JP2005035602A - 蒸し機能付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子レンジで温めるだけで喫することができ、調理作業の工程を減少させ、食材の味を最大限に引き出すことができる蒸し機能付き容器を提供する。
【解決手段】 有底開口状の容器4内に吸水・吸油シート7と紙スノコ5を設け、紙スノコ5の上部に食品を載置し、下部に水を収納する。紙スノコ5には、孔6が設けられており、孔6は、水蒸気の通過孔と食品を蒸した際に排出される余分な水分と食品中に含まれていた油分が紙スノコ5の下部に滴下する役割を持っている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食品の加工用容器に関し、特に、食品を電子レンジで加熱することにより発生する蒸気で蒸すことができる加熱調理用具である蒸し機能付き容器に関する。
従来の蒸し機能付き容器は、単に蒸すという機能を果たすだけの容器であって、蒸して出来上がった食品は別の容器や皿に盛り付けなどして喫する場合が多く、蒸し機能付き容器自体を皿として使用することがなかった。
また、従来の即席食品(特にカップヤキソバ)は、喫する際に湯切り等の作業が必要で煩わしく、また、出来上がりも食材が水分を含みすぎ、満足のいく味を消費者に提供することができなかった。
従来の蒸し機能付き容器として以下のような先行技術がある。
水を収納する隔室と食品等の加工品を収納する隔室から構成され、かつ隔室相互の間仕切りが多孔板と水を通さず蒸気のみを通す微孔材料で形成されていることを特徴とする(特許文献1参照)。
蒸し調理に必要な水分を保持させた保水体を容器本体内に収納しておき、水特有の流動性を防いで、包装体の流通時に取り扱いが容易なものとするとともに、蒸し調理時にはマイクロ波加熱によって、保水体の内部に保持している水分も均等に加熱蒸発させて、短時間に蒸し調理が行えるようにした新しい発想の電子レンジ蒸し用食品包装体と、製品を作るための蒸し器を兼ねた食品収納容器を提供する(特許文献2参照)。
特開昭59−2489号公報 特開平3−226477号公報
しかしながら、従来の蒸し機能付き容器は、蒸す際に容器内、食品等に余分に付着した水分や食品等から排出される油分の除去に関しては考慮されておらず、消費者は、余分な水分や油分が付着した食品等を喫することしかできず、満足した味を得ることができなかった。
さらに、従来の蒸し機能付き容器は、食品を蒸した後、食品は別の容器や皿に盛り付けをして喫する場合が多く、蒸し機能付き容器自体を皿として使用しないため、他の容器を使用することで手間がかかってしまう。
本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、底部に吸水・吸油シートを敷いた紙製電子レンジ容器内部に、蒸気通過孔と油切り孔を穿設した仕切り板を設け、付属風味付液体や水等を仕切り板の下部に注入し、主食材を仕切り板上部に載置することで、電子レンジによる調理を可能とした蒸し機能付き容器を提供することを目的とする。
また、仕切り板に設けられた孔に水捌け導入部を設けたり、孔の周囲に押罫(くぼみ)を設けたりすることで、余分な水分と油分を仕切り板の下部にさらに効率良く排出することができる。
また、仕切り板の中央に向かって凹みを設けることで余分な水分や油分が、中央に向かって滑り落ち、さらに各所に設けている孔に落ちやすくなる。
また、仕切り板に設けられた孔の直径を6〜8mmに設定することで、食品が孔から落ちることがない大きさであり、蒸気によって発生した余分な水分と油分を仕切り板の下部に効率よく排出する。
また、吸水・吸油シートは、容器の底面に敷くことで、余分な水分や食品から排出された油分を吸収し、容器自体を傾けたりした時に水分や油分がこぼれたりしない役割を持っている。
さらに、上記に示した蒸し機能付き容器を即席食品(例えばカップヤキソバ)に使用することで、従来のカップヤキソバのように湯切りをする必要がなく、余分な水分、食品中から排出される油分を排出することができるため、消費者に満足のいく食品を提供することができる。
上記目的を達成するために、請求項1記載の蒸し機能付き容器は、上面部が開口状態の容器に1つまたは複数の孔を具備する仕切り板を設けることで、仕切り板によって仕切られた空間の下部には水を収納し、仕切り板の上部には食品を載置して水が蒸気となって孔を通過して上部の食品に蒸気を供給する容器であって、1つまたは複数の孔は、底面に突出した略円筒状の水捌け導入部を具備することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の蒸し機能付き容器であって、仕切り板は、4辺に折り部を具備し、折り部を折り曲げることで支持体を形成し、仕切り板を支えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の蒸し機能付き容器であって、仕切り板は、中央部に孔を一つ設け、孔に対して放射状に切れ込みを設