JPH08300358A - 生分解性成形品の焼型 - Google Patents

生分解性成形品の焼型

Info

Publication number
JPH08300358A
JPH08300358A JP10845595A JP10845595A JPH08300358A JP H08300358 A JPH08300358 A JP H08300358A JP 10845595 A JP10845595 A JP 10845595A JP 10845595 A JP10845595 A JP 10845595A JP H08300358 A JPH08300358 A JP H08300358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
molded product
biodegradable molded
baking
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10845595A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Shimaoka
幸一 島岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kowa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kowa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kowa Kogyo Co Ltd filed Critical Kowa Kogyo Co Ltd
Priority to JP10845595A priority Critical patent/JPH08300358A/ja
Publication of JPH08300358A publication Critical patent/JPH08300358A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/10Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2003/00Use of starch or derivatives as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2995/00Properties of moulding materials, reinforcements, fillers, preformed parts or moulds
    • B29K2995/0037Other properties
    • B29K2995/0059Degradable
    • B29K2995/006Bio-degradable, e.g. bioabsorbable, bioresorbable or bioerodible

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 澱粉を主成分とした原材料からなる生分解性
成形品の焼型1であって、凸型とした上型1aと、凹型
とすると共に周縁部9に膨出部9aを有した下型1bと
を嵌合して、これら上型1a、下型1bにより前記原材
料の収容空間7を形成し、前記周縁部9の頂部9bか
ら、上型1aと下型1bの間に、均一な幅とした垂直間
隙S1 および均一な幅とした水平間隙S2 を連通して設
け、さらに垂直間隙S1 の所々に、この垂直間隙S1 の
一部を残して、逆錐形状の蒸気抜き溝S3 を形成したも
のとしている。 【効果】 焼成過程において澱粉を主成分とした原材料
から多量の蒸気が発生しても、収容空間7で焼成された
生分解性成形品の周縁部の頂部のみを蒸気が通過するの
で、生分解性成形品の周縁部の全域の組織がこの蒸気の
影響を受けないものとなり、製品強度の低下を防止する
ことのできるものとなった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、使い捨てにされる各
種容器類や、電子部品の発送用トレーや食品用トレー等
として用いられている生分解性成形品の焼型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した各種容器類やトレー等の
多くは、プラスチック成形品としていたが、これら成形
品は、焼却すると有毒ガスや高熱を発生し、土中に埋め
ても分解せず、その廃棄処理等が非常に困難であるとい
う理由から、近年、澱粉、ポリビニルアルコール等を原
材料とした生分解性物質からなる成形品が出現してい
る。なかでも、澱粉を主成分とした原材料からなる生分
解性成形品は、生分解速度が速く廃棄処理が容易である
ので非常に好ましいとされている。
【0003】上記生分解性成形品は、澱粉、ポリビニル
アルコール等の原材料に水を加えて混練混和し、これを
上型と下型からなる焼型に入れ、この焼型の適宜個所か
ら蒸気を逃がしながら加圧加熱成形することにより製造
している。
【0004】そして、この生分解性成形品の焼型は、図
10に示したように、凸型とした上型1aと凹型とした
下型1bとを嵌合して、これら上型1a、下型1bによ
り原材料の収容空間7を形成すると共に、下型1bの周
縁部9の頂部9bから上型1aと下型1bの間に、均一
な幅とした垂直間隙S1 および均一な幅とした水平間隙
S2 を連通して設け、さらに垂直間隙S1 の所々に、こ
の垂直間隙S1 の一部を残して、逆三角錐形状の蒸気抜
き溝S3 を形成したものとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記生分解性成形品
は、耐水性や剛性を高めるために各種の補助剤が添加さ
れるものの、原材料を澱粉、ポリビニルアルコール等と
しているため、プラスチック成形品に比べその製品強度
が劣っている。
【0006】しかも、上記生分解性成形品の焼型には、
蒸気の逃げ部となる蒸気抜き溝S3の真下にあたる下型
1bの周縁部9を垂直面としているので、この下型1b
の周縁部9まで容易に蒸気が行き渡り、その結果、生分
解性成形品の周縁部の全域を蒸気が通過するため、生分
解性成形品の周縁部の全域の組織がこの蒸気の影響を受
けて均質とならず、製品強度が弱くなるという課題を有
していた。
【0007】なかでも、澱粉を主成分とした原材料から
なる場合には、多量の蒸気が発生し、生分解性成形品の
周縁部の全域の組織がこの蒸気により多大な影響を受け
て均質とならず、製品強度が特に弱くなるという課題を
有していた。
【0008】そこで、この発明は、澱粉を主成分とした
原材料からなる生分解性成形品を焼成した場合に、その
生分解性成形品の周縁部の頂部のみを蒸気が通過し、生
分解性成形品の周縁部の全域の組織がこの蒸気の影響を
受けないようにすることにより、製品強度の低下を防止
することのできる生分解性成形品の焼型を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の生
分解性成形品の焼型は、澱粉を主成分とした原材料から
なる生分解性成形品の焼型1であって、凸型とした上型
1aと、凹型とすると共に周縁部9に膨出部9aを有し
た下型1bとを嵌合して、これら上型1a、下型1bに
より前記原材料の収容空間7を形成し、前記周縁部9の
頂部9bから、上型1aと下型1bの間に、均一な幅と
