JP4282212B2 - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷媒の凝縮熱により水を加熱して湯を供給可能とするヒートポンプ式給湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給湯装置には、冷媒の凝縮熱により水を加熱して貯湯タンクへお湯を貯溜し、このお湯を蛇口及び浴槽へ供給可能とすると共に、浴槽内のお湯を上記冷媒の凝縮熱により追い焚きして適温に保温する機能を備えたヒートポンプ式給湯装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなヒートポンプ式給湯装置で、追い焚きする場合、例えば、外気温度が低い時等、追い焚きが不十分になるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、例えば、冬場等の外気温度が低い時等であっても、十分な追い焚きを可能にしたヒートポンプ式給湯装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内のお湯を循環させて昇温し、このお湯を貯湯タンク内に貯めて浴槽に給湯可能に構成したヒートポンプ式給湯装置において、上記浴槽内のお湯を浴槽用循環ポンプを備えた浴槽用配管により追い焚き用熱交換器に循環させて追い焚き可能に構成すると共に、上記追い焚き用熱交換器を上記貯湯タンク内に配置した内部タンク内に設け、ガスまたは石油を燃料とした熱源機で生成されるお湯を上記内部タンク内に循環させ、上記貯湯タンク内のお湯の熱、及び上記熱源機で生成されるお湯の熱を追い焚きの熱源としたことを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内のお湯を循環させて昇温し、このお湯を貯湯タンク内に貯めて浴槽に給湯可能に構成したヒートポンプ式給湯装置において、上記浴槽内のお湯を浴槽用循環ポンプを備えた浴槽用配管により追い焚き用熱交換器に循環させて追い焚き可能に構成すると共に、上記追い焚き用熱交換器を上記貯湯タンク内に設け、上記追い焚き用熱交換器を二重管構造として、内管に上記浴槽内のお湯を循環させ、外管にガスまたは石油を燃料とした熱源機で生成されるお湯を循環させる構成とし、上記貯湯タンク内のお湯の熱、及び上記熱源機で生成されるお湯の熱を追い焚きの熱源としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0010】
図1は、本発明に係るヒートポンプ式給湯装置の一実施の形態を示し、貯湯タンク内の水を加熱し湯を貯留するときの回路図である。
【0011】
この図1に示すように、ヒートポンプ式給湯装置10は、ヒートポンプユニット11、給湯ユニット12、蛇口13、浴槽14及び制御装置15を有して構成され、この制御装置15が、ヒートポンプユニット11及び給湯ユニット12を制御する。
【0012】
ヒートポンプユニット11は、圧縮機16、アキュムレータ17及びヒートポンプ熱交換器18が冷媒配管19に順次配設されて、冷媒回路の一部を構成する。冷媒配管19における圧縮機16の吐出側端部は、ユニット間配管20のガス管21に接続される。また、冷媒配管19におけるヒートポンプ熱交換器18側端部は、ユニット間配管20の液管22に接続される。
【0013】
冷媒配管19は、圧縮機16の吐出側とヒートポンプ熱交換器18側とが、電磁弁23を備えたバイパス配管24にて接続されて、吐出冷媒の過剰な高圧が逃がされる。また、ヒートポンプ熱交換器18の近傍には送風ファン25が設置されて、ヒートポンプ熱交換器18へ送風がなされる。
【0014】
前記給湯ユニット12は、貯湯タンク26、給湯用熱交換器27及び追い焚き用熱交換器28を備える。
【0015】
給湯用熱交換器27は、第1切換弁31を備えた冷媒配管29に配設される。この冷媒配管29における第1切換弁31側端部が、ガス側ジョイント30を介してユニット間配管20のガス管21に接続される。また、冷媒配管29における他端部が、液側ジョイント33を介してユニット間配管20の液管22に接続される。これにより、給湯用熱交換器27は、ヒートポンプユニット11の冷媒回路の一部と連結されて、図1の太線Lに示すように、冷媒が循環する冷媒回路が構成される。
【0016】
この給湯用熱交換器27と上記貯湯タンク26とは、給湯用循環ポンプ34及び流量調整弁35を備えた給湯用配管36によりループ状に連結されて、図1の太線Mに示す給湯用循環回路52が構成される。
【0017】
貯湯タンク26の底部には減圧逆止弁37を配設した第1水道水配管38が接続されて、貯湯タンク26内へ常に水道水が供給可能とされる。つまり、貯湯タンク26内に常時水道水圧が作用する。また、貯湯タンク26の天部には、出湯用電磁弁39を備えた出湯配管40が接続されている。