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、1つまたは複数の孔は、周囲に放射状の切れ込みを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、1つまたは複数の孔は、周囲に押罫を有することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、仕切り板は、中央部に向かって凹みを設けることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の蒸し機能付き容器であって、凹みは、仕切り板を深しぼり成形することよって作製することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、仕切り板は、表面がエンボス加工されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1から8のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、蒸し機能付き容器は、仕切り板の下部に余分な水分や食品中から排出される油分を吸収するシートを有することを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1から9のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、1つまたは複数の孔の直径は、6〜8mmであることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1から10のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器であって、蒸し機能付き容器は紙材で形成されていることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明の蒸し機能付き容器は、電子レンジで温めるだけで喫することができ、調理作業の工程を減少させることができる。また、吸水・吸油シートが余分な水・油分を吸収し、食材の味を最大限に引き出すことが可能となった。
また、電子レンジで温めた後、器として使用することができ、紙として処分することができる。
さらに、仕切り板が中央に向かって凹んでいることと、水捌け導入部を設けることで、食品から排出された油分や余分な水分を仕切り板の下部に滴下することができ、食品が余分な油分や水分を含むことを防ぐことができる。
さらに、仕切り板に4辺からなる支持体を有することで、食品の重さに耐えることができ、仕切り板が食品の重さによってつぶれることを防ぐことができる。
このことから、本発明の蒸し機能付き容器をいろいろな食品に用いることができる。
次に添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、蒸し機能付き容器の斜視図である。図2は、蒸し機能付き容器の透視図である。図3は、蒸し機能付き容器の断面図である。図4は、電子レンジで加温中の容器内の状態を示した図である。図5(a)は、紙スノコの構成を示した図であり、(b)は、紙スノコの切断面を示した図である。図6は、(a)〜(f)に紙スノコに設けた孔の形状パターンを示した図である。図7は、紙スノコに設けた孔の周囲に押罫(くぼみ)を入れた図である。図8は、表面をエンボス加工した紙スノコの構成を示した図である。図9は、紙スノコの裏面を示す断面図である。
図1に示す本発明の蒸し機能付き容器の構成を説明する。
本発明の蒸し機能付き容器1は、図1に示すように有底開口状の容器4であり、開口部の一辺に蓋3が取り付けられている。また、開口部の残りの3辺にフラップ4a〜4cが取り付けられ、蓋3の両辺にはフラップ3a、3bが取り付けられている。また、上辺には、蓋3を係止するための係止部2が取り付けられている。容器4の中には図2に示す容器4を上下の空間に仕切るための仕切り板として、紙材で構成されている紙スノコ5が設けられ、紙スノコ5の下には吸水・吸油シート7(図2に示す)が敷いてある。紙スノコ5に複数個の孔6が設けられている。
さらに図2および図3を参照して蒸し機能付き容器の構成、機能を説明する。
図2は、蒸し機能付き容器の透視図を示し(蓋3およびフラップ3a、3b、4a〜4cは省略する)、図3は断面図を示す。
図2、3に示すように、容器4に紙スノコ5を設けることで、紙スノコ5の上部には食品を収納し、下部には、水8を収納することができる。吸水・吸油シート7は、容器4の底面に設けられ、食品を水蒸気で加温する際に排出される余分な水分と食品中に含まれる油分を吸収する役割をもっている。
図3の断面図に示されているように、紙スノコ5に設けられている孔6は、図4に示すように蒸気の通過孔と食品から排出される余分な水分や油分を効率良く捌ける役割を持っている。
図4は、電子レンジで加温中の容器内部の状態を示した図である。
