JPH08296266A - トイレット用空気調和装置 - Google Patents

トイレット用空気調和装置

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JPH08296266A
JPH08296266A JP10181395A JP10181395A JPH08296266A JP H08296266 A JPH08296266 A JP H08296266A JP 10181395 A JP10181395 A JP 10181395A JP 10181395 A JP10181395 A JP 10181395A JP H08296266 A JPH08296266 A JP H08296266A
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water
water tank
tank
toilet
condenser
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JP10181395A
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Yukio Honda
幸夫 本多
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄効果の向上、水使用量節減、構造の簡略
化を図ったトイレット用空気調和装置を提供する。 【構成】 便器洗浄用水槽11を内外2槽型として、内
水槽13内の底部に凝縮器4を浸漬させる構成とするこ
とにより、凝縮器4で発生した熱で温度上昇した底部の
水を槽内自然対流作用により凝縮器4よりも上方に追い
やり、凝縮器周辺の水温上昇速度を低下させ、熱交換率
の低下を防止するとともに、水槽底部より水道水を供給
することにより、温度上昇した水を外水槽12に追い出
し、内水槽水温を低下させ、さらに外水槽12に追い出
された温水は外水槽内に用便時まで貯水され、便器を洗
浄するときに温水として放出するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用水洗トイレット
設備に組み込まれて、トイレットの室内空間冷房用に供
されるトイレット用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は一般的なセパレート型空気調和装
置の基本構造を示している。この図において、1は室内
ユニット、2は室外ユニットであって、室外ユニット2
は圧縮機3、凝縮器4、及び凝縮器冷却用の室外送風機
5を主として構成されており、また、室内ユニット1は
冷媒から冷気を取り出す放熱器(蒸発器)6、及び冷風を
供給する室内送風機7を主として構成されている。そし
て、室外ユニット2側の圧縮機3及び凝縮器4と、室内
ユニット1側の放熱器6とは、圧縮機3→凝縮器4→放
熱器6→圧縮機3の経路で冷媒が循環するように配管接
続されて冷媒回路を構成している。
【0003】上記構成を備えた空気調和装置では、圧縮
機3より高温高圧力で吐出された冷媒は凝縮器4で室外
送風機5の駆動により起風された空気に熱を放出して熱
交換を行い、減圧しつつ低温低圧力となって放熱器6に
至る。放熱器6では室内送風機7の駆動により起風され
た室内空気から熱を吸収し熱交換を行う。放熱器6を出
た冷媒は圧縮機1へ戻り、その後、同じサイクルを繰り
返す。したがって、運転中は、室内ユニット1側への冷
風供給エネルギーに見合う高温が室外ユニット2側の凝
縮器4から冷却用の室外送風機5により機外に放熱さ
れ、凝縮器4も冷却されて空気調和装置としての能力を
発揮することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の場
合、家庭用トイレットの室内空間は比較的狭く、冷暖房
設備を設けるにあたっては中途半端な広さの空間である
と言える。このため、上記のような周知構成の空気調和
装置のように、凝縮器4や、これを冷却するための室外
送風機5を備えた室外ユニット2等を備えたものでは、
トイレットスペースとの関係から、まず設置することが
不可能であった。
【0005】したがって、従来より家庭用トイレットの
冷暖房用に適した空気調和装置の開発は遅々として進展
しておらず、現状では、冬季のトイレット室内暖房は例
えば電気ストーブを設置したり、便座ヒータを準備する
ことで対応しているものの、夏季のトイレット室内の冷
房は未だ実用化の段階になく、冷房装置の代替として多
少の涼を取る目的で換気扇や扇風機が使用されているの
が実情である。
【0006】このような現状にあって、未だ実用化はさ
れていないものの家庭用トイレットへの設置を目的とし
た空気調和装置として、従来、次のような先行技術が提
