JPH08297167A - 中性子検出器 - Google Patents
中性子検出器Info
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- JPH08297167A JPH08297167A JP10437995A JP10437995A JPH08297167A JP H08297167 A JPH08297167 A JP H08297167A JP 10437995 A JP10437995 A JP 10437995A JP 10437995 A JP10437995 A JP 10437995A JP H08297167 A JPH08297167 A JP H08297167A
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Abstract
面にはLiF等の薄膜層3を形成する。PSF1の一端
に光電変換素子5を取り付ける。PSF1と光電変換素
子5は遮光膜7と減速材9で覆われる。LiF等は低速
中性子が入射すると(n,α)反応によってα粒子等を
放出するため、薄膜層3が第一の固体反応材となる。P
SF1はシンチレータ、第二の固体反応材、減速材を兼
ねる。PSF1は水素化合物であり、(n,p)反応に
よって反跳陽子を放出する。これら両反応を電気信号に
変換して中性子を検出する。反応材としてガスを使用し
ないためガスの漏洩・劣化がなく、部材の共用率が高い
ため小型化が可能となる。
Description
数の反応材を用いて構成される中性子検出器に関する。
設、原子炉施設などにおける放射線管理に使用されてい
る。従来最も一般的な中性子検出器の構成例は、直径3
センチメートル程度のアルミニウム等の円筒形容器に3
フッ化ほう素(BF3 )を封入し、その周囲を厚さ10
センチメートル程度のポリエチレン等の減速材で覆うも
のであった。この検出器の場合、まず入射中性子は減速
材によって減速された後、円筒形容器に入る。ここで核
反応の一種である(n,α)反応を起こし、その結果発
生するα粒子でBF3 ガスをイオン化し、これを電気信
号として観察していた。これは、中性子自身が電荷を持
たないため、イオン化という検出原理を利用したもので
ある。
みのため検出器の構造が大きく(上記例の場合、全幅は
約23センチメートル)、重さも10キログラム程度と
重く、可搬性、作業性に改善の余地が残るものであっ
た。減速材を厚くとる理由は、入射中性子のエネルギー
が高くなるほど反応断面積が減少するほう素(B)の特
性にある。すなわち、円筒形容器に入射する中性子のエ
ネルギーを予め十分落とさなければ検出できないのであ
る。
た欠点を解決する中性子検出器が開示されている。この
発明(以降「先行発明」という)は本願出願人によって
先に提案されたものであり、その特徴はBF3 と水素化
合物という2種類の反応材を併用することにより、検出
器の小型化を図るものである。このとき、 1.水素化合物中からの水素原子の放出確率は、ほう素
とは逆に中性子のエネルギーが高いほど大きくなるた
め、減速材の大半が不要になる、という効果のみなら
ず、 2.中性子が水素原子に衝突したとき、(n,p)反応
によって発生する電荷量(反跳による陽子1個相当)
と、ほう素によるα粒子の電荷量(陽子2個相当)が異
なるため、2つの反応の計数比から中性子の平均エネル
ギーおよびエネルギー応答特性の異なる複数の線量等量
を同時に求めることができる、という新たな効果も生む
ものであった。ここでこの先行発明を図面によって説明
する。
において、球形の検出器10内部にはBF3 ガスが封入
されており、球の内面には水素化合物14が膜状に形成
されている。この膜の内側には第一電極15が設けら
れ、一方、検出器10の中心線上に芯線状の第二電極1
2が設けられている。これら2つの電極間には高圧が印
加される。出力端子13は反応によって発生した電気信
号を取り出すものである。
である。
ると、ほう素と(n,α)反応を起こしてBF3 ガスが
イオン化され、第一電極15と第二電極12の間に電流
が流れる。これが出力端子13から出力される。
物中の水素原子と(n,p)反応を起こし、反跳陽子が
検出器10内に放出される。この陽子も同様にBF3 ガ
スをイオン化し、電気信号が出力端子13から出力され
る。これら2つの反応に関与する電荷量は異なるため、
弁別が可能となる。
図において、出力端子13から出力された電気信号は増
幅回路22で増幅された後、信号弁別回路23へ入力さ
れる。ここで信号の電圧レベルまたは波形によってα信
号(α粒子に起因する信号)とp信号(反跳陽子に起因
する信号)を弁別し、それら信号の度数をそれぞれ計数
回路24、25によって計数する。計数結果は演算処理
回路26で後述の方法によって処理され、表示部27に
出力される。
ルギー応答特性を示す図である。同図において横軸は入
射中性子のエネルギー、縦軸は感度で、前者は右下り、
後者は右上りの特性を示している。ここで前記計数回路
