JPH08298914A - 動物避け具 - Google Patents

動物避け具

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JPH08298914A
JPH08298914A JP11082395A JP11082395A JPH08298914A JP H08298914 A JPH08298914 A JP H08298914A JP 11082395 A JP11082395 A JP 11082395A JP 11082395 A JP11082395 A JP 11082395A JP H08298914 A JPH08298914 A JP H08298914A
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Shinzo Hirata
真三 平田
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MARUMAN KAGAKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】周囲の環境の低下や不快感の無い動物避け具を
提供できるようにすることを目的とするものである。 【構成】縦部材及び横部材を格子状に配し、または連続
する枡目状に形成してなる基板の格子状の交差部分また
は枡目状の角部から針状の動物避け部を立設するととも
に、基板にはこれを固定する基板固定部を設けてなるも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、猫や犬、及び鳥等の動
物を寄せつけないようにするための動物避け具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】丹精した家庭の庭に野良猫や野良犬が入
り込み荒らしたり、糞をしたりすることがよくあり、ま
たマンション等のベランダには鳩等の鳥がとまり、糞を
して洗濯物や床等の周辺を汚したりしてしまうことか
ら、こうした野良猫や野良犬、鳥等が入り込んだり、寄
りつくのを防止するために、従来では犬や猫、鳥等の動
物が嫌がる匂いのする薬剤を塗布したり噴霧したりして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ように動物の嫌がる匂いのする薬剤を塗布したり散布し
たりする場合、周囲に飛散した薬剤のきつい匂いが染み
付いたり環境を低下させてしまうという問題がある上、
散布した薬剤が付着して手や足等に付着し、匂いが付い
て不快感を伴ってしまうと言う問題もあった。
【0004】また、塗布や散布された薬剤はその薬効が
徐々に低下することから定期的に塗布や散布しなくては
成らず、手間がかかるうえ、費用も嵩んでしまうと言う
問題もあった。更に、塗布や散布された薬剤による動・
植物への悪影響があるの虞もあった。本発明は上記問題
点に鑑み提案されたもので、周囲の環境の低下や不快感
の無い動物避け具を提供できるようにすることを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる動物避け具は、縦部材及び横部材を格
子状に配し、または連続する枡目状に形成してなる基板
の格子状の交差部分または枡目状の角部から針状の動物
避け部を立設するとともに、基板にはこれを固定する基
板固定部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】また、基板固定部が基板と一体成形した
り、基板固定部を格子状または連続する枡目を掻い潜ら
せた固定部材とこれを止着する止着部材とで構成したこ
とも特徴の1つである。
【0007】
【作用】本発明に係る動物避け具では、針状の動物避け
部を表面に突出させた状態で動物避け具を設置する場所
に基板固定部で固定して取り付ける。この時、動物避け
具を設置する場所が庭等の土部分である場合、基板固定
部を土の中に埋設して動物避け具を固定することにな
る。
【0008】また、動物避け具を設置する場所がコンク
リートや鉄等の固い面である場合、基板固定部を格子状
または連続する枡目を掻い潜らせた例えば粘着テープ等
の固定部によりコンクリートや鉄等の固い面に貼着固定
する。尚、動物避け具を設置する場所が木質である場合
には上記粘着テープ等の基板固定部に代えて薄い金属や
合成樹脂製テープを格子状または連続する枡目を掻い潜
らせ、これを止める釘等の止着部材からなる基板固定部
により固定することになる。
【0009】こうして所望の場所に動物避け具が固定さ
れると、針状の動物避け部を表面に突出させてあるの
で、この針状の動物避け部により猫や犬は通り難くな
り、鳥はとまり難くなるために、こうしたことがこれが
記憶されると学習機能によりこれらの動物は寄りつかな
くなるのである。
【0010】 〔発明の詳細な説明〕以下、本発明に係る動物避け具の
一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、動物避け
具の全体斜視図を示し、図中符号1は動物避け具1を全
体的に示す。この動物避け具1は、合成樹脂で縦桟(縦
部材)2と横桟(横部材)3とで比較的目の粗い格子状
に形成された基板4と、この基板4の縦桟2と横桟3と
の交差部分5の上面に先窄まりに形成された針状の動物
避け部6と、基板4の格子部分に一体に形成された基板
固定部7とからなる。
【0011】上記縦桟2と横桟3とで形成される格子の
1辺の大きさは約2.54センチメートルにしてあり、