案されている。すなわち、実開平5−36209号公報
には、便器洗浄用水槽水をポンプで循環させて凝縮器を
冷却させる構成が開示されており、また、特開平2−1
54932号公報及び特開平2−115632号公報に
は、便器洗浄用水槽水中に凝縮器を設け、この凝縮器で
熱交換されて高温になった水槽中の水を便器に自動的に
排水する制御手段を具備するものが開示されている。
【0007】しかしながら、前者の場合、ポンプを用い
て便器洗浄用水槽水を循環させなくてはならないため、
空調構成機器とは別にポンプを必要とするため、設備の
小型化が図れないだけでなく電力消費が嵩む。また、ポ
ンプの運転音や水循環音が発生するため、静粛性に問題
がある。一方、後者の場合、便器洗浄用水槽は1槽式で
あるため、熱交換後に生成された温水は便器を使用する
度に排水されてしまい貯水できないため、無駄が多く省
電力等の点で不利である。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、洗浄効果の向上を図るとともに水
使用量節減、凝縮器からの発熱を有効利用し、さらに構
造の簡略化を図ったトイレット用空気調和装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のトイレット用空
気調和装置は、圧縮機から凝縮器及び放熱器を経て前記
圧縮機へと戻るサイクルで冷媒を循環させる周知の冷媒
回路の原理に従う構成を備えている。そして、上記目的
を達成するために本発明では、前記凝縮器を水中に浸漬
可能に装着した内水槽と、凝縮器により熱交換されて昇
温し内水槽からオーバーフローした水を貯水する外水槽
とからなる2重構造の便器洗浄用水槽を設けた基本構成
を備えている。
【0010】上記構成において、凝縮器の装着部位は内
水槽の内底部近傍が望ましい。また、内水槽に連通する
給水管の途中に給水弁を設け、該内水槽への水供給量を
凝縮器が水没する最低水位と、内水槽からオーバーフロ
ーする状態までの間で前記給水弁を開閉制御するように
する。
【0011】より具体的には、内水槽内に凝縮器を水没
させる最低水位を検知する第1水位センサと、この第1
水位センサに直列接続され内水槽からオーバーフローす
る最高水位を検知する第2水位センサと、第1水位セン
サと並列接続され内水槽内の水温上昇を検知する水温セ
ンサとを設け、第1、第2水位センサ及び水温センサの
検知データに基づき給水弁を開閉制御するようにするこ
とができる。
【0012】また、外水槽の底部と便器とに連通する排
水管を設けるとともに、この排水管の途中に排水弁を介
在させ、用便後の状態に合わせて排水弁のみ、もしくは
給水弁も同時に開放するように構成することができる。
【0013】
【作用】上記技術的手段によると、前記凝縮器が2重構
造の便器洗浄用水槽底部に装着されていることにより、
凝縮器で発生した熱で温度上昇した底部の水を該槽内自
然対流作用により凝縮器よりも上方に追いやり、凝縮器
周辺の水温上昇速度を低下させ、熱交換率の低下を防止
するとともに、内水槽底部から水道水を供給することに
より、温度上昇した水を外水槽に追い出し、内水槽水温
を低下させる。外水槽に追い出された温水は外水槽内に
用便時まで貯水される。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るトイレット用空気調和装
置の実施例を図面を参照しながら説明する。なお、本実
施例装置における冷媒回路は、基本的には前掲の図9に
示した冷媒回路、すなわち圧縮機3から凝縮器4及び放
熱器(蒸発器)6を経て圧縮機3へと戻るサイクルで冷媒
を循環させる回路でもって冷房運転を行うものであり、
前記一般的構成と異なるところは、凝縮器4を室外送風
機5で空冷していたものを、便器洗浄用水槽水を利用す
ることにより室外送風機5を省き、トイレット用空気調
和装置として小型化を図っている点にある。
【0015】図1は本実施例装置に使用される便器洗浄
用水槽を示している。図において、11は便器洗浄用水
槽であって、外水槽12と、この外水槽12内に配設さ
れた内水槽13との2重構造に構成されている。外水槽
12は内底部に排水口14が設けられ、この排水口14
が排水管15及び排水管路中に介装された電磁式の排水
弁16を介して水洗便器と連通している。12aは外水
槽12の開口部を開閉するための外蓋である。
【0016】内水槽13は内底部に給水口17が設けら
れ、この給水口17が給水管18及び給水管路中に介装
された電磁式の給水弁19を介して水道に接続されてお
り、且つ、内底部近傍には凝縮器4が位置固定状態で装
着されている。この凝縮器4は冷媒配管20,21を介
して内水槽外部の圧縮機から放熱器(共に図示せず)に
冷媒配管接続されている。また、内水槽13の上端開口
