JPH0829646A - 発光素子モジュール - Google Patents

発光素子モジュール

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JPH0829646A
JPH0829646A JP6186268A JP18626894A JPH0829646A JP H0829646 A JPH0829646 A JP H0829646A JP 6186268 A JP6186268 A JP 6186268A JP 18626894 A JP18626894 A JP 18626894A JP H0829646 A JPH0829646 A JP H0829646A
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JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
package
emitting element
substrate
temperature control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6186268A
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English (en)
Inventor
Takashi Kato
隆志 加藤
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】パッケージ1と、パッケージ1の底部に固定さ
れる基板3aと、基板3a上に実装された発光素子6と
を備え、発光素子6の出射光がパッケージ1に装着され
た光ファイバ15に結合されるように構成されている発光
素子6モジュールにおいて、パッケージ1の底部上面と
基板3aの下面との間の接合面が、パッケージ1底面を
含む平面に対して90度未満の所定の角度を有する。 【効果】発光素子−基板組立体を実装する際に粗調整を
しておくことにより、最終的な光軸調整の手間を軽減で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光素子モジュールに関
する。より詳細には、本発明は、パッケージに収容され
た発光素子、温度制御素子、光学系等を含む発光素子モ
ジュールの新規な構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な発光素子モジュールの
典型的な構成を示す断面図である。
【0003】同図に示すように、一般に、発光素子モジ
ュールは、半導体レーザ6、光学系および光ファイバ15
を一体化して構成されている。半導体レーザ6はモニタ
用のフォトダイオード4および内部レンズ7と共に基板
3上に実装されている。ここで、内部レンズ7は、実際
には、レンズホルダ8を介して基板3に装着されてい
る。また、半導体レーザ6は、チップキャリア5を介し
て基板3に実装されている。更に、基板3はペルチェ効
果素子等の温度制御素子2を介してパッケージ1の底面
に固定されている。
【0004】一方、パッケージ1の一方の端面にはハー
メチックガラス9で封止された窓が形成されており、こ
の窓の外側に、アイソレータ10とレンズホルダ12により
固定された外部レンズ11とが装着されている。また更
に、レンズホルダ12の他端にはフェルールホルダ13が固
定されており、フェルール14により把持された光ファイ
バ15の先端がこのフェルールホルダ13に挿入されてい
る。
【0005】上述のような発光素子モジュールに対して
は、発光素子の放射する限られた光パワーをできる限り
効率良く光ファイバに結合することが求められる。一
方、多くの光学部品は、光に対するその物理的な位置関
係により結合効率あるいは透過効率が変化する。従っ
て、発光素子モジュールの性能は、各部材の個々の特性
もさることながら組立て時の位置決めにも大きく左右さ
れる。
【0006】そこで、発光素子モジュールの組立工程で
は、各光学部品を装着する際にその都度光学的な調整を
行ってから固定している。しかしながら、発光素子の実
装位置や方向のずれが大きくなると、後から装着する光
学部品の調整では誤差を吸収し切れなくなったり、調整
に過大な時間と手間がかかるようになる等の理由で、実
質的に発光素子モジュールの組立てが困難になる場合が
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、発
光素子モジュールにおける上記従来技術の問題点を解決
し、発光素子の出射光が適切な光路をとることができる
ように、その位置決めを容易に行うことができる新規な
構成を提供することをその目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、パッケ
ージと、該パッケージの底部に固定される基板と、該基
板上に実装された発光素子とを備え、該発光素子の出射
光が該パッケージに装着された光ファイバに結合される
ように構成されている発光素子モジュールにおいて、該
