JP2007175041A - 鳥獣の被害防止と農産物、樹木の防護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】社会生活で鳥獣類と人類は供にバランスの取れた共生が保たれてこそ互いに平和を保たれるが、近年では人間が鳥獣による被害を被り、その被害額は毎年数百億円に達すると言われている。従来の技術では鳥獣の被害から守る効果的なものはなく、装置コストに比べて効果は薄く、且つ対象面積は広大なため非常に効率が悪かった。
【解決手段】人工芝マットやネット、球体の形状のもので、先端が鋭利な円錐形,角錐形の突起体を縦横無尽に装置し、犬、猫、鳥などの鳥獣が人家の庭や農場などに侵入した際に、本防護装置の突起体の先端を踏むか触れるとたちまち激痛を感じ、その場から退散させるための防護装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鳥獣の被害防止と農産物、樹木の防護装置に関する。具体的には、人工芝マットやネット、球体の形状のもので、先端が鋭利な円錐形,角錐形の突起体を縦横無尽に装置し、犬、猫、鳥などの鳥獣が人家の庭や農場などに侵入した際に、本防護装置の突起体の先端を踏むか触れるとたちまち激痛を感じ、その場から退散させるための防護装置に関する。
従来技術では、鳥、犬、猫、猪、猿、鹿、鼠、カラス、鳩などの被害については場当たり的手段などであり、効果は充分とは言えないものであった。また鹿に対しては対象地域が広大で、有効な装置としてピアノ線に微弱電流を流し、鹿に電気ショックを与えて退散させる装置などがあった。また、古い魚網を利用したりしていた。またカラス、鳥、猿や熊には銃声、鐘の音を発生させて退散を試みているが、効果的なものではなかった。更に山間地の被害や農作物を守るために古いトタン板などを立てかけて被害防止手段としていた。
社会生活で鳥獣類と人類は供にバランスの取れた共生が保たれてこそ互いに平和を保たれるが、近年では人間が鳥獣による被害を被り、その被害額は毎年数百億円に達すると言われている。前記従来の技術においては装置コストに比べて効果は薄く、且つ対象面積は広大なため非常に効率が悪かった。
従来の技術による時は防御と脅しが主な手段であったため、学習効果がなく、いたちごっこの状態であった。
以上のような課題を解決するために、本発明においては以下のようなものを提供する。犬、猫、鳥類や猪や鹿などの鳥獣から花壇や農作物、果実、樹木を守るためのもので、形状を大別すると、人工芝マット状、ネット状、球体状などとして、各形状とも外向きに先端が鋭利な突起体を設けて、当該突起体を踏むか触れると激痛を感じ動物はその場を立ち去るもので、環境保全と樹木保護並びに農作物の保護に資するもので、本発明は鳥獣を殺傷せずに鳥獣の被害を防ぎ、清潔な園芸を楽しむことの出来る装置を提供する。
本発明はその形状を以下の3つの、人工芝マット状、ネット状、球体状に形成して目的や場所や設置条件に応じて組み合わせたり、単体で装置して効果的に利用することが出来る。人工芝マット状の場合突起体は、人工芝生マットの製造段階に成型するもので、当該突起体の素材は使用目的や場所により金属若しくは合成プラスチックの素材を選定すると良い。
本発明のネット状の装置の場合はスチール、合成プラスチックなどの素材で魚網状に加工又は成型し、当該ネット網目の交差部に先端が鋭利な円錐形、角柱形突起体を放射状に突出させ、本装置の設置を簡便且つ広い範囲に容易に設置できる為に縦幅は短く長尺方向は比較的長く成型し、設置は縦、横を繋ぎ合わせて用途に合わせて自由に縦、横の長さを調節して組み合わせて使用することが出来る。本装置の操作に際しては、現場に適した支柱を装置して風雪に耐えることができる。
本装置を使用することで、鳥獣の被害から人の財産、農作物、林産物を守ることができ、鳥インフルエンザなどを防止し、地域を衛生的な環境に保つことができる。本装置の設置作業場所に装置を運ぶ通路がなかったり、深山のときは、本装置をヘリコプターで運搬して本装を組み立てて設置することができる。
本発明の球体状の装置の素材は同じくスチール、合成プラスチック等でよく、球体状の中心点を結ぶ両端の表面から連結軸を延出し、連結部同士で連珠状に連結する。球体の表面は毬栗の針状に先端を尖らせた針状に形成し、針状の先端よりも一層強靭で鋭利な先端を持つ円錐形の突起体を同一素材で成型して、当該装置を単体、又は複数を組み合わせ繋ぎ逢わせて用いるもので、使用目的に沿って大小のサイズの形状に設置することが出来る。
前記装置の他に、人工芝マット状の場合、先端が鋭利な円錐形の突起体を人工芝目と高さを揃えて縦横無尽に成型する。また使用場所、目的によってマットの裏面にナイフを入れて思い道理の寸法に切り取り設置することができるほか、本体の寸法を一定とした部品単位にして、縦、横の繋ぎ合わせにより敷設面に相当する面積に調節して使用できる。
以下本発明の実施形態について、図を参照しつつ説明する。図1は、本発明をネット状の形態で実施した際の上面から見た図であり、符号1はネット本体、符号2はネットの網目、符号3は突起体である。突起体3は、円状の網目2から三方向に斜め上に伸びている。
図4は、本発明を人工芝マット状の形態で実施した際の、横断面図である。符号4はマット底面、符号5は人口芝目、符号6は突起体。突起体6は、人工芝目と同じ高さで、人工芝に混じる形でマット底面に多数設置されている。
図5は、本発明を球体状の形態で実施した際の、横断面図である。符号7は球体表面。符号8は毬栗状の針、符号9は突起体、符号10は中心点、符号11は連結軸、符号12は連結部である。球体表面7に毬栗状の針8が無数に設置してあり、毬栗状の針8と同じ高さの突起体がはりめぐらされている。球体の中心点10を結ぶ線上の表面両端から連結軸11が延出しており、連結部12によって他の球体と連結する。
実施形態の効果
以上説明したように、本発明を人家の庭や花壇、農場、山林に設置することで鳥獣の侵入を防ぎ、浸入した際も突起体に触れることでたちまち激痛を感じ、その場から退散させることができ、さらに学習効果によって再び侵入することを防ぎ、人家の庭や花壇を守り清潔な園芸を楽しむことができ、農場、山林を鳥獣の被害から守ることができる。
本発明の突起体の一部を着色して人間が容易に視認することができるので、人間が突起体で怪我をせずに安全に利用できる。
本発明は鳥獣を殺傷するほどの深刻な痛みを与えないので、鳥獣を殺傷することなく、鳥獣の被害から守ることができる。
本発明をネット状の形態で実施した際の上面図 本発明をネット状の形態で実施した際の横断面図 本発明を人工芝マット状の形態で実施した際の上面図 本発明を人工芝マット状の形態で実施した際の横断面図 本発明を球体状の形態で実施した際の横断面図
符号の説明
1 ネット本体
2 ネットの網目
3 突起体
4 マット底面
5 人口芝目
6 突起体
7 球体表面
8 毬栗状の針
9 突起体
10 中心点
11 連結軸
12 連結部

