JPH08298144A - 選択的に金属化されたプラスチック製ホールドダウンコネクタ - Google Patents
選択的に金属化されたプラスチック製ホールドダウンコネクタInfo
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- JPH08298144A JPH08298144A JP7187537A JP18753795A JPH08298144A JP H08298144 A JPH08298144 A JP H08298144A JP 7187537 A JP7187537 A JP 7187537A JP 18753795 A JP18753795 A JP 18753795A JP H08298144 A JPH08298144 A JP H08298144A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0216—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
- H05K1/0218—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference by printed shielding conductors, ground planes or power plane
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
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- H05K3/3421—Leaded components
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- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/931—Conductive coating
Abstract
(57)【要約】
【課題】基板に装着したときに、コネクタと基板との間
の機械的なストレスが補償されるコネクタ 【解決手段】導電性材料で形成されたハウジングを有
し、基板に装着されるコネクタであって、このハウジン
グは、金属層7を設けられたスタンドオフ2を備え、こ
のスタンドオフは、基板15の近部に予め配置されるコ
ネクタ1の一側に配置され、これにより金属層7は、こ
のコネクタを基板15にはんだ付け可能に結合しかつ固
定するための手段として作用するコネクタ。
の機械的なストレスが補償されるコネクタ 【解決手段】導電性材料で形成されたハウジングを有
し、基板に装着されるコネクタであって、このハウジン
グは、金属層7を設けられたスタンドオフ2を備え、こ
のスタンドオフは、基板15の近部に予め配置されるコ
ネクタ1の一側に配置され、これにより金属層7は、こ
のコネクタを基板15にはんだ付け可能に結合しかつ固
定するための手段として作用するコネクタ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電材料製のハウ
ジングを有し、基板に装着されるコネクタに関する。こ
のようなコネクタは、電気コネクタの分野で広く用いら
れており、例えばその一側で印刷基板(pcb)に結合
され、その他側で相手方コネクタを収容することができ
る。このようなコネクタは、端子を収容し、これらの端
子はコネクタから延び、一般的には、基板上の対応する
コンタクトパッドにはんだ付け可能なように折曲げられ
た平坦なコンタクト面を有する。
ジングを有し、基板に装着されるコネクタに関する。こ
のようなコネクタは、電気コネクタの分野で広く用いら
れており、例えばその一側で印刷基板(pcb)に結合
され、その他側で相手方コネクタを収容することができ
る。このようなコネクタは、端子を収容し、これらの端
子はコネクタから延び、一般的には、基板上の対応する
コンタクトパッドにはんだ付け可能なように折曲げられ
た平坦なコンタクト面を有する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】実際には、これらの折曲
げ面がほぼ1の平面内に配置されるように、折曲げるこ
とは極めて困難である。更に、ほぼ平坦な基板を実際に
形成することは極めて困難である。したがって、端子を
収容するコネクタのスルーホールを通るセンターライン
に対して90°よりも僅かに小さな角度にこれらの面を
形成し、コネクタを基板に装着したときに、基板の表面
に対して各コンタクトに小さなばね作用(したがって公
差)を形成する。
げ面がほぼ1の平面内に配置されるように、折曲げるこ
とは極めて困難である。更に、ほぼ平坦な基板を実際に
形成することは極めて困難である。したがって、端子を
収容するコネクタのスルーホールを通るセンターライン
に対して90°よりも僅かに小さな角度にこれらの面を
形成し、コネクタを基板に装着したときに、基板の表面
に対して各コンタクトに小さなばね作用(したがって公
差)を形成する。
【0003】更に小型化が要求される場合は、所定の領
域により多くの端子を配置する必要があり、所定サイズ
のコネクタにより多くの端子を設けることが要求され
る。あるいは、標準の表面領域当り従来より多くの端子
を有するより大きなコネクタを開発する必要がある。こ
のため、更に小型化を可能とするためには、端子の折曲
げられたコンタクト面および基板の平坦性は、公差の増
大に対応する必要がある。理想モデルからずれが生じる
と、コネクタと基板の間の接続部に応力を生じさせ、こ
れは電気的な結合不良あるいは基板からの金属パッドの
分離を生じさせる可能性がある。
域により多くの端子を配置する必要があり、所定サイズ
のコネクタにより多くの端子を設けることが要求され
る。あるいは、標準の表面領域当り従来より多くの端子
を有するより大きなコネクタを開発する必要がある。こ
のため、更に小型化を可能とするためには、端子の折曲
げられたコンタクト面および基板の平坦性は、公差の増