紙スノコ5の下部に水8を注入し、上部に食品10を設置し、蓋3をして密閉した容器4を電子レンジに入れる。電子レンジによって加温されると、水8が水蒸気11となり食品10を蒸すこととなる。水蒸気11は、紙スノコ5に設けられている孔6から通過する。そして、蒸すことによって食品10から排出される油分や余分や水分は、孔6と水捌け導入部9によって(図4に示す矢印のように)、水8を収納していた空間に滴下される。さらに滴下した油分や水分は、吸水・吸油シート7によって吸収される。また、孔6に設けられている水捌け導入部9は、食品中から排出される油分や余分な水分を紙スノコ5の下部へ誘導し、効率良く水8が収納されている空間に滴下させるために設けられている。
次に、紙スノコ5の構成を説明するために、図5(a)に紙スノコの構成、(b)に紙スノコの断面図を示す。
図5(a)に示すように、紙スノコ5を支える支持体12が設けられている。
支持体12は、折り部13a〜13dを折り曲げることで形成される。
また、本発明の特徴として、図5(b)に示すように紙スノコ5は、食品から排出される油分や余分な水分が紙スノコ5の下部へ滴下される際に、中央に向かって凹んだ状態であるため、紙スノコ5の表面上に油分や水分が残ることなく、例えば紙スノコ5の表面上の端の孔の無い位置の油分や水分も中央部へ向かってすべり落ちてくることから、効率良く油分や水分を滴下することができる。
また、紙材で製造されるスノコの凹みは、スノコの製造工程中において、予め凹みぐせをつけるようにスノコ全体を上から押圧等して、さらに商品として販売する間にスノコの上に載置された食品の重みによって、その凹みはより顕著なものとなる。また、スノコの表面状に凹部の形をつけるために、深しぼり成形を施すと、より凹みをつけることが可能となる。
さらに、水捌け導入部9は、孔6に対して底面に向かって突出した略円筒状の形状である。食品から排出された油分や余分な水分は、中央部が凹んでいるため中央部へとすべり落ちてくる。その際に、紙スノコ5に設置されている孔6から底面に落下することとなる。孔6に水捌け導入部9を設けることにより、油分や水分が孔6に落ちる時に、水や油が孔に対して底面に向かって突出した水捌け導入部9をつたって落ちるために、油分や水分がレンズ状になって孔6を塞ぐといったことを防ぐことができる。
図6は、紙スノコ5の設けられている孔6の複数の形状パターンを示した図である。(a)は、紙スノコ5の両辺に平行なスリットが設けられた図である。(b)は、紙スノコ5の中央に孔があり、孔を中心に放射線上にスリットが設けられた図である。(c)は、紙スノコ5の中央に孔があり、紙スノコ5の角にそれぞれ孔が設けられた図である。(d)は、孔を等間隔に縦3、横3で合計9個の孔を設けた図である。(e)は、(d)と同じく縦3、横3で合計9個の孔を設けているが(d)よりも孔と孔の間隔が広い図である。(f)は、紙スノコに設けた孔の周りに放射線上に切れ込みを入れた図である。(f)に示す紙スノコの孔の形状では、孔の周囲に設けられた放射状の切れ込みが油分や余分な水分を孔に誘導する役割を持っている。
図7は、孔の周辺に押罫(くぼみ)を設けた紙スノコを示した図である。
紙スノコの孔の周辺に押罫を設け、底面を孔へ向けた形で放射上に設けられている。紙スノコ5の中央部が凹んでいることと、孔の周辺に窪みを設けることで、余分な水分や油分が孔への誘導性を高める。また、窪みを設けることで、食品を載置した際に食品が孔を塞ぐことを防ぐことができる。
図8は、表面をエンボス加工した紙スノコを示した図である。
紙スノコ5の表面にエンボス加工を施すことで、紙スノコ5の強度を高めることができる。紙スノコ5の強度を高めることにより、容器4内に収納する食品の量も種類も増加させることが可能となる。
また、紙スノコの表面を加工することで、蒸した食品と紙スノコとの接着面積が小さくなり、例えばシューマイのような食品では蒸した際に紙スノコに密着して調理中に食品がふやけるといった現象を防ぐことができる。
図9は、紙スノコの裏面を示す断面図である。
図9は、図8に示すX―Y面で切断した断面であり、裏面を示した図である。水捌け導入部9は円柱状であり、底面に向かって突出した形状となる(図中では、上に向かって突出している)。
水捌け導入部9は、スノコを刃で打ち抜く際に紙の繊維を下部に押しやることで形成するものであり、押しやられた部分が水捌け導入部となる。紙は、厚手のもの(好ましくは5mm以上)を用いることで、より水捌け導入部9を形成しやすくなる。
次に図10に示す紙スノコのパターンA〜Eを用いて比較テストを行った。
紙スノコA〜Eを用いて、水30cc、麺重量180g、600Wで2分間加熱し、それぞれにおける麺の蒸し具合を比較した。なお試食者は4名で行った。表1に実験結果を示す。実験結果は、数値を用いて示し、評価が高いものから1、数が多いほど評価が低いとした。
Figure 2005035602
図10は、孔を設けていない紙スノコAと孔および切れ込みや押罫を設けた紙スノコB〜Eを示している。孔を設けていない紙スノコAでは、麺は、十分に蒸しあがらず、麺の水分量も多く、蒸し具合にもムラがあった。これにより、美味しさ、総合評価共に最低の評価となった。