パッケージの底部上面と該基板の下面との間の接合面
が、該パッケージ底面を含む平面に対して90度未満の所
定の角度を有することを特徴とする発光素子モジュール
が提供される。
【0009】
【作用】本発明に係る発光素子モジュールは、その独自
の構成により、パッケージに対する発光素子の位置決め
を3次元的に調整できるように構成されている点にその
主要な特徴がある。
【0010】即ち、従来の発光素子モジュールにおいて
も、発光素子を実装した基板あるいは基板を搭載した温
度制御素子を移動させることにより、発光位置を特定の
平面内で移動させることはできた。しかしながら、実際
には、発光素子の発光位置の高さが不適切である場合も
あり、このような場合には、各部材の寸法により決まっ
てしまっている発光素子の高さを調整することはできな
かった。
【0011】これに対して、本発明に係る発光素子モジ
ュールにおいては、発光素子を実装した基板からパッケ
ージの底面に至る間に在る、パッケージと温度制御素子
との間、あるいは、温度制御素子と基板との間のいずれ
かの接合面が、パッケージの底面を含む水平面に対して
傾斜している。従って、この傾斜した接合面で一方の部
材を移動させることにより、パッケージの底面に対する
発光素子の高さを変化させることができる。
【0012】傾斜した接合面を実際に形成するには、基
板、温度制御素子およびパッケージの底面をそれぞれ加
工して傾斜面を形成してもよいし、楔状の断面を有する
スペーサ等の他の部材を用いてもよい。但し、少なくと
も基板と温度制御素子との間では、両者の間の熱伝導が
阻害されないように、充分な接触面積が得られるように
配慮することが好ましい。
【0013】以下、図面を参照して本発明をより具体的
に説明するが、以下の開示は本発明の一実施例に過ぎ
ず、本発明の技術的範囲を何ら限定するものではない。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る発光素子モジュールの
具体的な構成例を示す図である。尚、図1において、図
5と共通な構成要素に対しては共通の参照番号を付して
いる。
【0015】同図に示すように、この発光素子モジュー
ルの基本的な構成部材は、図5に示した従来の発光素子
モジュールと同じである。但し、この発光素子モジュー
ルでは、基板3aの底面が後方に行くに従って低くなる
ような傾斜をなしている。また、パッケージ1の底面に
は、上記基板3a底面の傾斜とは逆の傾斜面1aが形成
されており、温度制御素子2はこの傾斜面1a上に傾斜
して装荷されている。ここで、基板3aの傾斜とパッケ
ージ底面の傾斜面1aとは、ひとつの水平面に対して同
じ角度を有している。従って、傾斜した温度制御素子2
上に装荷された基板3aの上面は再び水平になってい
る。
【0016】図2は、図1に示した発光素子モジュール
における発光素子の高さ調節機能の作用を模式的に示す
図である。
【0017】同図に示すように、図1に示した発光素子
モジュールにおいては、基板3aは水平面に対してその
底面の傾斜と相補的な角度をなす傾斜面1aの上に装荷
されている。このとき、この接合面が水平面となす角度
θに対して、基板の水平移動量δH と垂直移動量δV
の間には下記の式1で示すような関係がなりたつ。
【0018】
【式1】δV =δH tanθ
【0019】従って、基板3aを移動させることにより
発光素子の高さを連続的に変化させることができる。
尚、この移動によって、パッケージ1の外部に装着され
たアイソレータ10や外部レンズ11と発光素子6との距離
は変化するが、この距離の変化は、フェルール14をフェ
ルールホルダ13に装着する際に充分に補償できる。
【0020】図1に示した本発明に係る発光素子モジュ
ールにおいて、パッケージ1の底面に形成した傾斜部1
aは、どのような方向に傾いていてもよい。但し、実際
に発光素子6の発光部を位置決めするときのことを考え
ると、この傾斜面は、発光素子6の出射光の伝播光軸に
沿って傾斜面が上昇するあるいは降下するような傾斜面
であることが好ましい。
【0021】図3は、本発明に係る発光素子モジュール
の他の構成例を示す図である。尚、同図において、他の
図面と同じ構成要素には共通の参照番号を付している。
【0022】同図に示すように、この発光素子モジュー
ルの基本的な構成は、図1に示した発光素子モジュール
と同じである。但し、この発光素子モジュールでは、パ
ッケージ1の底面に傾斜面を形成するのではなく、温度
制御素子2aの底面を加工して傾斜を形成している。従
って、温度制御素子2aがパッケージ1の水平な底面に
装荷された状態ではその上面が傾斜する。このような温
度制御素子2a上に装荷される発光素子−基板組立体
は、図1に示したものと同じ形状を有している。従っ
て、基板3aを水平に移動することによって、発光素子
6の姿勢を変化させることなくその高さを変化させるこ
とができる。
【0023】図4は、本発明に係る発光素子モジュール
の他の構成例を示す図である。尚、同図において、他の
図面と同じ構成要素には共通の参照番号を付している。
【0024】同図に示すように、この発光素子モジュー
