JPH0131024Y2 - - Google Patents

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JPH0131024Y2
JPH0131024Y2 JP1984115652U JP11565284U JPH0131024Y2 JP H0131024 Y2 JPH0131024 Y2 JP H0131024Y2 JP 1984115652 U JP1984115652 U JP 1984115652U JP 11565284 U JP11565284 U JP 11565284U JP H0131024 Y2 JPH0131024 Y2 JP H0131024Y2
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JP
Japan
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bird
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birds
resin
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JP1984115652U
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JPS6130384U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は土鳩などの鳥類が巣を造るのを防止す
るための装置に関する。
(従来技術) 土鳩などの鳥類は高架道路外側壁やガード側壁
のH鋼材の平面部やビルデイングなどの建造物の
軒先などに好んで巣を作るが、ひとたび巣を構え
ると、その周辺は糞尿で汚染され環境衛生が著し
く損ねられる。
このような鳥類の造巣を防止する手段として
は、鋼板に5mm程度の鋭角な山形の切り込みを等
間隔で入れ、これを引き起こして所定部所に配置
することが行われている。この鋼板は、鋭角な突
起を配列して鳥類の足場を悪くし、それにより鳥
類の住みつくのを防止するものである。これに対
し、鳥類はわらや木の葉をこの突起と突起との間
に敷きつめて平坦にすることで対応するため、鳥
類の足場を悪くすためのこのような鋼板は造巣防
止手段としての効力を発揮しえない。また施工時
に施工者をきず付けやすい。
それゆえ、最近では、これに代えて、鳥類の忌
避剤(例えば、土鳩に対しては商品名アラニツク
(田辺製薬株式会社製))が多用されつつある。こ
のような薬剤はスプレーガンなどで所定部所に塗
布されるが、雨や太陽光により短期間のうちにそ
の薬効を失うという致命的な欠点を有する。塗布
時に空中に飛散し空気を汚染することにもなる。
鳥類の造巣を人体に無害で容易かつ安価にしかも
半永久的に防止し続けうる装置の出現が熱望され
るるところである。
(考案の目的) 本考案の目的は、人体に無害で容易かつ安価に
しかも半永久的に鳥類の造巣を防止しうる装置を
提供することになる。本考案の他の目的は、簡単
に製造しえかつ施工も容易な鳥類の造巣防止装置
を提供することにある。
(考案の構成) 本考案の装置は、鳥類の着地そのものを不可能
にするべく、略平面状の基材に一定間隔をおいて
複数本の細条突片を立設したことにより上記目的
が達成される。
以下に本考案を実施例について述べる。
(実施例) 本考案の装置は、図に示すように、略平面状で
かつ格子状の基材1の交点部分上に、それぞれの
長さが略等しい細条突片2がそれぞれ立設されて
いる。この基材1と各細条突片2は合成樹脂にて
一体成形されている。これら細条突片2は先細に
形成されている該細条突片2の先端は、鳥類を傷
付けることのないように、平坦になつている。細
条突片2の長さ(高さ)は隣接する細条突片同士
の間隔にくらべて充分に大きい。その高さと間隔
との関係は対象とすべき鳥類により異なるが、そ
の高さは対象とすべき鳥類の脚長よりも充分に大
きく、その間隔はその鳥類の胴よりも充分に狭く
なるよう適度に設定されることが好ましい。土鳩
の場合には細条突片の長さを5〜10cm、間隔を3
〜5cmとすればよい。こうすることにより、鳥類
は着地の際に細条突片をつかむことができず、足
が基材もしくは地面に届かないため、胴体着陸を
余儀なくされる。その結果、飛ぼうとしても足が
基材もしくは地面に届かないため、飛び上がれな
い。鳥類はこれにこりてもしくはこれを予知し
て、該装置の設置部所には決して巣を造ろうとは
しなくなる。細条突片2を交互に異なる長さにし
ておけば、鳥類の胴体がこれら細条突片2上に不
安定な状態でしか支えられなくなるため、胴体着
陸を行うこと自体が困難となる。
上記装置は塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、
ポリスチレン、ABS樹脂、アクリル樹脂、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、フツ素樹脂、ポリア
ミド樹脂、アセタール樹脂、ポリカーボネートな
どの熱可塑性合成樹脂や、フエノール樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル樹
脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ポ
リウレタン樹脂、ケイ素樹脂などの熱硬化性合成
樹脂などで一体成形して得られうる。これらの合
成樹脂を他の合成樹脂と組み合せたり、これらの
合成樹脂に紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、
充填剤などを適宜混ぜ、成形性、耐久性、耐候
性、デザイン性、耐衝撃性などを必要に応じて付
与させることもできる。合成樹脂製とした場合に
は、設置部所に応じて現場で所望の寸法に容易に
切断加工等を行なうことができる。例示の如く、
基材を格子状とすれば、合成樹脂の使用量を削減
することができる。格子状の基材1と、該基材1
の格子状の交点分に立設された細条突片は、合成
樹脂により一体的に成形されるため、製造がきわ
めて容易である。基材1の裏面に両面粘着テープ
を予め貼着し、固定するようにすれば容易に施工
することができる。
上記基材1が屋外に水平面に沿つて配置された
とき、降雨による水はけをよくする目的で、格子
部材1の下端面の少なくとも一部が配置すべき平
面から浮き上がつていることが好ましい。そのた
めには、例えば、格子部材1の一部を他の部分よ
りも幾分厚めに成形したり、あるいは各格子を緯
度方向と経度方向とにおいて交互に編み合わせた
形に成形することもできる。基板に千鳥状に切れ
目を入れ、使用時にこれを拡開して格子状となす
ようにすれば輸送・保管時に嵩を低くすることが
でき、拡開時には水はけも可能である。
(考案の効果) 本考案の装置は、このように、鳥類を傷付ける
ことなく、鳥類の着地を不可能にする構成でなる
ため、鳥類の造巣を半永久的に防止することがで
きる。しかも、その構造は基材と各細条突片が合
成樹脂にて一体成形されており、しかも各細条突
片が略等しくなつているため、製造が簡単であ
る。各細条突片は、基材と共に一体成形されてお
り、しかも格子状の基材の各交点部分上に立設さ
れているため、剛性に優れている。基材は格子状
であるため、軽量であり、塗装等の際、除去・再
施行も可能である。安価でもある。基材は格子状
であるため、可撓性に優れており、配置すべき部
分の面に沿つた状態になり、装置全体を安定的に
支持し得る。さらに、人体に無害である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の装置の一実施例を示す部分斜視図
である。 1……基材、2……細条突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略平面状でかつ格子状の基材の各交点部分上
    に、それぞれの長さが略等しく各先端が平坦な細
    条突片がそれぞれ立設されるように、該基材およ
    び各細条各突片が合成樹脂にて一体成形されてお
    り、各細条突片の長さが造巣を防止すべき鳥類の
    脚の長さよりも充分に大きくかつ各細条突片同士
    の間隔が該鳥類の胴よりも充分に狭い鳥類の造巣
    防止装置。
JP1984115652U 1984-07-27 1984-07-27 鳥類の造巣防止装置 Granted JPS6130384U (ja)

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JP1984115652U JPS6130384U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 鳥類の造巣防止装置

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JP1984115652U JPS6130384U (ja) 1984-07-27 1984-07-27 鳥類の造巣防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6130384U JPS6130384U (ja) 1986-02-24
JPH0131024Y2 true JPH0131024Y2 (ja) 1989-09-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2807426B2 (ja) * 1995-05-09 1998-10-08 有限会社丸萬化学 動物避け具
JP4532573B2 (ja) * 2008-02-25 2010-08-25 第一ビニール株式会社 動物忌避ネット材
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JPS5468760U (ja) * 1977-10-25 1979-05-16
JPS57104884U (ja) * 1980-12-20 1982-06-28

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JPS6130384U (ja) 1986-02-24

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