JPH08298450A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

Info

Publication number
JPH08298450A
JPH08298450A JP7103995A JP10399595A JPH08298450A JP H08298450 A JPH08298450 A JP H08298450A JP 7103995 A JP7103995 A JP 7103995A JP 10399595 A JP10399595 A JP 10399595A JP H08298450 A JPH08298450 A JP H08298450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
inverter circuit
input
inverter
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7103995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ozawa
忠司 小澤
Takahiro Yamamoto
恭弘 山本
Katsuyuki Yamada
勝之 山田
Tatsu Yasuda
達 安田
Masaharu Kagohashi
正春 篭橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP7103995A priority Critical patent/JPH08298450A/ja
Publication of JPH08298450A publication Critical patent/JPH08298450A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Logic Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は消費電力を低減しながら動作速度を高
速化し得る入力回路を提供することを目的とする。 【構成】第一のインバータ回路11には入力信号Dinが
入力され、活性化回路15は活性化信号ENの入力に基
づいて、第一のインバータ回路11を活性化する。第一
のインバータ回路11より消費電力の小さい第二のイン
バータ回路12は入力信号Dinに基づいて常時動作し、
その出力端子は第一のインバータ回路11の出力端子に
接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の入力回
路に関するものである。近年、半導体装置は小型化及び
高集積化が益々進んでいる。また、このような半導体装
置では、各装置間の信号線の本数を減らすために、一本
の信号線に複数の半導体装置の入出力回路が接続され
る。一つの半導体装置から出力信号を出力する場合に
は、他の半導体装置の出力回路はハイインピーダンス状
態となる。各半導体装置の出力回路がハイインピーダン
ス状態となると、信号線の電位が中間電位となり、この
ような信号線に接続された半導体装置の入力回路では貫
通電流が流れて消費電力が増大する。そこで、このよう
な貫通電流による消費電力を低減することが必要となっ
ている。
【0002】
【従来の技術】図17に、従来例を示す。半導体装置の
入力回路1の初段は、CMOSインバータ回路2で構成
され、そのCMOSインバータ回路2の入力端子は共通
バス線3に接続される。前記共通バス線3には、他の半
導体装置の複数の出力回路4が接続される。
【0003】前記CMOSインバータ回路2を構成する
PチャネルMOSトランジスタのソースは、入力初段制
御回路5aに接続され、その入力初段制御回路5aから
高電位側電源が供給される。
【0004】前記CMOSインバータ回路2を構成する
NチャネルMOSトランジスタのソースは、入力初段制
御回路5bに接続され、その入力初段制御回路5bから
低電位側電源が供給される。
【0005】前記入力初段制御回路5aには、この入力
回路1を備えた半導体装置の内部回路からイネーブル信
号ENが入力され、そのイネーブル信号ENがHレベル
となると、入力初段制御回路5a,5bが活性化され
て、CMOSインバータ回路2に高電位側電源及び低電
位側電源が供給される。
【0006】前記CMOSインバータ回路2の出力信号
N1はラッチ回路(図示しない)に入力される。そし
て、前記入力回路1は、出力回路4から共通バス線3を
介して入力される入力信号Dinに基づいて、例えば相補
入力信号IN,バーINを内部回路に出力する。
【0007】前記入力回路1の動作を図18に従って説
明する。共通バス線3に接続される出力回路4の出力信
号がすべてハイインピーダンス状態となると、入力回路
1の入力信号Dinは中間レベルとなる。
【0008】このとき、イネーブル信号ENはLレベル
となり、CMOSインバータ回路2への電源の供給が停
止され、同CMOSインバータ回路2での貫通電流の発
生が防止される。そして、CMOSインバータ回路2の
出力信号N1は、その前サイクルの入力信号Dinに基づ
く出力レベルを出力した状態からハイインピーダンス状
態となっている。
【0009】次いで、いずれかの出力回路4から共通バ
ス線3を介して入力信号Dinが入力されると、イネーブ
ル信号ENがHレベルとなり、CMOSインバータ回路
2に電源が供給される。
【0010】すると、CMOSインバータ回路2が活性
化され、入力信号Dinに基づいて出力信号N1が切り換
わる。次いで、出力回路4の出力信号がハイインピーダ
ンスとなって、入力信号Dinが中間レベルとなると、イ
ネーブル信号ENがLレベルとなり、CMOSインバー