部近傍には該内水槽13内の水位、水温を検知するセン
サ部22が設けられている。さらに、このセンサ部22
における第1水位aと第2水位bの間に対応する内水槽
側壁部位にオーバーフロー口13aが設けられている。
【0017】図2は内水槽13内の水位、水温及び外水
槽12側の排水を制御するための電気的構成を示してい
る。この図に示すように、センサ部22は第1水位セン
サ23、第1水位センサ23と直列接続された第2水位
センサ24、及び第1水位センサ23と並列接続された
水温センサ25により構成されており、第1水位センサ
23は図1に示す初期第1水位aを、第2水位センサ2
4は第2水位bを制御し、水温センサ25は内水槽上部
の水温を検知制御している。また、これらのセンサ23
〜25は給水弁19に直列に接続されている。
【0018】26は排水弁16を制御するための排水制
御部であって、電源29と給水弁19間に直列に接続さ
れた第1排水スイッチ27と、電源29と排水弁16間
に直列に接続された第2排水スイッチ28とにより構成
されている。30は室内ユニット側に設けられた制御操
作部である。なお、図1において、L1はセンサ部22
と給水弁19間の電気配線を、L2は排水制御部26と
排水弁16間の電気配線をそれぞれ示している。
【0019】空気調和装置の使用初期においては、第
1、第2水位センサ23、24はON、水温センサ25
はOFFに設定されている。前述のように第1水位セン
サ23と水温センサ25とは並列回路に配線されている
ため、凝縮器4を水没させる使用初期の水位aは第1水
位センサ23により設定される。したがって、給水弁1
9がONされて、給水管18を通じて内水槽13内に水
道水が供給され始めた後、図3に示す初期水位aに達す
ると、第1水位センサ23はOFFとなり、給水弁19
をOFFして水道水の供給を停止する。
【0020】この状態で冷房運転を開始すると、凝縮器
4が発熱し始め、これに連れて内水槽13内の水温も上
昇し始める。そして、内水槽13の水温が水温センサ2
5に予め設定された水温に達すると、水温センサ25が
閉じ、これによって給水弁19がONして、給水管18
を通じて内水槽13内に水道水が供給される。
【0021】また、水道水の供給に伴い内水槽13内の
水温が水温センサ25の設定温度以下に低下すると、水
温センサ25が開き、給水弁19がOFFする。このよ
うにして給水弁19をON/OFFする動作が繰り返さ
れることにより、内水槽13内の水位が徐々に上昇して
いくことになる。
【0022】この給水過程において、図4に示すように
内水槽13内の水は自然対流により高温水は上に、低温
水は下に移動する。また、時間経過に伴う内水槽13内
の水位は図5に示すようにa→c→bと順次変位してい
く。そして、図6に示す水位cに達すると、初期第1水
位aと第2水位b間のオーバーフロー口13aから、外
水槽12へ熱交換後の温水を排出するようになってい
る。
【0023】さらに、水温センサ25の水温検知により
給水弁19がON〜OFFを繰り返しながら、内水槽1
3から外水槽12へと温水を排出していき、図7に示す
ように外水槽12内の水位が上昇し、さらに図8に示す
ように、内外水槽13,12の水位が第2水位bに達す
ると、第2水位センサ24が給水弁19をOFFして水
道水の供給を停止する。
【0024】そして、トイレットが使用されるまでの間
は、便器洗浄用水槽11内は最高水位である第2水位c
に保持される。この場合、水温センサ25の設定温度を
高温にするほど、内水槽13内において凝縮器4に加熱
される時間が長くなって供給された水の温度は高くなる
ため、その分保温効果が上がり、トイレット使用時のト
イレット洗浄効果が向上する。
【0025】トイレットの使用時においては、必ずしも
図8に示す最高水位状態とは限らず、短時間内に複数回
使用した場合では外水槽12内の水位が図5に示すcあ
るいはa以下の場合も生じるが、図2に示す排水操作部
26の第1排水スイッチ27だけを用便後にONすると
排水弁16が開き、外水槽12内に蓄えられた水だけが
全て便器に排出される。
【0026】また、第1排水スイッチ27だけでなく、
第2排水スイッチ28も同時にONすると、排水弁16
だけでなく給水弁19も開き、給水口17からの給水に
より、内水槽13内の上方の温水が押し出されてオーバ
ーフロー口13aから溢出し、外水槽12内の温水と同
時に排出することができる。
【0027】以上のように本実施例では、トイレット洗
浄用貯蓄水を熱交換用に利用して温水に変換することが
でき、しかも貯水、トイレット洗浄用として温水として
供給することにより、用便に対応して水量の選択がで
き、また、内外水槽13,12の同時排水により、便器
の洗浄用として効果が一層向上する。
【0028】次に、上記実施例装置を具体化するための