大に対応する必要がある。理想モデルからずれが生じる
と、コネクタと基板の間の接続部に応力を生じさせ、こ
れは電気的な結合不良あるいは基板からの金属パッドの
分離を生じさせる可能性がある。
【0004】これらの不都合を解消するために、本願出
願人は、コネクタを基板に装着する前に各端子がコネク
タのそれぞれの凹部内で僅かに移動することのできるコ
ネクタを提案した(オランダ特許出願9301779 )。これ
により、基板の所定の最大湾曲は、基板とコネクタの間
の接続部に機械的なストレスを形成することなく容易に
補償することができる。しかし、これは、問題に対する
極めて安価な解決というものではなく、このようなコネ
クタを基板に装着することは、例えば、端子のいくつか
が全体的に内方に移動し、一方他の端子は全く移動しな
い等の理由により、常に容易なものではない。
願人は、コネクタを基板に装着する前に各端子がコネク
タのそれぞれの凹部内で僅かに移動することのできるコ
ネクタを提案した(オランダ特許出願9301779 )。これ
により、基板の所定の最大湾曲は、基板とコネクタの間
の接続部に機械的なストレスを形成することなく容易に
補償することができる。しかし、これは、問題に対する
極めて安価な解決というものではなく、このようなコネ
クタを基板に装着することは、例えば、端子のいくつか
が全体的に内方に移動し、一方他の端子は全く移動しな
い等の理由により、常に容易なものではない。
【0005】コネクタの外面上に、このコネクタ上の金
属導電路によりコネクタ端子に接続される電気素子を設
けることが、例えば米国特許第5,141,454号に
記載されている。
属導電路によりコネクタ端子に接続される電気素子を設
けることが、例えば米国特許第5,141,454号に
記載されている。
【0006】本発明の目的は、容易かつ確実に基板に装
着することのできるコネクタを提供することにある。
着することのできるコネクタを提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、容易かつ安価に製造
することのできるコネクタを提供することにある。
することのできるコネクタを提供することにある。
【0008】本発明の更に他の目的は、基板に装着した
ときに、コンタクト面と基板上の金属バッドとの間のは
んだ結合に追加する手段により、コネクタと基板との間
の機械的なストレスが補償されるコネクタを提供するこ
とにある。
ときに、コンタクト面と基板上の金属バッドとの間のは
んだ結合に追加する手段により、コネクタと基板との間
の機械的なストレスが補償されるコネクタを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】したが
って、本発明による導電性ハウジングを有して基板に装
着されたコネクタは、上記ハウジングが、金属層を設け
られた部分を備え、この部分が、基板の近部に予め配置
されるコネクタの一側に配置され、これにより金属層
は、このコネクタを基板にはんだ付け可能に結合しかつ
固定するための手段として作用することを特徴とする。
ハウジングの上記部分の金属層は、例えばはんだ付け工
程により、基板の対応する接地層に固定される。コネク
タと基板とを一体的に固定するときに、基板の湾曲ある
いはコネクタの製造公差を補償するために、機械的な力
を追加的に加えることができる。基板に固定すべきハウ
ジングの部分の表面領域は、比較的大きい値とすること
ができる。この部分の表面領域が大きくなると、コネク
タと基板との間の結合力が大きくなり、端子のコンタク
ト面と基板の金属パッドとの間の結合部に形成される応
力に対して補償する力も大きくなる。
って、本発明による導電性ハウジングを有して基板に装
着されたコネクタは、上記ハウジングが、金属層を設け
られた部分を備え、この部分が、基板の近部に予め配置
されるコネクタの一側に配置され、これにより金属層
は、このコネクタを基板にはんだ付け可能に結合しかつ
固定するための手段として作用することを特徴とする。
ハウジングの上記部分の金属層は、例えばはんだ付け工
程により、基板の対応する接地層に固定される。コネク
タと基板とを一体的に固定するときに、基板の湾曲ある
いはコネクタの製造公差を補償するために、機械的な力
を追加的に加えることができる。基板に固定すべきハウ
ジングの部分の表面領域は、比較的大きい値とすること
ができる。この部分の表面領域が大きくなると、コネク
タと基板との間の結合力が大きくなり、端子のコンタク
ト面と基板の金属パッドとの間の結合部に形成される応
力に対して補償する力も大きくなる。
【0010】上記コネクタの部分は、基板と接触するた
めに、適宜の好適な形状を有することができる。第1の
実施の形態では、上記部分は、それぞれがコネクタの側
部から延びかつ少なくとも部分的に上記金属層を設けら
れた1組のスタンドオフ部材を備える。
めに、適宜の好適な形状を有することができる。第1の
実施の形態では、上記部分は、それぞれがコネクタの側
部から延びかつ少なくとも部分的に上記金属層を設けら
れた1組のスタンドオフ部材を備える。
【0011】あるいは、上記部分は、少なくとも部分的
に上記金属層を設けられかつ端子を収容するための凹部
を有するリムを備える。
に上記金属層を設けられかつ端子を収容するための凹部
を有するリムを備える。
【0012】上記部分に加え、コネクタは、それぞれが
前記部分と同じ側に配置される1組の保持片(a set of
hold-down pegs )を備え、これらの保持片は他の金属
層を設けられて前記基板の対応する凹部内に嵌合され
る。上記保持片は、2つの機能を有し、第1に、これら
の保持片は基板のメッキされあるいはメッキされてない
対応する凹部内にはんだ付けされ、第2に、これらの保
持片は一体的に固定するときにホールドダウンコネクタ
(hold-down connector )と基板との間の整合をサポー
トする。
前記部分と同じ側に配置される1組の保持片(a set of
hold-down pegs )を備え、これらの保持片は他の金属