タ回路2への電源の供給が停止される。
【0011】このようにして、入力信号Dinが中間レベ
ルとなるときには、入力初段のCMOSインバータ回路
2への電源の供給が停止され、貫通電流の発生を防止し
て消費電力を低減している。
【0012】また、内部回路において相補入力信号I
N,バーINを必要としないときにも、イネーブル信号
ENをLレベルとして、CMOSインバータ回路2への
電源の供給を停止することにより、入力信号Dinの切り
換わり時におけるCMOSインバータ回路2での無用な
貫通電流の発生を防止している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような入力回路
では、入力信号Dinが中間レベルからHレベル若しくは
Lレベルに移行してから、イネーブル信号ENがHレベ
ルに立ち上げられ、Hレベルのイネーブル信号ENに基
づいて入力初段制御回路5a,5bからCMOSインバ
ータ回路2に電源が供給されて同CMOSインバータ回
路2が活性化される。そして、CMOSインバータ回路
2から入力信号Dinに基づく出力信号N1が出力され、
その出力信号N1に基づいて、相補信号IN,バーIN
が出力される。
【0014】すると、イネーブル信号ENの立ち上がり
から出力信号N1の切り換わり完了までの遅延時間t1
が長くなり、動作速度を十分に高速化することができな
いという問題点がある。
【0015】この発明の目的は、消費電力を低減しなが
ら動作速度を高速化し得る入力回路を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1の原理説
明図である。すなわち、第一のインバータ回路11には
入力信号Dinが入力され、活性化回路15は活性化信号
ENの入力に基づいて、前記第一のインバータ回路11
を活性化する。前記第一のインバータ回路11より消費
電力の小さい第二のインバータ回路12は前記入力信号
Dinに基づいて常時動作し、その出力端子は前記第一の
インバータ回路11の出力端子に接続される。
【0017】請求項2では、前記活性化回路は、前記第
一のインバータ回路と電源との間に介在され、前記活性
化信号に基づいて導通して、該第一のインバータ回路に
電源電圧を供給するスイッチ回路で構成される。
【0018】請求項3では、前記第二のインバータ回路
は、該インバータ回路を構成するPチャネルMOSトラ
ンジスタとNチャネルMOSトランジスタの負荷駆動能
力に差が設けられる。
【0019】請求項4では、前記第二のインバータ回路
は、前記第一のインバータ回路の出力端子と低電位側電
源との間に接続したNチャネルMOSトランジスタと、
該第一のインバータ回路を構成するPチャネルMOSト
ランジスタとで構成され、前記活性化回路は第一のイン
バータ回路を構成するNチャネルMOSトランジスタと
低電位側電源との間に介在される前記スイッチ回路で構
成される。
【0020】請求項5では、前記第二のインバータ回路
は、前記第一のインバータ回路の出力端子と高電位側電
源との間に接続したPチャネルMOSトランジスタと、
該第一のインバータ回路を構成するNチャネルMOSト
ランジスタとで構成され、前記活性化回路は第一のイン
バータ回路を構成するPチャネルMOSトランジスタと
高電位側電源との間に介在される前記スイッチ回路で構
成される。
【0021】請求項6では、前記第一及び第二のインバ
ータ回路の出力端子には、ラッチ回路が接続され、前記
ラッチ回路は出力側と帰還側の二つのインバータ回路の
入力端子と出力端子とを互いに接続して構成され、前記
帰還側インバータ回路の負荷駆動能力は、前記第一のイ
ンバータ回路の負荷駆動能力より小さく設定される。
【0022】請求項7では、前記ラッチ回路には、前記
帰還側インバータ回路を、前記活性化信号に基づいて不
活性化する活性化回路が備えられる。請求項8では、前
記ラッチ回路には、前記帰還側インバータ回路の出力端
子から前記第一及び第二のインバータ回路の出力端子へ
の出力を、前記活性化信号に基づいて遮断するスイッチ
回路が備えられる。
【0023】請求項9では、前記ラッチ回路には、前記
帰還側インバータ回路の出力信号の振幅を縮小する振幅
制限回路が備えられる。
【0024】
【作用】請求項1では、活性化信号ENが活性化回路1
5に入力されないと、第一のインバータ回路11は不活
性状態となり、入力信号Dinに関わらず、貫通電流の発
生が防止される。第二のインバータ回路12は、入力信
号Dinに基づく出力信号を常時出力し、活性化信号EN
に基づいて第一のインバータ回路11が活性化される
と、第一及び第二のインバータ回路11,12の出力信
号は、入力信号Dinを反転させた電位に速やかに遷移す
る。
【0025】請求項2では、スイッチ回路に活性化信号
が入力されると、同スイッチ回路が導通して、第一のイ
ンバータ回路に電源電圧が供給されることにより、第一
のインバータ回路が活性化される。
【0026】請求項3では、入力信号が中間レベルとな
っても、第二のインバータ回路の出力信号は中間レベル
とはならない。請求項4では、スイッチ回路に活性化信
号が入力されなければ、第一のインバータ回路での貫通
電流の発生が防止され、第二のインバータ回路により貫
通電流を抑制しながら、入力信号に基づいて出力信号の
遷移が開始される。スイッチ回路に活性化信号が入力さ
れると、第一のインバータ回路が活性化されて、入力信
号に基づく出力信号のLレベルへの遷移が速やかに進行
する。
【0027】請求項5では、スイッチ回路に活性化信号
が入力されなければ、第一のインバータ回路での貫通電
流の発生が防止され、第二のインバータ回路により貫通
電流を抑制しながら、入力信号に基づいて出力信号の遷
