JP3125953U - 害動物の侵入防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 芝生や綺麗に整備された庭、建物周辺の侵入してほしくない場所に、
害動物の侵入を防止すること、また侵入してきた動物に細い針で痛みを覚え
させるための装置と設置した所に近寄防止することにある、また大きなダメ
−ジを与えない害動物侵入防止装置である事、人に対しては安全な装置を提
供することである。
【解決手段】 座板の上面に多数の突起を所要間隔で突設した。突設する針の形状は、刺さる針、刺さらない針の二種類以上から構成し、安全の為に蓋の下にスプリングを組み込むことで、貫通蓋が動物の重量で上下するよう構成した。
【選択図】 図1

Description

本考案は、芝生や綺麗に整備された庭、家の周りへ侵入してほしくない場所
に、害動物の通り道に設置する事で、猫、狸、テン、イタチ、犬などの害動
物の侵入を防止するためと、この装置で痛みを教えこむ侵入防止装置に関す
るものである。
従来の対策は、動物の嫌いな植物を植えたり、金網を張ったり、塀を高く積
んでいた。設置直後には効果は有った、日数が経つにつれ効果が、段々無く
なっていた。猫、狸、テン、イタチ、犬などの害動物は、通りなれた侵入口
から入って来て同じ場所でフンをしたり、庭を荒したり食物や器物破損させ
たり極めて非衛生的であった。しかし一般的に知られている道具は、罠を通
り道に仕掛け害動物を捕らえる方法がしられているが、捕えられた動物は大
きなダメ−ジ受ける。また家の周辺に設置するため、もし人が誤って害動物
の侵入防止装置を踏むと非常に危険であった。
この考案が解決しようとする課題は、芝生や綺麗に整備された庭、建物周辺
に侵入してほしくない場所に、害動物の侵入を防止すること、また侵入して
きた動物に痛みで侵入防止を教える、侵入動物に大きなダメ−ジを与えない
様にする事と、人に対して安全な装置にすることである。
本考案に係る害動物の侵入防止装置は、座板の上面に多数の突起を所要間隔
で突設して、上記突起の太さと長さを少なくとも二種類以上とし、害動物の
侵入防止装置の設定場所に応じて、上記座板の形状は色々選択できる角型、
円型、楕円型の形状にした。突出する突起は二種類以上で構成し、突起(針)
の取付けは千鳥均等に配置した。細い針状の突起を踏んだら痛みを感じさせ、
太い突起は侵入してきた動物に、大きなダメ−ジを与えないようにし、人に
対しては安全な装置にした。
猫、狸、テン、イタチ、犬などの害動物が侵入防止装置の上を通る事で足の
裏で、痛みを敏感に感じその場所に近寄り難くなる。猫、狸、テン、イタチ、
犬などの害動物が侵入してもフンなどは同じ場所にする習性があるため、そ
の場所にも設置することでより効果が発揮できた。
侵入してきた動物に、大きなダメ−ジを与えない。人が誤って踏んでも、安全な装置にした。特に、尖った針2が安全蓋1で覆われているので、侵入してきた動物が、安全蓋1を踏みつけた瞬間に、尖った針2突出して、侵入してきた動物の足裏に刺さるので、侵入してきた動物に精神的に大きなダメ−ジを与える。
侵入防止装置の種類は、図1から図8に図示するように座板の形状は、それ
ぞれ、角型、楕円型、円型、座板の断面形状が楕円型、山型など、設置場所
に合わせ選択が出来る。
侵入防止装置の製作材料は、屋外に設置することが多く、硬質合成樹脂、ス
テンレス、アルミニュ−ム、黄銅などで腐食しにくい材料で製作した。
尖った針、安全蓋ストッパーの取付けはネジ式にした事で、害動物の種類で
長さを自在に変更でき、曲ったり破損したときに交換できた。
図1、図2は害動物が侵入防止装置の上に乗っていない状況を示し、害動物が
侵入防止装置の上に乗ると、図3に図示する様に安全蓋1が下がり、尖った
針2が安全蓋の上面から突出し、侵入防止効果を発揮する。
台座6の上面に、尖った針2と太い突起で構成される安全蓋ストッパ−5を
所要間隔で複数突設し、台座6の上面の中央部に突設したスプリング受け軸3と、スプリング受け軸3に装着したスプリング4を介して、安全蓋1と台座6の間を上下動可能にとりつけた。なお、尖った針2の先端が安全蓋1に当接する相対部分は、尖った針2が安全蓋1から突出する穴7があけてある。また、安全蓋1を外して使用した時、尖った針2と安全蓋ストッパー5の太い突起へ動物の足が双方に乗るように均等に千鳥間隔に配列することで大きなダメ−ジを防止できた。
蓋付型は、人が入り込めない等、設置場所に依っては、害動物が侵入防止装
置から安全蓋1を外し其のまま使用することも出来る。
害動物の侵入防止装置は、動物の習性を利用し動物の通り道に仕掛け、装置
の上に乗る事で足の裏に、痛さを敏感に感じた動物は、その場所に近寄り難
くなる。仮に侵入しても、フンなどは同じ場所にする習性があるため、場所
を選び設置することが出来る。
害動物の侵入防止装置を示す平型断面図である。 害動物の侵入防止装置を示す楕円型断面図である。 害動物などが害動物の侵入防止装置に乗った時の断面図である。 害動物の侵入防止装置を示す角型平面図である。 害動物の侵入防止装置を示す円型平面図である。 害動物の侵入防止装置を示す座板の断面形状が楕円型の断面図である。 害動物の侵入防止装置を示す山型断面図である。
符号の説明
1 安全蓋
2 尖った針
3 スプリング受け軸
4 スプリング
5 安全蓋ストッパ−
6 各種台座
7 尖った針貫通穴
7a スプリング受け軸貫通穴

Claims (3)

  1. 座板の上面に多数の突起を所要間隔で突設してなる害動物の侵入防止装置に
    おいて、上記突起の太さと長さを少なくとも二種類以上としたことを特徴とする害動物の侵入防止装置。
  2. 座板の上面に多数の突起を所要間隔で突設してなる害動物の侵入防止装置に
    おいて、上記突起の太い突起は、同突起の長さを上記細い突起の長さより短くしたことを特徴とする請求項1に記載の害動物の侵入防止装置。
  3. 座板の上面に多数の突起を所要間隔で突設してなる害動物の侵入防止装置において、上記台座の上面に、所要間隔で複数突設する尖った針と、突起からなる安全蓋ストッパ−と、上記尖った針の先端が安全蓋に当接する上記安全蓋の相対部に上記尖った針が上記安全蓋から突出自在可能にする穿孔を有し、前記台座上面中央部に立設したスプリング受け軸と、該スプリング受け軸に嵌着したスプリングとを介して、上記安全蓋と上記台座とを上下動可自在にとりつけたことを特徴とする請求項1から請求項2に記載の害動物の侵入防止装置。
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