JPH08296328A - ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置 - Google Patents

ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置

Info

Publication number
JPH08296328A
JPH08296328A JP12714795A JP12714795A JPH08296328A JP H08296328 A JPH08296328 A JP H08296328A JP 12714795 A JP12714795 A JP 12714795A JP 12714795 A JP12714795 A JP 12714795A JP H08296328 A JPH08296328 A JP H08296328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide form
motor
dam
moving device
slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12714795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Mori
利夫 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP12714795A priority Critical patent/JPH08296328A/ja
Publication of JPH08296328A publication Critical patent/JPH08296328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に、かつ高い精度でスライドフォームを
移動できるようにする。 【構成】 スライドフォームはその上端部のフックがロ
ッド8901a、8901bの下端にピンで止められ
る。昇降装置89a、89bは、モータの動力により左
右の昇降ロッド8901a、8901bを上昇させる。
また、横移動装置88a、88bはモータによってジャ
ッキを駆動し、各昇降ロッドを横方向に移動させる。ス
ライドフォームの横ずれは所定位置に配置されたレーザ
測距装置によって検出され、制御装置90はその検出結
果にもとづいて、横移動装置88a、88bのモータを
制御し、上記ジャッキのストローク・センサからの信号
をモニタしつつロッド8901a、8901bを横移動
させて、スライドフォームの横ずれを解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート・ダムの
堤体をスライディングフォーム工法により構築する際、
スライドフォームを移動するために用いる装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のスライディングフォーム
工法によるダム堤体の構築作業を示す説明図である。図
に示したダムの堤体1は、図10の拡大断面図に示すよ
うに、複数の堤体部分101を上方に順次継ぎ足して構
築される。型枠として機能するスライドフォーム3は、
図9に示すように、堤体1の上端に設置され、スライド
フォーム3の内側にコンクリートを打設し、養生するこ
とで、堤体1の上端に新たな堤体部分101が構築され
る。
【0003】スライドフォーム3は、ほぼ上下方向に延
在し水平方向に間隔をおいて配置された複数の縦端太5
と、ほぼ水平方向に延在し上下方向に間隔をおいて配置
され、各縦端太5のほぼ上半部の下面501間に架設さ
れた複数の横端太7と、それら横端太7の下面701で
支持されたメタルフォーム9とを備えている。
【0004】図10において11は埋め込みアンカー
で、その先端部は雄ネジが形成され、基部にはボルト係
止ピン挿通孔(図示せず)が径方向に貫設されている。
また図中、13は埋め込みアンカー11埋設用のアンカ
ー埋設ボルト、15はスライドフォーム3取り付け用の
シーボルトである。各ボルト13、15は、頭部130
1、1501と軸部1303、1503とから成り、各
軸部1303、1503の先端には、埋め込みアンカー
11の雄ネジと螺合可能に雌ネジ(図示せず)が形成さ
れている。さらに、シーボルト15の頭部1501には
雄ネジ(図示せず)が形成されている。
【0005】埋め込みアンカー11は、その雄ネジをア
ンカー埋設用ボルト13の雌ネジに螺合し、アンカー埋
設用ボルト13と締結した状態で、メタルフォーム9の
内側に配設され、メタルフォーム9の内側にコンクリー
トを打設し養生して新たな堤体部分101を構築するこ
とで、堤体部分101に埋設される。さらに、この状態
で軸部1303を上記とは逆の向きに回転させアンカー
埋設用ボルト13を埋め込みアンカー11から外すこと
で、軸部1303の先端に応じた形状のボルト挿入孔1
05が堤体部分101の側壁103に開口することにな
り、このボルト挿入孔105内に埋め込みアンカー11
の雄ネジが露出する。
【0006】各縦端太5のほぼ下半部は、堤体1上端の
堤体部分101の側壁103に沿って延設され、各縦端
太5のほぼ上半部は堤体1の上方に延出している。各縦
端太5の中間部箇所には、縦端太5の上面503から下
面501にわたってボルト挿通孔505が貫設され、こ