層を設けられて前記基板の対応する凹部内に嵌合され
る。上記保持片は、2つの機能を有し、第1に、これら
の保持片は基板のメッキされあるいはメッキされてない
対応する凹部内にはんだ付けされ、第2に、これらの保
持片は一体的に固定するときにホールドダウンコネクタ
(hold-down connector )と基板との間の整合をサポー
トする。
【0013】コネクタのハウジングは、このハウジング
に配置された電気素子と、このコネクタの端子とに接続
される金属導電路を設けられる。これにより、可能な限
り、接続ラインを短くすることができる。
に配置された電気素子と、このコネクタの端子とに接続
される金属導電路を設けられる。これにより、可能な限
り、接続ラインを短くすることができる。
【0014】必要な場合には、コネクタは、シールド層
により、少くとも部分的にシールドすることができる。
により、少くとも部分的にシールドすることができる。
【0015】本発明は、更に、上記のコネクタの少なく
とも1と、基板とを備え、この基板が、コネクタの対応
する端子に接続される信号層と、コネクタの前記部分に
接続される接地層とを有するコネクタシステムにも向け
られている。
とも1と、基板とを備え、この基板が、コネクタの対応
する端子に接続される信号層と、コネクタの前記部分に
接続される接地層とを有するコネクタシステムにも向け
られている。
【0016】コネクタが上述の保持片を備える場合に
は、このようなコネクタシステムの基板は、更に、それ
ぞれ保持片を挿入されかつ固定される凹部を設けられ
る。
は、このようなコネクタシステムの基板は、更に、それ
ぞれ保持片を挿入されかつ固定される凹部を設けられ
る。
【0017】以下、本発明の実施の形態を例示する図面
を参照しつつ更に詳細に説明する。
を参照しつつ更に詳細に説明する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1の(A)には、1の側部3に
複数のスタンドオフ(stand-off )2を配置されたコネ
クタ1が示されている。コネクタ1のハウジングは、端
子4(図の(C))を収容するための複数の凹部10を
設けられている。図1の(A)に示すコネクタ1は、一
体的に形成されるのが好ましい。
複数のスタンドオフ(stand-off )2を配置されたコネ
クタ1が示されている。コネクタ1のハウジングは、端
子4(図の(C))を収容するための複数の凹部10を
設けられている。図1の(A)に示すコネクタ1は、一
体的に形成されるのが好ましい。
【0019】次の製造工程で(図1の(B))全てのス
タンドオフ2に金属層7が設けられる。これは本願出願
人による欧州特許出願(BO39328 )に記載の選択的な
金属化方法により行うことができる。しかし、他のいか
なる方法であっても、選択的に金属化(metallized)さ
れたスタンドオフ2を形成することが可能である。
タンドオフ2に金属層7が設けられる。これは本願出願
人による欧州特許出願(BO39328 )に記載の選択的な
金属化方法により行うことができる。しかし、他のいか
なる方法であっても、選択的に金属化(metallized)さ
れたスタンドオフ2を形成することが可能である。
【0020】全てのスタンドオフ2を金属層7で金属化
した後に、端子4が凹部10内に挿入される(図1の
(C))。
した後に、端子4が凹部10内に挿入される(図1の
(C))。
【0021】各端子4は、例えば印刷基板(PCB)で
ある基板15上の対応する信号層16と接触するため
に、側方に折曲げられた少なくとも1のコンタクト面を
持っている。
ある基板15上の対応する信号層16と接触するため
に、側方に折曲げられた少なくとも1のコンタクト面を
持っている。
【0022】各々のスタンドオフ2の上の各金属層7
は、基板15上の接地層18に接続されるようになって
いる。接地層18と信号層16との寸法は、図1の
(D)に示すように、スタンドオフ2間の相対距離と、
端子4間の相対距離に対応する。
は、基板15上の接地層18に接続されるようになって
いる。接地層18と信号層16との寸法は、図1の
(D)に示すように、スタンドオフ2間の相対距離と、
端子4間の相対距離に対応する。
【0023】金属層7を接地層18にはんだ付けにする
ことにより、コネクタ1と基板15との間を結合する力
が、極めて増大される。スタンドオフの数およびコネク
タのコンタクト側におけるこれらの位置は、これらがコ
ネクタの比較的過剰領域(redundant area)に位置して
いるため、すなわちこれらが凹部10間の側壁の縁部に
配置されており、これらの側壁が除外できないものであ
るため、何等の問題も生じない。
ことにより、コネクタ1と基板15との間を結合する力
が、極めて増大される。スタンドオフの数およびコネク
タのコンタクト側におけるこれらの位置は、これらがコ
ネクタの比較的過剰領域(redundant area)に位置して
いるため、すなわちこれらが凹部10間の側壁の縁部に
配置されており、これらの側壁が除外できないものであ
るため、何等の問題も生じない。
【0024】図2の(A)から(D)は、本発明による
他のコネクタを示す。図1の(A)から(D)と同じ参
照符号は、コネクタの同様な部分を示す。図1の(A)
から(D)を参照して説明した部分に加え、図2の
(A)から(D)におけるコネクタ1は、延長部19上
に配置される2つの保持片(hold-down peg )12を備
える。この追加の保持片12はプラスチックから形成さ
れ、コネクタ1と一体的に形成されるのが好ましい。図
2の(B)は、スタンドオフ2 が金属層7で金属化され
る工程と同じ工程で、保持片12が金属化されることを示
す。図2の(C)では、コネクタ1が凹部10内に端子
4を収容することを示す。図2の(D)は、基板15が
追加の凹部17を備え、コネクタ1の保持片12を収容
することを示す。基板15は、凹部17を囲む金属リン
グ11を備え、図2の(D)に示すように、延長部19