Claims (3)

  1. 人工芝状のマットの片面又は、両面に人工芝の高さと同じ高さで先端が鋭利な円錐形,角錐形の突起体を縦横無尽に装置し、犬、猫、鳥等鳥獣が当該マットに立ち入り、前記突起体の先端を踏むか触れるとたちまち激痛を感じ、その場から退散させる防護装置。
  2. スチール又は化学繊維などの素材で成るネットの交差部に先端が鋭利な円錐形、角錐形の突起体を配置し、当該ネットを花壇や外壁の上面、門扉の隙間、農場外辺、山林に設置することで鳥獣による膨大な被害の激減を期待でき、請求項1記載の突起体と本項記載の突起体の一部を着色して人間が容易に視認でき、安全に利用できる防護装置。
  3. 塩化ビニール樹脂などの素材が主成分の球体の表面に同一素材で毬栗状の針を装置して、毬栗の針と同じ長さで先端が鋭利な円錐形の突起体を装置し、毬栗状の球体の中心点を結ぶ両端の表面に連結する軸を取り付けた防護装置で、当該球体を単体、又は連結軸によって複数の球体を連珠状に繋ぎ合わせて庭、花壇、車庫の前や電柱の周りに装置して鳥獣の大小便や被害を防止できる防護装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110214338A1 (en) * 2010-03-08 2011-09-08 Crimson Prime Enterprise, Inc. Pest deterrent system
KR200462078Y1 (ko) 2009-12-30 2012-08-28 전미정 들짐승 차단막
US8413369B1 (en) * 2010-04-26 2013-04-09 Calvin E. Neymeyer Method and device for halting mole tunneling activity
JP2022075226A (ja) * 2020-11-06 2022-05-18 修 小川 集積ごみ用保護網

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