のボルト挿通孔505にシーボルト15の軸部1503
が挿通され、軸部1503の先端は、メタルフォーム9
の下側を通って堤体1側に延出し、縦端太5の上面50
3から突出する軸部1503部分の雄ネジにはナット2
3が螺着されている。各縦端太5の下端間にわたっては
足場17が架設され、各縦端太5の下端寄り箇所にはジ
ャッキボルト19が設けられている。ジャッキボルト1
9は、頭部1901と軸部1903とから成る。縦端太
5の下端寄り箇所には、上面503から下面501に渡
ってボルト挿通孔507が貫設され、このボルト挿通孔
507に軸部1903が挿通され、軸部1903は上面
503に溶着されたナット25に螺着され、軸部190
3の先端は側壁103に押し当てられている。各縦端太
5の上端寄り箇所には縦端太5の上面503から下面5
01にわたってボルト挿通孔509が貫設され、ボルト
挿通孔509に望む上面503箇所にはホルダ27が取
着されている。ホルダ27は、底部2701と、底部2
701の互いに対向する一対の側部からそれぞれ立設さ
れた壁部2703とで構成され、底部2701でボルト
挿通孔509に望む箇所にはボルト挿通孔(図示せず)
が貫設され、各壁部2703で互いに対向する箇所には
ボルト係止ピン挿通孔(図示せず)がそれぞれ貫設され
ている。アンカー埋設用ボルト13の軸部1303は、
底部2701のボルト挿通孔を挿通してボルト挿通孔5
09に挿通され、軸部1303の先端は、メタルフォー
ム9を挿通して堤体1側に延出し、軸部1303と各壁
部2703のボルト係止ピン挿通孔にはボルト係止ピン
28が挿通され、ボルト係止ピン28により、ボルト挿
通孔509からのアンカー埋設用ボルト13の抜落が防
止されている。
【0007】各横端太7は各縦端太5のほぼ上半部で支
持されて堤体1の上方で水平方向に延出している。
【0008】メタルフォーム9は、横端太7の長さに応
じた幅と上下方向両端の横端太7の間隔に応じた長さで
形成されている。メタルフォーム9の下端寄りの表面部
分は、堤体1上端の堤体部分101でボルト挿入孔10
5よりも上方の側壁103箇所に当接され、メタルフォ
ーム9の表面は側壁103の延長上に延在している。
【0009】スライドフォーム3を用いて堤体1上端の
堤体部分101上に新たな堤体部分101を継ぎ足すに
当たっては、図9に示すように、堤体部分101上にク
レーン18を設置し、スライドフォーム3の上端部の左
右の吊りフック5305にワイヤ20を掛けて、スライ
ドフォーム3をクレーン18によって吊上げ、縦端太5
の上面503のボルト挿通孔505の位置を、シーボル
ト15の頭部1501に一致するように配置する。そし
て、シーボルト15を回転しつつ、堤体1上端の堤体部
分101のボルト挿入孔105に軸部1503を挿通
し、軸部1503の雌ネジと埋め込みアンカー11の雄
ネジを螺合し、埋め込みアンカー11にシーボルト15
を締結する。その状態で、縦端太5の上面503から突
出する頭部1501の雄ネジにナット23を螺着し締め
付けて、スライドフォーム3を既に構築した堤体部分1
01に取り付ける。続いて、ジャッキボルト19を回転
し、各縦端太5の下端寄り箇所と堤体1の間隔を調整し
て、メタルフォーム9の表面が側壁103と同一平面内
に位置するように各縦端太5の傾きを調整する。各縦端
太5の傾き調整が済んだならば、アンカー埋設用ボルト
13に新たな埋め込みアンカー11を締結して埋め込み
アンカー11をメタルフォーム9の内側に配設し、ボル
ト係止ピン28を軸部1303と各壁部2703のボル
ト係止ピン挿通孔に挿通する。そして、上記ワイヤ20
を外し、クレーン18を堤体部分101上から排除した
後、メタルフォーム9の内側にコンクリートを打設し養
生する。これにより、堤体1上端の堤体部分101上に
新たな堤体部分101が継ぎ足される。
【0010】新たな堤体部分101を継ぎ足したなら
ば、再び、新たな堤体部分101上にクレーンを設置
し、スライドフォーム3上端部にワイヤ20を掛け、上
記クレーンによってスライドフォーム3を支えられるよ
うにする。この状態で、ボルト係止ピン28を軸部13
03と各壁部2703のボルト係止ピン挿通孔から引き
抜き、アンカー埋設用ボルト13を回転して埋め込みア
ンカー11から外し、軸部1303を継ぎ足した堤体部
分101から引き抜いて、堤体部分101の側壁103
にボルト挿入孔105を開口させる。次に、ボルト15
の頭部1501からナット23を外し、スライドフォー
ム3の取り付け時とは逆の向きにシーボルト15を回転
し、シーボルト15を埋め込みアンカー11から外し
て、既に構築した堤体部分101から軸部1503を引
き抜くと共に、ジャッキボルト19を回転して、軸部1
903の先端を側壁103から離す。その後、メタルフ
ォーム9を側壁103から剥離し、クレーンによってス
ライドフォーム3を側壁103に沿って上方に移動さ
せ、継ぎ足した堤体部分101の上方にメタルフォーム
9を位置させる。そして、シーボルト15を回転し、そ
の軸部1503を継ぎ足した堤体部分101のボルト挿
入孔105に挿入してシーボルト15と埋め込みアンカ
ー11を締結し、頭部1501の雄ネジにナット23を
螺着し締め付けて、継ぎ足した堤体部分101にスライ
ドフォーム3を取り付ける。次に、ジャッキボルト19
を回転し、その軸部1903の先端を側壁103に押し
当てて縦端太5の傾きを調整すると共に、アンカー埋設
用ボルト13に新たな埋め込みアンカー11を締結し、
アンカー埋設用ボルト13を底部2701のボルト挿通
孔およびボルト挿通孔509に挿通し、その軸部130
3の先端をメタルフォーム9から堤体1側に突出させ、
ボルト係止ピン28を軸部1303と各壁部2703の
ボルト係止ピン挿通孔に挿通する。その状態で、ワイヤ
20を外し、クレーン18を堤体部分101上から排除
した後、メタルフォーム9の内側にコンクリートを打設
し養生する。
【0011】このようなスライディングフォーム工法に
よる堤体1の構築作業において、従来は、スライドフォ
ーム3を上述のようにクレーン18などの吊上げ機械を
用いて吊上げ、足場17上の作業員の介添えのもとで所
定位置に移動し、位置合わせを行った後、ボルトやナッ
トで固定していた。なお、スライドフォーム3の移動手
段としては、クレーン以外にも上昇ジャッキを用いる場
合もある。その場合には、2台のジャッキを左右に配置
し、両ジャッキを同時に駆動して、スライドフォームを
上昇させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、クレーンや上
昇ジャッキを用いてスライドフォームを上方に移動させ
るとき、例えば、クレーンの場合には、スライドフォー
ムの吊上げのバランスが悪いと、スライドフォームは真
っ直ぐに上昇せず、横ずれを起してしまう。また、ジャ
ッキの場合には、左右のジャッキの上昇速度を完全に一
致させることはむずかしく、スライドフォームが許容限
度を越えて横にずれる場合がある。スライドフォームが
横にずれると、スライドフォームを所定の高さまで上昇
させても、縦端太5の挿通孔505とシーボルト15の
位置は一致せず、そのままでは、スライドフォームを固
定することはできない。このような不具合は作業員が位
置調整を行って解消することになるが、足場17上での
作業は足元が不安定であり、しかも高所作業であるた
め、短時間で効率よく作業を行うことは困難んである。
本発明の目的は、このような問題を解決するため、容易
に、かつ高い精度でスライドフォームを移動できるよう
にするダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、ダム堤体の側部に沿ってスライドフォームを
上方に移動する装置において、前記スライドフォームの
上方移動に伴って前記スライドフォームが横移動した距
離を検出する第1の検出器と、モータを動力源として前
記スライドフォームを横移動させる移動装置と、この移
動装置により前記スライドフォームが横移動した距離を
検出する第2の検出器と、前記第2の検出器が検出した
前記横移動距離が、前記第1の検出器が検出した前記横
移動距離に一致するように、前記移動装置の前記モータ
を制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
【0014】本発明はまた、前記第1の検出器が、レー
ザ光を用いて距離を測定し、測定結果を電気信号により
出力する測距装置を含み、この測距装置が発する前記レ
ーザ光が、水平かつ前記スライドフォームに平行に進行
し、前記スライドフォームと共に移動する所定の部材で
反射するよう、前記測距装置は配置されていることを特
徴とする。本発明はまた、前記所定の部材が、前記スラ
イドフォームの側端部に取り付けられた光反射板である
ことを特徴とする。本発明はまた、前記移動装置が、前
記スライドフォームの保持手段と、前記モータを動力源
として前記保持手段を横移動させるウォームギア・ジャ
ッキとを備えたことを特徴とする。本発明はまた、前記
第2の検出器が前記ウォームギア・ジャッキの移動量を
検出して、検出結果を電気信号として出力することを特
徴とする。本発明はまた、前記制御装置が、コンピュー
タと、前記モータに電力を供給し、かつ前記モータの回
転方向を切り換えるモータ制御装置とを備え、前記コン
ピュータは、前記第1および第2の検出器からの信号に
もとづき前記モータ制御装置を制御して、前記モータの
回転方向を設定し、かつ前記モータへの電力供給をオン
またはオフすることを特徴とする。
【0015】
【作用】制御装置は、移動装置のモータを制御してスラ
イドフォームを横移動させる。そのとき制御装置は第2
の検出器が検出するスライドフォームの横移動距離を、
スライドフォームの横ずれ量、すなわち第1の検出器が
検出したスライドフォームの横移動距離に一致させる。
これにより、スライドフォームの上方移動に伴う横ずれ
が解消する。すなわち、本発明のスライドフォーム移動
装置を用いることにより、スライドフォームをダム堤体
の側壁に沿って上昇させるとき、横ずれのない状態で所
定位置に正確に配置することができる。従って、スライ
ドフォームの堤体部分への取り付けが容易となり、従来
のようにクレーンや上昇ジャッキのみを用いてスライド
フォームを移動する場合に比べ、作業効率を大幅に向上
させることができる。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は本発明によるダム堤体構築用のスライドフォーム移動
装置の一例を示す正面図、図2は側面図である。このス
ライドフォーム移動装置は図10に示したスライドフォ
ーム3を移動させるためのものである。従って以下の説
明では図10も適宜参照する。図1、図2および以下の
説明で用いる図面では、図10と同一の要素には同一の
符号を付した。このスライドフォーム移動装置83は、