の金属化された部分にはんだ付けにされるようになって
いる。図3の(A)および(B)は、リフローはんだ付
け(reflow soldering)工程および流動はんだ付け(wa
ve soldering)工程が用いられたときの、保持片12を
有するコネクタ1と基板15との間の結合部の断面を示
す。リフローはんだ付け工程(図3の(A))が用いら
れる場合は、凹部17′が金属層13でメッキされるの
が好ましい。流動はんだ付け工程が用いられる場合は、
コネクタ1と基板とが一体的に固定されるときに、はん
だの外部供給源があり、金属層13を省略することがで
きる。コネクタ1の反対側の基板15の側部で凹部17
を囲む追加の金属リング20は、図3の(B)に示すよ
うに、凹部17と保持片12との間の結合部を支えるこ
とができる。各端子4は、はんだ14により、対応する
信号層18に接続される。各スタンドオフ2の各金属層
7は、はんだ14により、接地層18の対応する部分に
接続される。図3の(A)および(B)は、端子4の折
曲げられたコンタクト面が隣接するスタンドオフ2の間
(あるいは延長部10とその隣接するスタンドオフ2と
の間)に延設されるために十分なスペースを有するよう
に、基板15に面するコネクタ1の表面からスタンドオ
フ2が延びることを示す。
他のコネクタを示す。図1の(A)から(D)と同じ参
照符号は、コネクタの同様な部分を示す。図1の(A)
から(D)を参照して説明した部分に加え、図2の
(A)から(D)におけるコネクタ1は、延長部19上
に配置される2つの保持片(hold-down peg )12を備
える。この追加の保持片12はプラスチックから形成さ
れ、コネクタ1と一体的に形成されるのが好ましい。図
2の(B)は、スタンドオフ2 が金属層7で金属化され
る工程と同じ工程で、保持片12が金属化されることを示
す。図2の(C)では、コネクタ1が凹部10内に端子
4を収容することを示す。図2の(D)は、基板15が
追加の凹部17を備え、コネクタ1の保持片12を収容
することを示す。基板15は、凹部17を囲む金属リン
グ11を備え、図2の(D)に示すように、延長部19
の金属化された部分にはんだ付けにされるようになって
いる。図3の(A)および(B)は、リフローはんだ付
け(reflow soldering)工程および流動はんだ付け(wa
ve soldering)工程が用いられたときの、保持片12を
有するコネクタ1と基板15との間の結合部の断面を示
す。リフローはんだ付け工程(図3の(A))が用いら
れる場合は、凹部17′が金属層13でメッキされるの
が好ましい。流動はんだ付け工程が用いられる場合は、
コネクタ1と基板とが一体的に固定されるときに、はん
だの外部供給源があり、金属層13を省略することがで
きる。コネクタ1の反対側の基板15の側部で凹部17
を囲む追加の金属リング20は、図3の(B)に示すよ
うに、凹部17と保持片12との間の結合部を支えるこ
とができる。各端子4は、はんだ14により、対応する
信号層18に接続される。各スタンドオフ2の各金属層
7は、はんだ14により、接地層18の対応する部分に
接続される。図3の(A)および(B)は、端子4の折
曲げられたコンタクト面が隣接するスタンドオフ2の間
(あるいは延長部10とその隣接するスタンドオフ2と
の間)に延設されるために十分なスペースを有するよう
に、基板15に面するコネクタ1の表面からスタンドオ
フ2が延びることを示す。
【0025】図4の(A)から(D)は、他のホールド
ダウンコネクタのための次の製造工程を示す。この場合
も、同様な参照符号は先の図面と同様な部分あるいは部
材を示す。スタンドオフ2を金属層7により選択的にの
み金属化することに代え、側面の全てがシールド層5に
より金属化される。この金属層5は金属層7と同様な製
造工程で金属化することができ、コネクタ1の縁部にお
けるスタンドオフ2上に配置されたこれらの金属層7に
電気的に接触する。これは、本願出願人による上述の欧
州特許(BO 39328)に記載の選択的金属化方法
により、容易に行うことができる。しかし、他の選択的
金属化方法によっても行うことは可能である。
ダウンコネクタのための次の製造工程を示す。この場合
も、同様な参照符号は先の図面と同様な部分あるいは部
材を示す。スタンドオフ2を金属層7により選択的にの
み金属化することに代え、側面の全てがシールド層5に
より金属化される。この金属層5は金属層7と同様な製
造工程で金属化することができ、コネクタ1の縁部にお
けるスタンドオフ2上に配置されたこれらの金属層7に
電気的に接触する。これは、本願出願人による上述の欧
州特許(BO 39328)に記載の選択的金属化方法
により、容易に行うことができる。しかし、他の選択的
金属化方法によっても行うことは可能である。
【0026】図4の(C)および(D)に示すように、
コネクタ1は外部の電磁干渉に対してシールド層5によ
りシールドされる。シールド層5が金属層7のいくつか
に電気的に接触し、全ての金属層7が基板15の接地層
18にはんだ付けされるため、シールド層5は接地電位
となる。
コネクタ1は外部の電磁干渉に対してシールド層5によ
りシールドされる。シールド層5が金属層7のいくつか
に電気的に接触し、全ての金属層7が基板15の接地層
18にはんだ付けされるため、シールド層5は接地電位
となる。
【0027】図4の(A)から(D)に示す実施の形態
でも、図2の(A)から(D)に示すような保持片12
を延長部19に設けることができる。
でも、図2の(A)から(D)に示すような保持片12
を延長部19に設けることができる。
【0028】図の5の(A)から(D)は、ホールドダ
ウンコネクタ(hold-down connector )の更に他の実施
の形態の次の製造工程を示す。
ウンコネクタ(hold-down connector )の更に他の実施
の形態の次の製造工程を示す。
【0029】この場合も、同様な参照符号は先の図面と
同様な部分あるいは部材を示す。
同様な部分あるいは部材を示す。