移が開始される。スイッチ回路に活性化信号が入力され
ると、第一のインバータ回路が活性化されて、入力信号
に基づく出力信号のHレベルへの遷移が速やかに進行す
る。
【0028】請求項6〜9では、第一及び第二のインバ
ータ回路の出力信号は、ラッチ回路により安定化され
る。また、ラッチ回路による第一及び第二のインバータ
回路に対する負荷が軽減される。
【0029】
【実施例】
(第一の実施例)図2は、本発明を半導体記憶装置の書
き込みデータ入力回路に具体化した第一の実施例を示
す。共通バス線から入力される入力信号Dinは、CMO
Sインバータ回路11に入力され、同CMOSインバー
タ回路11を構成するPチャネルMOSトランジスタT
r1のソースはPチャネルMOSトランジスタTr3を介し
て電源Vccに接続される。
【0030】前記CMOSインバータ回路11を構成す
るNチャネルMOSトランジスタTr3のソースは、Nチ
ャネルMOSトランジスタTr4を介して電源Vssに接続
される。
【0031】前記トランジスタTr3のゲートは、Pチャ
ネルMOSトランジスタTr5及びNチャネルMOSトラ
ンジスタTr6のドレインに接続され、同トランジスタT
r5のソースは電源Vccに接続され、同トランジスタTr6
のソースは電源Vssに接続される。前記トランジスタT
r4〜Tr6のゲートにはイネーブル信号ESが入力され
る。前記イネーブル信号ENは、セル情報の書き込み動
作時にのみHレベルとなる信号である。
【0032】そして、イネーブル信号ENがHレベルと
なると、トランジスタTr5がオフされるとともに、トラ
ンジスタTr4,Tr6がオンされ、かつトランジスタTr3
がオンされて、インバータ回路11に電源Vcc及び電源
Vssが供給される。
【0033】また、イネーブル信号ENがLレベルとな
ると、トランジスタTr5がオンされるとともに、トラン
ジスタTr4,Tr6がオフされ、かつトランジスタTr3が
オフされて、インバータ回路11に電源Vcc及び電源V
ssが供給されない。
【0034】前記入力信号Dinは、インバータ回路12
を構成するPチャネルMOSトランジスタTr7及びNチ
ャネルMOSトランジスタTr8のゲートに入力され、同
トランジスタTr7のソースは電源Vccに接続され、同ト
ランジスタTr8のソースは電源Vssに接続される。
【0035】前記インバータ回路12を構成するトラン
ジスタTr7,Tr8のサイズは、前記インバータ回路11
を構成するトランジスタTr1,Tr2より十分小さく形成
される。そして、前記インバータ回路12の出力端子
は、前記インバータ回路11の出力端子に接続される。
【0036】前記インバータ回路11,12の出力端子
は、インバータ回路13の入力端子に接続される。そし
て、インバータ回路13の出力端子と、インバータ回路
11,12の出力端子から、出力信号in,バーinが
出力される。
【0037】次に、上記のように構成された入力回路の
動作を図3に従って説明する。入力信号Dinが中間レベ
ルにあるときは、イネーブル信号ENがLレベルとな
る。すると、トランジスタTr3,Tr4がオフされて、イ
ンバータ回路11には電源Vcc及び電源Vssが供給され
ないので、インバータ回路11は不活性状態となる。
【0038】また、中間レベルの入力信号Dinにより、
インバータ回路12には貫通電流が流れるが、同インバ
ータ回路12を構成するトランジスタTr7,Tr8のサイ
ズは小さいので、その貫通電流は微小である。そして、
出力信号in,バーinは中間レベルとなる。
【0039】次いで、例えばLレベルの入力信号Dinが
入力されると、駆動能力の小さいインバータ回路12の
動作により、出力信号in,バーinの電位差が緩やか
に拡大される。
【0040】続いてイネーブル信号ENがHレベルに立
ち上がると、トランジスタTr3,Tr4がオンされて、イ
ンバータ回路11が活性化される。すると、駆動能力の
大きいインバータ回路11の動作により、出力信号in
がLレベル、出力信号・バーinがHレベルに速やかに
遷移する。
【0041】次いで、共通バス線に接続される出力回路
から出力される入力信号Dinの中間レベルへの移行に先
立って、イネーブル信号ENがLレベルに立ち下げられ
ると、インバータ回路11は不活性状態となる。そし
て、入力信号Dinが中間レベルとなると、出力信号i
n,バーinも中間レベルとなる。
【0042】次いで、入力信号DinがHレベルに立ち上
がると、上記と同様な動作により出力信号inがHレベ
ル、出力信号・バーinがLレベルとなる。以上のよう
にこの入力回路では、入力信号Dinが中間レベルとなっ
ても、インバータ回路11での貫通電流の発生を防止す
ることができ、インバータ回路12での貫通電流は微小
であるので、消費電力を低減することができる。
【0043】また、入力信号DinがHレベル若しくはL
レベルとなると、イネーブル信号ENに関わらず、イン
バータ回路12が動作して、出力信号in,バーinの
一方を緩やかに立ち上げるとともに、他方を立ち下げ
る。そして、イネーブル信号ENがHレベルとなると、
インバータ回路11が動作して、出力信号in,バーi
nの一方をHレベル、他方をLレベルに速やかに移行さ
せる。
【0044】従って、イネーブル信号ENの立ち上がり
から、入力信号Dinに基づいて出力信号in,バーin
が確定するまでの動作時間t2を短縮して、動作速度を
向上させることができる。
【0045】また、トランジスタTr7,Tr8のサイズに
差を設けることにより、入力信号Dinが中間レベルとな
ったときにも、出力信号in,バーinに一定の電位差
を設けることができる。このような構成により、出力信
