JPS6282141A - 独立基礎の害虫防止装置 - Google Patents

独立基礎の害虫防止装置

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JPS6282141A
JPS6282141A JP60220751A JP22075185A JPS6282141A JP S6282141 A JPS6282141 A JP S6282141A JP 60220751 A JP60220751 A JP 60220751A JP 22075185 A JP22075185 A JP 22075185A JP S6282141 A JPS6282141 A JP S6282141A
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termite
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JP60220751A
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裕 前田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、主として白蟻、毛虫、蟻等の害虫が家屋に与
える害を防止する装置に関する。
B、従来の技術 年間数百億円といわれる白蟻の被害を防止するためには
、有機塩素系の白蟻防除剤クロルデン(CIllH6C
l8)2%油剤、乳剤の建築構造材への含浸、塗付、吹
付、穿孔注入あるいは布基礎廻りへの散布が最も一般的
に用いられ、かつその防除効果も確実且つ大きいものと
されている。
ところで、家屋に侵入して著しい害を与える害虫に家白
蟻がある。家白蟻は、土中に巣をつくり、地上の家屋に
坑道で連絡し、基礎から家屋の木材表面に這い上がって
覆いのあるトンネルを作り、木を食い荒す。この家白蟻
は、被害部分よりはるかに離れた土中に営巣するので、
巣を根絶するのが困難である。
本発明者は、基礎に害虫の侵入を阻止する部材を固定す
ることによって、害虫が家屋内に侵入するのを防止する
技術を開発した。この部材は、基礎の垂直面に、白蟻が
通過できない下方開口の白蟻返し用溝を設け、あるいは
上方間口の溝に殺虫剤を充填したものである。
C1本発明が解決しようとする従来の問題点現在、白蟻
の防除剤とし多用されているクロルデンは、有機塩素で
ある点て人畜に有害であるため、その取り扱い上注意を
要することはもとより、近年、各地の湾、湖、沼、井戸
水等から、白蟻防除以外には使われていないクロルデン
がv&量ながら検出され始めたことが度々報じられ、従
来土壌表層に定着して流亡しないため安全と考えられて
いたクロルデンが、予期に反して水質汚染等環境汚染の
原因として、見直しを迫られるに至っている。
本発明の第一の目的は、これら人畜に有害な防除剤が環
境汚染を起こさない状態で、害虫の家屋侵入が有効に防
止できる家屋の害虫防止装置を提供することにある。
又、本発明者が開発した前述の基礎に固定する害虫侵入
阻止部材は、数年ないしは数十年もの長期間に渡りで基
礎に強固に固定する必要がある為、基礎への装着を確実
にする必要があり、装着に手間が掛かる欠点があった。
特に、本発明者が開発した、構造的解決手段による白蟻
の侵入防止部材は、基礎の全周に、白蟻が、通過する隙
間ができないように固定する必要があり、取付作業に著
しく手間が掛かる欠点があった。万一、取付作業が不完
全で柱等の外周に白蟻が通過できる隙間ができると、白
蟻の屋内侵入を充分に阻止できない欠点があった。
本発明の第2の目的は、簡単かつ確実に、しかも束の外
周に白蟻が通過する隙間ができない状態で施工でき、更
に、束の白蟻生息環境を破壊できる独立基礎の害虫防止
装置を提供するにある。
D、従来の問題点を解決する為の手段 クロルデンによる環境汚染を回避し、一方で白蟻被害を
防止すべきを課題として、本発明者は鋭意研究したとこ
ろ、バリヤ本体を束を介して独立基礎に装着することに
よって、従来の欠点を解決することに成功した。即ち、