【0030】図1の(A)から図4の(D)の実施の形
態におけるスタンドオフ2に代え、図の5の(A)から
(D)によるコネクタ1′は、隣接する凹部10間の側
壁の縁部とすることができるリム6を備える。これらの
リム6は、少なくとも部分的に金属層8を設けられてい
る。コネクタ1′の側縁部で、リム6は端子4の折曲げ
られたコンタクト面用の凹部9を有する。端子4のコン
タクト面は、凹部10を通るセンターラインに対して9
0°よりも僅かに小さく折曲げられるのが好ましい。こ
れにより、端子4のコンタクト面の端部は、コネクタ
1′を基板15に固定するときに、基板15に最初に接
触し、端子4と基板15上のその対応する信号層16と
のとの間の接触を信頼性の高いものとする。同様に、金
属層8は基板15の接地ライン18にはんだ付けされ、
これにより、コネクタ1′と基板15との間の結合力を
大きく増大する。
態におけるスタンドオフ2に代え、図の5の(A)から
(D)によるコネクタ1′は、隣接する凹部10間の側
壁の縁部とすることができるリム6を備える。これらの
リム6は、少なくとも部分的に金属層8を設けられてい
る。コネクタ1′の側縁部で、リム6は端子4の折曲げ
られたコンタクト面用の凹部9を有する。端子4のコン
タクト面は、凹部10を通るセンターラインに対して9
0°よりも僅かに小さく折曲げられるのが好ましい。こ
れにより、端子4のコンタクト面の端部は、コネクタ
1′を基板15に固定するときに、基板15に最初に接
触し、端子4と基板15上のその対応する信号層16と
のとの間の接触を信頼性の高いものとする。同様に、金
属層8は基板15の接地ライン18にはんだ付けされ、
これにより、コネクタ1′と基板15との間の結合力を
大きく増大する。
【0031】好ましい実施の形態では、凹部10の内面
に近接するリム6の外側部分は、金属層8と端子4との
間の回路の短絡を防止し、このコネクタを基板15に装
着するときにより大きな公差を形成するために金属化さ
れていない。
に近接するリム6の外側部分は、金属層8と端子4との
間の回路の短絡を防止し、このコネクタを基板15に装
着するときにより大きな公差を形成するために金属化さ
れていない。
【0032】図5の(B)から(D)に示すように、コ
ネクタ1′はシールド層5によりシールドすることがで
きる。しかし、このシールド層5は、必要でない場合に
は省略することができる。
ネクタ1′はシールド層5によりシールドすることがで
きる。しかし、このシールド層5は、必要でない場合に
は省略することができる。
【0033】図5の(A)から(D)に示すコネクタ
1′の実施の態様においても、図2の(A)から(D)
に示すような保持片12を設けた延長部19を有するこ
とができる。
1′の実施の態様においても、図2の(A)から(D)
に示すような保持片12を設けた延長部19を有するこ
とができる。
【0034】図2の(A)から(D)では、保持片は方
形の断面形状を有する。しかし、必要な場合は、円形あ
るいは他の多角形形状を含む他の断面形状を有すること
ができる。更に、保持片12の端部は図3の(A)およ
び(B)に示すように傾斜面に形成し、凹部17,1
7′内への保持片12の挿入を容易にさせることができ
る。
形の断面形状を有する。しかし、必要な場合は、円形あ
るいは他の多角形形状を含む他の断面形状を有すること
ができる。更に、保持片12の端部は図3の(A)およ
び(B)に示すように傾斜面に形成し、凹部17,1
7′内への保持片12の挿入を容易にさせることができ
る。
【0035】図6の(A)および(B)は、コネクタ
1,1′のスペア表面領域上の追加金属層7,8による
基板15へのコネクタの保持(hold-down )は、図1の
(A)から図5の(B)に示す実施の形態のように、側
方に曲げられたコンタクト面を有する端子を備えたコネ
クタにのみ限定されるものではないことを示す。
1,1′のスペア表面領域上の追加金属層7,8による
基板15へのコネクタの保持(hold-down )は、図1の
(A)から図5の(B)に示す実施の形態のように、側
方に曲げられたコンタクト面を有する端子を備えたコネ
クタにのみ限定されるものではないことを示す。
【0036】図6の(A)は、互いに結合可能な2つの
コネクタ21,31を示す。これらのコネクタ21,3
1のそれぞれは、対応する基板(図示しない)に結合す
ることができる。このため、コネクタ21は、各コンタ
クトピン29から延びる結合端部22を備える。これら
の結合端部は、基板の対応するコンタクト孔に挿入され
る。コネクタ21には延長部28が設けられ、これらの
延長部には、通常、ボルトなどの結合手段(図示しな
い)を収容するための貫通孔26が設けられる。コネク
タ21と基板(図示しない)との間の保持を強固にする
ために、延長部28には金属層25が設けられ、この金
属層は基板上の対応する接地層にはんだ付けされる。
コネクタ21,31を示す。これらのコネクタ21,3
1のそれぞれは、対応する基板(図示しない)に結合す
ることができる。このため、コネクタ21は、各コンタ
クトピン29から延びる結合端部22を備える。これら
の結合端部は、基板の対応するコンタクト孔に挿入され
る。コネクタ21には延長部28が設けられ、これらの
延長部には、通常、ボルトなどの結合手段(図示しな
い)を収容するための貫通孔26が設けられる。コネク
タ21と基板(図示しない)との間の保持を強固にする
ために、延長部28には金属層25が設けられ、この金
属層は基板上の対応する接地層にはんだ付けされる。
【0037】図6の(A)は、更に、コネクタ31を示
し、このコネクタはほぼ90°の角度で基板(図示しな
い)に固定される。このため、コネクタ31は、ほぼ9
0°に曲げられる端子32を備える。このコネクタ31
には延長部38が設けられており、これらの延長部は通
常、ボルトなどの結合手段を収容するための孔36を設
けられている。しかし、本発明においては、延長部38
は金属層35を設けられ、この金属層を基板(図示しな
い)上の対応する接地層にはんだ付けされる。
し、このコネクタはほぼ90°の角度で基板(図示しな
い)に固定される。このため、コネクタ31は、ほぼ9
0°に曲げられる端子32を備える。このコネクタ31
には延長部38が設けられており、これらの延長部は通
常、ボルトなどの結合手段を収容するための孔36を設
けられている。しかし、本発明においては、延長部38
は金属層35を設けられ、この金属層を基板(図示しな
い)上の対応する接地層にはんだ付けされる。
【0038】シールド5を必要としない本発明の実施の
形態では、コネクタの側面には、1のコネクタ内の他の
端子間に結合される他の電気素子を支えることができ
る。これは図6の(A)に示してある。コネクタ31の
凹部39の少なくともいくつかは内部を金属化され、コ
ネクタ31の外面上の金属導電路34に結合される。こ
の金属導電路34は電気素子33を接続するために、端
子部(terminal points)に導かれる。
形態では、コネクタの側面には、1のコネクタ内の他の
端子間に結合される他の電気素子を支えることができ
る。これは図6の(A)に示してある。コネクタ31の
凹部39の少なくともいくつかは内部を金属化され、コ
ネクタ31の外面上の金属導電路34に結合される。こ
の金属導電路34は電気素子33を接続するために、端
子部(terminal points)に導かれる。
【0039】コネクタ31と同様に、コネクタ21にも
電気素子23を設けることができ、これらの電気素子
は、内部を金属化されて対応するコンタクトピン29を
収容する凹部に至る金属導電路に接続される。
電気素子23を設けることができ、これらの電気素子
は、内部を金属化されて対応するコンタクトピン29を
収容する凹部に至る金属導電路に接続される。
【0040】もちろん、図1の(A)から(D)および
図2の(A)から(D)に示すコネクタの実施の態様に
おいても、コネクタ1の外面上に支えられた電気素子に
至る金属導電路を、コネクタ1の外面上に設けることも
可能である。
図2の(A)から(D)に示すコネクタの実施の態様に
おいても、コネクタ1の外面上に支えられた電気素子に
至る金属導電路を、コネクタ1の外面上に設けることも
可能である。
【0041】図4の(A)から(D)および図5の
(A)から(D)のコネクタ1,1′の実施の形態は、
図6の(A)の実施の形態に示すように電気素子を用い
るために利用可能な表面領域をある程度残すために、一
部のみシールドする更に他の実施の形態とすることも可
能である。もちろん、このような実施の形態では、シー
ルド層5のシールド効果に関する電気的な動作は低下す
る。
(A)から(D)のコネクタ1,1′の実施の形態は、
図6の(A)の実施の形態に示すように電気素子を用い
るために利用可能な表面領域をある程度残すために、一
部のみシールドする更に他の実施の形態とすることも可
能である。もちろん、このような実施の形態では、シー
ルド層5のシールド効果に関する電気的な動作は低下す
る。
【0042】図6の(B)は、他のコネクタ21,31
を示し、この場合には、金属層25,35のそれぞれが
保持片27,37で置換えられている。理解を容易とす
るため、図6の(B)では、コネクタ21,31の端子
22,32に関する全ての細部を省略してある。
を示し、この場合には、金属層25,35のそれぞれが
保持片27,37で置換えられている。理解を容易とす
るため、図6の(B)では、コネクタ21,31の端子
22,32に関する全ての細部を省略してある。
【0043】図1の(A)から図6の(B)に示すコネ
クタを製造するため、本願出願人による欧州特許出願
(BO39328)に記載の方法を用いることができ
る。概略的には、これは、以下の工程により、所要の選
択的に金属化プラスチック部材を形成するものであり、
すなわち、 a.第1所定厚さの第1無電解金属層(electroless me
tal layer )をプラスチック部材の表面上に配置し、 b.上記第1金属層の所定のトレースを融蝕し(ablati
ng)、プラスチック部材の所定のサブ領域に、第1金属
層の残りの領域から電気的に分離される第1金属層のサ
ブ領域を形成し、 c.上記第1金属層のサブ領域にのみ、第2所定厚さの
第2メッキ金属層を配置し、 d.上記第1金属層の残りの領域を除去する工程を備え
るものである。
クタを製造するため、本願出願人による欧州特許出願
(BO39328)に記載の方法を用いることができ
る。概略的には、これは、以下の工程により、所要の選
択的に金属化プラスチック部材を形成するものであり、
すなわち、 a.第1所定厚さの第1無電解金属層(electroless me
tal layer )をプラスチック部材の表面上に配置し、 b.上記第1金属層の所定のトレースを融蝕し(ablati
ng)、プラスチック部材の所定のサブ領域に、第1金属
層の残りの領域から電気的に分離される第1金属層のサ
ブ領域を形成し、 c.上記第1金属層のサブ領域にのみ、第2所定厚さの
第2メッキ金属層を配置し、 d.上記第1金属層の残りの領域を除去する工程を備え
るものである。
【0044】上記工程b,cにおける第1金属層のサブ
領域は、図1の(A)から(D)、図2の(A)から
(D)および図4の(A)から(D)の実施の形態にお
ける金属層7と、図2の(B)から図3の(B)におけ
る保持片12および保持片12を支える延長部19上の
金属層と、図4の(B)から(D)および図5の(B)
から(D)におけるシールド層5と、図5の(B)から
(D)における金属層8と、図6の(A)における金属
層25,35と、図6の(B)における保持片27,3
7とを含む。更に、図6の(A)におけるコネクタ2
1,31の金属導電路24,34も含む。上述の金属層
および導電路の回りに好適な形状の掃引線(trace )
を、欧州特許出願(BO39328)に更に説明されて
いるように好適な手段で形成することにより、必要に応
じて選択的に金属化された領域を有する本発明のコネク
タを容易に得ることができる。しかし、本発明の実施の
