JP3223280U - 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造 - Google Patents

埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3223280U
JP3223280U JP2019002652U JP2019002652U JP3223280U JP 3223280 U JP3223280 U JP 3223280U JP 2019002652 U JP2019002652 U JP 2019002652U JP 2019002652 U JP2019002652 U JP 2019002652U JP 3223280 U JP3223280 U JP 3223280U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
column
embedded
buried
pillars
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2019002652U
Other languages
English (en)
Inventor
富美子 木下
富美子 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2019002652U priority Critical patent/JP3223280U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3223280U publication Critical patent/JP3223280U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Abstract

【課題】ペットや不審者等の侵入を防止できる埋設式の柵柱の提供。【解決手段】ペットや不審者等の侵入を防止できる埋設式の柵柱である。柵柱10は、下端側の一部が埋設され、鉛直方向に延在する柱体12を備えている。この柱体12の外周面には、複数の突起14が形成されている。柱体12は、弾性変形可能な素材からできている。【選択図】図1

Description

本考案は、ペットや不審者等の侵入を防止できる埋設式の柵柱に関する。
例えば住宅街では、ペットを飼育する者がいるが、特に猫は放し飼いであるため、ペットを好まない人の敷地にも勝手に出入りして糞尿をする。また、最近では、里山の管理が行き届かず、タヌキやイノシシといった野生動物が市街地に頻繁に出没するようになった。さらに、動物だけでなく、不審者も以前に増して目撃されるようになってきている。このような状況に鑑みて、何らかの形で好ましくないものを寄せ付けない用具が求められている。
実用新案登録第3152584号公報 実用新案登録第3100380号公報
しかし、厳密に動物の侵入を防止しようとすると、従来の柵は大掛かりであり、設置に多大な費用を要する(例えば、特許文献1参照。)。加えて、このタイプは頑丈な構造を有しているため、不審者が容易によじ登ることが可能である。
また、猫の嫌いな臭いを発する忌避剤を散布する方法も考えられてきたが、所定期間が経過すると成分が揮発して効果がなくなるため、繰り返し使用する必要があり、それなりの費用と労力を要する。
さらに、上記特許文献2において提案されている猫よけマットは、平置きタイプであるため、その部分の糞尿防止効果や一定の侵入防止効果はあるものの、猫が飛び越えてしまったり、風に飛ばされたりする場合もある。
そこで本考案は、ペットや不審者等の侵入を防止できる埋設式の柵柱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、ペットや不審者等の侵入を防止できる埋設式の柵柱であって、下端側の一部が埋設され、鉛直方向に延在する柱体を備え、前記柱体の外周面には、複数の突起が形成されており、前記柱体は、弾性変形可能な素材からなることを特徴とする埋設式の柵柱を提供している。
ここで、前記柱体は、弾性を有するプラスチックで形成されていることが好ましい。
また、前記柵柱は、複数個を所定の間隔を空けて配置するのが好ましい。
請求項1記載の埋設式の柵柱を用いれば、複数の突起が側面に形成された柱体が鉛直方向に延在するため、ペットを好まない人の敷地に猫等の小動物が飛び越えるなどして侵入するのを防止することができる。
請求項2記載の埋設式の柵柱によれば、柱体が弾性部材で形成されているため、上から荷重がかかると容易に変形する。したがって、柵柱をよじ登って乗り越えようとする不審者の侵入を阻止することができる。また、一定の耐候性も有しているため、長期に亘って使用することができる。
請求項3記載の柵柱の配置構造によれば、ある程度狭い所定の間隔に配置することで、隣接する柵柱の突起が小動物の体に触れるため、これを嫌がる小動物の侵入を阻止することができる。
本考案の埋設式の柵柱を示す概略図。 本考案の第1実施形態を示す側面図(a)及びその上面図(b)。 本考案の変形例を示す側面図(a)及びその上面図(b)。 本考案の埋設式の柵柱の埋設方法を示す説明図。 本考案の埋設式の柵柱の他の埋設方法を示す説明図。
本考案の実施形態による埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造について図1から図5に基づき説明する。
図1は、埋設式の柵柱1を示す概略図である。図2に示すように、本考案の第1実施形態の埋設式の柵柱10は、1本の柱体12と、複数の突起14とを備えており、複数の突起14は柱体12の外周面において柱体12の中心側から側方に向けて突出するように一定間隔で形成されている。
柱体12と複数の突起14とは、弾性を有するプラスチックでできており、射出成形などの方法によって一体的に形成されている。硬さは、柱体としての自立性と、突起としての鋭さとが、ある程度担保できる程度である。また、埋設式の柵柱10は屋外に設置するものであるため、耐候性、耐水性、耐熱性、耐寒性等を有していることが好ましい。このような特性を有する弾性プラスチックとしては、例えば、シリコーンゴム、エチレン・プロピレン・ゴム、及び、熱可塑性ポリウレタンが挙げられる。シリコーンゴムを用いれば、様々な色に着色することができる。
柱体12の長さ(高さ)は、特に限定されないが、1m程度あることが好ましい。短すぎる(低すぎる)と、地面に設置したときに、小動物が飛び越える可能性があり、また、不審者の侵入を防ぐ柵としても機能しにくくなるためである。
柱体12の形状は、例えば、図2に示すように、四角柱及び円柱が挙げられる。
本考案の変形例として、図3に示すような埋設式の柵柱20であってもよい。埋設式の柵柱20は、1本の柱体22と、複数の針状突起24と、複数の針状突起24が一定間隔で設けられたシート25と、を備えている。
柱体22は、第1実施形態と同様に弾性を有するプラスチックでできている。一方、複数の針状突起24とシート25とは、1種類の硬いプラスチックで一体的に形成されており、特許文献2に示す猫よけシートと同様のものである。複数の針状突起24が配置されたシート25は、複数の針状突起24が埋設式の柵柱20の長手方向(上下方向)に整列しつつ柱体22の中心側から側方に突出するような状態で、柱体22に埋設されている。例えば、シート25を、柱体22の外径よりも小さい径の円筒状にして、柱体22の弾性プラスチックに鋳込むことによって、埋設式の柵柱20を形成することができる。複数の針状突起24とシート25の好ましい素材としては、ポリエチレンやポリプロピレンなどが挙げられる。
次に、本考案の埋設式の柵柱の埋設方法を説明する。埋設式の柵柱10(20)は、柵柱が鉛直方向に延在するように、長手方向の一端を地面に埋設して用いる(図1参照)。埋設式の柵柱10(20)は、1本ずつ直接地面に埋め込んでもよいが、鉛直方向に細長く、しかも弾性部材でできているため、地面への固定が難しい。そこで、図4に示すように、埋設式の柵柱10(20)の地面側端部を固定部材50に嵌め込んだ後、固定部材50もろとも完全に地中に埋めると、埋設式の柵柱10(20)は安定感が増し、倒れにくくなる。地面を溝状に掘って、固定部材50に嵌め込んだ埋設式の柵柱10(20)を一定間隔に配置し、コンクリートで埋め込むことも可能である。
固定部材50は、中央に埋設式の柵柱10(20)が嵌まる凹形状の窪み51を有する幅広のブロック52からなる。地面深くまでしっかり固定したい場合は、ブロック52の下部に突起部材54が形成された固定部材60を用いても良い。固定部材50、60は、いずれもある程度の硬さを有しており、ポリエチレンやポリプロピレンなどを用いて成形される。
この他にも、固定部材として、市販のコンクリート製束石を用いても良い。
埋設式の柵柱10(20)は、広い空間を仕切る場合、1本だけでは小動物や不審者の侵入を阻止する効果が薄いため、複数本を一定間隔に埋設することが好ましい。
図4に示す方法で1本ずつ埋設することも可能であるが、図5に示すように、複数の埋設式の柵柱10(20)を一定間隔で嵌め込むことが可能な固定ユニット70を用いても良い。固定ユニット70の形状は、特に限定されないが、例えば、埋設式の柵柱10(20)がしっかり嵌まる窪み71が、1列になるように連続している形状が挙げられる(例えば、コンクリートブロック)。複数の埋設式の柵柱10(20)が一定間隔で嵌め込まれた固定ユニット70も、固定部材50の例と同様、地面に直接埋設したり、周囲をコンクリートで埋めたりして固定する。
本考案による埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造は上述した実施形態に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
1、10、20 埋設式の柵柱、
12、22 柱体、
14 突起、 24 針状突起
25 シート、
50、60 固定部材
51、71 窪み
52 ブロック
54 突起部材
70 固定ユニット