した垂直間隙S1 および均一な幅とした水平間隙S2 を
連通して設け、さらに垂直間隙S1 の所々に、この垂直
間隙S1の一部を残して、逆錐形状の蒸気抜き溝S3 を
形成したものとしている。
【0010】そして、この発明の生分解性成形品の焼型
は、前記上型1a、下型1bの間に形成した収容空間7
の厚さを変更可能なものとすることができる。
【0011】
【作用】上記構成としたため、この発明の生分解性成形
品の焼型では、焼成過程において澱粉を主成分とした原
材料から多量の蒸気が発生しても、下型1bの周縁部9
の膨出部9aまでは容易に蒸気が行き渡りにくくなり、
その結果、収容空間7で焼成された生分解性成形品の周
縁部の頂部のみを前記蒸気が通過するので、生分解性成
形品の周縁部の全域の組織がこの蒸気の影響を受けない
ものとなる。
【0012】さらに、この発明の生分解性成形品の焼型
では、収容空間7の厚さを変更することにより、焼成さ
れる生分解性成形品の厚さを、この収容空間7の厚さに
応じたものにすることができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の生分解性成形品の焼型の構
成を、実施例として示した図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0014】先ず、この発明の生分解性成形品の焼型1
は、図1、2に示したような焼成機2の焼釜3内部に並
設された駆動ホイール4と従動ホイール5の間に掛け渡
されたチェーンベルト等の搬送手段6に複数個設置され
る。
【0015】前記焼型1は、図3〜7に示したように凸
型とした上型1aと、凹型とすると共に周縁部9に膨出
部9aを有した下型1bとを嵌合して、これら上型1
a、下型1bにより澱粉を主成分とした原材料の収容空
間7を形成している。そして、前記上型1a、下型1b
は、それぞれが型台8a、8bに装着されており、図8
に示したように下型1bの周縁部9の頂部9bから、上
型1aと下型1bの間に、均一な幅とした垂直間隙S1
および均一な幅とした水平間隙S2 を連通して設けると
共に、垂直間隙S1 の所々に、この垂直間隙S1 の一部
を残して、逆錐形状の蒸気抜き溝S3 を形成したものと
している。なお、この蒸気抜き溝S3 は、逆三角錐形状
としたり逆半円錐形状等とすることができ、垂直間隙S
1 に形成される個数やその大きさを、収容空間7に収容
される澱粉を主成分とした原材料から発生する蒸気量に
適応したものとしている。
【0016】また、前記型台8a、8bは、支持ピン1
0によりそれぞれの一端を互いに軸支して焼型1の上型
1aと下型1bとを開閉できるものとしており、閉鎖時
には型台8aの他端に設けたフック11を型台8bの他
端に設けたロックピン12に係止させて、焼型1の上型
1aと下型1bとを開かないようにしている。
【0017】さらに、前記支持ピン10、ロックピン1
2は、調整ネジ10a、12aにより、その位置を上下
動できるようにして、焼型1の上型1aと下型1bとの
嵌合の度合いを調整して、上型1a、下型1bの間に形
成した収容空間7の厚さを変更可能なものとしている。
したがって、この収容空間7の厚さを変更することによ
り、焼成される生分解性成形品の厚さが、この収容空間
7の厚さに応じたものになる。
【0018】以上のように構成されたこの発明の生分解
性成形品の焼型1を焼成機2に設置し、上型1a、下型
1bの間に形成した収容空間7に澱粉を主成分とした原
材料を収容して焼成すると、前記原材料から発生する蒸
気は、図8に示した矢印a、bのように流れ、焼型1の
外部に逃げる。
【0019】すなわち、前記蒸気は、下型1bの周縁部
9の頂部9bに向かい、垂直間隙S1 から蒸気抜き溝S
3 を通過し水平間隙S2 を経て焼型1の外部に逃げよう
とするので、収容空間7では矢印aのように流れ、下型
2の周縁部9の膨出部9bまでは行き渡らず、その結
果、収容空間7で焼成された生分解性成形品の周縁部の
頂部のみを蒸気が通過するので、この頂部の組織のみが
蒸気の影響を受けるが、生分解性成形品の周縁部の全域
の組織がこの蒸気の影響を受けないものとなる。
【0020】
【発明の効果】この発明の生分解性成形品の焼型は、以
上に述べたように構成されているので、焼成過程におい
て澱粉を主成分とした原材料から多量の蒸気が発生して
も、収容空間7で焼成された生分解性成形品の周縁部の
頂部のみを蒸気が通過するので、生分解性成形品の周縁
部の全域の組織がこの蒸気の影響を受けないものとな
り、製品強度の低下を防止することのできるものとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の生分解性成形品の焼型を設置した焼
成機の側面図である。
【図2】この発明の生分解性成形品の焼型を設置した焼
成機の平面図である。
【図3】この発明の生分解性成形品の焼型の開放状態を
示す側面図である。
【図4】この発明の生分解性成形品の焼型の開放状態を
示す平面図である。
【図5】この発明の生分解性成形品の焼型の閉鎖状態を
示す側面図である。
【図6】この発明の生分解性成形品の焼型の閉鎖状態を
示す背面図である。
【図7】この発明の生分解性成形品の焼型の全断面図で
ある。
【図8】この発明の生分解性成形品の焼型の部分拡大断
面図である。
【図9】この発明の生分解性成形品の焼型の図9中のA
−A線断面図である。
【図10】従来の生分解性成形品の焼型の部分拡大断面
図である。
【符号の説明】
1a 上型 1b 下型 7 収容空間 9 周縁部 9a 膨出部 9b 頂部 S1 垂直間隙 S2 水平間隙 S3 蒸気抜き溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 澱粉を主成分とした原材料からなる生分
    解性成形品の焼型(1)であって、凸型とした上型(1
    a)と、凹型とすると共に周縁部(9)に膨出部(9
    a)を有した下型(1b)とを嵌合して、これら上型
    (1a)、下型(1b)により前記原材料の収容空間
    (7)を形成し、周縁部(9)の頂部(9b)から、上
    型(1a)と下型(1b)の間に、均一な幅とした垂直
    間隙(S1 )および均一な幅とした水平間隙(S2 )を
    連通して設け、さらに垂直間隙(S1)の所々に、この
    垂直間隙(S1 )の一部を残して、逆錐形状の蒸気抜き
    溝(S3 )を形成したことを特徴とする生分解性成形品
    の焼型。
  2. 【請求項2】 前記上型(1a)、下型(1b)の間に
    形成した収容空間(7)の厚さを変更可能なものとした
    ことを特徴とする請求項1記載の生分解性成形品の焼
    型。
JP10845595A 1995-05-02 1995-05-02 生分解性成形品の焼型 Pending JPH08300358A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10845595A JPH08300358A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 生分解性成形品の焼型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10845595A JPH08300358A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 生分解性成形品の焼型