形態におけるコネクタは、上述の方法で製造されるもの
に限定されるものではない。他の好適な適宜の方法を用
いることが可能である。
領域は、図1の(A)から(D)、図2の(A)から
(D)および図4の(A)から(D)の実施の形態にお
ける金属層7と、図2の(B)から図3の(B)におけ
る保持片12および保持片12を支える延長部19上の
金属層と、図4の(B)から(D)および図5の(B)
から(D)におけるシールド層5と、図5の(B)から
(D)における金属層8と、図6の(A)における金属
層25,35と、図6の(B)における保持片27,3
7とを含む。更に、図6の(A)におけるコネクタ2
1,31の金属導電路24,34も含む。上述の金属層
および導電路の回りに好適な形状の掃引線(trace )
を、欧州特許出願(BO39328)に更に説明されて
いるように好適な手段で形成することにより、必要に応
じて選択的に金属化された領域を有する本発明のコネク
タを容易に得ることができる。しかし、本発明の実施の
形態におけるコネクタは、上述の方法で製造されるもの
に限定されるものではない。他の好適な適宜の方法を用
いることが可能である。
【0045】上記欧州特許出願(BO39328)に記
載の方法を用いる場合は、例えば電子ビームあるいはイ
オンビームなどの高エネルギビームを用いることができ
る。光ビームあるいはレーザビームを代りに使用するこ
ともでき、一方、研磨を用いることも可能である。上述
の工程dにおける非選択金属層領域の除去は、化学的な
エッチング工程あるいは研磨工程により行うことが可能
である。第1金属層は無電解(electroless )の銅ある
いはニッケルで、1から2μmの厚さに形成でき留。第
2厚さは5から10μmとすることができる。電気メッ
キ金属層は、例えばニッケル、金、あるいは、錫−鉛か
らなる2から4μmのトップコート仕上げ層で被覆して
もよい。
載の方法を用いる場合は、例えば電子ビームあるいはイ
オンビームなどの高エネルギビームを用いることができ
る。光ビームあるいはレーザビームを代りに使用するこ
ともでき、一方、研磨を用いることも可能である。上述
の工程dにおける非選択金属層領域の除去は、化学的な
エッチング工程あるいは研磨工程により行うことが可能
である。第1金属層は無電解(electroless )の銅ある
いはニッケルで、1から2μmの厚さに形成でき留。第
2厚さは5から10μmとすることができる。電気メッ
キ金属層は、例えばニッケル、金、あるいは、錫−鉛か
らなる2から4μmのトップコート仕上げ層で被覆して
もよい。
【図1】ハウジングがスタンドオフを有するコネクタの
連続的な製造工程を示す図である。
連続的な製造工程を示す図である。
【図2】ハウジングがスタンドオフおよび保持片を有す
るコネクタの連続的な製造工程を示す図である。
るコネクタの連続的な製造工程を示す図である。
【図3】図2の(A)から(D)のコネクタと異なる態
様で保持片により基板に装着する状態の断面図である。
様で保持片により基板に装着する状態の断面図である。
【図4】ハウジングがスタンドオフとシールド層とを有
するコネクタの連続的な製造工程を示す図である。
するコネクタの連続的な製造工程を示す図である。
【図5】ハウジングがコンタクトリムを有するコネクタ
の連続的な製造工程を示す図である。
の連続的な製造工程を示す図である。
【図6】表面に電気素子を設けられた他のコネクタを示
す図である。
す図である。
1,1′,21,31…コネクタ、2…スタンドオフ、
3…側部、4,22,32…端子、5…シールド層、6
…リム、7,8,13,25,35…金属層、9,1
0,17,17′,39…凹部、11,20…金属リン
グ、12…保持片、15…基板、16…信号層、18…
接地層、19,28,38…延長部、22…結合端部、
26…貫通孔、29…コンタクトピン、33…電気素
子、34…導電路。
3…側部、4,22,32…端子、5…シールド層、6
…リム、7,8,13,25,35…金属層、9,1
0,17,17′,39…凹部、11,20…金属リン
グ、12…保持片、15…基板、16…信号層、18…
接地層、19,28,38…延長部、22…結合端部、
26…貫通孔、29…コンタクトピン、33…電気素
子、34…導電路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルト・コルネリス・マリア・ベッカー オランダ国、エヌエル − 5581 イーイ ー・ワールレ、ベフェールラーン 1
Claims (9)
- 【請求項1】 導電性材料で形成されたハウジングを有
し、基板に装着されるコネクタであって、前記ハウジン
グは、金属層(7;8;25;35)を設けられた部分
(2;6;28;38)を備え、この部分は、基板(1
5)の近部に予め配置されるコネクタ(1;1′;2
1;31)の一側に配置され、これにより金属層(7;
8;25;35)は、このコネクタを基板(15)には
んだ付け可能に結合しかつ固定するための手段として作
用することを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記部分は、それぞれがコネクタ(1)
の側部(3)から延びかつ少なくとも部分的に前記金属
層(7)を設けられた1組のスタンドオフ部材(2)を
備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記部分は、少なくとも部分的に前記金
属層(8)を設けられかつ端子(4)を収容するための
凹部(9)を有するリム(6)を備えることを特徴とす
る請求項1に記載のコネクタ。 - 【請求項4】 それぞれが前記部分と同じ側に配置され
る1組の保持片(12)を備え、これらの保持片は他の
金属層(13)を設けられて前記基板(15)の対応す
る凹部(17)内に嵌合されることを特徴とする請求項
1から3のいずれか1に記載のコネクタ。 - 【請求項5】 コネクタ(21;31)のハウジング
は、このハウジングに配置された電気素子(23;3