台車85と、台車85上に傾動可能に設けられた揺動フ
レーム87と、揺動フレーム87の上部に設けられた左
右の昇降装置89a、89bと、同じく揺動フレーム8
7の上部に設けられた左右の横移動装置88a、88b
(本発明の移動装置)などによって構成されている。
【0017】台車85は、平面視矩形の基台8501
と、基台8501を走行可能に支持する4つの車輪85
03と、基台8501の四隅に設けられたアウトリガー
8505などを備え、基台8501の一側には作業台8
507が設けられている。揺動フレーム87は、左右に
間隔をおいて上下方向に延出する左右一対の縦メンバー
8701と、水平方向に延出し縦メンバー8701間を
連結する横メンバー8703などで構成されている。各
縦メンバー8701の下部は支軸91を介して基台85
01の他側に枢着され、各縦メンバー8701の上端と
基台8501との間には、支軸91を中心として揺動フ
レーム87を揺動させる油圧シリンダ93が配設されて
いる。さらに各縦メンバー8701の下端には剥離ジャ
ッキ95が設けられている。剥離ジャッキ95は、縦メ
ンバー8701下端の支持部材で支持され、縦メンバー
8701の長手方向と直交する方向に延設された油圧シ
リンダ9501と、油圧シリンダ9501により縦メン
バー8701から離間接近する方向に移動される車輪9
503で構成されている。左右の昇降ロッド8901
a、8901bの下端には、スライドフォーム3上端部
の左右の吊りフック5305(図9参照)に対応する吊
りフック8905が設けられている。
【0018】図3の(A)および(B)は、左側の昇降
装置89aおよび横移動装置88aの部分を詳しく示す
側面図および平面図である。この図から分るように、横
メンバー8703は詳しくは、前後に平行に配置された
2本のビーム8703a、8703bから成る。この上
に4つの車輪8907aを介して、長方形の枠状のジャ
ッキ台8909aが載置されている。昇降装置89aを
構成するウォームギア・ジャッキ8903aは、このジ
ャッキ台8909aの上に配設され、モータ8905a
を動力源として、ジャッキ8903aおよびジャッキ台
8909aを貫通する昇降ロッド8901aを上下に移
動させる構成となっている。
【0019】一方、ジャッキ台8909aの右側には、
横移動装置88aがビーム8703a、8703bの上
に、それらに跨って固定されている。この横移動装置8
8aもウォームギア・ジャッキ8803aと、その動力
源であるモータ8801aとによって構成され、ジャッ
キ8803aの端部はジャッキ台8909aの右側側面
に接続されている。従って、モータ8801aに電力が
供給され、モータが回転すると、ジャッキが水平方向に
移動し、その結果、車輪8707aに支持されているジ
ャッキ台8909aは、昇降装置89aおよびロッド8
901aと共に左右に移動する。ウォームギア・ジャッ
キ8803aにはストローク・センサ8805a(本発
明の第2の検出器)が取り付けられており、このセンサ
によって、ジャッキ8803aのストローク量、従って
ジャッキ台8909aの横方向の移動量を表すアナログ
の電気信号が得られる。このような構成は、右側の昇降
装置89bおよび横移動装置88bについても全く同じ
である。
【0020】このスライドフォーム移動装置83によっ
てスライドフォームを移動させる場合、スライドフォー
ム3は、図4に示すように、移動装置83の左右の昇降
ロッド8901a、8901bの下端部に取り付けられ
る。そして、このスライドフォーム3に隣接するスライ
ドフォーム2上端部の所定の位置には、レーザ光を用い
て距離を測定する測距装置4a(後述するパーソナル・
コンピュータ9001と共に本発明の第1の検出器を構
成する)が取り付けられ、また、スライドフォーム3
の、測距装置4a側の端部には、光の反射板4bが、そ
の面を測距装置4aに向けて取り付けられている。測距
装置4はこの反射板4bに向けてレーザ光を水平に発射
し、反射板4bによる反射光を受光して、反射板4bま
での距離を測定し、測位結果を表す電気信号を出力す
る。
【0021】図1に戻って、左の縦メンバー8701に
は所定の支持部材を介して本発明に係わる制御装置90
が取り付けられている。この制御装置90の構成、およ
び制御装置90と、測距装置4a、ストローク・センサ
8805a、ならびに横移動装置88a、88bとの電
気的な関係を図5の機能ブロック図に示す。制御装置9
0は、パーソナル・コンピュータ(以下、パソコンとい
う)9001と、モータ制御装置9002と、スイッチ
・ボックス9003とによって構成されている。制御装
置90と、左右の横移動装置88a、88bのストロー
ク・センサ8805a、8805bとは信号線92によ
って接続されており、一方、制御装置90と横移動装置
88a、88bおよび昇降装置89a、89bとは電力
線94によって接続されている。
【0022】制御装置90を構成するパソコン9001
にはまた、測距装置4aが信号線96によって接続され
ている。パソコン9001は測距装置4aからの信号に
もとづいて、スライドフォーム3を左右のどちらに移動
するかを決め、また移動量を決める。そして、決定した
移動方向にスライドフォーム3を移動させるための、横
移動装置88a、88bを構成する上記モータの回転方
向を決め、その回転方向で上記モータを回転させるよ