Claims (3)

  1. 埋設式の柵柱であって、
    下端側の一部が埋設され、鉛直方向に延在する柱体を備え、
    前記柱体の外周面には、複数の突起が形成されており、
    前記柱体は、弾性変形可能な素材からなることを特徴とする埋設式の柵柱。
  2. 前記柱体は、弾性を有するプラスチックで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の埋設式の柵柱。
  3. 請求項1又は2に記載の柵柱を複数個用い、各柵柱を所定の間隔を空けて配置することを特徴とする柵柱の配置構造。
JP2019002652U 2019-07-18 2019-07-18 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造 Expired - Fee Related JP3223280U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002652U JP3223280U (ja) 2019-07-18 2019-07-18 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019002652U JP3223280U (ja) 2019-07-18 2019-07-18 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3223280U true JP3223280U (ja) 2019-09-26

Family

ID=68052109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019002652U Expired - Fee Related JP3223280U (ja) 2019-07-18 2019-07-18 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3223280U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020092481A1 (en) Method and apparatus for confining animals
US11647702B2 (en) Protector device comprising a plurality of pairs of multi-pronged elements
US20070271859A1 (en) Spiked Barrier
US8616531B2 (en) Pivoting fencing apparatus and fencing system
US20080277638A1 (en) Cat confinement fence
US4070007A (en) Plastic fence posts and enclosures
US20060124074A1 (en) Livestock flooring cover
JP3223280U (ja) 埋設式の柵柱及び柵柱の配置構造
US4046356A (en) Plastic fence posts and enclosures
US11668113B1 (en) Animal repelling device
GB2249013A (en) Animal deterrent
US20110240939A1 (en) Fence bottom security device
US6289639B1 (en) Ground barrier to stymie digging animals
WO2000078137A1 (en) Barrier
KR101451760B1 (ko) 유해동물 침입 방지 펜스 및 이 시공 방법
JP3156667U (ja) ペット通路カバー
JP6854535B2 (ja) 動物侵入防止用敷設パネル並びにその施工方法及び動物侵入防止方法
JPH0131024Y2 (ja)
JP3015245U (ja) 動物排除装置
JP3069379U (ja) 砂場用防護ネット
JP3160787U (ja) 小動物侵入防止用金網
JP3125953U (ja) 害動物の侵入防止装置
JPH08298914A (ja) 動物避け具
EP2328408B1 (en) A device for affecting a behaviour of a living being
JPS64783Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3223280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees