JPH08297097A - マット調塗光紙の光沢むら測定方法および装置 - Google Patents

マット調塗光紙の光沢むら測定方法および装置

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JPH08297097A
JPH08297097A JP10233995A JP10233995A JPH08297097A JP H08297097 A JPH08297097 A JP H08297097A JP 10233995 A JP10233995 A JP 10233995A JP 10233995 A JP10233995 A JP 10233995A JP H08297097 A JPH08297097 A JP H08297097A
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Naoyuki Shiratori
直行 白鳥
Nobuko Yoshitomi
信子 吉富
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マット調塗光紙の光沢むらを定量的に測定す
る。 【構成】 1つの光源21から可視光を対象物(マット
調塗光紙)23の外表面に照射し、その反射光をテレビ
カメラ24で受光し、得られた明暗の階調分布を持つ2
次元画像を画像解析装置20においてフーリエ変換し、
次いでフーリエ逆変換する際に特定波長範囲において強
調係数を用いて画像の明暗を2極化し、閉区画を形成す
る明部の画像領域を光沢むら部分としてそれぞれ別々に
面積を計算し、その面積の分布パラメータを測定結果と
して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マット調塗光紙および
表面光沢の少ない製品表面の光沢むらを品質の1項目と
して定量的に測定するマット調塗光紙の光沢むら測定方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、製品表面の光沢の強さの他に光沢
むらが製品の品質面で重要視されるようになってきてい
る。例えば塗工紙の「面感」、成形プラスチック表面の
「フローマーク」および自動車塗装の「鮮映性」などが
ある。
【0003】塗工紙の面感について述べると、すなわ
ち、製品の外観は光沢度が均一なもの程、面感が良いと
されている。その評価は従来、塗工紙表面の主としてサ
ブミリメーター領域の光沢むらを検査員が目視して視覚
的に判定することによってなされている。また、テレビ
カメラなどの撮像装置で製品の外観を撮像し、撮像結果
から、製品外観の輝度レベル(反射光強度)の分布を算
出する下記の検査方法も提案されている。
【0004】その一つはクロマトスキャナーを改造し
て、0.4mmφの光束を75°の入反射角で塗工紙表
面上に走査し、反射光の強さの標準偏差が目視順位と関
係することを明らかにしたものである(H.Fujiw
ara et.al.,1990 TAPPI Coa
t.Conf.Proc.,209(1990))。
【0005】他の一つはCCDカメラから入力した印刷
紙の表面反射2次元画像を画像解析して平均目視順位と
の相関を調べ、反射光の強さすなわち階調の変動係数と
相関性が良いことを明らかにしたものである。しかし、
白紙の光沢むらに関しては相関しないケースが多かった
としている<M.A.MacGregor et.a
l.,1991 TAPPI Coat.Conf.P
roc.,495(1991)>。
【0006】なお、特開平6−222002号では光沢
むらを従来の方法と違って光沢面からの反射光の強い部
位(明部)または弱い部位(暗部)の大きさ(面積)お
よびその分布として捉え、光沢の強いグロス調塗光紙に
ついては暗部の面積が視覚評価と一致する相関を得てい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらマット調
塗光紙の光沢むらの目視検査による光沢むらや印刷むら
の検査は評価に個人的な主観が入り込み易く定量性に欠
けるので、良否を客観的に判定するために専門的な検査
員を多数必要とする。
【0008】一方、前記のマット調塗光紙の光沢むらの
光学的な検査方法については次のような欠点がある。
【0009】光学的な光沢むらの測定は、反射光強度分
布で定量化が試みられているが、目視判定の結果と必ず
しも対応しない欠点がある。特に白紙面感(印刷される
前の面感)は拡散反射光が強く正反射光による光沢むら
が弱められて反射光強度分布を調べる光学的検査方法は
誤差が大きかった。また、特開平6−222002号の
提案はマット調塗光紙の測定に関しては未だ改善の余地
があった。
【0010】そこで、本発明は、上述の点に鑑みて、光
沢の弱いマット調塗光紙の光沢むらを光の強度分布より
も光沢むらの大きさおよび分布を以て光沢むらの測定結
果を定量化して表わすことの可能なマット調塗光紙の光
沢むら測定方法および装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、マット調塗光紙を撮像装
置により撮像し、画像解析装置により、撮像結果として
得られる画像の中から閉区画を形成する明部の画像領域
を前記マット調塗光紙の光沢むら部分として検出し、当
該検出した閉区画画像領域の各々の面積を算出し、当該
算出した面積の各々の分布を算出し、その算出結果を定
量化した光沢むらの測定結果とする。
【0012】請求項2の発明は、前記閉区画を形成する
明部の画像領域の検出に際し、撮像結果の明暗を強調す
ることを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、マット調塗光紙を撮像
する撮像手段と、当該撮像の結果として得られる画像の
中から、閉区画を形成する明部の画像領域を、前記マッ
ト調塗光紙の光沢むら部分として検出する検出手段と、
当該検出した閉区画画像領域の各々の面積を算出する第
1の算出手段と、当該算出した面積の各々の分布を算出
することにより当該算出した面積の各々の分布を算出
し、その算出結果をマット調塗光紙の光沢むらの測定結
果として出力する第2の算出手段とを具えたことを特徴
とする。
【0014】ここで、マット調塗工紙は紙および板紙の
75度鏡面光沢度試験方法(JISP−8142)を用
いると、マット調塗工紙は40%以下の光沢度を有する
ものとする。
【0015】
【作用】マット調塗光紙の光沢むらは明暗の差異が生じ
るために、撮像画像中ではマット調塗光紙の明部が閉区
画を形成することを、本願発明者が発見し、請求項1、
3の発明では、この閉区画の画像の面積分布を算出する
ことによりマット調塗光紙の光沢むらの測定結果を定量
化する。
【0016】請求項2の発明では、撮像結果の明暗を強
調することによりマット調塗光紙の光沢むら部分を正確
に識別することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明実施例の基本構成を示す。
【0019】図1において、1000はマット調塗光紙
を撮像する撮像手段である。
【0020】1100は当該撮像の結果として得られる
画像の中から、閉区画を形成する画像領域を、前記マッ
ト調塗光紙の光沢むら部分として検出する検出手段であ
る。
【0021】1200は当該検出した閉区画画像領域の
各々の面積を算出する第1の算出手段である。
【0022】1300は当該算出した面積の各々の分布
を算出することにより、その算出結果を光沢むらの測定
結果として出力する第2の算出手段である。
【0023】なお、後述するが検出手段1100、第
1,第2の算出手段1200,1300の機能は画像解
析処理装置の演算機能により実現される。
【0024】図2は本発明を適用した測定装置の概略構
造を示す。
【0025】図2において、マット調塗光紙23に対し
て撮像装置(図1の撮像手段1100)10内の光源2
1から光が偏光フィルタ22を介して投射される。マッ
ト調塗光紙23で反射された光は偏光フィルタ25を介
してテレビカメラ24において受光される。テレビカメ
ラ24は受光した光を画素毎の画像信号に変換し、画像
解析装置20に出力する。
【0026】本実施例に用いる光源21には可視の単色
光または白色光を用いることが好ましい。また、対象物
23の表面上への入射光は平行光または平行光に近い状
態の光が好ましい。平行光もしくは平行光に近い光でな
いと光沢むらが画像全体にわたって捕えにくくなること
がある。入射角は15°〜35°が好ましいがこれに限
定されない。
【0027】本実施例において、テレビカメラ24によ
って受光する反射光は入射角の値に対し−10°〜+1
0°の反射角で捕えることが好ましい。その範囲をはず
れると、光沢の主をなす正反射光を捕えることが難しく
なる。
【0028】入射光および反射光を同位相の偏光フィル
タ22,25に通すことにより、拡散反射光を遮断し、
正反射光を透過させる。このため光沢むらがより強調さ
れる。
【0029】本実施例で用いるテレビカメラ24は対象
物23の2次元(平面)画像を得る装置を指し、平面内
の位置に対する明暗の変化を電気信号で捕えるものであ
れば、何を用いてもよい。市販されているものとしてC
CDカメラ,ビデオカメラなどがあるが、明暗と電気信
号が直線関係にあるCCDカメラを用いることが好まし
い。テレビカメラのレンズの焦点距離は画像の分解能が
対象物表面の大きさで表わすと0.5mm以下になり、
かつ画像全体に相当する対象物の測定面積が2×2mm
以上になるよう選定することが好ましい。
【0030】本発明は画像信号の解析方法に特徴があ
り、本発明に関する画像解析処理を説明する。
【0031】テレビカメラ24により得られた1画面分
の画像信号、すなわち、画素毎の輝度値(階調表現)は
画像解析装置20内のメモリに記憶された後、中央演算
処理装置により読出され、以下の処理ステップで画像解
析される。
【0032】(1) 2次元画像に対して次式によりフ
ーリエ変換を施す。
【0033】
【数1】
【0034】フーリエ変換の結果は周波帯毎の強度分布
を示し、パワースペクトルと呼ばれる。
【0035】(2) フーリエ変換結果を逆フーリエ変
換する際に肉眼で認識できる特定波長範囲に該当する部
分に強調係数を乗じることにより、撮像時の2次元画像
の明暗を強調した強調画像を得る。逆フーリエ変換式は
次式で表わされる。
【0036】
【数2】
【0037】(3)得られた強調画像の中から明部に対
応する白色部または暗部に対応する黒色部が閉区画を形
成する画像領域部分を光沢むらの部分として検出し、検
出の閉区画領域の各々についての面積,平均面積または
標準偏差または変動係数または単位面積当たりの白色部
または黒色部の個数を目視評価に対応する光沢むらの判
定パラメータとして算出する。また、これらのパラメー
タ値が光沢むらの度合(分布)を定量的に表わすことに
なる。
【0038】ここで白色部および黒色部とは白色および
黒色のそれぞれに準ずる階調を持つ、独立の閉区画領域
を指す。
【0039】上記パラメータの算出式を参考のために、
以下の式に示しておく。またこの処理を実行するときの
画像解析装置が図1の検出手段1100,第2の算出手
段1200,第2の算出手段1300として動作するこ
とは言うまでもない。
【0040】
【数3】
【0041】
【数4】
【0042】
【数5】
【0043】上述の特定の波長範囲としては下限が0.