う、所定の信号を出力してモータ制御装置9002に指
示する。また、センサ8805a、8805bからの信
号にもとづいて実際のスライドフォーム3の移動量を監
視しながら、モータ制御装置9002を制御し、上記モ
ータに電力を供給させ、モータを回転させる。パソコン
9001はまた、スライドフォーム3を上昇させる場合
には、モータ制御装置9002に指示して、左右の昇降
装置89a、89bを構成するモータに電力を供給さ
せ、モータを回転させる。モータ制御装置9002は、
パソコン9001からの指示にもとづいて、交流電源V
acより上昇装置89a、89bおよび横移動装置88
a、88bの各モータに電力を供給し、また指示された
方向にモータを回転させる。
【0023】パソコン9001に接続されたスイッチ・
ボックス9003は、昇降装置によるスライドフォーム
3の上昇開始および停止を指示するためのもので、作業
者はスライドフォーム3を移動するとき、スイッチ・ボ
ックス9003を手元に置き、所定の操作により上記指
示を行う。
【0024】次に、このような構成のスライドフォーム
移動装置83を用いて行う堤体1の構築作業について説
明し、またその際行われる制御装置90による昇降装置
89a、89bおよび横移動装置88a、88bの制御
について詳しく説明する。図4および図6に示すよう
に、既に構築された堤体部分101上に新たな堤体部分
101を継ぎ足した後の状態において、既に構築された
堤体部分101からスライドフォーム3を取り外す際に
は、まず、継ぎ足した堤体部分101の上面上にスライ
ドフォーム移動装置83を配置し、その横メンバー87
03を堤体1の幅方向に延在させ、基台8501の他側
を堤体部分101の側壁103側の縁部上方箇所に近付
け、その位置で台車85をアウトリガー8505により
固定する。
【0025】次に、左右の縦メンバー8701が側壁1
03の延長上に位置するように油圧シリンダ93で揺動
フレーム87を揺動させ、左右の昇降ロッド8901
a、8901bの吊りフック8905の孔とスライドフ
ォーム3の左右の吊りフック5305の孔とを合わせて
それらの孔にピン(図示せず)を挿通し、これらのピン
により左右の昇降ロッド8901a、8901bとスラ
イドフォーム3とを連結する。このとき、各縦メンバー
8701の剥離ジャッキ95は縮小状態で、車輪950
3は各当接板5303に臨んでいる。
【0026】この状態で、ボルト係止ピンを引き抜いて
アンカー埋設用ボルト13を回転し、埋め込みアンカー
11から外す。その結果、堤体部分101の側壁103
にボルト挿入孔105が開口する。次に、シーボルト1
5からナットを外して、スライドフォーム3の取り付け
時とは逆の向きにシーボルト15を回転し、シーボルト
15を埋め込みアンカー11から外して、既に構築した
堤体部分101からその軸部を引き抜く。また、ジャッ
キボルト19を回転して、その軸部の先端を側壁103
から離す。
【0027】その後、作業者は油圧シリンダ9501
(図2)を操作して、剥離ジャッキ95の車輪9503
を縦メンバー8701から離間する方向に移動させる。
これにより、図7に示すように、車輪9503で当接板
5303が側壁103から離れる方向に押され、連結フ
レーム53の一側と側壁103との間隔が縦端太5の上
端側からしだいに広がって行き、メタルフォーム9が側
壁103から剥離され、縦端太5の車輪55が側壁10
3に当接する。
【0028】次に、作業者は制御装置90のスイッチ・
ボックス9003を操作して、スライドフォーム3の上
昇を指示する。パソコン9001はこの指示によって動
作を開始し、まず、測距装置4aに対して測定実行信号
を出力する。測距装置4aはこの信号を受け取ると測定
動作を開始し、レーザ光を反射板4bに向けて発射し、
その反射光を受光して反射板4bまでの距離を測定す
る。測定結果は電気信号によりパソコン9001に送出
する。パソコン9001はこの信号を受け取り、初期の
距離を表す距離データとしてそのメモリに格納する。パ
ソコン9001は次に、モータ制御装置9002に対し
て昇降装置89a、89bの起動を指示し、モータ制御
装置9002はその結果、昇降装置89a、89bを構
成するモータに電力を供給する。これによりモータは回
転し、ジャッキ8903a、8903bが駆動されて、
左右の昇降ロッド8901a、8901bが上昇し、ス
ライドフォーム3の左右の吊りフック5305部分は上
方に引っ張られスライドフォーム3が移動する。スライ
ドフォーム3の移動に際しては、車輪55は側壁103
上を転動し、また、剥離ジャッキ95の車輪9503が
当接板5303上からメタルフォーム9の表面上へと転
動して、スライドフォーム3の円滑な上昇を保証する。
ところで、左右の昇降装置89a、89bを構成する2
台のウォームギア・ジャッキ8903a、8903b
は、同一のタイプのものであっても種々の誤差や摩擦力
の差によって上昇量には若干の差が生じる。また左右の
ウォームギア・ジャッキにかかる加重も、摩擦力の違い
や、フック5305の取り付け位置のずれなどのため、
若干異なったものとなる。従って、左右の昇降ロッド8
901a、8901bの上昇速度は、通常は完全に一致
することはなく、その結果、スライドフォーム3は横ず
れを起す。
【0029】測距装置4aは、このような横ずれを検出
するため、常時、反射板4bまでの距離を測定してお
り、測定結果を表す信号をパソコン9001に出力して
