JPH0829898B2 - エレベーターの運転装置 - Google Patents

エレベーターの運転装置

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JPH0829898B2
JPH0829898B2 JP23167589A JP23167589A JPH0829898B2 JP H0829898 B2 JPH0829898 B2 JP H0829898B2 JP 23167589 A JP23167589 A JP 23167589A JP 23167589 A JP23167589 A JP 23167589A JP H0829898 B2 JPH0829898 B2 JP H0829898B2
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JP
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elevator
machine room
door
elevator machine
switch
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JP23167589A
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JPH0395085A (ja
Inventor
敏明 森田
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はエレベーターの運転装置に関する。
〈従来の技術〉 エレベーター機械室には、回転機や裸状通電機器が多
く設置されており、これら機器に接触或は巻き込まれ
て、事故になるのを防止するために、エレベーターの機
械室は、建築基準法第129条の規定により常時、施錠状
態にし、エレベーターの管理責任者及び、それに準ずる
エレベーターの保守を委託されている保守員以外の第三
者の侵入するのを防止している。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、前述したように、エレベーター機械室の扉
は、エレベーターの管理に係わる者が、それに必要なと
き以外には入室できないように常時施錠されているよう
になつている筈であるが、管理の悪い建物においては、
このエレベーター機械室の扉を施錠してにないことが散
見され、不特定の者が自在に入室可能な状態となつてい
る。そして、この不特定の者がエレベーターの制御機器
に触れてエレベーターを停止させて乗客を乗かご内に閉
じ込めてしまつたり、回転機に巻き込まれて重大事故を
引き起こす危険がある。
本発明は、上記、実情に鑑みてなされたものであつ
て、その目的とするところは、エレベーター機械室に特
定許可された者以外が侵入したとき、この侵入者及び乗
客の安全を確保することのできるエレベーターの運転装
置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明の特徴は、上記目的を達成するためにエレベー
ターの運転装置に、エレベーター機械室へ入るとき予め
操作しておく特定スイツチと、前記エレベーター機械室
の扉が開扉されたとき、これを検知して出力信号を発す
る開扉検出器と、乗かごを最寄階へ停止させ運転休止状
態にする運転回路と、前記エレベーター機械室への入室
に対して警報を発する警報装置と、前記運転回路が作動
されたことを表示する表示装置と、前記特定スイツチが
操作されずに、前記開扉検出器から出力信号が発せられ
たとき、前記警報装置と運転回路及び表示装置を作動さ
せる手段とを有する構成にしている。
〈作用〉 本発明では、上記構成されているため、エレベーター
機械室への入室許可を行なわずにエレベーター機械室の
扉が開かれると、侵入者に対して警報が発せられ、注意
喚起が行なわれる。そして、エレベーターが走行中であ
れば、最寄階に停止させて運転休止状態にする。また、
停止中であれば、その階で運転休止状態にする。更に、
運転休止状態となつた旨を表示する。このため、侵入者
及び乗客の安全を確保できると共に、エレベーターの管
理が適切に行なえるようにしたエレベーターの運転装置
を実現できる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図
は、本発明の一実施例を示したエレベーターの運転装置
の要部回路図である。
図中、P、Nは電源、S1はエレベーター機械室の扉が
開かれたことを検知したとき閉成される開扉検知用スイ
ツチ、S2はエレベーター運転盤内または管理人室等に設
けられ、操作に応動して開扉検知用スイツチS1の動作信
号を有効及び無効にする切替スイツチ、AはスイツチS1
が閉成付勢するエレベーター機械室扉の開扉検知用リレ
ー、A1、A2、A3はその常開接点、Bはエレベーター機械室
に設けられた警報装置、Cは乗かごを走行中のときは最
寄階へ停止させて運転休止状態にすると共に、停止中は
その階で運転休止状態にする、例えば公知の地震管制回
路のような運転回路、Dは運転回路Cの作動理由を表示
するエレベーター乗場または管理人室に設けられた表示
装置、Eは切替スイツチS2がスイツチS1の動作を無効側
に切り替えたことを表示する前述の表示装置Dと同様の