004〜2.0mm、上限が2.0〜200mmとなる
ように波長範囲を設定することが好ましい。下限を0.
004〜2.0mmの範囲外にすると人間の視覚の分解
能と相違し、有効な測定値が得られなくなる。また、上
限を2.0〜200mmの範囲外にすると、人間が差と
して知覚する大きさと相違し、有効な測定値が得られな
くなる。
【0044】数2式における強調係数は2〜50倍が好
ましい。2倍未満であると明暗の2極化が得られず、ま
た50倍を越えるとむらの形状が視覚で認識したものと
一致しなくなり、有効な測定値が得られにくくなる。
【0045】以上の演算処理はコンピュータで計算する
場合、2次元画像を分画して、画素の集合体とし、各画
素の階調は画像信号をデジタル化して入力する。
【0046】以上述べた画像解析処理のうち、2次元画
像をフーリエ変換および逆変換し、白色部または黒色部
を得る操作は、従来“しきい値”と言われる恣意的にな
りがちな領域設定と置き替わるもので、すべてのサンプ
ルについて同一の条件で設定できるので、再現性・信頼
性の良い測定値が得られる。
【0047】マット調塗光紙の光沢むらを定量的に測定
する方法および装置は従来の製品表面の光沢むらを視覚
判定する方法に置き替わる方法として好適であり、恣意
的な操作を必要としないことから測定者の経験・判断に
左右されることなく、再現性・信頼性の良い定量的な数
値が簡単に得られる特徴を有している。
【0048】したがって、本発明は塗工紙の白紙面、お
よび印刷面の微小光沢むらはもちろん、成形プラスチッ
ク表面、各種塗装面およびその他表面の美観・平滑性を
重視する物品の微小光沢むらを定量的に評価するのに有
用な方法および装置を提供するものである。
【0049】実際に行った光沢むらの測定結果を参考の
ために紹介しておく。塗工紙サンプルは市販のシートオ
フセット用マット調塗工紙(A2品種、9サンプル)を
用いた。
【0050】白紙の微小光沢むら測定装置は図2に示す
装置を用いた。白色可視の平行光(光照射装置HT−
2:Nikon)を偏光して、塗工紙表面上に法線に対
し入射角25°で紙面上に照射し、同25°の反射光を
入射光と同位相の偏光フィルタを介してCCDカメラ
(SONY:CE−75)で検出した。
【0051】1画素当たりの対象物表面の撮影面積は4
0×40μmで、測定面積は10×10mmであった。
データは1サンプル当たり4ケ所撮影し、その相加平均
をもって値とした。
【0052】各画素の明度はA/Dコンバータでデジタ
ル化した階調に変換した。階調は黒から白までを256
等分し、黒を0、白を255のレベルとした。光量は各
群塗工紙サンプル中最も光沢度の高いサンプルの階調分
布が階調レベル255にかからないように設定した。
【0053】画像解析(画像解析装置IP−1000:
Asahi Chem.Ind.)の条件に関しては、
原画像を2次元フーリエ変換してから、さらに逆変換す
る際に肉眼で認識できる特定の波長範囲に強調係数を掛
け、画像の明暗むらを強調した。むらを強調した画像の
階調において、0〜1の範囲を<黒色部>、254〜2
55の範囲を<白色部>とした。黒色部(原画像では暗
い部分)および白色部(原画像では明るい部分)の1個
毎の面積を求めた後、その標準偏差を計算した。
【0054】目視準位に関しては7人の社内外の紙品質
評価にかかわっている専門家が順位をつけて、その順位
の相加平均値を目視平均順位とした。順位のつけ方は各
群において面感の良い順に、1,2,3…と整数でつけ
た。
【0055】目視評価の平均順位と塗工紙の光沢むらに
相当する強調された白色部と黒色部の面積標準偏差との
関係を図3および図4に示す。この場合のフーリエ逆変
換時の強調波長範囲は0.4〜8.0mm、強調係数は
20倍とした。図3および図4から明らかなように相関
係数は白色部をとった場合r=0.90,黒色部の場合
r=−0.20を得た。これらの結果から、マット紙の
目視評価は光沢むらの暗い部分よりも明るい部分を見て
判定していることがわかる。すなわち、白色部の面積標
準偏差の方が視覚感覚に対する支配的因子であると考え
る。
【0056】また、目視評価の平均順位と、白色部およ