3)と、このコネクタの端子(22;32)とに接続さ
れる金属製導電路(24;34)を設けられることを特
徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のコネク
タ。 - 【請求項6】 シールド層(5)により少なくとも部分
的にシールドされることを特徴とする請求項1から5の
いずれか1に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の少な
くとも1のコネクタと基板(15)とを備え、この基板
は、コネクタの対応する端子に接続される信号層(1
6)と、コネクタの前記部分に接続される接地層(1
8)とを有するコネクタシステム。 - 【請求項8】 請求項4に記載の少なくとも1のコネク
タと基板(15)とを備え、この基板は、コネクタの対
応する端子に接続される信号層(16)と、コネクタの
前記部分に接続される接地層(18)と、それぞれ保持
片(12)が挿入されかつ固定される凹部(17;1
7′)とを設けられるコネクタシステム。 - 【請求項9】 前記凹部(17′)は、更に他の金属層
(13)でメッキされていることを特徴とする請求項8
に記載のコネクタシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP94202141A EP0694996A1 (en) | 1994-07-22 | 1994-07-22 | Selectively metallized plastic hold-down connector |
NL94202141.1 | 1994-07-22 | ||
US08/503,127 US5713762A (en) | 1994-07-22 | 1995-07-17 | Selectively metallized plastic hold-down connector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298144A true JPH08298144A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=26136443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7187537A Pending JPH08298144A (ja) | 1994-07-22 | 1995-07-24 | 選択的に金属化されたプラスチック製ホールドダウンコネクタ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5713762A (ja) |
EP (1) | EP0694996A1 (ja) |
JP (1) | JPH08298144A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0927365A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Harting Elektron Gmbh | 電気コネクタ |
KR20160108041A (ko) * | 2015-03-06 | 2016-09-19 | 주식회사 신화콘텍 | 자삽 타입 와이어 투 보드 커넥터용 접속헤더 |
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US6270374B1 (en) | 1998-01-20 | 2001-08-07 | Berg Technology, Inc. | Electrical connector with wafer for video positioning and surface mount holding feature |
DE29920228U1 (de) * | 1999-11-17 | 2001-03-29 | Weidmueller Interface | Steckverbinder für Leiterplatten |
US7018239B2 (en) * | 2001-01-22 | 2006-03-28 | Molex Incorporated | Shielded electrical connector |
US6638082B2 (en) | 2001-11-20 | 2003-10-28 | Fci Americas Technology, Inc. | Pin-grid-array electrical connector |
US6666693B2 (en) | 2001-11-20 | 2003-12-23 | Fci Americas Technology, Inc. | Surface-mounted right-angle electrical connector |
US7329150B2 (en) * | 2006-06-27 | 2008-02-12 | Lotes Co., Ltd. | Electrical connector |
WO2017132959A1 (en) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | Harting (Zhuhai) Manufacturing Co., Ltd. | Plug connector with integrated galvanic separation |
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DE3116201C1 (de) * | 1981-04-23 | 1982-11-04 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Leitungsstecker mit einer metallisierten Kappe |
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