号in,バーinが入力される次段のCMOSインバー
タ回路での貫通電流の発生を抑制することができる。 (第二の実施例)図4は第二の実施例を示す。この実施
例は、前記第一の実施例のイネーブル信号ENを反転さ
せたイネーブル信号・バーENに基づいてインバータ回
路11を制御する構成としたものであり、その他の構成
は第一の実施例と同様である。
【0046】すなわち、トランジスタTr4のゲートはN
チャネルMOSトランジスタTr9及びPチャネルMOS
トランジスタTr10 のドレインに接続され、同トランジ
スタTr9のソースは電源Vssに接続され、同トランジス
タTr10 のソースは電源Vccに接続される。
【0047】そして、前記トランジスタTr3,Tr9,T
r10 のゲートに前記イネーブル信号・バーENが入力さ
れる。このような構成により、イネーブル信号・バーE
NがLレベルとなると、トランジスタTr3,Tr4がオン
されて、インバータ回路11が活性化される。また、イ
ネーブル信号・バーENがHレベルとなると、トランジ
スタTr3,Tr4がオフされて、インバータ回路11が不
活性化される。
【0048】そして、入力信号Dinと、イネーブル信号
・バーENに基づいて、前記第一の実施例と同様に動作
し、同様な効果を得ることができる。 (第三の実施例)図5は第三の実施例を示す。この実施
例は、前記第一の実施例からトランジスタTr3,Tr5,
Tr6,Tr7を除去し、トランジスタTr1のソースを電源
Vccに直接に接続したものである。
【0049】このような構成により、イネーブル信号E
NがLレベルであれば、トランジスタTr4がオフされる
ため、入力信号Dinが中間レベルとなっても、インバー
タ回路11での貫通電流の発生は防止される。
【0050】また、中間レベルの入力信号Dinによりト
ランジスタTr1,Tr8に貫通電流が流れるが、トランジ
スタTr8のサイズが小さいため、その貫通電流は微小と
なる。そして、トランジスタTr1,Tr8のサイズ差によ
り出力信号in,バーinは中間レベルより高いレベル
となる。
【0051】入力信号Dinが中間レベルからHレベルと
なると、出力信号in,バーinは、トランジスタTr8
の動作に基づいて、その電位差が徐々に拡大される。そ
して、イネーブル信号ENがHレベルとなると、インバ
ータ回路11のトランジスタTr2が動作して、出力信号
・バーinが速やかにLレベルとなり、出力信号inが
速やかにHレベルとなる。
【0052】また、入力信号Dinが中間レベルからLレ
ベルとなると、それまで中間レベルであった出力信号i
n,バーinは、イネーブル信号ENに関わらず、イン
バータ回路11のトランジスタTr1の動作に基づいて、
出力信号・バーinが速やかにHレベルとなり、出力信
号inが速やかにLレベルとなる。
【0053】このような動作により、この実施例はHレ
ベルのイネーブル信号ENに基づいて、Hレベルの出力
信号inと、Lレベルの出力信号・バーinを必要とす
る入力回路として有効である。
【0054】以上のようにこの実施例の入力回路は、前
記第一の実施例と同様な効果を得ることができるととも
に、第一の実施例に比してトランジスタ数を削減して、
回路面積を縮小することができる。 (第四の実施例)図6は、第四の実施例を示す。この実
施例は、前記第三の実施例からトランジスタTr4,Tr
9, Tr10 ,Tr8を除去し、トランジスタTr2のソース
を電源Vssに直接に接続したものである。
【0055】このような構成により、イネーブル信号E
NがHレベルであれば、トランジスタTr3がオフされる
ため、入力信号Dinが中間レベルとなっても、インバー
タ回路11での貫通電流の発生は防止される。
【0056】また、中間レベルの入力信号Dinによりト
ランジスタTr7,Tr2に貫通電流が流れるが、トランジ
スタTr7のサイズが小さいため、その貫通電流は微小と
なる。そして、トランジスタTr2,Tr7のサイズ差によ
り出力信号in,バーinは中間レベルより高いレベル
となる。
【0057】入力信号Dinが中間レベルからLレベルと
なると、出力信号in,バーinは、トランジスタTr7
の動作に基づいて、その電位差が徐々に拡大される。そ
して、イネーブル信号ENがLレベルとなると、インバ
ータ回路11のトランジスタTr1が動作して、出力信号
・バーinが速やかにHレベルとなり、出力信号inが
速やかにLレベルとなる。
【0058】また、入力信号Dinが中間レベルからHレ
ベルとなると、それまで中間レベルであった出力信号i
n,バーinは、イネーブル信号ENに関わらず、イン
バータ回路11のトランジスタTr2の動作に基づいて、
出力信号・バーinが速やかにLレベルとなり、出力信
号inが速やかにHレベルとなる。
【0059】このような動作により、この実施例はLレ
ベルのイネーブル信号ENに基づいて、Lレベルの出力
信号inと、Hレベルの出力信号・バーinを必要とす
る入力回路として有効である。
【0060】従って、この実施例の入力回路は、前記第
三の実施例と同様な効果を得ることができる。 (第五の実施例)図7は、第五の実施例を示す。この実
施例は、前記第一の実施例の構成にPチャネルMOSト
ランジスタTr11 及びNチャネルMOSトランジスタT
r12 から構成されるインバータ回路14を加えたもので
ある。
【0061】すなわち、インバータ回路14の入力端子
は、インバータ回路13の出力端子に接続され、インバ
ータ回路14の出力端子は、インバータ回路13の入力
端子に接続される。
【0062】そして、インバータ回路13の出力端子か
ら出力信号inが出力され、インバータ回路14の出力
端子から出力信号・バーinが出力される。従って、イ