24、25それぞれの計数結果をC1、C2とすれば、
C2/C1の比は既知であるから、図3をもとに中性子
の平均エネルギーを求めることができる。例えば、C2
/C1=2となった場合、同図中のE0が求める値とな
る。従ってこうした関数を予めプログラム化し、前記演
算処理回路26で実行すればよい。
ば検出器の小型化と測定の効率改善が可能となった。し
かしながらこの発明についても、以下の点でさらに改善
の余地があることが判明した。
を封入する構成であったため、ガスの漏洩や高圧印加に
よる劣化を考慮する必要があった。従って長期間に渡り
一定の特性を保つ検出器が望まれた。
によって解析したところ、検出器10の周囲に1センチ
メートル程度の減速材を設けることが望ましいことがわ
かった。このとき検出器10の球状部の直径は約5セン
チメートルであり、全体の直径は7センチメートル程度
となる。構造は小さい程用途も広がるため、可能であれ
ばさらに小型化を図りたい。
てなされたもので、その目的は、固体反応材を使用する
ことによって検出特性の維持を図りつつ、検出材と反応
材、さらには減速材をも同一部材で実現することによ
り、さらに小型化が可能な中性子検出器の開示にある。
に本発明の中性子検出器は、入射する低速中性子に対し
て核反応によって荷電粒子を放出する第一の固体反応材
と、入射する高速中性子に対して反跳作用によって荷電
粒子を放出する第二の固体反応材と、少なくとも前記第
一および第二の固体反応材を遮光する遮光材と、前記第
一および第二の固体反応材から放出される荷電粒子を検
出する検出部とを有する。
(n,α)反応によって荷電粒子を放出する物質で形成
され、前記第二の固体反応材が(n,p)反応によって
荷電粒子を放出する物質で形成される。
はリチウムおよびほう素よりなる群のうち少なくとも1
つの物質を含み、前記第二の固体反応材は水素化合物で
あることを特徴とする。
粒子を検出したときシンチレーション光を発するシンチ
レータと、前記シンチレーション光を電気信号に変換す
る光電変換部とを含む。
クシンチレーションファイバーであり、該シンチレータ
は前記第二の固体反応材を兼ねるものである。
が前記第二の固体反応材を覆う薄膜状に形成される。
第二の固体反応材の外周を覆い、前記第二の固体反応材
と同一物質によって形成される中性子減速材を含むもの
である。
び前記第二の固体反応材の組を複数有し、これら複数の
組を緊密に束ねるものである。
記第二の固体反応材の組の形状は三角柱、四角柱または
六角柱であり、これらの組をそれぞれ側面を緊密に接す
る状態で束ねるものである。
の組の各組に対して設けられるものである。
応材が入射した低速中性子に対して核反応による荷電粒
子を放出する。一方、第二の固体反応材は、高速中性子
に対して反跳作用による荷電粒子を放出する。ここで、
検出部が第一および第二の固体反応材から放出される荷
電粒子を検出する。
材が(n,α)反応によって荷電粒子を放出し、前記第
二の固体反応材が(n,p)反応によって荷電粒子を放
出する。
よびほう素よりなる群のうち少なくとも1つの物質を含
むため、低速中性子に対する(n,α)反応が発生しや
すく、一方、前記第二の固体反応材は水素化合物である
ため、高速中性子に対する(n,p)反応が発生しやす
くなる。
が荷電粒子を検出したときにシンチレーション光を発
し、光電変換部がこれを電気信号に変換する。
シンチレーションファイバーであるため、高速中性子に
対する(n,p)反応が発生しやすく、前記第二の固体
反応材を兼ねることができる。
固体反応材を覆う薄膜状に形成されており、ここで
(n,α)反応の結果発生するα粒子は第二の固体反応
材へ入射される。
第二の固体反応材の外周を覆い、第二の固体反応材と同
一物質によって形成される中性子減速材が入射中性子を
減速する。
び第二の固体反応材の組を複数有し、これら複数の組を
緊密に束ねているため、中性子が感度よく検出される。
第二の固体反応材の組の形状は三角柱、四角柱または六
角柱であるため、これらの組はそれぞれ側面を緊密に接
する状態で束ねられる。
記複数の組の各組に発生するシンチレーション光を独立
して電気信号に変換する。
照しながら説明する。
を示す図である。本発明の特徴は、2つの反応材をとも
に固体反応材で形成し、イオン化ではなく、シンチレー
ション反応によって中性子を検出する点にある。本実施
例の形状の決定に当たっては、熱中性子から14MeV
程度の高速中性子に至る広範囲の中性子を、1マイクロ
シーベルトから最悪でも10ミリシーベルト程度の感度
で検出するという条件下で算出している。
太さ1ミリメートル程度のプラスチックシンチレーショ
ンファイバー1(以下「PSF1」という)が多数緊密
に束ねられている。一例として、PSF1のコア部はポ
リスチレン、クラッド部はポリメチルメタアクリレート
(PMMA)によって構成される。各PSF1の表面に
はフッ化リチウムLiFまたはほう素B(以下「LiF
等」という)の薄膜層3が蒸着または塗布等によって形
成されている。束全体の太さは1センチメートル程度で
よい。