場所に設置された切替表示装置、S3は地震管制運転用の
地震計スイツチであり、以上が図示したように接続され
ている。
以上の構成において、次に動作を説明する。
先づ、保守員がエレベーターの点検のためにエレベー
ター機械室に入る手順を述べると、保守員は、管理人に
点検に来たことを報告し、そして、エレベーター機械室
の鍵を借用すると共に、切替スイツチS2が管理人室に配
置してある場合にはそこで、切替スイツチS2を入側に切
替え、また、この切替スイツチS2がエレベーター運転盤
に配置してある場合には、エレベーターに乗り込んだと
き、運転盤蓋の施錠を解錠して切替スイツチS2を入側に
切替えておき、最上階迄で行く。そして、そこから階段
を登ってエレベーター機械室に行き、エレベーター機械
室の扉の施錠を解錠して扉を開いてエレベーター機械室
へ入る。エレベーター機械室の扉が開かれると開扉検知
用スイツチS1が作動されるが、切替スイツチS2が入側に
切替えられているので、切替スイツチS2の接点は入側に
投入されていることから、P−S2−S1−A−Nの回路は
スイツチS2で開放されており、開扉検知用スイツチS1
閉成されても開扉検知用リレーAは付勢されない。その
ため、その接点A2、A3も閉成されない。
ところが、管理人が誤って、エレベーター機械室の扉
を施錠し忘れた場合、このようなとき、切替スイツチS2
を入側に切替えないで、即ち、管理人に連絡をしないま
ま一般者が、例えば、塗装作業者或は子供等がエレベー
ター機械室へ侵入すると、今、切替スイツチS2の接点は
切替へ投入されているので、エレベーター機械室の扉を
開くと同時に開扉検知用スイツチS1が閉成され、開扉検
知用リレーAはP−S2−S1−A−Nの回路により付勢さ
れ、扉が閉じてもその常開接点A1で開扉検知用リレーA
はP−S2−A1−A−Nの回路により自己保持される。そ
して、接点A2、A3も閉成されるため、P−A2−B−Nの
回路により、警報装置Bが鳴動し侵入者に対して注意喚
起すると共に、P−A3−C−Nの回路が形成されるの
で、運転回路Cが作動し、エレベーターが走行中であれ
ば、乗かごは最寄階に停止され、そしてその階で運転休
止状態となり、また、エレベーターが停止中であれば、
その階で運転休止状態となり、侵入者が回転機器に巻き
込まれるというような事故を防止できる。または、調速
機を作動させて、エレベーターを非常停止させることは
なくなり、乗かご内に搭乗者がいる場合において、この
搭乗者を乗かご内に閉じ込めてしまうという不都合はな
くなる。そして、運転休止状態となつた理由は、表示装
置Dが動作されて容易に知ることができ、その対応を迅
速に行なえるので、サービスが低下するのを減らすこと
ができると共に、また、管理人に対してエレベーター機
械室扉の施錠管理を徹底させることも可能となる。
また、切替スイツチS2が入側に投入されていること
は、P−S2−E−Nの回路により、切替表示装置Eが点
灯されるので、切替スイツチS2の復帰忘れを防止でき
る。更に、表示装置Dの動作により地震計スイツチS3
より運転回路Cが作動されたことと第三者によるエレベ
ーター機械室への侵入で作動されたことを容易に判別で
きるようになつているので、それぞれに対して、エレベ
ーターの運転復旧対応を迅速に行なえる。
〈発明の効果〉 以上、説明したように、本考案によれば、エレベータ
ー管理者に対して、エレベーター機械室扉の施錠状態の
徹底が図られるようになると共に、施錠忘れにより、第
三者がエレベーター機械室へ侵入した場合において、こ
の侵入者及び、乗かご内の乗客に対する安全を確保する
ことができる安全性に優れたエレベーターの運転装置を
実現可能とする効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の一実施例を示した要部回路図である。 A……エレベーター機械室扉開扉検知リレー、B……警
報装置、C……運転回路、D……表示装置、E……切替
表示装置、S1……開扉検知用スイツチ、S2……切替スイ
ツチ、S3……地震計スイツチ、A1,A2,A3……常開接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベーター機械室へ入るとき予め操作し
    ておく特定スイツチと、前記エレベーター機械室の扉が
    開扉されたとき、これを検知して出力信号を発する開扉
    検出器と、乗かごを最寄階へ停止させ運転休止状態にす
    る運転回路と、前記エレベーター機械室への入室に対し
    て警報を発する警報装置と、前記回路が作動されたこと
    を表示する表示装置と、前記特定スイツチが操作されず
    に、前記開扉検出器から出力信号が発せられたとき、前
    記警報装置と運転回路及び表示装置を作動させる手段と
    を有することを特徴とするエレベーターの運転装置。
JP23167589A 1989-09-08 1989-09-08 エレベーターの運転装置 Expired - Lifetime JPH0829898B2 (ja)

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JPH0395085A JPH0395085A (ja) 1991-04-19
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