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08300358A true JPH08300358A (ja) 1996-11-19

Family

ID=14485216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10845595A Pending JPH08300358A (ja) 1995-05-02 1995-05-02 生分解性成形品の焼型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08300358A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024609A1 (fr) * 1996-12-03 1998-06-11 Nissei Kabushiki Kaisha Procede de fabrication d'un article moule biologiquement decomposable constitue d'amidon

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024609A1 (fr) * 1996-12-03 1998-06-11 Nissei Kabushiki Kaisha Procede de fabrication d'un article moule biologiquement decomposable constitue d'amidon
AU702400B2 (en) * 1996-12-03 1999-02-18 Nissei Kabushiki Kaisha Production method of biologically decomposable molded article made of starch
US5965080A (en) * 1996-12-03 1999-10-12 Nissei Kabushiki Kaisha Method of manufacturing starch-based biodegradable molded objects

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD957246S1 (en) Collection container
CA2337461C (en) Package
DE69701791T2 (de) Thermoformbares geschäumtes flächiges material zur herstellung von offenen behältern
DE60105575D1 (de) Verpackung zum aufheizen von nahrungsmitteln
JPH08300358A (ja) 生分解性成形品の焼型
JPH08281793A (ja) 生分解性成形品の焼型
JPH03133760A (ja) 食料品製品用パッケージ
JPH08337234A (ja) 食品等の縁厚モールドトレー並びにその製造方法並びにその製造装置
ES2156411T3 (es) Soporte para una zona de coccion.
US3552379A (en) Food package and heater therefor
USD508931S1 (en) Netting product chute for automatic and/or manual packaging operations
JP3939455B2 (ja) プリンの製造法、及び中枠付き天板
GB0005781D0 (en) Acrylic moulded articles
JPH06322699A (ja) 抄造成形品の製造方法
KR200305758Y1 (ko) 분리형 트래이를 포함하는 선물세트용 포장상자
USD992153S1 (en) Wall panel
CN218705544U (zh) 一种抗菌防霉可降解塑料制品
ES2044722T3 (es) Procedimiento para la fabricacion de piezas moldeadas de pared gruesa , en particular para fines de embalaje.
KR200239113Y1 (ko) 페이스 파우더 망 구조
JP2001341787A (ja) 蒸し器
JP3013399U (ja) 容 器
EP1072529A2 (en) Disposable container with vent
JP2001171770A (ja) 寿司の容器
JP2005035602A (ja) 蒸し機能付き容器
JPH0531059Y2 (ja)