【0018】
給湯用循環ポンプ34の稼働により貯湯タンク26の底部の水が給湯用熱交換器27に送給されると、この給湯用熱交換器27は、送給された水を、ヒートポンプユニット11の圧縮機16から吐出された冷媒ガスが凝縮するときの凝縮熱によって加熱する。この加熱された水(湯)は、流量調整弁35を経て貯湯タンク26の天部へ導かれ、貯湯タンク26内に例えば約60℃の湯が貯溜可能とされる。上述のように、給湯用熱交換器27が凝縮器として機能するときには、ヒートポンプ熱交換器18が蒸発器として機能している。
【0019】
貯湯タンク26内には電気ヒータ41が配設される。この電気ヒータ41は、貯湯タンク26内の湯温を、例えば約80℃に昇温させるものである。また、給湯用配管36には、給湯用循環ポンプ34の上流側にドレンコック42が配設されて、給湯用配管36及び貯湯タンク26内の湯又は水をドレンパン43を介して排水可能とする。更に、給湯用配管36には、貯湯タンク26の上流側にリリーフ手段44が配設されて、給湯用熱交換器27による水の過剰加熱時における圧力が解放可能に設けられる。
【0020】
前記追い焚き用熱交換器28は、貯湯タンク26の内部に設けられた密閉した内部タンク32の内側に配置される。
【0021】
そして、この内部タンク32には、温水配管45を介して、ガスまたは石油を燃料とした熱源機81が接続され、この熱源機81で生成された温水が、図4の太線Nに示すように、内部タンク32内を循環する。
【0022】
この追い焚き用熱交換器28と前記浴槽14とが、浴槽用循環ポンプ46、フィルタ47、水位センサ48、サーミスタ49及びフロースイッチ50を備えた第1浴槽用配管51によりループ状に連結されて、図4の太線Oに示す浴槽用循環回路53が構成される。第1浴槽用配管51には、浴槽用循環ポンプ46の下流側に、バイパス電磁弁54を備えたバイパス配管55が接続されている。
【0023】
追い焚き用熱交換器28は、後述の如く浴槽14に給湯がなされて浴槽14内に湯が張られた場合、浴槽用循環ポンプ46の稼働により浴槽14内の湯を、貯湯タンク26内の湯の熱、及び/又は熱源機81からの湯の熱によって加熱し、追い焚きを実施して、浴槽14内の湯を保温する。
【0024】
ここで、水位センサ48は、第1浴槽用配管51を介して浴槽14に連通していることから、この浴槽14内の湯(水)の水位を検出する。また、サーミスタ49は、浴槽用循環回路53内を湯が循環しているとき、その湯温を検知して、浴槽14内の湯温を間接的に検出する。また、フロースイッチ50は、浴槽用循環回路53内を湯が循環していることを検出する。更に、フィルタ47は、浴槽14内に配設されたフィルタ56と共に、湯を濾過する。
【0025】
前記蛇口13は、図2に示すように、混合制御弁57及びフローセンサ58を備えた給湯配管59と出湯配管40とによって、図2の太線Pに示すように貯湯タンク26に接続される。更に、この蛇口13は、減圧逆止弁61を備えた第2水道水配管60にも接続される。上記フローセンサ58は、給湯配管59内を流れる湯量を検出する。
【0026】
貯湯タンク26には、第1水道水配管38を介して水道水圧が常時作用しているとこから、蛇口13の給湯栓を開くことにより、出湯配管40及び給湯配管59を経て、貯湯タンク26内の湯が蛇口13に給湯される。この蛇口13からの湯は、蛇口13の水道水栓を開くことにより、第2水道水配管60からの水道水と混合されて、蛇口13から供給可能とされる。
【0027】
また、混合制御弁57は、水道水電磁弁62を備えた第3水道水配管63を介して、図2の太破線Qに示すように、第1水道水配管38の減圧逆止弁37下流側に接続される。従って、出湯用電磁弁39及び水道水電磁弁62の開弁操作時には、混合制御弁57の開度制御により、貯湯タンク26及び出湯配管40からの湯と第3水道水配管63からの水道水とが混合されて、蛇口13の給湯栓から給湯される湯温が、例えば42℃に調整される。
【0028】
図3に示すように、給湯配管59におけるフローセンサ58の下流側と、第1浴槽用配管51における浴槽用循環ポンプ46、フロースイッチ50間とが第2浴槽用配管68により接続される。この第2浴槽用配管68には、給湯配管59の側からフローセンサ64、注湯用電磁弁65、リリーフ手段66、逆止弁67が順次配設されている。
【0029】
ここで、フローセンサ64は、第2浴槽用配管68内を流れる湯量を検出する。また、リリーフ手段66及び逆止弁67は、過剰に加熱された湯が第2浴槽用配管68内を流れた時に、その圧力を逃がすものである。
【0030】