いる。パソコン9001はこの信号を受け取り、メモリ
から上記距離データを読み出して、そのデータが表す距
離から、新たに測距装置4aから受け取った信号が表す
距離を減算して、横ずれ量を求める。この横ずれ量の絶
対値が所定の基準以上に大きく、そして正のときは、パ
ソコン9001はモータ制御装置9002に対して、ス
ライドフォーム3の右移動を指示する。一方、横ずれ量
の絶対値が所定の基準以上に大きく、横ずれ量が負の場
合には、スライドフォーム3の左移動を指示する。モー
タ制御装置9002は、このパソコン9001からの指
示にもとづいて、左右の横移動装置88a、88bのモ
ータの回転方向を決め、各モータに電力を供給する。そ
の結果、モータが回転し、横移動装置88a、88bの
各ジャッキが駆動され、それに伴って上記ジャッキ台が
昇降ロッド8901a、8901bと共に左あるは右に
移動して、スライドフォーム3が横方向に移動する。
【0030】このとき各横移動装置88a、88bで
は、それぞれのジャッキが駆動されることによって、各
ストローク・センサ8805a、8805bは各ジャッ
キの移動量を検出し、検出結果をアナログ信号によりパ
ソコン9001に送る。パソコン9001はこれらの信
号を受け取るとまずデジタル信号に変換し、各信号が表
すジャッキ移動量と、測距装置4aからの信号にもとづ
いて算出した上記横ずれ量とを比較する。そして、ジャ
ッキ移動量がジャッキの移動に伴ってしだいに大きくな
り、上記横ずれ量に一致したとき、移動の停止をモータ
制御装置9002に指示する。モータ制御装置9002
はこの指示を受けると、横移動装置88a、88bのモ
ータへの電力の供給を停止し、その結果、モータは停止
して、スライドフォーム3の横移動は終了する。制御装
置90は測距装置4aからの信号にもとづいて常にスラ
イドフォーム3の横ずれを監視し、ずれが所定の基準以
上となった場合には、ただちに、このような制御を行
い、スライドフォーム3の横ずれを解消する。
【0031】作業者は、スライドフォーム3の上昇を監
視し、縦端太5に形成されたボルト挿通孔505(図1
0参照)の位置が、継ぎ足した堤体部分101のボルト
挿入孔105の位置に一致したとき、スイッチ・ボック
ス9003を操作して、スライドフォーム3の停止を指
示する。パソコン9001はこの操作が行われると、モ
ータ制御装置9002に指示を出し、昇降装置89a、
89bへの電圧供給を停止させる。その結果、昇降装置
89a、89bのモータは回転を止め、スライドフォー
ム3は上昇を停止する。この状態を図8に示す。
【0032】そして作業者は、剥離ジャッキ95の車輪
9503を縦メンバー8701に接近する方向に移動さ
せ、メタルフォーム9の下端寄りの表面部分を側壁10
3に当接させる。次に作業者はシーボルト15を時計回
り方向に回転させ、その軸部1503を継ぎ足した堤体
部分101のボルト挿入孔105に挿入してシーボルト
15と埋め込みアンカー11を締結し、頭部の雄ネジに
ナットを螺着し締め付けて、継ぎ足した堤体部分101
にスライドフォーム3を固定する。このとき、スライド
フォーム3は上述のように横ずれが解消された状態で移
動され、配置されているので、いずれの縦端太5におい
ても、それらのボルト挿通孔505と、堤体部分101
に形成された対応するボルト挿入孔105とは位置が一
致しており、作業者は容易にシーボルト15と埋め込み
アンカー11とを締結することができる。その後、左右
の昇降ロッド8901a、8901bの吊りフック89
05の孔とスライドフォーム3の左右の吊りフック53
05の孔とに挿通されているピンを外す。アウトリガー
8505による台車85の固定を解除し、そしてスライ
ドフォーム移動装置83を堤体部分101上から排除す
る。そして、ジャッキボルト19を回転し、その軸部の
先端を側壁103に押し当てて縦端太5の傾きを調整す
る。すなわち、メタルフォーム9の表面が側壁103と
同一平面内に位置するように、縦端太5の下寄り箇所と
堤体1との間隔を調整する。
【0033】すべての縦端太5の傾き調整を完了する
と、継ぎ足した堤体部分101上で各アンカー埋設用ボ
ルト13に新たな埋め込みアンカー11を締結し、ボル
ト13を時計回り方向に回転させて、アンカー11をメ
タルフォーム9の内側に配設する。その後、メタルフォ
ーム9の内側にコンクリートを打設し養生する。以降、
上記作業を繰り返すことにより、既に構築された堤体部
分101の上に新たな堤体部分101を次々に構築して
いくことができる。
【0034】このように本実施例のスライドフォーム移
動装置を用いた場合には、スライドフォーム上昇させる
とき、横ずれのない状態で所定位置に正確に配置するこ
とができる。従って、スライドフォームの堤体部分への
取り付けを容易に行え、従来のようにクレーンや上昇ジ
ャッキのみを用いてスライドフォームを移動する場合に
比べ、作業効率を大幅に向上させることができる。
【0035】なお、本実施例では、制御装置90をパソ
コンを用いて構成したが、パソコンの代りに、専用のハ
ードウエアを作製して用いることももちろん可能であ
る。また、ストローク・センサ8805a、8805b
の出力信号はアナログ信号であるとしたが、デジタル信
号を出力するストローク・センサを用いることも可能で
ある。その場合には、パソコン9001は、センサから
のアナログ信号をデジタル信号に変換することなく直接