ンバータ回路13,14により、出力信号in,バーi
nをラッチするラッチ回路が構成され、インバータ回路
13が出力側、インバータ回路14が帰還側となる。
【0063】また、インバータ回路14は、インバータ
回路11,12に対する負荷となるため、この負荷を軽
減するためにインバータ回路14の負荷駆動能力は、イ
ンバータ回路11に対し、十分小さく設定される。
【0064】このような構成により、入力信号Dinが中
間レベルとなったときにも、前サイクルの入力信号Din
に基づく出力信号in,バーinをラッチして出力する
ことができるので、この出力信号in,バーinが入力
される次段のCMOSインバータ回路での貫通電流の発
生を防止することができる。
【0065】なお、入力信号Dinが出力信号in,バー
inを反転させるように、中間レベルからHレベル、若
しくはLレベルに移行したときには、インバータ回路1
2の動作により出力信号in,バーinの電位差を縮小
し、次いでイネーブル信号ENに基づくインバータ回路
11の動作により、出力信号in,バーinを反転させ
得るように、各インバータ回路11,12,13のトラ
ンジスタのサイズを設定する必要がある。
【0066】以上のようにこの実施例は、前記第一の実
施例の効果に加えて、出力信号in,バーinが中間レ
ベルとなることを防止して、次段の回路での貫通電流の
発生を防止することができる。 (第六の実施例)図8は、第六の実施例を示す。この実
施例は、前記第二の実施例の構成にインバータ回路14
を加えて、インバータ回路13,14によりラッチ回路
を構成したものである。
【0067】このような構成により、前記第五の実施例
と同様な効果を得ることができる。 (第七の実施例)図9は、第七の実施例を示す。この実
施例は、前記第五の実施例の構成に、PチャネルMOS
トランジスタTr13 及びNチャネルMOSトランジスタ
Tr14 を加えたものである。
【0068】すなわち、インバータ回路14を構成する
トランジスタTr11 のソースは、前記トランジスタTr1
3 を介して電源Vccに接続され、インバータ回路14を
構成するトランジスタTr12 のソースは、前記トランジ
スタTr14 を介して電源Vssに接続される。
【0069】前記トランジスタTr13 のゲートには、イ
ネーブル信号ENが入力され、前記トランジスタTr14
のゲートは、トランジスタTr5,Tr6のドレインに接続
されて、イネーブル信号ENの反転信号が入力される。
【0070】このような構成により、イネーブル信号E
NがHレベルとなると、トランジスタTr13 ,Tr14 が
オフされ、インバータ回路14が不活性化される。従っ
て、この実施例は前記第五の実施例の効果に加えて、イ
ンバータ回路11の動作時にインバータ回路14を不活
性化して、同インバータ回路11の負荷を軽減すること
ができるので、出力信号in,バーinの反転速度を向
上させることができる。 (第八の実施例)図10は第八の実施例を示す。この実
施例は、前記第六の実施例の構成に、PチャネルMOS
トランジスタTr15 及びNチャネルMOSトランジスタ
Tr16 を加えたものである。
【0071】すなわち、インバータ回路14を構成する
トランジスタTr11 のソースは、前記トランジスタTr1
5 を介して電源Vccに接続され、インバータ回路14を
構成するトランジスタTr12 のソースは、前記トランジ
スタTr16 を介して電源Vssに接続される。
【0072】前記トランジスタTr16 のゲートには、イ
ネーブル信号・バーENが入力され、前記トランジスタ
Tr15 のゲートは、トランジスタTr5,Tr6のドレイン
に接続されて、イネーブル信号・バーENの反転信号が
入力される。
【0073】このような構成により、イネーブル信号・
バーENがLレベルとなると、トランジスタTr15 ,T
r16 がオフされ、インバータ回路14が不活性化され
る。従って、この実施例は前記第六の実施例の効果に加
えて、インバータ回路11の動作時にインバータ回路1
4を不活性化して、同インバータ回路11の負荷を軽減
することができるので、出力信号in,バーinの反転
速度を向上させることができる。 (第九の実施例)図11は第九の実施例を示す。この実
施例は、前記第五の実施例の構成にPチャネルMOSト
ランジスタTr17 及びNチャネルMOSトランジスタT
r18 を加えたものである。
【0074】すなわち、インバータ回路14を構成する
トランジスタTr11 のドレインと同インバータ回路14
の出力端子との間に前記トランジスタTr17 が接続さ
れ、同インバータ回路14を構成するトランジスタTr1
2 のドレインと同インバータ回路14の出力端子との間
に前記トランジスタTr18 が接続される。
【0075】前記トランジスタTr17 のゲートには、イ
ネーブル信号ENが入力され、前記トランジスタTr18
のゲートは、トランジスタTr5,Tr6のドレインに接続
されて、イネーブル信号ENの反転信号が入力される。
【0076】このような構成により、イネーブル信号E
NがHレベルとなると、トランジスタTr17 ,Tr18 が
オフされ、インバータ回路14の出力信号はその出力端
子に伝達されない。
【0077】従って、この実施例は前記第五の実施例の
効果に加えて、インバータ回路11の動作時にインバー
タ回路14を不活性化して、同インバータ回路11の負
荷を軽減することができるので、出力信号in,バーi
nの反転速度を向上させることができる。 (第十の実施例)図12は第十の実施例を示す。この実
施例は、前記第六の実施例の構成にPチャネルMOSト
ランジスタTr19 及びNチャネルMOSトランジスタT
r20 を加えたものである。