孔を4箇所設けた紙スノコBでは、紙スノコAと比較して麺の柔らかさ、水分量、蒸し具合ともに、良い結果となった。
紙スノコCは、紙スノコの中心に一つの孔を設け、孔を中心に放射状に切れ込みを入れた形状である。紙スノコCでの実験結果は、麺の柔らかさ、麺の水分量、蒸し具合ともに、良い結果となった。水分量に関しては、紙スノコBよりやや多い。
孔を9箇所に設けた紙スノコD及び孔を9箇所に設け、その孔の周囲に押罫を具備した紙スノコEにおける実験結果は、麺の柔らかさ、水分量、蒸し具合に関して非常に良い結果となり、とても食べやすい蒸しあがり状態となった。
なお、本願発明の蒸し機能付き容器は、上記実施例に挙げた形状、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではなく、例えば紙材ではなくプラスチックを用いてもよく、プラスチック等の成形樹脂を用いることにより、紙材よりもスノコの中央部の凹みや水捌け導入部9を容易に作製することができる。プラスチック材の場合は、予め型を作って樹脂を流し込むことにより、水捌け導入部9や凹みなどを思い通りに作製することができる。
さらに、容器の形状および容器の大きさは、食品に対応したものを使用することが可能であり、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明の実施形態における蒸し機能付き容器の構成を示した斜視図である。 本発明の実施形態における蒸し機能付き容器の透視図である。 本発明の実施形態における蒸し機能付き容器の断面図である。 本発明の実施形態における電子レンジで加温中の容器内の状態を示した図である。 図5(a)は、紙スノコの構成を示し、(b)は、紙スノコの断面図を示している。 本発明の実施形態における紙スノコに設けられた孔の形状パターンを示した図である。 図7(a)は、紙スノコに設けられた孔の形状パターンを示し、(b)は、紙スノコの断面を示した図である。 本発明の実施形態における表面をエンボス加工した紙スノコを示した図である。 本発明の実施形態における紙スノコの裏面を示す断面図である。 本発明の実施形態における比較テストを行うためのスノコの形状パターンを示した図である。
符号の説明
1 蒸し機能付き容器
2 係止部
3 蓋
3a,3b,4a〜4c フラップ
5 紙スノコ
6 孔
7 吸水・吸油シート
8 水
9 水捌け導入部

Claims (11)

  1. 上面部が開口状態の容器に1つまたは複数の孔を具備する仕切り板を設けることで、前記仕切り板によって仕切られた空間の下部には水を収納し、前記仕切り板の上部には食品を載置して水が蒸気となって前記孔を通過して上部の食品に蒸気を供給する容器であって、
    前記1つまたは複数の孔は、底面に突出した略円筒状の水捌け導入部を具備することを特徴とする蒸し機能付き容器。
  2. 前記仕切り板は、4辺に折り部を具備し、前記折り部を折り曲げることで支持体を形成し、前記仕切り板を支えることを特徴とする請求項1記載の蒸し機能付き容器。
  3. 前記仕切り板は、中央部に孔を一つ設け、前記孔に対して放射状に切れ込みを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の蒸し機能付き容器。
  4. 前記1つまたは複数の孔は、周囲に放射状の切れ込みを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  5. 前記1つまたは複数の孔は、周囲に押罫を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  6. 前記仕切り板は、中央部に向かって凹みを設けることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  7. 前記凹みは、前記仕切り板を深しぼり成形することよって作製することを特徴とする請求項6記載の蒸し機能付き容器。
  8. 前記仕切り板は、表面がエンボス加工されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  9. 前記蒸し機能付き容器は、前記仕切り板の下部に余分な水分や食品中から排出される油分を吸収するシートを有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  10. 前記1つまたは複数の孔の直径は、6〜8mmであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
  11. 前記蒸し機能付き容器は紙材で形成されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の蒸し機能付き容器。
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