取り込むことができる。また、上記実施例では、シーボ
ルト15やアンカー埋設用ボルト13の取り付けおよび
取り外し、あるいはジャッキボルト19の調整などはす
べて作業者が手作業で行うとしたが、ボルトやナットを
自動的に回転させて締め付けたりあるいは緩めたりする
装置を用いて、上記作業をすべて自動化することも可能
である。その場合にも本発明はもちろん有効であり、本
発明の効果と相まって、スライドフォームの移動および
固定に関する作業を一層効率良く行うことが可能とな
る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のスライドフ
ォーム移動装置では、制御装置は、移動装置のモータを
制御してスライドフォームを横移動させる。そのとき制
御装置は第2の検出器が検出するスライドフォームの横
移動距離を、スライドフォームの横ずれ量、すなわち第
1の検出器が検出したスライドフォームの横移動距離に
一致させる。これにより、スライドフォームの上方移動
に伴う横ずれが解消する。
【0037】すなわち、本発明のスライドフォーム移動
装置を用いることにより、スライドフォームをダム堤体
の側壁に沿って上昇させるとき、横ずれのない状態で所
定位置に正確に配置することができる。従って、スライ
ドフォームの堤体部分への取り付けが容易となり、従来
のようにクレーンや上昇ジャッキのみを用いてスライド
フォームを移動する場合に比べ、作業効率を大幅に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダム堤体構築用のスライドフォー
ム移動装置の一例を示す正面図である。
【図2】図1のスライドフォーム移動装置を示す側面図
である。
【図3】(A)は、図1のスライドフォーム移動装置の
一部を詳しく示す側面図、(B)は平面図である。
【図4】図1のスライドフォーム移動装置を用いて行う
堤体の構築作業を正面から見た状態を示す説明図であ
る。
【図5】図1のスライドフォーム移動装置を構成する制
御装置および関連する要素から成る電気系統の機能ブロ
ック図である。
【図6】図1のスライドフォーム移動装置を用いて行う
堤体の構築作業を側面から見た状態を示す説明図であ
る。
【図7】図1のスライドフォーム移動装置を用いて行う
堤体の構築作業を側面から見た状態を示す説明図であ
る。
【図8】図1のスライドフォーム移動装置を用いて行う
堤体の構築作業を側面から見た状態を示す説明図であ
る。
【図9】従来のスライディングフォーム工法によるダム
堤体の構築作業の説明図である。
【図10】図9のダム堤体の構築作業に用いられるスラ
イドフォームの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 堤体 3 スライドフォーム 4a 測距装置 4b 反射板 9 メタルフォーム 11 アンカー 13 アンカー埋設用ボルト 15 シーボルト 19 ジャッキボルト 83 スライドフォーム移動装置 85 台車 87 揺動フレーム 88a、88b 横移動装置 89a、89b 昇降装置 90 制御装置 93、9501 油圧シリンダ 95 剥離ジャッキ 101 堤体部分 8501 基台 8801a、8905a モータ 8901a、8901b 昇降ロッド 8803a、8903a、8903b ウォームギア・
ジャッキ 8805a、8805b ストローク・センサ 9001 パーソナル・コンピュータ(パソコン) 9002 モータ制御装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダム堤体の側部に沿ってスライドフォー
    ムを上方に移動する装置において、 前記スライドフォームの上方移動に伴って前記スライド
    フォームが横移動した距離を検出する第1の検出器と、 モータを動力源として前記スライドフォームを横移動さ
    せる移動装置と、 この移動装置により前記スライドフォームが横移動した
    距離を検出する第2の検出器と、 前記第2の検出器が検出した前記横移動距離が、前記第
    1の検出器が検出した前記横移動距離に一致するよう
    に、前記移動装置の前記モータを制御する制御装置と、 を備えたことを特徴とするダム堤体構築用のスライドフ
    ォーム移動装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出器は、レーザ光を用いて
    距離を測定し、測定結果を電気信号により出力する測距
    装置を含み、この測距装置が発する前記レーザ光が、水
    平かつ前記スライドフォームに平行に進行し、前記スラ
    イドフォームと共に移動する所定の部材で反射するよ
    う、前記測距装置は配置されている請求項1記載のダム
    堤体構築用のスライドフォーム移動装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の部材は、前記スライドフォー
    ムの側端部に取り付けられた光反射板である請求項2記
    載のダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置。
  4. 【請求項4】 前記移動装置は、前記スライドフォーム
    の保持手段と、前記モータを動力源として前記保持手段
    を横移動させるウォームギア・ジャッキとを備えている