【0078】すなわち、インバータ回路14を構成する
トランジスタTr11 のドレインと同インバータ回路14
の出力端子との間に前記トランジスタTr19 が接続さ
れ、同インバータ回路14を構成するトランジスタTr1
2 のドレインと同インバータ回路14の出力端子との間
に前記トランジスタTr20 が接続される。
【0079】前記トランジスタTr20 のゲートには、イ
ネーブル信号・バーENが入力され、前記トランジスタ
Tr19 のゲートは、トランジスタTr5,Tr6のドレイン
に接続されて、イネーブル信号・バーENの反転信号が
入力される。
【0080】このような構成により、イネーブル信号・
バーENがLレベルとなると、トランジスタTr19 ,T
r20 がオフされ、インバータ回路14の出力信号はその
出力端子に伝達されない。
【0081】従って、この実施例は前記第六の実施例の
効果に加えて、インバータ回路11の動作時にインバー
タ回路14を不活性化して、同インバータ回路11の負
荷を軽減することができるので、出力信号in,バーi
nの反転速度を向上させることができる。 (第十一の実施例)図13は第十一の実施例を示す。こ
の実施例は、前記第五の実施例の構成にNチャネルMO
SトランジスタTr21 及びPチャネルMOSトランジス
タTr22 を加えたものである。
【0082】すなわち、前記トランジスタTr21 ,Tr2
2 のゲートは、インバータ回路14の出力端子に接続さ
れ、同トランジスタTr21 のドレインは電源Vccに接続
され、同トランジスタTr22 のドレインは電源Vssに接
続される。そして、前記トランジスタTr21 ,Tr22 の
ソースが前記インバータ回路13の入力端子に接続され
る。
【0083】このような構成により、インバータ回路1
4の出力信号がHレベルとなると、トランジスタTr21
がオンされるとともに、トランジスタTr22 がオフされ
て、インバータ回路13の入力信号がHレベルとなる。
【0084】このとき、インバータ回路13の入力電圧
は、インバータ回路14の出力電圧からトランジスタT
r21 のしきい値分低下する。また、インバータ回路14
の出力信号がLレベルとなると、トランジスタTr21 が
オフされるとともに、トランジスタTr22 がオンされ
て、インバータ回路13の入力信号がLレベルとなる。
【0085】このとき、インバータ回路13の入力電圧
は、インバータ回路14の出力電圧からトランジスタT
r22 のしきい値分上昇する。この結果、インバータ回路
14の出力信号の振幅を縮小した信号が、インバータ回
路13の入力端子に入力される。
【0086】従って、この実施例は前記第五の実施例の
効果に加えて、インバータ回路13の入力信号の振幅を
縮小することにより、インバータ回路11の負荷を軽減
することができるので、出力信号in,バーinの反転
速度を向上させることができる。 (第十二の実施例)図14は、第十二の実施例を示す。
この実施例は、前記第六の実施例に前記第十一の実施例
のトランジスタTr21 ,Tr22 を加えたものである。
【0087】このような構成により、前記第十一の実施
例と同様な効果を得ることができる。 (第十三の実施例)図15は、第十三の実施例を示す。
この実施例は、前記第五の実施例の構成にNチャネルM
OSトランジスタTr23 及びPチャネルMOSトランジ
スタTr24を加えたものである。
【0088】すなわち、前記トランジスタTr23 は、イ
ンバータ回路14を構成するトランジスタTr11 と、同
インバータ回路14の出力端子との間に接続され、同ト
ランジスタTr23 のゲートはそのドレインに接続され
る。
【0089】また、前記トランジスタTr24 は、インバ
ータ回路14を構成するトランジスタTr12 と、同イン
バータ回路14の出力端子との間に接続され、同トラン
ジスタTr24 のゲートはそのドレインに接続される。
【0090】このような構成により、インバータ回路1
3の出力信号がLレベルとなると、トランジスタTr11
, Tr23 がオンされるとともに、トランジスタTr12 ,
Tr24 がオフされて、インバータ回路14の出力信号
がHレベルとなる。
【0091】このとき、インバータ回路13の入力電圧
は、電源VccからトランジスタTr23 のしきい値分低下
する。また、インバータ回路13の出力信号がHレベル
となると、トランジスタTr12 , Tr24 がオンされると
ともに、トランジスタTr11 , Tr23 がオフされて、イ
ンバータ回路14の出力信号がLレベルとなる。
【0092】このとき、インバータ回路13の入力電圧
は、電源VssからトランジスタTr24 のしきい値分上昇
する。この結果、インバータ回路14の出力信号の振幅
を縮小した信号が、インバータ回路13の入力端子に入
力される。
【0093】従って、この実施例は前記第五の実施例の
効果に加えて、インバータ回路14の出力信号の振幅を
縮小することにより、インバータ回路11の負荷を軽減
することができるので、出力信号in,バーinの反転
速度を向上させることができる。 (第十四の実施例)図16は、第十四の実施例を示す。
この実施例は、前記第六の実施例に前記第十三の実施例
のトランジスタTr23 ,Tr24 を加えたものである。
【0094】このような構成により、前記第十三の実施
例と同様な効果を得ることができる。また、前記第十三
及び第十四の実施例において、前記トランジスタTr23
, Tr24 を抵抗に置換してもよい。
【0095】上記実施例から把握できる請求項以外の技
術思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項9において、前記振幅制限回路は、前記帰