ルの基本的な構成は、図1に示した発光素子モジュール
と同じである。但し、この発光素子モジュールでは、パ
ッケージ1の底面と温度制御素子2の底面との間に、楔
状の断面形状を有するスペーサ16を間挿することによ
り、温度制御素子2を傾斜させている。このような構成
は、機能的には他の実施例と変わらないが、従来から使
用していたパッケージ1および温度制御素子2等の部品
を特に加工することなく使用できるという点で実用的で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る発光素子モジュールでは、発光素子を実装された発光
素子−基板組立体を移動させることにより、パッケージ
底面に対する発光素子の高さを調節することができる。
従って、発光素子−基板組立体を実装する際に粗調整を
しておくことにより、最終的な光軸調整の手間を低減で
きる。
【0026】また、発光素子−基板組立体を実装する際
に調節することができるので、最終工程において調整限
界を越えるようなばらつきが生じることはない。これ
は、コスト低減を目的とする場合は、部品に要求される
寸法精度を低くすることができることを意味し、品質向
上を主眼とする場合は、より精密な調整が可能になるこ
とを意味する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る発光素子モジュールの具体的な構
成例を示す図である。
【図2】図1に示した発光素子モジュールの機能を説明
するための図である。
【図3】本発明に係る発光素子モジュールの他の具体的
な構成例を示す図である。
【図4】本発明に係る発光素子モジュールの更に他の構
成例を示す図である。
【図5】従来の発光素子モジュールの典型的な構成を示
す図である。
【符号の説明】
1・・・パッケージ、 2・・・温度制御素子、 3、3a・・・基板、 4・・・モニタ用フォトダイオード、 5・・・チップキャリア、 6・・・発光素子、 7・・・内部レンズ、 8・・・レンズホルダ、 9・・・ハーメチックガラス、 10・・・アイソレータ、 11・・・外部レンズ、 12・・・レンズホルダ、 13・・・フェルールホルダ、 14・・・フェルール、 15・・・光ファイバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージと、該パッケージの底部に固定
    される基板と、該基板上に実装された発光素子とを備
    え、該発光素子の出射光が該パッケージに装着された光
    ファイバに結合されるように構成されている発光素子モ
    ジュールにおいて、 該パッケージの底部上面と該基板の下面との間の接合面
    が、該パッケージ底面を含む平面に対して90度未満の所
    定の角度を有することを特徴とする発光素子モジュー
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された発光素子モジュール
    において、前記基板が、前記パッケージの底部に固定さ
    れた温度制御素子上に装荷されており、該パッケージ底
    部上面と該温度制御素子下面との間の接合面、または、
    該温度制御素子上面と該基板下面との間の接合面の少な
    くとも何れか一方が、該パッケージ底面を含む平面に対
    して90度未満の所定の角度を有することを特徴とする発
    光素子モジュール。
  3. 【請求項3】請求項2に記載された発光素子モジュール
    において、前記傾斜した接合面の一方が、前記パッケー
    ジの底部上面に形成された斜面上に装荷された前記温度
    制御素子により形成されていることを特徴とする発光素
    子モジュール。
  4. 【請求項4】請求項2に記載された発光素子モジュール
    において、前記傾斜した接合面の一方が、前記温度制御
    素子の上面または下面を傾斜させることにより形成され
    ていることを特徴とする発光素子モジュール。
  5. 【請求項5】請求項2に記載された発光素子モジュール
    において、前記傾斜した接合面の一方が、前記パッケー
    ジの底部上面と前記温度制御素子との間に傾斜面を有す
    るスペーサを間挿することにより該温度制御素子を傾斜
    させることにより形成されていることを特徴とする発光
    素子モジュール。
  6. 【請求項6】請求項1から請求項4までのいずれか1項
    に記載された発光素子モジュールにおいて、前記基板の
    厚さが、前記発光素子の搭載位置に近い側の縁部で薄く
    なり該発光素子の搭載位置から遠い側の縁部で厚くなる
    ように形成されていることを特徴とする発光素子モジュ
    ール。
JP6186268A 1994-07-15 1994-07-15 発光素子モジュール Withdrawn JPH0829646A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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