    請求項1記載のダム堤体構築用のスライドフォーム移動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の検出器は前記ウォームギア・
    ジャッキの移動量を検出して、検出結果を電気信号とし
    て出力する請求項4記載のダム堤体構築用のスライドフ
    ォーム移動装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、コンピュータと、前記
    モータに電力を供給し、かつ前記モータの回転方向を切
    り換えるモータ制御装置とを備え、前記コンピュータ
    は、前記第1および第2の検出器からの信号にもとづき
    前記モータ制御装置を制御して、前記モータの回転方向
    を設定し、かつ前記モータへの電力供給をオンまたはオ
    フする請求項1記載のダム堤体構築用のスライドフォー
    ム移動装置。
JP12714795A 1995-04-26 1995-04-26 ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置 Pending JPH08296328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12714795A JPH08296328A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12714795A JPH08296328A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08296328A true JPH08296328A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14952788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12714795A Pending JPH08296328A (ja) 1995-04-26 1995-04-26 ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08296328A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209613A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Nishimatsu Constr Co Ltd 止水板用スライドフォーム
CN104748660A (zh) * 2015-04-20 2015-07-01 黎佛林 一种岩土工程内部水平位移监测系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209613A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Nishimatsu Constr Co Ltd 止水板用スライドフォーム
CN104748660A (zh) * 2015-04-20 2015-07-01 黎佛林 一种岩土工程内部水平位移监测系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6460776B2 (ja) 鉄骨工事における鉄骨柱の自動建て入れ工法と鉄骨構造物
CN114560385A (zh) 一种工业厂房钢结构吊装装置及其施工方法
CN111851320A (zh) 一种基于自调节撑脚的桥梁转体系统及方法
JPH08296328A (ja) ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置
JPH01127939A (ja) 建造物表面探査用走査ロボット
CN108755419B (zh) 一种桥梁防震钢挡块吊装的施工平台及安装方法
JPH08296329A (ja) ダム堤体構築用のスライドフォーム移動装置
JP2003312982A (ja) 吊上げ装置
JP2001019351A (ja) 荷姿維持吊り揚げ方法および装置
JP2004067355A (ja) 吊り作業補助装置、傾斜角センサー治具および吊り作業補助方法
JPH10517A (ja) ナット自動締め付け装置
JP2022002988A (ja) 昇降路内計測装置、および、昇降路内計測システム
JPH1018598A (ja) ハウスアップ装置
JPH082875A (ja) 自動調芯天秤
CN218786461U (zh) 一种缆载起重机同步控制系统及缆载起重机
US2967343A (en) Cantilever form
KR102185880B1 (ko) 공장 내 파이프 설치 장치
CN113530259B (zh) 一种用于墙体基座成型的施工设备
CN219792148U (zh) 一种地下车站用预制结构全自动吊装装置
JP2000128490A (ja) 基礎架台の水平出し方法および装置
JP3700105B2 (ja) 躯体部材の地組装置
CN114718329A (zh) 一种幕墙安装设备、使用方法及幕墙安装的施工方法
JP3100932B2 (ja) コンクリート橋構築用の移動式作業足場及びその移動方法
JPH1046822A (ja) 建方工法用のワイヤー緊張装置及び倒壊防止装置
JPH05346065A (ja) 建物外面部における支保工の盛替え方法