び黒色部の1個当たり平均面積の関係を図5〜図6に示
す。明部面積の大きさと目視評価は非常に高い相関性を
有する。
【0057】本実施例に加えて、以下の例を実現でき
る。
【0058】(1) 第1,第2実施例では光沢むらお
よび印刷むらの測定を行うまでの処理を説明したが、測
定結果を用いて外観検査を自動的に行うこともできる。
この場合、測定結果として得られるパラメータ値を予め
定めたしきい値と比較して異常の有無判定を行う。この
とき、検査結果を表示すると共に、撮像結果を強調した
画像を表示器に表示するとよい。
【0059】(2) 光沢むらまたは印刷むらの測定結
果を可視出力するには、以下の形態を用いることができ
る。
【0060】(a)算出したパラメータ値を表示装置や
プリンタにより数値出力する。
【0061】(b)算出したパラメータ値を表示装置や
プリンタによりグラフ出力する。
【0062】(c)複数のパラメータ値を用いて数値演
算式により光沢むらの度合を数値に変換し、その数値に
対応させて、光沢むらの程度“大”,“中”,“小”の
ようなメッセージを表示させる。
【0063】(3) 本実施例では画像の中から閉区画
部分の画像領域を検出するための詳細な処理については
説明なかったが、この処理は輪郭線抽出処理として周知
の各種手法を用いればよい。
【0064】(4) 光沢むらの境界を明確にしたい場
合は閉区画を形成する輪郭線を強調して表示するとよ
い。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、マット調塗光紙についても光沢むらを定量的に測定
できるので、光沢むらの程度を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の基本構成を示す機能ブロック図
である。
【図2】本発明実施例の構造を示す構造図である。
【図3】マット調塗光紙における面積標準偏差と視覚評
価の関係を示す図である。
【図4】マット調塗光紙における面積標準偏差と視覚評
価の関係を示す図である。
【図5】目視平均順位と面積標準偏差との関係を示す図
である。
【図6】目視平均順位と面積標準偏差との関係を示す図
である。
【符号の説明】
10 撮像装置 20 画像解析装置 21 光源 22,25 偏光フィルタ 23 対象物(マット調塗光紙)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マット調塗光紙を撮像装置により撮像
    し、 画像解析装置により、撮像結果として得られる画像の中
    から閉区画を形成する明部の画像領域を前記マット調塗
    光紙の光沢むら部分として検出し、 当該検出した閉区画画像領域の各々の面積を算出し、 当該算出した面積の各々の分布を算出し、その算出結果
    を定量化した光沢むらの測定結果とすることを特徴とす
    るマット調塗光紙の光沢むら測定方法。
  2. 【請求項2】 前記閉区画を形成する明部の画像領域の
    検出に際し、撮像結果の明暗を強調することを特徴とす
    る請求項1に記載のマット調塗光紙の光沢むら測定方
    法。
  3. 【請求項3】 マット調塗光紙を撮像する撮像手段と、 当該撮像の結果として得られる画像の中から、閉区画を
    形成する明部の画像領域を、前記マット調塗光紙の光沢
    むら部分として検出する検出手段と、 当該検出した閉区画画像領域の各々の面積を算出する第
    1の算出手段と、 当該算出した面積の各々の分布を算出することにより当
    該算出した面積の各々の分布を算出し、その算出結果を
    マット調塗光紙の光沢むらの測定結果として出力する第
    2の算出手段とを具えたことを特徴とするマット調塗光
    紙の光沢むら測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008268190A (ja) * 2007-03-22 2008-11-06 Byk-Gardner Gmbh 表面特性の決定

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