断面積を有するため、低速中性子が入射すると(n,
α)反応によってα粒子またはトリチウム( 3H)原子
核を放出する。従って本実施例では、この薄膜層3が第
一の固体反応材となる。
なわち、PSF1は荷電粒子が入射したときにシンチレ
ーション光を発するシンチレータとして作用するのみな
らず、自身が第二の固体反応材であり、さらに減速材と
しても働く。PSF1は水素を多く含む水素化合物であ
るため、主に高速中性子に対して(n,p)反応によっ
て反跳陽子を放出するとともに、反応によって中性子を
減速する効果を持つ。本実施例の構成によれば、薄膜層
3で発生するα粒子、PSF1で発生する陽子がともに
PSF1で検出される。
が取り付けられている。光電変換素子5は光電子増倍管
(PMT)またはアバランシェフォトダイオード(AP
D)等で構成され、シンチレーション光を電気信号へ変
換する。PSF1と光電変換素子5全体は遮光膜7、お
よびさらにその周囲を取り巻く厚さ1センチメートル程
度の減速材9によって覆われている。減速材9としては
ポリエチレンなどの水素化合物を採用することができ
る。なお、後述の理由により、遮光膜7としては光を十
分に反射する金属膜等を使用するものとする。
先行発明同様、増幅、弁別、演算処理回路等を経て最終
的に表示回路に与えられる構成とすればよい。
る。この構成によって中性子が検出される様子をさらに
詳しく説明する。
高速中性子が入射したときの反応を示す図である。同図
に示すように、低速中性子は薄膜層3で(n,α)反応
を起こし、α粒子が放出される。放出される方向が図中
の矢印Aであれば、これがPSF1内でシンチレーショ
ン物質を励起し、シンチレーション光を発する。矢印B
の場合は図示しない隣のPSF1内でシンチレーション
光を発することになる。本実施例ではPSF1を多数束
ねているため、薄膜層3の総面積が飛躍的に向上し、低
速中性子に対する感度が良好となる。
薄膜層3で反応を起こす確率は非常に低く、通常はその
ままPSF1へ入射する。ここで(n,p)反応を起こ
し、シンチレーション光を発する。これらシンチレーシ
ョン光はPSF1の両端に伝搬するが、光電変換素子5
と逆方向に進むシンチレーション光も、PSF1端面に
おいて前記のごとく金属膜を採用した遮光膜7によって
反射されるため、捕捉すべき光のエネルギー損失を最小
限に抑えることができる。
応においても電荷量の相違により反応の弁別が可能とな
る。
程は通常0.1ミリメートルのオーダーであるため、本
実施例では以下の配慮をなすものとする。
然ながら、厚さはα粒子の飛程より小さくしなければな
らない。
態における断面の例を示す図である。同図に示す通り、
この場合はPSF1として正六角柱を採用している。薄
膜層3が均一に形成されている場合、この層も含めてP
SF1の断面が正六角柱に保たれるため、図6のように
各PSF1を互いに隙間なく、側面を緊密に接する状態
で束ねることが可能となる。この趣旨から、PSF1と
しては正三角柱、正四角柱などを採用することもでき
る。形状の決定に当たっては、LiF等の充填密度、P
SF1の入手または製造の容易性等の観点を考慮すれば
よい。
ョンおよび実験の結果、検出器の全幅が3センチメート
ル程度でよいことが判明したため、先行発明よりもさら
に検出器の小型化が可能となる。また固体反応材を採用
したため、ガスの漏洩や劣化という問題を解消すること
ができ、従来の課題を解決することができる。
わち、束状にすることによって薄膜層3の総面積が大幅
に向上するため、(n,α)反応に対する感度が改善さ
れることである。この際、例えばLiF等を粉状にして
シンチレータに混合する方法に比べても本実施例は有利
である。なぜなら、LiF等が混入されればシンチレー
タの透過率が悪化し、感度が低下するためである。本実
施例ではシンチレーション光がPSF1内をその壁面に
沿って伝搬するため、LiF等が光の経路を遮るおそれ
はない。
のPSF1の一端に1つ設けたが、各PSF1に対して
光電変換素子5を1個ずつ配置する構成であってもよ
い。この場合、検出器全体でシンチレーション光の総和
を検出するにとどまらず、各PSF1に発生するシンチ
レーション光を独立して検出することができる。この結
果、中性子が入射した位置を特定することができ、検出
器の機能が向上する。
層3を形成したが、例えばPSF1に細い軸穴やスリッ
トを設けるような場合には、この空隙部にLiF等を充
填することにしてもよい。この場合は毛管現象を利用し
た充填も可能であり、充填量と充填領域形状の管理の面
で都合がよい。
ポリエチレンなどの水素化合物を採用したが、本実施例
ではこの部分を変更した構成を説明する。
図である。同図において実施例1と同等の構成には同一
の符号を与え、説明を省略する。
を使用する点にある。すなわち、シンチレータとして使
用されるPSFと同一のものを同図のように延長し、そ
れら全体を遮光膜7で覆う。ただしこの際、減速材9と
して使用されるPSFにはLiF等の薄膜層を設けな
い。あくまでも減速を目的とするためである。同図で