本発明は、構造体固定部と、この構造体固定部の外周に
位置して、この構造体固定部に連続する白蟻阻止部とを
備えてなるバリヤ本体を有し、このバリヤ本体の構造体
固定部が、独立基礎の上面と、この独立基礎に載置され
る束との間に挟着され、挟着状態に於て、白蟻阻止部は
、束の外周から突出しており、束がバリヤ本体を介して
独立基礎に装着されたことを特徴とする独立基礎の害虫
防止装置を要旨とするものである。
E0作用、効果 白蟻は、建物に侵入する際、土壌より基礎側面に、土粒
、糞等を分泌物で固化させたトンネル状の蟻道をつくり
、この蟻道内を伝って建物に到達するという習性を有す
るため、束と独立基礎の間に設けられたバリヤ本体が、
白蟻等を有効に遮断し、束に白蟻等が到達するのを防止
できる。
バリヤ本体の構造体固定部が独立基礎の上面に被覆され
ると、この構造体固定部の外周に設けられた白蟻阻止部
が独立基礎に固定される。構造体固定部は、これを独立
基礎と、束との間に敷き込んで簡単に固定できる。即ち
、構造体固定部を束の下に敷き込むだけで、束の周囲に
白蟻阻止部が固定できる。この為、白蟻阻止部が簡単か
つ容易に、しかも迅速に固定できる。又、束の周囲に固
定された白蟻阻止部は、それぞれ別々に基礎の周囲にね
し止め、あるいは接着される従来のものに比べて著しく
強固に、長期間に渡って脱落しない状態で確実に固定で
きる。
F、好ましい実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示す害虫防止装置はバリヤ本体2
を備え、バリヤ本体2は、独立基礎1に固着される構造
体固定部3と、この構造体固定部3に連続する白蟻阻止
部4とからなる。
構造体固定部3は、独立基礎1の上面と、束5の下面と
の間に挟着される平面状に形成され、装着状態に於て長
期間位置ずれしないように、束5の外周に位置してスト
ッパ6が設けられている。
ストッパ6は、構造体固定部3の上面に突出し、これが
束5の側面に当たってバリヤ本体2の位置ずれが防止さ
れる。
構造体固定部3は、独立基礎lから束5に水分が移動す
るのを効果的に防止できるように、非通水性部材、例え
ば合成樹脂板、合成樹脂シート、金属板、無機質板等が
使用できる。
白蟻阻止部4は、構造体固定部3を介して独立基礎12
に取り付けられるように構造体固定部3の外周に位置し
て、構造体固定部3と一体的に形成され、ここに殺虫剤
が充填できるように、上方開口の溝形に形成されて白蟻
のバリヤ溝Aを形成している。
白蟻のバリヤ満A内には、白蟻の侵入を効果的に防止す
る為に、殺虫剤7が充填されている。
殺虫剤7には、これを害虫が食べると死滅する毒物のみ
てなく、これに接触するとその後に死滅する接触剤、あ
るいはこれを蟻等が巣に運んで巣で食べた害虫が死滅す
る全ての殺虫剤、例えば、有機塩素剤、有機隣剤、殺ダ
ニ剤、ひ素剤、11蜜等の害虫が好んで食べる食品にシ
ュウ酸等の薬品を混合した殺虫剤が使用可能である。
更に、殺虫剤には、害虫を死滅させないが、害虫が嫌が
って通過しない薬剤も使用できる。従って、殺虫剤には
、毒物のみでなく、害虫が嫌がる臭いや味のものも使用
できる。
白蟻阻止部4は、独立基礎1の全ての部分から害虫の侵
入が阻止できるように、独立基礎1の上面の全周に沿っ
て隙間なく、即ち、構造体固定部3の全周に設けられて
いる。第1図および第2図のバリヤ本体2は、下面全体
が平面状に形成されているので、大きさが異なる独立基
礎1の上面にも簡単に装着できる。
第3図および第4図に示すバリヤ本体2は、構造体固定
部3の外周部分が下方に折曲され、更にその外回線が上
方に折曲されて上方間口のバリヤ溝Aが形成され、この
バリヤ@Aに殺虫剤が充填されている。この形状による
と、ストッパを設けることなく、バリヤ本体2を独立基
礎1に位置ずれなく固定できる。
第4図に示すバリヤ本体2は、構造体固定部3と白蟻阻
止部4とが別々に成形され、構造体固定部3の外周に嵌
着溝8が形成され、白蟻阻止部4の内週の凸条9がこの
嵌着溝8に挿入されて両者が連結されている。
更に、第5図示すバリヤ本体2は、構造体固定部3と白