還側インバータ回路の出力信号をNチャネルMOSトラ
ンジスタ及びPチャネルMOSトランジスタのゲートに
入力し、前記NチャネルMOSトランジスタは前記第一
及び第二のインバータ回路の出力端子と高電位側電源と
の間に接続し、前記PチャネルMOSトランジスタは前
記第一及び第二のインバータ回路の出力端子と低電位側
電源との間に接続した。帰還側インバータ回路の出力信
号の振幅をNチャネルMOSトランジスタとPチャネル
MOSトランジスタのしきい値分縮小することができ
る。 (2)請求項9において、前記振幅制限回路は、前記帰
還側インバータ回路のプルアップ側トランジスタと出力
端子との間にNチャネルMOSトランジスタを接続し、
前記帰還側インバータ回路のプルダウン側トランジスタ
と出力端子との間にPチャネルMOSトランジスタを接
続し、前記NチャネルMOSトランジスタ及びPチャネ
ルMOSトランジスタのゲートをそれぞれそのドレイン
に接続した。帰還側インバータ回路の出力信号の振幅を
NチャネルMOSトランジスタとPチャネルMOSトラ
ンジスタのしきい値分縮小することができる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明で
は、消費電力を低減しながら動作速度を高速化し得る入
力回路を提供することができる。
【0097】請求項4,5では、請求項1の効果に加え
て、回路面積の増大を防止することができる。請求項6
〜9では、請求項1の効果に加えて、出力信号を安定化
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図である。
【図2】 第一の実施例を示す回路図である。
【図3】 第一の実施例の動作を示す波形図である。
【図4】 第二の実施例を示す回路図である。
【図5】 第三の実施例を示す回路図である。
【図6】 第四の実施例を示す回路図である。
【図7】 第五の実施例を示す回路図である。
【図8】 第六の実施例を示す回路図である。
【図9】 第七の実施例を示す回路図である。
【図10】第八の実施例を示す回路図である。
【図11】第九の実施例を示す回路図である。
【図12】第十の実施例を示す回路図である。
【図13】第十一の実施例を示す回路図である。
【図14】第十二の実施例を示す回路図である。
【図15】第十三の実施例を示す回路図である。
【図16】第十四の実施例を示す回路図である。
【図17】従来例を示す回路図である。
【図18】従来例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
11 第一のインバータ回路 12 第二のインバータ回路 15 活性化回路 Din 入力信号 EN 活性化信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 恭弘 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 山田 勝之 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 安田 達 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 篭橋 正春 愛知県春日井市高蔵寺町二丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号が入力される第一のインバータ
    回路と、 活性化信号の入力に基づいて、前記第一のインバータ回
    路を活性化する活性化回路と、 前記入力信号に基づいて常時動作し、前記第一のインバ
    ータ回路より消費電力の小さい第二のインバータ回路の
    出力端子を前記第一のインバータ回路の出力端子に接続
    することとを備えたことを特徴とする入力回路。
  2. 【請求項2】 前記活性化回路は、前記第一のインバー
    タ回路と電源との間に介在され、前記活性化信号に基づ
    いて導通して、該第一のインバータ回路に電源電圧を供
    給するスイッチ回路で構成したことを特徴とする請求項
    1記載の入力回路。
  3. 【請求項3】 前記第二のインバータ回路は、該インバ
    ータ回路を構成するPチャネルMOSトランジスタとN
    チャネルMOSトランジスタの負荷駆動能力に差を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の入力回路。
  4. 【請求項4】 前記第二のインバータ回路は、前記第一
    のインバータ回路の出力端子と低電位側電源との間に接
    続したNチャネルMOSトランジスタと、該第一のイン
    バータ回路を構成するPチャネルMOSトランジスタと
    で構成し、前記活性化回路は第一のインバータ回路を構
    成するNチャネルMOSトランジスタと低電位側電源と
    の間に介在される前記スイッチ回路で構成したことを特
    徴とする請求項2記載の入力回路。
  5. 【請求項5】 前記第二のインバータ回路は、前記第一
    のインバータ回路の出力端子と高電位側電源との間に接
    続したPチャネルMOSトランジスタと、該第一のイン
    バータ回路を構成するNチャネルMOSトランジスタと
    で構成し、前記活性化回路は第一のインバータ回路を構
    成するPチャネルMOSトランジスタと高電位側電源と
    の間に介在される前記スイッチ回路で構成したことを特
    徴とする請求項2記載の入力回路。
  6. 【請求項6】 前記第一及び第二のインバータ回路の出
    力端子には、ラッチ回路を接続し、前記ラッチ回路は出