は、薄膜層3を持つPSF1の領域を斜線によって示し
ている。
同様の効果を得ることができる。実施例2の場合、減速
材9として新たな物質を準備する必要がなく、検出器を
製造する上で都合がよい。
子検出器によれば、第一の固体反応材と第二の固体反応
材を併用したため、検出器の小型化を実現し、かつ長期
間の使用による検出効率の低下を回避することができ
る。
たはほう素を含むため低速中性子に対する(n,α)反
応が発生しやすく、一方、前記第二の固体反応材は水素
化合物であるため高速中性子に対する(n,p)反応が
発生しやすくなる。この結果、減速材を削減しつつ、広
いエネルギー範囲で検出の感度が改善される。
作用を検出原理とするため、イオン化を原理とするガス
反応材を使用する必要がなく、ガスの漏洩、劣化という
問題を考える必要がない。
ラスチックシンチレーションファイバーを用いたため、
これが(n,p)反応材としても働き、検出器の小型化
に寄与する。
反応材を覆う薄膜状に形成されている。従って、ここで
発生するα粒子を取り逃がすことがなく、感度を改善す
ることができる。
固体反応材と同一物質を採用することができるため、検
出器の製造上好都合である。
材および第二の固体反応材の組を緊密に束ねているた
め、中性子が検出感度を高めることができる。
たは六角柱であるため、これらを緊密に束ねることが可
能となる。
記の各組に発生するシンチレーション光を独立して電気
信号に変換するため、位置敏感型検出器を提供すること
ができる。
図である。
答特性を示す図である。
である。
たときの反応を示す図である。
す図である。
である。
膜、9 減速材。
Claims (10)
- 【請求項1】 入射する低速中性子に対して核反応によ
って荷電粒子を放出する第一の固体反応材と、 入射する高速中性子に対して反跳作用によって荷電粒子
を放出する第二の固体反応材と、 少なくとも前記第一および第二の固体反応材を遮光する
遮光材と、 前記第一および第二の固体反応材から放出される荷電粒
子を検出する検出部と、 を有することを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項2】 請求項1に記載の中性子検出器におい
て、 前記第一の固体反応材は(n,α)反応によって荷電粒
子を放出する物質で形成され、前記第二の固体反応材は
(n,p)反応によって荷電粒子を放出する物質で形成
されることを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項3】 請求項1に記載の中性子検出器におい
て、 前記第一の固体反応材はリチウムおよびほう素よりなる
群のうち少なくとも1つの物質を含み、前記第二の固体
反応材は水素化合物であることを特徴とする中性子検出
器。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の中性子
検出器において、前記検出部は、 前記荷電粒子を検出したときシンチレーション光を発す
るシンチレータと、 前記シンチレーション光を電気信号に変換する光電変換
部と、 を含むことを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項5】 請求項4に記載の中性子検出器におい
て、 前記シンチレータは、プラスチックシンチレーションフ
ァイバーであり、該シンチレータは前記第二の固体反応
材を兼ねることを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項6】 請求項5に記載の中性子検出器におい
て、 前記第一の固体反応材が前記第二の固体反応材を覆う薄
膜状に形成されることを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の中性子
検出器において、該検出器はさらに、 前記第一および前記第二の固体反応材の外周を覆い、前
記第二の固体反応材と同一物質によって形成される中性
子減速材を含むことを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項8】 請求項6に記載の中性子検出器におい
て、該検出器は、 前記第一の固体反応材および前記第二の固体反応材の組
を複数有し、 これら複数の組が緊密に束ねられていることを特徴とす
る中性子検出器。 - 【請求項9】 請求項8に記載の中性子検出器におい
て、 前記第一の固体反応材および前記第二の固体反応材の組
の形状は三角柱、四角柱または六角柱であり、これらの
組がそれぞれ側面を緊密に接する状態で束ねられている
ことを特徴とする中性子検出器。 - 【請求項10】 請求項8に記載の中性子検出器におい
て、 前記光電変換部は、前記複数の組の各組に対して設けら
れ、それぞれが対になる組に発生するシンチレーション
光を独立して電気信号に変換することを特徴とする中性
子検出器。
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