算出例を挙げる。まず、家庭用トイレット冷房空気調和
装置用の内水槽13の水収容容積及び必要冷房能力を参
考に算定するとして、冷房能力を(200kcal/h)/m2、トイ
レットの床面積を1.65m2と設定した場合、 (200kcal/h)/m2×1.65m2≒330kcal/h となり、約330kcal/hの冷房能力を要することとなる。
【0029】通常、分離型空気調和装置の室外ユニット
の凝縮器4の温度は45℃前後に冷却されているので、同
等の温度にするとして、水容量を10l(リットル)、夏場
の水道水温20℃とし、全体水量を45℃まで上昇させる条
件を設定すると、 (45−20)℃×10l=250kcal となり、250kcal必要となる。
【0030】したがって、330kcalの冷房能力で冷却す
れば、約45分で10lの水が、全部45℃になる計算となる
が、この温度になるまでには水温の上下で温度差が発生
する。これは例えば風呂浴槽の水温分布と同様であっ
て、上方は45℃以上の温度、下方はそれ以下の温度にな
っている。
【0031】なお、ちょうど風呂の水温よりやや高いめ
の水温が想定できるが、風呂の場合にはこのままでは具
合が悪いので、上下の撹拌が必要であるが、本発明にお
いては、特に撹拌を要しないため、平均45℃程度の水温
が理想的であると言える。
【0032】例えば上下の温度差が20℃あるとして凝縮
器4の周辺温度が45℃近くに上昇した場合に、水温セン
サ25を65℃でONすると設定すると、給水弁19が開
いて水道水が内水槽13の底部より供給され、給水弁1
9周辺の水温を低下させて水位を押し上げる。これによ
って水温センサ25の温度も下がってOFFとなり、給
水弁19も閉じて、水道水の供給が停止される。
【0033】この供給〜停止の動作を反復しながら、内
水槽13内の水位が上昇し、オーバーフロー口13aか
ら外水槽12へと温水が排出されていき、外水槽12の
水位が図5に示す第2水位bになるまで繰り返される。
外水槽12が第2水位cに達すると、第2水位センサ2
4がOFFして、給水弁19、水温センサ25、第1水
位センサ23の直列電気回路をOFFするので、水温セ
ンサ25のON/OFFに関係なく給水弁19を閉じ
て、水道水の供給を停止するので、外水槽12の水位c
は保持されることになる。
【0034】上記したように外水槽12内の水は用便後
に排水操作部26を操作しない限り、便器に流出せず保
留されるので、無駄な排水は生じない。なお、排水弁1
6については、電磁弁に限らず機械式の水弁でもよい。
この場合には第1排水スイッチ27はスイッチでなく、
排水弁解放用の手動レバー等の弁開放手段により構成さ
れることになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よるときは、便器洗浄用水槽を、凝縮器を装着した内水
槽と、この内水槽からオーバーフローした水を貯水する
外水槽とからなる2重構造としたことにより、次のよう
な効果を奏する。まず、凝縮器を内水槽内に収納してい
るので、その分、装置の設置スペースが節減されるう
え、凝縮器冷却用送風機が不要となるので、装置の小型
化が実現でき、省スペースで、狭いトイレット室内空間
にも十分設置できるものとなる。
【0036】また、便器洗浄用水槽を2重構造としたの
で、熱交換後の温水を貯水できる。したがって、無用に
排出する無駄を防止することができるとともに、便器を
温水で洗浄できるので、洗浄効果が向上する。
【0037】請求項2または3によるときは、上記請求
項1の効果に加えて、内水槽の底部に凝縮器を設けて、
底部より水道水を供給することにより、凝縮器の発熱に
より生じる水温上昇を内水槽の中で自然対流させ、高温
水を上方に押し上げて凝縮器周辺の温度上昇を制御する
ことにより、熱交換効率の低下を防止することができ
る。
【0038】また、凝縮器の運転による自然対流効果
で、内水槽内の水は温水が上昇し、冷水が下降するの
で、凝縮器浸漬底部周辺の水は、高温になりにくい。こ
のため、凝縮器は常に効果的に冷却されるうえ、水をポ
ンプ等で強制循環させる必要がなくなり、構造が簡略化
される。しかも機械の運転、水循環音等の騒音が発生せ
ず、静粛な運転が実現できるとともに省エネルギーとな
る。
【0039】さらに、用便後に排水弁のみもしくは給水
弁も同時に開放する弁開放手段とを具備するものとした
ので、熱交換後の温水を外水槽に貯留して用便時に排水
操作したときのみ排水するため、水の有効な利用がで
き、経済的であるとともに、貯留温水を温水状態で使用
することにより、便器洗浄効果を一層向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における便器洗浄用水槽を示
す断面図。
【図2】 内水槽内水位、水温及び外水槽側の排水制御