浴槽用循環ポンプ46を停止させた状態で、注湯用電磁弁65及びバイパス電磁弁54を開操作すると、図3の太線Rに示すように、貯湯タンク26内の湯が出湯配管40、給湯配管59の一部及び第2浴槽用配管68を流れて第1浴槽用配管51内に至り、この第1浴槽用配管51内で二股に分岐されて、一方がフロースイッチ50、サーミスタ49、水位センサ48及びフィルタ47を経て浴槽14へ、また、他方がバイパス配管55を経て浴槽14へそれぞれ注湯される。第1浴槽用配管51内で二方向から浴槽14内へ注湯することにより、浴槽14に湯を短時間で張ることが可能となる。
【0031】
浴槽14内に貯湯タンク26から適量の湯が注湯されたことが水位センサ48により検出された段階で、注湯用電磁弁65及びバイパス電磁弁54が閉操作される。その後、浴槽14内の湯温が適温以下に低下したことがサーミスタ49により検知されたときに、浴槽用循環ポンプ46が稼働し、浴槽用循環回路53内を循環する湯が、追い焚き用熱交換器28により追い焚きされて、浴槽14内の湯が保温される。
【0032】
このように、貯湯タンク26から浴槽14へ適温の湯を適量給湯し、その後所定時間、浴槽14内の湯を追い焚き用熱交換器28により適温に追い焚きして保温する運転を、浴槽自動運転と称する。
【0033】
前記制御装置15は、ヒートポンプユニット11における圧縮機16の運転(容量制御を含む)及び停止、電磁弁23の開閉、給湯ユニット12における第1切換弁31の切換、給湯用循環ポンプ34及び浴槽用循環ポンプ46の稼働又は停止、出湯用電磁弁39、バイパス電磁弁54、水道水電磁弁62及び注湯用電磁弁65の開閉、流量調整弁35及び混合制御弁57の開度、電気ヒータ41への通電等をそれぞれ制御して、ヒートポンプユニット11及び給湯ユニット12を制御する。
【0034】
このうち、制御装置15は、図5に示すように、上述の浴槽自動運転が解除された時、または浴槽14から湯が排水されたことが水位センサ48により検出された時に、出湯用電磁弁39及びバイパス電磁弁54を閉操作し、水道水電磁弁62及び注湯用電磁弁65を開操作し、浴槽用循環ポンプ46を連続稼働させる。これにより、図5の太線Sに示すように、水道水が第1水道水配管38、第3水道水配管63、給湯配管59の一部及び第2浴槽用配管68を通って、第1浴槽用配管51の浴槽用循環ポンプ46へ至り、この浴槽用循環ポンプ46で加圧され、この加圧水が追い焚き用熱交換器28内へ強制的に圧送された後、浴槽14内へ流出する。
【0035】
この結果、追い焚き用熱交換器28内の管内壁に付着した垢等の付着物が加圧水により除去されて追い焚き用熱交換器28が洗浄されると共に、第1浴槽用配管51内の洗浄も実施される。
【0036】
従って、上記構成によれば、次の効果を奏する。
【0037】
浴槽自動運転の解除時、又は浴槽14から湯が排水された時に、追い焚き用熱交換器28と浴槽14とをループ状に連結する浴槽用循環回路53に配設された浴槽用循環ポンプ46を連続稼働させ、追い焚き用熱交換器28へ加圧水を供給してこの追い焚き用熱交換器28を洗浄することから、加圧水を、圧力損失の比較的大きな追い焚き用熱交換器28内へ強制的に流すことにより、この追い焚き用熱交換器28内の管内壁に付着した垢等の付着物を好適に除去でき、追い焚き用熱交換器28の熱交換効率を良好に確保することができる。
【0038】
また、例えば、制御装置15は、追い焚き用熱交換器28の洗浄を、浴槽自動運転解除の度に、または浴槽14から湯が排水される度に実施してもよい。この場合には、次の効果を奏する。
【0039】
追い焚き用熱交換器28の洗浄を、浴槽自動運転の解除の度に、または浴槽14から湯が排水される度に実施することから、追い焚き用熱交換器28の管内壁に垢等の付着物が付着する度にこの付着物を直ちに除去できるので、管内壁に付着物が付着した状態を回避でき、追い焚き用熱交換器28の熱交換効率を常に良好に確保できる。
【0040】
また、制御装置15は、追い焚き用熱交換器28の洗浄の際に、浴槽用循環ポンプ46を断続に稼働させてもよい。この場合には、次の効果を奏する。
【0041】
追い焚き用熱交換器28の洗浄の際に、浴槽用循環ポンプ46を断続に稼働させることから、追い焚き用熱交換器28へ供給される加圧水の圧力が変動し、この加圧水の圧力変動に基づく衝撃波によって、追い焚き用熱交換器28の管内壁の付着物をより一層好適に除去できると共に、浴槽14内に湯が残っている場合にも、追い焚き用熱交換器28以外の第1浴槽用配管51内の残湯を押し出すことができる。
【0042】
本実施形態では、図4に示すように、追い焚き用熱交換器28を貯湯タンク26内に設け、この貯湯タンク26内のお湯の熱を追い焚きの熱源としたため、熱源の共用化が図れ、貯湯タンク26内の湯温が一定温度以上である限り、この熱を利用して常時風呂の追い焚きが可能になる。
【0043】
また、貯湯タンク26内のお湯の熱以外の追い焚きの熱源、すなわち、ガスまたは石油を燃料とした熱源機81で生成されるお湯の熱(内部タンク32内のお湯の熱)を追い焚きに利用することができる。