蟻阻止部4とが一体に成形され、白蟻阻止部4は、取付
状態に於て、独立基礎1との間に下向き開口のバリヤ溝
Aが形成され、バリヤ溝Aの上部に殺虫剤7が充填され
ている。
第5図の白蟻阻止部のバリヤ溝入中には、液状の殺虫剤
が、不織布、織布、連続気泡の合成樹脂発泡体等の含浸
性弾性部材に吸着されて充填されている。
第6図に示すバリヤ本体2は、束5の外周に充分な殺虫
剤が静置できるように、全体形状が、独立基礎1の上面
並びに束5の下面に比べて充分に大きい平板上に形成さ
れ、構造体固定部3と白蟻阻止部4とが一体成形されて
いる。又、独立基礎1の上端部全周、更に必要ならば独
立基礎1とバリヤ本体2との間に、防虫効果を有する粘
着性のテープ10が貼着されている。
独立基礎1が布基礎で囲まれる床下に設けられる場合、
布基礎によって床下への外気の吹き込みが防止され、床
下は、常時はとんど無風状態となる。この場合、第6図
示すように、平板状の白蟻阻止部4に静置された殺虫剤
7は、床下の風で吹き飛ばされることがなく、長期間に
渡って静置されて充分な殺虫効果を保持できる。
ところで、本明細書に於て、独立基礎とは、1本の束を
独立して別々に支持する全ての基礎、例えばつか石や、
第7図に示すように、平面状の基礎で束5を支持する基
礎を含む広義に解釈するものとする。
本実施例は以上のように構成したが、バリヤ本体の具体
的構造、形状および基礎との関係等は、発明の要旨に反
しない限り様々に実施されうろことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図〜第7図は本発明の家屋の害虫防止装置
の使用状態を示す断面図、第2図は第1図に示す白蟻阻
止部の取り付は状態を示す斜視図である。 A・・バリヤ溝    1・・独立基礎、2・・バリヤ
本体、  3・・構造体固定部、4・・白!!阻止部、
  5・・束 6・・ストッパ、   7・・殺虫剤、8・・嵌着溝、
    9・・凸条、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)構造体固定部と、この構造体固定部の外周に位置
    して、この構造体固定部に連続する白蟻阻止部とを備え
    てなるバリヤ本体を有し、このバリヤ本体の構造体固定
    部が、独立基礎の上面と、この独立基礎に載置される束
    との間に装着され、挟着状態に於て、白蟻阻止部は、束
    の外周から突出しており、束がバリヤ本体を介して独立
    基礎に装着されたことを特徴とする独立基礎の害虫防止
    装置。
  2. (2)白蟻阻止部が白蟻のバリヤ溝を形成する特許請求
    の範囲第(1)項記載の独立基礎の害虫防止装置。
  3. (3)バリヤ溝に殺虫剤が充填されている特許請求の範
    囲第(2)項記載の独立基礎の害虫防止装置。
  4. (4)殺虫剤が毒剤、接触剤のいずれかである特許請求
    の範囲第(3)項記載の独立基礎の害虫防止装置。
  5. (5)構造体固定部と白蟻阻止部とが一体的に形成され
    ている特許請求の範囲第(1)項記載の独立基礎の害虫
    防止装置。
  6. (6)白蟻阻止部が脱着自在に構造体固定部に装着され
    ている特許請求の範囲第(1)項記載の独立基礎の害虫
    防止装置。
JP60220751A 1985-10-02 1985-10-02 独立基礎の害虫防止装置 Pending JPS6282141A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62160009U (ja) * 1986-03-31 1987-10-12
JPH0616512U (ja) * 1992-07-31 1994-03-04 フクビ化学工業株式会社 防蟻床束
JPH07127150A (ja) * 1993-11-05 1995-05-16 Yoshitaru Yokota 薬剤貯留方式の防蟻処理方法

Cited By (4)

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