格子の交差部分から延出される針状の動物避け部6の長
さは約2.54センチメートルにしてあるが、斯かる寸
法に限られず、対象動物に合わせて種々設定することが
できる。また、基板4の格子部分に一体に形成される基
板固定部7は、地中に配設される矢形8を格子3個分の
空間に形成したもので図2に示すように格子部分に連結
される矢形8の基端部を薄肉9に形成し、この薄肉9部
分を回動中心として矢形8の先端が下向き垂直に成るよ
うに形成されている。
【0012】上記のように構成された動物避け具1の使
用手順を次に説明する。取付を所望する例えば庭等の場
所に、動物避け具1を設置する場合、先ず、図2に示す
ように動物避け具1の矢形8の基端部の薄肉9部分を回
動中心として矢形8の先端が下向き垂直になるように折
り下げる。次に、垂直に折り下げられた矢形8を動物避
け具1の設置を所望する庭等の土中に埋設すると、動物
避け具1は基板4の表面から突出する針状の動物避け部
6が表面に突出する状態で動物避け具1が確りと庭等に
固定することができるのである。
【0013】こうして庭等に動物避け具1が固定される
と、針状の動物避け部6が表面から突出しており、この
針状の動物避け部6が此処を通行しようとする猫や犬の
足に刺さることから、猫や犬はここを通るのをいやがる
ようになり、こうしたことがこれが猫や犬の脳裏に記憶
されると学習機能によりこれらの動物は寄りつかなくな
るのである。
【0014】尚、上記実施例ではこの時、動物避け具1
を設置する場所が基板固定部7を埋設できる庭等の比較
的柔らかな土部分である場合を例に説明してあるが、動
物避け具1を設置する場所がコンクリートや鉄等の固い
面で有る場合には、上記基板固定部7を図3に示すよう
に、格子状または連続する枡目10を掻い潜らせた例え
ば粘着テープ11で構成し、この基板固定部7の粘着テ
ープ(固定部材)11をコンクリートや鉄等の固い面に
貼着固定すると動物避け具1を確りと固定することがで
きるのである。
【0015】更に、動物避け具1を設置する場所が木質
である場合には上記粘着テープ11からなる基板固定部
7に代えて薄い金属や合成樹脂製テープ(固定部材)1
2を格子状または連続する枡目10を掻い潜らせ、これ
を止める釘等の止着部材13で基板固定部7を形成し、
この止着部材13で薄い金属や合成樹脂製テープ12を
固定すると動物避け具1を木質部分に取り付けることが
できるのである。
【0016】加えて、上記実施例では猫や犬を避けるの
に使用するのを例に説明してあるが、鳩等の鳥を避ける
道具にもできるのは勿論であるし、針状の動物避け部6
を植設する列数はすくなくとも2列、即ち、基板4を1
列の枡目で形成した場合の植設列以上で有れば本発明の
効果を奏することができるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る動物避け具は以上に説明し
たように、針状の動物避け部を表面に突出させた状態で
動物避け具を設置する場所に針状の動物避け部を表面に
突出させた状態で基板固定部を固定して取り付け、この
針状の動物避け部で猫や犬は通り難くなり、鳥はとまり
難くなるために、こうしたことが記憶され、動物のもつ
学習機能によりこれらの動物が寄りつかなくなるように
してあるので、従来のように動物の嫌がる匂いのする薬
剤を塗布したり散布したりする場合のように、薬剤のき
つい匂いが染み付いたり周囲に飛散して環境を低下させ
てしまうという問題や散布した薬剤が付着して手や足等
に付着したり、匂いが付くことによる不快感を無くすこ
とができると言う利点がある。
【0018】更に、本発明に係る動物避け具は所望する
場所にその基板固定部を固定すると、半永久的に動物を
寄せつけない効果が維持されるので、従来の塗布や散布
された薬剤のようにその薬効が徐々に低下することもな
く、定期的に塗布や散布しなくてはも済、手間が掛から
ず、費用も大幅に低減することができるという利点もあ
る。
【0019】加えて、従来のように薬剤の塗布や散布を
なくせるので、動・植物への悪影響を与えるおそれ全く
無くすことができると言う利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明に係る動物避け具の全体斜視図であ
る。
【図2】は本発明に係る動物避け具の基板固定部の縦断
側面図である。
【図3】は本発明に係る動物避け具の基板固定部の変形
例を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1・・・動物避け具 2・・・縦部材(縦桟) 3・・・横部材(横桟) 4・・・基板 5・・・交差部分 6・・・動物避け部 7・・・基板固定部 10・・・枡目 11・12・・・固定部材 13・・・止着部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦部材及び横部材を格子状に配し、または
    連続する枡目状に形成してなる基板の格子状の交差部分
    または枡目状の角部から針状の動物避け部を立設すると
    ともに、基板にはこれを固定する基板固定部を設けたこ
    とを特徴とする動物避け具。
  2. 【請求項2】基板固定部が基板と一体成形したことを特
    徴とする請求項1に記載の動物避け具。
  3. 【請求項3】基板固定部が格子状または連続する枡目を
    掻い潜らせた固定部材とこれを止着する止着部材とから
    なる請求項1に記載の動物避け具。
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