    力側と帰還側の二つのインバータ回路の入力端子と出力
    端子とを互いに接続して構成し、前記帰還側インバータ
    回路の負荷駆動能力を、前記第一のインバータ回路の負
    荷駆動能力より小さくしたことを特徴とする請求項1記
    載の入力回路。
  7. 【請求項7】 前記ラッチ回路には、前記帰還側インバ
    ータ回路を、前記活性化信号に基づいて不活性化する活
    性化回路を備えたことを特徴とする請求項6記載の入力
    回路。
  8. 【請求項8】 前記ラッチ回路には、前記帰還側インバ
    ータ回路から前記第一及び第二のインバータ回路の出力
    端子への出力を、前記活性化信号に基づいて遮断するス
    イッチ回路を備えたことを特徴とする請求項6記載の入
    力回路。
  9. 【請求項9】 前記ラッチ回路には、前記帰還側インバ
    ータ回路の出力信号の振幅を縮小する振幅制限回路を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の入力回路。
JP7103995A 1995-04-27 1995-04-27 入力回路 Withdrawn JPH08298450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103995A JPH08298450A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 入力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103995A JPH08298450A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 入力回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298450A true JPH08298450A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14368885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7103995A Withdrawn JPH08298450A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 入力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08298450A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046080A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Keio Gijuku 小振幅差動パルス送信回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046080A (ja) * 2011-08-22 2013-03-04 Keio Gijuku 小振幅差動パルス送信回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5872464A (en) Input buffer with stabilized trip points
US5546020A (en) Data output buffer with latch up prevention
US6249146B1 (en) MOS output buffer with overvoltage protection circuitry
KR100416625B1 (ko) 기준전압 변동을 감소시키는 차동 타입의 입출력 버퍼
US6191636B1 (en) Input buffer/level shifter
JPH0865135A (ja) 出力バッファ回路
US20040160244A1 (en) Sense amplifier having synchronous reset or asynchronous reset capability
JP3070510B2 (ja) 半導体装置の入力回路および出力回路ならびに半導体装置
US20070279091A1 (en) Digital Voltage Level Shifter
US6781428B2 (en) Input circuit with switched reference signals
US5767696A (en) Tri-state devices having exclusive gate output control
US6373292B1 (en) Low voltage differential logic
JPH08298450A (ja) 入力回路
JPH08255487A (ja) 半導体記憶装置
JP2002305245A (ja) 電圧発生回路、半導体装置及び電圧発生回路の制御方法
JPH05122049A (ja) 出力バツフア回路
JP3769310B2 (ja) 入力回路
JPH088716A (ja) ゲート回路
JPH09139663A (ja) 出力回路
JP7395390B2 (ja) 半導体装置
KR930001208A (ko) 저잡음 데이타 출력 버퍼
JP2000013212A (ja) 入力回路
KR19980027045A (ko) 비트 비교기
JP2674910B2 (ja) スリーステートバッファ回路
JP2933466B2 (ja) 入力回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702