたビール樽はライン上
から取り除かれる。
【0038】そして、この場合、ビール充填方式が下詰
め方式であるときは、ビール樽がその上下を逆になった
状態(口栓14を下に向けた状態)でビール充填ライン
に載っているが、上記実施例のビール樽は、上下が逆に
なっている状態でも楽に持ち上げてライン上から取り除
くことができる。
【0039】図5は上記実施例のビール樽の上下が逆に
なっている状態での持ち上げ作業を従来のビール樽の場
合と比較して示した図であり、(A)は実施例のビール
樽の持ち上げ作業を示し、(B)は従来のビール樽の持
ち上げ作業を示している。
【0040】この図5の(B)のように、従来のビール
樽は、その上下が逆になっている状態では、下部スカー
ト16の端縁のカール部に指を引っ掛けて持ち上げなけ
ればならず、したがって、ビールが充填されている重量
のあるビール樽の場合は、その持ち上げが大変である。
【0041】これに対して、上記実施例のビール樽は、
その上下が逆になっている状態でも、下部スカート16
に設けられている下部手掛け穴18に手を差し入れて下
部スカート16縁部を握り持ち、ビール樽を楽に持ち上
げることができる。
【0042】さらに、上記実施例のビール樽において
は、その下部スカート16の環状段部16bより上側の
円筒部の高さを上部スカート15の高さとほぼ同じにし
ているため、この下部スカート16の円筒部に設ける下
部手掛け穴18も、上部スカート15に設ける手掛け穴
17と同様に、手を差し込みやすい大きさに形成するこ
とができる。
【0043】なお、上記実施例では、下部手掛け穴18
を、上部スカート15に設けた手掛け穴17と上下に対
応させて設けているが、この下部手掛け穴18は、前記
上部スカート15の手掛け穴17に対して樽の周方向に
ずらして設けてもよく、さらに前記下部手掛け穴18の
数も、2個に限らず、例えば下部スカート16の周壁の
4か所に設けるなど、任意の数でよい。
【0044】
【発明の効果】この発明のビール樽によれば、その上部
スカートに手掛け穴を設けるとともに、下部スカートに
も下部手掛け穴を設けているため、樽の上部も下部も、
上記手掛け穴に手を差し入れて容易に持つことができる
し、また、前記下部手掛け穴を、ビール樽を積み重ねた
ときに下側のビール樽の上部スカートの上端面で支持さ
れる環状段部より基端側の円筒部に設けているために、
この下部手掛け穴が下側のビール樽の上部スカート内に
入り込むことはないから、ビール樽を積み重ねた状態で
も、上部スカートの手掛け穴と下部スカートの下部手掛
け穴とに手を差し入れてビール樽を持つことができ、し
たがって、積み重ねや積み降ろし作業を能率良く行なう
ことができる。
【0045】しかも、この発明のビール樽は、その下部
スカートにも手掛け穴があるため、ビール樽の上下が逆
になっている状態でも、このビール樽を楽に持ち上げる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すビール樽の外観斜視
図。
【図2】同じくビール樽の一部切開側面図。
【図3】実施例のビール樽の積み重ね作業を従来のビー
ル樽の場合と比較して示した図であり、(A)は実施例
のビール樽の積み重ね作業を示し、(B)は従来のビー
ル樽の積み重ね作業を示す。
【図4】実施例のビール樽の積み降ろし作業を従来のビ
ール樽の場合と比較して示した図であり、(A)は実施
例のビール樽の積み降ろし作業を示し、(B)は従来の
ビール樽の積み降ろし作業を示す。
【図5】実施例のビール樽の上下が逆になっている状態
での持ち上げ作業を従来のビール樽の場合と比較して示
した図であり、(A)は実施例のビール樽の持ち上げ作
業を示し、(B)は従来のビール樽の持ち上げ作業を示
す。
【図6】従来のビール樽の一部切開側面図。
【符号の説明】
10…樽本体 14…口栓 15…上部スカート 16…下部スカート 16a…環状凸部 16b…環状段部16b 17…手掛け穴 18…下部手掛け穴 19,20…排水用切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安倍 雅之 東京都大田区大森北2丁目13番1号 アサ ヒビール株式会社包装開発部内 (72)発明者 堀江 宗隆 東京都渋谷区東3丁目16番3号 エフ・ニ ッセイ恵比寿ビル インチケープ マーケ ティング ジャパン株式会社内 (72)発明者 高橋 一善 神奈川県茅ケ崎市萩園2678番地 ナストー ア株式会社茅ケ崎工場内 (72)発明者 渡邉 高二 神奈川県茅ケ崎市萩園2678番地 ナストー ア株式会社茅ケ崎工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積み重ね可能な金属製のビール樽であっ
    て、 上面の中央部に口栓を備えた樽本体と、この樽本体の上
    部に設けられた上端が前記口栓よりも上方に突出する高
    さの円筒状上部スカートと、前記樽本体の下部に設けら
    れた下端が前記樽本体の底面よりも下方に突出する高さ
    の円筒状下部スカートとからなり、かつ、前記下部スカ
    ートの下端部に、前記上部スカートの上端部の内側に入
    り込む径の環状凸部と前記上部スカートの上端面に当接
    する環状段部とを形成するとともに、前記上部スカート
    の周壁に手掛け穴を設け、さらに前記下部スカートの前
    記環状段部より基端側の円筒部の周壁に下部手掛け穴を
    設けたことを特徴とするビール樽。
JP11476495A 1995-05-12 1995-05-12 ビール樽 Pending JPH08301254A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11476495A JPH08301254A (ja) 1995-05-12 1995-05-12 ビール樽

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537950A (ja) * 2004-05-20 2007-12-27 インベヴ・ソシエテ・アノニム アルコール収容大樽用チャイム
KR100955499B1 (ko) * 2009-05-15 2010-05-03 주식회사 세진하이텍 맥주통 제조방법 및 이에 의해 제조된 맥주통

Cited By (2)

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JP2007537950A (ja) * 2004-05-20 2007-12-27 インベヴ・ソシエテ・アノニム アルコール収容大樽用チャイム
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