を行うための電気的構成を示す回路図。
【図3】 第1水位センサで制御された初期水位におけ
る状態を示す断面図。
【図4】 運転時における内水槽の水位と水の自然対流
を示す断面図。
【図5】 センサ部の制御による水道水給水と水位変化
の状態を示す線図。
【図6】 水温上昇に伴う水温センサのON動作により
水位上昇して内水槽からオーバーフローし始めた状態を
示す断面図。
【図7】 図6の状態が進行して外水槽内の水位が上昇
途中にあることを示す断面図。
【図8】 図7の状態が更に進行して第2水位に達し、
第2水位センサにより給水弁を停止して最高水位で制御
された状態を示す断面図。
【図9】 一般的なセパレートエアコンの基本構造を模
式的に示す図。
【符号の説明】
1 室内ユニット 2 室外ユニット 3 圧縮機 4 凝縮器 5 室外送風機 6 放熱器 7 室内送風機 11 便器洗浄用水槽 12 外水槽 13 内水槽 13a オーバーフロー口 15 排水管 16 排水弁 18 給水管 19 給水弁 22 センサ部 23 第1水位センサ 24 第2水位センサ 25 水温センサ 26 排水操作部 27 第1排水スイッチ 28 第2排水スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F25B 39/04 F25B 39/04 H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機から凝縮器及び放熱器を経て前記
    圧縮機へと戻るサイクルで冷媒を循環させて冷房運転を
    行う冷媒回路を有するトイレット用空気調和装置であっ
    て、前記凝縮器を水中に浸漬可能に装着した内水槽と、
    前記凝縮器により熱交換されて昇温し前記内水槽からオ
    ーバーフローした水を貯水する外水槽とからなる2重構
    造の便器洗浄用水槽を具備することを特徴とするトイレ
    ット用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機から凝縮器及び放熱器を経て前記
    圧縮機へと戻るサイクルで冷媒を循環させて冷房運転を
    行う冷媒回路を有するトイレット用空気調和装置であっ
    て、前記凝縮器を内底部近傍に装着した内水槽と、この
    内水槽への給水路を開閉する給水弁と、前記内水槽への
    水供給量を前記凝縮器が水没する最低水位と、内水槽か
    らオーバーフローする状態までの間で前記給水弁を開閉
    制御する給水制御手段と、前記内水槽からオーバーフロ
    ーした水を貯水する外水槽と、外水槽の水を便器へ排水
    する排水手段とを具備することを特徴とするトイレット
    用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機から凝縮器及び放熱器を経て前記
    圧縮機へと戻るサイクルで冷媒を循環させて冷房運転を
    行う冷媒回路を有するトイレット用空気調和装置であっ
    て、前記凝縮器を内底部に装着した内水槽と、この内水
    槽の底部に連通する給水管と、この給水管を開閉する給
    水弁と、前記内水槽内で凝縮器を水没させる最低水位を
    検知する第1水位センサと、この第1水位センサに直列
    接続され前記内水槽からオーバーフローする最高水位を
    検知する第2水位センサと、前記第1水位センサと並列
    接続され内水槽内の水温上昇を検知する水温センサと、
    前記第1、第2水位センサ及び水温センサの検知データ
    に基づき前記給水弁を開閉制御する給水制御手段と、前
    記内水槽からオーバーフローした水を貯水する外水槽
    と、この外水槽の底部と便器とに連通する排水管と、こ
    の排水管を開閉する排水弁と、用便後に前記排水弁のみ
    もしくは前記給水弁も同時に開放する弁開放手段とを具
    備することを特徴とするトイレット用空気調和装置。
JP10181395A 1995-04-26 1995-04-26 トイレット用空気調和装置 Pending JPH08296266A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486580B1 (ko) * 2002-09-13 2005-05-03 엘지전자 주식회사 수냉식 욕실형 에어컨
KR100486579B1 (ko) * 2002-09-13 2005-05-03 엘지전자 주식회사 냉난방 겸용 수냉식 욕실형 에어컨
KR101053825B1 (ko) * 2011-03-11 2011-08-03 (주) 디지털텍 히트펌프 시스템

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