【0044】
この熱源機81は、暖房温水生成用の熱源機であり、通常、この熱源機81には別に温水床マットや温水エアコン等が接続される。
【0045】
従って、暖房時では、この熱源機81からの温水の温度は瞬時に昇温するし、例えば、冬場等のように外気温度が低い場合も、その湯温はかなり高温になるため、能力不足がなく、十分な追い焚きが実施される。
【0046】
図6は、別の実施形態を示す。
【0047】
この追い焚き用熱交換器128は貯湯タンク26内に設置され、二重管構造となっており、外管128Aおよび内管128Bを有する。そして、この内管128B内には熱源機81で生成される追い焚き用のお湯が循環し、外管128A内には浴槽14内のお湯が循環する。内管128Bは平面視でリング状を呈しており、内管128B内に流入したお湯は内管128B内を貯湯タンク26の周方向に流れて流出する。外管128Aもまた平面視でリング状を呈しており、外管128A内に流入したお湯は、同じく外管128A内を貯湯タンク26の周方向に流れて流出する。上記の構成に限定されず、内管128B内に浴槽14内のお湯を循環し、外管128A内に熱源機81で生成される追い焚き用のお湯を循環させることも可能である。
【0048】
本実施形態では、冬場等のように外気温度が低い場合も、湯温はかなり高温になるため、十分な追い焚きが実施されると共に、追い焚き用熱交換器128の構造が簡素化される。
【0049】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、追い焚き用熱交換器を貯湯タンク内に設け、この貯湯タンク内のお湯の熱を追い焚きの熱源としたため、この貯湯タンク内の湯温が一定温度以上である限り、この熱を利用して追い焚きが可能になる。
【0050】
また、貯湯タンク内のお湯の熱以外の追い焚きの熱源、例えば、ガスまたは石油を燃料とした熱源機で生成されるお湯の熱を追い焚きに利用すれば、例えば、冬場等のように外気温度が低い場合も、その湯温はかなり高温になるため、能力不足がなく、十分な追い焚きが実施される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るヒートポンプ式給湯装置の一実施の形態を示し、貯湯タンク内の水を加熱し、湯を貯溜するときの回路図である。
【図2】蛇口から給湯するときの回路図である。
【図3】浴槽へ給湯するときの回路図である。
【図4】浴槽内の湯を追い焚きして保温するときの回路図である。
【図5】追い焚き用熱交換器を洗浄するときの回路図である。
【図6】別の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ヒートポンプ式給湯装置
11 ヒートポンプユニット
12 給湯ユニット
14 浴槽
15 制御装置
16 圧縮機
18 ヒートポンプ熱交換器
26 貯湯タンク
27 給湯用熱交換器
28、128 追い焚き用熱交換器
46 浴槽用循環ポンプ
53 浴槽用循環回路

Claims (2)

  1. ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内のお湯を循環させて昇温し、このお湯を貯湯タンク内に貯めて浴槽に給湯可能に構成したヒートポンプ式給湯装置において、
    上記浴槽内のお湯を浴槽用循環ポンプを備えた浴槽用配管により追い焚き用熱交換器に循環させて追い焚き可能に構成すると共に、上記追い焚き用熱交換器を上記貯湯タンク内に配置した内部タンク内に設け、ガスまたは石油を燃料とした熱源機で生成されるお湯を上記内部タンク内に循環させ、上記貯湯タンク内のお湯の熱、及び上記熱源機で生成されるお湯の熱を追い焚きの熱源としたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. ヒートポンプを構成する凝縮器に貯湯タンク内のお湯を循環させて昇温し、このお湯を貯湯タンク内に貯めて浴槽に給湯可能に構成したヒートポンプ式給湯装置において、
    上記浴槽内のお湯を浴槽用循環ポンプを備えた浴槽用配管により追い焚き用熱交換器に循環させて追い焚き可能に構成すると共に、上記追い焚き用熱交換器を上記貯湯タンク内に設け、上記追い焚き用熱交換器を二重管構造として、内管に上記浴槽内のお湯を循環させ、外管にガスまたは石油を燃料とした熱源機で生成されるお湯を循環させる構成とし、上記貯湯タンク内のお湯の熱、及び上記熱源機で生成されるお湯の熱を追い焚きの熱源としたことを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
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